イージス艦「あたご」の無罪は納得できる。
「被告人両名は無罪」
横浜地裁は11日、業務上過失致死などの罪に問われた2自衛官を無罪とする判決を言い渡した。
秋山敬裁判長は「清徳丸側が衝突の原因を作っており、あたご側に衝突を避ける義務はなかった」と述べた。
事件は、2008年2月19日早朝に千葉県房総半島沖で起きた。
海上自衛隊のイージス艦「あたご」が漁船・清徳丸と衝突し、清徳丸の父子が死亡したのだ。
刑事裁判に先だって行われた海難審判の裁決(09年1月)は、「あたご側が見張り体制を十分に構築していなかったことが事故の発生原因」と判断、海自側に安全教育を徹底するよう勧告していた。
が、今回の判決は、まったく食い違う形となった。
判決言い渡しの瞬間、イージス艦「あたご」の元当直士官・長岩友久(37)、後瀉桂太郎(38)の両被告は、表情を変えず聞き入った。
が、閉廷後は笑顔でがっちり握手。
弁護団一人ひとりに頭を下げた。
一方、傍聴席で見守った遺族らは、ぼうぜんと前を見詰めた。
後瀉3佐は衝突約12分前に、操船責任者である当直士官を長岩3佐に引き継いだ。
横浜地検は、後瀉3佐が「漁船はたぶん停止操業中」と誤った引き継ぎをし、長岩3佐がそれを過信して衝突の恐れに気付かなかったために事故が起きた、として2人を起訴。
それぞれに禁錮2年を求刑していた。
公判で2人は過失を全面否定し、衝突に至る清徳丸の航跡が争点となった。
清徳丸の航跡記録は沈没で失われ、ともに漁場に向かっていた僚船乗組員らの目撃証言から推定するしかない。
検察側は「清徳丸は自船の左7度の位置を航行していた」との僚船乗組員の供述などを根拠とした。
ところが、この乗組員は公判で「自分から7度とは言っていない。この辺だと言っただけだ」と供述調書の表現を否定。
さらに、航跡図は「左7度」に整合しない部分もあった。
判決は、これらの問題点を列挙し「供述をもとに特定したのではなく、別の方法で特定した航跡に沿うよう供述を恣意(しい)的に用いた」と指摘。
「清徳丸は、検察が主張する航跡で航行していたとは認められない」として、検察の主張を全面的に否定した。
一方で、弁護側が独自に主張した航跡についても「信用できない」としつつ、自ら航跡を推定。
「清徳丸が直進すれば衝突しなかったが、事故直前に清徳丸が2回右転し衝突の危険を生じさせた」と述べ、衝突の原因が清徳丸側にあったと判断した。
そして「清徳丸は、衝突約30秒前からは、あたごの汽笛や探照灯照射で危険を知ることができたのに、衝突直前まで回避動作を取らなかった」と指摘。
あたご側に海上衝突予防法にもとづく回避義務はなかったと認めた。
秋山裁判長は、以上の判断に基づき、2自衛官の見張りが不十分と認めながらも、法律上の注意義務を負っていたとはいえないと結論づけた。
参照1:無罪判決に握手=元当直士官、遺族はぼうぜん-イージス艦衝突 時事通信
参照2:あたご衝突、自衛官2人無罪 地裁判決「漁船側に原因」 朝日新聞
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今回の判決について、私は妥当と思う。
事故当日の午前3時半ごろ、清徳丸の僚船である幸運丸のレーダーに、左舷前方約9キロから接近してくる船影が映った。
12~13ノットで東京湾に向かっているようだった。
「なんの船だ」「タンカーか、フェリーか」
後続の漁船同士が無線などでやりとりを始めた。
しかし、その中に清徳丸の吉清船長の声はなかったという。
幸運丸は、イージス艦から見て右舷から左舷に横切る形で前方を通り抜けた。
清徳丸などの船団が後ろに続いていたが、イージス艦はそのまま直進してきた。
「危ない」
後続の船は無線で連絡しあい、衝突を回避するため、次々と舵を切った。
イージス艦は、曲がったり止まったりする様子がなかったという。
清徳丸は、このときも無線連絡に反応しなかった。
幸運丸のレーダーには、直進している清徳丸の影が映っていた。(朝日新聞)
つまり、仲間の船が無線で連絡しあっていたのに、清徳丸だけが反応しなかった。
仲間の船は「衝突を回避するため、次々と舵を切った」のに、清徳丸だけは直進した。
1988年に起きた潜水艦「なだしお」事故で、釣り船側船長の海事保佐人を務めた鈴木邦裕氏は、次のように述べている。
