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2011/09/25

保守も左翼も国益と国民益のために尽力してもらいたい

皆さん、お久しぶりです。
仕事が忙しくてね。
毎日12時間も働くと、もうクタクタですよ。
おまけに私は、毎日酒を呑みますから、その負担も大きい。
60歳が目の前なのに、やめられないんだよなあ、仕事と酒。

ところで、ブログを休止していた間、考えていたのは左翼の歴史です。
私は、無神論者ですし、今でも共産主義は“理想”としてはありえると思っています。
「能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」
こんな社会になれば最高だと思います。
ただ、この社会の前提にあるのは、無限の生産力と自律的で自立した人間存在です。
自律的で自立した人間存在とは、理性的で、且つ自らを類的存在(社会的存在)として認識した人間のことです。
が、これを実現するまで、おそらく1000年はかかるのではないでしょうか。
いや、永遠に無理かもしれません。

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共産主義の歴史は血塗られています。
まさに陰謀と謀略と虐殺の歴史。
が、これはロシア革命とボリシェビキ(多数派を名乗る少数派)によるところが大きいと思っています。
ロシア革命の成功によって少数の精鋭な革命家集団=中央集権的な党(前衛党)による大衆の指導、つまりエリートによる暗愚な大衆の支配と強制が共産主義になったのです。
そして、これが世界中の共産主義革命のモデルになりました。
私は、ここに共産主義の限界を感じます。
つまり人民=労・農・兵による支配(ソビエト)が、“前衛党の独裁”に化けた時点で共産主義は破産する運命にあったのです。

ロシアの社会民主党には、メンシェビキ(少数派の意だが実は多数派)とボリシェビキ(多数派の意だが実は少数派)がいました。
社会民主党の基盤は者・農民・兵士によって構成される評議会(ソビエト)でした。
多数派のメンシェビキ(右派)は、まず民主主義革命を成功させ、その後の改良の積み重ねによって社会主義社会を実現し、最終的に共産主義社会を目指していました。
これに対しレーニン率いるボリシェビキ(左派)は、暴力によって現体制(絶対君主制)を打倒した後、プロレタリア(者)独裁を経て社会主義社会を実現し、最終的に共産主義社会を目指していました。
ボリシェビキは革命の主導権を握るために陰謀の限りを尽くし、少数派だったにもかかわらず革命を指導する立場を確立します。
そして革命成功後は、守旧派(皇帝派)やブルジョア(資本家)、地主だけではなく、メンシェビキ(右派)はもちろん、共に武装蜂起に参加した左翼社会革命党までも粛清(虐殺)してしまいます。
当然の事ながら「ソビエト」は建前だけの存在になり、実際は共産党による超独裁社会になりました。

当時のヨーロッパには、もう一つの有力な左翼が存在しました。
マルクス主義(共産主義)発祥の地、ドイツの社会民主党(社民党)です。
ドイツでは第1次大戦の敗色が濃厚となる中、皇帝が廃位され社民党が政権を掌握しました。
この背景には兵士と者による武装蜂起がありました。
ところが、ロシア型の革命を警戒した社民党右派は、者・兵士による評議会(レーテ=ドイツ型ソビエト)を後ろ盾に社会主義革命を目指した社民党左派(スパルタクス同盟≒共産党)の徹底弾圧に乗り出し、左派の指導者だったカール・リープクネヒトやローザ・ルクセンブルクを惨殺します。
そして「レーテ」も解体されてしまいます。
つまり、レーニン率いる少数の精鋭な革命家集団(前衛党)によるロシア革命が成功し、レーニンの「超中央集権主義」を非難したローザ・ルクセンブルクが指導するドイツ革命は失敗に終わったのです。
このロシア革命の成功とドイツ革命の失敗が、その後の国際共産主義運動の性格を規定してしまいました。

社民主義者(メンシェビキ)を排除・弾圧し成功したロシア革命、社民主義者(社民党右派)に対する警戒を怠ったために失敗したドイツ革命、これが決定的でした。
この後、国際共産主義運動はロシア共産党の独壇場になって行きます。
それはレーニンの死後、主導権を握ったスターリンによってさらに徹底されます。
スターリンの意に反する者は、ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)国内だけではなく、欧州やアジアでも「反革命」のレッテルを貼られ抹殺されたのです。
そのスターリンの嫡男が毛沢東であり、毛の嫡男がカンボジアのポルポト、そして変種が金日成です。
スターリン、毛沢東、ポルポト、金日成に共通するのは、西欧の人権思想とは無縁だったということ。
彼らにとって、人民・大衆は無知蒙昧であり、知識人は共産主義革命を進める上で邪魔者でしかないのです。
要は、上意下達で有無を言わせない、つまり「無思考・無批判の人間を大量生産する」ことが彼らの指導理念でした。
「無思考・無批判の人間」は、「自律的で自立した人間存在」の対極にあります。

