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2012年1月

2012/01/31

【朝生】に見る左翼知識人の無知と無恥 橋下改革断固支持

橋下徹大阪市長と反橋下派による激論会が1月28日、「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系列)で開催された。
参加者は以下のとおり。

橋下徹(大阪市長、「大阪維新の会」代表、前大阪府知事)

山下芳生(日本共産党・参議院議員)
東浩紀(批評家、早稲田大学教授)
池田知隆(元大阪市教育委員長、ジャーナリスト、「どうなる!大阪の教育」編集・著者)
香山リカ(精神科医、立教大学教授、「橋下主義を許すな!」共著者)
薬師院仁志(帝塚山学院大学教授、大阪市民、「橋下主義を許すな!」共著者)
柳本顕(自民党・大阪市会議員)
吉富有治(ジャーナリスト、「橋下徹 改革者か壊し屋か」著者)

司会は田原総一朗氏。

あとから映像を見たのだが、激論どころか討論にもなっていない。
アンチ橋下派は批判を繰り返すばかりで対案はまったくなし。
揚げ足取りの連続で、ロジック(Logic)もなければ説得力もない。
ただただ批判、非難のオンパレード。
これが参議院議員?大学教授?元大阪市教育委員長?ジャーナリスト?
左翼知識人の本質とそのレベルの低さが、大メディアでここまで暴露されたのも珍しい。
東浩紀氏はどちらかと言えば中立だったので、1対6の対戦になったのだが、6人がかりで挑んでも橋下氏1人に勝てないのだから(爆)

下の映像を見れば、具体的なやり取りを目にすることができる。
いつ削除されるか分からないので、早めにご覧いただきたい。

朝まで生テレビ 大阪市長“独裁・橋下徹”

「ひまわり動画で再生」をクリックするか、ダブルクリックしてください。

この番組を見た人たちの感想を読むと、橋下氏はさらにその評価を上げたようだ。
何しろ橋下氏を「あまり好きではない」と言う人も、この番組における橋下氏を評価している。
逆に言えば、反橋下派の無知と無恥、その無能ぶりに呆れている。
こういう連中がメディアや教育界でのさばっていることに、ほんとうに怒りを感じる。

突っ込みたいところはたくさんあるのだが、あまりに多すぎるので、今日は印象に残った部分を一つだけ書いておきたい。
学校現場における日の丸・君が代の問題である。

>>>>>

薬師院教授 「子供を抜きにして思想の話をしてほしくない。現実問題として、(君が代で)現場が混乱することは事実なんです」

橋下市長 「立って歌えば混乱しない」

薬師院教授 「混乱することは事実なんです」

橋下市長 「座るから混乱するんです」

薬師院教授 「違う。たとえ何が原因であれ混乱することは事実なんです。教員が悪かろうが公務員が悪かろうが、混乱することは事実なんです。そして、その間にうちの子は中学終わっちゃうんです」

田原総一朗 「だから混乱しないように立てと言ってるんだよ」

山下参院議員 「それは思想信条に対する介入だ。立たないだけでやってはいけないというのが最高裁の判決なんです」

橋下市長 「公立の先生やめて、私立の先生やればいいんです」

山下参院議員 「それは恫喝じゃないか!」

橋下市長 「公務員なんですもん」

山下参院議員 「それこそ恫喝ですよ、立って歌わない先生は去れっていうのは。最高裁の判決でそれやっちゃダメだっていう判決が出てるのに守らないんですか?」

>>>>>

それは思想信条に対する介入だ。立たないだけでやってはいけないというのが最高裁の判決なんです―
典型的な左翼のプロパガンダである。
最高裁は、国旗・国歌への指導、教師への職務命令については改めて合憲とした。
最も軽い戒告処分を受けた教職員約170人への処分は有効とし、「処分を不当」とした二審(東京高裁)の判決を破棄した。
が、「起立しない」という行為だけで停職や減給処分にするのは行き過ぎと判断した。
つまり、学校行事での国歌斉唱において起立を命じること自体は「思想信条に対する介入」ではないというのが最高裁判決なのだ。
そして職務命令に違反した教師に対する戒告処分も認めている。
最高裁判決を素直に読めば、「国歌斉唱の時は起立するべき」になるのだ。

不起立だけじゃなくて指導研修やって、憲法と法令と条例に基づいて条例守りますという服務宣誓出させる。その宣誓書を3回も4回も出してるのに守らない教員を居座り続けさせるんですか?―
この橋下発言に、山下、薬師院、池田の3氏が一斉に反発している。

「違う。日の丸・君が代問題は思想信条の自由なんです。」
「現場が混乱してるでしょ、今、今」
「君が代で子供たちがとばっちり受けてるんだ」

反橋下派には、学校現場の混乱が誰によって引き起こされているのか?という視点が完全に欠落している。
教員が悪かろうが公務員が悪かろうが、混乱することは事実なんです―
という主張に至ってはもう支離滅裂。
責任転嫁と論点のすり替えである。

朝日新聞に代表される大左翼メディア、そしてここに見られる左翼知識人たち。
反対のためなら平気で詭弁を弄する。
国家が憎い、日本の歴史は酷すぎる、こういう妄想で思考が硬直しているとしか思えない。

反橋下派には大義がない。
革新でも進歩派でもない、歪曲と偏向にまみれた守旧派の典型である。

私は橋下徹を支持する。

グレート・リセットを断固として推進せよ!

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2012/01/30

国益を第一に考えるリアリストの左派を熱望する

ネットでは、私は「右翼」だそうです。
韓国の東亜日報も、私の著作を取り上げた時、「右翼」と呼んでいました。
で、本人はというと、「右翼」はもちろん「保守」であるかどうかも疑わしい、と思っています。
つまり、普通の日本人だと思うのです。
もっとも左翼やリベラルは嫌いです。
が、彼らがいなくなればいい、とは思いません。

私は、平等より競争を重視しますし、義務や礼儀を伴わない自由は認めません。
が、考え方は柔軟でありたいと願っていますし、常に相対的でいたいと考えています。
自立と自律、そして自尊、これが重要です、人間は。
これがないと人間は堕落してしまうのです、間違いなく。

ただ、私は左翼の存在を否定していません。
競争より平等を重視する人たちがいてもいい。
差別より公平が好ましいと思う。
できるだけ自由でいたいという気持ちも解る。
そういう人たちがこの社会に存在することも必要です。
皆が皆、競争を重視し、格差を当然視する社会が住みやすいかというと、そうは思えません。
競争と格差を当たり前とする人たちと、平等と融和に重きを置く人が共存する社会の方が健全だと思います。
そもそも人間は、その両面を併せ持っています。
よりどちらの傾向が強いかの違いに過ぎません。

では、なぜ私は日本の左翼を批判するのか?
しかも激烈に!
それは、彼らが世界にその例を見ない「血債の思想」に犯されているからです。
そして、そのせいで国家や民族という意識に乏しい、と言うよりそれらに否定的だからです。
私も、日本の過去に過ちがなかったとは思いません。
日本の歴史はすばらしいと思いますが、悲惨なところや残酷な面もありました。
が、それは当たり前のことで、日本の歴史は無謬であると言う方がおかしい。

ただ、過ちも含めて今の日本があるわけで、その歴史を非難するのは間違っている。
ましてや否定するなんて、もう天に唾する行為だと思います。
むろん反省は必要です。
が、反省と非難、そして否定の間には天地の開きがあります。
今の日本は過去があってこそ存在します。
歴史は連続しているのです。
偉大な先人たちがいて、初めて私たちが存在する、それを忘れてはなりません。

今の私たちは、世界でもっとも恵まれた社会に生きています。
食うに困らず、着るに困らず、住むに困らず、たまには多少の贅沢もできる、こういう人が圧倒的に多い国は、世界中を見回してもそうはありません。
治安もよく、街はきれいで衛生的、行き交う人たちも礼儀正しくて親切、こんな国が他にありますか?
それもこれも、アジア、アラブ、アフリカで唯一近代国家として発展を遂げることができた、という維新以来の歴史にその由縁があるのです。

Fukushimayukio 日本の左翼とリベラルの代表です。二人とも東大卒だが、どこかずれているんです、オツムと人間性が。

「血債の思想」に犯されている人たちは、日本の近代史は血にまみれていると言います。
朝鮮人や中国人の血に。
そして沖縄県民を始めとする日本人民の血に。
だから朝鮮人や中国人、そして沖縄県民や被爆者に謝罪しなければならないと。
しかし、よく考えてみてください。
日本と中国(国民党政府)は戦争していたのです、互いの都合で宣戦布告はしませんでしたが。
朝鮮半島は、日露戦争に負けていれば間違いなくロシアの手に落ち、わが国はその存在さえ危ぶまれたでしょう。
沖縄や広島、長崎の悲劇をもたらした直接的原因は米国にあります。
にもかかわらず、日本にのみ責任を問い、しかも一方的に非難する、こんなこと世界史上で他に例がありますか?
自国民が自国を非難し、その歴史を貶める、こんな国が他にありますか?

だから私は左翼やリベラルの存在を認めますが、日本の左翼とリベラルに限ってそれを認めません。
早く滅亡してほしい、と願っています。
そもそも、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」ってどういう意味ですか?
世界中の国家と国民が平和を愛し、公正で信義に厚いとでも言うのでしょうか?
これは理想論というよりまったくの空論であり、日本を無力化することが目的と受け止めるのが妥当です。
それを日本の左翼やリベラルは金科玉条のごとく崇め奉る。
のみならず、都教組や北教組のように日本の領土(竹島)を外国のものと主張する輩が公職についている。
もう、これを「異常」と呼ばずしてなんと言うのでしょう?

「血債の思想」の源にある歪曲と偏向にまみれた歴史認識が「真実」としてまかり通る。
そこから導き出される「反戦・9条擁護」は、もう信仰の領域に達しています。
つまり、日本の左翼やリベラルの実態は醜悪なカルト集団なのです。
彼らの頭の中は夢想と空想でいっぱいです。
夢想と空想、つまり妄想です。
こういう連中が国政に関与するなど絶対に許されません。

日本の反日左翼を糾弾するとともに、真の中道左派の登場を熱望します。
外国の手先になるのではなく、国益を第一に考えるリアリストの左派、もうそろそろ現れてほしい。

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2012/01/29

韓国・朝鮮に屈従する都教組を糾弾する! 竹島を守れ!

東京都教育委員会(都教委)は、この4月から「竹島と尖閣諸島は日本固有の領土であるが、現在竹島は韓国が不法占拠し、尖閣諸島は中国が国際法上有効な根拠なしに自国領土と主張している」という内容の教育を必修化するそうだ。
26日付読売新聞(WEB版)が報じている。

東京都教育委員会は26日、全都立高校で4月から必修化する日本史の独自教科書「江戸から東京へ」に、竹島と尖閣諸島の記述を新たに盛り込んだと発表した。

政府見解に基づき「竹島と尖閣諸島は日本固有の領土であるが、現在竹島は韓国が不法占拠し、尖閣諸島は中国が国際法上有効な根拠なしに自国領土と主張している」と明記した。

領土問題の記述を追加した理由について都教委は「学識経験者の意見を踏まえ、日本が直面している課題を教える必要性があると判断した」としている。

「江戸から東京へ」は、都教委が2011年1月に作成し、11年度から都内5校で先行的に採用している。

都教委によると、独自科目の教科書は、文部科学省の教科書検定の対象外だという。文科省の検定を受けて今年4月から中学校で使われる社会科の教科書でも、出版各社は竹島、尖閣諸島についての記述を増やしていた。

都立高で必修化の日本史、独自教科書に領土問題
(2012/01/26 読売新聞)

Takeshima_2                         要塞化しつつある竹島

都教委が、なぜ竹島と尖閣諸島の領有権を明確に教育することを必須と考えたのか?
その理由は、東京都教職員組合(都教組)が教員向け資料の中で、「竹島は尖閣諸島や北方四島と違い、『日本固有の領土』と言える歴史的な根拠はない」と断言しているからだ。
いくら教科書に「竹島は日本固有の領土である」と書かれていても、都教組がこの調子では教育現場でそのとおりに教えられる可能性は低い。

読売新聞は、上記記事中で、
―中学校で使われる社会科の教科書でも、出版各社は竹島、尖閣諸島についての記述を増やしていた―
と書いている。
事実、採択候補に挙げられた中学校の地理分野の教科書(4社)には、すべて「竹島は日本固有の領土である」と記載されている。
また、新学習指導要領解説書でも、竹島については「北方領土と同様にわが国の領土・領域について理解を深めさせることも必要」と明記されている。
が、おそらく現場では、これと逆のことが行われているに違いない。

都教組は、昨年6月に発行した「2012年度版中学校新教科書検討資料において、「もし、この(=教科書の)記述通り『竹島は日本固有の領土』『韓国が不法に占拠』という政府の一方的な見解を学校で教えることになれば、『感情的なナショナリズム』を子供たちに植えつけることにもなりかねない」と、反日意識むき出しの懸念を表明している。
つまり、政府の見解も教科書の記述も無視して、韓国・朝鮮に屈従した教育をせよ、と教員たちに指示しているも同然なのだ。
学習指導要領解説書を変えた、教科書の記述も変わった。
が、都教組がこれではどうしようもない。
では、せめて、都立高校だけでも「「竹島と尖閣諸島は日本固有の領土であるが、現在竹島は韓国が不法占拠し、尖閣諸島は中国が国際法上有効な根拠なしに自国領土と主張している」と教えよう―
都教委が、こう考えるのは当たり前のことである。

都教組は、日の丸・君が代について、「職務命令が出たら起立せよ」という立場である。
つまり、命令されなければ「日の丸・君が代には反対」なのだ。
まさに面従腹背、狡猾な左翼の本質まる出しである。
それにしても、尖閣諸島や北方四島は日本領と認めても竹島だけは認めない!とはどういうことだろう?
単に反日・売国の輩であれば、尖閣諸島や北方四島も日本領ではない、と主張してもよさそうなものだ。
都教組といい、北教組(北海道教職員組合)といい、どこかで異様な力が働いているとしか思えない。

教科書の採択に当たっては、「教科書を実際に使う教員の意向を尊重すべきだ」というもっともらしい意見があるが、教組の方針が特定のイデオロギーに染まっている限りそれは偏向教育につながる。
実際、都教組の「教科書検討資料」では、育鵬社の歴史・公民教科書について「歴史歪曲、憲法敵視」とし、「子供たちの手に渡さない取り組みを強化しなければならない」と呼びかけている。

韓国・朝鮮に屈従する反日・売国教組を糾弾する!

参照:都教組「竹島、日本領と言えぬ」 内部資料で政府見解否定「歴史的根拠ない」 (2011/10/28 産経新聞)

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2012/01/28

今日は久しぶりに共産主義について語ろう

私は、このブログを立ち上げて以来、1,711本のエントリを書いています。
その中で、もっとも評価が高かったのは「共産主義はなぜ破綻したのか?(1) 2006/07/13」です。
共産主義に関心のある方は、ぜひお読みください。

ところで、私は、共産主義は近代に生まれた最大、且つ最強の宗教だと思っています。
いや、「だった(過去形)」が正解でしょう。
1970年代までは世界中に億単位で共産主義者及びその支持者がいましたが、今は見る影もありません。
なぜ、そうなったのか?は、「夢と希望の社会」が、実は「悪夢と絶望の社会」であることが満天下に示されたからです。

私がここで言う「宗教」とは、唯一絶対神を崇めるユダヤ教やキリスト教、イスラム教などを指します。
そこには、いわゆる絶対的価値観と真理が存在し、それに反するものは異端とされます。
そういう意味では、共産主義はまさに宗教です。
共産主義は「真理」であり、唯物史観は「絶対」なのです。
ただ、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教などは観念の世界にありますから永遠です。
が、共産主義は「現世の幸せ」を目指したから崩壊したのです。

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カール・マルクスは、歴史を生産力と生産関係(社会の仕組み)の矛盾によって説明します。
これが有名な唯物史観です。
原始時代は共同狩猟と食料の採集であり階級も搾取も存在しません(原始共産社会)。
が、生産力が発展してくると奴隷制時代に変わります。
つまり社会の仕組みは奴隷所有者と奴隷の関係になるのです。
そして、さらに生産力が増大すると、社会の仕組みは封建領主と農奴の関係に変化します(封建時代)。
この生産力の増大と社会の仕組みの変化という論理は、封建時代から資本主義社会へ、資本主義社会から社会主義社会へと変遷(発展)する過程でも同様に適用されます。
封建的社会制度が生産力の飛躍的発展の足枷になり資本主義社会に移行せざるをえなくなる、資本主義社会の資本家と者の関係が資本主義自体の桎梏になり社会主義を必然にする、こうマルクスは考えたのです。
生産手段を私有する資本主義社会では恐慌が必ず起こり、生産は極端に落ちこみ、社会全体に失業者があふれる。
だから発達した資本主義国では、これ以上生産を増大させることができない、故に生産力をさらに発展させるために生産手段を社会的に所有する社会主義が必然になるのです。
で、社会主義はより進化し、やがて能力に応じて働き必要に応じて与えられる共産主義社会が実現します。

まあ、大雑把に書いたので漏れはたくさんあります。
が、基本的にはこれがマルクスの歴史観です。
で、私は、この唯物史観を「真理」だと信じました。
が、今思えば、マルクスが分析したのは欧州と米国の歴史のみです。
そこにはアラブもアジアもありません。
つまり、マルクスにとって、イスラムやアジアは思考の外だったのです。
ルネサンス、宗教改革、産業革命、市民革命、そしてキリスト教、これらを歴史とする世界がマルクスの認識と分析の基礎になっています。
これをもって唯物史観を絶対とするのは無理があります。
ましてや、歴史の発展段階に特定の法則があるなど、もうおかしい、と言わざるをえません。

Marx

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私は、今でも青年期のマルクスが好きです。
「経済学・哲学草稿」
ここに示されたマルクスの人間存在に対する考察は一考に値するものがあると思っています。
大酒飲みで女好き、私とよく似ていますし(爆)
が、革命を志向した時点で彼はおかしくなった、と考えています。
「経済学・哲学草稿」もそうですが、人間を普遍的に語ることはできません。
平たく言えば、良いこと言ってる、良い考えだ、なのですが、そこには普遍性がない。
ましてや、それを絶対視するなんて絶対に(笑)間違っています。
人間も様々ですし、人種や民族も様々、歴史も文化、宗教も同様です。
なのに、世界を資本家階級と者階級で割り切り、それをインターナショナルだと言う。
その時点で、もうアウトです。

