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2012/04/16

L.由紀夫 「次はパレスチナ」 橋下は民主党打倒宣言

少し前、次の選挙でのL.由紀夫の当選はかなり厳しいと書いた。
これは複数の調査結果に基づいている。
ただ、ある事情があってその出所は明らかにしなかった。
が、昨日の朝日新聞が私の書いたことを追認している。

鳩山由紀夫元首相が14日、地元の北海道苫小牧市で民主党総支部の大会に出席し、支持者から厳しい批判にさらされた。

鳩山氏は先週のイラン訪問について「総理を務めた人間として、世界平和への貢献を考えた」と理解を求めた。だが、支持者の一人は「総理経験者という気負いは自重してもらったほうがいい。イランに行くのではなく、地元に来る方が大事だった」と指摘。別の支持者は首相辞任後の「政界引退」宣言の撤回について「軽々しい」と語った。

連合北海道胆振地域協議会の井野斎会長は次の衆院選について「有権者の『鳩山離れ』を実感してほしい。鳩山さん本人が有権者の理解を得る努力をしなければ難しい」と苦言を呈した。

鳩山氏、地元でも総スカン イラン訪問・引退撤回巡り (朝日新聞)

「イランに行くのではなく、地元に来る方が大事だった」
「(政界引退宣言の撤回について)軽々しい」
と支持者の批判にさらされる。
そして最後に、連合の地域協議会長がダメを押す。
「鳩山さん本人が有権者の理解を得る努力をしなければ難しい」
と…

それでもL.由紀夫にとっては、「蛙のつらに小便」なのだろう。
イランの次はパレスチナだ。

「パレスチナに来てくださいと申し出があったのでできるだけ早いうちに訪れる機会を持ちたい。私どもは民族自決を支持します」

鳩山氏は12日、来日中のパレスチナ自治政府のアッバス議長と都内のホテルで会談後、記者団にこう語った。(産経新聞

「総理経験者という気負いは自重してもらったほうがいい」
と地元の支持者が忠告するのは当然だが、もうこのくるくるパーにつける薬は世界中、いや宇宙中を探してもないだろう。
北海道第9区の有権者の良識に期待したい。

------------------------------------------------------------------

Hashimoto2

ところで、大阪の橋下徹市長は13日、政府が関西電力大飯原発の再稼働に向け、福井県への協力要請を決めたことに反発し、次のような民主党打倒宣言を行った。

「絶対に許してはいけない。国民をバカにしている。民主党政権を倒すしかない。次の選挙で民主党政権には代わってもらう」
「こんな民主党政権に統治を任せていられない。次の選挙では絶対に民主党に反対でいきたい。維新政治塾のメンバーにはとにかく国政に行ってもらいたい。今日から反対運動だ。維新の会を出て1人でも反対する。都構想よりも統治のあり方が危険だ」(zakzak

橋下さんは、こういう宣言をした理由を「2012年04月14日のツイート」に綴っている。

まあ、橋下さんの「次の選挙では絶対に民主党に反対でいきたい」という宣言は、ありがたいし、頼もしくもある。
ただ、私には、橋下さんがツイートで批判した
―目先の「絶対安全」を求めてエネルギーコストを上げると、その負担は将来世代に転嫁される。バラマキ福祉と同じように、若者の地獄への道は老人の善意で舗装されている―
という池田信夫さんの意見にも一理あり、と思う。
と言うか、正直なところ、今の私は原発に関して考えがまとまっていない。

いずれにしても、L.由紀夫だけではなく、民主党全体を撲滅することが日本の国益であることは間違いない。
そういう意味では、橋下さんの「民主党打倒宣言」はうれしい。

こうなると、やはり一刻も早い解散・総選挙を求めたい。
石原新党の行方は、どうなるか分らない。
石原慎太郎都知事は案外、「大阪維新の会」の応援団長になるつもりなのかもしれない。
それも面白い展開だと思う。

