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2012/05/06

橋下に勝てない観念論を振り回す保守 政治は実践である

読者の方から以下のようなコメントをいただきました。

中野さんは西部邁門下であり(有名保守思想家と比べてあまりにみすぼらしい自分の「知」という認識から)「保守見習い」を名乗っていて、小林秀雄、田中美知太郎、江藤淳ら我が国の誇る保守知識人、そしてその源流となる近・現代保守思想の大立者バーク、チェスタトン流の保守思想の本流につらなる人ですよ?彼らと比べた場合、坂さんの方こそ「米共和党的なものを"保守"」と勘違いしている近代合理主義者じゃないのかとからかいたくなります。

投稿: じゃリン子テツ | 2012/05/05 12:49

中野剛志が西部邁門下とは知りませんでした。
どうり(道理)で、と半分納得しましたね。
言われて見れば、中野は西部とよく似たところがあります。
西部は、反アメリカニズムであり、反グローバリズムです。
中野の基本も、きっとそうなのでしょう。

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西部邁は60年安保ブント(共産同)の幹部で、私にとっては大先輩に当たります。
その後、右に旋回したようですが、彼の反米は左翼時代とまったく変わっておりませんね。
木村三浩(一水会代表)とも近いようだし、私に言わせれば、「保守」と言うより「反米民族派」です。
そして、根底には左翼同様の根強い平等志向があります。
つまり、右旋回したとはいえ、反米・平等志向という点で左翼と相通じるところがあるのです。
だから反皇室の佐高信と共演したり、共著を出したりできるのでしょう。

江藤淳は、明らかに違いますね。
何が、というとその格です。
江藤は、単なる反米保守ではなく、碩学であり、思想家であり、左の巨人と称された吉本隆明と双璧をなしました。
吉本に影響を与えた右の知識人なんて江藤だけでしょう。
三島由紀夫の楯の会自決(三島事件)を「軍隊ごっこ」と斬り捨てることができたのも江藤ならではです。
中野が江藤を学ぶのは勝手ですが、今の彼が江藤につらなるなどと言うのは、買い被りというより江藤に対する侮辱だと私は思います。

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反アメリカニズムであり、反グローバリズムである、というのは、多少ともこの国を愛する人であれば当たり前のことでね。
ただ、当たり前が当たり前でなくなるのが現実なのです。
私は、昨日のエントリで、
―人間というのは複雑で、奥深くて、きれいなところとドロドロとしたところが併存しています。
理屈では割り切れないのです。
そんな人間が寄り集まって作る社会はもっと複雑ですから、そこに不条理が存在するのは当然でしょう―
と書きましたが、国際関係も同じです。

自分たちが世界の中心だと思っている米国と米国人。
その価値観がグローバル・スタンダードだと信じている米国と米国人。
世界中、どこへ行っても自国語をしゃべるのが当たり前だと思っているのは米国人くらいでしょう。
彼らの傲慢さに辟易するのは、ごくごく健全だと思います。
が、その米国と同盟関係、正確に言えば「主従の関係」にあるのが我が国の現実でね。
その現実を無視して「反米」を叫んでも、物事は始まりません。
同盟関係を維持しつつ、主人を立てながら自立できる条件を整えていく、これが今の日本が選択できる道ではないですか?
そのためには憲法を変えることが必須であり、それがなくては何も始まりません。

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橋下の中野に対する反批判は正鵠を射ています。
経済産業省のキャリア官僚にして京大大学院の准教授、もっとも安全地帯にいる方ですね、中野は。
日々、命がけで政治と格闘している橋下が、このような人物からの批判に対し、「ざけんじゃねえよ!」となるのは当然でしょう。

理念は大事です。
理念なき政治の典型は自民党の経世会(竹下・金丸派)であり、今にそれを引き継いでいるのが小沢一郎です。
こういう政治は、現代においては唾棄すべき対象であり、一顧だに値しません。
が、理念だけでは政治は動きません。
と言うより、理念だけの政治はカルトであり、極左や極右と同じレベルです。
現実に盲目で、自らが信じる「真理」だけに忠実であろうとする、こんな政治や政治運動を私は許すことができません。
なぜなら、こういうムーブメントは反体制であり、現実を破壊するだけで何も生まないからです。

政治は妥協であり、リアリズムです。
結果的にもっとも得をすれば、それで良いのです。
筋を通して得たものはゼロ、というよりマイナス。
そういう玉砕主義とは無縁でありたいものです。

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私は近代合理主義者ではありません。
と言うか、近代合理主義者の定義が分りません。
私は何度か書きましたが、何か一色に染まる社会や人間に拒絶反応を示します。
左翼がいて中道がいて右翼がいる、それが健全ではありませんか?
ちなみに世の中が一色に染まることが許されるとしたら、それは戦争などの非常時です。

私は左翼の存在を認めます。
平等志向、寛容な社会、多文化主義、それも一つの価値観です。
私は自律と自尊、そして伝統的価値を好みますので、今は左翼とは縁遠いですが、左翼的思考は理解できます。

が、反日変態左翼は別です。
彼らは売国一色に染まっており、妥協できる余地がありません。
たとえば、北朝鮮による日本人拉致はでっち上げと本気で主張した人たち。
強制連行という虚構を盾に拉致という国家犯罪を免罪しようとする人たち。
慰安婦に謝罪し、賠償せよと真面目に訴える人たち。
彼らは思考が停止しています。
似たようなのは右にもいますね。
なんでも「米国の陰謀」(爆)
このような左右のカルトとは共存したくありません。

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橋下徹、いいじゃないですか。
これまでの政治家ができなかったことをやろうとしているのですから。
それに反対し、足を引っ張るのは「何もしない」と同義です。
確かに子どもっぽいところもあるし、感情をむき出しにするところもある。
が、まだ42歳です。
物分りの良い大人になる必要はありません。

石原慎太郎も42歳で東京都知事選に出馬(落選)しましたが、私は当時の石原より橋下のほうがずっと上だと思います。
原発や消費税については場当たり的にも見えますが、それはそれで批判すればよいのです。
しょせん人間ですからね。
政治家は、completeではなくmore thanで評価するべきです。

橋下は、間違いなく自民と公明を見据えています。
それは、彼に熱いラブコールを送っている「みんなの党」に対する冷淡な態度を見ればよく分かります。
大阪では公明党、中央では自民党、橋下の選択肢が見えてきました。
大阪都構想で自公案に乗ったことを見ればもう間違いないでしょう。
私は基本的に自民党支持ですから、彼に煽られて自民党が活性化してくれると嬉しいです。

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Maruo3

それにしても、もう絶対に変えたいですね、今の日本。
いや変わりますよ、きっと。
ネットの力は未だ小さいけれど、徐々に世の中を変えています。
私が7年2か月前にブログを始めたころ、従軍慰安婦や朝鮮人強制連行、南京大虐殺、沖縄の強制集団自決などを事実として捉えるサイトやブログがけっこうありました。
で、それを否定する私は、「ネット右翼」の代表として散々たたかれました。
が、今を見てください。
そういうサイトやブログはどこにあるのか、その姿はほとんど見えなくなりました。

一般メディアもそうです。
私が部落解放同盟(解同)を正面切って批判したところ、私の身を案じる投稿がいくつもありました。
が、その後しばらくして、メディアも解同がらみの不正や不祥事を実名で報道するようになりました。
従軍慰安婦もそうです。
あの朝日でさえ、今や「慰安婦」としか表記しません。
韓国が騒いでもほとんど報道しません。
強制連行被害者の象徴だったウトロ問題もうやむやのままどこかへ消えていきました。

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ほんの少しだけですが変わりつつあるということです。
が、それは、まだほんの少しです。
メディアは韓国や中国にあまり同調しなくなりましたが、従軍慰安婦や朝鮮人強制連行、南京大虐殺、沖縄の強制集団自決などを否定したわけではありません。
沈黙するようになっただけです。
解同問題にしても、刑事事件は報道するようになりましたが、大阪市役所のデタラメぶりが同和問題と表裏の関係であることには一言も触れません。

この状況を変えていけるのは、これからもネットしかないでしょう。
タブーにひるまず、暴力に屈せず、真実を書き続けていきたいと思います。

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大阪市のあきれ返る実態は、日本全国のどこにでもある問題です。
特に名古屋以西では、ごく日常的なことでしょう。
大阪だけではなく奈良、京都、兵庫、広島も似たようなものでね。
私は、TPPよりこちらの方が深刻な問題だと思います。
税金を食い物にする連中が闇勢力と結びついて跋扈している。
行政や教育現場を支配している。
そしてそれが、「人権」という美名で粉飾されている。

