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2011/03/02

ネットを徘徊する陰謀論

「米国の米国による米国のための陰謀」と主張される方のコメントは、固くお断りさせていただきます―
と明記しているのに、性懲りもなく書き込んでくる輩がいる。
罵詈雑言を浴びせてくる愚か者がいる。
コメント禁止(非表示)にして正解だった。
こんな連中に、このブログを穢されたくない。

私が陰謀論者を批判するのは、狡猾である、という点だ。
“陰謀”という、感性に訴えやすい言葉を用いて相手を洗脳しようとする。
理性ではなく感性に訴える、ここに陰謀論者の悪質さがある。
事物を相対的に観察することが苦手な人、あるいは社会的経験に乏しく視野が狭い人は、このプロパガンダを刷り込まれやすい。
それを承知で、というか、むしろそれを狙って、こういう悪質なプロパガンダを垂れ流す。
その裏には、極めて明確な政治的意図が隠されている。

民主党の小沢一郎は、自らが主宰するセミナーで、
「2.26事件の青年将校の気持ちというのは、手段は別にして、やむにやまれぬ状況の中で引き起こされた。国民の生活が第一という政治本来の任務を政治家が果たせなかった結果だ」
と述べた。
民主党に会派離脱届を出した16人の衆院議員や農水政務官を辞職した松木謙公を青年将校になぞらえて擁護し、暗に「菅政権打倒」をほのめかしたのだろう。

が、2.26事件の青年将校というのは、それこそ社会的経験に乏しく視野が狭い人たちだったのだ。
事件当時、首相官邸にいた迫水久常・内閣書記官長(当時・後に郵政大臣)は、2.26事件について、回顧録の中に次のように記している。
「私は若い、視野のせまい、未熟な人たちを扇動することがいかに罪ふかく、いかに危険なことであるかを思う」
と……

2.26事件は、陸軍の幹部が青年将校たちに「昭和維新」「天皇親政」を吹き込み、引き起こしたクーデタだった。
確かに幹部は、指示も命令も出していない。
が、正義感が強く血気にはやる青年将校たちは、「昭和維新」「天皇親政」という言葉に酔い、暴発したのである。
幹部のうちの1人は、極東国際軍事裁判で東條英機らに責任を転嫁し、自分は親米であると事あるごとに強調した。
そして、軍人では真っ先に巣鴨プリズンから釈放された。

私が、しんがりとして参加した全共闘運動も同じだった。
正義感は強いが社会的経験に乏しい学生たちを、そそのかした者たちが背後にいた。
共産主義者だ。
学生たちは、「人間の平等」「人間の解放」という崇高な言葉に酔い、理想の炎に身を焦がした。
結果、100人以上の学生が命を落とし、数千人が重傷を負った。
背後にいた共産主義者は、のうのうと生き延びた。

時代やロケーションは違うけれども、私はネット上に出回る陰謀論にも同じような臭いを感じる。
政治のあり方に不満や怒りを感じている人たちに、「真実」という衣をまぶした「デマ」を吹き込み、反権力、あるいは反米感情を煽り立てる。
それを権力闘争に利用する。
そして、自分たちは、けっして傷つかない所にいる。

民主党に会派離脱届を出した16人の衆院議員も同じである。
明日がない泡沫政治家に、「悪いのは菅」「悪いのは反小沢」と煽り、憎悪を植えつける。
結局、彼らは捨石にすぎない。
見返りは何もない。
政治生命も終わりである。
彼らは、予算案が可決された衆院本会議を欠席したが、小沢は出席した。
これがすべてである。

一匹の妖怪がネットを徘徊している、陰謀論という妖怪が。

しかし、圧倒的多数の国民は陰謀論など歯牙にもかけない!
間違いない!!!