なぜ共産主義は宗教に堕してしまったのか?
それは「空想から科学へ」に見て取れます。
これはマルクスではなく、盟友のフリードリヒ・エンゲルスが書いたものです。
エンゲルスは、イギリスのロバート・オーウェン、フランスのサン=シモン、シャルル・フーリエの理論を「空想的社会主義」と呼びました。
つまり、現実の分析と理想社会の実現に向けての具体性がないと。
要は、唯物史観のような歴史の科学的分析がない、未来の理想社会への具体的根拠と道程がない、というわけです。
エンゲルスは、そこには唯物弁証法的思考と分析が欠落していると考えました。
歴史は、社会的矛盾の相克が質的により高次なものへと発展していく過程であり、生産力と生産関係(社会の仕組み)の矛盾が理想社会(社会主義)を生み出す―
空想的社会主義にはそういう視点がないと批判したのです。
ここからマルクス主義は科学になり、真理と目されるようになったのです。
唯物弁証法的思考による「意識が人間の存在を決定するのではなく、人間の社会的存在が意識を決定する」というマルクスの主張は一理ありますが、人間存在はそれほど単純ではありません。

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私が今更ながらマルクスや共産主義に言及したのは、連合赤軍事件や革共同両派(中核派と革マル派)の内ゲバがなぜ生まれたのかを理解していただきたい、と思ったからです。
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」という女権拡張主義者の背景にある考えを知ってもらいたいからです。
併せて、偏狭な愛国主義者の「日本の歴史の無謬化」が持つ危険性にも気付いてほしかった。
「真理」だとか「絶対」というのは、もう宗教であって、そこには人間が欠落しています。
マルクス自身は嫌っていたようですが、彼の思想はその後継者により「真理」と「絶対」になってしまいました。
スターリン、毛沢東、ポルポトによる空前の大虐殺も「真理」と「絶対」がなせる業(わざ)だったのです。
なぜなら「真理」の側に立つ者からすれば、それに反対する者は「敵」であり、「敵」は殺されて当然なのです。

皆さんに訴えます。
「絶対」はありえません。
人間も社会も常に相対的に捉えなければならないのです。
それさえわきまえていれば、カルトなど絶対に生まれません。

神が人間を造ったのではありません。
人間が神を造ったのです。
が、米国には、進化論を否定し、人間は「神の創造物」と信じている人が4割近くいるそうです。
これがイスラムに対する偏見と憎悪につながっているのは間違いありません。
幸い私たち日本人は、「八百万の神」を信じる民族です。
だから世界に冠たる国であり、その歴史を誇っているのです。

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時間がなく、言葉不足な点が多々あることをお詫びします。

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2012/01/27

デモを暴動に発展させる… 「イイネ」とTweetした三宅雪子

反原発運動に過激派、特に中核派が深くかかわっていることは既に書きました。
で、今日は、思いがけない形でそれを確認しました。

以下は、「つねちゃん」なる人物のTweetです。

つねちゃん 

いかにして、デモを暴動に発展させるのか、というのが僕の目下の課題です。611に参加する人は、そういう人も来るのだということを前提にして参加するかどうか決めたらどうでしょう? 警察とフレンドリーな勢力は、警察よりも先に殲滅すべきと思います。

いかにして、デモを暴動に発展させるのか、というのが僕の目下の課題です。
警察とフレンドリーな勢力は、警察よりも先に殲滅すべきと思います。

大衆運動を暴動に発展させる。
国家権力よりも、まず身内の敵を殲滅する。
これは、文字通り左翼過激派の論理です。

で、これに敏感に反応したのが、我がアイドル三宅雪子様です。
雪子様は以下のようにTweetしました。

Miyake_4                      元ツイートはすでに削除されていますので、キャプチャ画像で補填。

「つねちゃん」は次のようにもTweetしています。

つねちゃん      

脱原発デモの主催者へ。右翼に発言の場を与えるのはやめてください。僕は妨害しますよ。反原発運動って大政翼賛会のことだったのかよ。他の人も、右翼のデモ参加・発言を妨害することに協力してください。

「つねちゃん」が、ここで言う「右翼」とは私のような人間ではないと思います。
反国家権力―という意識が薄い人たち、つまり環境派のことです。
環境派が主導権を取ったらデモは暴動に発展しませんからね。

では、「つねちゃん」とは、どういう人物なのか?
彼は今年に入って以下のようにTweetしています。

つねちゃん

今日は中核派の闘士が激励にきてくださいました。新自由主義とたたかう2.15国鉄集会に結集しよー!
toled 1月25日

今日は中核派の闘士が激励にきてくださいました。
新自由主義とたたかう2.15国鉄集会に結集しよー!

間違いなく中核派のシンパです。
年齢は私よりはるかに若そうですが、いるんですね未だにこういう方が。
「2.15国鉄集会」とは、中核派が支援する「国鉄分割・民営化で不当解雇から25年 2・15者集会」を指します。

こんな中核派シンパのTweetに「イイネ!」と反応する我が敬愛する雪子様、オツムは大丈夫なのでしょうか?

下の画像は、国会内で自作自演で転倒しただけなのに、その翌日、松葉杖をついて登場した雪子様の姿です。
罪をなすりつけられた自民党の甘利明衆院議員は激怒していました。
でも、酔っ払って自宅マンションのベランダから転落し、腰の骨を折るくらいのヌケた方ですからね、憎めません。
それに色白で太ももはムチムチ、私好みで大好きです、雪子様。

Miyake2

そう言えば、TPP反対のデモでも先頭に立っていました。
この時も、「デモが暴動に発展すればいいなあ~」と思っていたのかな?雪子様は。
雪子様の言動、なんとなく小沢ガールズを象徴しているように思えます。
本人は一生懸命のつもりなのでしょうが(爆)

Tppdemo

三宅雪子
民主党衆院議員
生年月日 1965年3月5日(46歳)
出身地 日本
出身校 共立女子大学
学位・資格 学士
前職 フジテレビジョン社員

うちの長女の先輩ではないですか、大学の。
いや、ますます好きになりました(爆)
でも、「なんとなく左翼、なんとなくリベラル」はいけません。
人間が堕落するだけです。

民主党とともに消滅しないことを祈ります。

最後に、「いかにして、デモを暴動に発展させるのか」と企んでいる輩が反原発運動の中に潜んでいることに注意を喚起したい!
そう強く思います。

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2012/01/26

社民党に連動して民主党も分裂・崩壊を! 切に願う

社民党政審会長の阿部知子氏が、福島瑞穂党首の5選を不服として離党する可能性に言及したことは、ご存知の方も多いと思う。
国会議員が衆参合わせて10人しかいないのに、もう自ら滅亡の道を歩んでいる。
福島氏は5選を果たしたというが、自らを除く同党国会議員9人のうち衆参計4人の支持を得たのみ。
阿部氏に至っては、4人の推薦人さえ集められなかった。
わずか10人の小所帯なのに団結できない、むしろ分裂傾向にある、これは衰退していく政党の特徴である。

阿部、福島両氏の確執を見ていると「嫉妬」という言葉が浮かんでくる。
が、それだけではないようだ。
それについて言及する前に両者のプロフィールを見てみよう。

阿部知子
生年月日 1948年4月24日(63歳)
出身地 東京都目黒区
出身校 東京大学医学部
学位 医学士
医師
衆議院議員
比例南関東ブロック(神奈川12区)
当選回数 4回

阿部氏の衆院議員以外の顔は、東大医学部卒の小児科医である。
東大時代はフロント(社会主義同盟)の一員として東大闘争に参加。
その後、「MPD・平和と民主運動」、「平和:市民」を経て、国会議員になる直前は「市民の党」に所属していた。
「市民の党」がいかなる政党かは、このブログの読者であればよくご存知と思う。
菅直人前首相とズブズブの関係にある過激派(極左)の末裔である。
つまり、阿部氏は東大時代から一貫して極左であり続けているのだ。

Abe                          永遠の極左・阿部知子

福島 瑞穂
生年月日 1955年12月24日(56歳)
出生地 宮崎県延岡市
出身校 東京大学法学部
学位 法学士
弁護士
参議院議員
比例区
当選回数 3回

福島氏の参院議員以外の顔は、東大法学部卒の弁護士である。
東大時代の活動歴は分らないが、福島氏が呼びかけ人の「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」や「「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」には中核派が深く関わっている。
つまり福島氏の今の姿を見ると、極左・中核派との関係を疑わざるを得ないのだ。
いかに福島氏がノー天気だといっても、中核派がどういう組織か分らないはずはない、と思う。

こうして見ると、阿部、福島両氏の確執は極左同士の内ゲバとも言える。
嫉妬と内ゲバ、これが両氏の対立の本質である。

阿部氏は衆院小選挙区で戦っているが、当選はいつも比例復活である。
その点、福島氏は参院比例区名簿第1位で、落選の恐れは今のところほとんどない。
阿部氏が地元選挙区で地道に活動しているのに対し、福島氏の活動はテレビ出演や全国の市民集会を飛び回ることだ。
この違いも両者の確執に大きく影響している。
まあ、どちらも目くそ鼻くその類だが、社民党の内紛は大いに歓迎したい。

------------------------------------------------------------------

ところで、福島氏は「福島みずほと市民の政治スクール」を全国的に展開している。
以下は、福島氏の最新のツイートである。

福島みずほ
@mizuhofukushima 東京

社会民主党党首の福島みずほです。13年前に参議院議員になってから、人権・平和・男女平等・雇用・脱原発&自然エネルギー促進などのテーマで議員活動をしてきました。3期目がスタートしてから、初心に立ち返り、全国の「現場」を飛び回っています。

mizuhofukushima 福島みずほ
福島みずほと市民の政治スクールin千葉もスタートします!3月3日午後6時半から8時まで千葉市文化センターで、桜美林大教授で元朝日新聞記者の早野透さんに「日本政治の進路を語る」をお話頂きます。資料代500円お。お申し込みはhttp://satta158.blog98.fc2.com/blog-entry-70.htmlまで。
18分前 お気に入りに登録 リツイート 返信 »

mizuhofukushima 福島みずほ
福島みずほと市民の政治スクールin神奈川今期第1回は2月19日午後1時から横浜水道会館で、ジャーナリストの広瀬隆さんに「福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」をお話頂きます。資料代1000円(学割500円)。詳細・お申し込みはhttp://satta158.blog98.fc2.com/blog-entry-70.htmlまで。
24分前 お気に入りに登録 リツイート 返信 »

mizuhofukushima 福島みずほ
福島みずほと市民の政治スクールin永田町、今期もいよいよスタート!2月15日午後6時から8時まで参議院議員会館で、ジャーナリストの斎藤貴男さんに「消費税のカラクリ」をお話頂きます。消費税についてじっくり学びましょう!資料代500円。詳細はhttp://satta158.blog98.fc2.com/blog-entry-70.html
29分前 お気に入りに登録 リツイート 返信 »

mizuhofukushima 福島みずほ
死刑映画週間のお知らせです。渋谷の映画館ユーロスペースで2月4日(土)から1週間、犯罪や死刑をテーマにした作品を上映します。また毎日1回、佐藤優さん、香山リカさんなどのゲストがトーク予定。詳細はhttp://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=374大勢の皆さんの参加をお願いします。
40分前 お気に入りに登録 リツイート 返信

早野透、広瀬隆、斎藤貴男、佐藤優、香山リカ
早野氏は元朝日新聞、広瀬氏は反原発活動家、斎藤氏は反日ジャーナリスト、佐藤、香山の両氏は書くまでもないだろう。
でも、こんなアホみたいなイベントや政治スクールでも、なんとなく左翼やなんとなくリベラルは惹き寄せられていくんだよな。

気をつけよう!反日左翼と反日リベラル!
こう呼びかけたい。

------------------------------------------------------------------

阿部、福島両氏の内ゲバは大歓迎だが、阿部氏は離党後は民主党に行くんだろうな、辻元清美氏みたいに。
なんと言っても、仙谷由人氏とは東大時代のフロント仲間、つまり同志だもの。

社民党の内ゲバ・分裂は良しとしても、それが民主党に流れるのではもうどうしようもない。
やっぱり社民党に連動して民主党も分裂・崩壊してくれないと。
切に願う。

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【追記】
読者の方からもご指摘があったが、福島氏の夫である海渡雄一氏(事実婚)は中核派と関係が深い。
警視庁の機動隊員を殺害したとして無期懲役が確定した中核派元幹部の星野文昭に対する冤罪救援活動をしている。
また、元中核派幹部の角田富夫氏と盗聴法反対運動・共謀罪法案反対運動などで活動を共にしているし、共著も出版している。
「福島氏の夫である海渡雄一氏は元中核派」という説は根拠あり、なのだ。
この海渡氏、あのグリーンピースの元理事長なのだが、今はなんと日本弁護士連合会事務総長である。
日弁連の偏向ぶりがよく解る。

「市民の党」については、「極左とズブズブの菅首相を筆頭とする民主党議員たち 2011/07/11」をご覧ください。

makotoban

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2012/01/25

福島瑞穂のツイッターが炎上したそうだ

私は、先日のエントリで、大震災1周忌当日に行う反原発の福島県民集会とそれへの参加を募集するバスツアーを批判した。
で、社民党の福島瑞穂党首がツイッターで参加を呼びかけたところ、ツイッターが炎上したそうだ。
福島氏側は、「重く受け止めており、表現を直したい」などと説明しているようだが、そんな問題ではない。

大;震災が2011年3月11日に起きて2万人近くの人が亡くなり、福島県郡山市にも、その遺族を含め約5000人の人が避難してきている。
そういう被災者の痛みに鈍感で、ただただ原発事故を政治利用したい、それが見え見えだからツイッターが炎上したのだ。
日本の左翼というのはほんとうに卑しい、そう痛感する。

mizuhofukushima 福島みずほ
脱原発をめざす女たちの会では3月11日の福島集会バスツアーを企画しています。ツアー詳細や賛同人の申し込みはhttp://datsugenfem.web.fc2.com/をご覧下さい。ぜひ、あなたも賛同人に!4月7日と6月2日も午後から東京の日本教育会館で集会予定。スケジュールに入れておいて下さい。
1月21日

-----------------------------------------------------------------

sho_yyy sho。
@ 脱原発を訴えるのにツアーが必要なのか。多くの人にとって一回忌でもあるこの日になんら被害を被っていない人間が、遺族や被災者が黙祷捧げるそばで、それをを阻害してまで行うツアーが必要なのか。
で@mizuhofukushima
1月23日 »

kohyasahara
@ @mizuhofukushima 来ないでください。福島は見せ物じゃありません。
1月21日 »

Peta_hiraishi 平石和之
@ @mizuhofukushima まだ、日々部分遺体が発見される被災地で、そんな事やる必要があるんですか?あなたの中では震災も津波も終わって原発で騒ぐのが政略なのかもしれないけれど、まだまだ津波にけりはついていないんですよ。
1月23日 »

バスツアーは、福島氏の事務所が連絡先になっている「脱原発をめざす女たちの会」が企画したものだ。
この会は、先日紹介したように左翼知識人など数十人が呼びかけ人になっている。
で、福島氏のツイートの集会案内には、パレードの予定なども書かれていた。
パレード?
バスツアー?
「静かに哀悼の意を捧げるべきでしょ」
「来ないでください、迷惑です!」
「国民に説明する責任を果たしてください」
などというカキコが殺到したのも当然だろう。

福島氏の事務所は以下のように釈明している。

私たちは、集会に参加するだけで、それと違う行動をするわけではありません。1人で行くよりも、バスがあった方がいいと考えて企画しました。「バスツアー」の表現が悪いと思いますので、「バスで行きましょう」に直すつもりです。意見は重く受け止めており、事務局で会議をして見解をまとめ、「女たちの会」のホームページに近日中に載せる予定です。

あぁ、もう絶望だよ。
日本にまともな左翼はいないのか?