------------------------------------------------------------------

今、何をなすべきなのか。
どうすれば、この去勢された国家の矜持を取り戻せるのか。
民主主義における国家の姿は国民の意思の反映である。
国民が変わらなければ国家の姿も変わらない。

今度こそ、よ~く考えて行動しよう。

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人ごみに流されて変わってきた私ですから…

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

私も基本的には橋下支持です。
「決められない民主主義」に風穴を開けられるのは、今はこの人しかいないでしょう。
生活保護やさまざまな利権に手をつけられるのも、この人ならでは。

ですが原発問題は…。
勿論、私も最終的には「脱原発」にすべきと思います。ですが、国家の産業を維持するためには当面、一部の原発を稼動させながら代替エネルギーの研究を進めつつ緩やかに収束していくのが望ましいと考えています。
中国や韓国の原発のほうが危なっかしいというのも気になりますし。

原発にも利権が絡んでいるのは間違いないでしょうし、彼らの試算の中にはエネルギー問題も折込済みだとは思うのですが、もう少し注意深く見守りたいところです。


投稿: とみ~ | 2012/04/16 14:35

橋下のツイートは面白いですね。
私は実は、はじめの頃は橋下のあのツイッターの使い方に否定的でした。
しかし彼の存在が国政に重大な影響力を持つにいたって、
あの長大な書き込みを楽しみにするようになってきています。
ゲンキンなものです(笑)

橋下の言っていることは非常にシンプルで、
「決まりを守ろうよ」ということ。 そして、
「モチはモチ屋だよ」ということです。

この原発問題については、「モチはモチ屋」の話を橋下はしています。
政治家は原発の安全宣言をするにふさわしい立場ではない、という意見。
池田氏他との論戦の肝も、「モチはモチ屋」ということです。
橋下が言うのは、「日本の識者達は、専門知識で助言するのではなく、
ただのクレーマーになっている」 ということですね。

「そして政治とは現状を変えること。
 現状を変えるのは知識ではない。エネルギーだ。
 まあ政治家は騎馬隊みたいなものだ。騎馬隊に知識を与えるのが有識者。
 しかしこの有識者は戦術(政策の実現プロセス)を
 踏まえた上での知識でないと、皆死んでしまう。
 この戦術を踏まえた有識者が日本には少なすぎる」
https://twitter.com/#!/t_ishin/status/191504773218963456

「勝利に導いてくれない軍師は要らない」 そう言ってるのだと理解します。


橋下が民主党に牙をむいた(?)のは、原発だけが理由ではありません。 
最大の理由は、マニフェスト違反をして消費税増税法案を出すことです。
これは、「決まりを守ろうよ」というお話ですね。

「日本の政治が機能するためには、
 選挙結果を尊重する=多数決を尊重する文化を根付かせること、
 そのために多数決に込められた膨大な原理原則やルールを
 教育の重要テーマとして国民が理解すること、
 そして国民が賢明な一票を投じることができるように
 質の高い情報提供者が多数生まれることだ。
https://twitter.com/#!/t_ishin/status/188759778686795776

原則を無視する相手は、信用することが出来ません。
政権公約を裏切る政治家には、存在意義がない。

橋下の民主党批判とマスコミ批判の部分は、非常に正しいと思います。
惹かれざるを得ません。

投稿: 鳩槃荼 | 2012/04/16 15:36

 管理人様、更新お疲れ様です。

 選挙が近づくと、また左翼マスコミが、狂ったように民主党の応援をすると思います。また民主党は庶民向けの「おいしいマニュフェスト」を出すでしょう。

 下記に仙谷氏の発言が記載されています。
オフで話す政治家は仙谷氏 話さないのは小沢、岡田、原口氏
ttp://www.news-postseven.com/archives/20111227_77249.html