(文中敬称略)

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

いつもこちらで勉強させていただいています。
なんだか今回のお話をうかがっていて『椿三十郎』のワンシーンを思い出してしまいました。

廃寺の御堂で、それこそ青年将校さながらの血気盛んな若者たちが藩の重役たちの人物評をしている場面です。

一方の重役を「まったく頼りにならない」と酷評し、もう一方の重役を彼らは「さすが話がわかる」と高く評価する。
ところがそれを陰で聞いていた椿三十郎は

「お前さんたちの話は俺はどうも逆だと思うぜ」

と鋭く看破する。そして実際三十郎の見抜いた通り、若者たちに調子よく請け合った重役のほうが実は陰謀の黒幕だった・・・(ネタバレご容赦)。

茫虚(?)だとか憂曖(?)だとか調子よく威勢のいいことを言いたがるヤツに乗せられちゃいけないですね。

最近つくづく思うのですが、何かと悪評の高い政治家特有の言い回し、

「前向きに検討」

だとか

「善処する」

とか

「法にのっとって粛々と」

といったような表現は、確かにかっこのいいものではないのですが、でも逆にいえば、それは不可能なことをたやすく請け合わない大人の慎重さでもあるんだな、と。
ま、もちろんこのあいまいさによりかかりすぎて、「法務大臣のセリフは二つだけ覚えていればいい」なんて言われるのもまた困りものではあるんですが・・・。

投稿: | 2011/03/02 18:43

陰謀論、と言えばユダヤ陰謀論ではないだろうか。そしでユダヤ陰謀論について語るとき必ず取り上げられるのがシオン賢者の議定書だ。これは十九世紀末に世に出てくる。
十九世紀末とはどんな時代だったのか。それまでの覇権国イギリスの覇権があやしくなってきた時である。それまで長らく信じて疑われなかった自由貿易への懐疑が語られ出した時である。
しかし覇権国イギリスでは、当時対外競争力があった綿織物業界を中心に自由貿易の維持が主張され、これを、同じく優位を確保していた金融業界が後押した時代である。
結果、覇権国イギリスは、国内問題を国外に持ち出すことでなんとかしようとする傾向をいっそう強めた時代である。

現在とよく似てはいまいか?

投稿: ちはやぶる | 2011/03/02 19:19

坂さま、こんばんは。いつも更新を楽しみにしております。陰謀論者についてのお考えに賛同します。

そもそも国家機密や企業秘密に属する類の戦略・戦術・アジェンダ・・・等々は、言いようによってはすべて「陰謀」であり、なにもおどろおどろしく「感性に訴える」必要は全くないと考えます。

「陰謀」の当事者とて人間。(なかには宇宙人だとかいう人もいますが・・・)自らの地位と権力を使って、自分を含めた特定のグループを益するためのコソコソ話など日常茶飯事でありましょう。

陰謀論者というのは、自我が不安定な、一種の被害妄想質、あるいはコンプレックスの補償としての選民思想を有する人々であると考えます。
「世の一般人はことの重大さに気付いていない」「自分(たち)だけが知っている、気付いている」などの、とかく自分を特別視したがる傾向にあると思います。
彼らの「狡猾さ」の源は、怖れであり、同様の怖れを抱く人々にとってはかなりの効果を発揮します。
これは陰謀論者群のみならず新興宗教にも大いに当てはまる傾向であり、彼らの怖れをなんらかの方法で払しょくしないかぎり、この類の人間は次から次へと出てきて、ヴァンパイアのごとく仲間を増やすことでしょう。

残念なことに、陰謀論者も宗教にハマっている人々も、ほとんど「部外者」の言葉に耳を傾けません。坂さまのおっしゃる「社会的経験に乏しく視野が狭い人たち」の傾向です。オウムに入っていた高学歴の理系信者など好例でしょう。

まことに皮肉ながら、陰謀をめぐらそうとしている人物にとって、もっとも操作しやすい性質の人間が陰謀論者であると言えるでしょう。

投稿: ジョー | 2011/03/02 19:56

まあ、ジョークとしては面白いんですけどね、陰謀論は。あんなもん真に受けたら唯のバカですよ。

投稿: 名も無き放浪者 | 2011/03/02 21:52

upされた自分の文章のつたなさ、不出来に愕然。でもしょうがない。普段自分の考えを文章にすることなどない生活だもの。皆様、どうか大目に見てやってください。

さて、二十世紀歴史学の巨人フェルナン・ブローデルは、資本主義社会を三つの階にわけました(たしか)。一階がごく初歩的な経済の階。二階を一般的な階。そして最上階の三階を本物の資本主義の階、と。

