中国の反日暴動は「終わりの始まり」
禁酒禁煙に肉体がイマイチ対応できず体調不全にもかかわらず仕事は待ったなし。
昨日は朝9時から夜11時まで仕事で、さすがに疲れました。
夜飯を食う気力もなく、ノンアルコールビールを一気飲みしてバタンキューです(爆)
今日は仕事が休みで朝7時半まで寝ていました。
モーニング食って、朝風呂に入り、ストレッチとマッサージ終え、新聞を読んだらもう12時。
曇りだったので、MochaとLatteを連れて散歩に行き、帰宅したら14時。
ソファーに腰を下ろしたら疲れているのか、ウトウトしてしまって。
で、嫁はんから電話があって、近くにできた中華屋さんで娘と3人で早めの晩飯です。
これが私の今の休日。
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総裁選も代表選も中国の反日も、あまりリアリティがないんですよ。
ただ思うのは、中国の反日暴動は「終わりの始まり」。
あの国との関係をどうするか?
とか
尖閣をめぐる安全保障はいかにあるべきか
とか
はピントがずれている、と言うか、そういうレベルを超えている、そう思います。
竹島をめぐり、韓国と韓国人がいかに低レベルであるかが満天下に示されました。
今回の尖閣でも、中国が規格外の危険な国家であることが白日の下にさらされました。
民主党はバカ政党だから、代表選は身内同士の非難ばかり。
その点、自民党は責任政党だから、さすがに総裁選は国家のあり方と安全保障が争点になっていますね。
で、有権者も、そのあたりの関心が急速に高まっている。
いいことじゃありませんか?
良い意味の逆効果です。
それにしても自民党の総裁候補、全員が2世です。
人材の枯渇と今の選挙システムの限界を感じます。
だから維新の会が人気になるのかもしれません。
橋下徹、2世政治家にはない爆発力を感じさせますからね。
それはそれで、また良いことです、今のこの国においては。
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セブンイレブンでコカコーラの300mlペットボトルを買いました。
500mlはちょっと多い、でも300ml、日本人の感覚にピッタリですね。
これが米国だと3Lが主流。
それだけ日本人と米国人は違うのです。
「失われた20年」とよく言われます。
が、確かに物量的レベルは拡大していないけれど、質的レベルは明らかに向上しています。
外食はうまくなったしメニューも豊富、衣食住は確実に改善されている。
一方、中国は破竹の勢いですが、未だに1日1ドル以下で暮らしている人が1億人以上います。
ここでも日本と中国は「月とスッポン」くらい違うのです。
こういう外国との違いを認識しながら増税もTPPも脱原発も考えるべきだし、その視点に立てば、こんなのは大した問題じゃない。
ところで、誰もが言うとおり中国は強大な国家になりました。
19世紀の大清(Great China)帝国の復活を想起させます。
が、今は21世紀。
時代も違えば環境も違う。
大清(Great China)帝国の復活なんて幻というか寝言の類だと思います。
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中国では、1年間に勃発する暴動が、私がこのブログを始めたころ既に7万件に達していました。
それが3年後には10万件を超え、世界第2の経済大国に成長した今では30万件に及ぶと言われています。
30万件、つまり毎日、800件以上の暴動があの国では発生し、何千人もの死傷者を出している。
暴動が800件以上ですよ、毎日。
まさに規格外の危険に満ち満ちた大国です。
かつて、中国No.2の呉邦国全人代常務委員長は次のように述べました。
「もし中国が混乱して1%の難民が出たら、1300万人ですよ。1000分の1としても130万人。だから中国が安定することが周辺諸国にとってもいいことではないですか」(読売新聞)
これは、2005年11月に訪中した角田義一参院副議長(民主党・当時)に述べた言葉です。
呉邦国は、この時点で中共体制の崩壊が地域の、そして世界の最大の脅威であると捉え、日本に協力を求めていたのです。
