今日も徒然なるままに
私が左右を問わずカルトを許容しないのは、彼らがインチキだからです。
連中の言うことを聴いていたら、人間の未来、人間社会の将来はバラ色です。
社会主義を実践すれば世の中が良くなる、あるいは反米愛国を貫けば日本は良くなる、
んなわけねえだろう!と私は思うわけです。
格差のない社会、平等な社会、豊かな社会…
そんなもん永遠の幻想だっちゅーの。
そもそも平等な社会と豊かな社会は両立できません。
これは歴史が証明しています。
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人間の心には闇があります。
社会は不条理に満ちています。
が、これは当たり前でね。
人間というのは、欲望と理性の微妙なバランスの上に成り立っているのです。
欲望と理性の葛藤、これが人間の尽きることのない悩みを生むわけです。
この悩みは誰も救ってくれません。
だから宗教に頼る、イデオロギーに依存する。
でも、それはあまりにも安易すぎます。
そこに待っているのはカルトの落とし穴です。
人間の心に闇があるのは当たり前、社会に不条理があるのも当たり前、そう思えばいくらか楽になるのではありませんか?
欲望に囚われた人間は人間であることを忘れます。
理性に縛られた人間は人間存在を理解できません。
ただ、こういう人は少数派です。
ほとんどの人が欲望と理性の狭間で揺れている、と私は思います。
人間というのは複雑で、奥深くて、きれいなところとドロドロとしたところが併存しています。
理屈では割り切れないのです。
そんな人間が寄り集まって作る社会はもっと複雑ですから、そこに不条理が存在するのは当然でしょう。
にもかかわらず、昔の私は恋愛まで理屈で語ろうとしていました。
ほんとうに食えないヤツです。
恋人に愛想を尽かされるのも当然か(爆)
若すぎた、と言うより幼すぎたのです。
当時の私は、「科学」とか「真理」という言葉に弱くてね。
「歴史には発展法則がある」と言われると「なるほど」と思うわけです。
矛盾の相克と、その止揚が質的により高次な社会を生み出すと聞かされると、目からウロコ状態になるわけです。
が、人間や歴史を科学できると思うのは人間に対する冒涜ですね。
もし、そうできるのであれば、今ごろは格差もなければ戦争もありません。
私は、格差というのは、人間が人間である限り避けられないと思います。
戦争も同じでしょう。
まあ、逆に言えば、だからこそ理想なのです。
が、格差のない社会、戦争のない社会というのは、人間性の否定の上にしか成り立たないと思います。
人間が自由を欲求する限り、そこには競争が存在するわけで、競争がある限り格差は必然になります。
で、その格差は摩擦を生み出すわけで、それが国家間の格差になると戦争につながるわけです。
そういう意味では、帝国主義の不均等発展が戦争を生み出すというレーニンの指摘は極めてごもっともなのです。
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この国はアラブのどこかの国と違って、そこら辺を掘れば油が出てくるわけではありません。
米国のように豊富な資源と肥沃な国土があるわけでもありません。
強みがあるとすれば、勤勉で、秩序正しく、思いやりのある国民がいることだけです。
この国が生きていくには自由貿易と開かれた市場が欠かせないのは自明の理です。
資源を輸入し、それを加工して高度な製品に仕上げ輸出する、これがこの国の基本です。
貿易依存率が高いとか低いとかは本質的問題ではありません。
資源がない、土地がない、ないないづくしの国が発展していくには何が必要か、それは言うまでもないでしょう。
戦前の日本は保護主義(ブロック経済)に敗北しました。
戦後日本の繁栄は自由貿易と開かれた世界市場の賜物です。
それを自ら否定するような売国の輩が、あたかも「愛国の士」のように持ち上げられるのですからネットも限界ですね。
今の日本の貿易依存率の低さをもってして、戦後日本の発展の原動力になった貿易の重要性を否定することはできません。
巨額の所得収支の黒字は、長年わたる貿易黒字のおかげなのです。
極論すれば、と言うか誤解を恐れずに言えば、米国という後ろ盾がいて、巨大な米国市場があって今の豊かな日本がある。
この歴史的事実と対米自立を混同してはならないと思います。
だから私は、ネットを跋扈する子供じみた「反米論」を批判するのです。
もちろん今の日本はまともではありません。
日米関係は「主従」の関係です。
これは左右を問わず共通認識でしょう。
では、対米自立はどうしたら可能になるのか?
それは、左翼や反米保守の言うような「反米」を唱えることではありません。
日本と日本人が自立の意志を持ち、そうなれる条件を整備することです。
その第一歩が、自国の安全保障を他国の善意に依存する現憲法の改正です。
自前の軍隊もなく、交戦権もなく、米国の核の傘に依存している国が反米?
盧武鉉時代の韓国ではありませんが、「日米同盟を解消してやる」と言われてオロオロするのは目に見えています。
外交や国際関係は、その国の置かれた立場や国力に制約されるのです。
今の日本が独力で中国に対抗できますか?