一階は、しきたりや無自覚な日常性に支配され、暗がりになった不透明地帯であり、観察しがたい階。二階は、各人が共通の経験によって教えられて、前もって交換の過程がどのように展開するか知ることができ、真に競争的で活発な、いわゆる「市場」の階。そして三階は、「一階と同じく不透明だが、こちらは、資本家たちが望んだ理由による不透明さの階」、「いくつかの集団をなす特権的な行為者が、普通の人が知らない回路や計算の中にすでに分け入っている階」、「せいぜい何人かの特権的地歩に立つ人たちにしか扱えない工夫を凝らした技術の階」で、この階無くして資本主義は考えられない、と述べた。

私は既知は階まで。三階は未知。でもブローデルの言うことはわかる気がする。陰謀論が生まれても仕方ない構造の方が問題では?

投稿: ちはやぶる | 2011/03/02 22:43

陰謀があろうがなかろうが、
限られた選択肢の中から選ぶしかないですからねぇ。
ババ抜きでミエミエのババをひかされたからって、
いちいち「陰謀だ」って騒ぐのはカッコが悪い。
嫌なら、勝負強くなるよう努力をすればいいわけで。

投稿: クルトン伍長 | 2011/03/03 00:05

陰謀論というものは、「自分の気に入らないものは全て『やつら』のせいだ」と考えるところから始まるものですね。
「日本の権力の中枢には、平和憲法を破壊し日本を再び戦争と軍国主義に引き戻そうとしている悪いやつらがいる」なんていうのも一種の陰謀論ですが、我々も「今の日本が悪くなったのは何もかも民主党(あるいは日教組など)が悪いからだ」などという短絡的な考えに陥らないようにお互い気をつけたいものですね。

投稿: 南溟 | 2011/03/03 00:49

いわゆる「陰謀論」について

「陰謀論」を「ある前提に基づいて世界の現象を解釈する方法論」と定義すれば、これは「支配層が密室談合で物事を決めておりそれが往々にして世間には知らされないという前提で世界の物事を利害関係に基づいて理解する方法論」となります。

これは「合理的な経済人を想定し世界の経済を分析・理解する方法論」である様々な学派の経済学(学派ごとにケインジアン、マネタリストと前提・方法論が違う)と同じです。また、国際関係論にしてみても、「国家はその存続を最大の目的とする前提に基づき、合理的に行動する」とする国際関係論におけるリアリズム(現実主義)や、「国家やその他のアクターは相互依存し対立ではなく強調して利益を確保する」とするリベラリズム(理想主義)といった方法論にも共通します。同じような前提は物理学にもあるでしょう。

ですから、俗に陰謀論と言われているものを学問風に定義し直せば、それは「世界や現実理解のためのひとつの方法論」に過ぎないということになり、他の経済学や国際関係論と併用することで多面的に世界を理解するために使えるツールになるわけです。

陰謀論は世界の真実をえぐり出すためのツールではなく、その事件に関する登場人物(アクター)の利害関係を位置付け、認識するための方法論なのです。

―ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報より

投稿: | 2011/03/03 10:21

陰謀論というものに対して、数年前から違和感を抱き、どうせ嘘だろうというような都市伝説ノリで見ていましたが、この頃そうでもなくなってきました。
彼等の流す嘘が親北朝鮮、親中国だからです。
私はあのような奴らに不快感と強い怒り、そして懸念を抱くようになりました。
引っ掛かる人なんていないだろう、と高をくぐっていましたが、おっしゃるように世間知らずの純粋で正義感の強いどっちつかずのやや左がかった人は、引っ掛かってしまう傾向があり、これは多大な悪影響を与えます。
ついでにいうと、日本の精神世界市場は有名な山川夫妻を始め、共産主義者の巣窟です。民主支持が圧倒的に多いです。日本と日本人に対する並々ならぬ悪意を、善良な振りして美辞麗句で騙しています。
そういう人間に会った事があります、言葉で人をたくみに騙しながら、裏で日本人を馬鹿にして中韓に媚売っている最悪の奴らでした。
悪党共。