つまり「中国の安定」=「世界の安全」という論法ですが、この中国No.2の発言に彼らの本音が透けて見えます。
で、当時7万件の暴動が今では30万件を突破。
中共指導部の危機意識は想像を絶する域に達しているでしょう。
しかも、暴動は体制の腐敗、堕落、横暴にすべてが起因しています。
デモ参加者の多くが毛沢東の肖像画を掲げているところにそれがはっきりと見て取れます。
何千万人もの自国民を死に至らしめた圧制者の方が、豊かになった今の国家指導者よりも崇拝される―
貧しかったけれど皆平等だった、自由はなかったけれど腐敗、堕落もなかった、だから毛沢東に再臨してほしい―
この国民感情は歪で狂っています。
が、当時の「造反有理」が「愛国無罪」に化けてしまった今、この巨大なうねりを誰も止めることはできません。
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去る9月9日、ロシアのウラジオストクで開催されたAPEC首脳会議の会合開始前に、中国の胡錦濤国家主席は約15分間、野田佳彦首相と立ち話をしたそうです。
で、彼は懇願した。
「尖閣諸島の国有化だけはやめてくれないか」
と・・・
しかし、野田は無視した。
胡錦濤は激怒し、そして絶望した。
「角田と違い野田は中国の現状を知らない、追い詰められている俺たちの窮状を知らなすぎる」と・・・
「だったら、反日デモを許して奴らに脅しをかけてやれ」
が、「愛国無罪」はブーメランのように中共体制にはね返り、中共指導部を崖っぷちにまで追い詰めている―
これが今の中国の現実です。
かつて「造反有理」は中国の社会を根底から破壊しました。
「愛国無罪」がそうなる可能性は否定できません。
そういう認識に立って私たちは今の日中関係や安全保障を語るべきであって、お花畑の民主党は論外ですが、自民党の総裁候補たちもその点では甘いと思います。
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かつて竹下登(元首相)は
「親父が東京で家を持って、東京で育って東京しか知らない男が、田舎の選挙区から知ったかぶりをして出てくるんだ。こんなことをしておったら、日本の政治は駄目になる」
と野中広務(元幹事長)に語ったそうです。
今日(きょうび)の自民党総裁選を見ていたらそれを痛感します。
橋下徹が時代の寵児としてもてはやされるのはその裏返しでしょう。
中共体制の「終わりの始まり」が始まった今、日本の最高責任者(首相)はこれで良いのか?
子供みたいな民主党は論外として、保守だなんだと騒いでいる連中の程度の低さにもあきれるばかりです。
TPPは米国の陰謀?
TPP参加は亡国への道?
「味噌汁で顔洗って出なおして来い!」
と言いたいですね。
そんなことどうでもいい。
今こそ日米同盟とその真価が問われている時です。
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時計は午前零時を回りました。
アルコールが入っていないからアタマすっきりです。
が、明日も早いのでここまでにしておきます。
今日もまた徒然なるままに・・・
でした。
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コメント
更新お疲れ様です。
やはりこちらのブログはいいですね。
頭の靄をすっきりと晴らしてくれる内容、いつも楽しく読ませていただいてます。
食事は少しでもいいから何かお召し上がりになったほうがいいですよ。
納豆・オクラ・長芋・生卵のネバネバ系が私の最近のお気に入りです。
くれぐれもお身体ご自愛ください(^^)
投稿: そらみん | 2012/09/19 02:25
中国の裸官が行なっている犯罪(税金泥棒)と同じことを、日本の官僚は組織的に行なっています。それが特別会計です。税金の横領で犯罪行為そのものです。盗人に追い銭というやつですね。特別会計に群がる無数の寄生虫は、隠れた犯罪人といえます。極悪詐欺官僚を撲滅しましょう。
投稿: Fudou | 2012/09/19 02:25
ブログ主 様
くれぐれも、お体大切に!!
