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2012/10/14

小沢一郎消滅間近 石原新党に期待する

小沢一郎率いる「国民の生活が第一(生活)」の話題をまったく耳にしない。
と思っていたら、あの輿石東民主党幹事長が「生活」の若手に復党を働きかけているという噂を耳にした。
まさか、と思うかもしれないが、現状を見ればそういう噂が出るのも不思議ではない。

小沢の選挙戦略の核は「オリーブの木」だった。
これは、北海道の新党大地、東北の「生活」、関東のみんなの党、東海の減税日本、そして大阪の維新の会と、各地の第3極勢力が手を結べば、2大政党に対抗できるとの考え方である。
が、小沢の目論見は見事に外れた。
大阪維新の会やみんなの党はもちろん、元小沢グループで親小沢の河村たかし名古屋市長率いる減税日本までもが「生活」との連携を否定したからだ。

すっかり政界のはぐれガラスになった「生活」。
選挙に大きな不安を抱える若手議員が、「こんなはずじゃなかった」と動揺するのはもっともなことだ。
が、今さら民主党に復党するなんてことはあり得ない。
なぜなら、それは自殺行為につながるからだ。
しかし、内閣不信任案に同調しないことを条件に民主党と共存することはあり得ると思う。

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「生活」は所属国会議員が49名にのぼり、数だけを見れば公明党を上回る堂々たる野党第2党である。
が、その内実を見ると当選1~2回の議員がほとんどであり、実力からすると野党第2党と言うより、「その他大勢」と呼んだ方がふさわしい。
実際、49名のうち37名が衆院議員だが、年内にも予想される総選挙で当選しそうな者はほんのわずかである。

以下に「生活」議員の選挙予測を書いておく。
当選濃厚 小沢一郎
当選有力 小宮山泰子
当落線上 東祥三 牧義夫 鈴木克昌 岡島一正 樋高剛
?マーク    山岡賢次 青木愛 太田和美
あとは軒並み落選確実。

それにしても政治家は冷たい、と言うか、どこまで行っても自己中心、選挙が第一。
参院小沢グループの筆頭格だった一川保夫は今や民主党参院幹事長。
側近中の側近と言われた三井辨雄は厚生大臣。
一新会会長代行だった奥村展三は文部科学副大臣。
陸山会事件への対応を取り仕切っていた辻恵、階猛の両弁護士は民主党にしがみついている。
山田正彦や黄川田徹も離党するのかしないのかはっきりしない。
あーあ、これだから政治家は信用できないんだ、と言いたくなる。

一川を除いて、ほかの連中は選挙のことが頭から離れなかったのだろうが、情けないと言うより仕方がないと言うべきだろう、それが政治家だから。

-----------------------------------------------------------------

Isihara

小沢は、永田町ではもうすっかり過去の人だ。
話題の中心は相変わらず橋下徹と維新の会であり、彼との連携を巡って新党を目論む石原慎太郎やみんなの党の渡辺喜美、減税日本の河村らの名前が取りざたされている。
が、小沢や「生活」の名前はちっとも聞こえてこない。
これは、橋下が小沢との連携を100%否定したからに他ならない。

小沢が消え去るのは日本の政治にとって喜ばしいことだ。
が、彼が消滅しても、政界がしっかりとした軸に基づいて再編されなければ意味がない。
私は昔からそうだが、石原にその中心的役割を担ってもらいたいと思う。
もう年だとか健康がどうのだとかは関係ない。
彼なら、その気になればまだまだやれるし国民の期待度も高い。

慎太郎よ!
最後のご奉公だ!
御老公 頼むぞ!

~文中敬称略~

【追記】
こういうバカ↓がいるので、面倒ですが晒しておきます。

もっとよく目を開けた方が良いのでは(笑)

都合が悪いからマスゴミが報道しない!
ってのが常套手段
いまでも原発反対デモは行われているが報道なし!