投稿: 菜の花 | 2011/03/03 10:22

> 坂様、

TPP陰謀論につきましては、昨日、そのアホさ加減をコメント致しましたが、

ミンス党への政権交代はマスゴミの裏に何かが居て日本を混乱させ貶める「陰謀」の結果と思わず叫びたくなりました。

此処のところ、マスゴミの情報操作による世論操作が目に余り、坂様や此処に来られる方々もその影響から逃れられておらず、大東亜戦争に突き進んだ頃の日本国民の民度に退化しているような感があります。

小沢氏は政局の為に様々な駆け引きをし、その中では過去の言と反する言動を節操も無く取って、国益を損なう事項も駆け引きに使うと。 日本の将来を託してはいけない人物で、国民がしっかり監視すべき政治家と考えます。

しかしながら、政治資金規制法に因る強制起訴についてのマスゴミの記事は、何らかの意図が有って世論操作をしているようなものが多く、いわゆる「陰謀」の臭いを感じさせるものです。 例えば、共同通信の

> 政治資金規正法違反の罪で強制起訴された民主党の小沢被告の裁判をめぐって検察官側はゼネコンから元秘書への裏献金の受け渡しについては立証の対象にしないことが関係者の話で分かりました

の記事はどうでしょうか? 将に裏献金が有ったとの疑惑を刷り込む目的の記事と言えるでしょう。

小沢氏の国会で4億円の出所の詳細を説明しない責任を問うのは良いでしょう。政治資金に対する真相が不明なのは事実でしょう。 でも、この様な刷り込みを許すのは情報操作を許すのと同じであり、当然、マスゴミ各社のデスクから論説主幹まで、この様な常識は承知の上で行っているのです。

で、振り返ってみれば、ミンス党に雪崩を打って議席が移動した際のマスゴミ報道が将に同様の、安倍叩きから麻生叩きまで、同様の情報操作に満ち満ちていたと。

それを思い出しますと、今回は、ズル菅にズルズルと政権を持たせ、ミンス党の延命を図っている輩が居るようにも思われるのです。 記事には、ダメ菅は退陣と書きながら、解散総選挙を決断させる環境を崩しているように思えます。

皆さん、先ずはマスゴミの情報操作・洗脳から自由になり、視野を広げて是々非々でもの事を捉える事が大切と結びます。

投稿: ムフフ | 2011/03/03 11:51

小沢事務所 多額の献金受領談合仕切り役認める
http://defferentiatejapan.blog115.fc2.com/blog-entry-649.html

政治とカネの疑惑では何故私だけが厳しく追求
されるのかと不満、不服を言っている、しかし
「多額の献金受領談合仕切り役」まで露呈して
も、何も疚しい事は無いと強調する小沢一郎は
「減税日本」と結託して日本人と日本人社会を
騙す詐欺を繰り返す。

http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj_hdir.cgi
【政治・経済タイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

投稿: 愛信 | 2011/03/03 12:03

この頃ROMになっていましたが、いつも愛読しています。私も知り合いに陰謀論を信じている人がいると、親しい間柄だったら眉唾である理由を説明したりするんですが、陰謀論が横行する背景には、それを信じてしまう心情と、そういう心情を醸成する環境があるのではないでしょうか。

ムフフ殿へ
>大東亜戦争に突き進んだ頃の日本国民の民度に退化しているような感があります。

このような書き方の背景には、当時の国民より戦後の国民の方が「進化」しているという思い込みがあるのではないかと思いますが、そういう思い上がりは、自分は偉い、この陰謀論を信じない奴らは馬鹿だと思っている人たちと共通しているように見えます。

投稿: のらりひょん | 2011/03/05 01:54

日本の半導体分野の衰退要因にアメリカが無理やり
質の低い物を押し付けたせいだみたいな話を
見たことがある
site:www5.plala.or.jp 株式日記と経済展望 アメリカ 半導体
でググッてみましょう
これも陰謀論かもしれんが
自分はレベルが高く感じで気に入っている
TPPの陰謀論はレベル低すぎ

投稿: u | 2011/03/05 16:31

> 坂様、

チョッと気になる点がありますので、コメントへの返答をさせてください。

> のらりひょん殿、

貴殿が私の物言いに感じた事をそのままコメントしたものであろうと思いますが、気になった点を申し述べます。

先ず、

>当時の国民より戦後の国民の方が「進化」しているという思い込みがある

と何の検証や見方の違いの説明も無く「思い込み」と決めつけまして、そのまま

>そういう思い上がりは、

と続けて、その様な考えは「上から目線」と論を上下関係にスリ替えていらっしゃる。 更に、

>自分は偉い、この陰謀論を信じない奴らは...

