石原批判が圧倒的な新聞 まともなのは産経と読売だけ
石原慎太郎東京都知事が米国ワシントンで発した「都による尖閣諸島買い取り宣言」は大きな波紋を呼んだ。
都庁には17日の朝から電話が殺到し、午前中だけで100件ほどあったという。
多くは「決断に感激した」「国が動かない中、よくぞ言った」などと石原知事の方針を支持する意見で、「都民の声」の窓口担当者によると「9割ほどが賛成意見のようだ」とのこと。
一方、街の声では「なぜ都民の税金で買うのか?」と疑問を呈するものも多く、中には「それより被災地の復興支援に回した方がいい」という意見もあった。
つまり、領土意識に敏感な国民と、そうではない国民に世論は割れているということだ。
で、領土意識に鈍感な国民は、決まって「領土や外交は国の専権事項」と言う。
しかし、この「国の専権事項」という反対論は、一見、筋論のように見えるが、私には石原発言を容認しないための方便に聞こえる。
ところで、世論に大きな影響を与える大新聞の論調はどうか?
以下に各紙の【社説】からそのポイントとなる部分を紹介する。
上段が石原知事の今回の言動に対する評価で、「……」以下の下段がその結論である。
------------------------------------------------------------------
まずは親中傾向の強い朝日、毎日、日経の【社説】である。
▼
こんな知事発言に、インターネット上では拍手を送る書き込みがあふれている。
確かに、知事の発言には本人をはじめ、中国の対応を不快に思ってきた人々の留飲を下げる効果はあるだろう。だが本来、政治家の仕事は複雑に絡み合った懸案を、一つひとつ丁寧に解決していくことだ。
それに、そもそもこれは東京都の仕事ではないはずだ。
……
体制が変わったばかりの北朝鮮への対応でも、日本と中国との連携は欠かせない。国交正常化40年を迎える隣国同士でもある。こうした両国の関係を、石原氏はどう考えているのか。
2012年4月18日 朝日新聞
▼
石原氏には、政府は弱腰で国家の体をなさないとの不満があるのだろうが、これは国が責任を負うべき問題であり、都民が都政を委託した知事の仕事ではない。
……
今年は日中国交正常化から40周年の節目である。無用な摩擦は互いの国益を害する。日中両国には、大局を見すえた行動を強く望んでおきたい。
2012年04月19日 毎日新聞
▼
やはり筋が違うのではないか。東京都の石原慎太郎知事が、沖縄県の尖閣諸島の一部を都で買い上げようとしている話である。本来ならば国が保有し、しっかり管理すべきだ。
……
尖閣諸島を実効支配している日本にとっては、中国と領有権争いを抱えている印象を世界に広めるのは得策ではない。それは「尖閣問題の存在」を強調したい中国を利することにもなりかねない。
その意味でも、世界の注目が集まりやすいワシントンで、電撃的にこの話を発表した石原知事のやり方には違和感が残る。
2012/4/9付 日本経済新聞
>
案の定、領土問題は国の責任であり東京都が出しゃばるのは筋違いという主張で一致している。
そして、朝日と毎日は「日中国交正常化から40周年の節目」を強調し、石原発言は日中友好にとってマイナスだと言う。
日経は「中国を利することにもなりかねない」ともっともらしいことを書いて石原知事を牽制する。
中国から一方的に攻め込まれているのに国は何もしない、という現状に警鐘を鳴らすのが今回の石原発言の真意である。
にもかかわらず、「領土問題は国の責任」と言い張るのは、筋論のようであって、実際は「何もしない」ことを追認しているのと同じだ。
「日中国交正常化から40周年の節目」だから摩擦を起こすようなことはするなと言うに至っては、もう亡国の論である。
<
次は愛知県を中心に東海地方で圧倒的シェアを誇る中日と、北海道でほぼ独占状態にある道新の【社説】である。
▼
ただ、尖閣を守るのは政府の仕事であり、外交は政府の専権事項だ。尖閣を個人ではなく、国、尖閣のある沖縄県や石垣市などの関係公共機関が管理することが望ましいことは理解するが、なぜ東京なのかという疑問は拭えない。
……
