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2011/06/03

菅内閣不信任騒動は民主党の終わりの始まり

久々に政局の激動を予感させた菅内閣不信任騒動は、結局、民主党からの賛成議員2人、棄権・欠席15人で幕を閉じた。
形の上では、菅直人首相は圧倒的信任を受けたことになる。
が、これは、まだ第一幕が降りたに過ぎない。

Kannaoto6      2日夜、記者会見する菅直人首相。目が笑っています、いつもは「うつろ」だったのに!

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昨晩の菅首相の会見を見たが、首相の顔は満面の笑みに包まれていた。
言葉で語らなくとも気持ちは表情に表れる。
いつもの「目のうつろな人」ではなく、菅首相の目は闘いに勝利した高揚感にあふれていた。
菅首相はその場では、退陣時期について明言を避ける一方、「福島第1原発が冷温停止し、放射性物質がほぼ出ないところまでもっていくために全力を挙げる。一刻も早い実現を目指す。当然の私の責任だ」と述べた。
これは来年の1月あたりまで首相を辞めない、という続投宣言にも聴こえた。

一方の鳩山由紀夫前首相は、菅首相の会見前に「それはウソだ。私と首相との間で、辞めていただく条件の話をした」と色をなして反論していた。
岡田克也幹事長が2日昼の党代議士会後、「(菅首相の退陣時期について)区切っていない。(確認事項が続投の条件とは)言ってない」と記者団に語ったからだ。

この日の衆院本会議直前に、国会内で民主党の代議士会が開催された。
鳩山氏はこの席でマイクを手にし、
「復興基本法案を成立させる。さらに第2次補正予算案の早期編成のめどをつけていただく。その段階で菅首相が辞任することで合意した」
と説明し、民主党の一致団結を呼びかけた。
これが、流れを一気に変えた。
造反組は、不信任案賛成の大義名分をなくしたからだ。
が、壇上で鳩山氏の発言を聴く菅首相の表情は、困惑と怒りが交錯したような複雑なものだった。
首相は挨拶で、
「震災復旧・復興、原発事故の収束に一定のめどがつき、やるべき役割を果たせた段階で、若い世代にいろいろな責任を引き継ぎたい」
と述べただけで、辞任の時期については一切言及しなかったからだ。
このとき既に、菅首相と鳩山氏の思惑のずれは表面化していたのだ。

実際、菅首相は代議士会の後、「紙に書いてないのに、何を言っているんだ」と、鳩山氏への不信と怒りを周囲にぶちまけていた。

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菅首相と鳩山氏の間の覚書は、首相の指南役である北沢俊美防衛相と鳩山氏の側近、平野博文元官房長官が極秘にまとめ上げたものだ。
2日午前の首相官邸。
ここで北沢防衛相は、覚書を手に枝野幸男官房長官とともに菅首相とその内容を確認した。
その内容には「時期」はおろか「辞任する」と言う文字さえ含まれていなかった。

官邸での協議が終わった約1時間後、菅首相は平野氏や岡田幹事長らの前で鳩山氏と覚書を交わした。
鳩山氏は覚書を退陣条件と考え、菅首相に署名を求めた。
菅首相は「党の中のことだから、信用してほしい」と、かわした。
しかし、両者の意図の違いは、菅首相が一度も「退陣」や「辞任」という言葉を使わなかったことに表れていた。

菅首相と鳩山前首相が交わした覚書の確認事項は次の通りである。

 ▽民主党を壊さないこと
 ▽自民党政権に逆戻りさせないこと
 ▽大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと

 〈1〉復興基本法案の成立
 〈2〉第2次補正予算の早期編成のめどをつけること

見事なまでの玉虫色である。
鳩山氏は、これを「復興基本法案の成立と第2次補正予算の早期編成のめど」がつけば菅首相は辞任すると理解し、菅首相は「大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つ」と受けとめた。
「辞任」という文言を避けたのは、その言葉を使った時点で菅内閣が「レームダック(死に体)」になるからまずい、という菅首相側の申し入れに鳩山氏側が譲歩したためと言われている。
が、この時点で、既に菅首相の勝利(居座り)と鳩山氏の敗北は決まっていた、と言ってよい。