否でしょう。
そのための基礎的条件整備も行わずに「反米」を声高に叫ぶのは、右も左も同じ、「売国の輩」です。
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ところで、その「売国の輩」の代表である中野剛志に対する橋下徹の批判を転載しておきます。
橋下は雑草であり、政治の当事者でもあります。
その橋下の中野批判、なかなか鋭く、モヤシみたいな電波芸者には太刀打ちする術(すべ)もないでしょう。
橋下徹@t_ishin 5月1日
それとね、一般の人が大阪での政治運動や大阪都構想について何を述べようが構わない。それこそ表現の自由そのもので、こちらがきっちりと説明していかなければならないから。小林よしのり氏のように何も勉強せず公の媒体を使って侮辱してきたら猛反撃するけど。
橋下徹@t_ishin 5月1日
ただね、中野剛志氏は政治をバカにしちゃいけない。それは現役の経済産業省官僚だからだ。氏はある雑誌で、大阪のバカげた政治運動と言い放った。自民党、民主党、公明党、みんなの党が、大阪の民意を尊重して、大阪都構想の法案作成に取り掛かり、自民・公明・みんなは法案提出をして下さった。
橋下徹@t_ishin 5月1日
中野氏はちっちゃな領域でちょっと注目されて調子に乗ってしまった。氏の著書によると、氏の言論活動で日本全体のTPP論議が動いているそうな。政治の現実を知らない官僚の思い上がりの恐ろしさを痛感した。氏は経産省に身分を置いたままなんだよね。これだけ公に政治をバカにした官僚もいないだろう。
橋下徹@t_ishin 5月1日
官僚だって人間だ。選挙の結果に納得いかないこともあるだろう。それでもそれまでの政治プロセスを認識して、民意というものを尊重する。それがなかったら行政の民主的統制などあり得ない。まあ日本の行政が官僚主導だってよく言われるけど、第一に政治が弱い事。同じ価値観で政党が組成されていない。
橋下徹@t_ishin 5月1日
だから政党の中で意思決定ができない。もう一つに選挙結果や政治プロセスを尊重しない官僚に去ってもらうシステムがないこと。官僚の意見も聞かないと政治は大変な誤りを犯す。しかし最後政治的に決定したことはきちんと実行してもらわないと政治が動かない。失敗の責任は政治と有権者が負う。
橋下徹@t_ishin 5月1日
中野氏は国の官僚だから大阪の政治決定は関係ない?これが身分保障に甘えた公務員の典型なんだ。公務員は自分に対して人事権を及ぼす者の言うことしか聞かないという悪例。公務員も政治的主義主張、信条は自由だ。しかしそれは公務員の衣を脱いだ後の話だ。中野氏はまだ経産省の衣を着たままだ。
橋下徹@t_ishin 5月1日
今は大学准教授ですからなんて言う言い訳が通るか!政治的なプロセス、自分の意見を政治的に反映させる民主的プロセスも知らない若造官僚が、大阪での政治をバカにしたら、そりゃ徹底的にいきますよ。こういうのがこれまでの中央集権の典型だったんだ。中央の官僚は地方をバカにしていたからね。
橋下徹@t_ishin 5月1日
自分の意見を国の政治に反映させようと思えば膨大な民主的作業が必要だし、場合によっては権力闘争もしていかなきゃならない。ちょっと本書いて、ネットで賛同者を得て、講演会に呼ばれて、それで国論我にありなんて勘違いしている官僚は正さなきゃならないでしょ。
橋下徹@t_ishin 5月1日
経産省もどんな指導してんだよな。こういう官僚を放っておいたら、政治決定に背く官僚組織を認めることになるよ。腹の中やプライベートで当該政治決定に反対するのは自由だろう。しかしオフィシャルでは政治決定を、しかも地方の政治決定も最大限尊重するのが政治・行政だろ。
橋下徹@t_ishin 5月1日
民主党さん、経産省、しっかりと若造官僚を指導教育して下さいよ。イギリスの大学で小難しいことをどれだけ勉強しても、政治的プロセスや選挙結果の意味、国と地方の関係について何の理解もないなら話しにならん。勉強ばかりし過ぎると肝心のことを忘れてしまう典型。大学准教授だからは通りませんよ!