中国の海洋進出から尖閣の実効支配を守るには、領土領海領空を守る毅然(きぜん)とした態度はもちろん欠かせないが、中国世論をいたずらに刺激することは逆効果ではないか。外交問題を複雑化させない知恵の歴史に学ぶことも必要だ。
2012年4月18日 中日新聞
▼
ずいぶん飛躍した議論だ。尖閣諸島を「守る」とは何を意味するのか。国土防衛であれば一義的に国の仕事である。国よりも地方自治体がその任務にふさわしいと言うならその根拠を示すべきだ。
目立つのは激しい中国批判だ。「日本の実効支配を壊すため過激な運動をしている」と語った。日本政府に対しては「中国が怒るからびくびくしている」と不満をぶちまけた。
……
今年は日中国交正常化40周年の節目でもある。無用な緊張を生んで友好ムードを損なうべきではない。
2012年4月19日 北海道新聞
>
ここでも領土問題は国の責任であり東京都が出しゃばるのは筋違いという主張が展開されている。
中日の「中国世論をいたずらに刺激することは逆効果ではないか」と言うのは日経と同じであり、「日中国交正常化40周年の節目でもある。無用な緊張を生んで友好ムードを損なうべきではない」という道新の主張は朝日や毎日と同じ亡国論である。
しかも道新は、石原知事の「日本の実効支配を壊すため過激な運動をしている」という指摘を「激しい中国批判」と逆批判している。
「北の人民日報」と揶揄される所以だ。
領土問題は国の仕事。
中国を刺激するのは逆効果。
日中友好を損ねる。
だから「中国の横暴に見て見ぬふりをせよ」と言うのか?
あなたたちは、どこの国の新聞なのか!
ふざけるな!と言いたい。
<
最後に読売と産経の【社説】を紹介しておこう。
▼
都が購入するとしても、領土保全に必要な外交・防衛の権限を持っているのは政府だ。中国などとのトラブルが想定される以上、やはり政府が関与すべきだろう。
……
日本政府は、大型の巡視船を尖閣周辺海域に配備するなど、海上保安庁の監視体制の拡充を図る必要がある。
尖閣諸島のような離島で、海上保安官が、外国人の不法上陸などの犯罪を取り締まることを認める海上保安庁法改正案は、すでに国会に提出されている。与野党は早期に成立させるべきだ。
2012年4月19日 読売新聞
▼
日本固有の領土である尖閣諸島を守り、実効統治を強化していくための有効な提案だ。国を挙げて支持したい。
……
中国との事なかれ主義外交を続けてきた歴代自民党政権の責任も大きい。日本の領土を国が守るために最善の策を講じることは、主権国家として当たり前のことだ。与野党とも、政治家はこのことを肝に銘じるべきだ。
2012.4.19 産経新聞
>
読売の「海上保安庁の監視体制の拡充を図る必要がある」「海上保安庁法改正案は早期に成立させるべきだ」という主張は具体性があり、且つ有用な論説である。
産経の主張は、このブログの読者がもっとも共鳴できるものではないか。
「日本固有の領土である尖閣諸島を守り、実効統治を強化していくための有効な提案だ。国を挙げて支持したい」
こういう主張を書く新聞がもっと増えてもいいはずだが、残念ながら産経は少数派である。
今の新聞に産経のレベルを求めても詮無いことだが、「社会の公器」と自認する以上、最低でも読売くらいの論陣は張ってもらいたい。
石原発言への批判と中国へのおもねりで貫かれた【社説】など百害あって一利なし、もう反日認定せざるを得ない。
<
読売は発行部数1千万を超えるというが、朝日以下の反日新聞の比率の方が圧倒的に高い。
地方紙は、そのほとんどが反日である。
一方、産経は160万部しか購読されていない。
こういう現状を見ると、いかにネットにおける発信が重要であるかが解る。
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【追記】
私が我が家のワンちゃん(チワワ)の画像をアップしたり、思い入れの深い曲を紹介したりするのは意味があります。
ワンちゃんたちは私の孫と同じであり、紹介する歌は私の青春そのものです。
自分のブログでワンちゃんたちの姿を見る、想い出の歌を聴く、私はすごく癒されて精神が落ち着きます。
ブログの性格とそぐわない面もありますが、ここは私のブログなのでご容認いただきたい。
