中国はなぜ崩壊しないのか?
チュニジアで起きた「ジャスミン革命」がエジプトに波及し、ムバラク独裁政権は風前の灯です。
では、なぜ、長期にわたり強固な強権的支配システムを築き上げてきた両独裁政権が、一気に崩壊、あるいは崩壊寸前になっているのか?
それは、まず第一に格差です。
独裁者とその周辺だけが潤い、一般庶民は貧しいまま。
次に支配政党と役人の腐敗です。
警察官も賄賂次第。
賄賂が払えないと、ひどい目に会わされる。
そして政治的抑圧。
政権批判はタブーで、反体制派だけではなく、人権活動家でさえ殺害されたり投獄されたりする。
が、これだけでは革命は起きませんでした。
両政府とも、脱宗教、世俗化を進めるため教育に力を入れ、インターネットを普及させました。
実は、これが命取りになったのです。
学生や知識人が増え、メディアを統制しても、彼らはネットで情報を仕入れ、ネットで情報を拡散させた。
チュニジア政府もエジプト政府も、ネットが権力を脅かすなんて考えていなかったのです。
イスラム圏の政治的対立の構図は、軍をバックにした世俗権力とイスラム原理主義に基づく政治勢力の争いでした。
が、チュニジアもエジプトも宗教勢力は影が薄い、少なくとも革命の主体になれていない。
これも、両国において、知識層が拡大し、影響力を強めていることの証でしょう。
もちろんエジプトは、パレスチナのハマスを生み出したムスリム同胞団発祥の地であり、その影響力は無視できません。
が、彼らの支持者は全体の2割程度に止まっている。
それだけ社会のレベルが高いわけです。
------------------------------------------------------------------
ところで、チュニジアやエジプトの例は、中国にそっくりですね。
極端な格差。
共産党官僚と役人の腐敗。
賄賂の横行と警察権力の横暴。
政治的抑圧と人権弾圧。
まさに、そっくりです。
インターネットが普及し、教育水準も上がっている。
ものを言う知識人も増えています。
このあたりも、チュニジアやエジプトに似ています。
が、決定的な違いがあります、両国と中国の間には。
まず、インターネットが権力によって完全に管理されている。
情報統制が徹底しているのです。
次に、個人が何十年も独裁権力を振るうという体制ではありません。
鄧小平以降、中国の最高権力者は定期的に交代しています。
また、江沢民と朱鎔基、胡錦濤と温家宝というように、党と行政の権力分担がうまくできています。
つまり、チュニジアやエジプトと違って「個人による独裁ではない」ということです。
中国では、エジプトの大規模デモなどは報道されていないそうです。
つまり情報の遮断です。
が、中国で小規模な暴動は多発しても、大規模な反乱が起こらないのは、情報の遮断、隔離だけではありません。
上記のように、支配システムが、アラブ諸国に比べて巧妙にできているのです。
だから、民衆の不平や不満は、目の前にいる地方の役人や地方の党官僚に向かっても、中央にまで波及しないのです。
私は、再々、「中国は間違いなく崩壊する」と書きましたが、支配システムの巧妙さがそれを防いでいるのです。
それと、もっと決定的な理由があります。
かつて、産経新聞の福島香織さんは、胡錦濤は「正真正銘の清官( クリーン)」だと書いていました。
聞くところによると、温家宝も同じだそうです。
ベンアリもムバラクも、その家族と取り巻きも、みんな個人的な蓄財に励み、豪華な暮らしをしています。
が、胡錦濤や温家宝はそうではない。
だから、なおさら民衆の怒りは、地方でのさばる党官僚や役人、それと結託した一部の成金に向かうわけです。
中国では、田舎から出て来て、北京の中央指導部に直訴しようとする民衆の姿がよく見られます。
これも、民衆が、未だ胡錦濤や温家宝に幻想を抱いていることの証でしょう。
------------------------------------------------------------------
では、中国は崩壊しないのか?
中共による独裁は磐石なのか?