国益と国民益を第一に考える中道左派の一刻も早い誕生を渇望する。

参照:震災1周年福島県バスツアー呼びかけ 福島瑞穂ツイッター批判受け「炎上」

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2012/01/24

社民党は絶滅種でも左翼に対する警戒を怠ってはならない

22日のエントリで、
―とにかく50~70代が圧倒的ですね、「3・11福島県民集会」も「12・10日比谷集会」も呼びかけ人は(爆)―
と書きましたが、今日はなぜこの年代に左翼が多いのかについて言及しましょう。

60年安保当時に活動家だった方が言っていましたが、当時の東大生の8割は左翼支持だったそうです。
この世代は、今は70代です。
東大闘争のころは、私は既に左翼少年でしたから同じ時代状況を体験しています。
で、このころの東大生の3分の1、つまり3人に1人が全共闘支持でした。
この世代は、今は50代後半から60代です。
つまり、呼びかけ人は50~70代が圧倒的なのはこういう背景があるのです。

60年安保闘争から全共闘運動へ10数年にわたる左翼学生運動の隆盛。
この時代の偏差値の高い大学は、東大に限らず左翼学生の比率が高かった。
そして彼らは、大学や法曹、朝日新聞やNHKなどのメディア、または官界に職を得てその地位を確立していきます。
大学教授や弁護士、裁判官、新聞記者に左翼が多い理由はここにあります。
高級官僚も例外ではありません。

民主党の江田五月氏は、東大教養学部自治会委員長時代に全学ストを指揮し退学になっています(その後、復学)。
で、司法試験に合格し裁判官の道に進んでいます。
この江田氏の盟友が、財務省において財務事務次官や国税庁長官と並ぶ次官級ポストである財務官を務めた榊原英資氏。
学生時代に左翼運動で退学処分を受けた者が裁判官になれる、その同志が財務官にまで昇り詰めることができる、ほんとうにこの日本という国は左翼に寛容です。
実は、私の部隊の隊長格だった男も、逮捕・起訴歴があるのに某有名国立大学の教授になり、退官後は関西の有名私大の教授を務めています。
で、今でも市民派、環境派を自認しています。

教師や地方公務員、地方紙の記者になった者も多かったですね。
これが日教組や自治労、そして地方紙に左翼が強い原因だと思います。
その時代は、私のような元極左でも地方公務員の上級職になれました、試験の成績さえ良ければ。
学生時代の素行なんて調べないし、調べようとしても大学側が協力しないからやりようがないのです。
まあ、こういう風に大学教授、教師、公務員、記者、そして弁護士や裁判官、高級官僚に左翼とそのシンパが多く存在すれば、なんとなく左翼やなんとなくリベラルの若者たちが再生産されていくのも当たり前だと思います。
そして戦前を否定し、日本を加害者として捉える歪曲された歴史認識も再生産されていく。
ネットを見ると、こういう歴史認識を持った人が少なからずいます。
そして、その多くが社民党か小沢一郎の支持者。
少なくとも反自民党であることは間違いありません。

ところで、音楽家の坂本龍一氏が新宿高校時代に学生運動に関わり、塩崎恭久氏(自民党衆院議員)と馬場憲治氏(フリーライター)の3人で「校長室乱入・校長軟禁」を決行した事実をご存知ですか?
この3人、私と同学年です。
で、「校長軟禁」の理由は、「制服の自由化と受験偏重教育反対」。
これも私とまったく同じです。
坂本、塩崎、馬場、意外に思われるかもしれませんが、それだけ当時は左翼運動に参加することが正義だと思われていたのです。

社民党や共産党は政党としては衰退していくでしょう。
が、左翼的脳を持った人間は、減っていくとはけっして思えません。
特に社民党的人間。
「市民」とか「環境」とか「生活者」とか、こういう浸透しやすい立場を名乗って「なんとなく左翼やなんとなくリベラル」の人たちを惹きつけていく。
そして常に反国家的位置から政治に参入してくる。
私たちは、左翼に対する警戒を今後とも怠ってはなりません。
そして、正しい歴史認識を有する人を一人でも多く増やしていかなければならない、そう強く思います。

なお、私が左翼運動に参加した理由が知りたいというコメントが、かつてありましたので、以下のエントリを紹介しておきます。

つれづれなるままの自分史 2 2011/04/20

Kanda_yugekisen              1972年 5.13神田武装遊撃戦 私はこの中にいました。 これが最後になりました。

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【追記】
以下のようなコメントがありました。

結局、自分に賛同する意見しか受け入れないのはあなたではありませんか?
反対されると自分を弱い立場において、人は口汚く罵る。。。それじゃ橋下さんと同じじゃないですか。

「橋下さんと同じ」でけっこう。
光栄です。
ただ、
―自分に賛同する意見しか受け入れないのはあなたではありませんか―
は何かの勘違いか思い込みのせいでしょう。
私は反対意見や批判も公開しています。
私の消費税に関わる姿勢に反対する意見や批判コメントはほぼ7割に達していますが、みな公開されている。
削除したのは、反対や批判ではなく私に対する「人格攻撃」です。
上のコメントも批判ではなく「攻撃」ですよね。
自分に賛同する意見しか受け入れない―
これが、反対意見に同意しないという意味なのであれば、それはもう論外です。

一昨日も、「談合は日本的ワークシェアリング……あなたは生活者ではない。生活に懸命ならブログを書く暇なんてあるわけがない」と主張したうえで、「ボケ防止のために書いているのなら、こんなブログ畳んでしまえ!」と罵倒するカキコがありましたが、当然ながら削除しました。
批判、反論、大歓迎です。
ただし、私に対する攻撃とスパムは許容しません。
ブログ主として当たり前のことだと思いますが。

ネットを調べてみると、私を憎悪している人、けっこういます。
小沢支持者とか偏狭な反米主義者、そして亀井静香的「大きな政府派」です。
こういう人たちに私が同意することは絶対にありません。
確か亀井氏も「談合は日本的ワークシェアリング」と言っていたような気がします。

おかげさまでアクセス数が2500万(25,163,284 2012/01/24 18:18)を超えました。
このブログが長い間、根強い支持を獲得していることも、彼らからすれば癪に障るのでしょう。

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120120_193514                                           私の愛するMocha&Latteです。

makotoban

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2012/01/22

醜悪な左翼の老いの執念か? 3.11福島県民集会

左翼に絡む記事がお気に入りの読者が多いようです。
アクセス数と人気ランキングの獲得ポイントを見れば、それがよく分かります。
これは、おそらく左翼の実態が解りづらく、その分、興味と不安の入り混じった感情が刺激されるからでしょう。
ほんとうに左翼の実態というのは解りづらい。
共産党とか社民党、あるいは過激派というのであれば解りやすいのですが、実際は社会の至るところに浸透して「普通の面」をしているからよく見えないのです。

ところで、一昨日のエントリに次のような投稿がありました。

こんにちは。

記事を見て、私ちょっと怒になったんですけど。
福島みずほ主導の『脱原発をめざす女たちの会』
3・11福島県民集会バスツァー
市民の党や市民の会も署名やバス乗ってくらしいんですけど。こんな事しか頭に浮かばないの、心が無いの。
なにやってんの、いや何かしたの東北のためになること。

と、つついてやりたい気持です。

この方の気持ち、よく解ります。
まったく同感。
大震災の一周忌とも言うべき日に現地でこんなことを企画する神経を疑います。
もっと他にやることがあるだろう?

以下が、その「ご案内」ですが、私は理解できません。

さようなら原発 3・11福島県民集会(郡山市開成山球場)
往復バスツアー参加のご案内

脱原発を実現しようという熱い思いで「脱原発をめざす女たちの会」は昨年11月23日にキックオフしました。その時お知らせした、震災と福島原発事故の1年目にあたる3月11日、福島の現地で開かれる集会にバスツアーでの参加を呼びかけます。この集会はオール福島で開催されるもので、昨年9月19日に東京・明治公園で6万人集会を成功させた「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」が全面協力しています。集会に参加し、いまも事故被害に苦しみ日常生活を奪われている福島の人たち、女性たちと少しでも思いを同じくし、脱原発の声を広げてゆきたいと思います。

呼びかけ人(2011年10月31日現在)

吉武輝子(評論家) 小山内美江子(脚本家) 山崎朋子(作家) 田中優子(法政大学教授) 香山リカ(精神科医) 渡辺えり(劇作家・女優) 雨宮処凛(作家・活動家) 浜矩子(同志社大学大学院教授) 鎌仲ひとみ(映画監督) 深澤真紀(コラムニスト) 倉田真由美(漫画家) 纐纈あや(映画監督) 古今亭菊千代(噺家) 神田香織(講談師) 大河原雅子(参議院議員) 湯川れい子(音楽評論・作詞) 藤波心(タレント) 橋本美香(ミュージシャン) 道浦母都子(歌人) 中山千夏(作家) 福島みずほ(参議院議員) 林佳恵(装丁家) 高田敏江(女優) 岩崎加根子(劇団俳優座・女優) 綿貫礼子(環境問題研究家) 上原公子(元国立市長) 池田香代子(翻訳家) 新谷のり子(歌手) 渡辺一枝(作家) 福士敬子(都議会議員) 清水澄子(I女性会議共同代表・元参議院議員) 川崎直美(オーガニックライフスタイル・Lepasmanis主宰) 吉岡しげ美(音楽家)竹信三恵子(和光大教員)上野千鶴子(ウィメンズアクションネットワーク理事長) 松本侑子(作家・翻訳家・日本ペンクラブ常務理事) 大石芳野(写真家) 枝廣淳子(環境ジャーナリスト) 辛淑玉(人材育成コンサルタント) 石坂啓(漫画家) きっこ(「きっこのブログ」) 宇梶静江(アイヌ連絡会) 松田美由紀(女優) いとうえみこ(絵本作家) 羽田澄子(映画監督) 朴慶南(作家) 森田ゆり(エンパワメント・センター) 加藤登紀子(シンガーソングライター) 伊藤比呂美(詩人)
青字は私がその存在を知っている人―

澤井正子(原子力資料情報室) 大林ミカ(環境活動家) 満田夏花(FoE Japan) 平田仁子(気候ネットワーク) 山口泰子(ふぇみん婦人民主クラブ) 赤石千衣子(しんぐるまざあず・ふぉーらむ) アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション) 鈴木かずえ(母・グリーンピースジャパン核・エネルギー担当) 富山洋子(消費者運動) 崎山比早子(高木学校) マエキタミヤコ(サステナ代表)

山口たか(福島の子どもたちを守る会・北海道) 水野彰子(島根・弁護士) 福武公子(もんじゅ・弁護士) 小木曽美和子(原発反対福井県民会議) 池島芙紀子(ストップ・ざ・もんじゅ) 兼松秀代(放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜) 佐野けい子(浜岡・静岡市議) 芦原康江(島根原発増設反対運動) 竹田とし子(大間原発訴訟の会代表) 小笠原厚子(大間原発反対あさこはうすの会) 石丸初美(玄海原発プルサーマル裁判の会) 佐原若子(六ヶ所・歯科医師) 高島美登里(長島の自然を守る会・上関) 武藤類子(ハイロアクション・福島) 佐々木慶子(沈黙のアピール・福島) 吉岡政子(釜ヶ崎「ふるさとの家」) 菊川慶子(花とハーブの里・六ヶ所) 中村隆子(祝島婦人会会長・祝島島民の会運営委員) 島田清子(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会) 鳥原良子(川内原発建設反対連絡協議会) 佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)

------------------------------------------------------------------

それにしても、すごい面子ですね。
民主党、社民党、東京・生活者ネットワーク、自治市民 ’93、女権拡張主義者、環境原理主義者、元極左、アイヌ、在日朝鮮人。
新谷のり子さん(元中核派)や加藤登紀子さん(元社学同委員長の妻)、宇梶静江さん(宇梶剛士の母)や「きっこ」もいる(爆)
松田美由紀さんて、松田優作の妻のあの人ですかね?

ところで、読者の方は
―市民の党や市民の会も署名やバス乗ってくらしいんですけど―
と書かれていますが、それどころではありません。
あの殺人者集団・革共同中核派が深く関わっているのです。
「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」も「さようなら原発 3・11福島県民集会」も共に。
もう「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」とまったく同じ構図です。

以下は中核派の機関紙「前進」の記事です。

3・11郡山集会の成功へ決意(12・10東京日比谷公園)
週刊『前進』(2517号4面2)(2011/12/19 )。
全学連拡中委 3・11福島県民集会結集の方針
週刊『前進』(2517号5面1)(2011/12/19 )

Chukakuha             中核派の「前進」に掲載された「12・10集会」の画像

なお、「「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会の呼びかけ人は次のとおり。

内橋克人(経済評論家)
大江健三郎(作家)
鎌田 慧(ジャーナリスト・成田空港反対闘争の元活動家)
大賀あや子(福島から)
竹中柳二(福島県平和フォーラム)
谷大二師(カトリック正義と平和協議会会長)
など。

とにかく50~70代が圧倒的ですね、「3・11福島県民集会」も「12・10日比谷集会」も呼びかけ人は(爆)。

醜悪な左翼の老いの執念か?

こんな調子だから反戦も反原発も胡散臭いのです。

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makotoban

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2012/01/21

旧ソウル駅と復元中の東京駅を見て思い出したこと

私は、身近に在日朝鮮人が多く住んでいたせいもあって、彼らに同情的だった。
何しろ差別が露骨だったからね。
で、彼らは日本の植民地にされた半島から連行されてきた不幸な人々だと思っていた。
後になって思い返せば、彼ら自身の口から「連行されてきた」などという言葉を聞いたことは一度もないのだが、当時はそう勝手に思い込んでいた。
が、考えてみると、連行されてきたはずの彼らが昭和30年代初めに自らの土地と、それなりの家を持っていた。
連行され、奴隷に従事させられていた、という話とはずいぶんかけ離れた現実がそこにあった。

下の画像を見てほしい。
上が創建当時の姿に復元された旧ソウル駅(京城駅)、下が今年6月に復元される予定の東京駅の完成予想図。
もうそっくりだよね。
東京駅が創建されたのが1914年、旧ソウル駅は1925年。
当時の日本のシンボルでもあった東京駅のわずか11年後には旧ソウル駅が開業しているわけだ。
日韓併合が1910年だから、それから数えても15年後になる。

Photo                今は文化施設として使用されているソウル駅の旧駅舎

Tokyo_st                 創建当時の壮麗な姿に復元中の東京駅の完成予想図

上の画像と、ソウル駅の旧駅舎が創建された時を考えると、意味深いものがある。
実は10数年前、日本の植民地政策を批判する論文を目にする機会があった。
ネットが普及し始めた頃である。
日本帝国主義を批判しているわけではない。
経済的側面から日本の植民地政策を分析したものだった。
要点をかいつまむと、当時の日本政府は朝鮮半島を植民地として捉えるのではなく、大日本帝国の一部と考えていた、あるいはその一部に組み込もうとしていた、というものだ。

欧米のように、現地人を安価な力として使い、本国に都合のよい単一作物を大量に栽培する、日本はこのような手法を取らなかった。
農地を開墾し、灌漑設備を施し、農業技術を改善してコメなどの現地住民が必要とする食糧を増産させた。
教育や医療を普及させ、鉄道や電力網を建設した。
ソウル大学教授の李栄薫によると、朝鮮総督府に接収された土地は全体の10%ほどしかない。
元京都大学教授の山本有造によれば、総督府が最終的に接収した農地は全耕作地の3.26%であるという。

この時代に日本が朝鮮半島にいくら投資したのか、今はもう記憶にないが、その論文によると、当時の国家予算のかなりの割合を占めていたはずだ。
で、この投資を日本は回収できなかった、と言うか、そもそも回収するような政策ではなかった、と言うのがこの論文の批判の主旨だった。
つまり、日本は朝鮮半島を近代化しただけで見返りはなかった、残ったのは韓国・朝鮮人による憎悪だけだ、と言うのだ。
そして、この論文は、この時期の朝鮮半島に対する投資が東北地方の過小資本を呼び、東北地方の経済の立ち遅れにつながったと指摘していた。
昭和初期の東北地方の悲惨な状況は、大恐慌や凶作のせいばかりではなく、本来は国内に投資するべきなのに半島にその資金を費やしたからなのである。

まあ、当時の為政者も、朝鮮半島の近代化が日本にとってプラスになる、という目算があったのだろう。
が、戦争に負けた結果、すべてが裏目に出てしまった。

復元中の東京駅の完成予想図と、それと遜色ない旧ソウル駅舎を見て、今日はそんなことを思い出した次第である。

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makotoban

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2012/01/20

日本の病巣 偏向メディアと偏向教師を糾弾しよう!

今から書くことは、特にデータがあるわけではありません。
私の長年の経験と知識に基づくものです。

私は、このブログで左翼についてよく言及します。
とりわけ「極」のつく左翼です。
が、極左は、もう生ける化石と化しており、現実社会に対する影響力をほとんど有しておりません。
革マル派が北海道や沖縄、あるいはJR内で一定の地歩を築いているくらい。
ところが、そうではない左翼―共産党や社民党がその代表ですが、これらは相変わらずそこそこの勢力と影響力を有しています。

で、この共産党と社民党、実は極めて仲が悪いのです。
それは、基本的考え方、組織のあり方、その構成員、そして支持層がまったく違うからです。
だから反戦や反原発、護憲、反基地などにおける運動で、その主導権を巡り常に対立するのです。
では具体的にどう違うのか?
共産党は党名のとおり共産主義社会を目指す政党です。
綱領もあるし、組織も上意下達で同心円的団結が求められます。
構成員は上部は高学歴ですが、下部は中流の下から下流が多い。
支持層も中流の下から下流です。
一方の社民党、「社会民主党宣言」という理念を示す文書はありますが、綱領はありません。
何を目指すのかも明確ではない。
強いて言えば反米・反自衛隊・反資本主義・親中共・親北朝鮮でしょうか。
構成員は上部も下部も高学歴が多い。
支持層は中流層です。

共産党は創価学会・公明党と体質がよく似ています。
支持層も重なりますから共産党と創価学会は犬猿の仲なのです。
が、社民党は創価学会とは付かず離れずの関係です。
少なくとも共産党のように敵対はしていない。
で、この社民党、構成員は上部も下部も高学歴が多いと書きましたが、その中身は女権拡張主義者、反米・反国家主義者、チュチェ思想の信奉者、環境原理主義者、元極左、反日市民運動家などです。
戦争反対、日米安保反対、自衛隊をなくせ、原発をなくせ、差別をなくせ、格差をなくせ、憲法9条を擁護せよ、韓国・朝鮮に謝罪せよ、日の丸・君が代を廃止せよ―
こんなところですかね、社民党とその支持者の頭の中は。

私は、チェック機能としての共産党は評価しておりますし、その存在も肯定します。
部落解放同盟の横暴に真正面から立ち向かったのは共産党だけです。
一方、社民党(旧・社会党)は部落解放同盟の旗を振りました。
そうそう。
共産党は極左とは不倶戴天の間柄ですが、社民党は、「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」や反君が代・日の丸で極左と共闘しています。
この政党はもうサイテーであり、百害あって一利なしです。
一刻も早く消滅してくれることを願います。

-------------------------------------------------------------------

ところで昨日、一昨日と朝日新聞や中日新聞、北海道新聞を批判しましたが、宮城県の河北新報や福岡県の西日本新聞も似たようなものです。
シェアが高い、書いてることは反日。
で、この朝日や反日有力地方紙、社民党的思考に満ち満ちています。
明確に左ですが、共産党的要素はありません。
社民党のように声高に反日米安保や反自衛隊を打ち出すことはありませんが、それは建前で不偏不党を謳っているからです。
本質は明らかに社民党や民主党内の左派勢力(本来なら社民党にいるべき人たち)に近い。
民主党リベラルの会のリーダーで、前法相の平岡秀夫氏は、「反戦」「反基地」「反原発」「死刑反対」「人権擁護」「少年法擁護」「9条死守」という点で典型的な朝日新聞的知識人だと思います。

なぜ朝日や有力地方紙が反日で売国なのか?
どうして社民党や民主党リベラルの会に考え方が近いのか?
その理由の一つは戦後のレッドパージにあります。
レッドパージで共産党系の記者は一掃されましたが、反共産党の左翼記者は生き残りました。
と言うか重用された。
共産党ではない左翼による日本の歴史と伝統の否定、これがGHQの願望に合致したのです。
GHQが共産党系の産別会議をつぶすために社会党系の総評に肩入れしたのと同じです。
で、朝日や毎日、有力地方紙は反共産党系左翼の独壇場になったのです。
その歴史と伝統がいまだに続いている、毎日を除いて(毎日は一度倒産してから少し変わりました)。
ベトナム反戦運動が盛り上がっていたころ、米国が「朝日や毎日の記者には共産主義者(左翼)が300人以上いる」と批判していたのを思い出します。

朝日や有力地方紙は反共産党の左翼、という点で社民党や民主党リベラルの会と共通項があるのです。
朝日は松井やより氏を論説委員という要職に抜擢しました。
彼女は、昭和天皇を“戦犯”として裁いた「法廷」を主催した団体のリーダーでした。
あの若宮啓文氏は、今や主筆という地位にあります。
彼は、「(日韓の友好を固めるために)いっそ日本が竹島を譲ってしまい、韓国がこの英断を称えて『友情島』となづけて周辺の漁業権を日本に認める」という夢を見る人です。
そんな人物が編集と論説の双方を統括する主筆、つまり記事の最高責任者に就いてる―
朝日の左翼的偏向を象徴しています。
地方紙は目立ちませんが、朝日と五十歩百歩でしょう、その論調を見る限り。

-------------------------------------------------------------------

まあ、社民党という組織は衰退の一途をたどるでしょうが、社民党的人間はあまり減らないでしょうね。
新聞を中心としたメディアや教育現場に反日左翼的偏向がまかり通っている限り。
いつまでも反日日本人が再生産され続ける。
そして、「リベラルの会」や「生活者ネットワーク」、「市民の党」などという仮面をかぶって、市民派を装って政治の世界に根を張る。

日教組の中にH2Oと呼ばれる単位教組があります。
北海道教組と広島県教組、そして大分県教組です。
北教組は革マル派の影響下にあり、「竹島は韓国の領土」と子どもたちに教えています。
広教組は部落解放同盟県連と表裏一体、社民党より過激で親北朝鮮の新社会党を支持しています。
大教組は社民党を支援する大分県平和運動センターの中核組織です。

朝日新聞に代表される反日メディア、H2Oに典型を見る教育現場の反日左翼、まさに日本の病巣です。
こういう勢力を取り除かない限り日本と日本人は正常化されません。
粘り強く反日メディアや日教組などの反日左翼を批判し続けることが重要、そう強く思います。

朝日新聞と反日地方紙の購買拒否を呼びかけます。
「リベラルの会」や「生活者ネットワーク」、「市民の党」などの仮装市民派の正体を国民に訴えましょう。
H2Oの実態を北海道民や広島、大分両県民に広く知らせましょう。

Seikatusya杉並生活者ネットワークのメンバーです。区会議員3名を擁しています。無視できません。東京生活者ネットワークは都議会で3議席(会派名は「都議会生活者ネットワーク・みらい」)。2010年3月現在、区部では11の区に19人、市部では21の市に33人の議席を有しています。

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2012/01/19

朝日、中日、道新、反日偏向メディアを糾弾する!

