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2012/12/18

安倍さんに大いに期待するとともにしっかり応援したい

選挙が終わり、またいつもの日常に戻りました。
が、選挙前とは少し気分が違います。
やはり民主党政権というストレス源がなくなる影響は大きい。
おまけにD.Ozw一派という国益を害する集団もほぼ壊滅しました。
しかしまあ、願い事がこんなに完璧に叶っていいもんですかね。

ところで、読者の方から野田首相についての質問がありましたので、私なりの捉え方を書いておきます。

野田さんは、惨敗覚悟で解散に踏み切ったと思います。
民主党が100議席以下になることも解っていた。
間違いありません。

では、なぜ惨敗すると解っていて解散したのか。
一つは、解散を先延ばししても結果は大して変わらないということ。
次に、今の民主党が惨敗しても仕方がないと思っていたこと。
そして電撃解散で選挙準備が整っていない第3極、特にD.Ozw一派をつぶそうと考えたこと。

「私は民主党のために政治家になったのではない」
かつて野田さんは、そう言い切りました。
まさに、その野田さんの政治的信念が表れた解散劇だったと思います。
野田さんは、ある意味、清々しているのではないですか。

ところで自民党。
圧勝したとはいえ、その中身を見ると、そうは言えません。
比例の得票率は、大敗した前回とほぼ同じ。
つまり民主党が国民から愛想を尽かされたのであって、自民党が積極的に支持されたわけではないということです。
安倍さんには勘違いしないでもらいたい。

まあ、安倍さんは、そんなことないと思いますけどね。
前回よりずいぶんたくましくなったし、落ち着きも感じられる。
もともと謙虚な方だから思い上がるようなことはないでしょう。

安倍さんは元来、上げ潮派で、財政出動や公共事業より規制緩和や民間活力の活性化を重視する立場ですが、今の状況を考えると、財政出動や公共事業も必要と考えるのは理解できます。
思い切った景気対策でデフレ脱却に目途をつけてほしい、そう思います。

とにかく来年夏の参院選で勝利することが第一。
そのためには国民の期待にたがわない政治を実行しなければなりません。

安倍さんに大いに期待するとともに、しっかり応援したいと思います。

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

はやくも、テレビマスコミの論調の違いがネットで揶揄されているようです。
自民党に対してはハネムーン期間も何もないらしい・・・と。

それから、例の「一票の格差」ですが、
2つの弁護士グループが「数撃ちゃあたる」とでも言うばかりに
全国14箇所で一斉提訴したとか。
彼らは、今回が逆に民主党の勝ちだとすれば、こんなコトをしたでしょうかね?
いずれロクな弁護士たちではないと思いますが、
これがどの程度の影響力があるかはよくわかりません。

投稿: 鳩槃荼 | 2012/12/18 18:04

今度の選挙は、左翼には絶対に負けられないと考えた人たちだけが、
頑張って投票に行ったと思います。

投稿: | 2012/12/18 20:38

野田首相に対しては民主党代表選で代表に選ばれた時は全く評価していませんでした。
多少自民党に似た主張をしていましたが所詮民主党にいるのですから。それくらいだろうと思っていました。
そしてあの顔はどちらかというと公明党系の顔です。

でも今は野田首相を評価しています。かなりの信念と胆力を持った人です。
公明党にではなく自民党に入党すればいいと思いますが、総理まで経験した人ですから意地もあるでしょうしそれはないでしょう。

野田総理の最大の功績は小沢一派を追い出したことです。結果小沢一派はほぼ壊滅しました。
これからも純化路線を突き進み、輿石らの左翼を追い出せば魅力のある野党に生まれ変わると思います。でもイケメン細野氏が
代表になってそれができるかどうか。

今回の投票率が低かった原因は、「脱原発」にあると思います。
脱原発は選挙の争点にはならないとかいろいろ評論はありましたが、しかし生活に直結しているのはやはり「電気」です。
しかし実現までのスピードが違うもののどの党もみな脱原発でした。
自民党ですら原発に依存しない社会を目標に、ベストミックスを探るでした。
このまま原発を止めたままでいいのか。不安にもかかわらず、どの政党も脱原発を言う。選挙に行く気がしなかった。違うでしょうか。

比例復活で中山成彬氏が国政に復帰したのは嬉しかったです。
恭子夫人もホッとしているでしょう。
安倍自民党や橋下市長と共に日教組潰しに頑張ってください。

話題がコロコロ変わりますが、一色正春元海上保安官は今回なぜ立候補しなかったのでしょうかねえ。当選確実だと思うのですが。
安倍総裁も立候補を説得しなかったのでしょうか。

投稿: 琴姫七変化 | 2012/12/18 21:38

 安倍のいうインフレターゲット2%なんて、日本経済を不健康にして財政危機を引き寄せるだけで、いいことなんてありません。

 この10年、長期プライムレートは2.5~1.5%という超低金利を続けている、この事実を、どうして無視するのか? 

 デフレの原因が、海外から安い製品が入ってくることにあるのに、日本一国で通貨膨張政策をやって、何の対策といえるのか。このカネ余り状態で、市場にじゃかじゃかカネを流せとムリを押したら、不動産に対する貸し出し枠15%というバブルの教訓から得た枠でも外すしかなくなる。不動産だけとも限らない。必ずどこかに実需の裏づけのない過剰流動性が生じ、一時は良くても、その是正に苦労することになる。

 日本が技術立国として生きて行くタネなど、ナノテクノロジーでも省エネ技術でも、いくらでもある。そういう研究開発にカネを使うとか、老朽化したインフラの更新にカネを使うべきであって、目前の景気対策などというものに大金を投じるべきではないんだ。経済規模の小さい発展途上国ならいざしらず、日本はもう世界の経済大国なのだから。

 こういう指摘をしても、このブログの住人たちは、愛国・売国なんたらで頭をやられているから、どうせネガキャンぐらいにしか思わないだろうが、私は警告だけはしておきますよ。あとで笑うせぇるすまんのドーーーーンがきても、知りませんよー。

追記;
Patriotism is the scoundrels’ last shelter. (愛国とは卑怯者の最後の隠れ家である。)

投稿: ピラニア軍団 | 2012/12/18 22:12

初めまして、よしだと申します。
今まで政治には全く関心がないというか、
知識がありませんでした。
ただこの3週間ほど、実際にあることが知りたくて、
ネットをいろいろと読んできました。
本日初めて坂様のページにたどり着いた次第です。

本当に分かっていない上での質問ですし、もしかしたら今までに書かれているかもしれないのですが、本当に知りたいことなので、出来たら、教えて欲しいです。

維新に関して、好意的に書かれているようなのですが、
同和に関して、多くの経験を持たれているのになぜ?と疑問を持っています。
橋下氏も松井氏も同和に深く関わっていて、
橋下氏の話し方は以前、私の会社に来た労働組合(同和)の人の恫喝と非常によく似ています。
また、新聞記者に「勉強してからこい」と言っているのも、もちろんマスコミの皮肉めいた言い方や、特定の方向に言質を取ろうとする物言いに頭に来るのも分かるのですが、今イチ納得できません。

また、石原氏が彼と連携したのも、なんで石原さんが?
と私には疑問です。

是非お話聞かせて頂いたら、と思います。

よしだ

投稿: よしだゆたか | 2012/12/18 22:47

安倍晋三氏の選挙後の、動きを限られた範囲ですが、見ていると現在のところ浮ついた姿は見られません。
 今、国・国民に必要な事かを把握され行動されているように感じられ今度こそと、信頼に応えてる思います。

しかし、早、今日の9時の大越キャスターのNHKの山口公明党との対談に思ったとおりに、いの一番に憲法改正を取り上げてきました。

 NHK、朝日新聞(若宮主幹)を代表する、マスメデイアの報道には気を許せません。

大幅な金融緩和による、景気回復策についても、どうも昼の報道番組まがいの番組等で、早くも過剰なインフレを招くなどと安倍晋三構想を捻じ曲げて取り上げられているようです。

 反日・売国のマスコミに踊らされること無く、しっかり見守りたいと考えます。

投稿: 道産子爺 | 2012/12/18 22:48

確かに前回の総選挙と今回の総選挙では比例の得票数はあまり変わらないかもしれませんが投票率が10%もひくいのですから少なくとも前回よりも自民党に投票したひとがおおかったと言えるのではないですか?