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まったく同感です。
ただ、「勉強ばかりし過ぎると肝心のことを忘れてしまう典型」とは思いませんけどね。
そんなに勉強しているとは見えません。
もし、してるとすればニッチな分野でしょう。
「肝心のことを忘れてしまう」のは思想、つまり人間観とか世界観が欠落しているからです。
だから大局を見通せない。
「氏の著書によると、氏の言論活動で日本全体のTPP論議が動いているそうな」
が事実であれば、この中野剛志は底抜けのバカですね。
ただ、私は中野の当該著書を読んでいないので、あくまでも橋下によれば、ですが。
この中野剛志という男、かなり前、朝からテレビに出て、ペラペラともっともらしいことを語っていましたね。
私は、この軽薄な男は何だろう?と奇異に感じました。
で、よく聴くと、言ってることに根拠が乏しく、一面的でコジツケとしか聞こえない。
ほんとうに薄っぺらという言葉がピッタリでした。
どうしてこういう輩をテレビが重宝するのか解りませんでしたが、電波芸者と考えれば納得がいきました。
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中野のTPPに関する主張を要約すると以下のようになります。
①曰く、日本の農業は壊滅的な打撃を受ける。
②曰く、国民皆保険制度が崩壊する。
③曰く、米国がドル安により輸出振興政策を志向すれば日本の輸出は伸びない。
④曰く、安い外国の製品が輸入されるようになりデフレが促進される。
以下は、私の反論です。
①反対派は国内農業保護を掲げているが、そもそも農業生産のGDP比は0.9%に過ぎない。
しかも、農業生産額の3割を占める野菜の関税は既にほとんどゼロに近い(財務省貿易統計 実行関税率表)。
中にはコンニャク芋のような例外(関税率1706%)もあるが、農産物として生産され、市場に流通しているのは日本のみである。
主要農産物である小麦は、既に9割以上が輸入品だ。
もっとも影響を受けると思われるのは関税率778%のコメだが、世界のコメのほとんどは日本人が食べない長粒種であり、品種転換は容易ではない。
こういう状況下で「国内農業保護」を掲げても説得力に欠ける。
日本米の真のリスクは、日本企業が中国で生産を増加させている「日本米」である。
国内のイグサ生産が壊滅した歴史を忘れてはならない。
②TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)で国民皆保険制度が崩壊する、という主張がある。
が、TPPは経済連携協定であって、自由内政干渉協定ではない。
経済連携協定は、国境を跨ぐことによる経済障壁(例:関税、過度の国内企業保護、煩雑な輸入手続)をなくすための協定であり、各国の政策の都合による経済障壁(例:消費税、公的医療保険)をなくすための協定ではない。
もちろん政策の都合を口実にして海外企業を排除する行為には歯止めが必要である。
なぜなら、それを許すと協定が形骸化してしまうからだ。
が、日本の公的医療保険制度は、日本の医療・福祉政策の都合で導入された制度であって、国境を跨ぐことによる経済障壁ではない。
しかも、国内企業も海外企業も完全に対等だから、内国民待遇(相手国の国民や企業を自国民と対等に扱うこと)の原則にも反しない。
つまり、国内産業に特別な有利をもたらす仕組みではないのだから、政策の都合を口実にした協定の抜け道には該当しない。
したがって、TPPにおいて日本の国民皆保険制度の廃止を求めたり、混合診療の解禁を求めたりするのは経済連携協定の趣旨に反する。
要求が趣旨を逸脱したものであれば、断固拒否すればよい。
医療分野で真に警戒を要するのは、TPPではなく米国による医療の自由化圧力(要求)である。
③私はTPPに反対であるが、すべてがマイナスのように主張する連中には同意しない。
輸出産業にとって有利に働くのは間違いない。
「米国がドル安により輸出振興政策を志向すればTPPに参加しても日本の輸出は伸びない」という主張は、1960年代から現在に至るまでの日米貿易の実態を無視した「為にする議論」である。
自動車や家電などの耐久消費財に関して言えば、米国に国際競争力はなく規格も違いすぎる。
どんなにドル安になっても、米国の車や家電が日本市場に受け容れられるとは思えない。
食品や衣類などの非耐久消費財についても同じことが言える。
日本人と米国人は味覚に大きな相違があるし、衣類でユニクロに対抗できる米企業が存在するだろうか。
米国がドル安をテコに輸出振興政策を推進したとして、いったい日本に何を売ると言うのだ。
たとえドル安が続いても、輸出産業にとって関税は低い方が有利に決まっている。
しかも為替市場は、米国が恣意的に操作できるほど単純ではない。
車や家電で日本企業を脅かしているのは韓国である。
④ TPPに関しては、「価格の低い商品が今以上に輸入されてデフレがさらに進んでしまう」という主張もある。
が、これもどうかと思う。
デフレを世界中に輸出しているのは中国であり、しかも、中国の対日輸出を担っているのは、大部分が日本の企業や商社である。
しかし、その中国は賃金コストの上昇が著しく、日本の企業や商社はTPPに関係なく、その生産拠点を参加予定国のベトナムやマレーシアに移転しようとしている。
資本が、より安い生産コストを求めて移動するのは資本主義の必然であって、TPPとは直接関係がない。
