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2011/05/06

プロパガンダを信じる“左翼脳”に支配されたカルトたち

連休の谷間の今日、いかがお過ごしですか?
今日も休みで10連休の人もいるでしょうし、2日と今日は平日だから仕事、という人もいるでしょう。
そして、私のように連休など関係なく、所定の日以外は休めない、という方もいるに違いありません。
まあ、人それぞれ、自分の置かれた立場があるわけですから、他人を羨ましがったり、自分を悲観したりしても仕方がありません。
自分の持ち場で精いっぱい頑張りましょう。
で、今日の私は休みです。

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この連休の間、色んなエントリをアップしてきました。
政治(民主党)、日米同盟、中国、ビンラディン、解同、韓国、いかにも依存症のブログらしいテーマばかりです。
では、今日はどういうエントリにしましょうか?
そうですね、久々に左翼ネタを書きましょう。

左翼というのは“左翼頭脳”を持っています。
これは絶対的なものであり、相対性とは無縁です。
このあたりは右翼(反米保守)も似ています。
右翼(反米保守)も“右翼頭脳”を持っています。
私が「左右のカルト」と呼ぶのは、この“左翼頭脳”と“右翼頭脳”に支配された人たちのことです。
ただ反米保守の立場に立つ方の中には、カルトではない人(私に近い人)もけっこうおりますので、ここでは言及しません。
今日は、カルト左翼と“左翼頭脳”について書きます。

“左翼頭脳”は、戦前の歴史を否定的に捉えます。
中には、日清・日露の両戦争も侵略戦争だった、と言う人もいます。
そうでない方も、満州事変から大東亜戦争に至る15年戦争は、間違いなく侵略戦争だった、と捉えます。
そして、戦前は言論や思想の自由がない抑圧社会であり、特に1940年から45年までは軍部独裁(軍国主義)の時代であったと認識しています。

戦前においては、者や農民は搾取・抑圧され悲惨だった。
朝鮮半島や中国は日本に侵略され、甚大な被害と多大なる苦痛を被った。
日本は帝国主義国家で、旧日本軍は残虐非道だった。
日本と旧日本軍は、多くの朝鮮人や中国人を奴隷に従事させ、時には多くの民を虐殺した。
このように、とにかく戦前の日本は極悪非道で“加害者”だった、これが“左翼頭脳”を持つ人の日本観です。

ここから、従軍慰安婦や朝鮮人の強制連行、あるいは南京大虐殺が取りざたされるようになるわけです。
戦前の侵略国家・日本、残虐非道の旧日本軍を象徴するものとして。
しかし、戦前に対する歴史観も国家観も極めて一面的な認識に基づいており、そこでは様々な事象を多面的な角度から実証するという姿勢が欠落しています。
その結果、従軍慰安婦や朝鮮人の強制連行、あるいは南京大虐殺も実証的裏付けのない単なるプロパガンダに堕してしまうのです。
それでも、カルト左翼は“左翼頭脳”に支配されていますから、これらを絶対的真実と信じて疑わないわけです。

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従軍慰安婦、カルト左翼は未だに彼女たちが旧日本軍によって強制連行された性的被害者だと認識しています。
だから、しつこく戦時性的強制被害者救済法案を国会に提出するのです。
が、当時の朝鮮半島は確かに日本の統治下にありましたが、第一線の警察官は朝鮮人、下級官吏も朝鮮人、旧日本軍にも将官から佐官・尉官、兵士、軍属に至るまで朝鮮人がいました。
こういう環境下で、どうやったら日本軍が朝鮮人女性を拉致し、強制的に慰安婦にできると言うのでしょうか?
ましてや、当時は公娼制度があり、若い女性の身売りなど珍しいことではありませんでした。
強制連行してまで慰安婦を集める必然性がありません。

朝鮮人の強制連行もウソです。
彼らのほとんどは、朝鮮半島で食い詰めて本土に渡ってきた人たちです。
当時の政府は、日本人の職を奪うとして渡航を制限したほどです。
確かに国民徴用令はありましたが、それが半島に適用されたのは戦争末期の7か月にすぎず、徴用された人の数も極めて限られています。
しかも「徴用」であって「強制」ではありません。
実際、私は在日の多いところで育ちましたが、強制連行されて来た人など一人もいませんでした。
そして、戦後、彼らが半島に帰らなかったのは、帰っても食う当てがなかったからです。