Rosa_luxemburg                  今なお根強い人気があるローザ・ルクセンブルク

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ロシア革命から90年以上が経過しました。
革命の結果誕生したソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)は、既に1991年8月に崩壊しています。
少数のエリートと大多数の「無思考・無批判の人間」で構成される体制がたどる必然の道でした。
ノルマと規則の中でしか働かない人間。
競争がないから技術革新もない。
自主性も創造力も湧いてこない。
それでも戦前は、恐慌に苦しむ資本主義国家よりも計画経済とノルマに支えられたソ連の方が優位に立った時期がありました。
が、戦後、資本主義国家が自由な世界市場を創設し、相互の協調と競争が表裏の関係になる体制を作ると、その立場は逆転します。
秩序ある自由競争は豊な中間層を生み出しますが、中間層が存在しないソ連型社会主義は、共産主義社会に向かって前進するどころか、軍事産業や宇宙産業を除いて社会の停滞と硬直化に陥ってしまうのです。

一方、ロシアの社会民主党の右派だったメンシェビキにとって親戚ともいえるドイツ社会民主党(社民党)右派は、1959年にバート・ゴーデスベルク綱領を採択してマルクス主義と絶縁し、中道左派の国民政党へと脱皮しました。
そして、ヴィリー・ブラント、ヘルムート・シュミット、ゲアハルト・シュレーダーと3人の首相を輩出し、ドイツ政界において今なお大きな影響力を有しています。
要は、強制力によって人間を変え、社会を変えようとする共産党ではなく、民意に基づいて多数派を形成し、改良の積み重ねによって社会を変えようとする社民党の方が人間には向いていたのです。
私は国益擁護の立場に立ち、資本主義の枠内でより自由で平等な社会を目指す西欧社民党のような左派が我が国にも誕生することを強く望みます。

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ソ連が崩壊し、レーニンの革命論や共産主義論が破綻しても日本の左翼は変わりませんね。
彼らが言う「反戦」「反原発」「反貧困」「反差別」、これらはすべて革命を起こすための方便にすぎません。
もともと彼らの本質は“暴力”であり、「反戦・平和」を唱える資格も資質も左翼にはないのです。
社民党の前身であり、当時の衆院選挙で常に1千万票を超える得票数を誇っていた日本社会党の中核・社会主義協会について右派で当時の教文部長だった加藤宣幸氏は次のように語っています。

「労農派(協会派)の考えは、せんじ詰めれば、社会主義政権ができればすべて良くなる、戦争や恐慌がなければ革命は出来ない、それまでは学習しろという。しかし、政党である以上、日常的に国民生活を良くしていく仕事をすべきではないかと思った」

革命を実現するためには戦争や恐慌がなければならない。
左翼の唱える「反戦」や「反貧困」は、そういうことなのです。
「反基地」も同じです。
米軍基地がなくなれば困るのは軍用地主と左翼です。
特に沖縄の左翼は、メディアや教育界、界を中心に強い勢力を誇っており、県民の反米軍感情を利用して反基地・反体制運動を煽っています。
何しろ反米・親北朝鮮の糸数慶子氏が自民党候補を破って参院選で当選するほどですから、沖縄左翼の力は侮れません。

それにしても、沖縄県民は気づかないのですかね。
左翼の狡猾さに。
普天間基地の辺野古移設に反対する市長を当選させて、事実上普天間基地の永久固定化という事態を招いています。
「危険だから」と、基地に隣接する小学校に移転計画が持ち上がった時、真っ先に反対したのは沖縄左翼です。
なぜなら反基地の象徴がなくなってしまうからです。
小学校のグラウンドフェンスから2百メートルの所に米軍ヘリが不時着、炎上したというのに。

食うに困らず、着るに困らず、住むに困らず、たまには人並みに贅沢もできる生活を享受していながら、どうして反体制なのか?反国家なのか?私には理解不能です。
体制の至らぬところを改善する、より住みよい国家にする、と言うのならまだ解ります。
が、彼らは違います。
日本の近代史を否定し、今の豊な世の礎を築いてくれた先人たちを冒涜します。
こんなのは左翼でも知識人でもありません。
レーニン主義の亡霊=「国家権力の本質は暴力装置」という極めて一面的な偏向思想に憑かれているだけです。
これは前時代的な、あるいは非民主的な国家、たとえば中国とかリビアとかには当てはまりますが、民主国家における権力は、基本的には国民が選んだものであり、「暴力装置」という考え方は正確ではありません。

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長くなりましたので結論を書きます。
フランス大革命に端を発する現代左翼の歴史は、レーニン主義的な反国家、反資本主義の敗北を証明しています。
日本の左翼も歴史の教訓に習い、レーニン主義はもちろんマルクス主義とも絶縁して国家を基本とした立場に立脚してもらいたいものです。
資本主義である以上、格差と競争は避けられませんが、より豊な中間層を大きくすることには異論はありません。
保守であれ左翼であれ、平和で豊な社会を実現する鍵は中間層の厚さにあることは解っているはず。