昨日、教師らの国歌斉唱時における不起立問題に対する最高裁の判決について書いた。
併せて、その判決に対する朝日新聞の論評を批判した。
ところで、朝日新聞のような偏向したメディアの存在が日本の抱える病巣の一つだが、有力地方紙も朝日と同じかそれ以上に酷い。
特に愛知県を中心に東海地方で圧倒的シェアを誇る中日新聞、そして北海道ではほぼ独占状態の北海道新聞、この二つは最悪である。
今日は、この両紙の論評を紹介し、私の見解を付け加えたい。

君が代を歌わなかっただけで、停職処分としたのはやりすぎ-。東京の教職員らが処分撤回を求めた裁判で、最高裁はそう判断した。過剰処分を断行し、国歌斉唱を強いる風潮の歯止めとなろう。

卒業式での君が代斉唱は、戦後も一般的に行われている。一方で、「戦時中の軍国主義のシンボルだ」と考える人々が少なからずいることも、また事実だ。

東京都は職務命令として国歌斉唱を強いているが、信念として歌えない教員らがとった行動が「不起立」である。その結果、多くの教員らが懲戒処分を受けた。

~以下略~

君が代判決 過剰な処分に歯止めを (中日新聞【社説】)

中日新聞の立場は、基本的に朝日新聞と同じである。
―「戦時中の軍国主義のシンボルだ」と考える人々が少なからずいる―
つまり、日の丸・君が代を「軍国主義のシンボルだ」と考える人がいるのは当然で、その人たちに自らの思想・信条に反する行為を強いるのはおかしい、この文章はそう言いたいのだ。
文章の続きが、
―信念として歌えない教員らがとった行動が「不起立」である―
となっている点にそれが如実に表れている。

中日新聞は、
―大阪府で君が代斉唱条例が成立し、大阪市でも条例化が進む。強制と厳罰は、さらに教育現場に深刻な対立を生みかねない。自然で自発的な国歌斉唱こそ望ましい姿ではないだろうか―
と書いて社説を結んでいる。
そこでは、教育現場の深刻な対立を生み出しているのは誰か?という視点を意図的に無視している。

北海道新聞(道新)もそうだ。
以下はその社説である。

戒告処分までは許容できるが、減給や停職を安易にするのは行き過ぎだ―。

卒業式などの君が代斉唱の際、起立しない教職員に対する処分について、最高裁はこうした判断を初めて示した。

憲法19条が保障する内心の自由に基づく不起立などに対し、重い懲戒処分を下すことを戒めたものと受け止めたい。大阪で進む厳罰化の動きには歯止めにもなろう。

一方、戒告までの処分なら懲戒権者の「裁量の範囲内」とした。納得できるものではない。戒告とて、手当の減額、昇級遅れや退職金などへの影響もある。軽くはない。

~以下略~

君が代不起立 厳罰戒めた最高裁判断 (北海道新聞【社説】)

―戒告までの処分なら懲戒権者の「裁量の範囲内」とした。納得できるものではない―
この道新の主張は良識を疑う。
朝日は、
―戒告が認められたことへの疑問は残るが―
という表現に止めているのに、道新は「納得できるものではない」と真っ向から批判している。
学習指導要領に基づく職務命令に違反した者を「戒告」にもできないとしたら、この国はもう法治国家ではない。
憲法が保障する思想・良心の自由(内心の自由)と朝日も中日も道新も強調するが、公務員がその公務を遂行する上で内心の自由を制約されるのは当然である。
ましてや教師が決められたことを守らないのが当たり前、と言うのなら、もう教育は崩壊する。

日本は民主主義の国である。
日の丸や君が代に嫌悪感を持つのは個人の自由である。
が、公務員が公的立場にある時は「個人の自由」とはいかない。
日教組だって「日の丸や君が代には反対だが、職務命令が出たら起立しろ」と言っているではないか。
公務員が公務を拒否することに大義などないのだ。

朝日、中日、道新、反日偏向メディアを糾弾する!

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2012/01/18

さすがの朝日もかばいきれなかった根津公子

16日、学校行事での国歌斉唱の際、起立しなかった教師らに対する最高裁の判断が出た。
はっきり言って不満がある。
国旗・国歌への指導、教師への職務命令については、従来の最高裁判決を踏襲し、改めて合憲と判断した。
この判断に基づき、最も軽い戒告処分を受けた教職員約170人への処分は有効とし、「処分を不当」とした二審(東京高裁)の判決を破棄した。
この点は妥当である。
が、「起立しない」という行為だけで停職や減給処分にするのは行き過ぎ、とした判断には疑問が残る。

今回の判決で、過去2年間で3回も不起立行為を実行し、停職処分を受けている教師が「停職処分取り消し」になった。
積極的な妨害はしていないといっても、校長による再三の指導や処分に何の反省も示さず、職務命令に背き続けてきた教師である。
こんな教師が今後、職務命令違反を繰り返しても「戒告」以上の処分を受けないというのであれば、国旗・国歌を侮蔑する教職員がなくなることはないだろう。
そういう意味で、この判決は矛盾している。

-------------------------------------------------------------------

昨日、朝日新聞の社説をチェックした。
が、この判決に対するものはなかった。
おかしいなあ、と思い、今日再び覗いてみると、やはり言及していた。
朝日的には、戒告処分を有効とした上で、減給や停職は裁量権の逸脱、つまりやり過ぎという最高裁の判断をどう受け止めるかに時間を要したのだろう。
一方で教師の行為を断罪し、他方で行政の行き過ぎを断罪する、この足して2で割ったような判決に朝日も戸惑ったのだと思う。

以下は、朝日の今日(18日)付け社説である。

卒業式や入学式のシーズンを前に、最高裁から注目すべき判決が言い渡された。

「式では日の丸に向かって立ち、君が代を歌うように」。そんな校長命令に従わなかった東京都の教職員への処分が、妥当かどうかが争われた裁判だ。

結論はこうだった。

規律や秩序を保つために、戒告処分はやむをえない。それをこえて減給や停職とするには、慎重な考慮が必要だ。式典を妨害したなどの事情がないのに、命令違反をくり返したというだけで、こうした重い処分を科すのは違法である――。

日の丸・君が代は戦前の軍国主義と深い関係があり、その評価は一人ひとりの歴史観や世界観に結びつく。

最高裁は、昨年の判決で「起立や斉唱を命じても、憲法が保障する思想・良心の自由に反しないが、間接的な制約となる面がある」と述べ、学校側に抑制的な対応を求めた。今回の判決はその延長線上にある。

私たちは、日の丸を掲げ、君が代を歌うことに反対しない。だが処分してまで強制するのは行きすぎだと唱えてきた。

その意味で、戒告が認められたことへの疑問は残るが、最高裁が減給・停職という重大な不利益処分に歯止めをかけたことは、大きな意義がある。

教育行政にかかわる人、なかでも橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会のメンバーは、判決をじっくり読んでほしい。

維新の会は大阪府と大阪市で「命令に2度違反で停職」「研修を受けたうえで3度目の違反をしたら免職」という条例の制定を打ち出していた。

 違反に至った背景や個別の事情には目を向けず、機械的に処分を重くしていくもので、今回の判決の趣旨に照らして違法になるのは明らかだ。

さすがに橋下市長と松井一郎知事は見直す考えを示した。だがそれは、停職処分とする前にも研修の機会を設けるという案で、問題の本質を理解した対応とはとても言えない。

選挙で圧勝した2人には、民意の支持という自信があるのだろう。もちろん民意は大切だ。

しかし、精神の自由に関する問題を、多数派の意向や思惑で押しきってはならない。それは歴史の教訓であり、近代民主主義を支える精神である。

自分とは異なる意見の存在を受け止め、心の内にはむやみに踏み込まない。そうした寛容な土壌のうえに、しなやかで、実は力強い社会が生まれる。

判決の根底に流れるこの考えをしっかりと受け止めたい。

君が代判決―行き過ぎ処分に歯止め (朝日新聞)

―私たちは、日の丸を掲げ、君が代を歌うことに反対しない。だが処分してまで強制するのは行きすぎだと唱えてきた―
もう朝日の本質である偽善が丸出しである。
ほんとうに日の丸を掲げ、君が代を歌うことに反対しないのなら、
―日の丸・君が代は戦前の軍国主義と深い関係があり、その評価は一人ひとりの歴史観や世界観に結びつく―
などと言うわけがない。
ほんとうは日の丸も君が代も認めたくないのに、それらが国民の大多数に受け入れられているという現実を前にして、本音を隠しているとしか思えない。

日の丸・君が代は戦前の軍国主義と深い関係になどない。
たとえ軍国主義の時代を認めたとしても、それは昭和初期の10年足らずに過ぎない。
日の丸・君が代は、明治以来、日本の国旗であり国歌であり続けた。
日本が欧米列強の侵略・植民地主義の脅威に抗し、欧米以外で唯一近代国家として発展した象徴なのだ。
朝日流の解釈に従えば、日清、日露の両戦争も軍国主義・侵略戦争になる。
言ってることは、まるで韓国や中共と同じである。

―自分とは異なる意見の存在を受け止め、心の内にはむやみに踏み込まない。そうした寛容な土壌のうえに、しなやかで、実は力強い社会が生まれる―
これも、ふざけるな!と言いたい。
国旗や国家を、それも公務員である教師が認めない、そんな社会が「力強い社会」であるはずがない。
こういう朝日新聞的知識人がメディアや教育界にのさばっているから日本がおかしくなるのだ。

-------------------------------------------------------------------

ところで、朝日の社説にはないもう一つの判断が最高裁でなされていた。
あの根津公子元教諭については、停職処分が妥当とされたのだ。
私は、根津元教諭について何度も言及してきた。
ついに“クビ” 根津公子教諭 2008/03/29
今度こそ根津公子をクビにせよ! 2011/02/07
これらのエントリをお読みいただければ、彼女は「停職」ではなく「免職」がふさわしいと良識ある方は思うだろう。
最高裁も、さすがに停職処分は逃れえない、と判断した。
で、朝日新聞は判断を避けた、と言うより逃げた(だから社説で言及しなかった)。

Nedu2                記者会見で判決に怒りを示す根津元教諭

以下が、最高裁が根津元教諭の停職処分はやむなしと判断した理由である。

卒業式における国旗の掲揚の妨害と引き降ろし及び服務事故再発防止研修における国旗や国歌の問題に係るゼッケン着用をめぐる抗議による進行妨害といった積極的に式典や研修の進行を妨害する行為に係るものであるうえ、更に国旗や国歌に係る対応につき校長を批判する内容の文書の生徒への配布等により2回の文書訓告を受けており、このような過去の処分歴に係る一連の非違行為の内容や頻度等に鑑みると、…停職期間(3月)の点を含めて停職処分を選択することの相当性を基礎付ける具体的事情があったと認められるから違法であるとはいえない。

しかし、根津元教諭、まったく反省していない。
さっそく以下のように反論している。

「君が代」不起立処分最高裁判決について/根津公子

今回の「何度も不起立を繰り返しても戒告処分が限度」という最高裁判決が、形を変えた第2、第3の根津公子を生み出さないことを祈る。

家庭科の授業で“従軍”慰安婦を教える教師など存在してはならない!

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2012/01/17

一歩後退二歩前進の日本でありたいと願う

産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が14、15の両日に実施した合同世論調査の結果が興味深い。
「日本のリーダーにふさわしい国会議員・地方自治体の首長」という問いで、橋下徹大阪市長が1位、石原慎太郎東京都知事が2位。
先月実施された朝日新聞の調査では、「首相にふさわしい人物」の1位は石原慎太郎東京都知事、2位は橋下徹大阪市長だったから順位は入れ替わったものの、この両者が国民の期待を集めていることは間違いない。
私は当然の結果だと思う。
が、逆に言えば、これは今の国会議員に国民が失望していることの裏返しでもある。

特に民主党。
なんでこんな人物が?と思わざるを得ない者が堂々と金バッジを付けている。
これを見て、「国民がバカだから」と言う人もいるが、それは違う。
日本国民の平均的レベルは世界でも高い方だと感じている。
米国の大統領選などを見ていると特にそう思う。
共和党の予備選挙に立候補している面々。
元州知事や国会議員などが名を連ねているのだが、まともなのはロムニー前マサチューセッツ州知事くらい。
そのロムニー氏も、比較的マシ、と言う程度でしかない。
共和党支持者は白人中間層が多いのだが、彼らが支持した政治家たちの、しかも大統領を目指す者たちがこの程度なのだ。

国民が民主党を選んだのは必然だったと思う。
メディアが政権交代を煽ったからだ、と言う人たちもいるが、それを受け入れる状況が存在したという方が正しい。
つまり自民党政治は、もう詰んでいた。
私でさえ自民党に投票するか、棄権するかで迷ったほどだった。
もちろん自民党に投票したが、おそらく民主党が圧勝すると確信していた。
民主党300議席、自民党はその半分以下、と当時予想したが、それ以上の民主党大勝、自民党惨敗だった。
民主党が選挙に勝った結果、日本の政治はさらに酷くなったが、あの時の国民に民主党の正体を見抜け、と言ってもそれは無理だった。
とにかく自民党政治のままではダメだ、という思いが強すぎたからだ。
国民も民主党政治のでたらめぶりを見て、学習したと思っているのではないか。

ところで選挙に負けた自民党、支持率が伸びない。
あの民主党と五十歩百歩。
まあ、昨年の自民党参院の役員人事を見ればそうなるのも無理はない。
完全に派閥抗争。
で、人事の結果を見ると、見事なまでの派閥均衡。
これじゃあダメです、自民党も。
今、総選挙をやれば自民党が勝ち、民主党は惨敗するだろうが、それは自民党が評価されたのではなく民主党が酷すぎるからだ、と自覚するべきである。
いかに国民から既成政党が信頼されていないか、石原、橋下の両氏がダントツの支持を集める現実がそれを証明している。

------------------------------------------------------------------

私は少し前に、「今のネット言論に強い不満を抱いています」と書いた。
私の最近のエントリは、これに貫かれているのだが、これに対して次のような書き込みがあった。
―「ネット言論を危惧する」なんていうのは、ネットというものの本質を直視せず、偏見と侮蔑を持っていることそのものではありませんか?―
「偏見と侮蔑」、それこそ「天に唾する」だと思う。
私が批判しているのはネットの一部であってすべてではない。
たとえば、消費税引き上げ反対の意見が圧倒的に多い。
これは、これで理解できるのだが、偏りすぎているし、依って立つところが同じすぎる。
また言葉に個性を感じない。
もちろん反対派の中にも自分の言葉で書いているものもあるし、参考になるご意見もあるのだが、残念ながらそれは少数派である。

ネット投票もそうだ。
ネット投票では小沢一郎氏の支持が高い。
これは一般世論と隔絶している。
なぜそうなるのか?
ネットではIPアドレスを変えれば同一人物が何度でも投票できる。
組織票も動員できる。
だから特定の意図を持った人間が簡単に操作できるのだ。
つまり信用できないのである。
そもそもネット投票の主宰者が、「ネット投票は世論調査ではありません」と語っている。
にもかかわらず、逆にメディアの世論調査の方が偏向していると書く。
が、そんなことはない。
小沢氏に対する世論の評価は厳しい、これは事実である。

同じネットの世論でも、調査では逆の結果が出ている。
産経新聞が昨年12月に実施したネット調査では、「あなたがリーダーにしたくない人」という問いの第1位は鳩山由紀夫元首相で、2位が菅直人前首相、そして小沢氏は堂々3位につけている。
要は、「投票」ではなく「調査」では一般世論に近い結果が出るのである。
これは、ネットの声なきマジョリティーは健全、ということを示している。
つまり一般世論もネット世論も健全、日本国民はバカではないのだ。
問題なのは、特定の意図を持ってネットを徘徊する一部の輩である。

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国民が民主党を選んだのは必然だったと思う、と書いたが、これは当時の自民党総裁だった麻生太郎氏が悪かったわけではない。
もう自民党自体が制度疲労を起こいていた。
社会が変わり、国民が変わっているのに自民党は変われなかった。
その変われなかった自民党の総裁だったという点で麻生氏にも責任はある。
が、反省するべきは自民党全体である。
変われなかった社会党が国民から見捨てられたが、自民党がそうならない保障はない。

繰り返しになるが、日本国民はバカではない。
次回選挙では民主党に鉄槌を下すだろう。
が、石原・橋下新党ができたら、自民党はどうなるかは分からない。
財政のあり方、予算執行のあり方、官僚制度のあり方、国会のあり方、政治のあり方、外交と安保のあり方、などなど変革を求められているものは数多い。
それをどう変えるのか。
自民党は明確な理念とビジョンを提示しなければならない。

------------------------------------------------------------------

民主党政権が誕生したのは、日本が民主社会だった証明と捉えたい。
民主主義とは非効率で遠回りするものなのだ。
民主党政権という遠回りを経て日本は正常に向かい始める、そう思いたい。
無駄な、と言うよりマイナスの時間を費やしたことは取り返しがつかないが、一歩後退二歩前進の日本でありたいと願う。

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【追記】
朝日新聞が13、14日に実施した全国緊急世論調査では、消費増税の政府案に対する賛成は34%で、反対の57%を大きく下回った。
産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の調査でも増税に関しては、反対が53.2%と賛成の42.7%を上回っている。
読売新聞の調査も同様に増税に賛成が39%だったのに対し、反対は55%に上った。
前回調査までは賛成の方が多いか賛否が拮抗しているかだったのに、今回は反対が明確に多い。

共同通信の調査によると、行政経費の無駄削減が実現しない場合には、増税すべきでないとの回答が79.5%に達している。
また、野田内閣の支持率は、改造直後にもかかわらず、読売と共同では大きく下落、朝日も2%減で産経のみが横ばいである。
また、昨年の各社調査では、消費税増税法案提出前に解散・総選挙すべき、と言う声が多数派だった。
これらを勘案すると、消費増税の反対が急増したのは、「身を削らずに増税は許せない」「民主党政権下での増税は許せない」という国民が多いのではないかと思われる。

このままいけば、早晩、野田内閣は行き詰まり、消費税解散になる可能性が強い。
思ったより政局は緊迫している。
「野田首相はすでに腹をくくっている」という声も聞こえてくる。
この先、何があるか分からない状況になってきた。

makotoban

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2012/01/15

みずみずしい感性と熱い思い もっと自分で考えよう!