足下が見えない保守、日常に鈍感な保守、観念論を振り回す保守、どこまで行っても橋下には勝てません。

~文中 敬称略~

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個人」カテゴリの記事

コメント

昨日チャンネル桜で、維新の会の方向性を垣間見る討論がなされていました。
1/3【討論!】地方から国を変える-新しい潮流は生まれたか?[桜H24/5/5]
http://www.youtube.com/watch?v=coL9TeePs3A&feature=youtube_gdata&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
出席者の神奈川県議員が、東京と大阪のリーダーシップをうらやむ発言もあり、着実に進んでいる大阪から大きく変わっていきそうな期待がふくらみました。

投稿: ai | 2012/05/06 13:15

橋下さんは経済以外は支持できます 経済も「自由主義はいいもの」という思い込みを誤ったものだと認識し、デフレ下での緊縮財政は破滅の道という事を分かってくれれば国政に出てほしいですね

ま~TPP参加というのはあり得ないですな

投稿:   | 2012/05/06 15:03

また雨後のタケノコのように三橋信者が湧いて出ておるわい・・・
 

「自由主義はいいもの」である。
 

「デフレ下」であっても緊縮財政は行う必要がある。
 

そもそも・・・
ヒトラーの時代と現代は経済の状況が違うのである。
ゆえに
現代においては財政出動も金融緩和もほとんど効果が無い。
 

これをマルクスの理論では
「資本主義は基本的に等価交換であるから
価格競争が起きて利益は逓減する。
それで企業は海外に出るが、そこでも競争が起きる。
やがてブロック経済となり帝国主義国家間で戦争が起きる」
・・・と説明しているのだから
量的拡大策など屁の突っ張りにもならんということだ。
 

「流動性の罠」とは
ゼロ金利になってしまうと それは需要がそもそも無いからなのであるから マネタリーベースをいくら増やしてもマネーストックは全然増えない
・・・ということ。
 

つまり・・・
(有効)需要が無いところで
いくら無理やり 金融緩和や財政出動をジャブジャブ流し込んだって
有効需要をまず作らなければ景気など回復しようがない
のである。
 

分っかりましたか?
経済オンチの皆々さま方!
 

ん?
オレの解決策・・・
それはねぇ・・・
「消費者余剰」(と生産者余剰)
だよ。
http://www.kabu-gakkou.com/2005/11/post_28.html
まぁ・・・文句があるならこれを読んでから言ってくれや!

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/06 16:28

橋下氏については「外国人参政権賛成派・脱原発」と、保守と真逆の部分もあります。
特に外国人参政権賛成については理解不能です。


石原都知事も都庁での定例記者会見にて橋下市長の脱原発については賛同できない、という主旨を語っておられましたね。


橋下氏の同和利権に立ち向かう姿勢は大きく支持します。


ですが、同和利権に立ち向かいながら外国人参政権は賛成派というのは大変な矛盾です。

投稿: M | 2012/05/06 16:47

 前にも似たようなことを書いた気がしますが、坂さんは左翼脳のままなんですよ。左翼脳のままで左翼を批判しても、何も生み出さず、何度も同じ判断を間違えるだけでしょう。

 左翼脳とは何か。それは、世の中をぶっ壊せば何か新しいものが産まれてくる、既得権益をぶっ壊せ、旧支配層を倒せ! と現実を深く考えす喚き散らす、劣化した「設計主義」的発想のことです。

 『保守主義』と真の意味で対立するのは、この「設計主義」なんです。

 この意味では、共産主義・社会主義も、新自由主義・グローバリズムも、一見すると真逆の思想のように見えながら、基本的には同じ設計主義的ドグマに過ぎないということを理解すべきでしょう。

 とくに新自由主義・グローバリズムは、アメリカ等の一部の欧米諸国では若干の保守的意味があるとしても、日本の歴史や伝統とは何の関係もなく、日本に無批判に持ち込めばラディカルが改革思想になってしまうことは、その中身をきちんと理解していれば嫌でも分かることです。

 しかし、こうしたことを深く考えない、若い頃に革命ゴッコをした気分を残した世代を中心となって、小泉の構造改革を無批判に持ち上げ(しかも自らを保守と名乗りw)、最近では橋下とか維新といったその残党を擁護しているのではないですか。

 私からすると、橋下はただの「三百代言」ですよ。これは過去の彼の発言や行動を普通に見ていれば理解できることだと思うのですが。

 まぁ、中野氏あたりを批判するのであれば、彼らの著作を何冊か読んだ後でその中身について批判してください。
 レッテル貼りやその出自(師弟関係)などから短絡的に判断しても意味がありませんし、柳生ナンチャラと同程度の“煽り”にしか見えません。

投稿: MF | 2012/05/06 17:51

>橋下氏については「外国人参政権賛成派
賛成とは、言っていない。

投稿: 九九式短小銃 | 2012/05/06 18:11

左翼側の批判はともかく、自称保守の橋下批判も有名税か、足を引っ張るだけで自分たちのやっている運動の宣伝に使われているのかと残念に思うことも。政治に参加もできないのなら公明相手に対抗すら出来ません。所詮、全ての方針が合うはずもない。それなら自分で政党を立てる、それしかない訳です。それじゃ最大限、妥協じゃないですが、国が都道府県が市区町村が良くなる方向でやってくれる政党政治家を応援し積極的に応援や口を出して国民が幸せになれるように、国民が運営に携わるしかない。当たり前の事です。単に批判や皮肉屋が皮肉を上げ連ねたところで政治に参加もしない?、日本国民とは思えないのです。もう見て見ぬ振りは終わりにして積極的に政治政党に参加する。難しくも時間もかからない。時間がある時に政党講演会・後援会に顔を出して多少かかわりながら日本人として応援、投票に行くだけでパチンコ在日勢力の力も創価の在日会社組織票も消えてしまうのです。橋下の問題点は多い。それじゃ既存の民主や売国公明に土下座の自民に期待しますか?、できますか?。やはり自民やほかの保守勢力を結集して日本を良くするしかない。そのきっかけが橋下維新でありこれを起爆剤に在日売国勢力を抑えるために、まずは投票に行きそこから各政党に関わって行きませんか。皮肉屋は置いて置いて日本人として政治に関わって行こう、そういう時代が来ているのだと思います。

投稿: 大阪は晴れだしています | 2012/05/06 19:05

>M (2012/05/06 16:47)さん。

橋下は「いわゆる脱原発論者」とはちがうと思いますよ?
「いわゆる脱原発論者」とは、原発を「打倒すべき悪の権力」とみなして
騒いでる例の人達を指します。
電力需給量が不足してもいいからとにかく原発を止めろという人達。

橋下が言ってるのは、「原発を稼動させるかどうかは専門家によってメリットと
デメリットをちゃんと公開説明してもらった上で、民意によって決めよう」
ということです。
原発に否定(消極)的 = 保守の反対、反日サヨク
という安易な図式は、間違っていると思います。
安易なカテゴライズに陥る危険は避けたいものです。


そして、以下は坂さんへのコメント。

>政治は妥協であり、リアリズムです。
>結果的にもっとも得をすれば、それで良いのです。
>筋を通して得たものはゼロ、というよりマイナス。
>そういう玉砕主義とは無縁でありたいものです。

「政治とは具体性と柔軟性であり、抽象理念ばかり振り回すのは愚かである」
という意味において書かれている文章なのは、当然わかっています。

しかし、もしも、そのくだりを『消費税増税法案』に当てはめるとするならば、
それは許容するわけにいきません。

政治に妥協とリアリズムが必要なのは理解できますが、
一方で決して譲ってはいけない部分も、当然あると思います。
橋下も、政治の柔軟性を語る一方で、
「政治家が公約を守る」という原理原則は曲げられないと、
何度も書いています。

投稿: 鳩槃荼 | 2012/05/06 20:39

<原発や消費税については場当たり的にも見えますが、それはそれで批判すればよいのです。
<しょせん人間ですからね。

その電力問題を弄んで最悪の事態になったら、どれだけの被害を被るか・・・しょせん人間ですからねと済まされないと思いますが。

投稿: とおりすがり | 2012/05/06 20:53

大阪は晴れ〜〜さん。
コメント欄でのゴタゴタは嫌いです。

橋下市長の外国人参政権賛成は事実ですよ。


あなた様が(橋下市長は)言っていないと、書くだけなら簡単なことです。


この矛盾が橋下氏の信条において最大の焦点になっているのも事実です。

コメント欄が荒れるのは嫌いなので失礼します。

投稿: M | 2012/05/06 21:10

失礼いたしました。 九九式〜〜さんでしたね。


大阪は晴れ〜〜さん。大変失礼しました。申し訳ありません。

投稿: M | 2012/05/06 21:13

九九式〜さん 橋下氏の発言をWikipediaより抜粋です
以下。
-------------------
外国人地方参政権について、2008年1月8日のマニフェスト公開討論会において、「そんな簡単に結論が出ることじゃない」としつつも、「大阪府内には