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コメント
お疲れ様です。
かわいいチワワさんですね、癒されます。
シナ・朝鮮人にムカつき、トゲトゲした気持ちが少しだけでも和らぐような気がします。
これからも時々お願いいたします。
投稿: kuma | 2012/04/20 14:17
この日本という国では、「産経新聞しか報道しない重大事」 という
不思議なジャンルがあります。
例を出すと、
菅直人が拉致容疑者親族の周辺団体に6000万円献金したこと。
いま民主党が出そうとしている人権侵害救済法案。
テレ朝の放送法違反である「椿事件」なんてのも、産経による指摘でした。
これらは、取るに足らないことを産経だけが騒いでるわけじゃなく、
本当に重要なことなのに、何故か産経しか報道しないんですね。
我々は結局のところ、報道機関からの情報を頼りにして
政治を見つめることしか出来ません。
「日本人が愚民だったから民主党政権のようなものが出来た」と
よく言われますけれど、
政治情報の発信を担う者達がこんなヘンテコな偏り方をしているのでは、
そもそも、大衆に正しい判断をしろと言う方が酷なんですよ。
今回の尖閣諸島買い取り問題で、一番激しい拒否反応を示しているのは、
日本の大多数のマスコミです。
中国よりもすごい(笑)
この事実こそが、実は、石原都知事が
日本国民に一番伝えたかったことなのではないでしょうか。
「誰が本当の敵か?」 ということを。
投稿: 鳩槃荼 | 2012/04/20 14:52
我が家も産経新聞です。
本来ならば色んな論調も目にするべきでしょうが、一個人でいくつも新聞をとる訳にも行かないので…。
家内からは紙が溜まるのでWeb版にせよとの圧力がありますが、個体としての存在感が意思表示になるかなとも思いまして何とか説得しております。
ですが私の居住区は読者がほとんど居ない模様で、某反日新聞の配送所からやってきます(笑)
それにしてもこの産経新聞と売国フジテレビが同じ系列ってのは、やっぱり不思議ですね。
投稿: とみ~ | 2012/04/20 15:51
各マスコミのチェックご苦労さまです。
最近思うのは政治家の質の悪さ、官僚の質の悪さ、教育機関の質の悪さなどを作っているおおもとの一つは間違いなくマスメディアだと思います。
何か勘違いしてマスコミは政治などのチェック機関だと思っているようですが、うぬぼれるのもいい加減にして貰いたいものです。
投稿: Pin | 2012/04/20 16:41
月初のニュース・ステーションにて、テレビ朝日の解説者は 民主党政権に「統治能力はない」と断言し、古館キャスターも肯定しておりました。
民主党の政権能力に疑問符がつくとか、これは、そういう月並みな表現ではありません。
公共の電波を使って そこまで言い切ったのですから、それなりの覚悟があってのことかと思えば、本体の紙面は 相変わらずの太平楽ですね。
そもそも「日中国交回復四十周年」に一体何の意味があるのか?国家も個人も最低限のお付き合いはあるにしても、それ以上に仲良くするかどうかは、それこそ相手次第でありましょう。
前段の意義には疑問を差し挟まない、都合の悪い事実は見なかったことにする。珍妙な「論理」を展開する、変態左翼・九条脳もここに極まれり。尖閣に「領土問題は存在しない」と繰り返し表明してきたのは日本国政府ではありませんか。誰が買おうと、これは純然たる国内問題に過ぎません。
中央政府がこの状態では、ここは暫し「雄藩連合」で行くしか、方法がありませんでしょう。東京、大阪、愛知…は何とかですが、北海道はともなく、埼玉、神奈川辺りの知事さんには…さらに、しっかりして貰いたいものです。ここは地方「政府」が無能な国になり代わり、国土と国民を守るぐらいの気迫と決意を示す時機かと思います。
投稿: レッドバロン | 2012/04/20 17:22