仙谷:解散なんてしないよ。306~7議席持っていたら、世論がどんなに非難しようと解散しないよ。またたらい回しするだけ。そのとき誰が(総理を)やるか分からないけど。どんなに支持率が下がろうと、権力持っている方が強いんだよ。簡単に手放すなんてしない。〉

 民主党議員が二度と議員になれないことを心底、望みます。しかし民主党がやる気なら、全国民に10万円配布することさえ可能です。カネ欲しさに民主党を支持する国民は一定数はいるでしょう。支持率ゼロでも彼らは危険な権力は持っています。 
 さて「日本人の人権剥奪法」も気になりますが、中国の動きも気になります。すでにフィリピンから数万人の中国人が出国しています。戦争が予想されるためです。そして、今回見かけた「中国傲慢」の記事。怒りで震えます。

「明治」「大正」「昭和」「平成」という元号と「皇后」「皇太子」「皇居」といった皇室関連の言葉まで中国の商標として登録されています。「スカイツリー」の中国語読みもすでに取られていましたので使えません。

中国商標 「靖国神社」は便器関係の商品で何件も出願あった
ttp://news.livedoor.com/article/detail/6471297/

 盗人国家韓国や、こんな無礼な中国と共栄圏など作れるはずがないです。それがわからないのは新聞を読んでいるからでしょう。

投稿: 普通の国民 | 2012/04/16 18:29

私も正直に申し上げると原発問題について意見がまとまりません。日本が栄えていく為には必要だと思いますし同時に一度電気を使い続けられる生活に慣れると、私の子供時代エアコンもなくコタツだけ、扇風機すらタイマーをかけてこまめに消していた時代に戻れるのかどうか。一方で大企業以下が消費する為の大電力ではありますがトヨタ他どうにも正社員で日本人が雇われず雇用に繋がっていない気もしますし電気会社にも天下りとバラマキだらけ、一度メルトダウンが始まると人間の手では止められない、廃棄物も扱いが難しい等人間が手を出して良かったエネルギーなのか悩みます。ま、橋下氏、極端ですが話も方向性も全て戦術・戦略をないまぜて意識的にやっていますからね。支持者や理解者を増やす為にももう少しゆっくり・・・・、時間がないかな、ま、石原平沼各古参氏の各意見等も取り入れて、その上でなぁなぁにならずやって頂きたいですね。信長には重代からの家臣や領地がありましたが橋下さんにはないのですから。

投稿: 大阪は晴れだしています | 2012/04/16 19:12

原発に関しては、代替エネルギーがあれば自分は固執しません。無いから消極的にせよ支持せざるを得ないんです。
化石燃料は、益々枯渇に近づいていき暴騰するでしょう。マネーゲームのせいではないんです。需要があるのに供給が足りないから、値段が上がるんです。資本主義も共産主義も関係ありません。みんなが欲しいけど足りないから値段が上がるんです。
自然エネルギーに関しては、値段が問題ではないと思います。供給の不安定さが一番の問題だと思います。燃料費はタダで外国から買う必要性がないので素晴らしいエネルギーのように見えますが、太陽が出ない風が吹かない日は企業活動が停止します。工場だけがストップするんじゃなくて、パソコンばかりになった事務仕事もストップすると思います。
仕事が無ければ給料が入ってきません。時化で漁に出れない漁師みたいになるでしょう。漁師のように、休み明けの大漁に期待することも出来ません。
暴騰した化石燃料を大量に買い続けることは無理でしょうし、不安定な自然エネルギーに頼るのも無理な気がします。
ただ、原発は一旦大規模事故を起こすと周辺住民に多大な犠牲を強いるのも事実だと思います。
夢のエネルギーは今現在の現実には無いん

投稿: | 2012/04/16 21:03

http://www.youtube.com/watch?v=lB94UOBdsSw&feature=youtu.be#t=7m40s


自民・片山さつき氏
生活保護期22年度で3.3兆円。このうちご覧いただくとわかりますが、仮試算で1200億円弱も
外国人に払っております。その保護率は日本人の2~3倍、3分の2が朝鮮半島出身の方だそうです。