投稿: たかさん | 2012/12/18 22:59

残念なことに安倍自民が大勝してしまいました。
似非保守のグル、安部晋三が最低最悪の総理であることは前回の政権放り投げで証明済みです。
郵政民営化反対議員を復党させるという愚行に始まり、慰安婦問題ではフラフラと曖昧な事ばかり言って、アメリカ下院で可決されてしまう始末。
この男こそ、腐りきった真の売国奴。安部新内閣を得て、日本はついに亡国へと加速し始めました。
国際関係の事など何も知らない似非保守は改憲や国防軍などの妄想を騒いでますが、事は簡単ではありません。
一方、管理人さんの言うとおり、野田総理は評価されるべきです。

以下、リンクします。
国際関係では事実か否かは重要ではありません。
黙っていれば理解してもらえるという甘い考えは通じません。
分かりやすい事を信じ込ませることが国際社会で優位に立つ秘訣です。
大東亜戦争に発展したのも、日本の政治家たちの宣伝が下手で口下手だったのが大きな原因です。
中国は早速行動を起こしてます。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/615659/

安倍は早くも、今はネットがあるから捏造はばれると馬鹿な妄言を垂れ流しています。
ネットはツールのひとつであり、ネットを妄信してはいけません。

安倍自民の大勝したのは過ぎたことなので仕方ありません。
あとは安部が前回の失敗を反省し、改憲や国防軍設置、公共事業などをしっかりと実現することを願ってます。
安倍が目標を達成したら、私も今までの安倍の評価を撤回します。

投稿: 立木啓 | 2012/12/18 23:40

さすがにもう「いつもの手法」は見抜かれたんですよ。小沢はもう終わりです。
が、まだまだ気は抜けませんね。
自民党にも護憲派が大勢いますし。
ともあれご健勝願います。

追伸
参考ブログは郡山在住の方によるものです。
「なぜ脱原発派が支持を得られなかったか」
について分析しています。12/17の記事です。
ブログ主の実家の食堂も風評被害を受けたそうですが
12/5、安部総裁が堂々の来訪を果たし
「カツ丼を完食」したそうです(同日記事参照。写真をクリックすると拡大されます)

投稿: 読者 | 2012/12/18 23:46

そんなに美しい話ではないと思いますが。民主党内での「野田降し」クーデターが原因だと考えております。とどのつまり「保身」を選んだと言うこと。だからこそ現・総理が「比例」と重複したんだと思いますよ。

投稿: 南国通信 | 2012/12/19 00:21

安倍総裁の景気対策は失敗に終わるでしょう。
デフレ脱却なんて言ってもねぇ・・・
EUや米国はちゃんとインフレになっていますが失業率はデフレ日本の2倍以上もあってぜんぜん不況から脱出できてないんですよ!

現代の不況は
レーガン政権の83年ごろから始まった「IT革命」によってホワイトカラーの仕事が減ったからです。
中間層が減ったので格差が拡大したに過ぎず・これは時代の進歩ですから新自由主義とは無関係です。
ゆえに景気を回復させるには
ホワイトカラーの仕事を新たに創出する(イノベーション)以外にないのです。

また
旧ソ連では住宅マンションのエレベーターのボタンを押すだけの公務員が居ました。
旧ソ連ではおおむねこのような仕事が多くて結局社会主義の崩壊に至っております。

だいたい・・・
リフレ派が提唱する・いわゆる「穴を掘って・また埋める公共事業」(どの国でやったことがあるんでしょうか?)と似たり寄ったりですね。
ですから
「赤字の高速道路」なども同じことなのです。
子どもでも押せるマンションのエレベーターのボタンを押す仕事でも生活して行ける給料がもらえたソ連社会の行き着く先と同じなんですよ。
 

エレベーターのボタンを押すなどせいぜい1日500円にもならない無駄な仕事ですよ。
そんなことで景気が回復するなど幻想以外の何物でもないですよ。ホンマ・・・
こんなこと子どもでも分かりそうなことなのにね・・・

池田信夫氏も言っていますよ。
「真の保守主義とは財政出動や公共工事に反対することである」・・・とね
「暗愚の保守主義」池田信夫
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51832307.html
 

だってねぇ・・・
米国でもEUでも保守政党である共和党などが規制緩和と減税の自由経済で
リベラル(左翼)政党の民主党が金融緩和や財政出動をやってるじゃありませんか!
だけど日本じゃ
保守主義を名乗る方々が金融緩和と財政出動を求めて「補助金寄こせ!」と目を血走らせているんですから・・・どうなってるんでしょうかねぇ・・・???(不思議の国:日本)
頭おかしいんでないの?

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/19 00:52

>ピラニア軍団さん
ご趣旨はおおむね賛同いたしまするが・・・
>愛国とは卑怯者の最後の隠れ家である
↑これは大間違いです!
 

シデムシ(死出虫)という(糞転がしみたいな)のが居て
この虫は動物の死体に卵を産みます。
やがて沢山の幼虫が死体の中に生まれて死体の肉を食べて育ちます。
しかし
成虫になるまでに死体の肉が足りないことが分かると親の死出虫は子どもの幼虫を何匹か食べて減らすのです。
そうしないと幼虫全員が成虫になる前に死出虫の群れ全部が死滅してしまうからです。
結論
あらゆる生物は「個体淘汰」があると同時に「群淘汰(血縁淘汰)」もある・・・ということ。
つまりですな・・・
自己愛とともに、ちっぽけな虫にさえ「愛国心(のようなもの)がある」のです。
 

なお最近の研究では
国家の成立以前の状態は個人間は常に戦争状態であり
その戦争を無くすために国家が創造された
・・・ということが分かりました。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/19 01:24

管理人様の野田観、あまり肯えません。
唯、第三極潰しだった事は確かだろうと思いますが。
選挙結果が民主党の惨敗だったからと言って、それを野田氏が見通していたとも思えないです。

谷垣総裁に約束した「近いうち」が100日も経って実行しても彼は「約束履行だから嘘つきではない」と言い張れる人です。
本人は鳩と思って居るけれど日本人にはサギに見られ、そのサギからペテン師と呼ばれた前任者、彼らと同じには見られたくない「誇り」で負けるかもしれないけれど活を見いだせる、と思っての解散では無かったかと。

国民の経済状態がどうであっても増税はすると言い切り、党内大反対でも解散したあたりが胆力と言うならば胆力なのでしょう。
野党時代や首相就任前までの野田氏と就任直後からの野田氏の変身ぶりが、党内を欺く演技だとするなら、管理人様の仰る事も理解出来ますが、とてもそのようには思えませんでした。

投稿: よれこ | 2012/12/19 04:25

全国の橋梁の補修、高速道路等の補修、もちろん東北のインフラ整備、そして国軍の立て直しなどは総需要を増大させ、有効需要に達するほどになるかもしれませんが、それに合わせて通貨供給量を増大させる必要があります。お札を刷れば良いんですよ。革命政権の中でも、成功した政権はみんなお札を刷っているんです。実は明治維新が成功した理由もお札を刷った事にあると言っても過言ではないのですよ。
中国が膨大な量のお札を刷っても知らん顔のくせに日本がお札を刷ろうとすると目くじらをたてる。アメリカも負けじとばかりにお札を刷っているけど、現在アメリカの製造業はゆっくりと回復している。しかもいまだデフレ。インフレは金持ちの味方であり、適度なデフレは庶民の味方。実に暮らしやすい。しかし、デフレの弱点は雇用です。ケインズが最も苦労したのも雇用。しかし、現在の日本はちん古典派の影響でしょうか、若年層の給与が実に安い。これは大問題のはず。将来かならず禍根を残す問題です。「適度な」デフレにしなければいけません。問題は財の供給が出来ない事によるインフレです。東北を復興させようにも、橋を補修しようにも、もはや土建屋さんがいない。財やサービスの供給不足。これさえなければインフレは怖くないし、第一インフレになりません。
しかし、総需要を増大させることは、電力需要を増大させる事です。経済が軌道に乗ったとしても、その経済成長を維持するためには現在の倍の電力供給能力が必要でしょう。東北復興のためにも、何としても原子力発電所を整備する必要があります。
東北復興、公共投資の復活に合わせて、原子力発電を整備しなければ、せっかくの経済成長も頓挫してしまう。

投稿: 縄文人 | 2012/12/19 06:42

非反日政党で安倍さんを支持しています。

さて、直近の自民党の動きを懸念しています。旧来型の土建屋へのバラマキを復活させているのではないかと。自民党のガンだった連中は大半引退しましたが和歌山のN議員はまだ残っています。

こいつは、ガンの中でも一番たちの悪いガンですが同様に中国悪主席の銅像を建てようとした親中の腐れでもあります。

こいつのいう紀州半島一周高速道路、頭がくらくらします。災害時にも役に立たない全くの工事のための公共事業です。彼にどれだけキックバックが入るのか知りませんが、こんなことやっていたら来年夏の参議院選挙では自民党はまた大敗です。


投稿: | 2012/12/19 08:44

然も未だ悲願が達成された訳でも無い、寧ろ、
安倍さんの、いや自民党保守の悲願で有る
憲法改正への第一歩を踏み出したのに過ぎない
訳ですから勝利に浮かれている暇なんぞ
これっぽっちも無いでしょう。単独で
320議席とった訳では有りませんので。

投稿: abusan | 2012/12/19 09:00

民主党の野田さんを「胆力がある」と持ちあげている(ように思える)のほほんとした方に申し上げます。
ここまでひどかった民主党の総仕上げをしたのが野田さんで、救いようのない口先男だと私は思っています。
以下のURLを参考になさってください。 このような民主党に票を入れる国民がまだ居ることにおどろいています。


http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1737.html#more

投稿: レモンティ | 2012/12/19 09:56

安倍総裁が今後気をつけなければならないのは、自民党内に巣食う「本当の敵」でしょう。前政権の時も相当足を引っ張られたはずです。ぜひ党内の大掃除をして、真の保守として再建してもらいたい。

日本の政治から特亜勢力を取り除くこと。日本が主権国家として存続するために、今最も重要なことではないかと思います。

具体的な政策に目を向ければ、「金融緩和+公共投資」によって景気の底上げが期待できますが、「資源大国化」もぜひ推進して欲しい。自国でエネルギーが生産できれば、貿易収支が劇的に改善するだけでなく、火力発電による原発依存の解消、地政学リスクの減少、政府税収増加、国民のエネルギー負担減少など、多岐に渡る効果が得られます。できれば復興と同レベルに格上げして速やかに実行してもらいたい。成功すれば復興以上に強力な経済効果が得られるはずです。