歴史的経緯のある特別な永住外国人が多く、歴史的に見ても特別永住外国人について、当然これは

参政権を与えるべき」とし、かつて日本の領土下にあった朝鮮及び台湾が独立する以前から日本本土に居住していた

在日韓国・朝鮮人・台湾人及びその子孫に限って(つまり特別永住者に限って)、外国人参政権を容認している

-------------------以上です。

投稿: M | 2012/05/06 21:49

>M
>橋下市長の外国人参政権賛成は事実
橋下は、外国人参政権賛成、と言っていない。
その様な発言事実はない。

投稿: 九九式短小銃 | 2012/05/06 22:09

なんか「反米、反米」とひとくくりにされているようですが、アメリカにもTPPなどの新自由主義を推し進めて、アメリカ国内の格差を酷くさせてきた「(ウォールストリート中心の)大企業アメリカ」と「草の根アメリカ」という対立があって、反左翼だけどTPPに反対してる「保守系の人びと」が敵視してるのが、「大企業アメリカ」の方ですね。アメリカのような超格差社会へ向かう「エンジンの中心となるTPP」に反対してるだけであって、アメリカ全部を敵視してる訳ではない。同盟国ですからね。また資本主義を否定してる訳でもない。大企業が自由にやりすぎると、今のアメリカの現実のような弊害が出る。それを規制して、まともな資本主義の中で暮らしていきたいだけなんですけどね。藤井厳喜先生の本でも読まれたらどうでしょう?アメリカ経済の歴史と現実が分かりますよ。

投稿: ロビー | 2012/05/06 22:17

「流動性の罠」の状態では、『金融政策は効力を喪失する。反面、クラウディングアウトは発生せず、財政政策の有効性は高まる。』(Wik)。マクロ経済学ではかなり初期に学習するところです。
消費者余剰はミクロ経済学で消費者の行動を分析するための考えで経済政策とは無関係です。


投稿: JICPA | 2012/05/06 22:48

橋下市長は、知事時代から、橋下氏を批判している(日本)共産党系のライターや、国立大学教授(たち)には、なぜか、相手にせず、無視していますね。そうなると、

>橋下の中野に対する反批判は正鵠を射ています。
経済産業省のキャリア官僚にして京大大学院の准教授、もっとも安全地帯にいる方ですね、中野は。

は、ブログ主様の主観であると思います。(何もだから
悪いとかいいとかいっているのではありませんから誤解
のないように)。

公明党に関して、橋下市長が知事時代から媚を売るような発言をしたのは、まぁ、公明党は利用価値があるから仕方ないというように、理解出来ますが、橋下市長は、上記したように、中野氏のように、橋下氏に批判的な、日本共産党系のライターや国立大学教授たちを批判すべきではないかと思います。

投稿: 三毛猫 | 2012/05/06 22:53

>M
>「大阪府内には歴史的経緯のある特別な永住外国人が多く、歴史的に見ても特別永住外国人について、当然これは参政権を与えるべき」

ここ迄、は中大の長尾先生の「特別永住外国人に対し、地方参政権を与える事は憲法に反しない」という当時の主流説の引用そのもので、平成7年2月28日の最高裁判例にも出てる。
但し、政治政策的に特別永住外国人に参政権を与えても直ちに違憲でない、というのが判例だから「外国人参政権自体が合憲」と言う判例はない。
橋下が主流説の立場を引用した後に、長尾先生は容認論を疑義を投げかける論文を発表しているから、憲法の主流説・容認学説自体が変化してくるだろう。

>橋下市長の外国人参政権賛成は事実ですよ。

立法府の政策的にナーバスな部分に対し、主流学説を引用する事は、地方の政治家として無難な対処だろう。
実際に、容認学説がずれてきたのは欧州の移民政策の失敗を受けての事だからだし、橋下が自分個人の意見として「外国人参政権賛成」と言った訳ではない。

投稿: 九九式短小銃 | 2012/05/06 22:54

橋下で賛否が分かれるのは、橋下をとりまいている人たちに元があり、橋下が元、つまり、自分を取り巻いている人々を認めているからでしょう。

橋下の志には賛同できても、個々の政策となると外国人参政権や原発の問題のように、賛同が困難になってしまう重大な政策もある。

原発の問題などは、一見しっかり考えているような雰囲気ですが、実際は、当分の間日本の原発を止めたままにする内容です。

外国人参政権も、慎重に、でも最終的に賛成なら、実質は、賛成派です。

橋下は志強く立ったと考えるのではなく、テレビ・マスコミも含む周りが担いだ御輿と考えると、納得できてしまう内容です。

つまり、民主党に投票した有権者のように、担がれ側の問題ではなく、担ぎ側の問題ではないでしょうか?

坂さんが橋下の担ぎ手なら、きっと、最初から外国人参政権反対!原発再稼働すべき!だったのでは?

今の日本にとって重要なのは、担ぎ手を変える事で、ネット世論が、有権者にとっても、橋下にとっても、テレビ・マスコミ以上の影響力を持つようになればよいのでは?と思っています。

投稿: heyborn-θ | 2012/05/06 23:03

九九式さん 補足としてWikipediaより、もう一点抜粋します。
以下↓
-------------------2008年2月の大阪府議会で、堀田文一府議(日本共産党)から「私は、部落解放同盟は、暴力と利権をほしいままにし、部落差別解消にブレーキをかけた、そういう害のある団体だと感じております。(略)行政がそのような特定民間運動団体(部落解放同盟)を応援していいのか」との質問を受け、橋下は「部落解放同盟が利権や暴力だということを言い切られることでありましたら、これは私の今までの法律家としての感覚からすれば、全く証拠も根拠も何もないことでありまして、それは私も確かにそういうつながりがあるところも知っております、そういう事件があったことも知っています。ただし、そういうことがなく、本当に同和問題の解決に取り組んできたということも知っております。一面的な側面をとらえることなく、きちんと、解放同盟の活動を真摯に見ていただきたく思います」と返答し

[74]
、堀田から「知事は、今、私の部落解放同盟の評価について何の根拠もないと言いながら、いろいろ事件があったのは知ってると。知ってたら、やっぱり根拠があるということなんですよね。いろんな問題が起こってます。そこは冷静に見ていただきたい」との反論を受けた

-------------------以上です。


余談ですが、暴力団排除が、より強まる昨今に至って同和、 いわゆる部落解放同盟へ流れていく組員も少なくないと聞きます。


戦後から、ヤクザと在日同和は表裏一体ですが、少なくとも大阪府と大阪市を安全な都市にするならば、あなた様も吟味されてください。


わたくしは、あなた様を言い負かすつもりではありませんので、丁寧な言葉遣いをされてください。

投稿: M | 2012/05/07 00:22

http://www.news-postseven.com/archives/20120504_105607.html

http://www.news-postseven.com/archives/20120505_105625.html

橋下市長が激怒した元の記事です。
その後、4日間に渡り100ぐらい連投ツイッター記事を書いて反論したんですが、傍目から見て精神的におかしいんじゃないかと思うくらいに罵倒、上の記事のどの部分がおかしいかという内容ある反論とは残念ながら思えませんでした。

「官僚が・・・学者が・・・」と橋下市長は罵倒してましたが、だったら橋下市長のブレーンにいる連中だって似たような経歴の人多いですよね。古賀さんとか中野さんと被るし。

大阪市市政 大阪市特別顧問及び特別参与について~特別顧問一覧
http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000157541.html

個人的には、最近の小林さんには同意する事は殆ど無いし、中野さんの意見にもちょっと疑問視するところはあるものの、今回の記事に関しては2人の批判は正鵠を射ていると思いますよ。

投稿: とおりすがり | 2012/05/07 00:54

やはり、元左翼の方だから、思考が極端なんでしょうか・・

TPP反対なら反米とかに結びつける思考が極端過ぎます。アメリカの悪い部分と良い部分があって、アメリカの悪い部分が日本に導入されるのは嫌だと言っているだけで、アメリカの良い部分を否定しているわけではないです。

また、橋下に関しては、また同じように良い部分(教育など)と悪い部分(外国人参政権賛成、TPP賛成、経済に関しては全く音痴)があるから、悪い部分を嫌だと言っているだけで、良い部分は否定していません。しかし決して譲れない参政権やTPP(一度成立するともう元に戻せなくなる)に賛成している限り、不可逆性政策ということで、橋下の政策は危険が多いということだけです。


やはり、貴方のポリシーに合わない保守層を馬鹿にするような貴方は、まだまだ極翼的脳(極端思考で中庸性が欠けている)だと思いました。

元左翼(改革が大好き)で保守層だと主張する方の意見は話半分に聞いておくのが良いと思いました。

投稿: がっかり | 2012/05/07 03:07

>MFナンチャラ
中野剛志は「天皇の戦争責任と戦後責任を問うて」おるぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=wessDiCUjKs

不敬である!
こんなのの何処が日本の保守なのか?
左翼そのものの国賊ではないか!
中野の著作?
ネットに公開されている彼の言い分の1割ぐらいは賛成してるし・小泉内閣にも異議は多数ある。
私は中野の「財政出動」や「昭和天皇誹謗」を批判しているのであって、それだけで読む気がしなくなるだけだ。
陛下は
靖国の英霊に「お前たちは無駄死にだったぞ!」と言えなかったからこそ退位などできなかったのであるから・・・
(昭和天皇「謝罪詔勅草稿」の発見・文芸春秋より)
私は昭和天皇の判断は正しいと思うよ。
ゆえに
中野は国賊であり、そんな奴の本など読む気になれないよ。
文句あるかよ!
 