南京大虐殺もプロパガンダです。
人口20万人の城塞都市を巡る攻防戦で死者が出るのは当たり前です。
しかも、当時の国民党軍は日本軍の降伏勧告に応じず、市民も避難させませんでした。
こうした事態の中で、国際安全区の外国人たちは、城内に残る市民たちを安全区内に避難させました。
そして戦闘が始まり国民党軍は敗北しました。
敗北した兵士たちは、民間人に化けて国際安全区内に逃亡を図ろうとします。
当時の日本軍は、上海から転進する過程で、便衣兵(民間人のふりをしたゲリラ)に苦しめられ多くの死傷者を出していました。
民間人に化けて逃亡を図る国民党軍の敗残兵(便衣兵)を処刑したのはやむを得ないと思います。
市民については、欧米人の眼の前で虐殺するとは考えられません。
ただ、中には便衣兵と間違われて犠牲になった民間人もいたと言われています。
が、これが“大虐殺”でしょうか?
ましてや、中国が言うように、人口20万人の都市で30万人も殺せるわけがありません。
なお、便衣兵は、国際法(ハーグ陸戦条約)でいう捕虜待遇を受ける資格がありません。

当時のニューヨークタイムズは、南京で日本兵によって殺害された中国人を3万3千人と報じています。
国際安全区委員会の委員長だったドイツ人のジョン・ラーベは、ラーベ日記に5万~6万人と書いています。
ラーベは、国民党軍の守備司令官・唐生智が約5万人の敗残兵を置き去りにして逃亡した、とも書いています。
まさに殺害された中国人の数と置き去りにされた敗残兵の数が、ラーベ日記の中でほぼ一致するわけです。
またラーベは、日本兵が安全区の中国人女性を強姦・殺害し、女性は局部に竹を突っ込まれていた、そして日本兵はモーゼル拳銃をもっていた、と書いています。
が、強姦のあと「局部に竹を突っ込む」などという風習は、中国では当たり前でも日本には絶対ありません。
モーゼル拳銃は国民党軍のものであり、日本兵はモーゼル拳銃など一丁も持っておりません。

当時の米国南京領事館に勤務していたジェームズ・エスピー副領事は、極東軍事裁判への提出書類の中で、国民党軍が南京陥落直前に暴行・略奪を繰り返したことや民間人に化けるための衣服を奪うために南京市民を殺傷した、と書いています。
なお、当時のドイツは国民党軍を支援しており、軍事顧問団まで送り込んでいました。
だから、ナチ党員であるラーベの5万~6万人も怪しい、と私は睨んでいます。
実際、ラーベは、委員会を代表して次のような感謝の書簡を松井石根総司令官に送っています。
「拝啓、私どもは貴下の砲兵隊が安全区を攻撃されなかったという美挙に対して、また同地区における中国民間人の援護に対する将来の計画につき、貴下と連絡を取り得るようになりましたことに対して感謝の意を表するものであります」
私は、ニューヨークタイムズが報じた3万3千人が上限で、うち巻き添えになった民間人の犠牲者は、1千~2千人のレベルだと思います。

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Atsui                     南京攻防戦を指揮した松井石根総司令官。
                    軍規にうるさく“昭和の聖将”と呼ばれました。

確かに戦前の日本は、現代ほど自由で民主的な社会ではありませんでした。
今ほど人権が保障されていたとは言いがたい。
また、朝鮮半島や台湾を植民地支配し、戦争を繰り返してきたことも事実です。
が、それらは当時の時代的制約や時代的背景を抜きにしては語れません。
江戸時代(封建社会)から近代国家に生まれ変わったからといって、いきなり今のような自由と民主主義の社会を実現できるはずもありません。
帝国主義列強が世界を分割支配する弱肉強食の時代において、後発資本主義国家である日本だけが友好善隣の平和外交を行うなど非現実的です。

考えてもらいたいのは、現代ほど自由で民主的な国家ではなかった戦前、富国強兵を掲げ、海外に進出して行った戦前、これがなければ今の日本はない、ということです。
敗戦によって日本は断絶したわけではありません。
確かに憲法も民法も変わりました。
人権はより強く保障されるようになりました。
社会的平等も進みました。
財閥は解体され、小作農は農地を得ることができました。
教育制度も変わり、義務教育も長くなりました。

が、文化や国民性は変わりませんでした。
自然を愛し感謝する心、恥を知り謙譲を美徳とする精神、勤勉で教育熱心な国民、これらの日本社会と日本人の特性は戦前と同じでした。
官僚機構も基本的には戦前を継続し、官僚は国家の復興に燃えていました。
この、秩序正しく勤勉で教育熱心な国民と戦後復興に燃える官僚が、戦後の高度成長を支える大きな原動力になったのです。
ただ、変わったと言えば、愛国心の否定であり、国旗や国歌に対する尊崇の念が薄れてしまったこと、敗戦によって断絶したのはここです。