―一方、漁船は小回りが利き、イージス艦が40メートル先に迫っていても、舵を切れば回避できる。視界は良好だったことを考えれば、漁船の2人が自動操縦にしたままだったり、周囲を警戒していなかったりして、衝突直前までイージス艦に気づかなかった可能性もある―(讀賣新聞より抜粋)
なぜ、清徳丸は舵を切って回避しようとしなかったのか。
「漁船の2人が自動操縦にしたままだったり、周囲を警戒していなかったりして、衝突直前までイージス艦に気づかなかった可能性」が高いのではないか。
検察側は、海上衝突予防法に基づき、清徳丸を右方向に見るあたご側に回避義務があったと主張していた。
が、鈴木氏によると、巨大なイージス艦は、相手の船が前方を横切る場合、少なくとも1000メートル以上の距離がないと、独力では衝突を回避できないという。
鈴木氏は「この場合は、漁船も針路を変えるなどして、イージス艦と協力して衝突を回避しなければならず、過失はゼロということはありえない」と述べている。
要するに、この衝突は、専門家の眼から見て相互に過失があった、ということだ。
しかも、清徳丸の航跡は、検察側の主張でも弁護側の主張でも大きく右転している。
つまり清徳丸は、あたごの進行方向に舵を切っているのだ。
ということは、自ら衝突の危険性が高い方向に向かった、ということだ。
上の図を見れば分かるが、仮に検察側の主張する航跡が正しいとしても、清徳丸が左に舵を切っていれば衝突を避けられた可能性が高い。
清徳丸だけが、僚船の無線連絡に反応しなかった。
僚船が衝突を回避するため、次々と舵を切ったのに、清徳丸だけは直進した。
衝突約30秒前から、あたごが汽笛や探照灯照射で危険を知らせたのに反応しなかった。
これは、清徳丸の父子が、何らかの理由で周囲(海)をまったく警戒していなかった、ということだ。
例えれば、直進中の大型ダンプの直前に軽自動車が右折してきた、という状況に近い。
しかも、大型ダンプは急停車できないのでクラクションを鳴らしたりパッシングしたりしたのに、軽自動車は右折をやめなかった。
そして大型ダンプは軽自動車に衝突し、軽自動車の父子が死亡した。
もちろん、大型ダンプにも過失はあるし、責任もある。
裁判官も「前方確認(見張り)が不十分」と指摘している。
が、ダンプの運転手には、罪に問うほどの重大な過失はない、と裁判官は判断した。
私は、事故は確かに不幸な出来事だったと思う。
亡くなった方、及びご遺族の方々には同情の念を禁じえない。
が、その責任がどちらにあるのかは、まったくの別問題である。
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ところで、今回の事件に対する当時の報道のあり方には強い違和感を覚えた。
ほとんどのニュースが「海自の護衛艦が悪い」という前提に立っていたからだ。
まるで「自衛艦による殺人」のごとき報道が氾濫していた。
当時も、前出の鈴木邦裕氏のように「清徳丸の過失」を指摘する意見もあった。
「なだしお」事故で釣り船側代理人を務めた田川俊一弁護士も「今回もあたごに主因があったと思われる。だが、追突でない限り一方に100%の過失があるということではない」と述べていた。(産経新聞)
が、「あたごが悪い」「自衛隊が悪い」の大合唱の前に、それらの声はかき消されていた。
海難審判では、「あたご側が見張り体制を十分に構築していなかったことが事故の発生原因」とされた。
が、海難審判は、刑事裁判ではなく行政機関が行う行政審判である。
したがって訴訟のように法の解釈を行えない。
ちなみに海難審判官は、次のような経歴を有する者から試験によって選考される。
①一級海技士(航海)又は一級海技士(機関)の免許を受けた後、2年以上、次のいずれかの船舶の船長又は機関長の経歴を有する者
・近海区域若しくは遠洋区域を航行区域とする船舶
・第三種の従業制限を有する漁船
・総トン数1,000トン以上の船舶
②5年以上、大学の船舶の運航又は船舶用機関の運転に関する学科の教授又は准教授の経歴を有する者
つまり捜査や法律(訴訟)の専門家ではないのである。
最後に、当時の時事通信の記事に寄せられたコメントのうち、支持者が多かった上位3つを紹介しよう。
第1位
しかし、どうしてこうも自衛隊批判ばかりが多いかね。
護衛艦側にも当然責任はあるが、これは漁船側にも責任があるんじゃねーの?
