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2011/02/13

「大国崛起」 現代のナチス=中共

中国から帰化した石平氏は、
1989年6月に起きた天安門事件をきっかけに、
中国を「あの国」と思うようになった、
そうだ。
そして今、石平氏は、
中共が独裁支配するこの国を
世界史上もっとも卑劣にしてもっとも恐ろしい「ならず者国家」
と呼ぶ。

私は、この「ならず者国家」という表現に同意する。
が、「ならず者国家」と言えば、北朝鮮もそうだ。
サダム・フセインが支配した、かつてのイラクも同様である。
しかし、今の中国は、北朝鮮やフセインのイラクとは明らかに違う。
私は、この国を「現代のナチス」だと思っている。

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中国は、今や、その野蛮な領土拡張欲を隠そうともしない。
自国より軍事力が上で、やはり強欲な国であるロシアとは、2005年に領土問題を解決した。
基本は、係争地の中間線を国境とするものだった。
が、インドとは未だ未解決のままで、現状は硬直状態にある。
そして、南シナ海では、強引に西沙諸島や南沙諸島の島嶼を武力占拠し、実効支配を着々と拡大している。
これは、周辺諸国が軍事的、経済的に中国より劣るからである。
つまり、強きには妥協し、対等に近い国とは現状を凍結し、弱きには一方的に力を行使する、
これが、今の中国である。

東シナ海も同様である。
中国は、沖縄近海(沖縄トラフ)までを自国の領海であると主張している。
そして、日中の中間線あたりで、天然ガス田の開発を強引に開始した。
尖閣諸島も、1970年代になって突如として自国領と言い始めた。
今や、大量の中国漁船がその周辺海域で違法操業を繰り返している。
ベトナムとは、大陸棚自然延長論が自国に不利なので、両国の中間線でトンキン湾における領海を確定させた。
が、我が国に対しては大陸棚自然延長論が有利なので、中間線が境とは頑として認めない。
つまり、相手によって、根拠となる論理を平然と使い分けるのである。

Eez_2

上の画像を見てほしい。
中国の言い分に従えば、まさに沖縄のすぐ近くまでが中国領。
今では、等距離・中間線原則が世界の主流となっている。
にもかかわらず、中国は大陸棚自然延長論を頑として譲らない。
平湖ガス田や春暁ガス田は、我が国の領海にまで広がっていることは間違いない。
これを侵略、資源の強奪と呼ばずして何と言うのだろう。
が、この問題に毅然とした態度を示したのは、2003年9月に経産相に就任した中川昭一だけだった。

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中国は、近隣諸国との摩擦も辞さずに、強引に南シナ海や東シナ海で領土を拡張しようとしている。
アフリカ諸国やビルマに経済援助を行い、石油などの天然資源や森林資源を独占しようとしている。
南シナ海ではインドネシアやフィリピンの領海に、東シナ海では我が国の領海に、黄海では韓国の領海に侵入して海洋資源を乱獲している。
なぜなのか?
年率10%もの高度成長を長年にわたって続ければ、当然こうなる。
そして、今後とも高度成長を維持するためには、世界中の天然資源や森林資源、海洋資源を漁り続けなければならない。
では、どうして、ここまでして高度成長を続ける必要があるのか?
それは、中共体制にとって高度成長が死活的な問題だからである。

中国の今は、我が国とは比較にならないほどの格差社会である。
13億人のうち9億人が貧困層で、さらに1億5000万人は1日1ドル(100円)以下の生活を強いられている絶対的貧困層だ。
医療保険も、大都市で約7割しか加入しておらず、圧倒的な人口を抱える農村部では実質的に無保険の状態。
また、賄賂が横行し、役人の横暴ぶりは、しばしばニュースになるほどである。
炭鉱事故が多いのも、共産党官僚や役人が裏で絡んでいて、違法状態にある炭鉱が後を絶たないためだ。

地方の共産党官僚や役人の横暴・腐敗に対しては、年間約8万件の暴動が起きている。
それでも、その矛先は中央には向かわない。
理由は、高度成長が続いているからである。
年々、僅かずつではあるが人々の暮らしは改善されている、だから全国規模の暴動が起こらない。
つまり、高度成長は、中共体制の安定と不可分なのである。