「設計主義」なんて聞いたことも無い・・・
どこの概念か?
 

保守主義・・・・利己主義
左翼・共産主義・社会主義・・・・利他主義
↑これが正しい区分け。
 

私は新自由主義でもリバタリアンでもないが
改革は必要と考えるし
「日本の歴史や伝統を無批判に固執することが日本自身を滅亡させる」
と確信しているよ。
 

>JICPA
君はバカだねぇ・・・
「白物家電やTV・マイカーを全部持っている日本人と  何も持っていない中国人とは経済政策がぜんぜん違う」
と私は言ってるのだよ。
 

>「消費者余剰はミクロ経済学で・・・・」???
プッ・・・笑わせるんじゃないよ!
ではなぜエルピーダが破綻し シャープやソニーまでが破綻しそうになっているのか?
↑これこそマクロの現象じゃないか!

私は
「今や大企業でもニッチな分野に進出せざるを得ない時代になってきている」
と言ってるのであって
「モノよりモノゴトを作れ!」
「ストーリーのある商品を!」
と経済界で言われていることと同じだ。
それとも
君はこのフレーズも聞いたことも無いのか?!
やれやれ 君の頭は100年ぐらい遅れているらしい・・・味噌汁で顔でも洗えよ・・・

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/07 07:53

>>柳生大佐さん

いうに事欠いてマルクス主義を持ち出すとか... それこそ日本はソ連じゃないんですよ(笑)

投稿:   | 2012/05/07 09:02

保守というより守旧派のダメなところは利権に対しての潔癖感があまりにないことですね。
何事も利権にしてしまい、闇の勢力とも結びつく。
警察、特にキャリアーは善良な正義感強い警察官を踏付け、パチンコを始めとする、どちらかといえば闇に近い利権にスガリついている。

お花畑のサヨク公務員は長いものには巻かれろの一心で処置するため、結局、闇勢力に知らず知らずに取り込まれる。
あるいは、闇勢力の象徴でもあるエセ同和を弱者扱いして、暴利の1本数万円もする同和(人権)関係ビデオを公費で大量に買い、そればかりか企業にも買わせる。

善良な日本国民には何の役にも立たない闇勢力を断固として排除したいものです。

投稿: Rascal | 2012/05/07 10:26

Mさんへ

>参政権を与えるべき」とし、かつて日本の領土下にあった>朝鮮及び台湾が独立する以前から日本本土に居住していた

と橋下さんが言いましたよね、『独立する以前から』とありますよね。
橋下さんは狡猾な政治家になってきてますよ~

投稿: 剛腕 | 2012/05/07 10:29

橋下さんの発言の変遷を見ていると、やっぱり弁護士だな~、と思ってしまいます。まず、論争を起こす(弁護を請け負う)、そして極論を言う(明らかな有罪事件でも無罪を主張)、極論に対する世論を伺い、自分が不利になると、相手が気が付かないように論調を変える。原発再稼動に対する論調なんかは完全に上の手順どおりで、最初は「今原発を動かすのはバカ」見たいなことを言っていたのに、今は「必要なら政府の責任で動かせ」見たいになっている。つまり、橋下さんは、自分の意見を持っておらず、責任を取りたくなく、それなのに目立ちたいだけの人のように思います。従って私のスタンスでは、「肩入れするのは何か明確な結果を出したあと」ということになります。そもそも他人と自分が全く同じ考えなんてありえませんよ。

投稿: 兼業農家 | 2012/05/07 11:45

>アホ
私は「マルクスの肩に乗った」だけである。
 
マルクスの「ブリュメール18日」の分析は一応頷けるが
私の方は”結論が間違っている”と思う。
だから
「消費者余剰」を持ちだしているではないか。
 
「消費者余剰」(消費する楽しさ)と生産者余剰(生産する楽しさ)を創出すれば、マルクスの言うところの”資本主義の限界”も突破出来ると思うぞ。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/07 12:37

>>柳生大佐

ノーベル経財賞受賞者のクルーグマンが財政出動との必要性を訴えていますがどうですかw 現実見てみたらいかがです?w

http://www.youtube.com/watch?v=-py2WYNycoQ

投稿:   | 2012/05/07 14:22

柳生大佐さんの経済学って、1980年代とか1990年代の「新自由主義マンセー思考」で「時計の針が止まって」いて、「今、そこにある現実」が見えてないような気がしますね。「グローバル大企業が自由に跋扈した後のアメリカ」という現実、「新自由主義の現実」が見えてないような気がします。
このへんは、古賀茂明や池田信夫とかも、「思考停止」してますけどね。

投稿: 太郎 | 2012/05/07 17:55

少し余裕を持ちましょうや。
たかがネットの掲示板に自分の全存在をかける事ないッスよ。
つまり反対意見は自分の全存在の否定じゃないんだから。
心の余裕の無さが反論の中で罵声と嘲りの表現になってる、って事を多少は自覚した方がいいと思いますですよ。
罵声と嘲りには、やはり罵声と嘲りが返って来る、というものの実証に今やなっているし、それはやがて自制が外れてエスカレートしていき、双方に殺伐としか言いようがない心境しか残さない。
それが平気だって人も居るかも知れないけど、それなら「アラシ」と呼ばれる人の行状と現状を比較してみるのもいいかも知れない。

投稿: ブルー | 2012/05/07 17:57

あいにくと・・・
私は1976年にノーベル経済学賞を取った
ミルトン・フリードマン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3
の方が好きだね。
 

ノーベル賞たってねぇ・・・
大江健三郎が取ったり・村上春樹みたいな売国奴も候補に上がるんだから あんまり信用しない方がいいよ。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/07 18:01

気になる外国人参政権の事ですよね。自分が見た橋下映像では昨年末位だったと思いますが、橋下氏は「今の外国人参政権法案は反対です」とはっきり言っていました。日本の立場を踏まえての発言だったので納得して観ていたのですが、どこのテレビ番組だったかなぁ。

投稿: 大阪は晴れだしています | 2012/05/07 20:19

坂様も「別格」と仰せになった江藤淳氏について少々。

学生雑誌を編纂する暇人のサークルにいた頃、氏の著作…とりわけ「作家は行動する」は、先輩から必ず読むように言いつけられていた一冊でありました。

題名は、作家が政治活動やデモの先頭に立つという意味ではありません。文体は作家の主体的意志(行動)であるとの高らかな宣言です。若い頃の江藤氏はサルトルの影響を受けて、大江健三郎の初期の作品を高く評価しておりました。

江藤氏の思想にも変遷があり、若い頃には反安保の知識人の会のメンバーであった事はご承知の通り。

三島事件に対する江藤氏の評価はお説の通りですが、小林秀雄との対談で、江藤氏が三島の行動を
「病気」と評したのに対し、小林氏から「君は日本人の歴史を病気と言うのか」
「堺事件と同じです、合理的なものは何もありません。」「ただそういうことがあったということだけです」と強烈なカウンターパンチを受けています。

70年代、何とか80年代くらいまでは 上には上がおりまして。

それにしても、三島由紀夫、江藤淳、司馬遼太郎と、全くタイプは違いますが、いずれも戦後を代表するであろう知性が、最晩年に、西郷南洲という存在に行き着いたのは単なる偶然でありましょうか?日本の近代がもたらした「成果」への深い嘆息と、ほとんど絶望の声が聞こえてくるような気がしてなりません。

90年代、高原のホテルの食堂で、隣のテーブルに江藤氏ご夫妻がいらしたことがあります。wifeは江藤氏と同じ高校の末代の後輩にして、ミーハーなものですから、マラドーナを見たとき以来の感動と言っておりました。
何しろ、格調のかたまりの方ですので、ちょっとサインを、などとは、おくびにも出せず。残念なことをしました。