TPPに参加しようがしまいが、このままでは国内の産業空洞化はますます進む。
これをどう防ぐかは、TPPの問題ではない。
○金融に関しては、またぞろ「TPPは年次改革要望書の復活であり、郵貯かんぽのカネを収奪する」などという主張が散見されるが、性懲りがない、という感想しかない。
もう異常と言ってもよいレベル。
米金融資本がどうやって「郵貯かんぽのカネを収奪する」のか?説得力のあるプロセスを明らかにせよ、と言いたい。
銀行に関しては、私はまったく心配ないと思っている。
確かに日本のメガバンクは国際競争力に劣る。
が、これは1980~90年代初頭のバブルに懲りて積極的にリスクを取らないからだ。
が、逆に言えば、それだけ「安全」ということでもある。
リーマンショックの時を振り返れば、それがよく解る。
ただ、日本のメガバンクが現状のままでよいとは少しも思わない。
○私が、TPPでもっとも危険であると思うのは、経団連の求める移民の促進である。
少子・高齢化の進展と人口の減少。
この日本の衰退原因を除去するために移民の促進を求めるのは一理ある。
石原慎太郎が移民の促進を主張するのも同じ理由である。
が、私は、これだけは絶対に反対である。
フランスやドイツ、オランダ、北欧を見てほしい。
伝統的価値観は破壊され、国民は分裂、そして極右が伸張する。
戦後の早い段階からトルコ移民を受け入れてきたドイツでは、若者の3人に1人をトルコ系(イスラム教徒)が占めるそうだ。
若者が増えると言っても、こんな国にはなってほしくない、日本は。
------------------------------------------------------------------
私は、中野の主張は売名のためのプロパガンダだと思います。
そして、その根底は、森田実などの左翼に通じています。
つまり売国左翼とメダルの裏表なのです。
こういう主張をまともに受け止めているあなた、カルト度は相当ひどい状態ですよ(爆)
カルトは容易に感染するので要注意です。
~文中 敬称略~
【コメント投稿について】
批判・反論、大いにけっこうです。
が、根拠を示さないものや「書きなぐり」は表示されません。
他人様の受け売りではなく、自らの言葉で書かれることを希望します。
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【追記】(重要)
橋下大阪市長のTwitter(橋下徹@t_ishin)が攻撃を受けているようだ。
橋下徹@t_ishin 13時間前
そうなんです。ツイッターでデモをやろうという運動をやっているようでして。事務局が調査に乗り出しましたらアカウントを潰そうとか、ブロックに対する対抗措置を考えようとか。 RT @suikoden111: …これってどういうこと?フォローしてないツイートがホームに入ってくるってこと橋下徹@t_ishin 13時間前
あーあ、もう無茶苦茶になっちゃいました。フォローしていない人による公式リツイートのオンパレード。茂木さんのツイートに返信しようと思ったんですが、そのツイートがもう見当たらなくなりました。
理由は次のようなことらしい。
橋下徹@t_ishin 10時間前
ツイッターによってこういうデモも成立するんですね。面白い!さっきのTL占拠はこのような運動の一環なんだろうね。 @uskadg ■■橋下イラネTwitterデモのお知らせ【拡散】★本日5月3日22時~、Twitterデモ開催します!!★橋下氏に不満の方国政進出に危惧を抱く方★
Twitterでデモやって、橋下のアカウントをつぶそうとしている。
カルトは怖いね。
絶対に許せない!
世も末だよ(怒)
このブログにもカルトが押し寄せてくるのかなあ(爆)
私は、カルトは容赦なく削除します。
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コメント
いつも拝見しています。
年齢的にはちょっとしたですが、環境的にはほぼ同じ道をたどっているようです。
家庭の都合で大正、昭和前半を公務員として生きた祖父母に育ててもらいましたが、いつも言われていたことを思い出します。
「学問は一生の宝である。が、しかしそこに効率を求めるな。人生もまた同じ。狡賢さは詰まるところ狡さしか残らないが、愚直であってもバカ正直であることは極めれば正直が残る」と。
坂様がよく相に言及されますが、「オレは損はしない」「オレは騙されない」「オレは知ってるんだぜ」といった精神的貧しさや傲りが相に現れている人が多いですね、確かに。そしてそういった人々の共通点は、損をしたと思うとそれは人のせいだと責任転嫁する。その卑しさが現れるんでしょうね。
私はバカ正直で損をするのは自己責任。その失敗から学んで次に活かすのだと思っています。いい年をしてまだまだその道半ばにも達していませんが。
ご自愛のほど、また更新を楽しみにしております。
投稿: バーニー | 2012/05/05 14:35
>以下は、私の反論です。
>①反対派は国内農業保護を掲げているが、そもそも農業生産のGDP比は0.9%に過ぎない。
>しかも、農業生産額の3割を占める野菜の関税は既にほとんどゼロに近い(財務省貿易統計 実行関税率表)。
中にはコンニャク芋のような例外(関税率1706%)もあるが、農産物として生産され、市場に流通しているのは日本のみである。
>主要農産物である小麦は、既に9割以上が輸入品だ。