尖閣と領海を守るための法案をたちあがれ日本が提出し、<海上保安庁法および領海等に於ける外国船舶の航行に関する法律の一部改正案は閣議決定されましたが、領海警備に自衛隊が即応出来るようにする為の法制定は未だ為されていない>状態で、石原都知事の米国での尖閣買い取り会見に慌てた野田内閣が、中身の把握も出来て居なさそうなのに、恐る恐る「国もー」と言い出す時点で、政府の本気度の薄さは明白です。
今までの発言を見ると、野田氏は如何にも正論に受け取れる事は言いますが、ではそれを実行するのか、というと放置に等しい「云っただけ」が多いですから、一つも信用できません。
こういう「政府」と言うことが充分分かっていて左巻きメディアは「国の領分」と尤もらしく書くのだと思います。とにかく石原都知事からこの買い取りを取り上げたい、そうすれば今までのまンま。の思惑ではないでしょうか。そして書き立てた功績で中国サマのお怒りを避けたい願望かと。
中国サマの支部・沖縄メディアだけではなく、他の地域の余り名を聞かない地方紙までもが中国従属記事を書いているようですが、やはりその殆どが朝日と毎日の「系列」風記事なのが2ちゃんねるニュースでも分かりました。我が家は現在日経と産経ですが、もっぱら私は産経だけを読む事で気分を保っております。
他紙に多い「日中国交40周年尊重」には、祝う価値のある40年だったとも思えず、何よりも自国の建国記念日さえまともに祝えないメディアが何を言うか!です。自国を尊重できないモノに「国交」を祝う資格もありません。
管理人様のお犬様はチワワですか、我が家は一見柴でちょっとコーギー鼻を持つ放浪犬に「私ここに住みます」と決められて14年になります。
世の中気分爽快とは行かない事だらけですから、ブログの〆にしみじみゆったり、ちょっと懐かしく、というのはとても好きです。フィギュアスケートを主体に世情にも触れているブログの方もお猫様とお犬様の動画を付けて下さって、怒りの後のホッとタイムが好い感じです。今後も音楽共々お願い致します。
投稿: よれこ | 2012/04/20 17:37
産経はもっと勧誘や営業努力をすべき。
投稿: 千葉県民 | 2012/04/20 18:47
今晩は。
幸せなワンちゃんを見ると、私も微笑んでしまいます。(口角がニカッと・・)
投稿: だめこ | 2012/04/20 21:59
マスコミのアホさ加減には、うんざりです。
外交が国の専権事項なら普天間基調問題で、沖縄県や宜野湾市をなだめる社説を載せたでしょうか?
ようは、自国を守ろうという真っ当な言説が気に食わないだけでしょう。屁理屈を言わずに現体制の日本が嫌いだから、中国にあげちゃえと書けばいいのに。
国が尖閣を国有化しようとする動きが今回の騒動で持ち上がってきましたが、その時はどんな論法で非難するのでしょうか?専権事項の国が動いたら支持する訳ないですよね。
サヨクマスコミのパターンなんか素人の自分にも分かるぐらい簡単です。
投稿: | 2012/04/20 22:38
国のありようを考えるなら新潟の中国総領事館用土地の中国購入の件に絡んで、日本は中国の大使館の土地購入が確か不可能だった不平等さ。そういうことも含めて今回のことを考えると、国を守ると言うことが今、根本から欠落している。
今回の尖閣問題だけでなく、土地購入の不平等さなども含めてもう少し広くかの国との違いに眼をむければ明らかに多くの新聞の論調はおかしい。
暗に誘導されて尖閣問題だけを論じるのはまずい気がする。
投稿: けん | 2012/04/20 23:27
しかし、なぜ東京都が買うのかという疑問は残ります。石原氏は自分の信条を公に表現したかったのだと思いますが、都民の税金を使ってそれを実現するつもりなのでしょうか。マジかよ、というのが私の率直な感想です。
そもそも国の主権の及ぶ範囲は、所有権によってなんら影響を受けるものではないと思います。所有権をあえて買い取るという意味はどこにあるのか、もしかすると新党立ち上げのためのパフォーマンスかもしれないと勘繰りたくなります。それはそれで、石原氏らしいといえばいえますけどね。
この件に関する限り大手新聞の社説の論調はおおむね妥当だと思いますが、私の考え方は反保守的なのでしょうか。
投稿: クロ | 2012/04/21 00:21
>けんさん
>暗に誘導されて尖閣問題だけを論じるのはまずい気がする。