投稿: | 2012/04/16 22:45

>北海道第9区の有権者の良識に期待したい。

あとほかにも多数あるが、特に新潟。新潟県中越沖地震の際に寄付する気起きなかった。

投稿: JICPA | 2012/04/17 00:56

関西人も一度、「輪番停電」を経験してみたらいい、と思いますよ。
そうでないと電気のありがたみについての実感が湧かない。
関東では昨年の3月から4月にかけてのことでしたが、今年、関西で電力不足に陥れば、夏場に大規模な停電か輪番停電になるでしょう。クーラーも明かりもない生活。パソコンもテレビも映らない生活。信号機も真っ暗だし、もちろん、町のネオンもありません。
一度、橋本氏の主張をそのまま通して、停電をやってみたらいい。
企業も逃げ出すでしょうが、それがお望みなんでしょ。

福島原発事故のあと、関係者は事故原因の探求と全国の原発の安全性向上のためにがんばっていますよ。今では保安院の努力も評価に値する。

そういう関係者の努力を一笑に付すような橋本氏のケンカ売り発言は、私には面白くありませんでした。「ああ、やはり、そろそろメッキがはげてきたかな」と思ったのは私だけでしょうか。

投稿: ピラニア軍団 | 2012/04/17 01:07

マルクス理想は
政治権力者と人々の信用が源泉(空間)であって
鳩山はマルクスの理想を崇拝し、国民は都合よくマルクスを利用する。

橋下市長が民主党を敵にしたことにより、自民党は更に蚊帳の外…。
国民が社会主義をもっと知るべきだ。なぜマルクスに魅了されるのか。

カール・マルクスとフリードリヒ・ヘルダリンを少し理解するだけ今の日本に欠落している4次元が少し明らかになる。

鳩山と橋下の外交政策、国防政策を是非討論して頂きたい。

国民が要望するのもおもしろいかも…

投稿: 大思 | 2012/04/17 02:14

橋下氏、というより「個人崇拝」についてコメントしたいと思います。

私は「個人崇拝」はよろしくない、とても危険なことだと思います。

例えば、大前研一という人。

この人、1980年前後に「企業参謀」という本を書いて一世を風靡しました。当時、就職先が既に決まっていた私も、この本にとりつかれたようになった。自分も、就職先の企業で参謀部のようなものを提案し、そこに身を置こうなんて考えた。ところが、十年経って、この本を図書館で見かけて読んでみると、まるで面白くない。まったく実践的でなくて、頭でっかちの仕事を知らない人が書いたもの、としか思えない。

つまり、幼稚な世間知らずの若造にはウケる内容だったが、十年の経験を経てみると、こちらも苦労のひとつやふたつは知っているから、世の中はそういうものではない、ということが分かってくる、その成長した頭で見直すとゴミ箱行きの内容になっている、というわけ。

この本、一般の社会人にも大ウケした。思うに、年功序列と終身雇用、会社のなかにラインしかなかった当時は、スタッフの重要性を強調した本が一般の社会人にも「一応、聞いておこう」ぐらいの感覚で買われたのではないか。

大前研一さんが世の脚光を再び浴びたのが1990年代、バブル崩壊の頃に「平成維新の会」というアイデアを提言して登場したときです。日本中が成金趣味や土地ころがしで狂っている頃でしたから、不動産事業の前線で社会の矛盾を感じていた私は、「よくぞ、こういう会を立ち上げてくれた」という思いで、この会に参加した。