そこは日本の大工が作った初期の西洋式ホテルで、浅間山と中山道を行く旅人の姿を描いたステンドグラスが嵌め込まれたダイニングルームは、江藤先生ご夫妻によくお似合いでした。

今はその光景も歴史の彼方へと去り、格調の方はさらに遠くへと行ってしまいました。仕事はしなければなりませんが、食事をする時に、隣には座りたくない人達ばかりですね。

投稿: レッドバロン | 2012/05/07 23:11

大阪は晴れ〜さん。
橋下はなかなかの喰えない人間です。
橋下氏の「外国人参政権反対」発言の意図は、「特別永住権を持つ在日にはOKだが、それ以外の在日には反対」という単純なものです。

投稿: M | 2012/05/07 23:41

>バカ太郎
では
80年も前のヒトラーの公共工事とか昭和金融恐慌の高橋是清を持ちだす三橋貴明は何なのさ・・・
 

ヒトラーは
「インフレになるから公共工事はもう止めよう・・・」
と言ったシャハト経済相を解任してしまった!
それで第二次世界大戦に突入せざるを得なくなる。
 

高橋是清も
昭和金融恐慌を半ペラ札で乗り切ったまではいいが・・・
インフレが懸念されたので緊縮財政に転じたら
予算を減らされた軍部に怨まれて・・・
2・26事件で青年将校に殺されてしまった!
 

↑結局両方失敗だわなぁ・・・(殺されて何が成功なのさ?)
 

↓これを見るがいい!
政府債務残高の推移の国際比較
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5103.html
 

90年代までは先進国の平均程度だったのだが
93年の細川内閣の誕生以来
新生党の小沢一郎と大蔵省事務次官の斎藤次郎が結託して
それまでは各省庁の合議制で国家予算が決められていたところに「政治主導」の名の下に参入してきたからである。
 

土建政治家:田中角栄の弟子である小沢一郎が
地元選挙区に公共工事を持ってくるのは理の当然であろう。
いくら官僚といえども
法律上は議員に従わざるを得ない。
かくて
日本の債務残高がグングンとうなぎ上りに膨らんだのである!
小泉内閣の誕生で幾分減ったのも束の間・・・
民主党へと政権交代してから
昨年などは107兆円という史上最大の大盤振る舞いである!
 

とにかく
いくら財政出動など行っても
これらの国家の寄生虫や白アリどもに食い潰されてしまうのだから・・・
GDPの成長など望むべくもない。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/08 01:09

名指しで言わなきゃ判んないかな。
「バカ太郎」
こういうのが良くないって言ってるの。
自分の論旨に自信があって、書く文章にアカの他人を納得させる解説力があると自負出来ている人はそんな事をする必要が無い訳。
大佐殿の書き込みは断定調で勝ち誇ったような文面なんだけど、それがあまりにも唐突で性急な上に(数回のやり取りの後じゃなくていきなりだから)、論点に判じ物みたいな飛躍があるから他人には大佐殿の大まかな考え方は判っても、大佐殿が何で勝ち誇ってるのかが他人には理解出来ない。

投稿: ブルー | 2012/05/08 04:24

>ブルーさま
 
私は論理には論理で応えていますし
提出するソースも引用も私のコメントが一番多いはずです。
 

私が許せないのは”論理が無い””捨て台詞””HNもいい加減”のコメントに対してなのであって 管理人さまの基準からしても許されないものであるはずです。
 

確かに
私は物理学や宇宙論・生物学・進化論や構造主義や仏教などから反芻してコメントしますから
政治以外に関心が無い方には分かりにくい論理もあるかと思います。
それにつきましては 再度説明を求めていただければ時間の許す限りお答えするつもりです。
 

ただ申し上げますと
私は「新しい歴史教科書をつくる会・埼玉支部」で支部長と大ゲンカして飛び出てしまったように
上下関係が厳しい組織が大嫌いなのです。
私は
米国共和党系の草の根保守:ティーパーティに非常に好感を持っています。
それは
最初に1人がフェースブックで呼び掛けたら その日のうちに4000人が集結したように上下関係では無しに横のつながりで成り立っている組織だからです。
 

また日本の文化には
オリンパスの損失隠しや 大王製紙のバカ殿様でもお分かりのように
(企業にせよ 国家にせよ)目標や方針をハッキリと定めるよりも
内部の調整とか 組織内の和を優先する
・・・という風土があるのです。
 

これでは
何時まで経っても何も決定できませんし 外敵との戦いにも勝てるわけがありません。
・・・それで大阪の橋下市長が出てきた一番の理由なのですが
それを支持し 真似ているつもりの私のコメントも
できるだけご容赦いただければ幸いと存ずる次第です。
たしかに
blogは2chの掲示板ではありませんが 仲良しクラブでも無いはずですから・・・

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/08 14:32

労組、日教組、同和団体などと正面切って対抗しようとしている橋下市長を単純に応援したい一人です。

日々の公務等、想像を絶する大変さと思います。
どうか身体を自愛いただきたいです。

批判をするだけして何の対案も出さないような人たちは、政治の実践を行っている橋下市長の精神的・肉体的な消耗などの苦労に少しでも思いをはせているのでしょうか。

投稿: そらみん | 2012/05/08 17:51

柳生大佐殿は御自分がどうか、という事より他人がどうか、という事を良く考えた方がいい。
そうでないと大佐殿は、御自分と他者の関係性を度外視した非常に判りにくい文章を今後も書いていく事になる。
判りにくい、というのはね。難しくて判りにくいってんじゃなく先ほども言った通り、「大佐殿の中だけで決着が付いている論理で、他人から見ると飛躍」というのがあまりにも多いからなんですね。
その結果非常に説明不足の文章になってる。
他にも色々あるんだけど取り急ぎここまで。

投稿: ブルー | 2012/05/09 06:42

>ブルーさん
 

私は
「空気を読め」という日本の文化が嫌いであり
これを改革しなければ日本の経済成長も政治的勝利もあり得ません!
”(取締役会の)空気を読んだ”オリンパスや大王製紙の取締役たちが今回の不祥事を生んだのではなかったのでしょうか?
 

あなたが「相対性理論が分からない」としても
実際に「相対性理論が間違っている」ことにはなりませんよ。
 

私が間違っていると言われるなら・・・
あなたが正しい答えを提出されれば良いだけのことでしょう。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/09 12:36

自分は大佐殿に空気をお読み頂きたい、と願っておるのではありません。
御自分の文章を、他人が読んで即座に理解できるかどうか、という観点で一度はチェックして頂きたい、と申しておるのであります。
コダマに向かって書いているのではない以上、大佐殿も御自分以外の人間の理解を願って書き込みなすっているはずです。
特に大佐殿は嫌みと揶揄を駆使し、相手HNに「バカ」とまで冠して書いているのだから当然、対論相手に向かって書き込みされており、そうである以上は対論相手の理解を見込んでその文章を書き込んでいるはずです。
そうである時、対論相手が大佐殿の書き込みを全く理解しておらず、それどころか呆れてしまっていたらどうでしょうか。
こういう場所では得てして「エントリーの最後に書き込んだヤツの勝ち」と自他共に了解されやすい。
それは対論相手が書き込まなくなった事をもって自分が「論破した」と考えがちだ、という事も意味します。
そしてそれは同時に「当人の主観では論破。当人以外の人々の客観では単に相手に見放されただけ。」という事にもなりかねない、という事でもあります。
言葉というものは便利なもので、「木の葉が沈んで石泳ぐ」とか「どんより曇った日本晴れ。今日も朝から夜だった。」という表現が可能です。意味が通らなくても言葉の集まったセンテンスとしては文章を組み立てられる。
簡単なだけに意識しなくてもそうなる事がある。
大佐殿は高橋是清の昭和金融恐慌について、「失敗だわなぁ・・・(殺されて何が成功なのさ?)」と書いておられるン……正直申しまして自分は大佐殿のこういう文章のファンであります。特に上のものはツボに入ってしまいまして、腹が筋肉痛になるか、と思われるくらいでした。
「キャッチ22」のファンとしては全面的に賛同したいくらいであります。
しかし、であります大佐殿。しかし、金融政策と財政出動について真面目な議論をしようとしたら不意に「バカ」とまで喝破された人にとっては「冗談じゃない。」です。
なぜかと申しまするに金融政策と財政出動の是非に関わらず(というのはつまりそういうのと全く関係ないって事であります。)暗殺された為政者の事跡は全て失敗、なんていうのは普通の理解ではないからです。
それでは南北戦争と黒人解放は失敗であったか。
アポロ宇宙計画は失敗であったのか、という事です。