もっとも影響を受けると思われるのは関税率778%のコメだが、世界のコメのほとんどは日本人が食べない長粒種であり、品種転換は容易ではない。
>こういう状況下で「国内農業保護」を掲げても説得力に欠ける。
>日本米の真のリスクは、日本企業が中国で生産を増加させている「日本米」である。
>国内のイグサ生産が壊滅した歴史を忘れてはならない。
これはちょっと違うと思う。
カリフォルニア米、タイ米、ベトナム米、日本企業による中国米、いろいろの米ごとに批判すべきではないのか。
その中で価格の安さ、おいしさはカリフォルニア米は20年前の比ではない。日本にとって脅威ではないのでしょうか。
プログ氏は中国米が脅威といっているが、私みたいに食べ物はどんなに安かろうが、100分の1だろうが「シナ」と名がつくものは絶対買わない。このような人もいる。
したがって、この点ではプログ氏にまったく反対の立場である。
投稿: TPP反対 | 2012/05/05 15:34
橋下氏に関しては、是々非々で見ていく必要があると思います。
国政についてはここでは置きますが、大阪改革のフレーズ「大阪都構想」という言い方には非常に違和感を感じます。
まず、大阪が首都でないのになぜ「都」を使っているのかが一つあります。また、「大阪都構想」では、氏の意図が伝わりにくいのではないかというのがもう一つです。
この構想、大阪市と大阪府の二重行政をなくすために、大阪市の部分を東京23区みたいに「大阪府浪速区」みたいにするものですが、それなら「東京特別区」という言い方に倣って「大阪特別区構想」の方がはるかにわかりやすく、意図も伝わりやすいと思います。
また、TPPについては、現政権下での参加は断固反対です。
日本の不利になるようにしか交渉を進められないのが明らかだからです。
消費税増税に至っては論外で、法案提出前に解散総選挙が筋でしょう。消費税は上げないと言って政権を取ったのですから。
とにかく、国政については遠回りに見えても解散総選挙が一番の早道だと思います。
投稿: | 2012/05/05 16:08
こんにちは。いつも貴ブログを拝見させて頂いております。
ツイッター上での橋下デモは、氏のバックボーンに韓国民団等があり、よからぬ方向へ進んでしまうのではないかと危惧する方々が起こした事ではないでしょうか?
氏の教育に関しての取り組みは応援していますが、いずれ国政に望んだ時にまた民主党の様になってしまうのではないかとの不安も正直なところあります。
投稿: 旋風 | 2012/05/05 16:40
はじめてコメント致しました。 ネットも数年前は反米保守が意気揚々としていた時期もあったかと記憶してます。
わたくしは親米ですね。
とはいえ、米国の全てを肯定は致しません。
日米関係もブログ主様の主張と同感です。
反米保守では日本は護れません。
投稿: M | 2012/05/05 17:22
欲望と理性と言いますが、欲望には本来の欲求と代償欲求があります。本来の欲求は充足されれば人は芯から満足できますが、代償欲求はどんなに充足されたような状態になっても、人は芯から満足できません。
客観的に見れば、既に十分すぎるほどのお金持ちでも、更なるお金を求めたり、客観的に見れば、既に十分すぎるほどの名誉や権力が得られている人でも、更なる名誉や権力を欲しがるのは、それらが代償欲求だからです。
本来の欲求も代償欲求も同じ欲望として捉えている間は、理性と欲望の対立になってしまいますが、代償欲求にはむしろどんどん理性を介入させる事で人間として自虐的な争いなども抑えられます。
人類この面が未だ未熟なので戦争の歴史になってしまっているわけです。
恋愛は本来の欲求の分野ですから、理性を持ち込んでも仕方ない。私も若かりし頃は坂さんと同じような過ちを犯しました。(本来の欲求に理屈で応えていたのでは、うまく行くわけありませんよね・・。)
格差の問題も、代償欲求の自覚の問題と裏表です。
悪平等はいけないが、余りある格差は代償欲求の暴走ですからダメです。
今の日本の一番の問題は、実働者冷遇でしょう。
円高による輸出製造業の衰退に合わせて、金融投資が日本の基幹産業の一つになり、合わせて、実働者の冷遇が始まりました。
欧米社会はずっと前から実働者は奴隷階級のようなもので、極一部の超大金持ちが実権を握っています。その状態を世界標準にしようというのが、今のグローバルスタンダードの流れです。日本でも企業経営者とか金融投資で大金を得た人とか元々大金持ちである人などは、世界標準大歓迎!みたいですね。
格差と競争が進歩を早めるのは、無意識に追い立てられてられるから。本来の自信を持てない人にとって、他人より上は重要な代償欲求ですから。
本来の自分が自信が持てるように本来欲求の充足を主に、代償欲求は代償欲求である事を自覚した上で、過剰にならないように、が健康のために良いと思います。
健康な人の集まりなら人間社会も健康になりやすいでしょう。
代償欲求に翻弄されず、
実働を尊び優遇し、
格差はほどほどに、
なら健康な人間社会になると思います。
橋下氏も、他の政治家も、
政治家としてリーダーシップを取っているのだから、ここに記した程度のことは十分に解っていてほしい。
投稿: heyborn-θ | 2012/05/05 19:36
だから管理人さん、人格・容姿批判は何ら根拠のない事ですよね? 顔が気に入らないからメタクソに侮辱するってのはあなたが嫌っている極左の連中と同じ手法ですよね?