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鳩山氏は、2日午前の菅首相との会談内容を、その直後に小沢一郎元代表に報告した。
このとき、「どこまでしっかり詰めたのか」と問われた鳩山氏は、「私が代議士会できちっと話をします」と約束したのだ。
これが小沢氏の「今までなかったものを引き出せたんだから、自主的判断で(投票するで)いいだろう」という発言につながった。
が、事態は鳩山氏の思惑とは逆の方向に進んでいる。
菅首相を信じた鳩山氏はバカだが、その鳩山氏を信頼した小沢氏はもっと間抜けである。

覚書に「辞任」という言葉や「時期」が明記されなかったのは、交渉の窓口になった平野氏の腰が引けていたからである。
今、解散すれば、民主党は100議席にも届かない惨敗を喫すると言われている。
だから、菅首相による解散断行を恐れた平野氏は、北沢氏とのやり取りの中で次のような言葉を交わした。
「鳩山は時間をかけて話をすると、あっちへ行ったりこっちへ行ったり揺れるから、一気にやろう」
つまり、鳩山氏の側近であるにもかかわらず、平野氏は「解散を避ける=菅首相を信任する」のが第一と考えていたのだ。
これでは、鳩山氏が思うような覚書が出来上がるはずもない。

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民主党内では、さっそく第二幕が始まろうとしている。
「福島第1原発が冷温停止し、放射性物質がほぼ出ないところまでもっていくために全力を挙げる。当然の私の責任だ」
という菅首相の発言が、鳩山氏や小沢支持勢力の猛烈な反発を招いているのだ。
菅首相の発言が、冷温停止に最後まで責任を持つという意味であれば、来年の1月まで続投したいという意味になる。
首相は、自身による9月前半の訪米についても否定しなかった。
これが鳩山氏や小沢支持勢力にとっては「約束違反」と映る。

小沢支持勢力の菅首相に対する疑念は強く、さっそく時期の明示を迫る質問状を菅首相宛に提出した。
鳩山氏も同様で、既に不信任案否決後の議員会館のエレベーター前で、
「まだ油断できない。もし約束不履行だったら(退陣を求める)両院議員総会を(実現する署名を)150人、いや250人は集めないといけない」
と側近議員に語っている。

報道によると、当選1回の民主党若手議員は衆院本会議後、ため息交じりに「民主党の『終わり』は、まだ始まったばかりの気がする」とつぶやいたそうだ。
私も、この民主党議員の思いと同じである。
まさに今回の菅内閣不信任騒動は、「民主党の終わりの始まり」なのである。

菅首相も鳩山氏も小沢氏も、政治的影響力をなくす日は、そんなに遠くはない。

そして民主党は崩壊する!
間違いなく!

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

坂様とあろう人が、何が起きたのか?事態の把握を誤るとは...驚きです。

今回の政局茶番劇は、全て マ ス ゴ ミ に踊らされた政治屋が演じたもので、信念を持って臨んだのは民主党で賛成票を投じたごく僅かの方々だけでしょう。...まぁ、あまり賢い行動とは思えませんが。

谷垣総裁は党内部からの突き上げとマスゴミの宣伝に乗せられて、可決された後の確たる政局の展望も無く、不信任動議を提出。
...総辞職となった場合のミンス党の後任 or ミンスが割れた場合の連立等の構想は無し。

小沢元幹事長は、不信任が可決されても党首に返り咲いて首相に成る目途も無いまま、癇氏を信認するとも言えず、マスゴミの煽る「癇・小沢の衝突コース」に乗せられて癇氏に詰め寄っただけ。
...本人は裁判の決着がつくまで、首相はおろか党首への就任も無理。意を汲む代理となる党首候補も見当たらず(原口氏は勝手に勘違いか) もし、マチガって解散にでもなれば、ミンス党は壊滅の上、小沢派も落選多数となって、分裂・新党結成・連立なんて目は無くなる。

鳩山元首相は、マスゴミの注目に乗って政局の主役に躍り出て、ルーピー・ダンスを踊っただけと。
...結局、アホさ加減を再披露して、叩かれる事に。

癇首相は、マスゴミに乗せられたお調子者達の不信任を受けて立つ羽目になっただけで、ズル菅の本領発揮をさらしてしまったと。
...不信任動議の提出、その可決や否決といずれの場合でも、癇氏への非難や支持率低下、ミンス党分裂の危険性と、どれをとってもプラスの目は無く、ここは目立たないようにしていたかったハズ。

以上、ギャグネタで売りを伸ばしたマスゴミの一人勝ちで、政治屋や国民のオール負けと

投稿: ムフフ | 2011/06/03 14:05

>菅首相も鳩山氏も小沢氏も、政治的影響力をなくす日は、そんなに遠くはない。

これには賛成ですが、

>そして民主党は崩壊する!
>間違いなく!