対中国政策に、全身全霊で取り組むべき時に、こともあろうに「野田内閣」は国民の目が「中国」に向いている隙にとんでもないことを企んでおります。「松下財務大臣」の死を待ち、松原仁国家公安委員長が外遊の不在時を狙っていたかのように、危険極まりない「人権救済機関設置法案」を今日(19日)に閣議決定するとのこと。
かつての「村山談話」の閣議決定時と同様、姑息なやり方は【民主党の】の本質を露呈したものです。油断も隙もありません。
手を拱いて見逃せる問題ではないと考えます。
東京に住んでいれば、またネットに強ければ、原発反対のデモの如く官邸前に反対デモを図りたいところですが、何か阻止する良い手立てはないのであろうか。
投稿: 道産子爺 | 2012/09/19 07:11
現在の中国に関しては、国内だけに留まらず、欧米・中国系のメディアにも目を通し、色々な方面から精査する必要があると思います。最近では、この動画が参考になりました。やはり、権力闘争の影響があるのでしょうかねえ、単純に反日だけってわけではないと思います。
【宮崎正弘】中国は今どうなっているのか?[桜H24/9/18]
http://www.youtube.com/watch?v=i7G6La55O3M&feature=plcp
もう一つ、橋下市長をはじめとする日本維新の会については
最近、発表された維新八策に、どの部分がいいか悪いかを評価して支持しているのかを教えて貰えれば幸いです、乱文失礼
http://oneosaka.jp/news/120831%20%E7%B6%AD%E6%96%B0%E5%85%AB%E7%AD%96.pdf
投稿: 万事屋銀ちゃん | 2012/09/19 08:05
TPP参加は、どう考えても亡国への道のように見えます。
日本はある意味で世界の最先端をいっています。
これは経済にも言える事で、現にヨーロッパが日本化してきているでしょう。
TPPに参加するという事は自分で決められる事が減るという事です。
最先端であるという事は、対策も最先端の必要があるのです。
TPPに参加したら、足を引っ張られる可能性が非常に高いと考えられます。(そこまでいかなくとも時間は余計にかかるでしょう)
ですから、危機管理に絶大な悪影響がでます。
日本が生き残るには日米同盟と2国間協定でしょうね。
投稿: みやとん | 2012/09/19 12:46
お帰りなさいませ。
以前のように毎日ではなくとも、またご意見が伺えて嬉しい限りです。
民主の総裁選ですが、国民の関心はほとんどありませんね。売国マスコミを通して見ても、伝わって来ます。
こちらも「終わりの始まり」という事でしょうか。
波乱の人生を歩んでこられた坂様からすれば、今の自民の総裁候補はいずれも物足りないのかもしれませんが、今の私にとっては安倍さんだけが頼りです。
経済のこと、原発のことも勿論大切ですが、首相とはいえ全てのことに精通する事など不可能です。
それよりも、この機会にはっきりと国家観・外交方針を示してくれる人が必要です。
そういう意味では民主政権とはいえ、トップが野田さんだったことは未だ救いがありました。
橋下さんの維新にもその点では期待していますが、今は未だクズ議員を集めて何とか政党の要件を満たした状態。
彼がメインストリームに乗るとしても、もう少し先のことでしょう。
国民も夢見がちに「ヒーローの降臨」を待つのではなく、局面局面で必要な人材を見抜いていかなければならない。
次の総選挙が何時になるかは分かりませんが、次回は是非「入れたい人がいない」などと言わずに、消去法でもいいから自分で選択してもらいたい、投票率を上げてもらいたいものです。
投稿: とみ~ | 2012/09/19 13:11
一部では維新信者と決め付けられたこともある私ですが(笑)
今日の一連の橋下のツイッターでの発言は、やや批判的に捉えざるを得ない。
https://twitter.com/t_ishin/status/248171711344820224
https://twitter.com/t_ishin/status/248172625489190912
https://twitter.com/t_ishin/status/248173880173264896
言葉どおりに解釈すると、橋下は、
「大阪に住んでる特別永住外国人に、限られた面でのみ地方参政権を与える」
ということになりますか?