IPS細胞移植?の記事は真偽も確かめずに報道するマスゴミに一体何を期待しているのか?

投稿者:主婦
日付: 2012/10/15 17:43
IPアドレス:218.185.178.153

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

坂さま
こんばんは。

こちらのブログが読めて嬉しいかぎりです。
ボツボツお願いします。

「当落線上」 樋高剛氏は避けたいところです。
わが選挙区ですが、自民党に勝ってもらいたい。

民主党・維新の会も候補者を出しますので、票が割れることを期待しています。

投稿: はやぶさ | 2012/10/15 00:08

坂さんがご不調のあいだに、尖閣の残念なニュースもありましたね。
寄付金については複数のマスコミが、
「石原は尖閣募金を政府にあげてしまうつもりだ!」みたいに言いましたが、
けっきょくは東京都が管理する尖閣基金として凍結されたようで、
まあ、次善策としては良かったと思います。

マスコミは、消費税と橋下・維新と尖閣・石原関連では
自分たち好みに適当なバイアスをかけて、恥じる気配もありません。
消費税増税法案は一応の決着をみたので、これからは安倍自民党関連ですかね。

特に、記事タイトルによる誘導や印象操作にはひどいものがあります。
多くの人が記事タイトルしか見ないことをマスコミはよく知ってるのですね。
いま何やら新聞社をひっかけた詐欺師の話題がありますが、
我々自身が、新聞社にひっかけられないようにする必要があります。

投稿: 鳩槃荼 | 2012/10/15 00:29

 55年体制の瓦解のあとに何が来るか。どういう政治を構築するか。これが今後の日本の政治の課題でしょうね。
 55年体制を象徴する人といえば、誰でも何人か名を挙げることができるでしょうが、私にとっては「三塚博」です。農協やゼネコンの利益の代表者という意味で、ぼくが最も嫌いな政治家の一人です。
 ただ、ぼくが彼を嫌な奴と思ったのは、「三塚博・黒い履歴書」という本を読んで、そのときの実体験と照らし合わせて「ああ、あれは、そういうことだったのか」と思い当たる節があったからで、今、別の角度から見直してみれば良いところもあるのかもしれない。自民党政治の時代を見直してみることは、きっと次の時代に良い教訓を与えてくれるものと思います。
 ともあれ、政権交代で55年体制は瓦解した。ぶち壊しが終わったというのが今の状態で、次に構築されていくものは何かというと、今のぼくには縁が遠いというか、もう、ぼくの課題ではない。ほかの人、若い人たちに全てを委ねたいという気持ちです。
 で、ぼくは日本という国にも、この国の政治にも、あまり悲観はしていない。むしろ、グローバル化とか日本の文化遺産の再発掘、情報化社会の深化という動きが同時に進む現代にあって、何がどうなっていくのか、見物するのが楽しみでさえあるのです。国民の一人として投票はしますが、完全に見物人の立場ですね。
 石原閣下はもうトシだから、あまり期待してコキ使うと死ぬのが早くなるかもよ。
 ただ、彼が大事にして生きた何かを再検証して、その何がしかを後世の人が胸に抱いて生きるのは価値のあることではないだろうか。
 彼が中国を支那と呼んでバカにして生きてきた、その反面には自由と民主主義を何よりも大切にしてきた彼の生き様があったからで、それを単なる他国蔑視だとか国家主義だとかマッチョリズムと評するのは軽薄な評価だと思うのですよ。
 それで、私が楽しみなことは、昭和後期の文化的蓄積が、新しい時代にどう開花してゆくのか、それを自分の晩年のうちに眺めることです。きっと、江戸の元禄文化があって明治の産業革命や文明開化があったように、昭和後期の文化的蓄積は、なお日本の全盛時代を支えてくれるものと信じています。