橋下さんをものすごく評価しているのは分かります ですが橋下さんにも怪しい部分があるのも事実です なのに意見する人を捕まえて「~の主張を理解しないのは馬鹿!」と叫ぶのは間違いです それにこの構図どこかで見たことありませんか? そう、2009年の選挙です
政治は0か100かではありません
投稿: | 2012/05/05 20:31
日本の場合、建設的な議論が出来ない風土があるんじゃないでしょうか?
TPPについても、結論ありきです。TPPで国民皆保険がなくなる訳ないですよ。アメリカの医師や看護師が日本にわざわざ来て、日本の患者を診てくれるんですか?国民が許さないし、それこそ反米感情がおきて、反米の人には逆に好都合じゃないですか?
TPPに関しては、経団連が積極的なんだろうと思います。でも、それはある意味当然だと思います。少子高齢化の日本は市場が小さくなるので、TPPによって、国境に関係ない統一ルールの大市場がないと企業活動は縮小する可能性が高いんですから。
自分は、貿易の問題は、関税より為替の方が大きいと思うのでTPPのメリットが国民に還元される可能性が少ないと思うので、今のところは懐疑的です。
相手を言い負かす議論じゃなく、より良い方策を探る議論がしたいです。
投稿: | 2012/05/05 21:40
米でもっとも脅威となるのはオーストラリア産でしょう。
なんといっても新米の時期が日本と反対ですから。
TPPにもし日本が入れば、国産のコメがイグサや小麦の二の舞いになりかねないでしょう。
移民の促進ですって、事後立法を平気で行なったり、法律も守らない相手とですって?
正気でしょうか。
投稿: みやとん | 2012/05/05 22:02
TPPを推進している官僚は、宗像直子・経済産業省通商機構部長(グローバル経済室室長)などの勢力。
宗像直子は、東大法卒→ハーバード(国費留学)ですし、
経済産業省の中にも、派閥がある。
小沢信者や、創価学会・統一教会などは「カルト」といえましょう。
しかし、左右のカルトという対立軸とや、親米保守・反米保守という対立軸は、今日のように、資本や人がグローバル化すれば、実に、荒っぽい「レッテル」貼りになってしまう。
米国にしても、古きよき米国ではなくなりつつある。
中国や韓国即ち特定アジア系移民が増え、白人の出生率
は減り、ヒスパニック系移民の出生率が増えている。
また、日本では、特定アジアを嫌悪する(まぁ、それ
が普通の日本人の感覚)だけの保守がいるが、ロシアに
対する警戒が足りないのではないかと危惧される。
以上は、別に人の受け売りではなく、常識化していることです。
>「売国の輩」の代表である中野剛志
それなら、中野剛志と「オトモダチンコ」の三橋貴明も
同罪だ。
>一般の人が大阪での政治運動や大阪都構想について何を述べようが構わない。
大阪市民であり一般大衆である私は何をいおうが(悪意や過失による事実誤認でなければ)いいようだ。
>まあ日本の行政が官僚主導だってよく言われるけど、第一に政治が弱い事。同じ価値観で政党が組成されていない。
橋下市長の理想とするのは、公明党や日本共産党のような、「同じ価値観で組成された政党」のようだ。
「売国の輩」の代表とは、私には、思えませんね。
根拠薄弱です。そこまで、力がない。
創価学会の池田大作や、朝日新聞(ら)の方が、遥かに
に「売国の輩」です。
投稿: 三毛猫 | 2012/05/05 22:06
βがVHSに敗北したように、外国産米が仮に少々不味くても日本米に勝つことはあり得るでしょうね。
私も中野氏の著作は読んでいませんが、一国でコントロールできる関税という手段を放棄し(まあこれもスーパー301な圧力はかかるわけですが)、為替レートというアメリカに有利な土俵に乗るのは警戒すべきではないでしょうか。
米はトマトのような単なる農産物ではなく日本の象徴でもあります。
美しい田園風景を失った日本はもう日本ではなくなります。
投稿: さん | 2012/05/05 23:02
佐藤愛子のエッセイにこんなことを書いていた。冷房を使わない自分に娘が笑うに反論し、死んだら墓にこう書いて欲しいと「その生活信条により、暑さのため死す」
5月5日は原発が完全停止した「子供の日」である。夏場の不足が心配されているが、私達の子供の時は、当然冷房はなかった。あったのは町の映画館だけだった。暑さで死ぬことはないと知っている。いま、私達世代は議論ではなく、決心をする時だと思っている。今年の夏は冷房を使わないことを、暑さで死ぬかも知れないが、孫のためならそれでもいい。墓には「働くばかりだったが、最後は子供や孫のためになった」
発信力のある「依存症の独り言」氏に広めて頂きたい。
投稿: newton | 2012/05/05 23:32
今日(もう昨日になってしまいました)は端午の節句(子どもの日)、子ども達が健やか育つことを願い、また子ども達に夢を与える日であるはずですね。
そんな日に、原発反対のデモをする。いかにも、子どもを大切にする上田市長さんの治める札幌市ならではの光景ですね。
何か違和感を覚え、胡散臭さを感じるのは、私の考え方がよほどずれているのかな?