そんな半端な決め方が出来るものでしょうかね。
折りしも、人権救済法案を民主党が閣議決定とのこと。
反対している松原大臣は外遊中で、自殺したという松下大臣も、
実はこれに反対していたという「噂」もあります。
そう聞くと何やら恐ろしいですね。
報道規制条項を入れてないそうで、ロクなものではないことは確かですね。
この人権救済法の人権委員の選定条件が、
「地方参政権を有する者に限定」という方向ですすめられている。
だから、地方参政権に関する問題は複合的かつシビアな問題であって、
「日本人以外はダメ」という方向性を持ってくれないことには、
かなり不安ではあります。
自民党の総裁選が色々と期待できるものになってる(?)のは良かったです。
ただ、これで結局、安倍が勝たなかったとしたら、
自民党の支持者はそれでも自民党を支持するのでしょうか?
コメントで「安易にヒーローを望むな」と書いてる方がいますね。
それはもちろんその通りですが、
「逃げ」の選択ばかり考えてもいけないだろう・・・とも思うのです。
政治とは選択行為であると思います。
自分が支持した政治家が、必ず素晴らしい成果を出すと、
最初からわかっている人はありえません。
支持することは、賭けであります。
「大負けしないこと」ばかり考えてると、
けっきょく勝負に負ける、ということもあります。
投稿: 鳩槃荼 | 2012/09/19 18:30
珍しく私のコメントに反応して下さる方がいらっしゃるので、再び書き込みさせて頂きます。
鳩槃荼さま
私も橋下氏には大いに期待しています。
彼の発言・存在がなければ、日本はまだまだ極左のやりたい放題だったかも知れません。
今はまだ勝ち馬に乗りたい烏合の衆にすり寄られている立場に甘んじている感がありますが、今は仕方がない。今後も見守るべきでしょう。
ご指摘のように外国人参政権についての彼の意見は、私にとっても理解しがたい物です。
原発や経済に対する考え方についても、私の中では未だ結論が出せていません。
ただ国家のあり方や国防に関する彼の考え方には異論を挿む余地はありません。大賛成です。
夢見がちに「ヒーローの降臨」に期待すべきではないと言ったのは、この人についていけば全て間違いないというようなスーパーマンなんぞは存在しないという意味です。
今はたとえ他の政策で違いがあっても、国を守るということで一致団結して貰いたい。
安倍氏が自民総裁となってこの点で橋下氏と連携しようとしても、左巻きの連中は細かな政策の違いに難癖をつけて煽ってくる事でしょう。
時々刻々と変化する中で、我々もその時に必要な事象を見極める見識が要求されています。
私も国を守るという点で破壊力のあるこの二人に期待したい。ですから「大負けしない」という選択でも無いように思っています。そういう人は石破氏辺りに期待するではないかと思われます。
投稿: とみ~ | 2012/09/19 23:58
ここ数日の中国の動きをまとめてみました。
愛国無罪
http://www.howitzer.jp/china/page02.html
投稿: ピラニア軍団 | 2012/09/20 05:09
こんにちは。
いつも拝読しております。
今回なぜあの小沢先生が活躍できないのか不思議でしょうがないのですが、
現在の中国情勢に関する興味深い記述を見つけました。(元機動隊員の述懐でもあり、珍しいかもしれません。)
ご参考までに。
投稿: 一読者 | 2012/09/21 21:41
>それにしても自民党の総裁候補、全員が2世です
坂さん、こんばんは!
安倍晋三は3世でしょ!?
投稿: koukenz | 2012/09/21 22:43
皆さんへ
依存症の独り言
2011/08/21
”私たちは真のチャイナリスクに備えなければならない”
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2011/08/post-29e6.html
を御一読ください。是非!