投稿: ピラニア軍団 | 2012/10/15 05:49

 マスコミが信用ならないことは、日本ばかりではありません。アメリカの大手新聞社も「カネ」のためなら平気で偏向報道を行っているではありませんか。
   

 野田内閣の危険性は、最後の置き土産として「人権擁護関連法案」を可決してしまうことです。
 マスコミは何故か、報道の自由、表現の自由を脅かす「人権擁護関連法案」がこそこそと(反対するか閣僚の死、信頼を裏切って海外に出張しアリバイ作りをした閣僚の不在の機会に)閣議決定されていることを報道しないのか不思議でなりません。
 
 「人権を守る」と言う大儀名分は非常に危険な要素が含まれていることに国民は気が付いてくれることを祈ります。

投稿: 道産子爺 | 2012/10/15 06:13

谷垣時代終盤のの自民党に、問責なんかに同調せず、そもそも参院で消費税法案に反対しとけば
民主党を解散に追い込めたのだと主張してた人たちがいました。

でも、自民党が反対してれば、小沢一派は息を吹き返し、民主党内の反小沢派が野田を
引きずりおろして、今頃は細野総理大臣、そして小沢一派は堂々と復党し、何事もなかった
ように平穏さの中で居座りを決め込んでいたと思います。一方で自民党は何もかも失い、
マスゴミからはブレたと叩かれていたでしょう。

やはり、バカ保守を含めた自称保守派には人気がなかった谷垣さんが、小沢の息の根を止めた
最大の功労者だと今でも思ってます。

投稿: 麻生支持者 | 2012/10/15 11:04

>麻生支持者さん

自民党が参院で消費税増税法案に反対しておけば解散に追い込めたかどうかは
疑問ですが、現実として今現在も、民主党を解散に追い込めていません。

三党合意を破棄して消費税増税法案をチャラにすれば
小沢一派が息を吹き返しただろうというのは疑問ですね。
というか、時系列的にありえないと思います。

私は、あのとき自民党議員がすべきだったことは、
小泉進次郎氏のような行為だったと思いますよ?
中川秀直氏のような行為と言うとちょっとイメージがアレになりますが(笑)

自民党は、消費税増税法案に賛成しておきながら、
「消費税増税法案は公約違反である」という理由で問責を出しました。
法的にはともかく、道義的にこれは明らかにおかしい。
谷垣氏は、その時に舵を取っていた責任から免れることはできません。

安倍氏が総裁になって、自民党はからくも「民主党といっしょくたにされる」
という道から離脱する希望が見えてきたように思います。
しかしまだ安心は出来ません。
自民党とて純白の組織ではないのです。
自分が支持する政党には、より厳しい批判の目を向けるのが本当です。

投稿: 鳩槃荼 | 2012/10/15 16:09

>小沢が消え去るのは日本の政治にとって喜ばしいことだ。

正直小沢さんがそこまで嫌われるのか解らないのです。
小沢さんの何が悪いのか、ご説明いただけると嬉しいのですが。

投稿: 小沢信者 | 2012/10/15 18:08

>小沢信者様

東日本大震災、岩手が地盤の小沢氏が救援・復興の陣頭指揮をとることを今か今かと待ったのに、期待したのに・・・。もしあの時、地元のために這いずり回って頑張る姿があれば、すべて水に流して、彼の信者になることもあったかもしれないのに・・・。

本当に期待していたのに・・・。


私の地元は新潟です。小沢信者様、田中角栄ならばどうしたか、想像してみてください。

政治家が故郷を見捨てたら、それは政治家としての死を意味するんです。

投稿: 長野県魚沼市 | 2012/10/15 19:25

>鳩槃荼さん

自民党が当事者となった三党合意に基づく消費税法案を衆院で決議し、その後、解散目当ての党利党略のために参院で反対してひっくり返していたら、単に他党とその理由が違っていただけの問責決議賛成より、よほど道義的に許されないと思います(笑)。