あれだけ巨大な艦船だったら、それこそ漁船側だって12分前に見えてただろうに。
それなのに回避行動取らなかったって事は、漁船側にだって非はあるだろ。
大型トラックと軽自動車、どっちが小回りが利くかぐらいちょっと考えれば分かるでしょ。
自衛隊ばかり批判する前に、国民がもっと冷静に一番見つめ直すべきじゃねーの?
第2位
これをもって自衛隊を「人殺し集団!」とか言うやつ、頭大丈夫ですか?
自衛隊が今までに災害等でどれだけの人を救ってきたと思ってる?不発弾の処理は?犠牲を出しながらも航路の安全確保のために行ってきた掃海作業は?
そういったことを評価せずにこれだけで「人殺し集団」とか言うのはおかしい。そういった実績があるから大目に見ろと言ってるんじゃない、この事故を以って自衛隊の存在を否定することはおかしいと言ってるんです。
これは1つの衝突事故であってそれ以下でも以上でもない。過剰に反応し過ぎでは?
第3位
自衛隊を批判するならまず海上衝突予防法を勉強してきなさい。
「いかなる船舶も衝突を回避する最大限の努力をする」
12分前にイージス艦から漁船が見えてるなら、漁船からイージス艦が見えてないはずがない。その頃から漁船も回避行動をとっていれば全く問題ない。
漁船は1分前に視認しても十分避けれるはず。回避能力は格段に漁船のほうが高いから避けられなかったのは漁船のほうにも大いに責任がある。
…ってか、1分前に衝突コースにあるならもうイージス艦が進路変更することは不可能。漁船が避けるしかない。
自衛隊が悪くないわけではないが100%悪いわけでもない。漁船にも非があったことは明らかです。
衝突がどうこう言うなら海上衝突予防法を勉強してからいっちょ前に口を出しなさい。
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投稿総数は399件。
内訳を見ると、圧倒的に「自衛隊批判」が多かった。
かなりの数が、自衛隊に敵意を持っているとしか思えないコメントだった。
が、上位3つは以上のとおり。
中でも、第1位のコメントは、453点を獲得してダントツのトップだった。
裁判は、まだ第一審を終えたばかりである。
上級審で判決が覆る可能性もある。
それは、仕方がないことだろう。
が、私は、自衛官(自衛隊)を一方的に断罪するようなことがあってはならないと思う。
状況を見る限り、漁船の側にも過失はある、間違いなく。
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参照3:「あたご」だけが悪いのか? 依存症の独り言
参照4:当直2士官に無罪判決=「回避義務ない」と判断 時事通信
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コメント
法的な判断としては、今回のイージス艦当直士官無罪判決は妥当とのご意見に同意します。また、状況からして、漁船側の不注意が主原因であったとの判断も正しいと思います。
それをふまえた上で、自衛官と民間の漁船では責任の重大さが大きく異なり、これを同レベルで判断することは間違っていると思います。
むろん、今回の事故は平時、通常海域での事故であり、平時の海難審判、裁判で判断されることは全く当然ですが、もともと自衛隊とは戦時、戦争区域で戦闘を行うために組織された集団です。全くルールの存在しない状況で姿を隠している相手からの不意打ちも想定しなければならない自衛艦が、平時の通常海域とはいえ、小型漁船が多数存在する海域で衝突事故を起こすのは、たとえ漁船側に100%の責任があったとしても、やはり自衛艦側に自覚が不足していたのではないか、ゆるみがあったのではないかとの危惧があります。
念のためですが、この危惧は、今回の判決に異を唱える物ではありません。ただ、自衛艦の自覚は、民間の小型漁船のそれと同等であってはならないと言いたいだけです。
投稿: たかおじさん | 2011/05/12 15:26
漁業従事者には、「護衛艦の前を通り過ぎれば大漁になる」という験担ぎがあるそうです。
http://plz.rakuten.co.jp/commander/diary/?act=view&d_date=2011-05-12&d_seq=0000
投稿: tarochan | 2011/05/12 17:46
菅首相への告発状受理 東京地検特捜部 外国人献金問題
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110511/crm11051102000005-n1.htm