中共にとって、体制の安定を図る上で、もう一つ欠かせないのが愛国心である。
高度成長で経済的不満を緩和し、愛国心で精神的苦痛を解消させる。
言いがかりとも思える「反日」も、愛国心を煽る上で欠かせないのだ。
だから、小学生のときから徹底した反日教育を行い、
「極悪非道な日本軍国主義を打ち負かしたのは中国共産党である」
というウソを刷り込む。

原爆を所有し、有人宇宙船を飛ばし、空母の建造を進めているのも、国民の愛国心と大国意識を高めるためである。
中国は今、
2020年までに海洋強国になり、
「中華民族の偉大な復興を成し遂げる」
と宣言している。
つまり中国は、1980年代の改革開放以降の「韜光養晦(とうこうようかい)」(実力を隠し力を蓄える)から「大国崛起(くっき)」(強国として頭角を現す)に明確に舵を切ったのだ。

「大国崛起」こそが愛国心に応える道なのである。
そのためには、高度成長が欠かせない。
だから、他国の領土を侵食し、世界中の天然資源、森林資源、海洋資源を漁りまくる。

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ヒトラーはかつて、「国家が生存発展に必要な資源を支配下に収めることは、成長する国家の正当な権利である」として、近隣諸国の併合を正当化した。
今の中国は、これと全く同じ論理だといえる。
中国は、この戦略国境を拡大するために、外洋で行動できる海軍力の整備を進めているのだ。
その象徴が空母の建造である。

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1990年代までの中国は、第1列島線の内側にとどまっていた。
が、近年は第2列島線まで進出してきている。
今後は、サイパン島やグアム島を超え、西太平洋全域に展開できるだけの海軍力を有するようになるだろう。
それは、有事に際し、米海軍が東シナ海や南シナ海に展開することを前線で阻止するためである。

が、ナチスが滅亡したように、中共及び中共体制はこのまま行けばつぶれる。
それは、中国が、石油の消費量も、原油の輸入量も世界第2位であることを見れば分かる。
ちなみに我が国は、どちらも第3位である。
が、我が国は、石炭に対する依存率が極めて低い。
また原油の産出量も0に近い。
ところが、中国の1次エネルギー消費に占める石炭の割合は、約70%(2009年)に達する(北京週報)。
また、原油の産出量は世界第4位である(人民網日本語版)。
つまり、GDPは我が国とほぼ同じなのに、しかも1次エネルギーの約7割を石炭が占めているのに、世界で4番目に多くの原油を産出しているのに、石油の消費量も輸入量も我が国を上回っているのだ。
要するに、中国は、石油をがぶ飲みしているということである。

石炭の産出量はダントツの世界第1位(世界の石炭生産量)、原油の産出量は世界第4位、それでも大量の原油を輸入し、2009年には石炭まで輸出国から輸入国に転落してしまった(人民網日本語版)。
なぜ、こんな信じられない事態が起きるのか?
それは、中国の1GDP当たりの1次エネルギーの消費量が、我が国の8.3倍に及ぶからである(エネルギー白書2010)。
つまり、今でも我が国の8倍以上のエネルギーを必要としている中国は、今後、経済成長すればするほど、無限といってよいほどの資源を調達していかなければならないのである。
こんな経済、長続きするはずがない。

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中国は、我が国を追い抜いて、世界第2位の経済大国になった。
が、GDPの45%を貿易が占める。
で、海外輸出の50%は外資系企業である。
つまり、中国経済は、依然として外資系が支えているということだ。
我が国が、GDP世界第2位になった原動力は、やはり輸出だった。
最初が造船、次に鉄鋼、そして家電製品、続いて自動車、次々に世界に君臨した。
特に家電製品と自動車は米国市場を席巻し、1980年代には深刻な貿易摩擦を生じさせた。
それが、急激な円高と、それに伴うバブルを引き起こしたのである。