それは違います。
間違いなく中共体制は崩壊します。
完璧な情報統制、
権力者の定期的な交代、
清廉な最高権力者、
これらは、アラブ諸国の独裁政権とは明らかに違います。
が、これだけでは体制は維持できません。
私は、これまで、どんな崇高な革命もパンから起きる、と書きました。
イデオロギーに基づく、あるいは宗教に基づく革命も、原動力は「理念」ではなく「パン」でした。
人間は生きることが本能です。
食えなければ死んでしまいます。
だから、食えない社会は転覆させられるのです。
今の中国は、富裕層はごく一握りです。
4億3千万人が中間層、
7億5千万人が貧困層、
1億5千万人が絶対的貧困層、
大雑把に分ければ、そんなところです。
とすれば、貧困層以下が9億人もいる、革命が起きてもおかしくない、と思われるでしょう。
が、そうではありません。
中国は、リーマンショックの翌年を除いて、年率10%前後の高成長を長年にわたって維持しています。
昨年はGDPで日本を抜き、世界第2位の経済大国になりました。
この間、中間層は増え続け、貧困層は減り続けています。
私が、このブログを立ち上げた頃と比べて、絶対的貧困層も1億人は減少しています。
つまり、中国の格差は、我が国などと比較すると絶望的なまでに大きいのですが、それでも民衆の生活は日々向上しているわけです。
経済的ファンダメンタルズは、いつ崩壊してもおかしくないくらいの状況にあり、社会の矛盾も深化する一方ですが、それでも庶民の暮らしは前よりはマシになっている―
だから中共体制は維持されているのです。
------------------------------------------------------------------
中国のGDPにおける貿易依存度は45%にのぼります。
で、貿易黒字は世界最大です。
これは、何を意味しているのか?
つまり、中国経済は輸出で成り立っているということです。
これの原動力が、いびつなまでの人民元安です。
米国は、40%も過小評価されている、と指摘しています。
こんな、いびつな元安がいつまでも維持できるわけがありません。
中国の貿易依存度は、数年前は65%もありました。
これが20%も減少したのは内需の拡大、つまりバブルのおかげです。
で、このバブルは、いびつな元安がもたらしている。
元安を維持するために為替介入を繰り返し、大量の元を放出する、これが過剰流動性を生み出し、溢れたマネーがバブルを誘発する、
つまり、輸出-元安-バブルは密接に関連しているのです。
中国経済の高度成長は、輸出とバブルに支えられていると言っても過言ではありません。
で、その両方が元安のおかげ。
逆の見方をすれば、人民元が適正な水準まで上昇すれば、輸出もバブルもはじけてしまうということです。
そうはさせじ、と中共は頑張るでしょうが、既に不動産市場は供給過剰で、先行きは不透明です。
必死で為替介入を繰り返しても、その間にバブルの方が崩壊する可能性もあります。
そうなれば中国経済は終わりです。
輸出が落ち込めば、あるいはバブルが崩壊すれば、中共体制の根幹を支えている―「庶民の暮らしは前よりはマシになっている」という環境が失われてしまいます。
逆に、民衆が「パンを求めて立ち上がる」状況が生まれるわけです。
そうなれば、行き着く先はチュニジアやエジプトと同じです。
今の中国は、パンパンに膨れ上がった風船のようなものです。
針で一突きすれば破裂する。
------------------------------------------------------------------
チュニジアはともかく、エジプトが今のような状況になるなんて誰が想像したでしょう?
恐らく米国も予想できなかったと思います。
それが一気にこうなる。
メシが食えなくなると、状況は、あっという間に激変するのです。
今、中共は、エジプト情勢を固唾を呑みながら見守っているはずです。
ソ連が崩壊した時のように。
あの時は、改革・開放で乗り切りました。
さて、今度はどうするのか?
中国から目が離せなくなる、間違いありません。
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小沢元代表らを告発=市民団体、規正法違反容疑で-大阪
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011020400641
関連情報
【迂回献金疑惑 民主・樽床衆院議員を告発】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-19/2011011915_01_1.html
果てしなく広がる「政治とカネ」の疑惑、地域有権者に
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局・マスコミを糾弾しよう。
この国を愛する愛国保守の日本人有権者は立ちあ
がれ。
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投稿: 愛信 | 2011/02/04 18:21
エジプトへ「ジャスミン革命が波及」して、中国へ波及しないのか?