そして、もし自民党に裏切られてたら、野田は消費税増税を掲げて解散しても惨敗するのは目に見えていますから、解散ではなく内閣総辞職するしかなかったでしょう。

「時系列的にありえない」の意味が分かりませんが、野田が倒れれば民主党内の反増税派が新執行部の座に着き、小沢一派は離党した理由が消滅するのですから、小沢一派が民主党に復党するのは容易だったでしょう。

今も解散できてないとのことですが、そもそも与党を解散に追い込むことは簡単にはできないことなのです。ただ、谷垣自民党は民主党の増税ゴリ押し法案を作り変えて、麻生政権時代からの公約に沿った景気回復後に増税という土台を、一貫性を保ちながら野党にして作り上げました。今後、政権を犠牲にして増税法案を通す必要がなくなったのですから、これも谷垣執行部の大きな功績の一つだと思います。

また、安倍さんが民主党との差別化を初めて試みたようなことを書かれてますが、谷垣執行部でも次期公約として景気回復が先である事を掲げてましたが、単にマスゴミが景気条項に関してはまったく報道しなかった、というだけのことです。

投稿: 麻生支持者 | 2012/10/15 19:32

「追記」
外交・防衛などに関して安倍さんが民主党との違いをより鮮明にさせたという点は同意します。

ただ、私の最初のコメントで主張したかった一番のポイントは、小沢一派を離党させ、息の根を止めた最大の功績者は谷垣さんだった、という点です。

投稿: 麻生支持者 | 2012/10/15 19:39

小沢信者様:

>小沢さんの何が悪いのか

小沢信者がたくさんいる。そのことが悪いのです。民主党分裂の責任を取って政界を去るべし。西南戦争で散った西郷さんの爪のアカでも煎じて飲んだらどうですか、といいたい。

そも、彼の謀略好きには辟易しています。古くは自自公政権の成立で民主党を裏切り、大連立工作で裏切り、菅おろしで裏切り、もう政界のお騒がせ男以外の何者でもないと思いますよ。彼一人の去就だけならどうでもいいが、金魚のフンみたいにカス議員がいっしょに付いていくから困る。仏の顔も三度まで、もはや許せません。

投稿: ピラニア軍団 | 2012/10/15 20:28

>正直小沢さんがそこまで嫌われるのか解らないのです。

私には、たくさんあります。

・600人を越える訪中団を引き連れたパフォーマンス。

・胡中国主席と会談で「私は人民解放軍の野戦軍司令官」と発言。

・韓国での発言

 1)「天皇には韓国人の血が流れている」:実証されてもないことを定説であるかのように言い韓国の歓心を誘う。
 2)(韓国の学生に)日本には皆さんのような優秀な血が必要だ。
 2)日本人は自分で考えない、自分で判断しない、責任を取らない、自立していない。
 3)日本人はアジアの害虫だ。
 4)私は天皇を訪韓させることができる。
 5)私が総理大臣になれば竹島は差し上げる。

・習近平国家副主席と天皇陛下の会見に関して

 1)宮内庁へ:ぐずぐずしてないでさっさと決めろ。
 2)報道記者へ:天皇陛下の国事行為は内閣が決める。憲法に書いてある。憲法を読め! 

・小沢氏の奥様のお話

 福島原発の爆発で恐れおののき食料品を買い込みトンズラ避難。世間にも、選挙区の地元にも顔を見せず数か月行方不明。
 国の為になるような人じゃない。

・選挙の票目当てのキャッチフレーズ「国民の生活が第一」、「マニフェストを守る」はボリューム最大。
・その陰で日本国民に聞こえないよう静かに進める「在日地方参政権」、「人権擁護法案」、「夫婦別姓」