ところが、米国市場を席巻しているmade in Chinaは、衣料品や雑貨がほとんどである。
輸出品の比率としては、パソコンやその周辺機器、デジタルカメラ、携帯電話、薄型テレビなども最近は高くなっている。
が、これらのIT製品やデジタル家電は、あくまでも海外からのOEM(受託生産)として組み立てられたものであり、米国人はmade in Chinaとは思っていない。

これは、何を意味しているのか?
つまり、中国自身には国際競争力のある付加価値の高い製品がほとんどない、ということだ。
そして、輸出関連企業の半分は外資であり、ITやデジタル家電は海外メーカーの下請に甘んじている。
東南アジアなどへの二輪車や家電製品の輸出が目立っているが、いずれも日本製の劣化コピーが多く、自主ブランドはほとんどない。
要するに、中国自身は、依然として集約型か、他国の模倣品が経済の主流なのである。
輸出は外資への依存率が高く、付加価値の高い製品は海外の下請にすぎない。
これが、GDP世界第2位の実態なのである。

日本の8倍以上ものエネルギーを浪費する国。
集約型と、他国の模倣品と、外資と、海外からの下請で成り立っている国。
こんな経済、こんな国が長続きするわけがない。
が、それでも中国は成長し続けなければならない。
でなければ崩壊する。
だから、近隣諸国との摩擦も辞さずに、強引に南シナ海や東シナ海で領土を拡張しようとするのである。
「大国崛起」まさに中共率いる中国は現代のナチスである!

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※引用元が表記されていないデータ(数字)は、私の過去のエントリに依拠しています。

【追記】
最近、疲れているのか、年のせいなのか(爆)
最初に書こうと思っていた肝腎なことを忘れていました。
中共=ナチスと断定する重要な根拠です。

ナチスは東方生存圏の構築を主張し、東ヨーロッパ地域の獲得と、ドイツ民族の移民を主張しました。
移民が行われる東方生存圏とは、ポーランド、チェコ、ウクライナ、ベラルーシです。
それぞれの民族は、ドイツ民族との人種的親疎によってシベリアへの追放か、同化の対象とされるかが定められました。

これは、チベットやウイグル(東トルキスタン)における中共の態度と共通するものがあります。
両地域に対する華人の大量移住。
そして、固有文化の破壊と、華人化教育、抵抗する者の強権的排除(隔離)
既に内モンゴルや旧・満州では華人が圧倒的多数派になり、華人化はほぼ完了しました。
後は、チベットとウイグル。
両地域では、都市部は既に華人が多数派になっています。

私たちは、チベットやウイグルにおける中共の行いも厳しく監視し、批判していかなければなりません。

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中国(政治)」カテゴリの記事

コメント

まあ、中国が膨脹主義をむき出しにしたら、朝鮮半島は真っ先に楽浪郡にされるでしょうね。北朝鮮はともかく、韓国も中国と日本の、どちらが信頼するに値するか考えてほしいものですが。

投稿: 南溟 | 2011/02/13 19:17

しなに対するODAないしは隠れた援助を縮小していくことが手始めでしょう。しかし、経済界という経済団体は人口の巨大さに幻惑され、目先の企業利益を求めるために政治に口を挟み、日本人を犠牲にして企業利益をあげようとしているようです。また、政治家や官僚もハニトラにひっかかったか、シナ数千年の歴史とやらにだまされたか媚シナ・売国のスタンスをとる人士が多いようです。ネットのおかげで目が覚めてきた人が増えつつあるのですが、日本を存続させるのに間に合うかどうか。とにかく貴ブログは貴重な存在です。

投稿: カラヤ3 | 2011/02/13 19:35

石平のような日本国籍シナ人がいると、シナの自治区になる。シナの領土になる。満州国に満州国民のシナ人が大量に住んでいた結果、中国東北部になった。日本国籍になっただけの所詮シナ人と認識して、排除しないと満州族と同じになる。

投稿: | 2011/02/13 23:43

私は中共=ナチスには賛同できません
ナチスにはナチスの非道があり
中共には中共の非道があるだけであり
多少似通ってる点はあるかもしれませんが
あくまで中共の非道は中共だけの
(しかも本来の共産主義とは何の関わりもない)
主義主張によるものです