投稿: ブルー | 2012/05/09 20:58

>ブルーさま
私がここにコメントするのは
単に坂眞さまを守りたいだけです。
それは私が以前最初にblogを書き始めたときに坂さまから過分なお誉めの言葉をいただき、現在もそれを忘れていないゆえです。
私自身も政治Rankingの6位まで登り 坂さまは不動の1位を保って居た時期ですから6~7年前のことでしょうか・・・
その当時は8000ポイント程度でも6位になれましたから、全部の登録blogも40万ぐらいでした(現在は93万)。
 

及ばずながら・・・
私も一応 出版社の社長ですので ”校正は100回するのがモットー”としておりますから
自分のblog記事は10回は見直ししておりますし 他blogへのコメントも3回は見直してから投稿するようにしております。
 

坂さまのblogでは経済問題を扱わないですから
ブルーさまもご存じないようですが
私は三橋貴明その他のところで経済・特に金融政策や財政政策の是非についてさんざん討論してまいりました。
それをここでまた繰り返すのは愚の骨頂ですから
HNが名無しの権兵衛とか捨て台詞を残すだけの者たちが私には絶対勝てないと知っているのはお互い織り込み済みなのですよ。
彼らは小沢裁判で無罪のプラカードを持っている”首が日焼けしている”者たちと同類ですから学問的論争などが動機では無いのです。
本音は「利権の問題」なのですよ。
 

高橋是清につきましては
「日本の歴史15戦争と戦後を生きる」の42pには
「・・・斎藤内閣と高橋財政の特徴の二つ目は
政党政治の後退と軍部・官僚の台頭を導いたことである」
と書いてあります。参考までに・・・
 

また
「国家は破綻する」カーメン・M・ラインハート(日経BP社)の277pには
「・・・1800~2008年について・・・高インフレを阻止できたのは・・・南アフリカ、香港、マレーシアである」
・・・と 以下 「金融緩和・財政出動とインフレがセットで起きる」事例が列挙されております。
 

よって・・・私もブルーさまの小沢裁判に関するご見識と不動産取引に関するご知識は職業柄確かなものと敬服する次第ですが・・・
今回のコメントの最後の方はあまりにも杜撰なものですので今後は控えられた方が賢明ですよと申し上げておきます。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/09 23:39

すなわちアブラハム・リンカーンやJFケネディの事跡は、或いは織田信長やジュリアス・シーザー、大久保利通らの事跡は「失敗だわなぁ・・・(殺されて何が成功なのさ?)」なのでありましょうや。
ここで大佐殿は不肖ブルーめにそれについて御解説下さるかも知れない。
如何に浅学非才、曲学阿世なブルーもそれを聞いた途端に大きく頷き、ハタと膝を打つ事になるやも 知れませぬ。
しかし大佐殿。それでは遅いのであります。
そうした解説は、この論理が初出したやり取りの時でなければならぬのであります。
なぜならブルーがここで呈した疑問は、恐らく件の論理を目にした時に一般の人達が等しく抱くであろう事がほぼ間違いないと思える疑問であるからです。
件の論理の書き手たる大佐殿は、その論理が一般的には理解されにくい事を心得ていなければならず従ってそれを提示した時には解説をしなければなりません。
それはもう義務に近いものであります。
何に対しての義務かと申さば、大佐殿の書き込まれた文章。
その内容が他者に与える印象。すなわち大佐殿御自身に対しての義務に他ならないのであります。
読み手が抱く一般的な疑問を察せず、その疑問解消なしにサッサと次の話題に移行する事あらば、忙しい現代人たる読み手は、その書き手を多くの場合は見捨てるのであります。
それが対論の時であれば、「まともな話の通じない相手」と見なされ、その部分以降の後述の文章など読まずに、対論を中断しサッサと離れていくだけなのであります。
この一般的な疑問を察する、というのは巷間にいわゆる「空気を読む」などという浅ましくも押し付けがましくかつ卑しい連帯感などとは断じて違うのでありまして、ネットの掲示板といえども世間に自身の考え方を提示してみよう、と志す者なら必ず承知しておらねばならない心得のようなものです。
存命中に世間に認められずに終わった天才が如何に多いか。
世間に認められた天才など、才ある人達の中のホンの一握りです。
如何な天才といえども圧倒的多数の凡才が占める世間というものに認められなければ天才ではないのであります。
であるならば、その内容ではなく文章作法上で一般的な他者の理解を得られぬ事に平気であるのは、非常に危うい事であるとブルーは思うのであります。

投稿: ブルー | 2012/05/10 06:52

反橋下派の保守の人たちが、たびたび引き合いに出す、この「橋下氏は外国人参政権に賛成」についてです。

これの元ネタは、2010年4月7日放送の「アンカー」で、青山繁治氏が外国人参政権について質問した時の、橋下知事(当時)の回答です。

私は以前動画(セリフが棒読みでないもの)で見たのですが、今みつようけようとしても見つかりませんでした。
「ぼやきくっきり」さんのブログでその内容がテキストお越しされて全文書かれていますので、検索してみてください。

橋下氏は青山氏の質問に、「一般外国人には絶対反対。しかし、大阪の長としては、特別永住者だけに配慮は必要だ。」という旨の返答をしています。

しかし、私が動画を見た限りでは、青山氏にいきなり聞かれて、下調べもせず、とっさに答えたような感じでした。
その上、民主党の外参権案の内容でさえもよく調べてないようでした。

そもそも外国人参政権は国政の問題で、一地方政党にとっては、近々の問題ではないですし。それより、大阪改革ですべき事が山積みでしょう。

また、その後、2012年2月26日、大阪府定例議会答弁において、「議論を深めないうちに、結論を出すのはおかしい」といった主旨を述べています。この答弁からすると、彼は特別永住者の外参権について明言をさけています。
特別永住者の多い大阪の特殊事情から、ムダな喧嘩を避けているのでしょう。

実際にはどうかというと、大阪知事時代、そして大阪市長になってからも、大阪府、大阪市には実質的地方外参権と呼ばれる、国籍条項のない住民投票を含む自治基本条例等を、制定していません。(2012年3月7日現在)

ちなみに、韓国の革新系時事週刊誌ハンギョレ21は、橋下氏を、「在日朝鮮人の地方参政権に反対し、憲法改正と核武装に賛成する極右」と報道しています。

ところで、Wikiってガセネタも多いので、参考になりません。

投稿: 橋下さん、がんばれ! | 2012/05/10 12:50

>ブルーさま
あいにく当方には高橋是清についての著作がありませんので「財政出動(政府支出の増大)によって官僚と軍部の発言権が増大して、国際関係の調整がうまくゆかず、米国との戦争に突入することになった」と取り敢えず申しておきましょう。
陸軍の石原莞爾が上海事変に反対したことと
東條英機が南進策を取って対立したことも戦争に至る大きな要因でした。
石原が東條から排除されなかったら日中和解が成立していたかも知れませんから・・・歴史には不確定な要素が多数存在します。
 

三橋などの財政出動派は
ニューディール ヒトラーのアウトバーン建設 それと高橋是清・・・
この3つを財政出動の成功例としてよく持ちだす傾向があるのです。
しかし
いずれの場合もインフレが起きてそれを解消する手段として戦争に突入しているのです。
それが私の「高橋是清の政策は失敗した」とする根拠です。
巷間 デフレ・デフレと言われておりますが
本当は(ハイパー)インフレの方が怖いのです。
現在 日本国債の長期金利は 1%程度ですが、これが2%になると邦銀は全滅すると言われておりますからね。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51785333.html
 

>説明する義務?
ブルーさま
「預言者 故郷に容れられず」
という格言をご存知ですか?
http://kotowaza-allguide.com/yo/yogensyakyouri.html
これは
イエスはユダヤ人だったのですが、現在に至るもユダヤ人からは嫌われております。
イエスでさえ出来ないことが私に出来るはずもありません。
 

また
「ポアンカレ予想」を解いたものに1億円の賞金を出すフィールズ賞と言うものがあって ペレルマンという数学者が見事に解いたのですが 1億円の賞金を放棄して行方不明になっております。
彼の理論は
「ロケットで宇宙の果てまで綱を張り巡らせて
綱を引っ張って戻ってきたら・・・宇宙は球形
戻って来なかったら・・・宇宙はドーナツ型
ということですから・・・
これを集合という数式で解いたペレルマンの発見を素人にまで説明するのは至難の業ですよ。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/10 14:58