投稿: 竜蔵 | 2012/12/19 10:37

安倍政権によって、外交・防衛などには大いに期待が持てますが、ここでは経済に関して一言……

デフレは「物価は下がるが、それ以上に収入も下がる」状態。
インフレは「収入は上がるが、それ以上に物価も上がる」状態。
私のような低所得層にとってみると、ほぼそのように言い切れるのではないかと。
結局、デフレにしろインフレにしろ、ある限度を越えると、購買力は減る一方になります(^_^;;
高度成長期は、ずっとインフレが続いていたわけですが、それで苦労した人も多かったはずで、現在の50~70代くらいのかたがたには、漠然と「インフレは悪」というイメージが刷り込まれているのではないかと思います。
インフレが悪だから、その反対のデフレは善である……もちろんそんなのは素人考えですけれども、その素人考えのまま政権をとってしまったのが民主党でしたね。
野田さんも、なんとなく「インフレよりはデフレのほうがいいんじゃないか」という感覚をお持ちだったようで、デフレ対策に消極的だったのはあたりまえでした。
むしろ、デフレをなんとかしろ、とせっつかれるのが不思議で仕方なかったのではないでしょうか。
「物価が下がるが、それ以上に収入も下がる」ということの後段に思い至らなかったものと見え、それだから「庶民は物価が下がって喜んでいる」などと信じていたようです。
低所得層が望んでいるのは、インフレでもデフレでもなく、食糧品など生活必需品の税率軽減がいちばんでしょうね。
実際、消費税が俎上に昇るたびに、必需品の税率軽減を唱える意見も上がるものの、いつもすぐに顧みられなくなるのが不思議です。
品目によって税率を変えるなどということは、やっている国はいくらでもありますし、日本でできないはずはないんですが……
もしかして、その場合に高税率になりそうな業界(不動産、自動車、観光などでしょうか)からの圧力がかかっているのか? などと邪推してしまいます。
「物価を上げる」「収入を上げる」ではなく、「購買力を上げる」経済政策を実施していただきたいものです。

投稿: 面毒斎 | 2012/12/19 11:20

今回の選挙は、
景気を何とかしろと
民主党をなんとかしろという考えを持った人達が、
景気に対する具体論を唯一唱えた自民党にこぞって入れたのです。
民間に景気を回す活力を期待した高橋洋一氏は、
金融緩和して景気が回りだすのに3年を要したとTVタックルで言いました。
今度の安倍&麻生氏はそんなに待っていられません。
民間に景気を回す力を期待せずにとっとと政府で回してしまおう。
だから、公共事業なんです。
新年早々、超大型の補正予算を組む準備が着々と進んでいます。
米国の財政の崖も迫っているために予算規模が更に拡大しているのですが、
この補正予算に関しての最大の邪魔者が財務省・白川氏と日銀です。
彼らへの楔とするために麻生氏を財務省に送り込むこととなります。
次から次へと財務省の傀儡と化した民主党議員たちとは違い、
麻生氏は彼らの思い通りにはなりません。
ましてや、麻生氏はかつての盟友故・中川昭一氏のためにも、
財務省には負けていられないのです。

早速ですが、朝日が…、
http://www.asahi.com/paper/editorial20121219.html#Edit1
こういう風にイチャモン付けてくるわけです。
中身見てもやはり認識自体が間違っているので話にならないのですけどね。
第一、日経平均株価はついに1万円台を回復し、
円はじわじわと安くなりつつあります。
これが何をもたらすかというと…、これ。

http://japanese.joins.com/article/113/165113.html

まぁこれは影響の一分でしかありませんが、
韓国がウォン高に襲われます。
韓国の大多数の国民にとってはそれまでがインフレだったので悪いことではありませんが、
輸出産業にとってはたまったものではありません。
円安ウォン高は日本の輸出産業が息を吹き返し、
韓国の輸出産業が衰えることを意味するからです。

投稿: | 2012/12/19 12:41

やれやれ・・・
ノーテンキな連中が多いねぇ・・・
 

FRBのバーナンキ議長は
「ゼロ金利下では金融緩和には限界がある。これまで色々やってきたが効果は上がらなかった」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8BC00H20121213
・・・と言ってるんだよ。

オバマ大統領も
「”財政の崖”を避けるために約100兆円の歳出削減に踏み切る」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20121219-OYT8T00356.htm
と言っている。
 

これを無視するように安倍政権は財政出動200兆円などと戯言(たわごと)を言っている。
だいたいリフレ派の根拠はバーナンキの金融緩和とオバマの公共工事であったはずだが・・・
この本家本元が「もうやめる」と言いだしたのに馬耳東風を気取って知らんぷりするようである。

梯子は外されてるんだよ!

だいたい
2%のインフレが起きたとしても
インフレ率と国債金利は連動しているから
国債金利もゼロに近い低金利では済まなくなる。

昭和金融恐慌で蔵相高橋是清が最初にやったことは
「金の輸出禁止」である。
実物資産をまず抑えてから対策を取っているのに
安倍政権は実物資産とは乖離した何ら保証の無い国債の濫発を大量に行おうとしている。
「株価が上がっている」???
暴落させる前にまず値を釣り上げるのが大儲けする常套手段であることが分からないとは恐ろしいね。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/19 14:04

池田信夫氏と中山成彬氏に関して、
池田信夫氏から
池田信夫氏の3大法則
池田信夫氏の第1法則:池田信夫氏が自信たっぷり断言していることは、何の根拠もない虚構である蓋然性が高い。

もし根拠のあることをいっているのであれば、批判されればすぐにその中身そのもので反論できるはずでしょう。できないということは、第1法則が成り立っているということですね。

池田信夫氏の第2法則:池田信夫氏がもっともらしく引用する高名な学者の著書は、確かに存在するが、その中には池田氏の議論を根拠づけるような記述は存在しない蓋然性が高い。

もしそういう記述があるのであれば、何頁にあるとすぐに答えればいいことですからね。

池田信夫氏の第3法則:池田信夫氏が議論の相手の属性(学歴等)や所属(組織等)に言及するときは、議論の中身自体では勝てないと判断しているからである蓋然性が高い。

ここのところ、池田信夫氏があちこちで起こしてきたトラブルにこの3法則を当てはめれば、いろいろなことがよく理解できるように思われます。

まあ、いずれにしても、現実社会でまっとうに、真摯に生きている多くの人々の生き方を、薄ら笑いを浮かべてあざ笑い、どんな「研究」で得た学術博士か知りませんが、博士号に立てこもって人を攻撃することのみに専念するこのような人物に、学問的誠実性のかけらもないことだけは確かなようです。

引用ここまで、
池田信夫って、左右両方から、ネタにされているような
人です。
学術博士ではなく、博士(学術)が正しいのですが、
ips細胞の臨床応用世紀読売新聞の大誤報(週刊文春)は、森口某という博士(学術)の「犯罪」と詐欺師
である森口某に乗せられた、読売新聞の脇の甘さが批判
されて当然でしょう。
鳩山由紀夫首相(当時)が、「ワシントン・ポスト」で
「ルーピー」と評価されたのは、有名ですが、読売新聞
をはじめ、日本のメディアのいい加減さを「ネイチャー」が批判していたのは、余り話題に成りませんね。

中山成彬氏に関して、
『真の保守だけが日本を救う』平沼赳夫・中山成彬・田母神俊雄著
を読んで、
「確かに、期待出来そうですね」

私のような「B層」には、安倍さんのやろうとすること
は(知能的に)出来ないので、まぁ、いいのではと思い
ますね。
石破さんは、東京裁判史観を今も引きずっているような
人です。

投稿: 三毛猫 | 2012/12/19 15:07

>日本共産党擁護の”三毛猫”
お前のデタラメなコメントこそ根拠がない。
 

池田信夫氏の言説のどこが根拠が無く虚構なのか?
例を挙げてみよ!
無いならお前の方が虚構でウソである。
 

要は
日本共産党のウソを
「経済が政治を決めるというマルクスの説は間違いで、本当は政治が経済を決めるのである。なぜなら中国を見ればわかる。もともと資本主義経済が無い中国で鄧小平が社会主義を止めてから経済発展しているのが何よりの証拠である」
・・・と喝破したゆえに 池田信夫氏を憎んでいるのが日本共産党と ”三毛猫” お前だからだ!
そうだろ?
代々木からの工作員 それがお前の正体だ!