これはどうですかね。
個人的には、結局満期いっぱいまで民主党政権が続くと思いますけど。
2009年9月、自民党は一年以内に政権復帰できると多寡をくくっていたそうですが、現実は違いましたし。

投稿: | 2011/06/03 14:26

今までの報道を見る限りでは、ひとことで言うと
『またしても、原因は鳩山だ』 ということのようですね。

>このとき、「どこまでしっかり詰めたのか」と問われた鳩山氏は、
>「私が代議士会できちっと話をします」と約束したのだ。

このくだりを読んで鳩山の「トラスト・ミー」を思い出す人は多いでしょう。
しかし私は去年9月の菅と小沢の代表選を連想しました。
鳩山が小沢と対談して「トロイカ+α体制」で行こうと。
その内容を菅に伝達するのに、小沢の意図とは違うことを伝達して
けっきょく泥沼の党内抗争を招いたあの時と、
菅と小沢の位置が逆なだけで、あとは同じではないですか!

鳩山由紀夫には「ことづての伝達」さえも出来ないのです。
鳩山がバカなのは今更ですが、その鳩山を信用する小沢一郎は、
完全に耄碌したとしか、言いようがありません。
何回鳩山に痛い目に合わされたら気が済むんでしょうね?
あんな顔して、意外にマゾヒストなのかもしれませんね(笑)

思っていたとおり小沢への処分はなし。すべてがナァナァのグダグダで、
ゆいいつ松木謙公と横粂がみせしめに除名される見通しです。
しかし皮肉なことに、松木の主張はこの上もなく正しいのです。
『予算関連法案を通してもらうかわりに菅総理に辞めもらうべきだ』
まさにこれが、民主党政権を延命させうる唯一の方法なのです。
しかしその松木が除名の憂き目を受けて、他の議員達はさっさと意見を変え、
そしてボスである小沢は敵前逃亡しました。

民主党に何かの期待をかけても無駄だということです。
今回の内閣不信任案は、「民主党の造反があれば可決する」という点が、
すでにして失敗を確約していたのです。
現状の政局を変えるには民主党「以外の」議員に期待するしかない。
「次こそはきっと民主党内でも反乱がおきる」などと期待すべきではない。
どうせそれは裏切られます。
民主党議員にまったく頼らない方法だけが、信用すべき方法です。
それは、松木も指摘している予算関連法案です。

今回の菅の「目処が立ったら辞める」という言い方で懐柔しておいて、
不信任が否決さたら「そんなことは言ってない」と開き直る方法は、
民主党政権のマニフェストそのもののように私には見えました。
国民をいかに愚鈍と侮っても、もうこのやり方はさすがに、
誰しもが卑劣と気づきはじめているでしょう。
私は願望を規定のように叫ぶのは好きではありませんが・・・

>そして民主党は崩壊する!間違いなく!