昨日、「コメントについては貧乏ブログなのに、珍しく繁盛しました」と書きましたが、このブログにコメントが殺到するのは右派ブログの主張と反対の記事をアップした時くらいです。
自らを「右」と自認している人たちにとって、その内容が我慢ならないのでしょう。
が、別に右派ブログやその支持者たちにおもねる必要はまったくないわけで、己の思うところを書くのが私の使命だと思っています。
まあ、TPP断固反対、消費税引き上げなんてとんでもない、とブログで主張すれば人気ランキングの順位は上がるでしょう。
でも、それは本末転倒、もうブログを続ける意味がありません。

ところで、年齢を重ねると豊かになるところが多々あります。
体力が続かない、記憶力が減退する等々マイナス面もありますが、プラスもけっこう多い。
その一つが人を見る目、そして社会に対する洞察力です。
若い時とは経験値や学習値が圧倒的に違いますから、本質がよく見えるんですね、色んなことの。
たとえば、なぜ日本の左翼やリベラルは変態なのか?
あるいは、どうして日本の政治は革新できないのか?
こういうことも、昔と違う視点やアプローチで理解できます。
それは、日本の近代史や日本人のメンタリティーと深く関係しています。
今日は、エントリの趣旨が違うので、そのあたりは、また別の機会に言及したいと思います。

今の私は、文章を読むと、その方の人間性とか知的レベルが解ります。
別に文章が上手とか下手とかいう問題ではありません。
知識力が豊かとか貧困とかの問題でもない。
あくまでも、その中に込められた思いの問題です。
文章が上手でも、熱がなければ読み手に訴えることができません。
知識が豊富でも、それが世界観とか国家観に裏付けられていなければ、ただの物知りです。

文章力や理解力は、年齢値と経験値と学習値、あと能力値に影響されますが、それがすべてではないと思っています。
みずみずしい感性、熱い思い、人間としてのあり方、これらが文章や言葉に如実に表れるのです。
だから、たとえ知識が乏しくても、文章が拙くても、訴えてくる文章はありますし、逆に、いかにも俺は知ってんだぞ、というカキコに何の感銘も受けないことはざらです。

私がTPPに関する記事を書いた時にそれを痛感しました。
もっともらしいことを書いているのに、まったく響かないのです。
そういうコメントが多かったですね。
で、調べてみると、誰かさんのコピペなのです。
これでは説得力がないのは当たり前、心に響かないのも当然。

思考停止、ですからね。
だから自分の言葉で書けないのです。
私がネット言論を危惧するのは、こういう方がほんとうに多いからです。
誰かさんの受け売りで猛烈に書き込んでくる、もうオウム真理教と思考過程が同じです。
その点、このブログの常連さんは自分の言葉を持っています。
読んでいて、参考になることもしばしばです。

批判するのは悪いことではありません。
が、その前に自分で考えないと。
その批判は、ほんとうにあなたの頭から、心から湧いてきたものですか?
そう疑問視せざるを得ないコメントが多すぎます。
人間は自己を対象化できます。
つまり自らの主観を客観的、且つ相対的に見つめることができるのです。
この対象化作業ができない人が多い。
まず「真理」ありき、一つの考えや主張の絶対化ですね。
しかし、物事に「絶対」なんてありません。
もしあれば、それは宗教であり、ある種のカルトです。
で、ネット言論の一部には明らかにそういう傾向があります。

今回の消費税引き上げをめぐる議論も、反対論の7割はほぼワンパターンでした。
なぜ?
強く疑問に思いました。
まあ、TPPの時よりはまともでしたが、それでも自分の言葉で語っていない、と思われるカキコが多々ありました。
もちろん反対論の中にも傾聴に値するご意見、参考になるものもありました、これも事実です。
TPPの時は、反対論の中にそういうコメントがなく、もうサイテーでした。
投稿制限したほどです。
バカバカしくて。
AさんもBさんもCさんも皆、言ってることが同一線上にある、文字や表現は多少違っても、本質は誰かさんのコピペですからそうなってしまうのです。

私は、自らのあるべき姿、あるべき位置と現実との乖離がそういう主張を生み出す一因だと思っています。
単なる劣等感ではないのです。
思い通りに生きていけない、という焦りと意味不明の優越意識、言うなれば精神がある種、病んでいる状態です。
植草一秀氏にそれを強く感じます。
あとは小沢支持者と左翼。
でも、あるべき姿、位置にいないというのは自己責任でね。
他の人や社会の責任ではありません。
が、誰かのせいにすると楽ですからね。
そして、特定の価値観を絶対化すればもっと楽。
で、自分を疎外する誰かに罵詈雑言を浴びせて救われた気分になる。

韓国・朝鮮人がよく似ています。
自らのあるべき姿、あるべき位置から疎外されているのは自らのせいなのに日本のせいにする、もうそっくりですよ。
家族を愛し、社会と国に感謝する、そしてご先祖様に敬意を表し、この国の歴史と文化を誇りに思う、それができないからおかしくなるのです。
特に小沢支持者や左翼には国家に対する憎悪すら感じます。
まったくの責任転嫁、自己放棄です。
社会と国に感謝する、これは自立自尊の精神がなければできませんからね。
自己を対象化する作業も同様です。
韓国・朝鮮人が異常なのは自立自尊の精神に欠け、しかも自己を対象化できないからです。

国にあなたを大事にする責任があるのなら、あなたにも国に尽くす義務があるのです。
義務を果たさず自己の権利ばかりを主張する、民主主義社会ですからそれでも存在が許されていますが、はっきり言って社会の害虫、寄生虫です、こういう人たちは。
社民党に投票する人が300万人もいるのですから、こういう人たちの存在は無視できません。
でも、こういう人たちがこの国の主人公になることは絶対にありえません。

学業優秀だから幸せになれるわけではありません。
もちろん学業は大事です。
が、それより努力する姿勢と熱意、これが重要だと思いませんか?
100の能力の人が1の努力しかしなければ100のままです。
が、50の能力の人が4の努力をすれば200です。
この努力した200の人を大事にする社会、これが分厚い中間層を生み出し、維持する原動力だと思います。
我が日本が驚異と呼ばれる成功を収めたのは、こういう人が多くいたからです。
勤勉、礼儀正しい、思いやりと協調性がある、自己主張はちょっと苦手だが相手に笑顔で接するだけのゆとりがある、これが東日本大震災で世界から称賛された日本人の特性です。

今は耐える時期ですが、多少の自己犠牲を強いられても国家の行く末を考える、これが消費税問題の根本だと思います。

毎日新聞によると消費税5%アップで、年収500万円世帯(親子4人家族)の負担増は年間31万円に上るそうです。
まさに私は年収500万円、カミさんや子ども2人と合算すれば家庭の収入は倍以上ありますからこれ以上の負担を強いられることになるのでしょう。
が、仕方がないと思いますね、これまで食うに困らず、着るに困らず、住むに困らず、たまには人並みに贅沢をできる人生を送って来れたのですから。

私はこの国に感謝していますし、もっと役に立つ存在でありたいと願っています。

人間は、みずみずしい感性と熱い思いをなくしてはなりません。
あとは努力する姿勢と感謝の気持ち。
これらがあれば、きっと幸せになれます。

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Dcf00061                     今日は弟のLatteくんです。

makotoban

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2012/01/14

コメント貧乏ブログが珍しく繁盛しました

ここ数日、コメントが多かったですね。
コメントについては貧乏ブログなのに、珍しく繁盛しました。
連日30~40超の投稿がある。
この場でお礼申し上げます。

私の主張を支持される方は条件付で3割、7割がたは反対でした。
これは予想通りで、驚くに値しません。
ただ、相変わらずおバカな連中がいて、ネットの将来を危惧せざるをえない感じはありましたね。
基本的礼儀を知らないというのか、人間的に疑問符が付くというのか…
私のブログに私個人を罵倒する投稿を書き込む、これはもう変態です。
こういうカキコはすべて削除しました。

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「消費税を上げなくてもこの国はやっていける、という人は正常ではありませんので相手に しません」
と書いたことに反発を抱いた方もおられるようですが、これは私の性格であり、基本的スタンスでもありますのでご理解ください。
ちゃんと相手にしています(コメントを公開しています)。
「政府に支出と借金の拡大を求め、増税には反対する、これは基本的に反日変態左翼と同じであり、国や国民のことなど考えていない、と断言せざるをえません」
も同じです。

ただ、「消費税を上げなくてもこの国はやっていける」という方は少数だったような気がします。
反対派で圧倒的に多いのは「今はその時期ではない」というもの。
次が民主党政権を解散に追い込むのが先決、つまり民主党政権下での消費税引き上げは認めないというもの。
「政府に支出と借金の拡大を求める」も今回はいませんでした。
以前は、国債を増発し日銀に引き受けさせればよい、というような投稿も散見されましたが、今回は違いました。
亀井静香的意見はやはり少数派なのです。

総体的に見れば「皆、国を憂えている」と言えるのではないですか。
その点は安心しました。
ただ年の差、経験値の差、学習値の差、人それぞれに違いますから、意見が一つになる方がおかしいのであって、今回、意見が食い違ったのは当然です。
が、もう少し多様性が欲しかったです。
う~ん、なるほど、そういう考え方もあるのか?というご意見。
はっきり言って、予想されたものがほとんどでした。

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デフレ下で増税するとデフレがさらに進行するというご意見は理解できます。
では、どうしたらデフレを克服できるのか?
高成長を実現できるのか?
という具体論がないんですよ。
その中で
「名目GDP成長率が年率3.3%を越えると一般政府の財政収支は黒字に転じます」
と言われても、ちょっと眉にツバですね。
「財政再建に必要な名目GDP成長率は4~5%程度とわかる」
と言うのも同様。
それらの主張よりはるかに低い税収弾性値を示している専門家も多数いるわけで、「はいそうですか」というわけにはいきません。

これらの人たちは、低い税収弾性値を示している人たちを消費税を引き上げるため、つまり財務省の手先と非難します。
私は、「米国の手先」とか「財務省の手先」とかいう主張が大嫌いでね。
米国悪玉論、財務省悪玉論を煽るのは間違っています。
もちろん米国も財務省も「善玉」とは思いません(爆)
が、悪玉を仕立て上げて世論を誘導するやり方は正常ではありません。
それでは一部の支持は集めても、国民レベルではけっして多数派にはなれません。
私が「今のネット言論に強い不満を抱いています」、と書いたのはこういう意味です。

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一見すると、石原都知事や橋下大阪市長も「悪玉を仕立て上げて世論を誘導するやり方」に思えますが、まったく違います。
彼らは、官僚や公務員が悪いのではなく、金属疲労を起こした官僚システムを放置している政治が悪いという立場です。
日本の官僚や公務員の優秀さは彼らも認めています。
が、戦前から延々と続く官僚システムが硬直化し、既得権益の擁護と自己保身に走っているのは事実です。
石原氏も橋下氏もそれを改革するのは政治の仕事であり、官僚自身に自己変革を求めても無駄だ!と言っているのです。

石原氏は都の財政を単式簿記から複式簿記に変えました。
橋下氏も大阪市の財政を複式簿記にするそうです。
そして両氏とも国も複式簿記を採用するべきだとし、財政や行政のあり方を根底的に変えるべきだと主張しています。
橋下氏は分りませんが、石原氏は明確に「消費税引き上げ派」です。
財政に複式簿記を導入し、公務員の絶対的身分保障を廃止して民間並みの競争原理を導入すれば、消費税を引き上げても成長は可能、と踏んでいるのかもしれません。

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消費税引き上げについて「今はその時期ではない」という意見は一理あります。
民主党政権下での消費税引き上げは認めないというのも同様です。
私は、一概に否定するものではありません。

今後ともよろしくお願いいたします。

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makotoban

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2012/01/13

ああ疲れた…が、正論を曲げるつもりはまったくありません!

ネットの主流に反する記事を書くと猛反発を食らう、今回の消費税引き上げ容認もやはりそうでした。
リーマンショックの時も同じ。
私は、リーマンショックを契機として、実体経済から乖離した異常な金融資本主義は終焉に向かう―
そしてわが国は、欧米とは違いバブルではなく、金融システムも安定しているからそれほど影響を受けない―
と主張しました。
つまり「米国のバブル崩壊は、むしろ歓迎すべき」と書いたのです。
そしたら来るわ来るわ反論が。
「あなたは経済の素人」
「CDSの仕組みも知らないで」
「アメリカの金融崩壊は、間違いなく数ヵ月後に大恐慌となって世界中を襲います」
「このままいけば米国債暴落、ドル暴落などで、日本もメチャクチャな事態になります」
等々。
現実はどうですかね?

TPPもそう。
「米国のためのTPP」とか「輸出は伸びない」とか「皆保険制度が崩壊するとか」
はなはだしきは「関税自主権の放棄、米国の属国化」とまで書く。
戦後の自由貿易、開かれた世界市場で最も恩恵を受けたのは日本、という視点が欠けているのです。
しかも裏に反米主義が隠れている。
TPPで最大の問題は「人の移動の自由」です。
経団連は「移民の促進」を掲げていますからね。
異文化の集団が大量に流入してくる、シンガポールの二の舞は避けられません。
だから私はTPPに反対なのですが、これに触れる者は皆無に近い。
なぜなら、どこかの誰かさんが言及していないからです。

今回の消費税引き上げ問題もTPPほどではありませんでしたが、反論が多かったですね。
中には参考になるご意見もありましたが、「またかよ」という感じのものもけっこうありました。
どこかの誰かさんの受け売りです。
ただ、TPPの時ほどひどくはなかったので、前回のように投稿制限を加えることはしませんでした。
が、やはり罵詈雑言が多くてね。
「やっぱり依存症はアカだった。自分がアカのお仲間から捨てられた仕返しに保守層を利用しようったって無駄だよ。もう保守から見るとあんたは痛いだけの存在なんだわ!」
「相変わらずくだらない爺だな お前みたいなゴキブリ爺はさっさと死ねばいいのに」
「依存症は頭が回らないので(爆) と逃げる。支離滅裂ですね」
「ほんとにあなた日本人?いやマジで。日本人じゃないならちゃんと出自を明らかにしてからブログを公開すべきですね」
「根本的におかしいよ。あなた頭の病気じゃないですか?」
「つまらない議論をしていますね。今の状況で「増税」をするとどうなるか分からないとは。馬鹿ばっかりというか、経験にすら学べない人ばかりですね」
「あなたはまったく世の中の仕組みを理解していない」
「気色悪い爺だな お前病気なんじゃないの?お前ら糞爺がさっさと死んでくれることが日本のためなんじゃねーの(笑)」
もっとありますが、これくらいにしておきます。

いや、さすがはネットです。
どういう人がこういうことを書くのですかね?
ほとんどビョーキとしか思えません(爆)

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民主党との「社会保障と税の一体改革」への協議に参加するべきと主張したのは、いくつか理由があります。
まず、民主党の素案では後期高齢者医療制度の廃止を掲げています。
基礎年金部分を税金で全額まかなう「最低保障年金」も問題ですが、さらに保険料未納者までもその対象にするとしています。
外来患者から別途100円を徴収する案も引っ込めたまま。
ばらまき4Kも撤回する風には見えません。
国家公務員給与も平均7.8%削減するだけで人事院勧告は無視。
私は、これらの問題を協議で徹底的に追及するべきだと考えます。
で、民主党が拒否すれば席を蹴ればよい。
自民党は、公約で「消費税率10%への引き上げ」を掲げており、「ばらまき4K」撤回を求めていながら、増税法案だけを「公約違反」と批判するのはスジが通りません。
増税を掲げながら、相変わらずばらまき体質が色濃く残っている民主党を徹底的に追い込めば、協議が決裂しても自民党が信頼をなくすことにはなりません。
その際は、堂々と反対を掲げ、衆院解散に追い込めばよいのです。

たとえ衆院選で勝利しても、参院では自公は少数派です。
つまり、選挙後は今の民主党政権の立場が自民党に代わるだけなのです。
しかも、衆院選ではみんなの党が躍進する可能性が高い。
そうなれば、日本の政治はますます混迷し、停滞します。
増税反対派は歓迎でしょうが、私はそうなってはならないと思います。
目先を見るのではなく、その先にあるものを見据えて行動する、それが責任ある政治家ではないですか?

