懲りないLoopyが、またクルクルパー発言
L.由紀夫は即刻辞職せよ!
鳩山 L.由紀夫の話題など、このブログの読者はあまり関心がないと思うし、中には聞きたくもない、という方もおられるかもしれない。
が、民主党最高顧問にして元首相という肩書を持つ以上、その発言は看過できない。
よく、バカな人間ほど己がバカであることに気付かない、と巷間言われる。
バカは、自らを客体化する能力に欠けているから、自分自身の存在や発言の持つ意義や意味を理解できないからだ。
L.由紀夫は、その典型であると言ってよい。
民主党は綱領もない野合集団であり、そもそもこんな政党が政権を担当すること自体が大きな間違いであった。
この3年余は、国民とって災以外の何物でもなかったと言っても過言ではない。
中でも、しょっぱなに登板したL.由紀夫の言動は、瞬く間にこの国の国政・外交を共にぐちゃぐちゃにした。
彼が首相在任中に与えた国家的損失は計り知れない。
ところで、この男、懲りずにまたバカなことを言っている。
民主党の鳩山元首相は27日、北海道苫小牧市で講演し、沖縄県の尖閣諸島を巡る中国との対立について、「領土問題ではないといくら言っても、世界に向けて日本は不利な立場に立たされている。領土問題は領土問題として議論を大いにし、日本の主権を主張していくべきだ」と述べた。領土問題は存在しないとする政府見解と食い違う発言だ。鳩山氏は党最高顧問に復帰しており、批判が出る可能性がある。
鳩山元首相、また問題発言?「尖閣は領土問題」
(2012年10月28日00時52分 読売新聞)
「尖閣諸島は領土問題」、この認識は橋下徹にも似たところがあると言ってよい。
が、その意味するところは、L.由紀夫と橋下では全く違う。
橋下は、「国際司法裁判所(ICJ)を使って日本の主張をしっかりやっていきましょう」、つまり日本の領土であることは疑いないのだから、国際的なお墨付き(FairnessなJudgment)を得て決着をつけよう(中国の主張を封じよう)と言っているのである。
これに対し、L.由紀夫の言う「領土問題」は、日中双方が譲り合って、できれば共同管理状態にしたいというものだ。
L.由紀夫は、今年1月30日の早稲田大学での講演で
「かつて日本がアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えてしまった歴史がある。真の和解が達成されたとは考えていない」
「EU全体は戦争のない状態にある。東アジア共同体をEUにならいながら構想し、二度と戦争が起きない関係を作ろうではないか」(産経新聞)
と述べている。
バカと言うか懲りないと言うか、共同体は国家であれ個人であれ価値観が共通しないと成り立たないという基本的な原則さえ無視している(欠落している)。
EUはご存じのとおり、自由と民主主義という共通の価値観を共有しており、根底にはキリスト教という宗教的・文化的共通項が横たわっている。
日中韓三国にそのような共通性があるのだろうか。
答えが否であることは高校生でも解ることだ。
仮に「多大な損害と苦痛を与えてしまった歴史」を認めたとしても、それと現在の国際関係は完全に切り離して考えるべきである。
既に戦後67年が経過している。
今、日中両国とも、国を支えている人たちは、戦争を知らない世代である。
戦争の悲劇を風化させない努力は大切だが、それを理由にいつまでも謝罪し続けるのは、逆に日中両国の真の友好を妨げることになる。
尖閣諸島は我が国の領土であるが、中国がいちゃもんをつけていることも事実である。
が、いちゃもんは、どこまで行ってもいちゃもんであって、L.由紀夫の言うような「領土問題は領土問題として議論」すべき対象ではない。
L.由紀夫の論理は、言うなれば、難癖をつけてきたヤクザもんに「話し合いましょう」と平身低頭しているようなものだ。
ヤクザもんに対しては毅然と対処するか、警察に通報するしかない。
L.由紀夫は、次回総選挙で恐らく落選するだろう。
その前に、本人が立候補を辞退する可能性もある。
が、L.由紀夫が消えても、民主党には似たような歴史認識の持ち主がまだまだたくさんいる。
本来なら社民党に所属するべき人たちだ。
民主党、特にL.由紀夫的売国の輩に鉄槌を下さなければならない。
L.由紀夫は即刻辞職せよ!