その後、この会の神奈川支部にあって、私はずいぶんと苦労しました。「平成維新の会」の中央には大前信者がごろごろいて、ほとんど地方支部の意向を聞こうとしない。例えば、神奈川で誰かを擁立すると、中央から別の候補を立ててくるということもおきる。集めた会費の使途も不明朗ということで、とうとう関東の1都6県の支部はまとまって別の団体を作り、集団で脱退するということになった。この関東の集団脱退組のリーダーたちの多くは、野党時代の民主党議員の選挙運動に参加し、今、各地の市民オンブズマンの中心メンバーになっています。

今、この人についての私の評価は、「しょせん、頭でっかちの評論人」」「組織は動かせない人」「過去の人」です。

ある時代、一世を風靡する人が登場することがあります。それは「自民党をぶっ壊す」で著名になった小泉純一郎であったり、豪腕・小沢であったり、脱ダム宣言で有名になったクリスタル田中・長野県知事であったり、「どげんかせにゃ」の東国原宮崎県知事であったりします。それは、その人の発言・行動・人間像が、その時代の要請に応えているから、ともいえますが、マスコミが勝手に作り上げている部分や、こちら(一般大衆)が未熟であるという部分も大きい。だから、しばらくすると、限界が見えてくる。

だから、橋下氏にしても、この人の言うことは絶対だ、断固支持だ、という言い方をしてほしくない。浮かれているこちらに問題がある場合もある、という指摘をしておきたいと思います。

平野國臣改めピラニア軍団

投稿: ピラニア軍団 | 2012/04/17 03:10

私見を一つ。「絶対安全」「安全と安心」よく使われる言葉ですが、本当に実現できると考えて使っているとしたら大変おめでたい方だと思います。「絶対安全」そもそもこの世の全てのことに「絶対安全」などというものは無いのです。今回の福島原発の事故は大変不幸な出来事ですが、この事故によって日本の原発に足りないものが判明したわけです。今回判明した「足りない部分」を改善しながら生きていくしか人間の生きる道は無いのです。社会の閉塞感などといって、一発逆転を夢想するのは勝手ですが、一気に逆転すると言うことは、これまでの「機構・組織」が機能しなくなり、混沌になると言うことです。従って、次の秩序が出来るまでは混沌しかありません。それは非常に不幸なことなのです。人間は漸進しか道は無いのです。さらに、「安全・安心」とひと括りに云いますが、「安全」はリスクに見合う方策は実施できますが、「安心」は決して達成できません。何故なら、「安心」は個人の心の持ちようであり、個人の思う「安心」は100人いれば200通りあってもおかしくありません。従って、「安心」を条件に物事を判断している方は、その事柄を実施したくないか、もしくは全くのポピュリストのどちらかです。
原発については、自然エネルギーなどでない安定的な代替手段が出来るまでは改良して使い続けるとともに、現在発電に利用している、40年以上も経過した火力発電所を順次再建するしかないのです。今回完全に原発を廃止すれば、今後また自殺者が激増するでしょう。特に資金繰りで苦しむ誠実な中小企業経営者の方が沢山自殺に追い込まれると思います。自身の不確かな「安心」のために多くの他者を殺す。大変な偽善です。

投稿: 兼業農家 | 2012/04/17 10:47

で、橋下徹はその大前研一に心酔してるんですよね。

橋下徹&大前研一が共闘宣言!大阪を変える、日本が蘇る
http://president.jp/articles/-/5489

そもそも、地方の一市長が民主党を倒すってのはどういう事なんでしょうね。
もちろん私も民主党は一刻も早く消滅させなきゃいけないと思っていますが。
市長に当選したら国政に打って出るなんて選挙公約でもしたんでしょうか。