もう一つの理由は民主党の分裂です。
小沢一郎元代表が消費増税反対を掲げて新党結成に動けば、「小沢抜き政界再編」の機運が民主、自民双方に高まる可能性が大いにあります。
みんなの党が小沢氏と組むことはありえないし、仮に石原・橋下新党ができても小沢氏と手を結ぶことは絶対にありません。
つまり、消費税引き上げ問題が政界再編に向かい、小沢一派や民主党内の左派を排除した政治勢力が結集する可能性もあるのです。
私はそこまで考えています。

-------------------------------------------------------------------

そもそも私が増税に賛成するのは自己矛盾です。
それは自覚しています。
自立自尊と公平な競争、これが私の持論ですから。
この立場からすれば、増税よりも医療や福祉も含めた歳出全体の大幅削減を求めるのがスジです。
が、今の日本で医療や福祉の削減を主張するのは机上の空論にすぎません。
それこそ国民から袋叩きにされるでしょう。
つまり現実的ではないのです。
では、どうするのか?

先日のエントリで「上げ潮派」の高橋洋一氏を批判しましたが、本来なら私の立場は彼に近いはずなのです。
増税を否定し、経済成長によって財政再建は可能、こう高橋氏は主張しています。
私も安倍内閣のころまでは同じ立場でした。
が、一向に高成長は実現せず、逆に借金は増えていくばかり。
そこで私は考えたのです。
借金が多いから経済が成長しないのではないかと。

わが国の平成23年度一般会計予算(補正後)は94兆7155億円です。
歳出のうち国債費が21.5兆円、実に全体の約23%を占めています。
他に社会保障関係費が26.4兆円で約28%、地方交付税交付金等が17.4兆円で約18%、つまりこれら三大経費で全体の約7割を占めているのです。
あとは教育・科学振興費が6.1%、防衛費が5.2%で、公共事業費は6.5%にすぎません。
残りはその他経費13.1%。
一方で、歳入の46.8%が公債収入、つまり借金です。
これでは国(政府)は身動きが取れない、と私は思うのです。
何しろ収入の半分近くが借金で、しかも支出の4分の1近くが借金の返済と利払い。

Yosan2

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少子高齢化の進展に伴い、個人の金融資産の増加が見込めない中、今のままのペースで政府の債務残高が増加すれば、企業の国内市場における資金調達が圧迫される可能性があります。
そうなれば、設備投資などの企業活動が鈍化し、経済成長を阻害しかねません。

債務残高の累増は、今の世代が負うべき負担を将来の世代に先送りしていることを意味します。
少子高齢化の進展により、1965年には20歳から64歳の9.1人で65歳以上の高齢者1人を支えていたのが、2011年現在、20 歳から64 歳の2.5人で65歳以上の高齢者1人を支えている状況にあります。
さらに、2050年には20歳から64歳の1.2人で65歳以上の高齢者1人を支える状況になると思われます。
このような状況で、負担の先送りなど許されるでしょうか?

現在の世代が負うべき負担まで将来世代に負わせれば、現在の世代と将来の世代の間に著しい不公平を生み出します。
そういう状況下では、もはや現在の社会保障など制度自体が立ち行かなくなります。
このような将来に対する懸念、不安は、家計の消費を抑制して貯蓄を増加させるという行動につながり、その結果、消費が伸びない、萎縮するという状況を生み出すのです。

経済が成長すれば税収が増加する、これは当たり前です。
では1%の名目経済成長に対して税収がどの程度増加するのでしょうか?
ここで重要なのは税収弾性値です。
財務省は1.1という数値を使っています。
税収弾性値をみると、実績で4.04、税制改正なしでは3.13という数字もある―
これが高橋洋一氏の名目成長が4%になれば増税なしで財政再建は達成できるという根拠なのですが、
これは
―2000年度から2009年度までの毎年の税収弾性値を単純平均した数値をもって税収弾性値を4とする主張があるが、この分析は「単年度の税収の増減は、その年の経済成長率だけですべて説明できる」という成り立ち得ない仮定に基づくものであり、学術的には信頼できないものである―
と財政制度等審議会によって完全に否定されています。
ちなみに財政制度等審議会が割り出したは税収弾性値0.8程度です。
まあ、財政制度等審議会は政府寄りですから全面的には信用できないとは思いますが、0.8と4のどちらが信頼できるかといえば、0.8でしょう。
ちなみに財務省と対立することがままある内閣府の研究会の報告書では、単年度で見た場合、弾性値は0.5 程度をやや下回るとのことです。

-------------------------------------------------------------------

第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストの試算では、最初の消費増税前の13年度は、駆け込み需要が実質国内総生産(GDP)を0.5%押し上げるものの、増税後は買い控えが生じ、14年度のGDPを1%圧迫。15年度で0.6%、16年度も0.3%程度GDPを押し下げる―
内閣府の経済見通しでは、復興需要が本格化する12年度でも、実質GDPは前年度比2.2%増にとどまる―
とされています。
今のわが国のGDPは実質より名目の方が小さいという逆転現象にありますから、税収の基本になる名目GDPに与える影響はもう少し大きいと思います。
確かに増税は経済成長を押し下げる、これは間違いありません。
が、かと言って税収が増えないなどということは絶対にありえません。

私は消費税引き上げは譲れない!
と強く思っています。
人気取りのために無責任な言論を流すことには怒りすら覚えます。

民主党のダメさ、いい加減さ、とこの問題はまったく別です。
本来は増税主義者なのに選挙のために「反対!」と呼号する小沢一郎氏とどこが違うのでしょうか?

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2012/01/11

なぜ消費税を引き上げざるをえないか?

昨日のエントリに次のようなコメントがありました。

どんなに苦しくても辛くてもデフレを脱却したいと思う。
成長出来ない等と早計に諦められない。
デフレ脱却の障害になる事はやらない方が良い。

私は成長できないなどと一言も書いておりません。
毎年5~6%という高成長を長期に持続できるなんてありえない、と言っているのです。
日本の技術力や品質管理能力、日本人の組織力や高い意欲、世界に誇る分厚い中間層の存在などを勘案すれば、2~3%の成長は可能と踏んでいます。
まだまだ国際競争力も高いし、大量生産・大量消費の社会は終わりましたが、個人のライフスタイルに応じた消費意欲は依然として強いものがあります。
ただ、1970~80年代のような急速な市場の拡大は望めません。
言い換えれば、高度成長の時代ではなく、これからは安定成長の時代になる、ということです。

日本の個人金融資産は米国に次いで世界第2位、現金・預金に限れば世界一です。
にもかかわらず消費の伸びが鈍いのは、モノが充足しているからだけではなく、将来に対する不安、老後に対する不安が強いからだと思います。
年金支給年齢を70歳に引き上げるというニュースが流れた時、40代前半と思われる男性がインタビューに答えていました。
「そうなったら、もっと生活を切り詰めて預金を増やすしかない」と…
つまり、購買力はあるのに購買意欲が湧かない環境が消費の足かせになっているのです。
こういう状況、こういう心理状態を解消するためにも、歳入不足と借金の増大という問題を避けて通ることはできません。

もう一つ、読者の方のコメントを紹介しましょう。

ブログ主さんが誰に対して怒っているのか?という疑問が呈されているようです。それはブログ主さんに聞くしかないが、私が挙げるなら亀井静香と、彼と似たような発想をする連中すべてです。

バブル前からあの男をずっと見ていますが、好景気のときは国は金があるのだからがんがん使えという。不景気のときは景気拡大のために借金しても使えという。こういう発想は一家に災いを成すのと同様、国にも災いを成します。

まさにその通り。
亀井氏個人だけではなく、こういう政治家や言論人が一部に存在します。
特にネットの言論には、左右を問わずこういう主張の方が多い。
国債を増発して公共事業を行っても、それは一時的なプラスをもたらすだけで、数年後には元の木阿弥、というよりさらに借金が増えて財政を悪化させるだけです。
根本的な問題を解決せずに財政出動を実行しても景気回復は持続しない、これは「世界一の借金王」と自嘲した小渕内閣の時代を見れば容易に解ります。
経済が回復したのは、不良債権を強制処理し、大胆な公的資金の投入を実行した小泉内閣になってからです。
今も、このままで年金や医療をまかなえるのか?という瀬戸際にわが国はいます。
この問題を改善する処方箋を示さずに財政出動を繰り返しても小渕内閣時代の二の舞になるだけです。

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前置きが長くなりましたので本題に入ります。
なぜ消費税を引き上げざるをえないか?
今日は、この点についてもう少し書きます。
なお、ここでは年金が満額支給される65歳以上を高齢者とします。

さて、昨年までは高齢者になる人が年間100万人台だったのが、今年は200万人を超えます。
しかも、今後4年連続で200万人以上が高齢者になります。
人口の最も多い団塊世代(1947~1950)が65歳になるからです。

下のグラフを見れば解りますが、3年後の2015年には高齢者の割合が25%を超えます。
つまり、4人に1人以上が高齢者になるのです。
そして、高齢者の比率は年を追うごとに益々高くなっていきます。

Koreisya1_2

わが国の少子高齢化が急激なのは、欧米と比較すればよく解ります(上記グラフ参照)。
少子化は改善の兆しが見えません。
今後は、ますます現役世代から高齢世代へと人口が移っていきます。
今でも年間10兆円もの借金をしながらなんとか社会保障をやりくりしているのに、この先どうすればよいのか?
今こそそのことを真剣に考えなければならない時なのです。

今後、毎年十数兆円の財源を安定的に確保するには、どうしたらよいのか?
民主党は、予算の組み替えや無駄の削減で何とかなる、と言っていましたが、それはほとんど幻でした。
それどころか、国の借金はついに1000兆円を超え、年間の税収40兆円に対して支出が80兆円、国債の利払いだけで毎年10兆円という惨憺たる財政状態に陥ってしまいました。
もう幻想をばら撒くことは許されない、というよりそれは犯罪行為に等しいと言ってもよいと思います。

借金をせずに財源を安定的に確保するにはいくつかの方法があります。
(1)所得税や法人税、相続税などを大幅に引き上げる、(2)年金・医療・介護などの社会保険料を大幅に引き上げ、且つ自己負担額も大幅に引き上げる、(3)年金や生活保護費などの社会保障の給付を大幅に削減する、等々国民に痛みを強いる政策を強行することです。
こうすれば、年間10兆円を超える借金をしながらなんとかやりくりする、という事態は改善できます。
が、こういうやり方がほんとうに望ましいのでしょうか?

------------------------------------------------------------------

中には経済成長で税収を増やす、と主張する人たちもいます。
が、その人たちが主張するような4%以上の高成長を毎年持続することが可能でしょうか?
私は大いに疑問です、一時的ならあるかもしれませんが。
ましてや10%なんて、もう妄想の世界以外の何ものでもありません。

下のグラフを見てください。
わが国の名目GDPの推移です。

[世] 日本の名目GDPの推移(1980~2011年)

あの我が世の春を謳歌したバブル期(1986年12月~1991年2月)でさえ、名目GDPは1986年の340兆5595億円から90年の442兆7810億円に増えただけです。
この間の平均年間成長率(名目)は6.75%です(実質は5.52%)。
まさに円が世界中を買い占めそうになったあの頃でさえこんなものなのです。
そして期間も4年3か月に過ぎません。
まさかバブルが再来する、そしてそれが永続するなんて思っていないでしょうね

------------------------------------------------------------------

数日前に読者の方が書いておりましたが、経済学者の高橋洋一氏は名目成長率が4%になれば増税なしで経済成長による増収で財政再建は達成できる、と主張しています。
名目成長率4%というのはかなり高い目標値ですが、高橋氏がそれを可能とする根拠として挙げるのが「欧米の先進国の名目成長率は平均4~5%」というものです。
欧米に可能なのだから日本もできるはず、これが高橋氏の言い分です。
が、その記事中で高橋氏が掲載しているグラフは1998年から2007年までのもの。
つまり、2008年のリーマンショック以前のデータを、バブル崩壊前の数値を用いて日本も名目成長率4%超が達成できると言うのです。
2010年2月になってそういう記事を書くのですから、この方は相当いい加減です。

では、今の欧米の先進国の実態はどうなのか?
米国は2010年の名目成長率が4.2%、11年は3.7%、以下ドイツは4.3%、3.7%、フランスは2.2%、2.9%、イギリスは4.3%、5.2%、イタリアは1.9%、2.6%、スペインは0.9%、2.4%です。
今も高橋氏の言う数値に近いのはイギリスのみです。
つまり欧米先進国ができたのだから日本の4%成長も可能、というのはバブルを前提とした議論なのです。
確かにわが国でも、1980年代後半のバブル期の名目成長率は6%を超えていました。
が、わが国も欧米もバブルは長続きせず、崩壊後は塗炭の苦しみを味わっています。

わが国の名目成長率はリーマンショック以前は、2005年0.7%、06年1.1%、、07年1.6%とわずかながらではありますが着実に伸びていました。
08~09年はりーマンショックでマイナスになりましたが、10年はその反動もあり1.7%に回復しています。
去年は東日本大震災の影響で再びマイナスでしたが、今年あたりから以前の成長軌道に戻ると思います。
復興需要もありますから2%台になる可能性もあります。

私は、消費税引き上げの前提になる2%台後半(実質は4%台)の経済成長は遠からず達成できると思っています。

------------------------------------------------------------------

「消費税の引き上げはデフレ期にやるべきことじゃない」というのは私も理解できます。
が、デフレをどうしたら解消できるのですか?
消費税を上げなければデフレは解消できるのですか?
日本のデフレの原因は、海外から安価な商品が流入していることもありますが、基本的には需要不足にあります。
では、なぜ需要が不足しているのか?
繰り返しになりますが、消費の伸びが鈍いのは、モノが充足しているからだけではなく、将来に対する不安、老後に対する不安が強いからです。
低成長が続き、実質的な所得が増えない中で、年金制度や医療制度が揺れている。
このままで私たちの将来は大丈夫なのか?
と多くの国民が不安を抱いているはずです。
このような中で無駄な支出は極力控える、これは当然の流れです。
バブルの時に隆盛を極めた百貨店が構造不況業種になったことが、これを象徴しています。

わが国では、2000年から名目GDPと実質GDPの逆転が続いています。
2010年の実質GDPは539兆,8807億円なのに名目GDP は479兆1725億円。
実に60兆7082億円、約13%の開きがあります。
これこそデフレの象徴です。
モノは増えているのに所得は増えていない、だから消費が伸びない。
要するに供給と需要が見合っていないのです。
売れないから価格が下がる 収益が上がらないから給料が下がる―この悪循環を断ち切る政策が喫緊に求められています。
今、必要なのは生産を刺激する政策ではなく消費を刺激する政策ではないでか。
ゼロ金利を続けても景気はよくなりません、それはもう明白です。
エコカー減税、エコポイント制度、住宅ローンの金利優遇、エコ住宅の補助金支給などをもっと拡充するべきです。

※消費を刺激する政策をもっと提案してください。
依存症は頭が回らないので(爆)

もう10年ほど前ですが、私の先輩が、ゼロ金利のおかげで旅行にも行けなくなった、今は預金を取り崩して生活している、と嘆いていました。
ゼロ金利は供給側には有利ですが、消費側には不利なのです。
三菱総研の試算によれば、1992年から2005年までの家計の利子所得の損失は283兆円にのぼるそうです。
一方、企業の利子負担は264兆円減少しました。
この供給側有利の金融政策は未だ続いています。
金融危機、そしてバブル崩壊後の深刻な経済危機を乗り切るためにはゼロ金利は有効だったでしょう。
が、未だそれを続ける理由が解りません。
預金者には適正な金利(2~3%)を支払う、これが当たり前です。
金利が1~2%上がったから倒産するという企業にはさっさと退場してもらいましょう。

------------------------------------------------------------------

消費税の良いところは、国民が均等、平等に税を負担するというところです。
実態を偽装して生活保護を受けている人も、様々な仕掛けで脱税をしている人も見境なく税金を徴収されます。
勤労者も、自営業者も、経営者も、あるいは大人も子供も、若者も高齢者も平等に税を負担する、分かりやすくて最高です。
広範囲に均等に課税する。率を上げ下げする事で簡単に増税、減税できる。税の基本である受益者負担と合致する―
という点で消費税以上に平等な税金はないでしょう。
文字通り、憲法に定める「納税の義務」の極限です。
デメリットは低所得者になるほど負担が大きくなる。広範な課税であるため課税対象がはっきりせず、安易な増税になりやすい。物価高を招き不況を招く―
などですが、今はそんなこと言ってられません。

消費税引き上げと、無駄の削減と消費を刺激する大胆な政策を同時進行で進めれば良いのです。
間違っても国債を増発し、公共事業を増やすような景気刺激策を採ってはなりません。
これは借金を増やすだけで、デフレの解消にはつながりません。

相続税の税率引き上げは当然だと思います。
高額所得者に対する累進課税の強化も同様です。
こんな増税は消費にほとんど影響を与えません。
重要なのは民間で所得が増やせない分を、政府が補てんすることです。
それがエコカー減税、エコポイント制度、住宅ローンの金利優遇等々であり、考えればもっとあると思います。
とにかく消費が伸びないと、この国は持ちません。
でなければ、政府の支出を大幅に削減するしかありません。

国債の増発ではない景気対策、それも消費者に側に立った刺激策を強く求めるところです。

------------------------------------------------------------------

なお、1997年に橋本内閣が消費税を3%から5%に引き上げた際、景気が悪化した経験を指摘する方たちがいます。
その人たちは当時を知らない人たちです。
日本発の金融恐慌が囁かれていた時代に橋本首相は増税しました。
メガバンクさえ潰れそうだったのに、未曾有のリストラと貸し渋り、貸し剥がしが横行していたのに、彼は財務官僚の言うがままに増税しました。
私に言わせれば、もうバカです。
が、今は状況が違います。

金融システムは安定しているし、貸し渋りや貸し剥がしもない、未曾有のリストラもありません、今は。
あのころは、私もどうすれば良いのか苦しみましたが、今は当時とは状況がまったく違います。
そういう意味では、1997年を引き合いに出すのは、反対派のプロパガンダにすぎません。

私は政治のプロでもないし経済のプロでもありません。
だから、誰かの言い分を鵜呑みにするのではなく、より多くの情報を仕入れ、勉強し、客観的に物事を判断する立場を堅持しています。
その人の文章を読めば、その人物の器も知性もおおよそ解りますしね。
私に目くらましは効きませんよ(爆)
それにしても単純に「反対!」を叫ぶ方が多すぎです。
もっと学習してほしい、痛切に感じます。

ネットが発達しあらゆることが学べるのに特定のページしか読まない、あなたは異常です。

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【追記】
公共事業について言葉が足りなかったようなので補足しておきます。
私が「公共事業を増やすような景気刺激策を採ってはなりません」と書いたのは、無駄な公共事業を指します。
この狭い日本に100近い空港を作り、その大半が赤字、車がほとんど通らない高速道路も同じです。
逆に首都圏の外郭環状道路は一刻も早く開通させるべきだと思っています。
慢性的な渋滞で「首都低速道路」と揶揄される現状は、大いなる経済的ロスを発生させている、間違いありません。
要は、その経済効果や必要度を検証して行うべきだと思うのです。

【追記2】
ジェームズさん
「ちはやぶる」さん

>意に沿わず没?になった
>投稿したが、はじかれたようだ

は、私のミスです。
今は公開されています。
削除したわけではなく、未公開のままになっていました。

ここ数日、罵詈雑言が多く、削除したコメントもかなりあります。
ほとんどをアクセス禁止にしました。
ジェームズさん、「ちはやぶる」さんのコメントは削除もアク禁にもなっておりません。

お二方より激しい批判が公開されているのに?
と疑問に思われたでしょうが、お詫びいたします。

坂 眞

makotoban

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2012/01/10

私の考える保守とは何か?