今日(昨日)、彼等が望むように泊原発が停止し、これで日本の国の原発の稼動は全て停止されました。
想定外の出来事ではないので、「良心的な市民団体」の皆様は冷静に受け止め、それなりに節電に努め我が儘言わずに生活を送ることでしょう。
節電に協力しなければいけないのに、部屋を明るく、夜遅くまでPCを動かしている私はなどは、非国民と誹られるのでしょうね。
坂様のブログをお借りし、鬱憤晴らしさせてもらい申し訳ありません。
子どもの日に何も出来ずに愚痴ばかりの爺の戯言と読み飛ばして下さい。
投稿: 道産子爺 | 2012/05/06 01:02
さすがに今回の橋下小林敬称略論争は小林よしのり氏に分があるように思います。
小林よしのり氏の言う通り橋下徹氏はなんといっても大阪市長という公人であり、彼を呼び捨てにするのは例えて言えばスポーツ報道にて「ダルビッシュ有さんが4勝目」とは言わず呼び捨てであるのと同じです。
それでなくても最近の橋下氏は「行政の現場を知らない者が安易に批判するな。」と批判者にむやみに噛み付くのがパターンとなっており、言うまでもなくかかる論法は政治家としての反論になっておらず、苦し紛れの罵倒に過ぎません。
確かに「どこか浮ついている軽い言動」としか言いようがなく、こうして無差別に批判者を敵として叩いていたら、今後、橋下氏のパブリックイメージが悪くなる一方という事にもなりかねません。
それでは中央政界の反橋下陣営の思う壺でしょう。
批判に黙っておらずすぐ反論するヤンチャなところは橋下氏のセールスポイントでもありますが、ある程度世間の注目を浴びるようになったら「どうでもいい事と捨て置く」という事もしないと、つまらぬ発言で躓く確率が高くなると思います。
ツイッターデモの呼びかけは、とんでもない事ではありますが、そうした行為を誘発する何かが自分の言動や立ち振る舞いになかったかどうかを振り返ってみるのも無益ではないと思います。
投稿: ブルー | 2012/05/06 02:27
維新の会のブレーンがこのマジキチ大前氏ですよ。
【竹島問題】大前研一氏「韓国による独島の実効支配を認めるべき」[08/29](1001)
1 出世ウホφ ★ 2008/08/29(金) 13:38:48 ID:???
日本の著名な経済・社会評論家である大前研一氏(写真)が、独島(日本名竹島)の領有権問題の解決策として、韓国の独島に対する「実効支配」という現実を日本政府が認めるよう主張した。
大前氏は日本の時事隔週刊誌『SAPIO』の最新号で、「島根県が“竹島の日”を制定したり、文部科学省が(中学校社会科の)新学習指導要領解説書に“竹島(の領有権問題)”を盛り込んだりしても意味はない。日本の教科書にわざわざ、“竹島は日本の領土”と表記すること自体が愚かなことだ」と指摘した。
大手出版社の小学館が発行する『SAPIO』は、歴史問題や領土問題、国際政治などの多くのテーマで、日本の極右、タカ派の意向を代弁してきた。大前氏は中立的な考えを持つ知識人だが、極右的な傾向が強い雑誌に「実効支配を認める」という主張が掲載されるのはきわめて異例だ。
大前氏は「領土の問題は、当事者間の話し合いや国連の仲裁によって(実効支配していない当事者が)取り戻したという例はない。(取り戻すための)唯一の手段である戦争は、(独島の問題を解決するための手段として)割に合わないということを誰もが知っている」と強調した。
その上で、「こうした状況下で、独島について(教科書に記述するような形で)遠くから騒ぎ立てるのはみっともないことだ。不必要な摩擦を引き起こすのはやめ、漁業資源や海底資源の開発を共同で行うための交渉を進めていくべきだ」と指摘した。
一方、大前氏は「(実効支配は認めた上で)領有権の主張は続けていくべきだが、韓国を批判したり刺激したりするようなことは慎むべきだ」とも主張した。その上で、「中国や韓国と上手に付き合い、領土の持つ意味が薄れる未来において、日本を“仮想大国”にしていく道を歩むべきだ」と強調した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員
※リンク先消滅
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1219984728/
投稿: | 2012/05/06 05:10
<恋愛まで理屈で語ろうとしていた>そういう男子学生多かったですね。一瞬ならそれがカッコイイと思うもののそこから分かれ道まっしぐら、の女子学生でした。
管理人様とは時代も少しずれて居ますけど、この部分を読んで奥浩平さんの「青春の墓標」を思い出しました。
管理人様は小沢信者の「無実」集団等の貧しい身なりを挙げておられましたけど、動員されたからこそ、貧しい身なりで統一されていたのでは?と私は思いました。「如何にも貧しくて底辺で暮らす人々の信頼を得ている小沢」「貧しい者の味方小沢」映像が必要だったのではないですかね。家に帰れば成金生活者かも知れない、と想像するのですが。
TPPが日本の各職業を潰す、かも知れませんが日本人はそれなりに時間が掛かっても乗り越える努力が出来るとその点はある程度楽観しております。けれど復活までの間に、例えば米産農家が離農して水田が無くなれば、水田に依る治水力も無くなり、その土地を太陽光発電に利用されたら、広大な土地に強烈な除草剤が撒かれ(パネルの下から草茫々では効率が悪いですから)土地は死にます。
各産業の厳しさより、TPPに入っているISD条項はやっぱり一番恐ろしいと思います。カナダ・メキシコ・アルゼンチンの例も報告されています。米国の多国籍企業の独壇場で当事国の政府が莫大な金額を払わされている情報があっても、それでも締結するに足る国家の利益はあるのでしょうか?