ネットの管理もあるでしょうけれど、宗教の力の方が大きいと思います。
エジプトはイスラムはもとより、コプト教徒(キリスト教の一派)やカトリック、プロテスタントなど様々な宗教が生きています。
それらの宗教に共通するのは平等とか、富める者は貧者を助けるとかですね。
中国にそれらは有りません。
中国人は自分一人だけが良ければ、後はどうなろうと知ったこっちゃない、という者がほとんどでしよう。
そういう者は武力で抑えつける事は可能です。
中国の指導部が恐れているのは、自分の為だけではなく、『世の為、人の為』に行動する集団が現れる事でしょうね。
この意味で法輪講や他の宗教系の団体を弾圧するのは良くわかりますね。
多分、宗教のかわりに中国に現れるのは、地縁や血縁を中心にした集団でしょう。(この場合の地縁は言葉の共通性を含みます)
それらが新たな中国の覇権を争っていくことになる、と考えています。
(尖閣以後)中国は攻勢限界点を超えて、分裂の過程にはいった、と私はみています。
今年、来年と中国内部では権力闘争が熾烈になっていくでしょう。
そして、人民の眼をそらすため日本に対する風当りも激しさを増すと思われます。
一刻もはやく、民主党を打倒し、まともな外交を取りも出さなくては日本の未来は暗いですね。
投稿: みやとん | 2011/02/04 21:03
中国がこのまま順調に発展すれば、やがては米国を圧倒する力を持ち、世界を支配しようとするでしょう。中国人の民族性を考慮すれば、間違いなく世界は悪夢を見ることになります。
米欧日などの連合国と中国との間で激しい利害対立が生じ、最悪の場合、第三次世界大戦が勃発するかもしれません。
そのような人類の悲劇を避けるには、今、中国が潰れるほかありません。中国の発展が止まらなければなりません。それは中国国民自身の手によってなされなければなりません。
中国国民が立ち上がるのは、中国経済が停滞する時です。不動産バブルがはじけるか、インフレがさらに悪化するか、そのどちらかでしょう。
失業が増大し、将来への夢と希望が消え去るとき、人々は立ち上がります。
中東情勢が悪化して石油供給に不安が生じれば、石油価格や食料などが暴騰して世界に狂乱インフレが吹き荒れることになります。
影響を受けるのは中国だけではありませんが、中国が崩壊すれば、世界はより大きな悲劇から救われることになります。
そういうわけで、中東騒乱がもたらすのは悲劇ではなく福音かもしれません。
投稿: 五郎 | 2011/02/04 21:41
な~るほど。私はいつも「支那豚の楽園」というブログを読んでいて、中国国民の悲惨な暮らしを知る度に、中国の国民はよく我慢していられるなと不思議に思っていたのですが、「昨日より今日の暮らしがわずかに良くなっている」という状況や国のトップが質素な暮らしをしていれば、やはり「今を耐え忍ぶ」でしょうね。
やっと、「なぜ、中国はなかなか崩壊しないのか?」の疑問が解けました。ありがとうございました。
でも、天安門事件の時、中国共産党の危機を救ったのは、竹下登、金丸信、小沢一郎、加藤紘一、宮沢喜一という自民党与党でしたよね。
また、日本国の首相が靖国神社参拝できなくなったり、中国人の大量受け入れするようにしたり、日中友好会館なる工作機関を多く設置するように働きかけたのは、中曽根康弘という元首相でしたよね。
菅首相も今回、日中関係の改善のために「中国問題懇談会」というのを設置したようです。御手洗・前経団連会長や資生堂相談役、電通名誉相談役など、中国に進出している企業の経済界を中心とした有識者が議論するそうです。
なんだか、中国共産党の独裁を延命させているのは、他ならぬ日本政府なんじゃないかと思ってしまいます。
投稿: ちゃお | 2011/02/04 22:00
中国が分裂するといっても、分裂の仕方によっては、日本の国益や安全保障を毀損する可能性の方が高い。
今、日本国内に、中国人や日本に帰化する中国人がいる。レンホーやアグネスなどがそう。
日本国内の「中国人」は「トロイの木馬」であると思われても仕方ない(何も病的な被害妄想と今では思われないでしょう。北京オリンピックの時、日本の警察は中国人の味方をしていたのですから、その他)。
中国が分裂すれば、中国が持っている米国債はどうなる
のでしょうか?よく、米国債を中国が一番多く持っているから、「米国債を売り払う」とアメリカを脅迫すれば
中国が尖閣諸島に上陸して、竹島や北方領土がやられた
ように、やられてしまう(アメリカは助けてくれない)
という見方をする人がいますが、米国債って、ある程度
売り払おうとすれば、値段が暴落する。また、売ろうにも、誰が買うのでしょうか?米国債こそ一度買えば売るに売れない「究極の不良債権」であるという人もいる。
それが日本にとっていいのか、悪いのか分かりませんが
中国はこれから、かつて日本が味わった「バブル崩壊」
「バブル敗戦」「失われた20年」の道を歩むことが、
確定したらしいです。
投稿: 金田正男 | 2011/02/04 22:26
択捉、国後両島の駐留部隊の装備近代化 露国防相のが北方領土訪問
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110204/erp11020422440014-n1.htm
昨年11月のメドベージェフ大統領の訪問以来、ロシア