喜びをもって同意したいと思います。

投稿: 鳩槃荼 | 2011/06/03 16:29

 昨日の茶番劇によって、事実上バ菅政権の後が無くなった。バ菅政権の終了がすなわち民主党自体の終了になるという坂さんの見立てに賛成です。
 今回、仮に自民党の立場に立つと、一番嫌なことは、バ菅が素直に辞任して挙党態勢で後継総理を決められることだったでしょう。そうなれば、民主党自体がクズなんだということを理解していない脳天気な国民が再び支持し、しばらくは政局も安定したはずです。そして、復興増税・TPP・人権擁護法案等の成立の危険性も高まったでしょう。
 今回、僅かな造反しか出なかったとしても、これで3分の2の再可決ができないことが、より確実になりました。つまり、バ菅政権は法律案一つまともに通すことができない政権なのだということであり、これを周知徹底させていくべきでしょう(そして、この嘘つき政権の法律によらない要請には、安易に応えるべきではないということも、徹底すべきです。責任を擦り付けられるだけですから)。
 この場合、今回の不信任案否決の責任も含め、非協力的な自民党に対して、マスゴミや一部の国民がジミンガー叫ぶでしょうが、どうやら自民党執行部はそれも折り込み済みで、自公vs民主で真向から対立する青森知事選でそれを払拭できると考えていたようです。そもそも不信任案の提出も、4〜5月極秘調査で、このまま解散総選挙になっても最低でも200議席超、過半数はもとより300議席もあり得るという結果が出たからだと言われていますし。この執行部、なんだかんだ言われていますが、地味に選挙は強いんですよね。
 マスゴミは、自称被災者に「この時期に政局なんて」という発言をさせて、必死にバ菅政権を擁護していましたが、私が直接知る限り、実際の被災地では、なかなか表には出さないもののバ菅民主党政権に対する殺意に近い怨嗟の感情が渦巻いている、というのがより現実に近いでしょう。民主党国対の安住は、石巻・東松島が地盤ですから恐いでしょうね。もっとも、地元からの陳情を国会が忙しいからと断った人非人ですが。
 結局は、国民次第でしょう。いくらマスゴミが下駄を履かせているといっても、現政権の支持率20%は多過ぎます。この夏、東京・名古屋といった大都市の住民が、電力不足その他で散々な思いをして堪忍袋の緒が切れたとき、民主党の非主流派は生き残りを懸けて党を割り新党を結成して解散総選挙に打って出る、という結果しかないのかもしれませんね。

投稿: op | 2011/06/03 17:12

支持します。
民主党政権崩壊は秒読みの段階に入ったと思います。それにしても、この政権のバカさ加減は憲政史上、ダントツなんじゃないだろうか?
だとすれば、声を大にして言いたいのは、「この政権を産み出したのは、とりもなおさず国民なんだ」って事。民主党に投票した貴方や貴女、この茶番劇はあなた方が造ったんだよ。奴らを笑う前に鏡をみてくれ。そして、二度と間違いを犯さないでほしい。

投稿: ナショナリスト | 2011/06/03 20:21

第177回国会予算委員会審議中継2011年6月3日 (金)
開会日 : 2011年6月3日(金)
会議名 : 予算委員会
収録時間 : 約4時間58分
案件(議題順):参考人の出席要求に関する件
予算の執行状況に関する調査

前外務大臣は朝鮮人からの献金を受け取り、その罪で告訴された。
現総理大臣の朝鮮人からの献金を厳しく追求する西田昌司(自由民主党)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=5248&mode=LIBRARY&pars=0.17861168160536428

【動画ニュース掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
【動画ニュース最新版タイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。

投稿: 愛信 | 2011/06/03 20:29

>そして民主党は崩壊する!
間違いなく!

私も、そう思う。今後10年以内に、民主党・自民党その他自民党から出て行った政党、及び維新政党の類の地域
政党は全て、崩壊すると思う。
残るのは、公明党(創価学会)と、日本共産党だけ。
では、今後10年以内に間違いなく、崩壊する上記の
政党がどのような形で収斂するか?それは、誰にも予測
出来ない。

投稿: 三毛猫 | 2011/06/03 20:51

関西情報サロン第15回会合 次世代型植物工場で被災地の農業復興を
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110531/biz11053117540048-n1.htm

高層の植物工場ビルを建て下の方を居住区にする。 
災害発生時は上の方や屋上に避難所を開設する。 
このような方法で東北地方沿岸部の都市再生と野菜や
牧草の生産工場と雇用の確保に防災対策、住宅問題
や農耕地の汚染などの問題を一挙に解決する。 
エネルギーは燃料電池を使う、必要なエネルギーはメタン
ハイドレードや無尽蔵の海水を電気分解して出来る水素
と酸素を使う。 東北地方各県の主導でこの提案を実現し
て戴きたい。 尚、民主党韓政権は土地の国有化による
人民公社など支那の革命根拠地の構築を企んでいるの
で十分に警戒する必要がある。 特に株式など資本面で
は民主党や国に利権を渡さない事、地域住民が全ての
権利を確りと握る事が重要。