中共が滅んで欲しい意見には賛成ですが
中共=ナチスと煽ってその崩壊を願うのは先ず無理でしょう
そもそも当の我が国の現政権は売国満々で中国様の支配下に入りたくて仕方ないようですし

ブログ主さんも過去に色々と指摘しているようには中共は非常に「狡猾」です

わずか1%の支配層(それでも一千万人もいる!)の狡猾さと
99%(9億9千万人w)の愚鈍さ
それを頼みに中共は他国への侵略行為へ進んでいるわけです

99%(9億9千万人w)の愚鈍とみなされてる国民が一斉に蜂起したら…
そんな幻想を抱いて止みませんね

投稿: 不惑 | 2011/02/14 05:24

先日、チャンも・桜、掲示板に書き込んだもの、と8年ほど前、「朝日新聞を叩き潰す掲示板」、に書いたものを転載させていただきます。ご参考になれば何よりです。

伊藤貫・著ーーー「中国の、『核』、が世界を制す」・・・2006年3月、【これは実に面白く有益な本でした】
第二章、〔世界一の覇権国を目指す中国〕
《キッシンジャーとブレジンスキー》、より。

・・・いささかゴシップめいていて恐縮であるが、ここでキッシンジャーとブレジンスキーの類似点と相違点について少し解説したい。
二人ともヨーロッパ生まれで、北米に移民して政治学者となり、大統領の安全保障政策補佐官を務めた。二人とも1970年代にーーーニクソンとカーター政権においてーーー日米関係よりも米中関係を優先する外交政策を進めた。

彼らは最近の米国で強くなってきた、「中国脅威説」、に対して、ムキになって反論している。米中関係を優先して強化した自分たちの、「歴史に残る業績」、が、「長い目で見れば、アメリカに対抗する覇権国・中国を作り出す結果になってしまった。キッシンジャーやブレジンスキーの対中宥和政策は、米国外交にとってマイナスの結果となった」、と批判されていることに反発しているのである。

二人とも退官後、米中関係から経済的利益を得ているが、キッシンジャーが中国から得てきた報酬の方がはるかに大きい。キッシンジャーが米中関係において果たした役割の重要性を認める中国政府の官僚ですら、「キツシンジャーは、我々の目の玉が飛び出るようなカネを要求してくる」、とキッシンジャーの金銭欲の強さに不満を漏らしている。
二人とも自惚れの強いナルシシストであり、中国人に徹底的におだてられ,利用されてきた。

中国政府は、「この男は我々の役に立つ」、と判断すると、非常に積極的で気配りのきいた、チャーミングな接待攻勢を,長期間にわたって継続する。中国政府は、カネがほしい外国人には何度も繰り返しカネを渡し、女が欲しい人物には13~14の少女から中年の人妻まで好みノタイプの女をあてがい、名誉が欲しい人物には外交関係や文化交流で目立つ地位をつけてやり、栄誉や勲章をあてがい、華やかな宴会を開いてやる。
1973年2月、毛沢東とキッシンジャーが真夜中に対談していたとき、毛沢東が、「女が欲しいか?中国の女が欲しければ何人でもやるから、欲しいだけ要求してくれ」、と言ったのは有名な話である。

筆者がリリー・元中国大使から聞いた話によると、著名なジャーナリストや進歩的、「インテリ」、で親中的な記事や評論を発表していた者の中には、中国共産党から何人もの少女を、「玩具」、として供給され、「共産党に都合の良いことばかり書きまくっていた者がいた」、という。日本の政界にも、中国共産党からカネを貰ったり、「玩具」、の配給を受けたりして、日本国民に対する裏切り行為を実行している、「大物」、政治家がいる。

キッシンジャーとブレジンスキーはプライドの高いエゴイストであるから、他人の虚栄心を巧みに操る才能を持つ中国人にとって操縦しやすいタイプの外国人である。二人とも中国政府首脳部から反日PRをたっぷり吹き込まれ、米国に帰国してから、その反日PRをそっくりそのまま復唱している。彼らは自惚れの強い人物であるから、「私は中国共産党に利用されている」、という自覚がまったくない。