【追記】
読売新聞は報じていないが、L.由紀夫は、27日の講演でもやはり
「友愛精神、東アジア共同体の発想を生かしたい」と持論を展開した(J-CASTニュース)
ようだ。
で、中国のネットでは、
「日本にも、有識者は少しはいるようだ」
「こういう現実的な政治家が少なすぎる」
などと鳩山氏を支持する内容が相次いでいる(J-CASTニュース)
とのこと。
バカは死んでも治らないか(怒!)
【追記2】
党最高顧問に付随する「外交担当」の肩書きは、「国益に資する活動がしたい」として、L.由紀夫自身が求めたという。
「国益に資する活動」(爆×2)
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コメント
>「尖閣諸島は領土問題」この認識は橋下徹にも似たところがあると言ってよい。
>が、その意味するところは、L.由紀夫と橋下では全く違う。
はい、そのとおりですね。 橋下が言ってるのは、
「実際にイザコザがあるものを"ない"と言い続けるのは、
面倒なことにフタをする行為にすぎず、それでは事態は進展しない」
ということですね。
その辺をまったく読まずに橋下叩きをしてる人は多いです。
しかし私は橋下信者ではありませんので、領土問題に関してはかなり苦言を
しなければならない点があります。
一番まずいのは、橋下は日韓基本条約を軽視しすぎということですね。
あれはまさに橋下の言う「法による決着」の枠内にあるものです。
今、「心情的に戦争被害者の人に謝罪や賠償をする」という話を
再燃させることは、日韓基本条約の事実上の破棄に直結します。
そこが甘い、と言わざるを得ない。
しかし私としては、それは橋下が反日売国的陰謀を持ってるのではなく、
単に、思慮が足りない部分から来てると思ってます。
石原氏などと論争する中で意見を修正してくれることを期待します。
鳩山ですか? もう、「落選せよ」の一言ですね(笑)
万が一にも、選挙区であのバカが再選されたら、苫小牧・室蘭近辺が、
平成の被差別部落と呼ばれてもしょうがないでしょうね。
その時はさすがに私も擁護できない。
しかし、この日本に、そこまで愚かな地区はないと思ってます。
投稿: 鳩槃荼 | 2012/10/28 16:59
♪ 馬鹿は 死ななきゃ直らない。草津万座を歩いてみても…♪
バカはバカなりに 遠州・森の石松は喧嘩が強くて気っぷが良くて、永く大衆に愛されましたけど、このバカは…。
日本の憲政史上 いなかったことに出来ませんかね。昔のローマ皇帝とかで、あんまり酷いのは在位したこと自体を抹消されましたが。(笑)
いや、ローマ人も日本人も正確を期すことを美徳とする民族です。風呂好き、清潔好きだし。どこぞの大陸や半島とはそこが違います、ドン!