・金を使った人心掌握

その他、沢山あるでしょうが・・・
来年の小沢邸での新年会、何人御集りになるのか興味津々です。
例年、100人以上御集りになっていたようですが・・・・

投稿: | 2012/10/15 22:33

>小沢さんの何が悪いのか

簡単です。いいところが一つもないからです。
支那や朝鮮に媚び、連合や日教組に媚び、
ばらまき政策で有権者に媚びる。
不動産ころがしに精を出し、
自分で作った政治資金規正法に
秘書が3人も違反しておきながら
関与してない、知らなかったと逃げ回り、
自らの責任から目を背ける厚顔無恥。
挙げ句は妄想の放射能被害からも逃げ回り、
地元に体を張って感謝の誠を捧げるべきなのに
天下に醜態をさらしておいて恥じない。
天皇陛下を公然と政治利用してはばからぬ
支那人民解放軍の野戦司令官を自認する男に
いいところなどどこを探してもありませんな。

逆にお縄信者の貴君が「いい」と感じているのは何なのか。
ぜひ教えてくださいよ。

投稿: やす | 2012/10/15 22:48

>麻生支持者さん

この話題を自民党の熱烈な支持者とするとき、私はいつも残念な思いをします。
理解して貰える可能性は殆どなく、最後には
「アンチ自民党工作員」とか言われるのがよくあるオチだからです。
もちろん、貴方はそのような言葉づかいはしておりませんね。
だから、いま一度、あの時の自民党について私の考えを述べましょう。
ちと長くなりますが、読んでいただけると嬉しいですね。


そもそも自民党は、民主党の消費税増税法案に賛同すべきではなかったのです。
「だって消費税の増税は自民党の公約だから」と言うのは間違ってます。
野党の大きな仕事は、政権与党の不正の監視です。
「自民党は自民党のマニフェストだけ守れば良い」のではなく、
「自民党は、選挙制度を守るために与党の公約違反を許してはならない」のです
"消費税増税法案はどうしても今国会で決めなければならない" という
変な催眠術にかかっている人が沢山いましたね。
消費税増税法案は、自民党が次期政権で実現すれば良いだけのことですよ?
それで「自民党が消費税増税を掲げている」責任は全うできます。

政権与党の選挙公約というのはですね? 
「その党員と、選挙でその党に入れた人だけに関係があるハナシ」
ではないのです。 ・・・そこのところを間違ってる人がとても多い。
日本の正当な国政選挙(多数決)で選ばれた与党がした約束の履行・不履行は、
自民党も含めた、日本国民全員が監視すべきものとなります。


自民党が参院で消費税増税法案に反対したとしても、
それは「党利党略で解散目当て」ということにはならないでしょう。
別に、消費税増税法案が不成立だったとしても、野田総理が解散を
しなければならないということに直結はしません。
それを言うなら、今だって、
「党利党略で特例公債法を人質にし、解散を迫ってる」と言えるでしょう。
その意味では今と何も変わらんということですよ。

あの時、自民党は「三党合意は事実上破棄されたも同然」と言っていました。
そのタイミングで中小野党が内閣不信任案を出し、
自民党は、「消費税増税法案」をとるか、「民主党にNO」の姿勢をとるか、
究極の選択を迫られたのです。
その時、小泉進次郎他7人だけが「民主党にNO」の方を取りました。
しかし谷垣体制自民党全体は、増税法案の方をとったのです。

「今後、政権を犠牲にして増税法案を通す必要がなくなった」と
書かれていますが、それは甘いですね。
重要なのは増税の「実施」であり、消費税増税の実施に際しては、
ふたたび三党による議論がなされ、「その時の与党が責任を負う」ことに
法案の文言では、なっているのです。
「景気弾力条項」は、2014年と2015年の実施にも関わらず、
2020年までの経済成長率を目安にするとしています。
未来の数字を外挿してくるということは、これはもう普通に考えて、
「何があっても消費税増税は実施するよ」と言ってるも同然です。
「近いうちに」などという、何とも曖昧な言葉だけで
参院での消費税増税法案可決に応じてしまうのならば、なおさら、
「ああ、とにかく増税したいんだな」と思われて当然ですよ。
谷垣体制自民党が「増税連立」と呼ばれていたのは、
さすがにマスコミの偏向報道だとは、言えません。