空虚なイデオロギーにたぶらかされるのではなく、保守も左翼も国益と国民益のために尽力してもらいたい、そう思います。

【追記】
とにかく時間がなく、このエントリも書き始めて3日目になります。
今後も、途切れ途切れの更新になるやもしれませんが、よろしくお願いします。

なお、私は無神論者ですが、宗教を否定するものではありません。

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個人」カテゴリの記事

コメント

坂さん、ひょっとして健康を害されていたのかと心配しておりました。お酒もほどほどになさってください。
聖書も「健康のためには葡萄酒を少量(ほどほど)飲みなさい」と言っています。。。
私には沖縄の反日左翼が、反日朝鮮人とだぶって見えてしまいますが、坂さんの指摘で合点がつきました。ご自愛いただき、これからもよろしくお願いいたします。

投稿: 転びバテレン | 2011/09/25 18:20

マルクスの誤謬は、結局人間というものを単に生産単位としか考えず、また「富」というものを均質な、量的なものとしてしか考えなかったところにあるのではないかと思っています。
人間、食うに困らなくなったら、次に求めるのは「他人との差別化」であったり、「個性の主張」であったりするわけですが、そういう観点がマルクスにも、そしてその後継者たちにもすっぽりと抜け落ちているのではないでしょうか。
これはマルクスやレーニンを責めるべきではないかもしれません。当時としては、多くの人々がろくに食べるものも得られずに呻吟していたわけで、その次の段階などというものを考える条件はひとつもなかったのですから。
しかし、ある程度「食うに困らない社会」が成立した段階で、次に人々が望むのは「選択の余地」である、という事実を組み込んだ理論を構築できなかったのは、後継者たちの怠慢であると言わざるを得ません。
すでにその時点で、マルクスやレーニンの理論が「不磨の大典」化してしまっていたためでしょうが、それにしても硬直化してしまったものです。
各国の社会主義政権が軒並み破綻したのは、結局「計画経済」の名の下に「選択の余地」を極限まで狭めてしまったために、人々がそのつまらなさに飽き飽きしてしまったというのが真因に近いのではないかと考えています。
そしてこれは、ファシズムが破綻した理由でもありましょう。
いろいろなことに「選択の余地」が幅広く確保されている社会こそ、さまざまな事態に柔軟に対応できる強さを持ち、構成員がいちばん幸せを感じるものだと信じます。

投稿: | 2011/09/25 18:28

福島の事故で、「安全神話が崩壊した」といわれます。しかし私の昔の記憶では、アメリカに倣って避難訓練をやろうとすると、左翼が押し掛けて来て「事故が起きるから、このような訓練をするのか」と言います。「起きる可能性がある」と言えば「そんな危険なものは作らせない」というので、起きないといわざるを得ません。それで安全神話なるものが出来たのです。
最初から全く安全などと関係者が言っていたわけでは有りません。

また福島第一の1号機は30年で廃炉にする予定でした。私は鹿島の下でそのテスト作業に携わりました、
そのうち立ち消えになったので理由を聞いたら、「左翼が廃炉は危険だと騒いだので、自民党政権は廃炉を10年延長した。」と聞きました。
それを更に民主党政権は20年延長したのです。

民主は何事においてもジミンガーを連発しますが、殆んどの事柄について、自民は左翼に引っ張られてやったことで、自民が自ら望んでしたことは少ないです。

投稿: 八目山人 | 2011/09/25 18:34

>及ばずながら・・・坂眞さま
 
私は
保守:利己主義
左翼:利他主義
と定義しております。
 
保守が利己主義だからこそ自分の家族が愛おしく
祖国を命懸けで守るのです。
まことに合理的ですね。
そうではありませんか?
 
ところが左翼は利他主義ですから
「私は君に奉仕する」となるのですが これは到底合理的ではありませんね。
ゆえに「だから君も私に奉仕せよ」とセットになって初めて合理的になるのです。
しかし
これは「奴隷の要求」ですね。
共産党が収容所国家を作り 全世界で1億人以上の人民を虐殺したのはこれが原因です。
 
 
エンゲルスは
500人以上もの労働者を雇う紡績工場の資本家の長男として生まれ
マルクスも彼の援助に寄生して人生を送りました。
ゆえに彼ら左翼は決して労働者を救う目的で共産主義思想を書いたのではありません。
 
むしろ逆に「封建主義」(社会封建主義)を目指していたのです。
なぜなら
封建主義社会を維持するには社会主義という制度はまことに都合が良かったからです。
中国や北朝鮮の現状を見ればそれは明らかです。
この出典は以下です。 ↓
「金融日記」なぜ大金持ちや大成功した人達が時に社会主義者になるのか?
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51714833.html
 
 

でも「資本主義は金儲けじゃないか!」という非難が出てきそうですが・・・
資本主義に理論的口実を与えた宗教改革者ジャン・カルヴァンは「予定説」(誰が本当に天国に行けるのか?)を述べたに過ぎません。
 
また私は資本主義絶対擁護で市場原理主義者ですが・・・
市場とは人間がコントロールできないものです。
ゆえにそこでの成功者は「単なる運が良かっただけ」ですから、運が悪かったに過ぎない貧乏人にも寄付は積極的にするのです。
「保守派はリベラル派よりも勤勉で幸福で寄付も多くする」
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/602684/
 