しかし、何事も例外というのはあるもので。ここまでのバカの始末や、あそこまでの精神疾患民族の処理となると、これは通常の手段では不可能かもしれません。
北海道の選挙民は当然良識を示して下さる…これはもうすでに織り込み済みです。しかし、このバカは 元首相の肩書きで カネは有り余ってる訳でしょうから、裏山に捨てられてもなお、ポッポ財団の理事長にでもなって、相変わらず友愛を発信し続けることでしょう。
子供手当ての時にひっくくっておくべきでした。後悔しております。戦後民主主義がいかにダメか広告塔という考え方もありますが、やはり善良な国民や納税者の夕べにかかる不快感を与える、
笑って誤魔化せると思ったら、大間違いですよね。
投稿: レッドバロン | 2012/10/28 22:14
選挙区で落選したとして比例で復活当選するでしょうね。民主党の金主ですから名簿でも上位に明記されるでしょう。
投稿: | 2012/10/29 01:46
「民主党は綱領もない野合集団であり、そもそもこんな政党が政権を担当すること自体が大きな間違いであった。この3年余は、国民とって災以外の何物でもなかったと言っても過言ではない。」
と、ブログ主さんが思うほど、広い世間は確信しているかな。
ぼくに言わせると、自公政権だって諸派閥が互いの利益だけで結合していた野合以外の何物でもない集まりであり、バブル崩壊から10年ほどで崩壊したことは歴史の必然のように思うのですよ。
政権交代があってよかったか、ないほうが良かったか。この二者択一の問題になると、ぼくは断然、「あって良かった」の方なんですよね。
自民党による55年体制は基本的に「都会から富を吸い上げて地方農村にばらまく仕組み」の上に成立していた政権だったと思います。例えば、選挙区のおばちゃんたちにバス旅行をプレゼントしまくっていた三塚博、道路特定財源の一般会計繰り入れに猛烈に反対していた道路族の古賀誠、地元石川県に新幹線を引くことしか関心のない森喜郎、国の借金を膨らますことしか考えていない公共投資バカの亀井静香。
こういう政治屋たちが、衆議院で2倍、参議院で5倍の「一票の格差」の上に居座り続け、派閥の領袖の二世・三世に選挙地盤を譲り権勢を維持する仕組みは、まさにアンシャン・レジームだったと言っても言いすぎではないと思いますよ。
疑うなら山梨でも長野でも行ってみたらいいんだ。国道並みに立派な農道、車のほとんど通らないトンネルや橋、なんとか博物館やかんとかレジャーランドのオンパレードだから。こんなことを続けていて、どこの国も持つわけがない。気がつけば国と地方の借金の合計がGDPの2倍に膨らんでいたなんて、こっちの方の「災厄」の指摘はどうするんだ!と言いたいですね。
この旧体制に国民が愛想を尽かしたから、自民党は選挙のたびに得票を失いつづけ、とうとう09年に政権の座からすべり落ちたのでしょう。
小泉政権は自民党が抱えている問題から一時的に国民の目をそらすことに成功したけれども、彼のキャラを失ったとたん、自民党はやっぱり道路族・農水族・建設族によるタカリの場にすぎないと国民の目に映ったから、もうこのままじゃ国は立ち行かないと広い世間は確信したんじゃないですか。
こういう作らなくてもいい借金の山を作ってきた自公政権の国家的損失に比べたら、鳩山ルーピーのバカ発言のひとつやふたつ、どうってことないと思いますよ。
ぼくも特殊法人の廃止のような行財政改革を波状的にやらない民主党に不満はあるけれども、自民党の長老たちの復活のほうが日本にとって遥かに災厄が大きいと思います。
投稿: ピラニア軍団 | 2012/10/29 03:54
ママからのお小遣いで、豪遊生活に心配のない人なんです
要するに何もかもが暇つぶしなんです
自己顕示欲が強い「構ってちゃん」なんです
ブログ主が取り上げれば取り上げるほど「エクスタシー」に至るんです
こんな奴が元総理…ダメだこの国、もう死にたい
投稿: 老婆心ながら | 2012/10/29 05:45
どうして、鳩山由紀夫を始めとして、横路、鉢呂、荒井、三井等の民主党、鈴木宗男の新党大地などに、投票するのか?