投稿: koukenz | 2012/09/22 01:03
「新三国志」
ノンアルコールビールはそれを本当のビールと思い込める想像力があっての美味さなんです。
いずれにしても、体には気をつけてください。
さて、大清(Great China)帝国の復活なんて幻ではありますが、そしてそれを米国は許しはしませんが、しかし、中国は長いスパンでそれを本気で追求してくると思いますよ。
ですから、日本は気を抜かないことが大事だし、今までが甘すぎだと思います。
中国という国は本来、毛沢東が侵略した周辺国を放棄し、内部で外に迷惑をかけないように三国志をやっていてくれることが世界のためにも良いと思いますね。
投稿: Pin | 2012/09/22 03:01
産経の報道では>橋下氏は特別永住外国人が参加する方策や範囲について「精緻に整理しているわけではなく、 専門家の議論を待たないといけない」としながらも、具体例として「保育所の設置、 ごみのルール、水道料金の問題」を挙げた。他都市については「自治体が判断すればいい」と述べた。 一方で「特別永住外国人制度は未来永劫残すものではない。4世、5世、6世に なれば、韓国人か日本人のアイデンティティーのどちらかを選択してもらう必要が あると思う」とし、国籍選択を求めるべきとの考えを示した。
とありますが大阪という土地柄かな?と思われます。
投稿: nyan | 2012/09/22 23:46
お久しぶりでございます。
TPPは米国の陰謀と言ってる輩は反米主義なんですかね?
正確にはグローバリズムを“隠れみの”に経済的侵略を企てるグローバル資本の陰謀でしょうね。
尤も、その本拠地が米国であることは疑う余地はありません。
なにせ、合衆国憲法によれば、いかなる条約も国内法に優先することはない、わけです。
こと日本国憲法に至っては、条約については解釈不能でして、まぁ、メードインUSAの憲法ですから、米国人はそのことをよく知ってますよね。
つまり、偏務的な条約になる可能性は高いです。
米国は気に入らない場合は「ちゃぶ台返し」が可能で、日本はよく分からないわけですから。推進する側にとって、こんなに好条件はないでしょう。
すなわち、米国の陰謀という表現は当たらずも遠からずで、だからといって米国が悪い奴だと言う人がいれば、NO!で、TPPに参加しなければ日米同盟が揺らぐと言う人にも、NO!ですね。
私は親米派ですが、TPPには絶対反対です。
米国でも、親日共和党の9割はTPPに反対してますし、ロムニー候補は慎重派で、ロムニーの側近達はどちらかと言うと賛成派です。
米国を一くくりにして考えるから、TPPを以って親米か反米かの踏み絵になってしまいます。
その点を坂様がどうご理解しているのか存じませんが、情緒的に感じたもので、少し心配し、お節介を焼きました。
失礼しました。
投稿: 硫黄島 | 2012/10/01 20:23
>硫黄島
日本の農家の9割は「兼業」であり、その収入の9割はサラリーマン収入である。
つまり”農業をやる気がない”のがほとんどということだね。
それではなぜ農家を廃業したり、農地を売り出したりしないのは何故か?ということだ。
それはねぇ・・・
日本の農家の平均耕作地を農地として売り出しても100数十万円程度にしかならないのに対して
新幹線とか高速道路などの公共工事の指定を受ければ、1億円以上に跳ね上がるからである!
つまり農家にとって「農地は宝くじ」(濡れ手に粟)なんだねぇ・・・だから地方の農家は公共工事が大好きなんだよ! タヌキ道路でも儲かるからね・・・
だから
転作の名目で税金から補助金をもらって整地したと思ったらパチンコ業者に4億円で転売してしまい、間を仲介した暴力団が2億円儲けるということも現実に起きているのである。こんなことをしても同類の農業委員会は”始末書1枚”でジ・エンドにしてくれるからね。楽なもんだ・・・
「TPP締結」の目的にはこんな税金泥棒みたいなことを無くすということもあるのである。
戦後70年近くもこんなままでいいのだろうか?
たしかに
「TPP反対」はいろいろ理由があるようだから別に構わないが・・・
その代わりに日本の農政を根本的に改革してもらわなきゃ納税者の怒りは納まらないぜ!ホンマに!