では閣僚の北方領土視察が相次いでいる。
【関連情報】
柴山昌彦(自由民主党・無所属の会) 16時 23分 38分
中盤の枝野内閣官房長官に関する部分
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40764&media_type=wb&lang=j&spkid=19621&time=07:29:52.1
日本人社会の破壊を企む破壊者が政治、経済、軍事
の多方面を侵略している。
侵略者を手引きしているのが反日売国民主党に創価
学会公明党が支配した捏造報道、虚偽報道を繰り返
している反日売国テレビ局・マスコミ
【前航空幕僚長の国防問題の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj10.cgi
【前航空幕僚長の国防問題タイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。
投稿: 愛信 | 2011/02/05 00:04
金田正男様、はじめまして、
米債についてですが、中韓を知りすぎた男のブログで1月28日、危険な幻想から覚めたオバマ、に日米ロ中の密約として私が書きこんだものが有りますので、読んでいただければ幸いです。
投稿: ケッセルリング | 2011/02/05 04:05
今の菅(民主党)政権は、最早、中国の出先機関と言っては言いすぎであろうか?産経新聞2月5日朝刊によれば、1月14日に石垣市が開いた「尖閣諸島開拓の日」記念式典に民主党から出席もメッセージもなかった。1月7日に民主党岡田克也幹事長あてに招待状を郵送していたにもかかわらずである。民主党の幹事長室は「案内状の受領を確認できていない」との由。日米の密約問題同様、お得意の徹底検証を行って欲しいものである。己に都合の悪いものはネグレクトする民主党は完全に中国の共産党(かつてのナチス党)である。中国にお世話になっている岡田克也幹事長(民主党)に、たとえ日本が正しく、中国がどんなに理不尽な行為を行っても、中国に物申すことを望むことが愚かしいことですね。
朝早くから、血圧が上がる出来事ばかり困ったものです。
投稿: 道産子爺 | 2011/02/05 06:59
中国共産党が曲がり無しにも「共産」主義であったのは
毛沢東が文化大革命なる非人道的暴挙を行った時が最後だった気がする
その後の中国は「共産」主義でもなんでもない単なる一党独裁政権
「敗戦国日本」の長らく続いた一党独裁政権とは異なり
中国のそれは民主主義に基づくものではなく全く異質のものである
北朝鮮のような世襲制こそ起きなかったが
中国の世代交代も本質的には変わりがない
現在の中国は東アジア、ひいては世界の覇権を手中に収めようと余念がない
ソビエト連邦が健在であった時代は中国なぞは貧民の集団にすぎず
赤を敵対勢力とした米国ですらソ連の対抗勢力として利用したほどである
それが今や(悲しむべくことに日本のODAやら技術提供を糧に)
世界第二位の経済大国と成り上がった
もっとも国民一人当たりでの所得が上がった訳でもなんでもなく
貧富の差は現在日本の抱えている貧富の差とは比べようがないものがある
チュニジア・エジプトと連鎖した倒幕の動きが中国に連鎖しないように
中国「共産(一応)」党の幹部は戦々恐々としているかもしれませんな
小沢の馬鹿の進退が国内のトップニュースになる日本は…
情けないとしか言いようがないですな
投稿: 不惑 | 2011/02/05 07:00
かって北朝鮮が、「北朝鮮が崩壊するときは世界の終わりだ。核兵器を使って世界も崩壊させてやる。」と言った意味の発言をしていました。中国崩壊に備えて、今から準備しなくてはなりません。軍の暴走と核兵器の使用は抑えられるでしょうか。「他人の痛みなど知ったことか」が中国人だとすれば、簡単に核兵器を使いそうです。また北朝鮮も一緒に崩壊するでしょう。
「一人も難民を入国させない」どころか、民主党は百万人単位で中国人や韓国人を日本に入れそうですが、それはまちがいでしょうか。難民が一番恐いです。ベトナムのボートピープルは、周辺国の巡視艇に銃撃された例もあったそうですが..。中国からの千万人単位の難民を抱える国力は日本にはありません。無責任な民主党の早期崩壊を強く希望しています。
投稿: 普通の国民 | 2011/02/05 10:16
京山に植物工場完成 両備HD 太陽光発電を利用
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011020200355366/(動画あり)
太陽光発電の電力を使っているが、近い将来は海から
無限に取り出せる水素で発電する燃料電池に変わる
だろう。
【植物工場の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/sgr/sgr0.cgi
【植物工場のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。
投稿: 愛信 | 2011/02/05 11:03
中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』が日本のアニメの代表とか言って喜んでる人って、バカですか?