私は、戦前の歴史のすべてを無批判に肯定することはできませんが、戦前があって現代があることを認識し、戦前に日本の礎を築き上げた先人たちに深く感謝するべきだと思います。
そして、日本と日本人であることに強い誇りを持つべきです。
私はそう確信します。

“左翼頭脳”に支配されたカルトたちのプロパガンダに騙されてはなりません。

参照:南京大虐殺 2005/06/28 依存症の独り言

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左翼&共産主義」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
気になる記事を見てご連絡いたしました。
どこでどのように発言すれば影響を及ぼすことができるのか全くわからないのでお力をお借りしたいのです。

次の記事ですが、このような技術の流出は日本の国益にとって大きなマイナスかと思います。電力の優先供給など国策で行うべきかと思います。似たような事例は多いと思います。

同じご意見でしたら影響力のある発言をお願いいたします。

http://www.nikkei.com/access/article/g=96958A9C93819499E2E0E2E2968DE2E0E2E7E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;bu=BFBD9496EABAB5E6B39EB8B4B7A39CE296BF83E39C81B4E0FDA6B38A82B3A0E19A8AA0BBB99481809E83E7A290BA9E9BA887A3EAE4F99E9D97BCE4B9A39DEBEAEBFDB586818AE39A83EAEBB896E4B4A390879D9F83B9A2F9B39C9E83B3BD859C838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3919A9886FDB7A4ABB59697EF

投稿: | 2011/05/06 18:07

結局、自分が持つこの信条からいって、この事実は受け入れ難い、などと思うようになったり、自分の信条から事実を解釈するようになったらカルト、すなわち特定のイデオロギー信者になったという事なんでしょうね。
日本軍の南京虐殺疑惑についちゃ、米軍(とCPA当局と一応言っとく)のイラク統治の実態が明らかになってからこっち、まともな政治学者は言わなくなったと思いたいですね。
ゲリラやレジスタンスに関する過度の美化は危険なので、渡部陽一戦場カメラマンじゃないですが、
「戦場ではあ、私服で戦闘に参加するっていうのはとっても危険な事なんです。戦時国際法違反の犯罪者なんですね。」
という事くらいは日本では徹底してアナウンスする必要があると思いますね。
日本は永世中立国では有り得ないけど、仮に中立国だと思っているのだとしたら戦時国際法の要の部分は国民に周知させなくてはいけません。
(まあ戦時国際法に精通したら日本を永世中立国だなんて逆立ちしても言えなくなってくると思いますが)
米軍はイラク統治に当たって、イラク戦後のイラクと状況がそっくりな太平洋戦争前または戦中の中国における旧日本軍の軍政を徹底研究するべきだったと思いますね。
「侵略国大日本帝国」という頭だとそれに思い及ばない。
太平洋戦争後のアメリカ軍の日本の占領体験は、非常に特異な体験であって日本以外では普通は有り得ず成功体験として普遍化出来ない事をアメリカは今以上に認識する必要があると思います。
世界が褒め称えた今回の震災における被災者の態度。
ああいう国民性が日本人であって、それだから1945年からの連合軍の占領統治が成立したのだ、という事をもっと意識しないと、同じ失敗をまたどこかで米軍はやらかすと思います。

投稿: ブルー | 2011/05/06 18:30

単純に、
今よりも真面目で、今よりも優しく、今よりも単純で、
今よりも慈悲深く、今よりも人情味に溢れた昔の日本人が、
何の理由もなく、敵とは言え無抵抗の人間を、しかも大量に殺害するなどという事は、私には到底信じられなかった。
この様な濡れ衣を着せる事は、日本の為に死んでいった人達に泥を塗る行為であり、最大の侮辱だと思う。

投稿: 名無し | 2011/05/06 19:45

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室町時代という、現世の無常と信仰の永遠とを聊かも疑はなかったあの健全な時代を、史家は乱世と呼んで安心している。それは少しも遠い時代ではない。何故なら僕は殆どそれを信じているから。(当麻)

ただ単に現代に生れたという理由で、誰も彼もが、殆ど意味のない優越感を抱いて、過去を見はるかしております。(歴史と文学)

この世は無常とは決して仏説という様なものではあるまい。それは幾時如何なる時代でも、人間の置かれる一種の動物的状態である。現代人には、鎌倉時代の何処かのなま女房ほどにも、無常という事がわかっていない。常なるものを見失ったからである。(無常という事)

過去の時代の歴史的限界性というものを認めるのはよい。併しその歴史的限界性にも拘らず、その時代の人々が、いかにその時代のたった今を生き抜いたかに対する尊敬の念を忘れては駄目である。(戦争について)