ゆえに
保守の利己主義というのも 決してMeism(自己中心主義)に陥るものではなく
「利己主義という気概」アイン・ランド(ビジネス社)
http://www.aynrand2001japan.com/index1.html
・・・に書かれているごとく
他人の自由をも尊重する気概ある思想であり生き方なのです。
 
ゆえに
資本主義社会のみでこそ
自由に自分の夢を実現できて 最大限の実力を思い通りに発揮できるのです。
所有権の絶対性と株主の優越が認められているからです。
・・・結論として
自由と民主主義と努力する者が報われる社会は資本主義においてのみ可能なのです。

投稿: 柳生大佐 | 2011/09/25 18:55

こんばんは。
社会主義=共産主義は信じてはいけない主義ではないですか?そうでないと共産党にいる人は熱心でまじめな人がいるということで共産主義を許してしまうのではないでしょうか?平等、博愛を主義にしているからいいこと言っているということにはならないでしょうか?
共産主義は民主主義の中の癌みたいなものでしょう。
癌は取り除かないといけません。
米国にはレッドパージがあったのに日本にはありませんでした。
今こそレッドパージが必要ではないでしょうか?

投稿: 青空 | 2011/09/25 20:49

私にとって共産主義は理想ではありません。

無限の生産力自体が有限の資源を前提に不可能なのはともかく、、理性的で、且つ自らを類的存在(社会的存在)として認識した人間とは没個性の人間であり、これも人間としての存在価値がないからです。

共産主義を実現しようとした試みが叶わないのも当然であり、その結果レーニン以降目的を変えてしまったのが今の共産主義の姿でしょうね。

仰るように日本の左翼は単に自らの権力獲得のみを目的とし、そのためには手段を選ばない別の形の暴力団です。

本来の右翼と左翼、保守と革新は相互に補完しつつ存在して意味があり、私も自分では保守と分類はしているものの、革新を否定しているわけではありません。

守りながら変えてゆくことは絶対に必要だと思っていますから。しかし、変えてはならない物も当然あります。ただし、遠い将来はそれも変えてゆかなくてはならないかもしれません。

日本で左翼と言われる連中は、単なる害虫です。

投稿: たかおじさん | 2011/09/25 22:17

沖縄の左翼の言動を考えるときは、必ず外国勢力の関与を考えるべきです。沖縄に限らず戦後左翼と外国勢力は切っても切れない関係があるはずです。民主党自体が中国の強い影響下にあることは周知ではないですか(まだ周知とは言えませんかね)。ならば日本の左翼を考えるときは、外国勢力の影響も必ず議論するべきです。
沖縄左翼にも中国の工作員が多数入り込んでいるとしてもおかしくありません。とくに最近は尖閣諸島問題もあり、中国は重点的に沖縄世論の操作に乗り出していると考えなければなりません。
沖縄左翼は中国の侵攻という事態も密かに視野に入れているはずです。米軍基地があれば中国は手を出さないだろうと思っていることでしょう。
しかし、少し甘いです。確かに「占領」という挙には出てこないでしょうが、それ以外のあらゆることをしてくるでしょう。無傷なのは米軍基地とその家族の居住する地域だけとなってもおかしくありません。
それに米軍基地があるのは、沖縄本島だけじゃありませんか。日本人が居住する島には中国軍は制圧という軍事行動をしないのですか。私にとっては、中国軍はチベット人と日本人の区別がつかないとしても不思議ではありませんけどね。
軍事力があれば、どんな理屈でも付けられるのです。現にアメリカがそうじゃないですか。(笑)

投稿: 縄文人 | 2011/09/26 04:47

 「共産主義」というのは、あと10年もしないうちに「歴史上の化石」となるでしょうから、考古学者が恐竜や原始生物の化石を掘り出して絶滅種の軌跡を追うみたいに、その始祖の姿や進化の過程における位置付けを、あれこれと考えてみるのも面白いかもしれませんね。

 私は今、50代半ばなのですが、高校生のときにお隣の中国で毛沢東派と劉少奇派の対立から政治的バトルをやっているらしい、というのを耳にしていました。大学生の時にトウ小平氏が訪日しまして、上智大の理工学館から、氏を載せた黒塗りの車が赤坂迎賓館に入っていくのを眺めつつ、やっと日中新時代がくると私も喜びましたよ。その後、中国が共産主義をかなぐり捨てて資本主義経済を導入し、30年後の今、毛沢東の時代とは全く異なる中国になってしまったことはご存知の通りです。

 就職後しばらくして、ベルリンの壁が崩壊して東西ドイツが一つになった。そうこうするうち、ソ連で8月革命が起きて、エリツィンが戦車のうえで何か喚いていると思ったら、何台かの戦車がゴゴゴと音を立てて移動し、白亜の国会議事堂に大砲をぶっぱなしている。この光景は職場のテレビで見ました。そしたら何と、赤地に白いクワとカナ槌をあしらった社会主義のシンボルとでもいうべき旗を降ろして、国旗を帝政ロシアの時代の三色旗にするというじゃありませんか。「ゴルビーとエリツィンは社会主義原理主義者どもに殺されるんじゃないか」と思いましたが、何にもおきない。二人ともごきげんうるわしく、日本に来て箱根に行ったりして、やたらと愛想をふりまいている。
 「中ソ一枚岩」なんてプロパガンダは、どこのバカが宣伝していたのか、と思うくらい、あっけない社会主義本家の崩壊でした。