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/19 17:16

FRBのバーナンキが金融緩和をやめる?
虚言を弄してはいけません。
それどころか更に拡大してますが。

FOMC、QE4発表

ttp://www.businessinsider.com/fomc-december-meeting-preview-2012-12
ttp://www.kokusai-am.co.jp/report/special/2012/121213.pdf

今回の特徴は、
インフレターゲットならぬ、
失業率ターゲット(6.5%以下になるまで無制限買取)を設定したことが挙げられます。

バーナンキは頑張ってるよ。
米国どころか世界経済を支えようとしてる。
これを何とか出来ないのは、
政治のほうが悪い。
まぁオバマとロムニーとでは、
どう考えてもましなのはオバマだったので、
米国民は懸命だったとは思うけどね。

投稿: | 2012/12/19 17:22

 FRBのバーナキン、アメリカのオバマが言っている。何も有り難がることはないのでは、他の国のことは、他の国のこと、参考にすることは必要だが、盲信することで日本は救われるのだろうか。

何か、変です。
 
 選挙が終わったばかりで、まだ正式に次の政権が発足してもいないのにもう足を引っ張る輩が、いるとは情けない。
 

投稿: 道産子爺 | 2012/12/20 06:40

 「デフレ脱却」が必要だなんて、誰が主張していますか。

 経団連、経済同友会の親分衆がそう主張していますか。「デフレ脱却」なんて喚いているのは、テリー伊東みたいな電波芸人か自称エコノミストと称する安っぽい三流経済学者ばかりですよ。

 なぜエコノミストと称する連中の予想が尽く外れるか、考えたことありますか。奴らの大部分は企業で育った経験がなくて、本と週刊誌を読んで、あーだこーだ専門家ヅラしてもっともらしいことをぬかしてるだけだからです。物事の本質や世の中の全体像を把握したり多角的に分析する力などない。何よりも、企業も経済も生き物だという感覚が欠如している。

 そんなマスコミの安っぽい「デフレ脱却」論に踊らされて通貨膨張政策を日銀に強要しようなんて愚の骨頂ですよ。池田信夫が「安倍の頭は大丈夫か」というのは、ごもっとも。「インフレを実現したければ日銀がヘリコプターを使って空から無限にカネを撒けばいい」というのも、ごもっとも。池田信夫その人の人格も評判も関係ない。

 構造改革とか国家戦略という言葉を、この10年ぐらい盛んに繰り返してきたのは、なぜなんですか。それが先にこないと、日本は年寄りばかりのジジババ国家になってしまって、医療や福祉に高コストがかかる社会になってしまい、どーしょーもないからです。少子化対策をやるとか、ジジババ国家ならではの高度情報化社会にしていく方法を講じるとか、次世代のハイテク社会を築くとかの「ビジョン」が先にこないと、どこにどうカネを使うのが有効かという判断ができないでしょ。

 インフレかデフレかなんて単純な二元論で目前の景気をどうこうしようなんて考えている愚妹なやつらは国のために百害あって一利なし。トーフの角に頭をぶつけて死んでしまえ。

投稿: ピラニア軍団 | 2012/12/20 11:24

>名無し
”虚言を弄している”のはお前の方だ!
 
良く読んでみろ!
「米FRB議長、景気支援や財政の崖対応での政策面の限界を指摘」ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8BC00H20121213
 
バーナンキは
「追加緩和策を行う能力は無制限ではない」
「歳出削減と税収増加策を講じることが重要と指摘」
とちゃんと言っているではないか!
「歳出削減」とハッキリとね・・・

QE4ってのはねぇ・・・
「FRBも財政の崖による景気への悪影響を弱めるよう努力し、支援策を”おそらく若干拡大”すると述べた」
ということに過ぎない。
分かりやすく言えば・・・
「急ブレーキを踏めば、事故を起こしかねないので徐々にブレーキを踏む」(急激にスピードを落とすのは危険だ)
と言っているのである。
要するに結局は・・・
金融緩和は徐々に終息させる・・・ということに変わりはない。

君が目の悪いのは気の毒だが・・・
日本語が分かるならちゃんと大意をつかんでからコメントしなさい。
 

>爺さん
三橋やあんたらリフレ派が根拠とする政策がそのよりどころを失ったということだよ。
EUでもアメリカでも失敗したことを日本の安倍政権がやったとしても失敗する可能性が高いだろう。
少なくとも日本の選挙民も納得しないだろう・・・ということ。
このようなデタラメな政策を行って自民党が国民の信頼を失い・・・結局は外国人参政権法案を推進するような売国政権に取って代わられることを私は恐れているんだよ。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/20 12:06

公共投資に対してアレルギー反応を見せる人の共通点は「具体策」を出さないこと。これに尽きます。具体策は何かと聞けば「何か新しい産業を興す」としか答えない。ではその産業は? 当然回答はありません。

ご存じ無いのかもしれませんが、日本には有望な分野がたくさんあるのです。

まず、エネルギー産業。日本近海はエネルギーの宝庫です。中露韓が日本の領海や領土を狙うのは、エネルギーがあるからです。安倍総裁も「日本近海はフロンティア」であると明言しています。ここに投資をすればいい。藻から油を生産する技術や新しい発電方法など、他にも有望なエネルギー技術があります。自民党は「資源大国化」という政策を掲げていますので大いに期待したいところです。

エネルギー以外ではやはりIPS細胞でしょう。実用化できれば世界中に貢献できることは明白です。

それから、世界的に問題となっている食糧について。日本にはマグロやウナギの養殖技術を始め、淡水で海水魚を育てる技術など、前途有望な技術がたくさんあります。農業の工場化も土地の少ない日本では有望でしょう。

私が知らない分野もたくさんあるはずです。

まずは公共投資で即効性のある経済政策をやり、土台をしっかりさせながら新しい産業や技術を支えていけばいいのですよ。

投稿: 竜蔵 | 2012/12/20 12:11

そりゃインフレターゲットも失業率ターゲットもあるのだから、
その目標を達成すれば収束させるのは当たり前だよね。
しかしそれを達成するまではあくまでも“無制限”の緩和だ。
ちなみに歳出削減も税収増加策もFRBの仕事ではない。
そちらに関してはバーナンキは残念ながら専門外だ。
だから、政治のほうが悪いと言っている。
頭や目がいい悪いの問題ではないよ。

投稿: Anonymous | 2012/12/20 17:46

コラム:日本の金融政策改革は世界をリードできるか=カレツキー氏
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYE8BJ03C20121220

>日本では、経済と企業の環境は相変わらず暗いが、
>政治と金融政策がにわかにエキサイティングになってきた。
>世界は日本への関心をほとんど失っているが、
>この世界第3位の経済大国における「ゲシュタルト転換」は世界の経済界に大きな意味を持ち、
>政府と中央銀行に対する有権者の考え方も大きく左右しかねない。

大佐の不安と私の期待を、
この方が代弁してらっしゃいますね。

投稿: Anonymous | 2012/12/20 18:47

柳生大佐さん;

>三橋

三橋貴明はリフレを主張しているんですか、そうですか。

コイツこそ、せいぜい中小企業経営診断士程度の誰でもすぐ取れる資格を持っているからって、えらそうにいっぱしのエコノミストのふりをして、おバカ発言を繰り返す三流の文屋ですね。

コイツの分析はとにかく浅い。世間知らずの学生程度の観察眼しかない。こんな「曲学阿世の徒」がマスコミにのさばり、経済オンチの首相がそれに振り回される。恐ろしいことです。

あんたは口汚いので話したくなかったんだが、この局面では意見がだいたい一致している。

投稿: ピアニア軍団 | 2012/12/20 18:56

長い目でみれば、デフレとか不景気とか言うよりも、衰退期に入っているとしか思えない現今の日本です。

これだけの経済規模の国が成長するにしても、衰退するにしても様々な原因があるはずで、残念ながらその辺に簡単な処方箋が貼ってある訳がないです、しかもタダで。

まず即効性のある経済対策としては、首都東京はじめとする都市改造=防災都市造りが有効でしょう。あれだけの災害の後ですから、安全保障の観点からも大義名分はあります。

例えば、東京の赤坂アークヒルズは 森ビルが計画に着手してから完成までに約三十年かかりました。民間業者が土地を纏めて街づくりをしようとすると、そういう気の遠くなるような手間がかかります。

容積率の緩和や公開空地の併用などを計りながら、国の法律により強制交換を押し進めれば、十年以内にアークヒルズと同スケールのものが何十ヶ所かは出来るでしょう。
法律さえ通してくれれば、後は、民間の資金とノウハウで、全て回収できます。

地方のライフラインは守りつつも、一部からは撤退も考慮しないといけないでしょう。地方への投資は社会福祉的な観点から為されるべきですが、残念ながら税収となって返ってくるという意味で採算に乗る見込みは、まずありません。

それでゼネコンに十年から二十年分位の仕事を与えておいて、もう一方で夢のようなプロジェクトに取り組むべき。

新規事業は人材のミスマッチという問題があります。よしんば一部の事業が成功したとしても、現在の雇用問題の解決には繋がらないでしょう。

坂様のブログは(政治ブログ)にジャンルされるゆえ、エコノミストもどきではなくて、より総合的な議論を願いたいものです。マクロ経済学の話はプロがやったって判りずらい。ましてや…という感じです。

敵失もあって、安倍さんは多大な議席を頂けた訳ですから、ここは規制緩和と強化を一気呵成にやるべき。

すべての権力をソビエトに!は悪い冗談にしても、一人でも反対があったら実行しない、と言ってた美濃部都政の逆を行く、正しい強権の発動が必要です。

東京でおカネと人が動かないことには地方にも波及しません。広い三十メートル道路の脇に、木造の平屋や二階建てが並んで、サラリーマンは大遠距離通勤しているおバカな首都は東京をおいてありません。