【関連情報】
京都地検、前原前外相の政治資金規制法違反罪の告発状受理
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110427/trl11042722450022-n1.htm
政治資金規正法に抵触する事を国会委員会で追求され
公民権停止総理大臣の辞任させられる所が、
3.11の東北地方太平洋沖地震の災害発生で、一旦休止し
ていた追求が連休あけで本格化する。
【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。
ps:
「テツのありがたみ分かった」 「あたご」2士官無罪 哲大さんと交流した団体会長
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110512/CK2011051202000052.html
路上生活者を支那人との偽装結婚に誘って
獲得した不正選挙権は、国籍法の改悪でい
とも簡単に日本人になれるように成った。
次第にこの活動も少なくなっていった。
次は関門海峡の護衛艦「くらま」の無罪へ
投稿: 愛信 | 2011/05/12 18:09
護衛艦の自衛官であろうが、小さな漁船の船長であろうが、責任の取り方に違いはありません。私は両者同じ責任だと思います。同じレベルで判断するべきです。
常識的に考えて漁船が回避するべきなのです。戦闘艦であるから回避しなければならないとか、回避できるはずだというのはほとんど言いがかりですよ。
私は今回の判決に多少の異があります。それは、では護衛艦側が積極的に衝突を回避するにはどのような体制にする必要があったのか、それは少しの工夫で可能な体制なのだろうかです。
単に見張りを増員するだけで護衛艦側から衝突を回避できるだろうか。そのために支払う護衛艦側の「犠牲」はどれだけのものだろうか。
そこまで考えなければいけないはずです。
また護衛艦ではなく、これが大型タンカーだったらどうなるのだろうか。
タンカーなら許されるが、護衛艦は許されないという理屈は成り立つのだろうか。
このように考えると「護衛艦側も見張りが不十分だった」と本当に言えるのだろうか、と思えてきます。
投稿: 縄文人 | 2011/05/12 19:34
これがほんものの漁船じゃなくて、漁船に偽装した北朝鮮の工作船だったら?爆弾を積んで、体当たりしてきたら?そんな手口でイージス艦を沈没させられたら、世界史に残る笑い者ですね。
投稿: ありがとう | 2011/05/12 21:28
>縄文人様
>護衛艦の自衛官であろうが、小さな漁船の船長であろうが、責任の取り方に違いはありません。私は両者同じ責任だと思います。同じレベルで判断するべきです。
全くその通りです。ですから、今回の判決に異論はありません。
しかし防人としての誇りにかけて、自らに課す責任は自ずから有るだろうと言うことですよ。
>常識的に考えて漁船が回避するべきなのです。戦闘艦であるから回避しなければならないとか、回避できるはずだというのはほとんど言いがかりですよ。
民間船ならこの理屈ももちろん成り立ちます。船の大きさで言うなら、タンカーもイージス艦もおなじで、小型漁船の方が遠くから大型艦船を見つけるのも早いだろうし、小回りも利きますから。
>タンカーなら許されるが、護衛艦は許されないという理屈は成り立つのだろうか。
成り立たないから、今回の妥当判決が出たわけでしょう。
あとは自衛艦側の矜持の問題ですよ。
投稿: たかおじさん | 2011/05/12 21:33
★人権侵害救済法案で日本人弾圧 民主党
人権侵害救済法案は、外国人保護・日本人弾圧法です。
人権委員会は、日本人を弾圧するゲシュタポと化します。
民主党が人権侵害救済法の成立を急ぐそう
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=268
投稿: 憂国の騎士 | 2011/05/12 22:20
私もテレビ等の解説を見る限りですが、どう考えても漁船の方が過失が大きいと思いますね。
漁船が被害をこうむったわけだから過失と呼んでいいのか分かりませんが、あの状況下で一体どんな人ならば事故を回避できたというのでしょうか。漁船の航路(あのタイミングで右に舵を切ること)を予め知っていないと回避できないのではないでしょうか。
最大限自衛隊側を悪くみても3割程度の過失にしか見えません。
投稿: tたろう | 2011/05/13 00:35