 ベトナム戦争もめでたくアメリカの敗北で終わり、ホーチミンのもとで統一されたけれども、アメリカが参戦理由にしていた「ドミノ理論」はまったく実現しない。ベトナムはASEANに加盟すると言うし、町角で調子に乗った「ソ連人」が手斧で頭を割られるという事件が頻発しました。アメリカのほうも戦死した米兵5万人にたいして、帰国後に自殺した退役米兵の数はそれを上回り、アメリカは一世代を丸ごと破壊して社会的不適合者にしただけ、という結果で終わりました。

 その後はカンボジアでポルポトの大虐殺、金正日による北朝鮮独裁体制の世襲ということがあり、今世紀に入ってからのことは、いちいち申しあげませんが、カストロが死ねば、その後のキューバは新米路線を取るに決まっているから、世界で社会主義/共産主義の看板を掲げる国は北朝鮮の金王朝だけとなるわけですが、これも崩壊までの時計がチクタクと鳴っている。

日本の学生運動も、マルクス以来の社会主義の思想に多分に影響を受けた。

 今から50年後、100年後の人が、どう評価するか分かりませんが、ここでいったん、社会主義の歴史を振り返ってみる、というのは歴史の徒として興味をそそられます。

投稿: 平野国臣 | 2011/09/26 12:39

共産主義を知るには、昔のロシアの衛星国に行くことです。

どのようなことが行われていたかは、すぐにわかります。
街並み、賄賂がなければどうしようもない地方の役所、しかも役所はマフィアに牛耳られている。
そこまで見ればあとは庶民の暮らしがどうであるかは、誰てもわかる。 子供でも分かる。

理想と現実の違い、力のあるものが有利になり続ける社会、絶対に逆転は起こり得ない社会。
こんな社会を望むか?

本を何万冊読もうが、理論を何べん唱えようが、現実には勝てない。ピストルには素手ではかなわないのである。

投稿: 左翼の屁理屈にはヘドが出る | 2011/09/26 13:34

石川被告ら元秘書3被告に有罪判決
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110926/trl11092613370007-n1.htm
【関連情報】
【朝鮮進駐軍】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/cscssc.cgi
朝鮮進駐軍でどれほど多くの日本国民資産を略奪したのか答えて頂こう。
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/cscssc.cgi#1月18日_21時37分04秒

小沢一郎の政治資金規正法違反で帳簿への不記載で今回の判決が下った。
 次はこの4億円の出所に付いて追求しよう。 小沢本人は色々な事を言って嘘も100回
言えば本当になると信じている様子だが、しかしその中に親から財産相続したと言っている
言質がある。 朝鮮進駐軍東北方面の責任者からの財産相続で有れば日本国民から略奪した
違法犯罪であるので徹底的に追求して多くの有権者に知ってもらおう。

【経済・政治の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj.cgi

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PS:
菅直人政権で内閣官房参与を務めた松本健一氏は産経新聞の取材
に対し、昨年九月に尖閣沖の中国漁船体当たり事件の犯人である
船長を釈放したのは、菅直人首相(当時)だったと証言した。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1650.html

投稿: 愛信 | 2011/09/26 16:40

開会日 : 2011年9月26日 (月) 会議名 : 予算委員会
稲田朋美(自由民主党・無所属の会)  16時 27分  33分
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=41310&media_type=wb&lang=j&spkid=19575&time=07:39:13.6

投稿: 愛信 | 2011/09/26 18:11

第178回国会審議中継
9月27日9:00~
予算委員会審議中継を見ています
URL 未定

開会日 : 2011年9月26日(月)
会議名 : 予算委員会
収録時間 : 7時間 05分
案件(議題順):
理事の補欠選任 国政調査承認要求に関する件
予算の実施状況に関する件(基本的質疑)
中井洽(予算委員長)  8時 57分  02分
前原誠司(民主党・無所属クラブ)  8時 59分  1時間 01分
城島光力(民主党・無所属クラブ)  10時 00分  42分
岡田克也(民主党・無所属クラブ)  10時 42分  57分
田中康夫(国民新党・新党日本)  11時 39分  15分
中井洽(予算委員長)  13時 00分  01分
石原伸晃(自由民主党・無所属の会)  13時 00分  1時間 01分
塩崎恭久(自由民主党・無所属の会)  14時 01分  1時間 01分
田村憲久(自由民主党・無所属の会)  15時 02分  44分
吉野正芳(自由民主党・無所属の会)  15時 46分  41分
稲田朋美(自由民主党・無所属の会)  16時 27分  33分
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=41310&media_type=wb&lang=j&spkid=19575&time=07:39:13.6
【動画ニュース掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
【動画ニュース最新版タイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。