そういう考え方は重要と思います。
しかし、いきなり完璧を期待するのは難しいんですね。
なにごとも突破口というものが必要だと思います。
今回の尖閣買い取り問題は、領土意識に国民の目を開かせる
カンフル剤のようなもの。
これを契機にして、領土に対する国民の認識がシビアになれば、
他のそういった問題にもおのずと目が向くことが期待されます。
もちろん、マスコミ側は「尖閣」の話に固定しようとするでしょう。
かれらはそういう誘導にはプロの手腕を発揮します。
これが広義に「国土を守る」という意識問題の一部にすぎない、と
理解することは、都知事から我々日本人に与えられた課題ですね。
投稿: 鳩槃荼 | 2012/04/21 00:42
delicious coffeeさんのブログを見ると、共同通信がこの問題で全国の地方紙に社説を配信し、福井新聞,宮崎日日新聞,静岡新聞がパクリ社説を載せているようですね。
投稿: skydog | 2012/04/21 01:15
>しかし、なぜ東京都が買うのかという疑問は残ります。
都が購入表明をするまで国有地化のコの字もなかった。
所有者の栗原氏は石原知事が信用できると判断して譲ると決めたのです。これが自民党政権だとやりにくいが、
ルーピー政権集団なら石原知事は気兼ねすることなく
動けるということもあるでしょう。
要は波風立ててヘタレ官僚のケツをたたくのが石原知事の狙いなのだろうと感じます。
地方自治体で最も裕福なのは東京都です。
ン億円を立て替え払いしても、痛くもかゆくもない。
だから、石原知事は購入宣言をぶち上げたのでしょう。
>この件に関する限り大手新聞の社説の論調はおおむね妥当だと思いますが、私の考え方は反保守的なのでしょうか。
「反保守的」というより、物事のうわべだけを見て、
アサヒるや変態毎日の社説の偏向ぶりに気が付かない
事なかれ主義の「お花畑」な思考なのでしょう。
早く「洗脳」が解けるといいですね。
投稿: やす | 2012/04/21 03:14
「なぜ都民の税金を使って買わなければならないのか」……
当然出るであろうと思われた反論ですね。
どなたかが書いておられたと思いますが、現在、尖閣は地権者から国が借用して、立入禁止にしています。
当然、地権者に地代を払っているわけです。
都が所有することになった場合、もし現状のまま据え置くとすれば、国が払う地代は都の収入となります。
つまり、尖閣が仮に土地としてまったく有効活用ができなくとも、都にとっては地代という利益を生む資産となるわけであり、税金の運用のひとつとしてかなりすぐれた方法とも言えるでしょう。
まして、このところ私が繰り返している「カジノ、ヨットハーバー、免税ショップ」とまでは行かなくとも、なんらかの観光施設ができれば、さらに多くの収入が見込めるはずです。
「国がやることではないのか」……
これも予想された反論です。
実際には国がなんにもやらないから、首都が名乗りを上げたわけです。
国による買い取り交渉は、大平首相の時に話が出たものの、大平氏の急死により頓挫し、その後の政権は何ひとつ動こうとしませんでした。
東京都は石原都政になってから会計を複式にし、鮮やかに財政を建て直しました。
借金で動きのとれない国に代わって、財政に余裕のある首都が動くというのは、そんなにおかしな話とも思えません。
もし現時点で、都に代わって国が買い取るということになった場合、現状維持、つまり立入禁止のままという可能性が非常に高いのではないでしょうか。
中国へのスタンスも、急に変わるとは考えられません。
都が所有していたほうが、政府に対して背中を押す力になりそうな気がします。
投稿: 面毒斎 | 2012/04/21 03:23
南朝鮮と北朝鮮の民度の違い。南朝鮮人は何かというと集団抗議がお家芸になっている。一方、北朝鮮人は食べ物がなくても一揆を起こさない。黙って出て行くだけである。
南に無くて北に有るのは王朝、核爆弾、飢餓。共に無いのは言論の自由。共にあるのは儒教。民族的には共通項はあるのだろうか?地域間の意識の隔たりは?両班の特技である派閥間の抗争は?どちらが信用できるのか、どちらも信用できない民族なのだろうか?