原発については、福島第一と特に問題なく停止した福島第二と女川原発を比較検討すべきだと思いますね。

投稿: mikura | 2012/04/17 11:28

福島第一は東電初の原発でGE製とそれに倣った物と聞いております。スリーマイル島の事故以来米国は原発製造を中止しましたから、現在の技術は日本や仏国が主導していて、勿論「絶対安全」など何処にもないとしても技術・品質面では随分進歩向上で世界の評価を得ています。
地質学の進歩と原発技術の向上がかみ合えばそんなに心配はないのでは、と思うこともありますが、全く予期せぬ事は何事にもありますから、特に地形と地質と資源の困難な日本のエネルギー問題は再生可能エネを含めてすっきり全面解決できるものではないと思います。
一カ所で大量の発電力を得ようとすると、当然事故の場合の影響も大きいのですから、適量発電で分散出来たら良いのではとも思います。
今回の福島第一原発で分かったのは、電力の利用は全国遠慮無くするけれど一旦事故になれば発電所を引き受けた地域とその周辺には冷たい視線が注がれる、という世間の構図でした。中でも特に(無駄な)使用量の多いテレビや映画の世界に居る人間が「反原発」を口にしているのには嫌な物を見る感じが残ります。その意味でも地産地消のエネルギーが好ましいと思います。

原発には利権が、と言っても利権は再生可能エネルギーの方が利権の入り込む隙間が多そうで、利権は人間の欲が根絶されなければ常に発生するもの、と割り切るしかないと思います。

橋下氏は現代日本の問題提起的存在として今は立派に働いておられると思います。この先をどう動かれるのかは全く解りませんので注目はしていたいと思います。

温かな季節になって夏も近いと腐臭も酷くなるでしょうに、被災地の瓦礫は何時になれば解消出来るのでしょうね。

投稿: よれこ | 2012/04/17 15:53

原発は堂々と推進すべき、と考えているので
橋下の原発政策は支持しない。
だが、「維新八策」などは共感する部分が多く、
ルーピー集団か、維新かと問われれば
間違いなく維新を選択する。

人体に危険な放射線は宇宙空間にあふれている。
その中で地球という生命体が存在しているのだから
今は不可能でも、いずれは制御できるようになると信じる。
それこそが「自然の摂理」だ。
原発に「不安」を感じている人々は
人類の英知を信じていないのではないか。
かつて人が空を飛ぶことなど
絶対に無理だと断じていた連中と同類といえよう。
あきらめたらそれで終わり。
あきらめない限り道は続く。
日本人は当時として世界一優秀な飛行機「ゼロ戦」を作り上げた。

代替エネルギーの研究も結構だが、
原子力開発も絶対にあきらめてはならない。
原発事故で試練を与えられた日本人だからこそ
それをバネに原子力の画期的な制御技術を開発すべきだ。
それを成し遂げてこそ、日本人ならではの矜持を世界に示せるのではないか。
わが身大事と尻尾を巻いて撤退し、原子力開発の「負け組」になってはならない。

投稿: やす | 2012/04/17 16:07

仙石が原発を再稼働しなければ日本は「集団自殺」をしてしまう、などという恫喝そのものと言っていい発言をしていました。これは戦中の沖縄の集団自決を直接思い出させますし、間接的には一億総特攻という言葉を連想します。まさに夜郎自大です。
 いまの民主党は、もはや戦前統帥権をたてに夜郎自大になっていた軍部とそっくりです。鳩山は近衛文麿だし、小沢は陸軍である政府と反対する海軍です。
 輿石が橋本市長の発言に対して、受けて立つと言ってしまいました。これはアメリカのハルノートの対して宣戦布告した日本そのものです。
 輿石は橋本市長の戦略にはまったと思っています。輿石が受けて立つといった時点でもはや闘いの帰趨はきまったようなものです。
 私が気持ちが悪いのは、危機的とはいえこの平和な日本に、戦前の軍部に似た民主党のような集団が出てきてしまったということです。
 わたしの見方の妥当性も含めて考慮中です。
 

投稿: しろうるり | 2012/04/18 08:10

>で、橋下徹はその大前研一に心酔してるんですよね。

橋下氏のブレーンと思しき人物として、堺屋太一がTVに出てきたときは、「あまり突拍子のないことはやらない」だろう、と安心したのですが、大前が付いているとなると、ちと心配ですね。堺屋と大前では、まるで人物の重み・深みが違う。