投稿: 柳生大佐 | 2012/10/02 12:33
私も韓国・慰安婦問題に参戦する決意をしました。
この一ヶ月ほど、韓国を批評した本を手当たり次第に読み、最後に西岡力氏の「よくわかる慰安婦問題」を読んだのち、この本のなかで触れられている月刊誌のバックナンバーを図書館でコピーして下記ページにアップしました。
ご参考まで。
バ韓国資料室
http://www.howitzer.jp/korea/page01.html
投稿: ピラニア軍団 | 2012/10/03 17:51
柳生殿、また君か(笑)
何と言うか…、君には様々な問題を「国内法で解決する」という発想がないのかね?
そもそもが、そんなの日本人の手で解決できる問題じゃないのかね?
主権はないのか?日本には。
だからね、おかしくて仕方ないんだよ、君のアベコベ説は。
相手するつもりもなかったけど、あまりにトンチンカンなもんだから、ついつい(笑)
ただ、農家の問題については、具体的事例も無しに「数百万が億になる」とか言ってるが、一つ、私が知る事例を上げるがね、私の本家は道路建設のために家畜小屋の土地を国に売りました。ド田舎の土地ですよ。
広さで言えば、ざっと150坪ってところか?
いくらで売ったと思いますか?
「2100万円」です。
柳生殿の色眼鏡にかかると、何でも億単位に見えるのかもしれませんが、道路も立派なのがきちんと作られましたし、何より、それまでは狭い道路しかなくて、しかも住宅地の真ん中を走ってたもので、人身事故が絶えなかったんですよ。
かく言う私も、7歳の時、下校途中にその道路で70歳くらいのお爺さんが運転する自動車に轢かれて右足のスネを複雑骨折し、2ヶ月入院しましてね、退院後も4ヶ月はギプスをつけていましたよ。
山を切り開いてできた新しい道路が、私が15歳の時に完成しましたが、それ以来、事故はほとんど起きていません。
いま考えると、私が自動車に轢かれてから道路建設の話が持ち上がったのかもしれませんが、柳生殿にはそういった事情というのは全て「税金ドロボー」とか「官僚が〜」とかによって掻き消されるのですかね?
まぁ、当事者の私も、私の両親も、道路ができた当事は税金の無駄遣いだとか言っていたクチであり、本心で言えば、本家にカネが転がり込んだことに対する嫉妬でしょうが、「親の心子知らず」と言うように、「国の心国民知らず」なんでしょうね。
そういうことですよ。
投稿: 硫黄島 | 2012/10/03 20:31
>硫黄島どの
この手の資料はいっぱい持ってるんでね・・・舐めちゃいけませんぜ!
なぜ「国内法」で戦後70年にもなるのに解決できないんかね?
「空気で動く社会:日本」には主権なんて無いんだよ。
だいたい君には主権なんて何かが説明などできないだろう?
>ド田舎の土地が150坪で2100万円・・・
私の住む東京第25選挙区なら50㎡の新築マンション(の一室)が買えるよ。
日本の農家の平均耕作地面積がおおよそ2ヘクタールだから・・・1ヘクタール3000坪として6000坪が1戸あたりの保有農地となる。
2100万円÷150坪=14万円(坪単価) なるから
6000坪×14万円=8億4000万円 となる。
おめでとう!硫黄島くん!
君は君の農地を全部パチンコ屋とかショッピングセンターに売れれば億万長者になれるよ!
もちろん高速道路とか新幹線でも大もうけは変わらない!
まったく羨ましい限りだね・・・農家が公共工事を大歓迎するわけだ。
参考文献
「コメほど汚い世界はない」吾妻博勝(宝島社)222p
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%81%BB%E3%81%A9%E6%B1%9A%E3%81%84%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-%E5%90%BE%E5%A6%BB-%E5%8D%9A%E5%8B%9D/dp/4796670238/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1349447010&sr=1-1
投稿: 柳生大佐 | 2012/10/05 23:57