ブルー様

アラシは放置ということで、お願いします。

投稿: とおりすがり | 2012/05/11 16:16

以前にTVであったUFO・空飛ぶ円盤ブームの時にUFO肯定論者と否定論者の対決みたいなバラエティー番組がありました。
その時にUFO否定論者の学者が「あれは全てプラズマという現象です。」と言い切ったシーンがありました。
UFO否定はいいとして、この論はどうか、と見ていて思ったものです。
捏造が多いUFO映像を前にしてですね。全部プラズマ現象に起因する自然現象だ、っていうのはね。同じUFO否定論者でも賛同は出来かねる話でしょう。
対論でも論争でもある程度の共通の了解、というものがないと話は堂々巡りになったりあらぬ方向に突き進んだりして泥沼化します。
大佐殿の書き込みの場合、本論に添えられた傍論や挙げられた類例などに「それを了解事項としてもらっちゃ困る」というものが多いんですね。
その一つ一つが腰を据えて対論せねばならぬほど一般的な認識とかけ離れているので、それを問題にしようと思ったら本論そっちのけでそのための対論をしなきゃなくなる。
殆どの人はそんな手間をかけようなんて思わずトンズラでしょう。
確か絶対に勝てない、んですが、こんな勝利を大佐殿は本当にお望みなんでしょうか。
またそうやって終わるやり取りが多いとその対論に直接関わりのないユーザーとしても気詰まりなモンなんですね。
今アレはアッチに向いているけど、何かの拍子に矛先がコッチ向いたらどうしよう、厄介やな、って感じです。
例えばですね、大佐殿が初期から唱えられておられた
保守主義・・・・利己主義
左翼・共産主義・社会主義・・・・利他主義
↑これが正しい区分け。
という大佐殿特製のオリジナル区分があるでしょう。コーネルメソッドとでも呼びたいような。
これを結論として貰っちゃ困るって人、多いと思いますよ。納得いく説明があれば別ですがね。保守主義=利己主義というのには前に大佐殿の御解説があったと思いますけどあれじゃ不十分ですよ。
理解のとっかかりを求めて振り返ってもそこにはただ風が吹いているだけ、って感じです。
誤解して欲しくないのは、今、上に挙げたものが間違ってる、と言いたい訳じゃないんですよ。
間違っているかいないかに関わらず自説の出し方、断定の仕方に問題があると申しておるのです。
御自分の意識の中でならともかく、如何なる扱いにせよ対論相手がある時なんですからね。
例え、その論理が本論にさほど影響していない事が多いとしても問題です。

投稿: ブルー | 2012/05/11 19:00

>ブルーさん
あなたが「根(ね)抵当権」なんて言うからテッキリかなりのご仁と思っていましたが、かなり頭の血のめぐりが悪い方でしたね・・・
 

保守=利己主義というのは
「利己主義という気概」アイン・ランド(ビジネス社)
http://www.amazon.co.jp/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%B0%97%E6%A6%82%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%92%E7%A9%8D%E6%A5%B5%E7%9A%84%E3%81%AB%E8%82%AF%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/dp/4828414665/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1336745366&sr=1-1
に書いてあることです。
ランド女史は米国保守の代表的論客であり、その著書は小説も思想書も全米一の売り上げです。
もちろん故人ですが
ゲーリー・クーパー主演の映画「魔天楼」も彼女の原作ですよ。
 

「利己主義は他人の利己主義をも認めなければ成り立たないから、気概ある利己主義である」
「左翼は利他主義を信条とするが、これは”私はあなたに奉仕する”ということだから合理的では無い。
”だから・あなたも私に奉仕せよ”となって初めて合理的になる。
ゆえに利他主義とは『奴隷の要求』となる」
・・・とランド女史は著書の中で主張しています。
 

ブルーさん
保守とは自分を愛し自分の子どもを愛し自分の家族を愛してはいけないのでしょうか?
自分が生まれた祖国を愛してはいけないのでしょうか?
↑なんで利己主義がいけないのでしょうか?
 

それとも
保守とは自分の生まれた祖国を愛さずに外国を愛すべきなんでしょうか?
日本の保守とは韓国や北朝鮮・中国を愛すべきなんでしょうか?
↑利他主義とはこういうことなんでしょう?
 

「日本の保守は利他主義を信条とするのだから韓国などの外国を愛すべきだ」
・・・とブルーさんが考えていると思われるので
「頭の血のめぐりが悪い」と私はあえて言うのです。
 

この世に生まれて自分を愛せなかったら生きて行けませんよ・・・(自己嫌悪で自殺してしまう)
「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス(紀伊国屋書店)
http://www.amazon.co.jp/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E7%9A%84%E3%81%AA%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90-%E5%A2%97%E8%A3%9C%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89%88-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B9/dp/4314010037/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1336743173&sr=1-2
この進化論のベストセラーにはその原理が書かれていますが・・・
「あらゆる生命の主体は頭脳では無く(利己的な)遺伝子である」
というのが主題です。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/11 23:37

>ブルーさん
左翼の教育家・内田樹がこんなことを書いています。
「利益誘導教育の蹉跌」
http://blog.tatsuru.com/2012/05/11_1204.php
 

この中で彼は
「アップル社の前経営者スティーブ・ジョブズは偏屈だったから成功した」
と言っています。
 

しかしこれは
「偏屈な者は誰でもスティーブ・ジョブズになれる」
と言っているのではないのです。
巨人軍の王選手が「一本足打法」でホームラン王になったからと言って、一本足打法を採用すれば誰でもホームラン王のなれるのではない・・・のと同じ理屈です。
 

まぁ・・・ネットではこれと同じの2ch的詭弁を使う者がよく居ますが幼稚というしかありませんね。
昔なら「屁理屈を言うな!」と言われて頭をポカリと叩かれて終わりだったんですが、現在ではいい年をした者までがしたり顔で使うようですね・・・ブルーさん
 

財政出動した高橋是清と
楽市楽座・・・現在で言えば規制緩和で経済を成長させた織田信長が同じであるわけがないじゃないですか・・・
 

学問的に言えばですね・・・
「人間は哺乳類だが 哺乳類全部が人間では無い」
ということです。
ブルーさん
サウナにでも行って頭をリラックスさせてから、もう少しまともな質問をしてみてくださいね・・・

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/12 00:02

坂様、ブログの内容とは外れコメントですみません。

私は柳生大佐さんにはついては、おおむねブルーさんが書いた通りの感想を持っているのですが、そういう人は少ないのでしょうか?

投稿: | 2012/05/12 13:04

とおりすがり殿のおっしゃるような事は全くありませんで、大佐殿が善意の人である事はワタクシもよく承知しております。
ワタクシのコメントに加勢して頂いたり補足して頂いたりもしており、感謝もしております。
大佐殿は意見を同じゅうする者には大変に親切なのであります。
問題は意見が異なった時であります。
今まで挙げた事はホンの序論に過ぎない事でありまして、本題はこっからであります。
ところで大佐殿がワタクシ宛てに現在まで書き込まれているコメントは、もちろん有り難く拝読しております。その点は御懸念なきよう。
ワタクシがそれらについて今のところ具体的にコメントしないのは、今やろうとしている事が大佐殿に対する反論や質問ではなくして、大佐殿御本人への苦情申し立てであるからです。
それで今まで挙げた事なんですが、実は問題であると思っていますが、それだけなら看過出来ぬものでもないとも思っておるのであります。
時には面白く読む事もありますし。
それが看過出来ぬ問題と見なす他ならなくなるのは、それらの事があった上で大佐殿の書き込みは異論をもつ対論相手には対論の最初からトゲトゲしい揶揄と毒々しい蔑みの表現でもって応じ、凄まじい愚弄表現に満ちているからであります。
そんな表現がなくても充分反論になっているのにも関わらずです。
他者と了解に達する事が難しい個性派論理と激しい愚弄表現と、どちらか一つなら、まあ我慢出来なくもない。
大佐殿の対論コメントの場合、それらが複合しているから厄介なんですね。
何しろどんな些細な事でさえ絶対に両者の合意に達する事はないので、相手が激昂して書かなくなるか、大佐殿が「グゥの音もでるまい(いやホントある意味実際にそうであります)」とトドメの一言を加えるまでは揶揄と侮蔑と愚弄の花盛りとなる。
ワタクシは経済議論には疎いですが、それでも大佐殿のような自由主義経済派の人が金融の量的拡大政策否定にマルクスの言葉を持って来たら驚きます。
その驚きをストレートに表現すると
アホ
私は「マルクスの肩に乗った」だけである。
と来る。いや、大佐殿的には意味が通ってるんだとは思いますよ。
しかしアカの他人には大佐殿の頭の中に存在する論理の道筋なぞ判ろうはずがありません。多少、頭の血巡りが良くなったって無理です。
その上「アホ」ですからね。参ってしまいますよ。

投稿: ブルー | 2012/05/12 16:07

橋下さんがんばれ!さん。へ


Wikipediaはガサネタが多いってのは、都合が悪くなると、よく使う人がいますよね。


外国人参政権について下調べもせずに(橋下氏が)答えてしまった、とありますが、

下調べが必要なことでしょうか?ましてや橋下氏は弁護士で法律の専門家です。

橋下氏は大胆な発言や行動は抜群にみえますが、「外国人参政権、人権侵害救済法案」について大反対の意思を明確に発信していないのをみても不可解です。


「永住外国人との無駄な喧嘩を避けたい…」と橋下氏の代弁をなされているのですか?