と個人的問題に引き込み、最後に

>...馬鹿だと思っている人たちと共通しているように見えます。

と、私が陰謀論に組しているとの印象を刷り込んでいると。 このような印象操作を意図してやっておられるのかどうかは判りませんが、小生の述べた「...民度に退化しているような感があります。」との見方に反対であれば、素直に「それは違う」とか「それは誤りだ」として「何故ならば...」と続ければよろしいでしょう。

坂様の場所にいらして、なんの説明も無く、コメントした人の人格にスリ替えて述べて行くのは、如何なものでしょう。

:追伸
  私は、戦後の国民は戦争経験や民主主義教育、マスメディアの発達とそれに拠る国際社会についての一時情報の多さ、からメディアリテラシーという点では進歩戦前の国民より進歩していると見ます。 新聞や言論雑誌に寄せられた投稿などを比較しての話ですが。

但し、今のマスゴミが変わらなければ、その先は危ういと思っております。

それと、陰謀というと聞こえは悪いですが、要は隠されている策略で、正当性を持たない策略に「謀」の意を充てている訳で、TPPなどに使うのは如何かと。また、陰謀を信じるのを環境のせいにして終わってはならず、適正な判断を求めて現実を直視する姿勢に結び付けて行くべきと考えます。

投稿: ムフフ | 2011/03/07 13:37

あけましておめでとうございます。
一昨年の、しかも震災前のはるか昔の記事ですが書き込ませていただきます。

「陰謀論」といえば、かのミラーマン・植草某を「権力に嵌められた」冤罪被害者だと左翼連中がほざくのが最たるものでしょう。
植草某は自分の性癖がアダとなって失脚しただけなのに、「国家権力によって陥れられた」と彼らは騒いでいる。
彼らは何かと弱い立場、「被害者」の人権を主張しますが、植草の痴漢被害に遭った女性の人権はどうなのでしょうか。
小野哲氏やカナダの某先生など、弱者の側に立ち、権力者優位の日本を批判する勢力ほど植草を「権力に嵌められた」被害者視する傾向が強いようです。

昨年末の総選挙でも、もうさっそく「陰謀論」がささやかれています。
自民党がこんなに勝ちすぎるのはおかしい、もうこれには何らかの「不正」が働いたに違いない、と。
自民党が圧勝し、政権に復帰できたのも、世の大多数が民主党に辟易した結果なのに、「小選挙制の弊害だ、これはおかしい」と非難する声が高まっています。
なのに民主党の圧勝した前回の総選挙では、そんな声はほとんど見られませんでした。

要は「都合の悪いことはすべて他人のせい」「上手くいかないのは何らかの邪魔が入るから」「悪いのは他人で自分は決して悪くない」なのでしょう。
村野瀬・秋原両氏のブログのコメント欄を見てもそのように強く感じます。
両ブログのコメ欄には総選挙の結果を見て、失望絶望的なコメントが多く、「日本はもうダメだ、海外に移住したい…」と嘆くコメントまでありました。
しかしそんなことでは、どこの国でも上手く行かないことだけは言えるでしょう。

村野瀬・秋原両氏のブログのコメント欄では政治や社会に対する不平・不満、自分たちがそのせいで不利益を被っているという「被害者」的なコメントはよく見ますが、自分たちがそこから脱却するためにどんな努力をしているか、また自分たちもどんなアクションを起こしているか、全く伝わってきません。
特に村野瀬玲奈氏は署名や集会のエントリを挙げますが、「私も参加します(参加しました)、だからぜひ皆様も参加してください」ではありません。

そのような人たちにとって、他人(政治家や官僚)のせいにしているのは一番楽であり、「陰謀論」はスッと入りやすいのでしょう。

投稿: 成田あいる | 2013/01/05 16:30

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