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=231
投稿: NANA | 2011/02/05 11:39
世界は中国の巧妙な罠に嵌まり、中国に幻想を抱き、甘やかしてきた結果、人類がかって経験したことのない、法治精神やモラルなど皆無の危険極まりない怪物を作り上げてしまいました。
世界は今後この超異常な怪物とどう向き合うかという極めて大きな課題を抱え込んでしまいました。
もはやこの怪物は外部からの攻撃で倒すことは不可能なように思います。
しかし、この怪物は内部に極めて大きな問題を抱えています。身体の中には生命を脅かすような大きな癌細胞が至るところにできています。遠回りにこの怪物が衰え、倒れるのを生温かく見物していればよいのではないかと思います。援助などもってのほかです。民間企業が怪しい誘惑に駆られて中国投資をするのは自由。しかしあくまでも自己責任で。従業員や家族まで巻き添えにしないで欲しいものです。
投稿: 靖国 | 2011/02/06 13:16
> 坂様、
珍しく、チョッと外した分析ですね。 今回のチュニジアやエジプトと中国の差は、軍隊の統治と掌握の差でしょう。
まぁ、ムバラク大統領も不完全ながらまだ軍を掌握しているので、一気に政府転覆とはならないとの見方が一般的です。
中国が崩壊する時は、党中央が解放軍や武装警察を掌握できなくなった場合とお解かりの事と思いますが、如何でしょうか?
あまり目立った情報とはなりませんでしたが、天安門事件での解放軍上層部の不満の匿名リークがありました。 それは、
軍としては、学生他の国民に銃を向ける事には反対したが、党中央の決定に従って行動した。しかし、その結果は国民の憎悪の対象とされ、真相が語られる事は無く、軍として汚名を残したままとなってしまった。
というものです。 解放軍に配置している政治委員によるシビリアンコントロールが効かなくなる時が崩壊の時とは皮肉ですね。
投稿: ムフフ | 2011/02/07 12:01
分析を外しているのはどちらですかね。
人民解放軍は国軍ではなく、中共の完全支配下にある党軍であることをお忘れなく。つまり党と軍をセパレートして捉えるのは完全な誤りです。将軍クラスは党中央軍事委員会に所属する委員であり、軍は国民に忠誠を誓っているのではなく、党に忠誠を誓っている。従って党のコントロールが効かなくなる時などあり得ません。あるとすれば軍事クーデターしかないでしょうが、軍事費を増大させ、軍を優遇していられる限りはクーデターの可能性も極めて低いでしょう。
そのような状況が生まれるには、中共の経済成長が止まり、軍事費削減に追い込まれる必要があります。その意味で坂氏の「メシが食えなくなると、状況は、あっという間に激変するのです」という分析は正しい。そのために人民元安をなんとか是正させなければなりません。
中共人民はその場の「面子」は気にしても「汚名」などほとんど気にしません。日本人とは全く異質な民族であることも知っておく必要がありますね。
投稿: やす | 2011/02/09 15:44
> やす殿
う~ん、困りましたね。 最初に、色々な情報や知識に接っすること、世の中の動きはそう単純化して捉えず複眼的に観ること、このふたつをお勧めします。
先ず、解放軍の中の構成をお調べ下さい。中に軍務を管掌する将軍・将校と政治委員と呼ばれる党務を管掌する将軍・将校がおります。 つまり、党の軍事委員会をTopとする指揮命令系統の他に、各階層毎の軍組織単位に行動を掌握しながら統制する二重構造になっております。
単純に「軍人が党に忠誠を誓っている」との表面的な解釈は無意味でしょう。