ただし、この二人には違いもある。ブレジンスキーは日本人を小馬鹿にしているが、日本人を憎悪してはいない。それに比べてキッシンジャーは、日本人に対して鋭い敵意と嫌悪感を抱いている。ブレジンスキーは軽薄なところがある男だがネクラで陰険な性格ではない。キッシンジャーはブレジンスキーより思考力が優れているが、ネクラで陰険である。
ダニエル・モイニハン・前上院議員は、ハーバード大学とニクソン政権ホワイトハウスにおいて、キツシンジャーの同僚であった政治学者だが、キッシンジャーについて、「ヘンリーの性格には、少し病的なところがある」、と述べていた。キッシンジャーには、人に苦痛を与えることを何とも思わないだけでなく、むしろ人を苦しめることに密かにサディスティックな喜びを感じるという、「病的なところ」、がある、というのである。ブレジンスキーもエゴイストだが、彼の性格にはそのような、「病的なところ」、はない。

筆者はこの二人と日米関係について話をしたことがあるが、キッシンジャーからは不快なものを感じた。彼が、日本人をほとんど生理的に嫌悪・軽蔑していることが感じられたからである。それに比べてブレジンスキーからは、日本人の外交分析能力の欠如と臆病さを馬鹿にしていることは感じられたが、日本人に対する敵意や嫌悪は感じられなかった。

2002年の末、日本の著名な政治家と筆者がブレジンスキーとプライベートな席で北朝鮮核ミサイル問題に関して、議論していた際、ブレジンスキーは、「日本は大国なのだ。日本も、そろそろ核を持つことを考慮すべきではないか」、と語った。キッシンジャーは口が裂けても、日本人に向かって、「日本も、核を持つことを考えたほうがよい」、などとは言わない。ただし、ブレジンスキーは、プライベートな場では、「日本も、そろそろ核を持ったほうがよい」、と言うが、公式の場では、「日本は核を持つべきではない」、という立場を維持している。彼のスタッフによると、そう言わないと中国政府の官僚が猛然と抗議してくるのだそうだ。

国際政治学者としての能力は、キッシンジャーが上である。ブレジンスキーは、独創性に欠けた単なる秀才にすぎないが、キツシンジャーには、「歴史の流れに対する洞察力」、がある。
筆者は若い頃、キッシンジャーの分厚い著作を何度も繰り返し読んだ思い出がある。彼の思考プロセスの巧妙さと外交分析の鋭さに魅せられたからである。キッシンジャーの著作の中国外交イスラエル外交に関する記述には嘘が多いが、そのことを十分承知の上で彼の著作を読めば、日本人が彼の外交分析のアプローチから学べることは多い。ブレジンスキーの著作は読む価値のないものだ、というわけではない。しかし彼の著作からは、ケナン、モーゲンソー、ドゴール、キツシンジャー、ウォルツ、ハナンティントン等の著作を読んだときに読者が感じる、洞察力と思考力のオリジナリティは見出せない。

親方・・・昔、キッシンジャーと周恩来が、「日本はここまで経済発展し、経済大国となり過ぎた、もっと前にブレーキをかける、(妨げる)、対策を講じるべきだった」、と語ったというのを読み、彼らの立場からすれば当然の発言とは言え、日本人の私としては、《チキショー!》、と怒りがこみ上げ、不愉快になりました。

>それに比べてキッシンジャーは、日本人に対して鋭い敵意と嫌悪感を抱いている。
>彼が、日本人をほとんど生理的に嫌悪・軽蔑していることが感じられたからである。

親方・・・私には、このキッシンジャーの日本人に対する態度は、半世紀来、私が、《不倶戴天の敵》、としてきた、「朝日」、(築地カルト)、日教組と、朝岩赤助たち、左翼や、彼らのの尊崇する、丸山真男の、日本および日本人に対するそれと重なります。