グローバルも自由貿易も日本の生きる方法ではあるでしょうけれど、そこに日本の特質や自立が加味されるものでなければ本当の日本の生きる道だとは思えません。
投稿: よれこ | 2012/05/06 07:06
「悪貨が良貨を駆逐する」という言葉があるように、日本人は外国のコメを買わない!なんてのは安い値段の前では虚しいものです
事実としてアメリカとFTAを結んだメキシコはトウモロコシ産業が壊滅して、農業はアメリカの穀物メジャーに乗っ取られました 日本はそうならない!なんてのは条約と巨大資本の前では妄想にすぎません
管理人さんが橋下さんを好きなのは分かります ですが、好き嫌いで政治を語ってほしくありません 橋下さんが経済に疎いというのはブレーンを見ても明らかです
投稿: | 2012/05/06 08:55
"国民皆保険崩壊?混合診療解禁?TPPお化け"
( http://bit.ly/Jdyj1c )
TPPについてはここが秀逸
中野剛志亡国論 7 昭和天皇退位論とアジア諸国への謝罪
( http://bit.ly/HN6RkB )
中野・三橋・西辺についてはここが秀逸
男アナ「クルーグマン教授、アメリカの国債は、州と年金を加えると大体GDPと同じサイズですが、どれほど我々は借金を重ねる事ができるのでしょうか? ポール議員にも同じ質問をします。」
クルーグマン「これと言った具体的な数字はありません。もし借金を30%増加させて、この恐慌から抜け出せるなら、私はそれを容認します。リスクがないとは言いませんが、この恐慌を抜け出すためになにもしないのは危険です。私はアメリカを日本国債のレベル(GDPの二倍)までにはしたいとは思いません。まあそれでも、なんとか回せているように見えますが。ポイントは、我々はまだ崖っぷちにはたっていないということです。ただ、特定な数字をいうことはできませんが。ジョン・メイナード・ケインズが(雇用・利子および貨幣の一般理論)を書いているとき、イギリスの債務はGDPの150%を超えていましたが、ケインズは、財政政策の解決策を捨てませんでした。ポイントは、借金を返済するために今支出を減らし始めたら、債務の問題を更に悪化させるだけです。私はこれだけの水準の債務を望みませんが、債務が減らしたいばかりに経済を破壊するのは健康的な政策とは言えませんね。」
「対論」オーストリア学派VSケインズ主義
(http://bit.ly/IkQ5Lf)
「私はアメリカを日本国債のレベル(GDPの二倍)までにはしたいとは思いません。」
リフレ派の泣き声が聞こえてきそうです。
投稿: amotoyamatotake | 2012/05/06 09:17
ふたたび失礼します。
低所得でない人にとっては、安全や国益など他の要素を一番に出来ますが、低所得者にとっては、安いが一番でしょう。
元々のお金の量は同じですから、格差の増大と低所得者人口の増大には相関関係があります。
総中流ならTTPも問題ないけど、格差社会でTTPだと日本が荒らされやすいと言えると思います。
坂さんがおっしゃっているように、TTP移民容認は本当に深刻な問題だと思います。
日本人とは、日本で暮らす適応性が一番よい人々です。移民とは、その人の母国の適応性がよい人々です。日本に移民すれば、ストレスが多くなるのも当然です。日本の政治家なら、移民で日本の中をストレスいっぱいにするのでは無く、日本人を増やすのが当たり前でしょう。
公人なのに呼び捨てられたくらいで頭に来ているとは、橋下もよほどストレスが溜まっているのでしょうね。今現在橋下の近くを囲っている人々ゆえと察します。
反原発派のみなさん、日本の原発のみ止めても、安全にはなりませんよ。中国や朝鮮やロシアで核汚染があれば、核物質が偏西風で日本に大量にやって来ます。
日本の原発の安全管理は世界レベルでは良いほうです。
温暖化ガスも核汚染物質と同じく人類が完全制御できていない物で、今のまま行くと、その実害は、福島第一被災事故レベルではすみません。
こども達に残す未来が、豊かさを失ったがゆえの隷属だったり、温暖化による膨大な被害では、例え、墓に何と書こうが、誇れませんよね。(日本の隷属を勝ち取ろうとしている国の方なら別でしょうが)
使える原発は使うべきです。使いながら安全管理を高めればよいのです。
投稿: heyborn-θ | 2012/05/06 12:11