また、暫く前に梁光烈国務委員兼国防相から党の軍ではなく国軍に改変すべきだとの意見書がでて、解放軍機関紙に解放軍の国軍化は不可との論説が出たのを御存知ですよね。 その他にも、軍人側から国軍化への声が出ている事がモレ伝わってきております。
尤も、国防相の国軍化の意見書も色々な裏があり、前主席と現主席の政治闘争が主目的との見方が一般的です。⇒ 党紀維持の論説が解放軍総政治部主任から出され、解放軍の中での闘争駆け引きの沈静化へ
やす殿は、解放軍将校と話しをしたことがありますか? 私が話した事のある将校は政治と距離を置く方で軍人というより殆どビジネスマンでしたが。(解放軍は色々な企業を経営しているのはご存知でしょう。)
解放軍の中で政治委員が幅を利かせているのを快く思っていない軍人からの批判があると聞いたことがありますが、まぁ、利権闘争か政治闘争かの為かは不明でした。
以上、党への忠誠や軍予算等のステレオタイプ的な話のみで考えるのはいかがなものかと。
最後に、中国人がその場の面子のみを重視するというのはチョッと違うのでは? 「避諱」という言葉の意味とをお調べする事をお勧めします。この為に中国人は虚言を言うのだという論もありますよ。汚名という概念とその忌避を対応させ、再度、御考察の程を。
投稿: ムフフ | 2011/02/10 09:58
北朝鮮や支那の歴史を見ると、支那ではたとえ餓死者が数千万人出ても「国が崩壊した状態」とは定義できないのではと思います。普通の国だったら十分崩壊と言えるでしょうけど。バブルが崩壊して餓死者が出ようが水爆の打ち合いを始めようが共産党が現在の国境さえコントロールできていれば崩壊ではないでしょうね。
唯一の可能性として支那が崩壊する場合はユーゴと全く同じシナリオになると思います。例えばの話で根拠はありませんが、広東省(スロベニア)と福建省(クロアチア)が独立宣言、中共(セルビア)はいまいち手を出せず。そこで四川省や湖南省(ボスニア)も独立しようとするが、何年も内戦が続き大量虐殺が行われる。嫌々中共に従っていた湖北省(モンテネグロ)や陝西省(コソボ)もついに離脱。東北が満州国として復活、中共は内戦の荒廃と分裂でGDP世界2位から135位に転落、北京、河南省、河北省だけで細々とやっていく。
これで大雑把な欧米人がこれで夢から覚めて、支那など元々国家であった事は一度も無かった事を理解してくれればと思います。ソ連人なんてのがもういないのと一緒で、将来は「広東人が」、「北京人が」、「満人が」というような時代が来ると思います。
さてこうなったら日本のマスコミや左翼は誰の味方になるんでしょうね。最後まで民族浄化するようなセルビア支持ですかね?まあこういうやつらは単純だから元中華連邦の中で、一番反日的な国の味方をするのでしょう(笑)。
ただ中共以外では毛沢東の銅像なんて倒された挙句、教科書では虐殺者とされるかもしれませんし、チベット・ウイグルや法輪功はモサドのように江沢民とその残党狩りを行うでしょう。
朝日新聞とか本当にどうするのでしょうかね。まあその頃は新聞なんて誰も買わなくなって倒産しているでしょうけど。
投稿: メタルヘッド | 2011/02/10 14:49
コメント欄の方々、見苦しいですよ?
投稿: フレッシュ | 2011/02/11 05:50
ヨハネ黙示録に出てくる、最後の審判には神に滅ぼされる赤い竜は中国かもしれませんね。現在の中国の状態を見ましたが、まさに終末の光景で、黙示録に出てくる滅びの光景を彷彿とさせます。「赤」の「竜」とはまさに中国を暗示してませんか?面白い符合だと思います。最後の審判は訪れるだろうし、審判が下る日は近いと自分は見ますね。
投稿: しん | 2011/02/19 10:16