個人的には東京の出鱈目さや猥雑さが私は好きなのですが、しかし、ここはお国のため。大規模な都市改造をするべきと存じます。

投稿: レッドバロン | 2012/12/21 02:19

>竜蔵さん
自由経済派は
「東京23区の容積率を緩和せよ!そうすればサラリーマンでも都心に2000万円台のマンション住宅が買えるし 余った資金で田舎に別荘も買えるから 都会も田舎も発展できる」
「高速道路をつくるなら ドイツのアウトバーンのように速度無制限にせよ! そうすればスーパーカーがバンバン売れるし葬儀屋も儲かる」
「先進国の常識にとらわれないリバース・イノベーション」
「ガレージ起業(ソニーもパナソニックもアップルももともとガレージ起業だった・・・)
「好きな物には金を惜しまない消費者余剰(早く言えばオタクのこと)」
・・・などを提案していますよ。
 
なお・・・これらは税金をほとんど使いませんから政府債務残高も増えませんよ~♪
 
>エネルギー産業?
米国のシェールガスは地震が6倍も増えるそうですし水道からもガスが出て火事になりかねない危険があるそうですよ。怖いねぇ・・・
>ISP細胞は10年も先の話です。


>Anonymousさん
「大佐の不安と私の期待を、
この方が代弁してらっしゃいますね」
・・・ということはギャンブルです。安倍政権のやろうとしていることは・・・
賭けごとは個人が自己責任でやることです。政府が国民の血税を賭けてまでやることではありません。
 


>ピアニア軍団さん
口が汚いせいか5年ほど前 同棲していた彼女に逃げられてしまいました。
 
本屋で三橋の本を開いてみたらURLがそのまま出ていたので呆れましたよ。
ネットの記事をそのままコピペしてるんですなぁ・・・筆が早いわけだ・・・

財政出動なんてウソの需要を無理やり作りだしているだけです。
だから誰もそれで本当の景気回復が起きるなんて思わないから消費もしないのでインフレターゲットも効かないんです。
だって日本はデフレだと言うけれど・・・
米国やEUはインフレになっているじゃありませんか。
でも先進国が全部不況であることには変わりがないんです。
それは80年代に起きたIT革命でホワイトカラーの経理や総務の仕事が減ったからなんです。
つまり
先進国の不況を本当に解消するには新しいホワイトカラーの仕事を創ってやるしかないんですよ。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/21 03:29

柳生大佐さん;

私も1980年に大学を出て企業に就職をしたので、「IT革命」のすさまじさは身をもって体験しています。当時は基本的に手書きでしたからね。私は、英文はIBMの電動タイプライター、和文は東芝のRupoを使っていたけれど、あっという間にパソコンが普及してきて両方とも駆逐してしまった。本格的なパソコンの普及はwin95の発売からでしょうけど、XPになってようやく安定したシステムを手にできるようになった。

よく「失われた10年」というけれど、そんなことはないと思います。従来と同じやりかたで「バブルをもう一度」という夢を追いかけるから喪失感から抜け出せないだけで、個人はPCとブロードバンドを手にしてきたし、中堅企業はオンリーワンの技術を手にする革新をしてきた。その結果が今の円高です。高くても買わざるを得ない技術を日本の中堅企業は持っているから、円安になればバカ売れするし、円高でも売れるものは売れる。

「IT革命」で職を奪われたホワイトカラーの大半は中年窓際族でしょ。もともと生産性の著しく低かった人たちだ。

ところで、「IT革命」は、もうそろそろおしまいですね。クラウドコンピューティングあたりで手仕舞いかな。これから日本人が得意とする応用の時代が始まる。

ホワイトカラーの仕事を「官」が増やそうとすると、どうしても規制が増えてそこにタカる奴が増えるだけだから、ここは「民」ががんばるしかないでしょう。

そもそも、政府がやれることは、規制緩和にせよ金融緩和にせよ、実は余り多くない。

弁護士も大量育成がたたって歯医者なみの状況が生まれ、かつてのような高額所得者ばかりではなくなった。上のほうで「容積率の緩和」を主張している人がいますが、容積率を増やすには既設の上下水道の配管口径をそれに見合ったものにしなくちゃならないし、電力供給のための変圧器の能力も増強しないといけない。それに都内なら山の手線の輸送力や駅舎の人捌きの能力がネックになってくるから、地べたの面積に対して何%という数字だけいじればいいという問題ではないんですよね。

ここは一番、「昭和の遺産を活かす」「古人の生活スタイルに学ぶ」というふうに発想の転換をするべきだと思います。物欲にまかせてガンガンものを買う、家を建てる、車を持つ、田舎もののようにやたら物見高い海外旅行をするという風はダサいという気持ちを持つ、ということです。で、古への貴族や侍の生活スタイルこそ日本人のあるべき姿であるという哲学をもつ。安倍が聞いたら発狂しそうな清貧の思想ですけどね。

でも、それによって見えてくるものもある。あの昭和の時代、アメリカがベトナム戦争で一世代を破壊し、中国が文化大革命で共産主義の実験に大失敗している時代、日本は平和と空前の繁栄を手にしていた。あの時代に原型を持って世界に飛躍している文化・芸術・技術は枚挙にいとまもない。

その成果が本当に世に現れてくるのは、これからだと思うのですよ。だから、政府が余計なことをやるな、かえって民間の活力をそいでしまうだろ、と言いたいぐらいです。

投稿: ピラニア軍団 | 2012/12/21 15:48

> 坂様、皆様、

お久し振りでございます。 さて、

> ピラニア軍団殿、大佐殿、

経済政策や科学技術の議論をする際は、もうちょっと緻密な記述 or 表現 or 書き方をした方が良いのではないかと、申し上げる次第です。

インフレ・ターゲットについてもデフレ脱却についても、それに関係する様々な経済の動きを抜いて、景気回復に直接結びつけて論ずるのは適切ではないでしょう。

例えば、「景気回復へ、デフレ脱却の為にインフレへ」と書くのではキチンとした議論にはならないのと一緒です。

インフレと言って単に物価が上るだけでは意味は無く、それが消費市場規模の拡大を招くサイクルの起点でなければ、逆に景気を悪化させる元となります。

デフレも単にモノの価格が下がるだけでは、景気悪化になる訳ではなく、それに伴って賃金の停滞や切り下げ、及び雇用環境の悪化につながり、それらが更にデフレを招くと言ったスパイラルにならなければ、単純な現象です。

キチンとした方々のインフレターゲット論では、単に

「金融緩和してモノの値段が上がってデフレを脱却するので景気回復へ」

何てボケた論述はしておりませんよ。 先ず第一に、今までの基準での金融緩和では意味が無く、ユーロやドルと比較して充分な緩和をすべきと主張しております。 これは、単に金利差だけではなく通貨供給総量に為替レートが左右されるという現実を見ての話で、円高の解消が景気回復のキーストーンと見ているからです。

昨今の借入金利のレートで、±0.1% 違ったからと言って事業投資回収に対して大きく問題になるものではないでしょう。企業が 国内投資をせず 且つ 国内雇用を減らす 行動に走る原因を取り除くべきです。

→ この行動のため、民間セクターに多大な資金が集まり、雇用と労働分配率は低下を続けているという現実が起きています。

この原因は誰もが知っている 国内消費市場縮小の予測と実際の傾向、 海外に比べて割高な労務費(運送他、あらゆるサービスコスト高の元です) でしょう。
これらを変えるのには、雇用の促進と円高の是正しかないでしょう。

→ 国内で新たな産業創出との声もありますが、同じ事をするのなら海外で行った方が資金効率や市場規模も多くなりますので、経済の基礎的条件が変わらない限り、ジリ貧が続いてしまうでしょう。

このデフレ・市場縮小のサイクルを反転させるためには、公共投資が大きな役割を果たさなければならず、しかも単年度では無理で、数年間は財政の悪化を覚悟で続けなければと。

→ 景気がチョッと上向くと、金融引き締め・財政立て直し に転じてしまう 「官僚による経済運営」 ではうまく行くハズがありません。 白川総裁は識者からその点を強く指摘されております。(欧米の金融緩和状況と無関係に、日本の金融緩和は充分と主張する学者特有の狭視野と共に)

この様にして、金融緩和と公共投資を我慢して続けた結果が、需要増による物価上昇になり、インフレターゲット 2% が達成される訳です。 決して、インフレターゲットに達すると景気が良くなるのではありません。

→ 逆に論じている方々が如何に多いか...残念です。

もちろん、この需要増は、国内に付加価値を生む仕事が戻って来る、或いは創造される事によるものです。決して、乗数効果の低い公共投資によるものではダメなのです。

最後に、現在の状況で雇用の流動化政策を実施すると、企業側はそれを労務費の圧縮に利用するのは確実ですので、たとえ雇用者数は増えても、雇用の不安定さは悪化し、被雇用側全体の所得は減ってしまうでしょう。

こんな、木を見て森を見ない 雇用増加の政策議論は止めて欲しいものです。企業側の年金・保険料負担の引き下げの方がまだマシでしょう。

投稿: ムフフ | 2012/12/21 16:06

>・・・ということはギャンブルです。安倍政権のやろうとしていることは・・・
賭けごとは個人が自己責任でやることです。政府が国民の血税を賭けてまでやることではありません。

そんな事言ったら2009年の政権交代など、
アレだって国民のギャンブルでしょ。
結果は国民に跳ね返り、現在の体たらくとなるわけですが。

石原慎太郎氏は選挙期間中口酸っぱく言ってました。
霞ヶ関は単式簿記を複式簿記に改めろと。
どうも橋下氏はそのことを理解できていない節がありますが。
安倍氏は既に麻生氏と共にその複式簿記の考え方をもって政策を実行に移すつもりです。
(単純に言うと“誰かの負債は、誰かの資産”という考え方)
実質的政策実行者は、副総理を固辞し財務相と金融担当相を兼ねて専念するつもりの麻生氏です。
夏の参院選の6ヶ月で結果を出したいから。
彼は相当忙しくなるでしょうな。