投稿: 愛信 | 2011/09/26 20:26

放射能都市から再生可能エネルギーの実験場に
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011092334178
5月6日に掲載した【東日本大震災 復興への視点】農業を高付加価値化させる必要のコメント欄
に愛信が提案した事業内容が実施されていく。
ttp://www.aixin.jp/axbbs/sgr/sgr0.cgi#5月6日_10時05分49秒
高層の植物工場ビルを建て下の方を居住区にする。 
災害発生時は上の方や屋上に避難所を開設する。 このような方法で東北地方沿岸部の都市
再生と野菜や牧草の生産工場と雇用の確保に防災対策、住宅問題や農耕地の汚染などの
問題を一挙に解決する。・・・・
詳細は
【植物工場の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/sgr/sgr0.cgi
【植物工場のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

投稿: 愛信 | 2011/09/26 21:56

在日同胞対象の移住集落建設へ、韓国南部の南海郡
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/09/26/0200000000AJP20110926003100882.HTML

 世界中で広まる引き戻し運動で各国から追い出される不逞朝鮮人、日本には60万人以上に
対して20世帯程度の規模を予定しているそうです、民主党政権の東北地方震災復興事業と同様
にやる事が遅すぎる。 
朝鮮人は自国民に対しても騙しの手口がまかり通るのだろうか、招かざる客人に帰国勧奨され
ても、在日も厳しいものがあるようです。

【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

投稿: 愛信 | 2011/09/26 23:20

re:在日同胞対象の移住集落建設へ、韓国南部の南海郡

ps:
爆弾発言!韓国大統領「北朝鮮の復興は日本に金を出させる」と YouTube
http://satehate.exblog.jp/16900868/

投稿: 愛信 | 2011/09/26 23:41

 私は、左翼的な思想を理想と思ったことも、幻想を持ったことも無い人間ですが、「能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」という状態が実現する場合があることは知っています。
 もし、興味がおありになるなら、イスラエルの「キブツ」を調べてみると良いでしょう。
 共産主義的な理想を実現させるためには、無神論・無宗教、科学的合理性では駄目なのです。むしろ宗教的(不合理)な信仰こそがこうした社会を成り立たせることが嫌でも分かります。また、そうした伝統の無いその他の社会では実現不可能であることも。
 日本には日本の歴史と伝統があり、少なくとも鎌倉幕府以降、私的所有を前提にした社会を構築してきたのであり、それが現代に繋がっていると考えています。

投稿: op | 2011/09/26 23:52

「共産主義」がロシア、中国、北朝鮮で国家体制として具体化し、日米欧の西側諸国に根付かなかったという事実は、たぶんに民族性や歴史風土と関係があるかもしれません。
ロシアはツァーリによる支配が中世から続いていた。スターリンやプーチンも時と状況は異なっているけれども、ロシアが広大な地域に多数の民族が散在する他民族国家である以上、強大な軍隊と警察力を率いているトップが国の一体性を維持しなければ幾つかの独立国に分解してしまう。独立を目論む民族があれば、モスクワから軍事力を繰り出すような中央集権政治が行われることは必然なのかもしれない。中国は皇帝による王朝が古代から続き、毛沢東が皇帝のようにふるまった時期があった。北朝鮮の金王朝も李氏朝鮮の続きみたいなもの、と言えるかもしれない。
ぼくはアメリカ的な議会制民主主義の信奉者ですから、いわゆるプロレタリア独裁を謳う共産主義とは絶対に相容れない。結社の自由、言論の自由、移動の自由、職業選択の自由が制限されるという点でも相容れない。つきつめていくと天皇制とも相容れないし、もし右翼団体が天皇を担ぎ出して、かつてのような軍国主義に走るなら自爆テロも辞さない覚悟がある。
でも、よく考えてみると、日本は昔から恐怖政治を敷く独裁者の出現を許さない国です。北条高時は関東一円の武士団の反乱にあって一族郎党が腹を切って死んだし、織田信長は家臣のクーデターにあって死に、安政の大獄を指揮した井伊直弼は水戸藩士に首を取られた。江戸時代、あまりにワガママな藩主は家老たちによって座敷牢に入れられた。太平洋戦争中、憲兵隊が市中をうろつく時期があったが、これはむしろ戦争という異常事態が産んだ例外でしょう。
日本人は昔から言いたいことを言い、生きたいように生き、自分たちの権利を犯す連中が現れると刀槍を振るっても抵抗した。
以前、太平記にのめりこんだ時期があるのですが、南北朝の時代、大寺社や貴族の徴税吏が村に税を取りに来ると、村のなかの腕っぷしの強い連中が村の入り口で徴税吏を殺すという事件があちこちに起きているので驚いたことがあります。この「腕っぷしの強い連中」こそ武士の発祥であり、彼らの勃興が、やがて荘園の形成につながってゆき、朝廷の全国支配を骨抜きにしていく中世社会になっていくわけです。
江戸時代も明治時代も、たいへんな資本主義社会です。お店の主がいて、番頭や手代がいて、奉公人や小僧さんがいる。こういう運命共同体的な自営業者が全国に無数にいて自由に商売をしていた時代が何百年とあって、明治の産業革命や資本主義勃興の基礎になった。豪農・富農と言われる人たちも武士に負けない教養人で、明治の世になって彼らの間から資本家や帝国議会の議員が生まれてくる。英国でジェントルマンが生まれ、彼らが政治を動かし、やがて王権を制限するまでに至る、この過程にそっくりです。こういう社会に共産主義が付け入るスキは、どこにもないのですよ。
でもロシアは違う。ロマノフ王朝が倒れてもレーニンやスターリンが「赤い王朝」を作って登場してしまう。中国は農民一揆から皇帝が生まれてくる。金王朝と李氏朝鮮も、そっくりです。一見、北朝鮮では歴史が「退化」しているように見えるけれども、隷属を好む民族性が染み付いているとも言える。
ジョージ・オーウェルの「動物農場」では、人間を追い出したブタが牛魔王のような魔物に化すわけですが、牛魔王が生まれて育つ場所、生まれてもすぐ抹殺してしまう場所の違いはあるのではないか、と思う次第です。