韓国とデンマーク、「グリーン成長同盟」を締結
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2011/05/12/0900000000AJP20110512003400882.HTML
【関連情報】【韓国ベンチャー、日本政府機関のプロジェクト受注】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000004-yonh-kr
日本の特許管理システム開発を韓国へ外注の弊害が出てい
る、日本の技術開発の状況が韓国に筒抜け。
日本国民は売国民主党が業務仕分けで日本の技術開発予
算を削減して、韓国へ最新鋭技術情報を漏洩させている犯
罪行為に早く気が付いて下さい。
【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。
投稿: 愛信 | 2011/05/13 09:40
第177回国会審議中継
5月13日12:55~
予算委員会審議中継を見ています
総理の朝鮮人献金問題追求
URL 未定
5月13日9:00~
外務委員会審議中継を見ています
支那の新潟、愛知、東京の土地買収案件が追求されています。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmp.asx?deli_id=40977&live=yes&media_type=wb
【動画ニュース掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
【動画ニュース最新版タイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。
投稿: 愛信 | 2011/05/13 11:45
re:予算委員会審議中継を見ています
総理の朝鮮人献金問題追求
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=866&mode=LIVE&un=7cad427d4eb8e28bddc88de6cc085699&ch=n&pars=0.758911064234527
投稿: | 2011/05/13 13:03
youtube地震動画総括2011-3-11の検索結果
支那人や朝鮮人に支配された反日売国テレビ局・マスコミが
長期間に渡り隠蔽して来た東北地方太平洋沖地震の実体を
確りと見定めて下さい。
【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。
投稿: 愛信 | 2011/05/13 14:23
海に出て操船しているものなら、当然知っていることだが、大型船が進路を変えるのはきわめて時間がかかるものなのです。我々の10m程度の小型船は、大型船に近づくことはしません。これ常識です。
大型船と小型船を同列で論じること自体が無意味なこと。
海上衝突予防法の「いかなる船舶も衝突を回避する最大限の努力をする」の真意は、よく新聞などで言われる進路優先権などは最終的には存在せず、双方が衝突を回避する必要がある。ぶつかったとき責任が無いとは双方いえないということです。
これは洋上という特性上、相手の責任言い募っても船が沈めば死ぬしかないという、厳然たる事実があるからです。全ての船長は自己責任でことに当たるべき話です。
このようなことを考えると、なだしおもあだごも責任はあるが罪は無いといえる。むしろ過失割合は、どう見ても小型船側にありますね。
最後に日本以外では戦闘艦には敬意を表し進路を譲るのは常識。たとえば、アメリカで空母に小型船がぶつかったとしたら、いかなる理由があろうとも小型船が非難されるのは間違いないでしょう。
投稿: hokuhoku | 2011/05/15 00:13
亡くなられた清徳丸の乗員 御二人の冥福は お祈り致しますが・・・・
非は 1000パーセント 漁船側でしょう。
当時 漁船側は 確か 10隻近くで 漁場へ急いでいたとか、、、記憶しています。
あたご側が 清徳丸を 結果的に回避出来る行動をとっていたなら 衝突する漁船が 清徳丸から 他の僚船に 代わっていただけかもしれないのです。
最悪、複数隻との衝突も 有り得たかもしれません。
あたご級イージス艦は 7700トン 全長165メートル 全幅 21メートルもあり 10~20メートル程度の 漁船と比べれば 小回りは 全く利かないはず。 常識的には 回避義務を怠って 突っ込んできた
清徳丸の過失が 大きいだろう。