【植物工場の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/sgr/sgr0.cgi
【植物工場のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

投稿: 愛信 | 2011/06/03 23:15

無能無策、その上保身にかけては有能策士である管氏が延命しても、復旧復興は進まない。民主党の終わりの始まりが始まって、そのつけを追うのは国民であり、震災の被災者である。


民主党を選んだのは国民である。

投稿: 日本人 | 2011/06/04 00:00

また同じことの繰り返しで、多分こんなことになるのだろうと思っていたらやっぱりこうなった、という感じですな。よくもここまで予想通りに動いてくれるものだと、思わず笑ってしまいます。
鳩がどう動こうと事態は解決しないでしょうから、参院自民が腹を括れるかどうかで決まるでしょう。近衛内閣ばりに「卑劣な菅とその政権は以後相手にせず」を貫徹し復興基本法案以外は全部通さない、というくらいの根性を見せられるかどうかですが、メディアは野党が復興の邪魔をするとかなんとか難癖をつけて煽るでしょうね。マスゴミが作り出す劣悪な世論に負けるようだったらもう一巻の終わり、宰相不幸社会が当分は続くのではないかと。民主党員は兎も角、自民にお灸をすえるとかいっぺんやらせてみろとか、或いはメディアの偏向報道に踊らされてジミンガーなどと言っていた愚民には、現状を批判する資格なぞ無い。民主なんぞ支持しなかった有権者一人一人に土下座して許しを請わねばなりません。

投稿: y16a | 2011/06/04 01:05

今回の展開を見てみると、鳩山の行動が壮大なる釣りなのか真面目な行動なのかさっぱり分かりません。実際には民主党が延命しているという事実だけが残っています。
いつかは崩壊すると思いますが、こういったグタグタが続くことで、我々が考えているより崩壊が遅くなるのかも知れません。

投稿: ホビロン | 2011/06/04 06:22

鳩山由紀夫の馬鹿さ加減に呆れ果て、彼に対し、腹が立って、腹が立ってたまらなかったが、気がちょっとばかり落ち着いて来たら、菅首相に対し、鳩山に対する以上の腹立たしさが湧いて来た。曖昧この上ない、“一定のメド”などという、言葉の詐術を弄して、いつまでも、権力の魅力に取り付かれたのか知らないが、首相の座に居座ろうとする。一体何を考えているのか?早く、早く、復興に立ち向かわないと、日本はどうしようもなくなって来る!!!ジワジワと、とんでもない事態が我が身の周辺にも起きて来ている・・。

投稿: しずっぺ | 2011/06/04 10:20

ズルい菅とその周辺が、バカな鳩山を利用して、小沢と野党を持ち上げた後にハシゴを外した。
確かにこれですべて説明はつくが、何か出来すぎている気がしてならない。

派閥抗争を続け国民に呆れられる反面、野党が存在感をなくし与党の地位を保つという状況は、かつての自民党を思わせる。

かつての自民党より、政治も抗争も著しくレベルが低い気はするが…。

投稿: suzume | 2011/06/04 11:47

昨日の国会中継の動画です。菅直人の悪行が暴かれたのですが、マスコミは報じていないようです。まだ観てない方は是非ご覧になってください。

H23 06 03 参院予算委 森まさこ 人災の証拠が発覚。菅の原発視察は犯罪的
http://www.youtube.com/watch?v=q0BkpVYMcXE

H23 06 03 参院予算委 西田昌司 違法違憲内閣
http://www.youtube.com/watch?v=PKs98DjIZDs&feature=share

投稿: いつも読んでます | 2011/06/04 15:03

革まる派JRで検索していたらこのブログに出会えました
弁護士枝野が革まる派とズブズブとの記事をみたからです
民主党って怖い
反体制の集まりなんすね
知らなかった

投稿: 民主党は屑 | 2011/06/04 17:08

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再燃した「菅降ろし」 狡猾・首相の延命戦略 閣内からも火の手 2011.6.4 01:15  菅直人首相に早期退陣する気がさらさらないと知った鳩山由紀夫前首相の怒りはすさまじかった。  「私の発言でみんな我慢して政党人として行動してくれたのに。不信任案に賛成すべき…... [続きを読む]

受信: 2011/06/04 04:29

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