喧嘩ではなく、大いに永住外国人と対峙するべきですよね。

労組も永住外国人も根は同じです。


労組とは対峙するが、永住外国人の不正には対峙しないでは 筋道が通りません。

投稿: M | 2012/05/12 22:14

橋下さんの目標は、統治機構の改革。
自分の思想を表に出さないのは、思想を表明してケンカ相手を増やして、それを断念させられたくないんだと思います。
そこが、現実主義者といわれる所以でしょう。
賢いやり方だと思います。

労組をやりこめるってことは、永住外国人優遇もなくしていくってことですよ。
永住外国人がここまで、でしゃばってきてるのも、よくよく見てみると、労組が手引きしてやっているのです。
外国人地方参政権だって、労組がコントロールできる首長を当選させるための票田のために労組が主導しています。
労組と永住外国人の利害が合致しているのです。

橋下さんが以前言ってましたよ。労組に担がれないで当選したのは、自分が初めてだと。
今まで、労組がこそこそ政治活動して、自分たちに都合のいい首長を当選させてきたのです。
これは、きっと大阪だけの話じゃないでしょう。

今日本は領土問題だけでなく、特アから間接侵略されていると言ってる人もいます。
これも調べてみると、既得権益の日本人が私利私欲のためにしている行為が、結果的に売国になっているのです。

例えば、最近中国人がやたら増えて、中国に乗っ取られると騒いでますが、これは観光ビザや移民ビザの緩和をすれば外国人が増え、ポストや予算も増える法務省や観光局がしていることです。

テレビ局の腐敗も、しかり。総務省がおいしい天下り先確保のため、今まで野放しにしてきたのが原因じゃないでしょうか。(ついこの間も、電波利用料のオークション制導入案がつぶされた)

外国人問題の是正には、こうした既得権益の売国日本人にメスを入れるのが一番効果的です。

ではこれらを是正するには、実際どうすればいいのか。
それには、橋下さんの目標である、統治機構(中央集権から道州制へと)改革が一番有効だと思うのです。

今まで、さんざん霞が関解体と、いろんな政治家が言ってきましたが、結局、今の中央集権制では、何も変えることができなかったのです。それどころか、現政権にいたっては、官僚の言いなり状態です。

道州制の導入で、中央で全て仕切っていたものが、地方の権限へ振り分けられることにより、官僚機構改革が行われるのです。

投稿: 橋下さん、がんばれ! | 2012/05/13 05:19

>ブルーさん
 

私は私の方から愚弄するような言説をしたことはありませんよ。
相手が私や日本人一般と管理人さまを愚弄したときだけ反論しているだけです。
 

そもそも
2chでよくあるように 捨て台詞で論理など無い 最初から愚弄したような 名前も持たないようなコメントをする輩など最初から相手にする必要など無いのです。
 

>敵の理論を使う是非?
ブルーさん
それは「形式主義」であり「公家的世間知らず」ですよ。
学園闘争華やかざりしころ・・・
左翼学者は
「マルクスの方が背が高い」
と言って自慢したのです。
これに対する保守学者の反論は
「私はマルクスの肩に乗っている!」
(だからマルクスより視野が広い)
というものでした。
 
戦場では敵の銃を奪って戦うのも普通のことです。
 

分かりましたか?
ブルーさん
あなたの悩みは単に「無知」なだけですよ。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/13 08:04

あなたの悩みは単に「無知」なだけですよ。

かかる表現が他者に対してどんな印象を与えるか。
それが意識に全く登らない、というのもさすがに「有識」とは呼べないと思います。
まあなんにしても、他人に相手にされてる内が華だと思うんですよネ。
ココではお世話にもなっているし、一応説明しなきゃフェアじゃないかな、と思って始めた事ですが、さすがに面倒くさくなってきました。
もう少し書く事柄があるような気もするし、恐らく大佐殿には判っては頂けまい、という覚悟で始めた事なのですが、コレやってるとココではコレに専念するしかなくなるんです。
大佐殿は三橋貴明って人が嫌いらしいけど文章として…あくまで文章としてですよ内容じゃなく…文章として大佐殿と三橋氏とどちらがアカの他人から信用されやすいか、他人が受け入れやすいか、お考えになった方がいいんじゃないかと思います。
三橋氏は出版本の執筆者というプロだけど、大佐殿も出版社社長というその道のプロであらせらるから、こういう比較は決して無理ものではないと考えます。
なんでも書き方一つでどうにでもなる、って事をよくよくお考え頂きたい。
それが文章の力の一つである事を思い起こして頂きたい。

投稿: ブルー | 2012/05/15 11:56

>ブルーさん
 

あなたが
「保守が左翼の理論など使うな!」と言うから

左翼学者が「マルクスはお前よりも背が高いから学問の視野が広い!」と自慢したので
当時の保守学者が反論して
「しかし私はそのマルクスの肩に乗っているぞ!(だからもっと視野が広い)」と言ったことが読売新聞に載っていたのですが
40年以上も前のことだからあなたはご存じないことだったかもしれませんね・・・
江藤淳だったか?村松剛だったか?有名な大学教授でしたよ。
まさか
「己を知らず敵を知らずば 百戦百敗す」(孫子の兵法)
も知らなかった と言わせるんじゃないでしょうね?
ブルーさん
 

英語にfantasicという言葉はありません。
fantasticなら通じますが・・・

仏教には
先祖供養も霊の存在も教義にはありません。
「ビルマの竪琴」という映画で竪琴を奏でる僧侶が出てきますが 仏教では「音楽禁止」です。
http://www.youtube.com/watch?v=iC7r4tHyo8g
 

たとえ正論であっても 他人に受け入れさせるのは如何に困難であることか・・・
ということですね。
内容の如何とか 文章の巧拙とか は関係なく・・・

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/15 13:40

大佐殿が衒学的でビブリオフィリア的な知識を膨大にお持ちである事は良く、よーく判っております。
問題はそれら知識と外部との関連付けですね。
大佐殿が引用し他者に対して適用する知識というのが非常に突拍子もないものが多く、しかも唐突で分かり難い。
それが大佐殿の他者軽視と密接に結び付いているのが第三者にはよく見えるのですね。
大佐殿の「イノベーション」論がここで大抵の人に受け入れられないのも同じ理由です。
意見が違うから受け入れられない、というのとちょっと違うのが見て取れる。
書き方一つというのはそういう事です。

投稿: ブルー | 2012/05/15 20:09

>ブルーさん
 

好人物で誰にでも好かれるとしても
言うことが間違っていたら 何の意味もありません。
 

「倫理があってから、ものがあるのではない。
ものがまずあってから、倫理があるのである」
福沢諭吉「学問のすすめ」
 

スティーブ・ジョブズは
統合失調症・・・昔で言えば精神分裂症だったので
よく訳も分からず突然部下を怒鳴りつけることがあったそうですが
彼がやった仕事は偉大でした。
 

↑ブルーさんはジョブズも叱りつけるんですかねぇ・・・

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/15 20:55

しつこくてスミマセンがね。
スティーブ・ジョブズは統合失調症・・・昔で言えば精神分裂症だったので、よく訳も分からず突然部下を怒鳴りつけることがあったそうです。
こういう事を客観的に認知出来る人が同じような事をするのは意味が全く違ってきます。
スティーブ・ジョブズ氏は、あくまでも「よく訳も分からず怒鳴りつけ」ていたのです。
それでもそのツケは「会長職以外、アップルでのすべての仕事を剥奪される。」といった形でシッカリと回って来てもいる。無傷では済んでいないんですよ。
まあ大佐殿もその辺はよく判っていらっしゃるとは思いますが、一応。

投稿: ブルー | 2012/05/15 23:25

>ブルーさん
しつこいのは構わないんですが・・・
あなたのコメントの意味がぜんぜん分からないんですが?
 

私が言うことは明快至極!
結果良ければすべてよし!
 

乱暴であっても仕事ができればいいんですよ。
コメントも内容如何です。体裁ではありません。

投稿: 柳生大佐 | 2012/05/16 15:05

今やってる民族定義議論があるじゃないですか。
あの議論においての最新の大佐殿のような論調と話の進め方なら全然オッケーという事です。
ああいう調子なら異論があっても受け入れられるし、いつか考えが変わって賛同する事だってあり得る、という気にさせられます。

投稿: ブルー | 2012/05/16 19:29

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