投稿: とら | 2012/04/21 06:36
民間所有地から地方団体、あるいは国に所有権が移るのは、中国にとって相当痛手ですよ。たとえば、国に所有権のある場所を中国側が実効支配しようとすると戦争にならざるを得ない。民間所有だと、偽装中国漁民を入れたり、やりようによっては法の不備を利用して民事問題だとダダをこねたりできるからね。
その意味で、中国不利にならないように左翼マスコミは必死になって避難してるんでしょう。
投稿: ほくと | 2012/04/21 07:01
『反日・媚中マスコミ』は、マアよくも恥かしげも無く、あいも変わらず何時ものパターンを繰り返しておりますね。
マア仕方がないか【宗主国中国の狗】としては飼い主様の御ために励むことが務めですからね。(笑)
【日本の政治家の誰それは「貴国の名誉」「貴国の意図」に沿わぬけしからぬ発言・行動を行った。友好を壊す重大な行為であると騒ぎ立て、中国もそうかそうか日本の国内マスメディアがそんなにわが国との外交を慮って騒ぎたててくれるのであれば、その期待に大見得を切って応え、抗議をせねばならないであろう、と抗議行動を起こす】
その都度、かえって「中国の正体」を知らしめ、国民の皆様は、中国は決して友好国にはなりえない危険な国である事の認識を強めることが出来るのかな、と思いますが。
投稿: 道産子爺 | 2012/04/21 07:25
尖閣諸島に何かあったとして、そこが東京都の土地であった場合 国に対するプレッシャーはより直接的、強力になるんじゃないですかね 東京都の土地を奪われましたじゃすまないからね 辺境の地であってもこと領土に関しては東京と同じなんだと国民に実感させる効果は大だと思う 平和ぼけのニッポン「そんな遠くの土地なんかどうでもいいじゃん」という声もけっこうありますから
投稿: ころ | 2012/04/21 07:49
>何故東京都が買うのかという疑問はのこる
クロさんへ、上記のコメントはマスコミがこの問題を矮小化する手段ですよ。この問題の本質は石原知事がいみじくも記者に対して言った’日本人がこの国を守るのに文句ありますか’と言う文言に現れています。個人では領土は守りにくいから公共機関が買うのですよ。本来なら国が買うべきなのですが、媚中派が蔓延る国政では無理だから東京都が買うのですよ、なんか問題あります?
沖縄県だって東京に土地持っています、東京が沖縄の土地買って何が悪いのですか?
投稿: ボース | 2012/04/21 08:59
都は主権を理解しているのか。
購入した後、
方向性は…。
自衛隊を配置するのか?排他的を明確化するの?海境の拡大するのか?
領土は…、日本人の意識である。
内閣、政府は、政治崇拝、列強都合対応では、真実は常に誤魔化され続ける。
本来、日本の文化こそ、理想とすべきで「領土問題は、拡大させなければ意味がない」。
領土は、
投稿: 大思 | 2012/04/21 09:53
マスコミの論調批判を、新聞各紙を比較検討して説明していただき有り難うございます。現在の状況では、石原都知事が政府の不備を補うしか、尖閣問題は進展しません。朝日や毎日の論調は予想通りでしたが、私にとって意外だったのは、一般国民のインタビュー等に同意や激励の意見が多数寄せられたことでした。
そして、民主党政権も、「迷惑だ」とか「よけいなことを・・」という反応を心配していたら、表面上は「国が買い上げも・・」と表明してましたね。もはや、政府も国民の安全保障への不安を無視できなくなっているのですね。
日中友好といっても、実態は中国の一方的な攻勢を放置して認めている日本政府の弱腰政策にすぎず、先日の尖閣での中国漁船衝突事件が記憶に新しいですね。東シナ海での石油開発も中国が一方的に開発を進め、日本は何も行動しない。自民党政権からの媚中政策を改めるべき時ですね。
石原都知事の発言の仕方には、やや下品なところはありますが、米国で会見して世界へ大きく意思を表明したことは、卓見でした。日本で会見しても報道しないマスコミ、ゆがんで報道するマスコミが、うようよいます。
また、都民の税金でという点に絞って攻撃するマスコミもいるようですが、不足なら全国にカンパを呼びかけてください。私も応募したいと思います。
そして、読売が報道しているように、本来の海上保安庁の巡視強化、海上自衛隊のパトロール活動の新設を、ぜひ始めてほしいですね。