これに対して特に朝日が火病を起こしているのが面白い。
早くも安倍氏からネタにさらされる始末。
www.facebook.com/abeshinzo (直リンしません)

ま、上手く行かないのなら次の選挙(夏の参院選)で勝たせなければいいだけの話。
そもそも民主の3年3ヶ月が自民党でない政権の実験のようなもんだったから、
今更ですけどね。

投稿: Anonymous | 2012/12/21 17:57

ムフフさん:

インフレターゲット論ですが、日銀の白川が来月の日銀会合で「検討する」と言っていますね。

ずいぶんと悠長な話しですが、裏を返せば「安倍は頭を冷やせ」と言っているようにも聞こえます。1~2ヶ月サボタージュを決め込んでいれば、安倍はいきりたつでしょうけど、同時にアベノミクスへの慎重論・反対論も出てくる。今は政権交代で飛ぶ鳥を落とす勢いの安倍に正面から反対論をかますのは不利と見て、時間稼ぎに出ているのではないかな。

老獪な白川は、他人の口をもって安倍に反対させる腹でしょう。さっそく、電機労連あたりから、インフレになっても賃金が据え置きだったらどうしてくれる、という意見が出ているし。

インフレターゲット論は、そういう意見が出揃ってから、また話しても遅くはないかと。

投稿: ピラニア軍団 | 2012/12/22 10:11

>ピラニア軍団さん
「これから日本人が得意とする応用の時代が始まる」
まさにその通りで・・・
要はハードよりソフトです。
たとえば
3Dの設計図がPCで出来るような時代ですからオーダーメイドの自家用車も生産できますよ。風洞実験などもPC上でできるようになるでしょうから大企業である必要はありません。
富山の光岡自動車とか米国ならステラモータースなどがそれに近いでしょうね。
 

大事なのは
コーポレート(機能的な社団・おおむね大企業のこと)の時代から個人企業(ガレージ起業)の時代へのトレンドの推移を捉えることでしょう。
 

>ムフフさん
旧ソ連では住宅マンションのエレベーターにも公務員を配置して階数ボタンを押させていました。
そんな仕事が多かったのでソ連は崩壊してしまいました。
ですから
赤字覚悟の高速道路という類いではいくら公共工事と言っても景気回復には逆効果です。
 

「労働分配率」は上がっているはずですが・・・
http://stockkabusiki.blog90.fc2.com/blog-entry-922.html
63%程度が普通のときで デフレの時は上がるものなのです。
下がっているのもありましたから正確にはわかりませんけど・・・
 

>Anonymousさん
だから「ギャンブルはやるな!」と私が言うのです。
「誰かの負債は、誰かの資産」という考え方はよく左翼が使う言葉であって私は好きじゃありませんね。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/22 17:12

>柳生さん

日本のGDPは500兆を超える規模なのですから、1兆2兆程度では動かないことを説明したはずです。

具体策として挙げた容積率の件にしても、都内に2000万のマンションができたら、郊外で2500万とか3000万で売れるはずだった物件の需要が移転するだけ。2000万ぐらいの物件を買う人で、別荘を買うほど余裕のある人はほとんどいません。高速道路の速度無制限化は道路の改造が必要になり、あなたが反対しているはずの公共投資を行わなければなりません。今は100キロで走るのも危ないと感じるぐらい劣化した個所が多数あるのです。速度無制限にする前にやるべき工事が山積みなのですよ。

新しい産業や企業が生まれることで景気が回復するのであれば、なぜそうそうたるイノベーション企業が存在するアメリカが問題を解決できないのか考えたことはないのでしょうか。企業同士は奪い合いをするものであり、労働者の報酬をできるだけ抑制します。企業は、国を良くしよう、国民を豊かにしようなどとは考えないのです。国を豊かに誘導するのは政府の役目。政府が経済の土台をしっかりさせながら新しい産業を支えればいいのです。

あなたが崇める竹中平蔵氏は、日本の労働市場の自由化に取り組みました。その結果労働者の平均給与は下がる一方、名目GDPや個人消費は横ばいで伸びませんでした。これは「事実」ですが、柳生さんはおそらくご存じないのでしょう。竹中氏はその後パソナの会長にちゃっかり就任、実質天下りですよ。その竹中氏が「若者には貧乏になる自由がある。だから儲かった人の足を引っ張るな。」などと暴言を吐いているのをご存知ですか? 自由主義が進むと「自分さえ儲かればそれでいい」という世の中になる。アメリカはそれが端的に現れているのです。

日本のエネルギーがシェールガスだけだと思っているのなら、お話になりません。
 
 
>「労働分配率」は上がっているはずですが・・・

労働分配率と賃金は必ずしも比例しません。利益の増減にも左右されます。労働者の平均給与は下がり続けているのが現状です。これも「事実」ですから確認してください。
 
 
>「誰かの負債は、誰かの資産」という考え方はよく左翼が使う言葉であって私は好きじゃありませんね。

「事実」よりも「好き嫌い」を優先しないと柳生さんの理論は成立しないわけです。

投稿: 竜蔵 | 2012/12/23 18:56

>竜蔵さん
これからの時代はニッチなものも拾って行かなければ生き残れませんよ。
税金からの補助金も受けず・政府債務も増やさないで自己責任でやるのですから赤字財政出動よりよほど有意義です。
 

東京23区内で新築マンション3000万円以下なんてありませんよ。
ワンルームならありますが・・・
2LDKで4000万円 4LDなら5000万円はします。
練馬区の隣の埼玉県新座市でも一戸建てなら5000万円からです。
しかし
有名企業に勤める中堅社員なら最大限3000万円までローンが組めます。
赤帽運転手でも30歳ぐらいなら1500万円はローンが組めますよ。
ゆえに容積率の緩和は可能です。
 

要は
公共工事でも赤字にならないんならOKです。
赤字になるならダメと言ってるんです。
ドイツのアウトバーンは平均速度200kmで走行していますから、日本でも大丈夫でしょう。
リニア新幹線も
名古屋までが建設費7兆円で 大阪までなら10兆円だそうですからJR東海は税金など使わずに自費で建設しています。これも採算が取れるなら構わないんですよ。
 

私は現在月5万円のアパートに住んでいますが、アメリカならこの家賃でプール付きの一戸建てが借りられます。
日本とは比較にならないアメリカの豊かさはアメリカ発のイノベーションが多数あった証拠です。
しかしこれからのイノベーションは
大企業からではなく個人からですから現在はその端境期です。これからです。私が言う本当のイノベーションは・・・
たとえば
ホリエモンはメールマガジンで年間1億円を稼いでいますし、インチキジャーナリストの上杉隆でさえ1000万円の年収があります。

これからの大企業はインフラ化してもはや経済を牽引する力は無くなります。
それは過去の成功体験に執着するからリスクを取らなくなるからです。
いま低迷しているソニーやパナソニック(松下電器)・シャープなども最初はガレージ起業だったのですが成功し過ぎて創業者の創意を忘れてしまいリスクを取りたがらないので成功が出来なくなっているからです。

私は自治体に何度も陳情していますが・・・
「国を豊かに・・・」なんて考えている役人には一人もお目にかかったことがありませんね。
 

私は竹中平蔵氏など崇めていませんよ。
日本の労働市場はぜんぜん自由になってなどいません!
社内失業者が700万人とか900万人とか言われているのをご存じないのでしょうか?
何度も何度も言ってますが・・・
給与が下がっているのは 83年ごろから始まったIT革命によってオフィスにPCが導入されてホワイトカラーの仕事が減ったからです。
ですからこれは社会の進歩なのであって新自由主義のせいではないのです!
 

アメリカの例でいえば
福祉国家嗜好の人よりも新自由主義者の方が多く寄付をしています。ちゃんと産経新聞の黒田記者の報告がありますよ。

では今すぐ使える日本のエネルギーはどこにあるのです?
 