「野田が倒れれば民主党内の反増税派が新執行部の座に着く」 
と書かれていますが、その前提がおかしい。
今の民主党執行部は、小沢派が中枢を奪還することなど許しはしません。
「絶対勝つ」と豪語していた菅直人に負けた小沢派です。
まして首魁とその取り巻きが抜けた民主党で、
小沢派が息を吹き返すなどということはありえません。


わかってもらえてないと困るので、一応書いておきますと、
私は、それでもなお、自民党が支持政党
(選挙公約を見るまでは、正しくは支持"候補"ですが)であり、
谷垣氏についても、別に蛇蝎の如く嫌ってるわけではなく、
党内力学の上で、ある意味気の毒な役割をした人だと思ってます。
しかし、私は消費税増税法案関連で、自民党に何の間違いもなかったと
言ってのけるような支持者には、嫌悪感をおぼえます。
対象が芸能人なら、どんなスキャンダルがあってもファンを続ける、
という愛好の姿勢も良いでしょう。
しかし、政治家に対して妄信的なファンになってはいけないと、
私は言い続けます。

投稿: 鳩槃荼 | 2012/10/16 00:09

>鳩槃荼さん

今、たまたまこのブログにポチしようとして、あなたのコメントを見つけ、きちんと最後まで読まずにレスして申し訳ないのですが。

自民党の総裁候補の誰一人として三党合意を否定や批判していた候補者はいませんでしたし、安倍さんでさえ谷垣路線を肯定し継承しているのが現実です。

そういう現場の専門家の意見のほうが、素人さんのご意見より私には説得力があるのです。ただそれだけのことです。そしてあなたと見解や意見が違っていても別に不都合はありませんので、この辺で。

投稿: 麻生支持者 | 2012/10/16 00:39

>麻生支持者さん

何か書かれるなら、ちゃんと読んでいただきたい。
まあ、その気がないってことだと理解します。

投稿: 鳩槃荼 | 2012/10/16 01:36

長野県魚沼市さま
ピラニア軍団さま
投稿: | 2012/10/15 22:33さま
やすさま

レスポンスありがとうございました。
そして、自分自身、何処に書き込んだか忘れてしまって
返信が遅れたことをお詫びします。

私も、小沢さんの事は、天皇陛下の1ヶ月ルールを無視した媚中外交、名前を使い分けての土地転がし、政治資金規正法案件など、確かに良いところは無いのですけど、知り合いのおじさんが、文字通り小沢信者で日刊ゲンダイ読者で、私も半分染まってしまってるのかもしれません。
頂いたレスポンスから、ぐぐって、ソースを空で言えるくらいにしておきます^^;

貴重なお時間ありがとうございました。

投稿: 小沢半信者 | 2012/10/17 18:30

まだ石原新党などに期待するとか、訳が判らん、石原都知事は
よく吠える弱い犬と理解してます、上に弱く下に強い、権力欲と常に注目されたい、中心に座りたい人かなと、尖閣に関しては、丹羽大使の読みは、確かでした、中国の指導部交代時期の
微妙な時に、野田の人気とり国有化まで、読み取っての、東京都買い取りなら、中々の策士ですが、漁民の為の施設など国が
作らないなら、゛堂々反論をすべきだが、買い取りの米国発言など、アメ公の為の、前座をしたにすぎない。愛国者発言が多いが、なんかアメリカあつての愛国の様な気がする。裕次郎の役柄の正義漢のイメージで得をしているが、子息2人を議員に
したい気持ちは、欲が深い、子息も優秀だし、資産もあるのだから、前回の五輪招致の子息の便宜を図った騒ぎみたいな事
で、批判を浴びるより、毎日都庁に出て、都民の仕事をし
国政は次の世代に任せればよい。

投稿: 素浪人 | 2012/10/20 16:45

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