投稿: 平野国臣 | 2011/09/27 01:14

共産主義には二つのペテンがあると思います。その一つがこれ。

>「能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」

一見、理想郷のように見えるのですけど、食虫植物が虫を引き寄せるのに、わざと入り口をケバケバしくするのと同じで、甘い言葉に惑わされてはいけません。

私が思いつく限り、これに最も近い社会は、19世紀前半、南部アメリカの奴隷制社会です。ちょっと文章をいじってみたら、こうなりました。

「(奴隷が)能力に応じて働き、(奴隷の)必要に応じて(奴隷主から衣食住を)与えられる」

どうです?見事に当てはまりますよね。

あの時代、南部アメリカの農園主ってのは、事実上のご領主様ですから、極端なことを言うと、黒人奴隷の生殺与奪の権能を握っている。市場でお父さんがいくら、お母さんがいくら、子供がいくら、と値段を付けられて売っているという事実を無視すれば、奴隷もなんとか一応食えている、というのが、19世紀前半の南部アメリカだったわけです。英国で産業革命があって、紡織機工場が増えて、綿花の需要が飛躍的に伸びたので、アメリカ南部に綿花畑が広がり、そこで働く奴隷の需要も増えた。

で、黒人奴隷の人口が、がんがん増えた。相変わらずアフリカから、かっぱらってくる奴隷も増えるし、新大陸でセックスしまくって増えた人口も多い。白人の人口1に対して黒人奴隷の数が5か6ぐらいになってしまう。そこで南部の農園主たちは考えた。そうだ、メキシコから分捕った広い土地がある。カリフォルニアやニューメキシコ、アリゾナに黒人奴隷を持ち込もうぜ、もっと儲かるよ、と。北部の連中は頭にきた。ふざけんな、メキシコから分捕った土地は自由白人の土地だ。細かく分けて北部の貧乏人やヨーロッパから押し寄せてくる連中に分け与えるんだよ、と。この対立が深まって北部と南部が割れてしまって、南部が独立して、アメリカに大統領が二人並び立ってしまった。「ヤロー、裏切りもんが。アメリカは一個の国なんだよ、ミシシッピ川を塞ぎやがって、メキシコ湾に船を出せねえだろ。許せねえ、ぶっ殺せ」と北部の連中が騒ぎだして始まった祖国統一戦争が、南北戦争なわけです。

1850年代というのは、アメリカを将来、どういう国にするかで世論がおおモメにモメた時代ですから、奴隷制社会こそ理想という連中も多かった。しかし、これはフランス憲法を範に持つ建国の理想に反する。州法に奴隷制度を認めた州が奴隷州で、奴隷制を認めない、すべての合衆国民は自由人であって、その身を売られることはない、労働には賃金による対価で払え、というのが自由州だった。この奴隷州と自由州が1860年代に入って二つの陣営に分かれ、当時の最新鋭の兵器で大合戦を繰り広げて100万人ぐらい死傷者を出してしまった。

マルクスの「資本論」が登場する30~40年前、資本主義自由経済は、まず奴隷制度の是非に直面していたわけです。ちょっと疲れたので、またおジャマしにきます。

投稿: 平野国臣 | 2011/09/28 15:35

>「能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」

いったい、「能力」って何だろう。奴隷が多く働いていた綿花畑でさえ、力仕事で木株を引っこ抜いて畑地を広げる能力もあれば、手先が器用な人が綿を摘む仕事もあれば、袋詰めにした綿を町で高く売るという仕事もある。勘定や計算が得意な人は簿記をつけて会計をやるかもしれない。人は千差万別であり、いろいろなタレントを持って生まれているのだから、「能力」という一括りにはできないはず。

それから、「働く」とはどういうことですか?傍(はた)に居る人が楽になるから働くという解釈もあり、ちょこまかと良く働く日本人にとっては、家に居るより会社にいるほうが心地良いという場合も多いのでは?創造的な仕事に携わる人、例えば、歌手、小説家、絵描き、彫刻師、何かの発明に取り組んでいる研究者といった人々は、自分の仕事を労働だと考えているでしょうか?そうは考えていないはず。