今日は時間がないので短く書いておきます。
「保守」は、左翼と違いイデオロギーではありません。
観念論でもない。
精神であり現実主義です。

精神とは、自立自尊。
心身に障害のある方は別として、自立できない「保守」なんてあり得ません。
自らにプライドを持てない「保守」も同様です。

「恥を知れ!」と言いたい。
国家を頼りにして、社会に依存して、どこが「保守」ですか!
しっかりと働き、きちんと税金を納め、自分の生活は自分で守る、これが「保守」です。
あとは社会に感謝し、国を愛し、弱者には厚く同情する、これがなければ「保守」ではありません。

自分が不幸なのは国家のせい、社会が悪い、こんな方は「保守」ではなく反日変態左翼に合流した方がよろしい。
義務を果たしたうえで、国家にも最低限の役割を求める、富の再分配とか福祉とかね、これしかないでしょう、「保守」とは。
義務も果たさずに、富の再分配とか福祉を求めるのは亡国の徒です。
国に、社会に何とかしてくれ!と言う前に、自分は何ができるのか?を考えるべきです。

私が左翼をやめた理由に同和問題があります。
当時、清掃作業員はほとんど被差別部落民でした。
朝が早いのは解りますが、午後3時からソフトボールはないでしょう?
でも、誰も何も言えなかった。
抗議していたのは共産党くらいですかね。

なぜ何も言えないのか?
「差別だ!」
「糾弾するぞ!」
と言われるからです。

これを許してきたのが自民党政治、さらに助長したのが社会党(現・社民党と民主党)。
こんな現実がつい此間まであったのです、特に西日本。
呆れて物を言う気にもなれません。

最近、一般にもこんな人、増えていませんか?
俺は差別されている、俺は疎外されている、みんな会社が悪い、社会が悪い、国家が悪い!
が、そんなことはありません、基本的に悪いのはあなたです。
能力がないのか、会社や職業が合っていないのか、環境に恵まれていないのか、いずれかでしょう。
だったら自分を試したらいい、転職すればいい、環境を変えればいい。
元公務員、転職6回の私からのアドバイスです。

そもそも「保守」を名乗りながら、社会や国家にぶら下がる論陣を張るなんてサイテーです。
こんなの日本人にしかいません。
もう国際競争に最初から降参している、ようなもんです。

日本らしさ?
日本人らしさ?
それは世界との競争に勝つのが前提です。
蛸壺に隠れて、「俺は日本人だぁ…」と言っても、それはマスターベーションにすぎません。

もっと自信を持ちたいものです。
日本人の勤勉さ、粘り強さ、秩序正しさ、そして何より繊細さと肌理の細やかさ、これこそ最大の国際競争力であり、日本と日本人の底力です。

私は日本と日本人と己に強い自信と誇りを抱いています。

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2012/01/09

国家に甘えるのが当たり前になっちまった日本の保守

このところ保守の方、というか右の方というか、このブログのファン層を悪い意味で刺激するようなエントリを続けましたので、少し書いておきます。

私は、今のネット言論に強い不満を抱いています。
世界標準で言えば、左というのは富の再分配と平等を重視し、そのために国民や企業の負担増を求めます。
つまり増税と、それに基づく政府支出の拡大です。
逆に保守は平等より個人の自立自尊と競争を重視し、その結果、国民や企業の負担減を求めます。
つまり政府支出の削減と、それがもたらす減税です。
それからすれば、日本の左も保守も異常ですね。

まあ、反日変態左翼は国家や政府を追い詰めるのが第一ですから、目の前の国や国民のことなど考えないのは当たり前です。
が、保守は違うと思います。
国家に際限のない支出を求め、そのために際限のない借金を認める―
そして、国民の負担増だけは拒否する―
こんな保守なんてありえません。

増税より減税を求め、そのためには政府に支出の削減を要求する、これが保守ではないですか?
政府に支出と借金の拡大を求め、増税には反対する、これは基本的に反日変態左翼と同じであり、国や国民のことなど考えていない、と断言せざるをえません。
わが国では、右と左が国家に、政府にぶら下がることを是とするという点で足並みをそろえる、ちょっと信じがたい現実です。
で、負担増には声を合わせてNo!
わが国は、地面を掘れば油が湧いてくるアラブではありません、米国のように肥沃で広大な農地があるわけでもりません。
勤勉で謙虚で質実剛健、そして自立自尊を尊ぶ、これがわが国の保守でしょう!
これがわが国の強みであり、誇りでしょう!

いつの間に国に依存するのが当たり前になったのでしょうか?
理解不能です。
私も増税には反対です。
が、年金の国家負担をゼロにする、健康保険の自己負担を引き上げる、生活保護費を半減する、私立校に対する補助を廃止する、こんなことが今はできないというか現実的ではない限り、消費税を引き上げるしか方法がないでしょう?と私は思うのです。

年金制度も維持しなければならない、女性の働く権利を擁護するために保育所も大幅に増設しなければならない、医療も平等に保障しなければならない、すべて公的負担、支出を拡大しなければならない課題ばかりです。
つまりわが国は、社会主義に近い国家として存在しているわけです、現実は。
この現実を受け入れたうえで、この国を何とかしようと思えば消費税の引き上げしかないでしょう?
私は増税には断固反対ですが、政府の支出を大幅に削減することが現実には無理である限り仕方がないと思います。
日本の保守は原理主義者ではなく、本質的に現実主義であり柔軟なのです。

公務員給与を半減する、医療費の窓口負担を2倍にする、年金の国家負担はやめる、生活保護費も半額にする、こんなことは非現実的です。
2割程度はありえる、というか可能でしょうが。
であれば、保守でも増税に賛成せざるをえないでしょう、現実を見れば。
本来なら、個人の自立自尊と競争を重視するのが保守です。
が、この国の保守の一部は国家に甘えるのが当たり前になっちまった!
こんな連中は亡国の徒であって、愛国者でも何でもありません。

今のままでは日本が滅びます。

景気が良くなれば歳入が増える?
詭弁でしょう!
借金まみれだから景気対策も打てない!
これが現実です。

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2012/01/08

「不況だから増税など論外!」は正論なのか?

7日のエントリに以下のようなコメントがありました。

不況に増税など基地外沙汰です.

この論理、「消費税引き上げ反対派」がよく使いますが、ほんとうにそうでしょうか?
もちろん一理はあります。
が、問題なのは、何をもって「好況」と判断するかです。
はっきり言って、今のわが国では1980年代までのような高度成長は望めません。
まず、高齢者数の増加と生産年齢人口(15~64歳)の減少という「人口構造の変化」が急速に進んでいます。
いわゆる少子高齢化です。
これは、年金や医療、介護費などが増大する一方で、社会保障制度を支える現役世代の人口及び総人口に占める割合の双方が減少しているという現実を意味しています。

また、1950年代~60年代前半はテレビ、洗濯機、冷蔵庫が「三種の神器」と、1960年代後半~1970年代はカー(車)、クーラー、カラーテレビが「3C」と呼ばれ、国民の憧れの的になるとともに、急速に普及していきました。
この時代は、核家族化が進行した時期とも重なり、戸建住宅や中高層共同住宅(いわゆるマンション)も飛ぶように売れました。
そして、日本経済は1980年代にバブル期を迎え、我が世の春を謳歌します。
しかし、バブル崩壊後、事態は一変しました。
言うならば、実体経済以上に資産価格が膨張する時代から現実に戻ったのです。

Economic_growth_rate

上の図を見れば解りますが、1991年のバブル崩壊以降は低成長(平均0.9%)が続いています。
これは、バブル崩壊の後遺症と見ることもできますが、実は1980年代を境に日本社会は質的に変化したのです。
つまり、電化製品も車もマイホームも十分に普及したわが国では、もう大量生産・大量消費の時代は過去のものになってしまったのです。
モノが不足していた時代にはモノを購入したいという欲望によって経済は高成長しました。
が、家庭にモノが溢れている現代では、このような欲望が低下しています。
要するに、日本は成熟した消費社会になったということです。
この社会では消費者が高い商品知識を持っていて、価格や品質、必要性などを総合的に判断してモノを買います。
もう作れば売れる時代ではないのです。

[世] 日本の実質GDPの推移(1980~2011年)

上の図を見てほしい。
わが国の実質GDPの推移です。
日本の絶頂期と言われたバブル時代は、概ね、1986年12月から1991年2月までの4年3か月(51か月)間を指します。
不況だ、格差だ、と言いますが、数字を見る限り、バブルが始まった1986年はもちろん、バブルがピークを迎えた1991年よりも2010年の方がGDPは大きいのです。
86年は360兆5,274億円、91年は462兆2,420億円、これに対し2010年は539兆8,807億円です。
2010年の一人当たりGDPも、フランスやドイツ、英国よりも多い。
名目GDPを見ても、86年は340兆5,595億円、91年は469兆4,219億円、これに対し2010年は479兆1,725億円。
つまり実質GDPは1991年の1.16倍、名目も91年とほぼ変わらない、これが今の日本なのです。

成長が鈍化し、賃金もあがりませんから豊かさを感じないのかもしれませんが、日本も日本人も思ったほど貧乏になっていないということです。
ただ、それほど豊かにもなっていない、だから不況と感じるのでしょう。
が、国内市場は縮小することはあっても飛躍的に拡大するなんてありえません。
消費も同様です。
つまり、企業の売上や個人の所得が右肩上がりの時代はもう来ない、ということです。

最初に戻りますが、問題なのは、何をもって「好況」と判断するかです。
既に述べたように、少子高齢化が進行し、家庭にモノが溢れている現代では高度成長など無理です。
よくて2%。
3%も成長すれば御の字でしょう。
つまり2%の成長で好況、3%を超えれば大好況ということです。
で、この2~3%という数字は、今のわが国にとって達成不可能なことではありません。
ユーロが破綻するとか、08年のリーマンショックのようなアクシデントがない限り。
ということは、消費税引き上げの環境は、こと景気に関する限り難しいことではない、ということです。

仮に「好況」が成長率5%超を指すというのであれば、それはもう難癖です。
妄言といってもよいでしょう。
そんな、国が滅びても選挙に勝てば良い、という権力亡者の妄言など、耳を傾ける必要もありません。
消費税引き上げの環境作りで難しいのは国民感情です。
政治や行政が我が身を削ることなく国民に負担増を求めるなんて許されません。
公務員の給与削減、国会議員の定数削減、政治と官を取り巻く無駄の排除、これを実行しなければ、景気が「好況」でも消費税の引き上げなんて無理です。

消費税を上げなくてもこの国はやっていける、という人は正常ではありませんので相手にしません。
「不況に増税など基地外沙汰です」というのも、「好況」と「不況」を何をもって判断するのかを示さない限り、反対のためのコジツケと見られても仕方ありません。
問題なのは、「このままで私たちの老後は大丈夫なのか?」という不安を数多くの国民が抱いており、それが政治不信につながっていることです。
国民の不安を解消するための処方箋を指し示す、これが政治への信頼を取り戻す第一歩になります。
国民の将来への不安を解消するということは、最大の景気対策でもあります。

消費税引き上げは避けて通れません。
が、行政改革、歳出削減、無駄の撲滅、これが先です。
消費税の引き上げは、その後のことだと思います。

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2012/01/07

自民党は与野党協議に応じよ! 行財政を徹底改革せよ!

私が、たちあがれ日本の平沼赳夫代表を肯定するのは稀です。
どちらかと言えば厳しい評価が多かった、これは間違いのない事実です。
私が彼を評価したのは、屈従を拒み、自民党への復党を選択しなかったその姿勢くらいではないでしょうか。
あの時、平沼氏が復党していれば、今では自民党の有力政治家になっていたでしょうし、脳梗塞で倒れることもなかったと思います。
逆に言えば、自民党復党を断念したその決断は、とてつもなく困難で重い、苦渋に満ちた選択だったでしょう。
が、あの一件で平沼氏は評価を上げた、間違いありません。

それにしても政治家というのは自分党、信念も理念も選挙を前にすればどうでもいい。
城内実、小泉龍司の両衆院議員は昨年末、自民党・無所属の会に合流、実質的に自民党に復党しました。
落選中は平沼氏に面倒を見てもらったくせに、です。
こういう連中を同志として抱えていた平沼氏、ほんとうに人を見る目がありません。
結局、郵政造反組で除名、あるいは離党勧告を受けた政治家の中で、自分の立場を貫いているのは唯一平沼氏だけになりました。

平沼氏の欠点は政局を読むことがヘタ、ということです。
郵政民営化の時、彼は民営化反対に追い風が吹くと思い違いし、石原慎太郎東京都知事に新党を持ちかけましたが、すげなく断られています。
理由は、郵政民営化反対には大義がない、したがって反対派に風は吹かない、と石原氏が読んだからです。
石原氏は米国の年次改革要望書には強烈に反発していましたが、「郵政民営化そのものには反対ではない」と公言していました。
石原氏は、貯マネー340兆円(当時)が「政・官・業」癒着の温床、財政投融資が自民党的「族議員政治」の元凶と捉えていたからです。

石原氏は、平沼氏のような硬直した保守ではなく、改革派の保守ですからね。
ただ、平沼氏自身も、造反した理由は、郵政民営化そのものより小泉純一郎首相(当時)の手法に対する反発の方が大きかったそうです。
つまり郵政民営化は、平沼氏にとっては権力闘争そのものだったのです。
で、反対派に分がないと見抜いた石原氏は平沼氏の誘いに乗らなかった、ということです。

こうしてみると、平沼赳夫という政治家は不器用で愚直、と言えるかもしれません。
そして、現在の政治家には稀な矜持の持ち主。
そういう意味では、「信念の人」と呼べると思います。
城内氏も「信念を貫く男」とことあるごとに強調していますが、これはマユツバ。
「信念を貫く男」とは平沼氏のことで、城内氏は裏切り者でしょう。
が、平沼氏は城内氏や小泉氏を一言も非難しません。
ここにも彼の政治家としての、男としての矜持を感じます。

------------------------------------------------------------------

Hiranuma

初めて平沼氏と意見が一致しました。
平沼氏は5日昼、野田佳彦首相が来週呼び掛けるとしている「社会保障と税の一体改革」に関する与野党協議について、応じる考えを明らかにしました。
「もちろん(テーブルに)着く。こちらの主張ははっきり言う」
「自分たちの主張を盛り込むために、協議くらいはすべきだ」
「景気が上向いたときに国民の合意に基づいて増税が必要ならばすべきだ。やみくもに反対はしない」
以上の言葉には、「国難より政局優先」という自民党に対する批判が込められています。
自民党は「消費税を10%に引き上げる」とした選挙公約を撤回していません。
にもかかわらず協議を拒否する、というのは筋が通りません。

消費税増税が必要なのは、責任ある政治家であれば誰もが認めています。
問題なのは、その前に政治や行政がわが身を削らないことです。
無駄な補助金の廃止、独立行政法人の見直し、天下りの禁止、公務員給与の大幅削減と縦割り行政の解消、国会議員定数の大胆な削減と選挙制度の見直し、年金と生活保護の逆転現象解消―
消費税増税は必要ですが、その前にやるべきことはたくさんあります。
これらは超党派、少なくとも民主党と自民党が協力しなければ実現不可能です。
仮に解散に追い込んで自民党が勝利したとしても、今度は自民党にとって参院の与野党逆転が桎梏になります(自民+公明でも少数派)。
つまり、自民党政権が実現しても歳出削減や行政改革、政治改革は一向に進まず、逆に増税圧力は強まるばかり、という状況になるのです。
で、相変わらず大胆な景気対策も打てない。

ここは、平沼氏が主張するように、「自分たちの主張を盛り込むために、協議くらいはすべきだ」というのが正論ではないですか。
無駄の削減を徹底するには何が必要か?
与野党で真剣に考えるべきです。
現状を放置したままの消費税増税なんて最悪の事態です。
それこそ国民の怒りは爆発し、政治不信が頂点に達してしまいます。
もちろん協議に応じたからといって話がまとまるとは限りません。
民主党が改革をおざなりにし、増税を強行しようとすれば、それこそ解散・総選挙に追い込む行動を徹底するべきだし、そこには大義もあります。

「社会保障と税の一体改革」を、現時点で政局にするべきではない、と私は主張します。
野田政権に徹底した改革と無駄の削減を迫るのが先決です。
その上で、新しい選挙制度と議員定数による総選挙を実施する、そう強く思います。
パーみたいな政治家が何十人も当選する今の選挙制度で総選挙をやるのは反対です。

自民党に「真の改革」の意志があるのか、自らの身を削るだけの決意があるのか、が試されています。
官僚に依存するのではなく、官僚を使いこなせるように制度を変える、そのためには政治の強いリーダーシップが必要なのです。
自民党は消費税と年金、及び行財政改革に対する自らの見解を明確にするべきです。
選挙に不利だからとそれを避けて党利党略に走り、自己保身を優先するようでは、民主党から自民党に政権が移行しても五十歩百歩、国民のむなしさは募るばかり。

------------------------------------------------------------------

メディアの世論調査を見ると、民主党も自民党もその支持率は10%台後半から20%台前半の低いレベルにとどまったままです。
みんなの党は支持率は一桁台と低いですが、比例代表の投票先としては民主、自民両党に肉薄する勢いです。
また、大阪維新の会に魅力を感じる人が6割を超えています。
これらの数字が何を意味するのか?
自民党にはよく考えてもらいたいものです。

一方、年が明けて石原氏が新党結成に向けて動き始めました。
6日の定例記者会見では、「国のために東京都知事より大事な仕事は、そっちをやる」と、任期中の知事辞職も否定しませんでした。
石原氏は、明らかに世論の風向きを読み、反応しています。
平沼氏の5日の発言も、同じ線上にあるような気がします。
石原氏も、行財政改革と一体化した消費税の引き上げには反対していませんから。

この石原氏の言動は、橋下徹大阪市長にも通じているに違いありません。
石原氏は、今の自民党と民主党を見て、どうせ話はまとまらない、と結論付けているのです。
で、野田政権は行き詰まり、解散・総選挙。
そうなると民主党は壊滅しますが、自民党にも風は吹きません。
新党にとって千載一遇のチャンス。

与野党協議がまとまらなければ現行制度下での総選挙もやむなし、です。
その場合、私は石原・橋下新党に大いに期待します。

自民党は、「社会保障と税の一体改革」に関する与野党協議に応じよ!