橋下氏は国政に打って出る前に、「大阪都」構想で実績を挙げたほうがいい。一時の勢いに乗って議席を増やしても、またすぐに失うことがあるのは、小泉チルドレンで実証済みです。

橋下氏が「道州制」にこだわったとき、「よく、勉強をしてらっしゃる」と感心したのですが、これが大前から吹き込まれた浅知恵なら行く末が心配だ。大方、維新塾の講師にでも納まろうというのが大前の腹つもりかも知れないが、この人は基本的に現場の一線で利害調整に苦労している人々を高みから見下ろして馬鹿にしていますからね、敵を不必要にたくさん作ってしまう。やたら、日本の連中はダメだからアメリカ人を使えと、アメリカかぶれをしている一面を出すところも問題だ。しかも、それをトップに言う。これでは日本の実力者たちは面子丸つぶれですよ。彼がコンサルタントを勤めた企業の人たちに聞けば、皆、これと同じことを言うはずです。評論家であるうちは問題がないが、実際に何かをする「組織」に関わってくると、とたんに石田三成や梶原景時のような人物像になってしまう。

橋下氏は「道州制に賛成する議員だけ集める!」とか声高に言うよりも、大宮を中心に東北開発の拠点を築いてきた埼玉県の経験に学んだほうがいい。ご存知のように、埼玉は長年、浦和が行政の中心だったのですが、今では埼玉県内の主要な幹線道路は、すべて、大宮へ、大宮へと放射状に整備され、大宮を中心にあらゆる都市計画が組まれ、大宮が東京と東北地方を新幹線で結ぶ一大拠点になっている。

古代から畿内六道と言われたように、日本人は都を中心にした地域と地方を大きな幹線で結ぶ、その中間と終点に別の大きな都を作る、というのが習性のようになっている一面がある(とは、私が勝手に思っている)ので、それが手狭になってきた浦和に変えて大宮の整備になっているのかもしれない。大宮から先は、企業・工場の集積地である宇都宮と郡山があり、海路・陸路の輸送モーダルを分けて東北地方の再編成を目論んできたのは、いったい誰が考えた国策なのか分かりませんが、実によくできた「道州制」だと思います。

日本社会は上からガンガン怒鳴っても何も事は進まないのですよ。長い時間をかけて集団のコンセンサスを作っていくのが日本人の改革漸進主義であり、キーマンたちがけっこう進歩的・開明的だから十年経つとびっくりするような革命になってしまっている、という不思議な国民性を持った民族だと思います。そこを理解しないと何もできない。ケンカをするのはスカっとするかもしれないが、長い目でみると、一生懸命、敵をこさえているだけになってしまう。

そういう意味で、橋下氏が大きく成長して日本の国政に足跡を残すような大人物になるのか、ケンカ好きの若造で終わってしまうのか、見守っていきたいと思います。

投稿: ピラニア軍団 | 2012/04/18 12:23

管理人様へ
私は<「いちご白書」をもう一度>の
    就職が決まって 髪を切ってきたとき
    もう若くはないさと 君に言い訳したね
の部分になると今でも訳もなく涙ジュワです。
「卒業写真」も好きですけれど、「貴方は変わらないで(でも私は変わっちゃった)」と感じる余白が切ないです。
中島みゆきさんの「世情」の
    シュプレヒコールの波 通り過ぎて行く
    かわらない夢を 流れに求めて~
    ~ 変わらない夢を見たがる者達 戦う為
を聞く度に毎回何故か当時の溜池交差点のデモ渋滞が思い出され、「かえらない昔」の自分に、若かったね、と囁きたい気持ちになります。歌詞の主人公は多分デモを見ている側にいるのでしょうけれど。

投稿: よれこ | 2012/04/18 17:28

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