まだ足りませんが、国民の中に石原知事の発言を支持する人が増えているのは、ネットで活躍していただく、貴管理人を始めとする多数の活動のおかげです。今後ともどうかよろしくお願いします。
投稿: TARE | 2012/04/21 11:30
道路用地を収用するのと同じですね。
理由が都の行政区域の保全というだけで。
国が領土だ、って言ってるんだから何も問題はないでしょう。
投稿: ブルー | 2012/04/21 11:42
>クロさま
ネットは便利なものです。東京都が尖閣を所有するメリットについて、誰かが書いていました。(いわゆるコピペになります。)
----------------------------------
①賃貸年間収入が2500万円なので購入価格が仮に25億円なら利回り1%(ゼロ金利時代に)
②豊富な漁業資源(実証済み)
③莫大な埋蔵が予想される未開のエネルギー資源
④小笠原諸島に続く世界遺産も期待できる観光資源
-----------------------------------
たとえば国へ貸すことがなくても、たとえば東京電力にエネルギーの開発をさせればよいのです。イラクに匹敵する油田のうわさ、豊富なメタン・ハイドレードもあるそうですので、原子力発電所を停止させた時のエネルギー源になります。東京まで運ぶのが嫌なら沖縄や九州に売って利益を得てもいい。そして世界遺産に申請が通れば、中国もますます手を出しにくくなるでしょう。
寄付の話ですが、10万円くらいは出すと平気で書いている奴らをネットで見かけました。貧しい私でさえ5千円は出したいです。おそらく億単位の寄付が集まるでしょう。尖閣を心配し、何もしない外務省や国(特に今の与党)を憎悪している日本人の何と多いこと。10億なら、誰かが一人で出すのではないか?という憶測さえあります。
私としては余剰の寄付が出れば基金を作り、現場で戦う海上保安庁の職員たちに、夜食のカップ麺やドリンク剤を無償で配布すればいいのに、と思っています...。
投稿: 普通の国民 | 2012/04/21 11:47
はっきり言って、今の弱腰媚中国政府のまま国有化したら、すぐに中国の武装漁民に占拠されて日本側は泣き寝入りっていうのが関の山だと思いますけどね。
投稿: ありがとう | 2012/04/21 12:27
皆様、東京都の予算規模をご存知でしょうか? 本年度6兆1490億円です。もちろん、政府より財政状態ははるかに健全です。
尖閣の買い取り代、15億とか?少し嫌みを言わせて頂ければ、普通、そんなコマい予算の話は知事はしませんけどね。
先日、ウチらの区が購入した、問題の某電力会社のグランド跡地の方がよっぽど高いです。本来、都知事閣下が出張るまでもない、財政的には当区で楽に買えます。尖閣諸島を区立公園にしてよいかどうかの、適否は別にしても(爆)
都は今回の大震災の被災地に警察・消防官をはじめ各種職員を送り込むなど、既に有形無形の業務を担っています。現在の北海道・夕張市長は再建支援に赴いていた都職員がそのまま地元に居残った形です。(笑)
本来高所から国政を担うべきものが、東京都でいえば区長レベル以下の仕事で右往左往している。洋上補給から撤退した見返りに?ポッポ政権がアフガンにほおった5千億円はどうなったの?
桁が2つ、3つレベルの税金の行方になると、誰も心配をしない。無能とは、かくのごときものであります。
政治家より知能的にマシと思われている官僚とマスコミは実は似ていまして。日本が「普通の国」になったら、ほとんど使い物にならない能力であることが暴露されてしまう。米国をグローバル・スタンダードとするか、人民中国の意向を汲んでいるうちが「花」なのは、彼らが一番よく知っていることです。
投稿: レッドバロン | 2012/04/21 15:40
阪神淡路大地震の時に私ははじめて知ったのですが、自衛隊出動も知事の権限で要請出来るのですよね。
と言うことは、日本の国土の一部が個人から都の所有になれば、敢えて国の出番でなくとも防衛問題の心配は無くなると考えても良いのでしょうか。それとも災害と防衛が違う扱いなのか、自分でもこれから調べますが、お分かりの方がいらしたら教えて戴ければ嬉しいです。
投稿: よれこ | 2012/04/21 17:08