良心は、はっきりと命令もしないし、強制もしまい。本居宣長が、見破っていたように、恐らく、良心とは、理智ではなく情なのである。彼は、人生を考えるただ一つの確実な手がかりとして、内的に経験される人間の「実情」というものを選んだ。(良心)

頂まで登りつめた言葉は、そこで殆ど意味を失うかと思われる程慄えている。絶望の表現ではないが絶望的に緊迫している。無意味ではないが絶えず動揺して意味を固定し難い。(Xへの手紙)

ヘーゲルは歴史上の一人物に過ぎず、歴史がヘーゲルのシステムのなかにあるのではない(政治と文学)

人間は自分の姿というものが漸次よく見えて来るにつれて、自己をあまり語らない様になって来る。これを一般に人間が成熟して来ると言うのである。(文科の学生諸君へ)

だが俺はもう止そう。謎は何処にでもある。恐らく謎を語ろうとする事は、これを製造する事に他なるまい。(Xへの手紙)

投稿: otama | 2011/05/06 20:39

GHQが言論統制を狡猾にやった。
日本に主権がなかった約7年間に”何があって””何をやられたか”それを知らないと今の日本を理解できない。
言論の自由の米国が言論統制をした。米国のマスコミは協力者になっていた。
日本人が何故朝鮮人を敵視しているのか?
朝鮮人は関東大震災の時と同じく暴れまくった戦後。武器を持たない警察も襲われ死者も出た。
戦後の日本人は朝鮮人のやったことをしっかりと知っていた。

投稿: 一凡人 | 2011/05/06 21:31

こちらのブログを訪問する人は、このエントリーに記述されているような左翼のプロパガンダを信じる人は少ないと思います。それよりも米国が戦後占領政策の一環としてまきちらしたプロパガンダのほうが日本にとって大きな痛手となっているように思います。

米国は自分のしたことを棚に上げ、旧日本軍を徹底的に悪者に仕立て上げました。その一例が「沖縄戦記 鉄の暴風雨」です。この本は琉球タイムズというところから出版されたものですが、アメリカ軍が書かせたものです。

さらに、ルース・ベネディクトという米国の文化人類学者に「菊と刀」という本を書かせました。その本の後段では、日本人の心の奥には時として暴発する危険な因子が存在することを証明してみせました。しかし、これは真っ赤なウソであることは著者であるルース・ベネディクト本人が認めていることでもあります。石原新太郎などは誤解してこの本を評価しているようですが、きっと後段を呼んでいないからでしょう。

米国は、日本人の心から国家への忠誠心や愛国心といったものを徹底的に排除してきました。そうすることが、占領政策の大きな目的であったからです。現在の日本をみると、結果的に、その目的は予想以上の成果を達成したように思います。

こんな国になるくらいなら、米国が与えてくれたすべてを返上しても構わない。失ったものはそれ以上に大きいものがあるように思います。

投稿: クロ | 2011/05/06 23:25

>>数年前に聞いたところでは、「反日感情」は日本統治を
>>経験した人たちより戦後に生まれた人たちの方が強いと
>>いう。
>>日本による“過酷”な支配を経験した人より、それを知
>>らない人の方が“反日”―
>>これは何を意味するのか?
>>韓国における「反日感情」は「作られた国民意識」と
>>いうことだ。

昨日のエントリにあったこの文と、このエントリーは私が10年来温めてきた仮説を裏付けるものです。
 「従軍慰安婦」をはじめとする一連の「歴史認識問題」が世上で話題になったのは、ソ連崩壊後です。つまり、ソ連崩壊により、依って立つべき軸を亡くした左翼が求めた新たな軸が、「歴史認識」というものだったのです。
 ソ連の崩壊と昭和の終焉とがほぼ同時期に起きたことと、昭和元年から60年以上たったことにより、

戦前の実情を知る人々が社会の表舞台から去って行った

ということもあり、左翼の唱える「自虐史観」がもっともらしく流通したということです。そして、それは、第二次大戦で利益を得た国々である米、露、中、南北朝鮮にも都合がよかったということです。
 小熊英二氏(記憶モード)によれば、ベトナム反戦運動の頃に「愛国左翼」から「売国左翼」への転換が始まったということだそうです。

 昭和50年代までは戦前に成人(あるいは旧制中学卒業程度の中等教育を受けた)人が社会の第一線にいたことから、そのような「自虐史観」が間違っているということを「肌で知っていた」人が少なくなかったということです。
 昭和元年生まれの人が、一般的に定年退職を迎え、社会の第一線から退くのが昭和60~61年ということも、ソ連崩壊や昭和天皇崩御とシンクロしてしまったということです。

投稿: | 2011/05/07 00:20

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