北海道人として恥じ入るばかりである。
北海道においての日教組(北教祖)の影響力の強さは、未だ衰えていないのでしょう。子供の頃に偏った教育により刷り込まれた知識イデオロギーが大きく影響しているからなのでしょう。
また、戦後の北海道の経済を支えてきた炭鉱、鉄鋼、製紙の第三次産業、国鉄(JR)の労働組合、自治労の影響力がまだまだ大きいのでしょう。
北海道特有の女性の強さも見逃せません。今は全国的に離婚が増えてきてどうなのか判りませんが、かつては離婚率の高さでは日本一を誇って(笑)いました。
鳩山由紀夫を党首として、政権を取った民主党の3年余に日本が失ったものが余りにも大き過ぎて、掴みどころが無いのが、現状の日本の姿だと思います。
民主党は、日本の国を最悪の状態にした原因が、自分たちの無能力にあることを理解せず、未だに自民党政権にあると責任転嫁ばかり、自らの責任を全く感じておりません。
ルーピーは鳩山由紀夫のみではありません、野田首相(代表)内閣(党役員)全てに言えるのではないのでしょうか。一昨日のウェークでの馬渕澄夫、昨日の新報道2001での安住淳を見ていた方は、お判りと思います。(民主党の方々は、まさに「金太郎飴」です。)
しかし、このような、政党に政権を奪われた自民党も体質が変わったようには思えません。安倍晋三総裁次第ですが。
北海道人としてのけじめとしてやらなければいけないことは、先ずは鳩山由紀夫を落選させること、民主党の議員、新党大地・(鈴木宗男)の方々にも退場を申し渡すことでしょうね。
(以上敬称は略)
投稿: 道産子爺 | 2012/10/29 07:18
尖閣は国際法に則り明らかに日本が領有するものですから中国との領土問題はありません。
日本はこの点で譲歩してはなりません。
日本は早急に領海侵犯法を整備すべきです。
そして繰り返し意図的に侵犯する外国艦船は国際法に乗っ取り自衛艦を出動させ撃沈すべきです。
領土問題があると日本が譲歩し中国と話し合いを始めますと、永遠に中国を排除することはできなくなります。
中国はすでに沖縄も中国の領土だと言っています。
投稿: | 2012/10/29 13:39
一般の日本国民の多くはこの鳩山由紀夫を過去の言動からまともな脳内構造を持った人物とは見ていないでしょう。
しかも兎角問題の多いマスコミですら特別この人物を陥れる為におかしな報道をしていたとも思えません。
そして、保守系思考の多くの日本人はこの人物を害人と見ています。
ところが、ある一部の信者たちは教祖の下に聖人、孫崎享、聖人、鳩山由紀夫と位置づけているようです。
アーメン
投稿: Pin | 2012/10/29 17:51
尖閣の問題ですが、「正論」11月号で村井友秀氏が言うように「棍棒を持って静かに話せ」が正しい方策だと思います。
具体的には1.海上防衛力の大幅な増強、2.ASEANへの武器供与、3.軍事産業の振興、4.敵軍事基地を攻撃する能力を持つための必要な法改正(必要なら憲法の改正を含む)です。
戦争を肯定できる理由は防衛のためのみですが、自国の領土と国民の防衛は法の上を行く自然法というべきで、憲法の改正があろうとなかろうと、ためらうべきではないのです。
領海・領土の侵犯行為が高くつく、ということを中韓に知らせなくてはならない。そのためには、これまで自縄自縛をかけてきた幾つかのことについてドラスティックな変化が必要になる。
これまで日本は長く軍事産業というほどのものを持たず、武器の大半を米国から買ってきたけれども、これからは米国の軍事産業と共同で新時代に即応するような先端的な軍事科学技術の振興に努めるべきでしょう。現在の我が国の科学技術をもってすれば、短期間に世界最高水準の軍事技術を保有できることは疑う余地はない。
ただし、我々は朝鮮人のようにギャーギャーワーワーと騒ぐ必要はない。戦う意思を秘めつつ静かに交渉をする。そうして初めて言葉に重みがでてくるのだから。
兵は国家の安危に関わるので、安易な行動は厳に慎むべきではあるけれども、「治にあって乱を忘れず」の姿勢は持たなくてはならない。そういう時代になったと意識すべきでしょう。
こういうときに国が借金で首が回らない事態に陥っている。こういう状態を作ってきた連中こそ国賊として糾弾すべきではないのか。
投稿: ピラニア軍団 | 2012/10/29 17:59