そこにおいて責任政党としての政策、見解を明らかにせよ!

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2012/01/05

子分が資質に欠けるのは親分の身から出た錆

小沢一郎の器と資質が問われる問題発言が続出していますね。
本人ではなく、その側近から。

「ユーロは破綻するんじゃないかと内心思っている。そうなると中国のバブルも破裂する可能性がある」
まあ、私もそう思うところは大ですが、現職の閣僚が言うべき言葉ではありません。
絶対に。
これ、本日の山岡賢次国家公安委員長・消費者問題担当相の発言です。
う~ん、正直なのかバカなのか?
おそらく後者でしょう。

この方、次のようにも語っています。
「金融・経済の大津波がやってくる」
この時期、「大津波」という表現は禁句だと思うのですが、政治家であれば。
それに、ユーロ危機は対岸の火事ではない、でしょう、わが国にとって。
言ってることは、まったくの的外れではないものの、世界経済において責任ある立場のわが国の閣僚が口にするべき言葉ではありません。
私が言うのなら別ですが、閣僚の発言は政府の発言ですからね。

無自覚というか、適正に欠けるというか、こんなのばっかしですよ、民主党の政治家は。
普天間移設の発端となった1995年の少女暴行事件についての一川保夫防衛相の「詳細には知らない」という答弁も同じです。
防衛相が「知らない」というのも問題ですが、それをバカ正直に言うことはもっと問題です。
勉強不足、知識不足に、政治家としての資質のなさが輪をかけています。
で、山岡も一川も、小沢一郎の自由党時代からの側近。
これだけで小沢という政治家のレベルが解ります。

Yamaoka

-----------------------------------------------------------------

この親にしてこの子あり。
かつて内閣官房長官や経産相を務めた熊谷弘が去り、防衛庁長官だった中西啓介が去り、運輸大臣だった二階俊博が去り、民主党政権になって大蔵大臣だった藤井裕久が去った。
熊谷や中西、二階、そして藤井が立派な政治家だったかどうかは意見が分かれるところですが、今の小沢側近よりはずっと政治家らしかった、と思います。
常に側近が下を去り、その後は天敵みたいな存在になる、これも小沢という政治家の特異なところです。
聞くところによると、一度でも意見を異にすると、たとえ側近であっても遠ざける、電話にも出ない、これが小沢だそうです。
私の後輩で、ある派閥の責任者を務めている男が言ってました。
「小沢さんて一度も社会人の経験がないんですよ」と…
日本大学の大学院生から、いきなり衆院議員。
つまり人に使われたことが一度もないのです。

で、本人は、「俺は政治家でいちばん法律に詳しい」と豪語しているそうです。
弁護士を目指して日大大学院に進学しましたが、司法試験は合格していません。
東大を目指しながら叶わず、2浪して慶大へ、そして日大大学院に転じて司法試験を目指したがこれも叶わず、その結果が父親の跡を継いだ国会議員です。
当時、27歳。
「俺は政治家でいちばん法律に詳しい」と豪語するのは間違いなくコンプレックスの裏返しでしょう。

確かに法律には詳しいですよ。
ただし「裏」ですが。
法律は、政治資金管理団体が不動産を買いあさるなんて想定していませんでした。
だから違法ではありませんが、これは明らかに脱法行為です。
法律は、解党を決めた政党が他の政治団体に政党交付金を寄付するなんて想定していませんでした。
だから違法ではありませんが、これも明らかに脱法行為です。
「政治家でいちばん法律に詳しい」という小沢の言葉は、こういうことだったのです。
政党交付金は税金であり公金です。
不動産を買いあさる、他の政治団体に寄付する、もう実態は公金の私物化、横領みたいなもんです。

こいう実態を隠したいから政治資金収支報告書に虚偽の記載をする。
小沢が有罪になるかどうかは分かりませんが、もう完全に公人としての資質を喪失しています。
これでも、小沢は権力の陰謀に嵌められた、と声高に叫ぶ輩がいるのですから、日本の政治もネット世論も劣化、堕落していると言うしかありません。

-----------------------------------------------------------------

Ozawa

山岡も一川も、即刻首にするべきです。
そして小沢は政界から永久追放!
小沢の復権なんて1%もあり得ません。
これ、常識でしょう。
それは小沢自身も解っているはず。
が、権力を失くした政治家の末路を知っているから、必死で虚勢を張っているだけです。

日本政治が変わるためにも、小沢と小沢的なるものを、今ここで清算しなければならない、そう強く思います。
これが今年の大目標です。

小沢一郎にトドメを刺そう!

~文中敬称略~

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2012/01/04

石原と橋下で「平成維新」 これしかない。

今日は、興味深い世論調査の結果をお届けしましょう。
朝日新聞が行った12月の世論調査。
「首相にふさわしい人物」の1位は石原慎太郎東京都知事、2位は橋下徹大阪市長、3位は小泉純一郎元首相。
同じく産経新聞が行った12月の世論調査。
「あなたがリーダーにしたくない人」の1位は鳩山由紀夫元首相、2位は菅直人前首相、3位は小沢一郎元民主党代表 。
左の朝日と右の産経の結果を折衷して恐縮ですが、両社ともほぼ同じ傾向を示しており、解りやすいのでこういう報告にまとめました。

この結果は、私の思いとほぼ同じ。
また、私が暮らしている世間から感じ取られる空気とも同じ。
石原、橋下、小泉、反対者は蛇蝎のごとく嫌います。
石原は極右、橋下はファシスト、小泉は売国奴です。
が、国民はよく見ています。
この3者を批判する者たちには対案がない、リーダーシップもない、戦略もない、の3無主義です。
あるのは、現状を死守する?
日本を借金漬けにする?
要するに右と左の守旧派でしょう。

石原、橋下、小泉、を国民が渇望するのは、この国に展望を見いだせない国民の鬱屈した気分の反映だと思います。
独裁はともかく、独断でもいい、とにかく今を変えてほしい、というのが国民の率直な気持ちなのです。
これは、民主党はもちろん自民党も期待されていない、ということです。
自民党も反省しないとね、と強く思います。

Ishiharahashimoto2

読売新聞の世論調査(11月)によると、「現在、幸福だと感じていますか?」との問いに、「どちらかといえば幸福」が51%、「幸福」が36%。
合計で87%の国民が現状を肯定的に捉えています。
幸福と感じる理由の上位三つは、健康なこと67%、幸せな家庭生活39%、良い友人をもったり、人々と仲良く暮らしたりすること24%。
「経済的に豊かなこと」が15%で第5位であるところに、今の日本人の価値観の変化を感じます。
おそらく東日本大震災の影響も大きいのでしょう。
が、それでも日本国民の大半が今を肯定的に捉えていることに違いはありません。

にもかかわらず、国民の多くが政治では強力なリーダーを求めている。
ここに日本の政治のどうしようもなさを感じます、私は。
国会議員は、ほんとうに無能でジコチューが多い。
政治的理念も、国家観も世界観もない、こういうのが多すぎです。
特に民主党。
もう死んでもらうしかありません、と痛切に思います。

国民の多くは、「子ども手当をくれ」「高速道路をただにしてくれ」「農家の所得を補償してくれ」「高校授業料を無償にしてくれ」と願っているとは思えません。
もちろん、そうなったら嬉しい、とは思っているでしょう。
が、国が借金を増やしてまでそれを実行してくれとは思っていない、そう確信しますね、読売の世論調査を見ると。

産経新聞の世論調査で、鳩山、菅、小沢がワースト3を占めた理由が以下です。
鳩山は「めちゃくちゃ」「優柔不断」、菅は「予想外のとんでもない政治家」「自分勝手」、小沢は「私利私欲的」「不誠実」。
いや、ほんとうに国民はよく見ていますよ、政治と政治家を。
きっと民主党に一票を投じたことを後悔しているでしょう。
が、当時は自民党という空気ではなかったのも事実。
これはメディアだけの責任ではなく、自己変革できなかった自民党自身の責任でもあります。

自民党には革命的変革を求めます。
民主党は自壊して、雲散霧消することを求めます。
石原、橋下両氏には、連携して日本を変革する勢力を結集させる、これを求めます。
大阪維新の会と東京維新の会、そして、いざ平成維新へ!そうあってほしい。

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2012/01/03

年始に当たり、再び徒然なるままに語る

元旦は家族4人で初詣に出かけました。
子供が小さい時は、けっこう遠くまで出向いていましたが、最近は近くにある神社と七福神にお参りするだけ。
昔は明治神宮、成田山新勝寺、浅草寺、佐野厄除け大師など、毎年違うところに詣でていましたが、ここ10年はほぼ市内が定番です。
靖国神社も春か秋にしか参拝しません。

初詣で感じるのは「日本人」ということですね。
朝遅く、10時ごろ出向いたのに、長蛇の列です。
小さな神社なのに。
夫婦、家族連れ、カップル、単身者、車椅子の人、列にいる人は様々でしたが、皆、家内安全を祈願しているのでしょう。
別に祈願したからといって何ということはないのですが、それで心が落ち着く。
だから「日本人」なのです。

私は何度も書きましたが無神論者です。
が、これはヤハウェ(エホバ)やアラーのような唯一絶対神は存在しないということであって、自然に対する信仰を否定するものではありません。
私は自然の中に神は存在すると思っています。
その神、つまり自然のめぐみによって私たちは命を与えられ生かされている、これには常に感謝しています。
だから、お盆にお線香を手向け、正月に神社に参拝することに何の抵抗もありません。
私は、阿弥陀仏はご先祖様の化身と思っております。

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毎年、正月は箱根駅伝を見ます。
元旦は初詣、2日、3日は箱根駅伝、これが私の正月です。
私はスポーツ観戦が大好きですが、箱根駅伝は格別です。
アマチュアリズムの極みというか素晴らしさというか、それは高校野球の比ではありません。
何のために走るのか?
自分のため、チームのため、大学のため、そこにすがすがしい心、精神を感じるのです。
欲得ではない、と言うのかなぁ…

今年も、もう走るのをやめたらいいのに、と思う場面がしばしばありました。
ジョギング程度のスピードでしか走れなくなったのにゴールをあきらめない選手、中継点目前で失神して転倒しながもタスキを離さなかった選手、明らかに膝に異常があるのに蛇行しながらも死力を尽くして一歩でも前に出ようとする選手、ほんとうに感動しました。
カネではない、名誉と自尊心のためにここまで頑張れる若者たち、私は日本の明るい未来を見ました。

振り返れば、私は彼らほど努力したことがないし、耐えたこともありません。
なんか、いつも中途半端というのか、勝手に挫折しながらいつも誰かに助けられている、にもかかわらず、いつも「俺はこんなもんじゃない」という思いだけは捨てきれませんでした。
が、実は「こんなもん」だったんですよね。
最近そう思うようになりました。
親、兄弟、妻、家族、先輩や周りの人たち、その人たちの助力があったからこそ今の私がある、最近はそう痛感します。

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カネがほしいとは思わない、名誉がほしいとも思わない、一度でいいから「やったぞ!」という達成感がほしい、そう思いながら60年近くを生きてきました。
で、いまだ達成感がない。
が、ここ数年、考え方を変えました。
愛する家族がいる、私を気遣ってくれる娘たちもいる、父親はずいぶんと厳しい人でしたが、それでも両親は私を十分すぎるほど愛してくれました。
家族を顧みない時期もありましたし、親不孝ばっかりで親孝行なんて記憶にありません。
にもかかわらず、家族も親も私を見捨てることはありませんでした。

食うに困らず、着るに困らず、住むに困らず、たまには人並みに贅沢もできる、それで何が不満なのだ!と最近、思います。
確かに現実は、己の思い描いていた人生とは違います。
が、まず今、幸せを感じている、それを大切にするべきなんじゃないか?
そう思うようになったのです。
自らに拘ることは大事ですが、自分一人で生きているわけではない、そう自覚するようになりました。

「無頼派」
一時は憧れましたけど、現実はそうはいきません。
私はブログを始めた時、「プロフィール」に次のように書きました。

男は優しくなければ生きている資格がない、
が、たくましくなければ生きていけないからね、
つらいよ…ホント

まさに人生はこの通りだ、と思います。

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これからは、自分や家族だけではなく、社会や国家のことをもっと考え、貢献していきたいと考えています。
大人になった証でしょう、それが。
石原都知事が言うように、「我欲」に生きる人生なんてむなしいものです。
これは右も左も同じでね。
小沢一郎も鈴木宗男も「我欲」を除けば何も残らないでしょう。
建前では偉そうなことを言っていますが、実態は個人的蓄財、これしかありません。
福島瑞穂や辻元清美も同じです。
弱者の味方面をしていますが、彼女たちの私生活は弱者とは無縁です。

ネットに依拠している人たちも少しは考えてほしいものです。
小沢支持が5割を超えているなんて、もう妄想郷以外の何ものでもありません。
桃源郷ならまだしも妄想郷では夢にもならないでしょうに。
きっと被害者意識の塊なんでしょうね。

本来なら「あるべき姿」「いるべき場所」があるはずなのに、自分がそこから疎外されているのは社会が悪い、国家が悪い、きっとそう思っている、に違いありません。
植草一秀など、その典型でしょう。
で、その思いが小沢支持に駆り立てる。
小沢も、本来の「あるべき姿」「いるべき場所」から疎外されている。
自分と同じく社会の、そして国家の被害者だ…
小沢支持者なんて、この程度のものでしょう。
発想が韓国人とそっくりなんですよ。

このブログにも小沢支持者と思われる人物のカキコが時々あります。
はっきり言って性格が歪んでいます。
まず文章が悪意に満ちている。
此間は橋下大阪市長をキムチとののしり、名古屋のちんどん屋=河村たかしを改革者のごとく持ち上げていました。
もう目が曇っているというより頭が狂っていますね。

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ネット言論の中には傾聴に値するものも少数ながらあります。
これは事実です。
が、こういうブログは人気ランキングの下位に位置しているか、参加していないかのいずれかです。
人気ランキングの中で私がたまに訪問するのは、「狼魔人日記」と「ぼやきくっくり」くらいです。
この二つには真摯さと誠実さを感じます。

ネットを跋扈する一部の異常者たち。
この人たちは箱根駅伝を見ないのでしょうか?
見ても何も感じないのでしょうか?
人間は一人で生きているわけではない、ご先祖様がいて、家族があって、社会があって、国があって自分がいる、と自覚したら、今のネット言論はもう少しまともになると思います。

では、これから数の子を肴に大吟醸を嗜ませていただきます。

正月早々、再び徒然なるままに書いてみました。

~文中敬称略~

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        この子たちが家族になって私は変わりました。買い物中のMochaとLatteです。
          この店にはペット用のカートがあるので、家族はよく行くそうです。

makotoban

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2012/01/01

既得権益の権化 鈴木宗男の復活を許すな!

皆さん、あけましておめでとうございます。
今年も、野党としてというか、反既得権益のネットメディアとして存在感を示していきたいと思います。
で、早速、鈴木宗男です。

彼が仮釈放されたとき、小沢一郎や鳩山由紀夫、等々の民主党政治家がお祝いに駆けつけていました。
のみならず、自民党の伊吹派領袖・伊吹文明もその中にいました。
「鈴木宗男さん、お帰りなさい。おめでとうございます」
と握手したのは社民党党首の福島瑞穂。
2002年に「鈴木宗男はけしからん。下品なとんでもない国会議員だ。そう思います」とぶっていたのが福島。
かつて、鈴木を「疑惑のデパート」「疑惑の総合商社」と追及した辻元清美の姿もその場にありました。
これだけで政治の信用はぶっ飛んでしまいますよね。
「下品なとんでもない国会議員」、「疑惑の総合商社」、こう指弾したのはつい此間のことでしょう。
それが、まるで英雄!
ほんとうに絶望的な光景でした。

まさに売国政治家の総結集!
あきれ果てました。

Muneo_suzuki鈴木宗男。
彼は、自民党の元最高実力者だった野中広務元幹事長の舎弟みたいな存在でした。
その彼がのし上がってきた力の源泉の一つが同和利権。
「食肉の帝王」「同和のボス」と呼ばれた浅田満が、そのバックにいました。
ヒト、モノ、カネ、その多くを浅田から提供され、政界でのさばっていたのが鈴木です。
浅田と、彼が経営するハンナンがどういう会社だったかは、私の過去のエントリ、ハンナン牛肉偽装事件と同和利権をお読みいただけばよく解ります。
食肉利権、同和利権、暴力団(山口組)、これが浅田の力の源泉でした。
で、それに依拠していたのが鈴木。
「違う!」と言うのなら、私を訴えればよいでしょう。
私は受けて立ちます、いつでも。

そんな鈴木宗男を小沢、鳩山、伊吹、福島、辻元が満面の笑みで出迎える、これを日本政治の絶望と言わずしてなんと言えばよいのか?
呉越同舟という言葉がありますが、それさえ超越しています。
国家を壊すためなら何でもあり!
もう言うべき言葉がありません。

で、鈴木は、自らが代表を務める新党「大地・真民主党」を総務相に届け出ました。
民主党を除名された松木謙公衆院議員や横峯良郎参院議員らが参加し、政治資金規正法の政党要件を満たした政党になるそうです。
政党助成金は私たちの税金です。
こんなことを許していいのか?

消費税増税反対?
税金を食い物にするこんな奴らに言われたくありません。
もう政治は腐りきっています。
私は、このままでは革命が起きると思います。
が、その前に、小沢一派や鈴木一派が消滅するでしょう、総選挙で!

一刻も早い解散・総選挙を求める。

早く「合掌」したいものです。

~文中敬称略~

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110807_181125              今日は次男のLatteくんです。やっぱ孫はかわいい。

makotoban

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