「必要」とは何か?何が必要で欲しいと考えるかは、これまた人によって千差万別です。

「与える」のは誰ですか?主人が犬にエサを与えるような社会は、ぼくは絶対にイヤです。自ら働いて賃金を得て欲しいものを得る、これが自律した人間でしょう。何かの能力があっても働かない自由だってあるんだよ。

つまり、「能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」という言葉は、人によって様々な解釈や幻想が成り立つのであり、社会の格差が非常に開いてしまって、その底辺に居る人々が日々の糧にも困るという状態にある場合、その社会の住民にとっては、なかなかに魅力的な言葉なのですよね。

だから、この言葉を信じてしまう人々は、先進国が後進国を踏みつけにして搾取しているから後進国が貧しい、という子どもだましの論理に簡単に飛びついてしまう。ぼくはそういう人を、学生の頃に多く見ましたよ。宇野なんとかという教授が毛沢東に心酔していたから、この教授の影響を受けた連中なのでしょう。頭の悪いヤツラだなあ、という印象しか持たなかった。

そういう連中は、現在の先進国が先進国たる所以は、国民全体の能力を高めて様々な技術や商品を生み出し、多くの人々が人一倍に努力をしてきたからだ、とは考えない。一般的かつ大量の情報の長期間の供給、これが産業民族を生み出すのですよ。日本を見ても中国を見ても、それは明らかです。逆に「一般的かつ大量の情報」の供給が長期間遮断している国、例えば北朝鮮のような国の民が貧しく、食うや食わずなのです。

投稿: 平野国臣 | 2011/09/28 18:58

ついでに書くと、共産主義のもうひとつのペテンは「過渡期理論」というものだと思う。

「過渡期理論」とは、資本家はいずれ労働者階級によって滅ぼされ、別の世の中がくるのだから、今はその過渡期である、というものだ。

むろん、世の中はそんな単純なものじゃない。

ぼくが「共産主義とは恐ろしいものだ」と思った最初のきっかけといえば、子供の頃に読んだ手塚治虫のマンガにある。ジョージ・オーウェルの「動物農場」を、手塚治虫先生は子度向けにわかり易いようにマンガにしていたのですね。ブタが他の動物たちを扇動して農場から実力で人間を追い出すけれども、結局はブタが独裁専制君主になってしまう、という話しの怖さは子供心にはハンパではなかったです。

勿論、子供のことだから話の内容を理路整然と理解していたわけではないけれども、その後、長ずるに従い世の中に対する理解が深まっていく過程で「中国には蝿が一匹もいない」のようなプロパガンダにだまされない自分というか「共産主義への耐性」ができてきた、そのきっかけは、手塚治虫マンガの「動物農場」です。

ぼくは今、「連合赤軍あさま山荘事件」で逮捕された坂口弘の「あさま山荘1792」を読んでいる。その中に出てくる「日本のレーニン」こと元赤軍派議長・塩見孝也氏の「過渡期世界論」というものが、まさに上述の「資本家は労働者階級によって滅ぼされる。今はその過渡期だ」という構図で展開されている。著者の坂口氏が「各国の複雑な事情を無視している」と指摘するように、いわば妄想が産んだ空論だ。にもかかわらず、何人かはそれを信じ、首相官邸の占拠を目的に大菩薩峠で軍事訓練をしたり、「よど号ハイジャック事件」を起こしたりしているというのは、アジテーターの主張も信じてしまう時代の気分というものなのかも知れない。我々は彼らの行為を完全には笑うことはできない。日本では昭和天皇を現人神と本気で考えていた時代があり、マッカーサーと昭和天皇が並んで立っている写真が世に出て初めて天皇も生身の人間と知って世の中の人が驚いた時代があるではないか。

資本主義自由経済のリーダーたちも、共産主義の出現によって、このままではいけないと初めて本気で考えたのかもしれない。戦後、労働組合を積極的に組織させる企業家が現れたり、独占禁止法や累進課税によって富の過度の集中をさけたり、失業対策、労災保険や生活保護など社会福祉のための施策を実施している例は枚挙にいとまない。

 今、日本の資本主義自由経済の主敵ないし課題は何か。それはもはや共産主義ではなくて、小泉構造改革以来ずっと失われてきた日本的家族経営である、というのが私の意見です。

投稿: 平野国臣 | 2011/10/01 17:32

手塚オサムは善と悪の対立でわかりやすい
正義感がにじんでいる
今は週刊ジャンプを読んでもハレンチや暴力ばかりの漫画た゛らけ
テレビはホステスやホストのお水や整形
ごり押し韓流
日本はどこへゆくのだ

投稿: | 2011/10/12 16:48

沖縄県の基地集中の問題は保守的精神論だけでは、解決しないでしょう。国同士利用しあうものですから軍事バランス、沖縄県の負担などですね。マスコミに反戦地主書かれているため、左翼多いと勘違いされていますが、土地代貰えることから右翼地主多数ですしね。沖縄負担軽減の解決策何かあげないと、意味ない
共産主義の失敗から沖縄の悪口飛躍し過ぎ

投稿: 沖縄出身 | 2014/08/10 21:24

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