現在の中国の富裕層はどんどん海外に資金を移転させています。
これは中国国内の資金が枯渇してきているからです。
そうなると歴代の中国政権は金持ちを殺して資産を奪うのが常だったからです。「中国の大盗賊」(講談社新書)より

分かりましたか?竜蔵さん
「誰かの負債は、誰かの資産」という考え方は”強盗の論理”ですよ。
私は自分がいくら貧乏だからと言って、他人から奪ってまで生活したいとは思いません。
私は自分の力で生き・働きに見合う報酬をもらいたいのです。
怠惰で乞食のごとく恵みを乞うたり・自分の働き以上の不当な報酬など受け取りたくはないのです。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/24 01:04

>ピラニア軍団殿、

レスポンス、ありがとうございます。

で、お言葉ですが、白川氏はちっとも老獪には見えないのですが...(笑)

まぁ、竹中氏の就任なんて脅しをかけながら、副総裁の昇格で現実がインフレ目標に近づくまでを金融緩和へという事になるのでは? と予測します。

前にも書きましたが、インフレが景気回復を呼込む訳ではなく、金融機関へのマネーサプライ増だけでインフレになる訳ではありません。

日銀の金融の健全性維持と財務省の財政再建の「自己組織利益」のために、異常な為替レートが進み、それが招いた国内産業の空洞化を止める所からスタートだと申し述べている次第です。

インフレターゲット論は、その結果陥っている今の状態を脱却できたかどうかの指標論にしか過ぎません。キーは有効需要が回復して経済活動が伸びて行く傾向が確保できたかどうかであります。

→ インフレになるのと同時にスタグフレーション(停滞)に陥ったのでは意味がありません。

国内産業の空洞化防止から産業の活性化や新成長分野の創出が安定した雇用と個人所得の上昇につながって初めて、景気回復とデフレからインフレへの転換ができると考える次第です。

>大佐殿、

私の説明省略が拙かったのですが、労働分配率の動きと経済状況を重ね合わせて見るべきなんです。

大佐殿が紹介した日本総研の推移グラフで言えば、1998~2008までの低下がそれを指しております。この間に緩やかな景気回復が有りながら、企業は雇用の圧縮(リストラ・海外移転他)に努めた結果であり、2008~2010の急増はリーマンショックによる企業業績の急落(付加価値の落ち込み)に因る結果であると解るはずです。

また、公共事業のみで景気が回復しないのは当然で、公共工事が必要なのは経済活動の歯車を縮小から拡大に人為的に逆転させる為に必要のであって、もし、国民全員が公務員になったら(究極のバラマキ)、破産するのは自明でしょう。

また、大佐殿は大都市圏における起業や労働環境を中心に述べておりますが、地方ではかなり事情が異なるのは理解されていらっしゃるのでしょうか? 

地方は大企業(アパレル等も含む製造業)の協力工場や納入業者と公共工事の下請業者による付加価値の分配が大きな収入源でした。確かに、幾つかの地元の中堅企業は有りますが、雇用や部材調達の規模では比較になりません。

その下請け仕事が海外に移転し、公共事業も削減された今、観光業で補っているとしても経済規模を維持できなくなる市町村が増えてしまうのは当然でしょう。 

ですから、国内産業の空洞化を何としてもストップさせなければならないと述べているのです。もちろん、自助努力が基本で、公共投資による対策は限られた場面でしか有効ではないでしょう。

投稿: ムフフ | 2012/12/25 15:44

>ムフフさん
”失業対策事業”としての公共工事はねぇ…やはり賛成しかねますね。
 
たしかに製造業の海外移転が不況の最大の原因でしょうが、だと言って新興国をいつまでも後進国のままで良いわけがありません。
まして将来・新興国が先進国並みの所得を持つことになれば、日本の高機能製品がそこへ売れるわけですから、今は我慢のときですよ。
 
私が市場原理主義を標榜し自己責任をモットーとするのは、日本の悪しき伝統が政治を停滞させ・日本経済の足枷になっているからです。
 
たとえば最近の
マイコンでは世界シェアトップの半導体メーカー・ルネサスの再建問題・・・
http://www.j-cast.com/2012/12/21158461.html?p=all

何と支援に乗り出したトヨタやパナソニックは
ルネサスが米国ファンドKKRに買収されると不採算部門が売却され・残された優良部門のマイコンが値上げされるのを阻止しようというのが目的なのです。
つまり
今までのようにルネサスがトヨタなどの発注元に赤字で納入していたのを維持したいのです。
外資に買収されると必要不可欠で代替が効かないマイコン製品をカスタマイズ(特定企業のみに特化すること)することが出来なくなるので支援機構からの税金で1400億円を出させて残りの100億円を支援してマイコンの汎用部品化を阻止したいのです。
たとえば
トヨタ向けにカスタマイズされたマイコンは他の企業には売れませんから、価格はトヨタの言いなりになって赤字でも下請けのルネサスは収めざるを得なくなるからです。

まったく呆れた話ですよ・・・
まるで西洋中世のギルドですね。
まぁ・・・インフレターゲットでも公共事業でも何でも構いませんけどね・・・
日本の大企業はこんな古臭い商習慣でいまだにやってるんですよ。
不採算部門を残して(下請けから安く納入させるため)
採算が取れる部門を絶滅させる・・・(値上げされたら困るから)
まったく こんな談合みたいなことをやっていて日本の不況が解消されるわけがないですよ・・・ましてこれが日本の伝統なんですから情けなくなります・・・
日本のガンですよ リフレ派の連中は・・・

話は変わりますが・・・
私は登山を趣味にしていますが・・・
ヨーロッパ:アルプスのマッターホルンからモンテローザ周辺・・・起点となるツェルマットからそれらの山々にはロープウェーや登山鉄道が10本以上架かっています。
http://wadaphoto.jp/kikou/images6/aranri40l.jpg
(↑これはアイガー周辺の地図ですが・・・)
登山鉄道は3000mまで ロープウェーは4000m近くまであります。
1500mの上高地がインフォメーションセンターなどと宿10軒程度なのに対して
標高1600mのツェルマットは電気自動車と馬車以外は禁止されていますが町並みはリゾートとして充分に整備されています。
http://wadaphoto.jp/kikou/suis17.htm
 
日本アルプスの場合は
中央アルプス:木曽駒が岳のロープウェーが2600mまでの1本のみです。
http://www.chuo-alps.com/ropeway/index.html
秋田県と青森県の白神山地も基本的に入山制限があって許可制です。

国土開発を私が提案するならば・・・
前述とともに上記のリゾート開発なら(環境左翼の説得が難しいですが…)
スポーツとしての登山とヨーロッパ並みのリゾート観光施設などとの共存を図るならば現在の20倍~30倍以上の観光客を呼べるのではないでしょうか。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/26 17:07

>大佐殿

コメント、ありがとうございます。 しかしながら、何かスレ違ってませんでしょうか?

> ”失業対策事業”としての公共工事はねぇ…やはり賛成しかねますね。

私は「賛成できない」ではなくて 反対 なんですが...(笑)

公共工事は日本経済の拡大への「呼び水」として必要と考えますが、バラマキは反対です。...究極のバラマキは日本を破産させると書いたのですが?

で、行うべきは、将来、必ず整備 or メンテナンスしなければならない所への工事でしょう。 古くなった橋梁にしろ高速道にしろ、はたまた上下水道にしろ、必ず必要だが少子高齢化が進んで税負担で出来なくなる箇所をデフレのうちに工事しておくのが得策と考えます。

次に、

>新興国をいつまでも後進国のままで良いわけがありません。

は、その通りで

>将来・新興国が先進国並みの所得を持つことになれば、日本の高機能製品がそこへ売れるわけですから、

は、その目論見が有って各企業は海外展開を進めたのでしょうが、結果はどうでしょうか? 電機業界の現状を見れば、その移転が行き過ぎてしまったと言わざるを得ないかと思いますが。...米国という見本が有ったのにね。

で、この産業界の行き過ぎは 間違い無く国益を損ねたと。...為替に対する政府・日銀の無策のせいでしょうか。

私も 市場原理 と 自己責任 に賛成しますが、手放しで礼賛するのは愚かだと思っております。 これについて、日本の悪しき伝統?を排除すべき箇所と 市場原理&自己責任 ではカバーできていない部分を分けて論ずるべきと考えます。

それが成り立つためには、人為的な施策が必要でしかも国益が強く関係すると考えるからです。 日本の経済政策は、世界経済に貢献する事も大切ですが、第一優先は日本の社会を維持することでしょう。 

例えて言えば、弱肉強食の世界で、ライオンがお腹いっぱいになってもエサを食べ続けたら、他の動物は全部居なくなって社会が壊れてしまいまので、何らかの仕掛けや政策が必要と。

...神様が造った自然界では、ライオンはお腹がいっぱいになったら、空腹になるまで寝て暮らすのでそんな必要はないのですが、人間が作ったリーマン・メリル等のマネーの虎には満腹というものはありません。

それと、ルネッサンスの再建問題ですが、大佐殿が引用した記事に在る通りの単純な問題ではないですよ。
業界の中を知らないと解らないかもしれませんが。

尤も、値上げ阻止とマイコンのカスタマイズは、何か勘違いなさっているように見受けますが。

>トヨタ向けにカスタマイズされたマイコンは他の企業には売れませんから、価格はトヨタの言いなりになって赤字でも下請けのルネサスは収めざるを得なくなるからです。

→ 会社の業績が悪いので値上げを申し入れれば、購入側はそれを飲むしか有りませんよね(一社購買でしたら特に。複数購買の鋼材でも新日鉄とトヨタなんかは度々交渉しております。) 安値の受注には納期の回答で値上げの方向に持って行くことは大手同士では良く有りますし。
  そして、購入側が一方的な値上げを嫌うのであれば、Infoneon からの購入も考えられます。
  下請けって簡単に使いますが、トヨタが支配的な数量を注文していたなんてことは有ったのでしょうか? まぁ、日産とは系列関係にありましたが。

  そうはならなかったのは、お互いにメリットが有ったからと考えませんか? 
  逆の例では、アップル社がシャープを含め日本のメーカーに巨額の融資をしているケースがあります。 ですから、支援金の拠出は経済的合理性と技術戦略による結果と考えられます。 カー・エレクトロニクスの技術の方向や業界の動向を御調べになれば理解されると思いますが。

そして、マイコンの汎用部品化って、チョッと外れています。マイコン自体は汎用部品でハード的なカスタマイズってI/O と省電力や信頼性に関わる部分ぐらいしかないですよ...PCやスマホ用と違って。

古臭い商慣習で下請けを使っている世界は、番組やCM制作とか印刷とかの業界で残っているのかも知れませんが、逆に「市場原理主義」と「自己責任」に基づくのであれば、悪慣習が嫌いなのであれば廃業するのは自由ですとなります。...私はそう思いませんが。

ルネッサンスエレクトロニクスの状況、悪習慣とリフレの関係、市場原理主義 と 自己責任 の原則の範囲等、色々と見直しながら考える事が、更なる考察の基になるのではと思います。

:追伸
  モンテローザはイタリア側から眺めた事がありますが、登山なんてとてもとても。で、登山等で観光客を呼び込むとしたら、何処から呼び込むのが良いのでしょうか? (日本のジジババが落とす金を期待するのでは、産業の空洞化への対策にならないので)

投稿: ムフフ | 2012/12/27 14:22

>ムフフさん
”呼び水としての公共工事”とはどの程度の範囲までなんでしょうか?