平成14.11.10.
・・・今月一日に出た、雑誌「正論」十二月号(平成十四年)の 「私が実感した中国人の習性」、をとても面白く読みました。
既にお読みとも思われますが、これは戦前、戦中を支那大陸を舞台に活躍し、修羅場をさんざんくぐりり抜け、戦後は長く牢屋に入れられた、八十九歳のカネミ倉庫会長の加藤三之輔氏を、西村真悟代議士が訪れ、聞き手として、戦前、戦中の支那の状態、並びに加藤氏の体験談、及び支那人について語るのを聞いたものです。
戦前の支那を実際に知る人が年々少なくなっていく中で、このようなリアルな体験談、支那人論はまことに貴重と言えます。

加藤会長によると、支那人の根底にあるものは、「全ての前提は武力」 の考えである、と語っておられます。 ---「先ず根本的にですね、シナ人はどんな話をしようと、どんなに扱われようと、その国で言えば武力、個人で言えば相当量の兵力を持ってない人間は、一人前には扱われませんね。 これがシナの原理です。将介石の方は、まだいくらかシナの古典の良い面を面を勉強している幕僚もいたんですが、中国共産党の方は、例の批林、批孔で林彪と一緒に孔子を批判したくらいですから全くいけません。

彼等が一人前に相手を扱うのは、ある程度の配下を持ち、武力を持った人間です。これは無条件に一応立てますね。だから外交であろうが、仕事をしようが、武力が第一です。その次は金です。けれども金は自分が巻き上げるためにあるだけで、本当に敬意を払うのは武力だけでいすかね。---」

この他ーーー一般的にシナ人は、恩や義理などというものは考えない。自分にとって得か損かだけしか考えない。そういうことをよく知ってシナ人と付き合わなければならない。

ーーー「それからね、約定書とか作ってはいかん。作ればこちらがそれに縛られます。しかし相手は、全然それを守る意志はない。約定書を作らなければいけない間柄は、まだまだ駄目なんです。いわんや、美味しいものを食ったり貰ったりするようではお話にならないですね。」

ーーー「相手のグラウンドで仕事をしたら絶対に駄目です。それはね、ロシアの大使館やアメリカの大使館と同じで、至れり尽くせりのセットをして待っていますよ。そして直接のことではなくて、西村先生が日本国内で失脚するようなお膳立てを考えていますよ。(北京は下っ引きの、「築地」(チョーニチ)を使い、西村代議士や安部、中川代議士、石原都知事の失脚を図ろうとあの手この手の陰謀、画策をしているのは間違いありません)

た、支那人の利己主義、ドライな非情さ、残忍さ、法観念の欠如等についても面白い話を幾つもされていました。

こうなると、江沢民にとって、世界で飛びぬけた武力、軍事力を有し、怖いアメリカは最も恐るべき、畏敬すべき国であり、朝鮮戦争の恨みなどは都合よく忘れるか(勿論必要になった場合は取り出す)脇へおいて、昔ファッシズムと戦った同志だ、などと繰り返すのも当然です。 一方アメリカは内心、八路軍の後継者に、ファッシズムと戦った同志だ、などと言われる筋合いも無いと思っているでしょうが、今後中国にどう対応していくか、多くの優秀な頭脳の持ち主が、長期的な世界戦略を立てているのは間違いありません。
何れにしても、米中夫々、徹頭徹尾、自国の国益を中心に、それなりの世界戦略を練っています。

そのような世界情勢の中において、世界第二の経済大国、日本の現状、政治家と外務省のことを考えると、まったく気が滅入ってきます。 米中から見たらこれほどのカモは無いと思っていることでしょう。 
中国がなんら「力」 を感じさせぬ、全く怖さの無い日本を、トコトン、軽蔑、馬鹿にして、今のところ、日本の持つ唯一の力である、金だけは巻き上げ、内政干渉をしたい放題するのも当然です。それに対して、怒り、言い返す気骨のある政治家は少数です。 

特に日本の場合は、他国と異なり、中国が建前はマルクス主義国家を唱えているため、非常な肩入れをし、問題点、注意すべき点は伝えず、あること無いこと、日本を貶め、自国のマイナスを図り、中国のために奔走する、北京の権力者の下っ引きとも言うべき、朝日新聞のような左翼マスコミが存在し、国家=悪 と思い込んでいるため、「日本の国益」などと言おうものなら、時代遅れの右翼、保守反動とレッテルを貼って叩くので、中国にとっては何ともやりやすいことと思います。・・・・