が、 原告側は おそらく 大いに不服で 高裁・最高裁と上告するだろうし、噛み付かれた自衛官には 本当に 気の毒です。
投稿: ポチ たま | 2011/05/15 13:50
今回の判決を是としている人に告ぐ。
この事件に関する法律を知っていて話しているのだろうか?。
衝突予防法を現場で実施に入る場合は何時から開始されるか知っていますか。
私はこれ程の腹立たしい判決は無いと考えている。
判決もいたって簡単、小学生でも理解出来る内容の物で、それを専門官である裁判官が理解出来ず誤った判決を下すと言うのだから資質以前の資格にも及ぶ失格者であろう。
判決は海難審判所が下したものが正しい。
すなわち、衝突予防法の開始時期から、法の前文にある「総ての動作は十分余裕ある時期に・・・」を認識し法の19条を的確に行なっていれば、この事件は絶対に起こりえなかったのである。
それを漁船側が正確に励行し、危険を察知し、あまつさえ21条及び21条を適用したのであるが自衛艦の無謀から衝突にいたったものと思われる。
法を100%守った側が悪く、守らなかった側が良とする裁判官、しかも漁船の僚船の発言から推測航路を計算したなんて、傲慢さにもあきれ返る。
1000パーセント漁船がわに非があると言っている人、法律も知らない船を操船した事も無い人と思われるが己の資質を問われないように以後の発言に気をつけるが良い、船の大小や付近の船数で操船を決め付けるならば衝突予防法なんて要らないのである、道路交通法や航空機だって法律にのっとって運行されているから事故は少ないのである。
私の推測はろくに法律も操船方法も知らない者を三佐とか航海士に任命するから、頭でっかちな思考で
「そこのけ、そこのけお上が通る・・・」思考の傲慢さが引き起こした殺人罪にも匹敵する事件と考える。
そしてその者を任命した上官及び防衛大臣、及び裁判官も大臣も罷免すべきと考える。
映像に映し出された被告2名のふてぶてしい言動、これが自衛隊全体の今の実態なのであろう。
投稿: ao21r1k1 | 2011/05/16 20:49
訂正文(ポチ文)
文章中ほど
「あまつさえ21条及び21条・・・」を「あまつさえ21条及び27条に訂正」申訳ありませんでした。
ついでに投稿者の文で気野付いた事を一言。
法や道理もわきまえず己だけの常識?や感情論、はたまた公私混同論からものの上下論を規定概念として恥ずかしげも無く堂々と公に論じて居る事に、いま時代の典型をみる思いで政治の世界同様終末的日本を感じる。
その一例が「海に出ている者の常識者なら知っている、大型船は自由が利かないから小型船が避けるべき、これが常識と論じている人、本当に海技免許保持者なのだろうか、こんな人が他人に迷惑をかけ事故を起しても平気でいられるのだろう、驚くばかりである。
投稿: ポチ | 2011/05/17 08:14
自国内のすなわち領海を航行しているのなら、自国民を保護する観念を持つのが当たり前だ。
大は、小を保護する。誰でも知っている。
民主主義をだれも、判っていない。双方に罪があるが、無罪とは、恐れ入った。
投稿: | 2013/06/13 20:03
何故納得出来るのかがわかりません。
検察は、有罪に出来ると考えて起訴したのだから、最高裁まで行かなければいけないのです。
なによりも、海難審判所の結審と矛盾することはダメだと言い張らなくてはいけない
たとえ事実が、漁船がスーサイドしたのであっても
投稿: あ | 2015/11/15 18:41
外洋レースも含め40年、セーリング界でお世話になっているものです。今更ながらですがたまたまここに行き着いたので一言。海上衝突予防法、裁判等々も当然重要でしょう。海にはその前にシーマンシップという暗黙のルールも存在します。海洋国家??笑える。漁師さんにそれを求めるのは無理かも分かりませんが、先進国のみならず多くの諸外国では、国民を守る、軍の艦艇は敬意をはらい航路をゆづるのが当然、まして8000トンを超えるミサイル巡洋艦が舵を切っても回頭をはじめるまでに500m以上かかります。「なだしお」の時の同じです。潜水艦は2/3が水面下にあり水上艦のようには操船できません。回避など出来ません。マスコミはもう少し勉強し公平に伝えるべきではありませんか。マスコミの偏見報道はこれに限ったことではありませんが。一つ付け加えるなら海で一番危険なのは漁船です、自動操船にして何も見てないのは当然として、われわれはどちらに優先権があろうと必ずこちらで避けるのは常識です。
投稿: yota | 2017/12/22 09:15