投稿: 町工場の親方 | 2011/02/14 08:34

毛沢東は、地主、富農、金持ち、医者やインテリを殺してその土地や財産を自分の物(国有化と言う)にした。
そして皆を等しく貧しくした上で、飢え死にしそうだった人には、奪った物の中からほんの少しだけ分け与えて不満を和らげることによって、共産革命といわれるものを成した。

しかし何十年も経つと、またインテリや金持ちが出来てきて、彼等は民主化を要求した。
鄧小平はその事に気付いて、インテリや一寸目端の利く者にお金を与えるようにした。

それで、欧米や日本に住んでいて自由を知っているインテリ(小金もち)が、中国は相当民主化されたすばらしい国だと、鸚鵡のように喚いている。
決して彼等は反日教育や愛国教育であのように成ったのではない。所詮支那人は金のみにて生きる生物です。

投稿: 八目山人 | 2011/02/14 09:25

このブログがブログ村ランキング政治部門で1位であって欲しいと願って毎日見ている・・・小沢擁護派の左翼ブログが上位なのが不愉快である・・・何らかの謀略だと感じている・・二位ではいけませんか?ではなく・・・このブログは「正論」なのだから1位であるのが当然なのだ。真正保守の旗印のブログなのだ・・記事を読んでいるといつもうなずける・・・PONKO(ポンコ)さんのブログなどがもっと上位に来るのが当然である・・・もう正直民主党も終わっている・・・小沢氏も強制起訴された時点で終わっている・・・誰も相手にしなくなった・・・今更小沢氏が政治の表舞台に立てる男でないことは・・誰の目にもわかる・・・民主党が倒れた後をどうするかが問題なのだ・・そのヒントがこのブログにはある・・・・レベルの高い知性がこのブログにはあると確信する。

投稿: 吉野の宮司 佐藤 素心 | 2011/02/14 11:14

必ずしも自分の国が絶対正しいとは思いませんが、近隣諸国に住む人間の一人として、疑問に思う事や不安に思う事はたくさんあります。今の状態で経済が上り続ける事も難しいと思います。もっと、今よりも手を取り合っていく事が出来たらいいのに・・もう少しその姿勢を取ってくれたらな、とは思います。

投稿: クーテ | 2011/02/14 12:37

2月14日13:00~
参議院決算委員会審議中継を見ていますhttp://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=692&mode=LIVE&un=9a94d0da2de1ab32ab07953af3a31604&ch=n&pars=0.3089618227948663

【動画ニュース掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
【動画ニュース最新版タイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。

投稿: 愛信 | 2011/02/14 13:03

民主党政権が決まった瞬間に50数年前の「わが闘争」を本棚から取り出し読んだものですが、民主党は底の浅いものでせいぜい前政権を隠れ蓑に「セコイ」事をやるだろうと考えていたのが此処まで「居直る」、左翼の根性には考えさせられます。

自民党の堕落が今日の「中共」を生かし、育てたのでしょううが、中共・韓国とも日本に感謝するどころか「敵対姿勢」を見せる事が国内安定の基本と言う状況を、日本の政治家も歴史を鏡に少しは考えて欲しいモノです。基本的な歴史を教わらない、勉強しない事は本当に怖い事です。

中共は「人民解放軍」が有る限り、崩壊は難しい様な気がしています。人を殺し、外国の非難にびくともしない、西欧・米・日が「中共」の購買力?に期待する?最悪の状況、内部からの崩壊を他動的に期待をする、なんとも悲しい世界の情勢です。

投稿: 猪 | 2011/02/14 16:30

こんにちは。

一色正春元海保安官が語られましたね。
マスコミよ、彼の講演を、書け話せ映せ!という思いです。

あと、
坂さんはブログを「独り」で頑張っておられるのですから、会とか組とかの盾がないのですし、
それで言えば、一位だと思いますけど私は。

投稿: RM | 2011/02/14 16:40

投稿: 町工場の親方 | 2011/02/14

この方のコメントと言うか投稿ものすごく面白かったです・・

投稿: 大和は国のまほろば・ | 2011/02/14 17:15

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