私は為替の問題と独占禁止法を別にすればそれ以外は市場原理主義で全部カバーできると思っておりますが・・・
 
前に私が言及したと思いますが・・・
「ブリュメール18日」に書いてある「マルクスの壁」(資本主義の限界)とか成功体験の呪縛がもっともっと重大です。先進国の停滞は・・・
 
リーマン・メリル等のマネーの虎の給与もかつての1/5~1/10に激減していますよ。

あぁ・・・
J-CASTの記事はリンクさせただけで・・・
↓実はここの記事が頭にあってコメントしたのです。
「ルネサスは二度死ぬ」
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51833546.html
 
私がイオンやイトーヨーカドーのマネージャーと交渉した経験からも同様の日本式の古い商慣行を感じましたからね。
下請けと大企業の関係は私のコメントで概ね言い尽していると思います。
 


「北アルプス観光開発」
私は”スイス側”から見て言っているのです。
スイス夏の旅・氷河特急
http://wadaphoto.jp/kikou/suis12.htm

展望車は素晴らしいでしょう?!
ツェルマット(標高1600m)→オーバーアルプスパス(2033m)→サンモリッツ(1775m)
氷河特急で全長280km 時速34kmですから世界で一番遅い特急だそうです。
日本はJR大糸線の一番高いところで1500mぐらいでしょう。

観光開発と登山の起点としては「上高地」以外ありませんね。
河童橋から奥穂高岳3190m(日本3位)まで約11時間(途中・涸沢で1泊) 槍ヶ岳3180m(日本4位)まで約10時間(槍沢で1泊)ですから・・・
表銀座の入り口「中房温泉登山口」
白馬大雪渓への入り口「八方尾根」(の右側の山道から)
・・・などもありますが
いずれもアクセス路が狭く駐車場も小さいですから、ハイキングコースやキャンプ場も整備されている上高地に勝るところは無いですね。
帝国ホテルも1泊5万円ですが
ここと日比谷と大阪と全国で3カ所しかありませんから
上高地がリゾートとして如何に優れているかを表していますね。
http://www.youtube.com/watch?v=K5bI4WmyjsA
 
日本の北アルプスが素晴らしいのは3000mぐらいまで緑に覆われていることです。
ヨーロッパアルプスはたしかに4000m~5000mの高峰もあるのですが、岩山ばかりで緑がありませんから・・・
 
まぁ・・・環境保全が障害となるでしょうが・・・
日本の景気対策として観光開発するとすれば、白神山地や十和田八甲田などもありますが・・・
やはり秘境:北アルプスに登山鉄道やロープウェーを架けるのが観光客誘致に効果があると思います。スイスはそれで観光立国を成り立たせているんですからね。

投稿: | 2012/12/29 00:03

>給与が下がっているのは 83年ごろから始まったIT革命によってオフィスにPCが導入されてホワイトカラーの仕事が減ったからです。
(引用ここまで)

嘘つきも大概にしなさいな。
IT革命で減ったのは女性事務職くらいのものですよ。
PCなんてソフトがなけりゃただの箱。
ソフト関連の仕事が増えたことを無視するなんて、どういう思考回路ですか。

投稿: | 2012/12/30 20:41

>ムフフさん
失礼しました。
上記の29日のコメントは私のものです。

投稿: 柳生大佐 | 2012/12/30 21:59

>無なしの野良猫は黙っておれ!
お前こそ嘘つきだ!
 
女性事務職もホワイトカラーだぜ。ふんふん♪
「・・・長く事務机の中心にあったタイプライターがまたたくま消え・・・」アメリカ史407p(山川出版社)
 
ソフト関連も全部がホワイトカラーじゃないし・・・
社内失業600万人(全就業者数の1/10)
http://blogos.com/article/12946/
これをどう説明するのさ!
 

IT革命の本質は「在庫(の縮小)革命」にあるのであって
景気の動向やユーザー嗜好の流行がPCの活用で計画生産が出来るようになって、工場と消費者との調整の場であった”在庫”が大幅に縮小できるようになったのである。
つまり
80年代のIT革命はそれほど就業者数を増やさなかった反面・事務と生産の合理化によってリストラをもたらし失業者を増加させて・今日のいわゆる格差の拡大をもたらすことにもなったのである。(より高度な技術と単純作業の分化)


オレも未来産業と定めているようにソフト関連はこれからであって・・・
レーガン時代の好景気はビル清掃業とかファストフードとか低所得のサーヴィス業の登場によってもたらされたものなのだ。(「アメリカ史」409p山川出版社)
しかし
思ったほどIT革命が早く終息してしまったので
アメリカの産業界はクリントン政権から住宅バブルを始めるしかなかったのである。
ソフト関連の職業が画期的に増えたのなら
なぜ必要も無い住宅バブルに突き進まなければなかったのか聞きたいものだね。
え?

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/01 21:24

>坂様、大佐殿

明けましておめでとうございます。

さて、大佐殿、呼び水としての公共工事・公共投資について、その範囲をキチッと記述するのは難しいものがあります。
小生が考えるその概略は、前に述べた通りですが、ご理解いただけませんでしょうか。

1.将来必要となる種々の維持・補修の工事
2.新しい産業分野を離陸させる為の科学技術振興他

と言ったところでしょうか。

次に池田氏の「ルネサスは二度死ぬ」ですが、赤字元凶の ASIC と稼ぎ頭の MPU をごっちゃにしているような部分が見られ、業界誌で指摘されるその両者の技術的土台となる研究開発体制の矛盾点にも触れておりません。

ASIC の進化形?の SoC への取り組みにしても、切捨て論から有望市場論まで色々と取沙汰されております。

また、ユーザー側が調達価格維持で 100億円規模の資金を出すのも、単純なソロバン勘定では合わないのは、市場価格と業界シェアから解るでしょう。

そして、車載用MPU 世界市場で 42.7% のシェアを取る半導体メーカーとその購入先関係が下請け関係になると論ずるのも的を得ていないでしょう。

→ 単純に考えれば、購入先としては外資が不採算部門の ASIC を切り離させた方がコスト負担が減ってプライスダウンが期待できるとなります。...もちろん、こんな単純な話ではないですが。

まぁ、例えて言えば、

孫崎氏の主張は、氏が外務省局長の経験を基にして述べているものなので、信頼できる

と思うようなもので、肩書きや外面からではなく、その実際をキチンと把握しての論かどうかを見極めて採用すべきでしょう。

大佐殿が経験した、イオンやイトーヨーカドーの日本式の古い商慣行や下請けと大企業の関係については、それが日本の発展を阻害しているとの考えを理解いたしますが、論じる例として別なモノが適切と考えます。

そうそう、マネーの虎は、其処での下働きの人々を指すのではなく、ガッポリ稼いで引退した幹部とそれらに年利数十%の資産運用を託す資産家を指します。もちろん、虎の内部で共食いなんかは当然有りますし。

投稿: ムフフ | 2013/01/02 00:03

>坂さん・ムフフさん・皆々さま・・・
あけましておめでとうございます。
 
>ムフフさん
インフラの維持補修工事は当然のことです。

「新しい産業分野を離陸させる為の科学技術振興」とは具体的に何でしょうか?
 

HONDAモータースはホンダ販売より大きい企業ですが、販売の方がお得意さんであって製造は言いなりです。(製造より販売の方が立場が強い)
特にホンダ・プリモはホンダ資本がぜんぜん入って居ませんから子会社でもありません。
 

池田信夫氏は経済学者ですから専門的な知識や情報はムフフさんの方が正しいかも知れませんが、結果として日本の家電メーカーが「あと3年で3人に1人が失業する大失業時代が来る!」「家電量販店から日本メーカーが1つも無くなる」という情報がネット上に氾濫しているのは事実です。
パナソニックで33万人ですから、素人の私は心配ですよ。
まぁ・・・私は爪に印刷インキが土日ではきれいに落ちないほど底辺を歩いてきた人間ですから、大企業の事情をご存じのムフフさんにお聞きしたいのですが・・・
自動車もダメ 家電もダメ 造船もダメ 半導体もダメ・・・
の日本で・・・突然・日本の製造業が復活する可能性があるんでしょうか?
「奇跡の大逆転」など素人の私にはとても信じられないんですが・・・
 

私の営業活動・・・
横浜の(赤レンガ倉庫の裏の)ワールドインポートマートでは
「うちは第三セクターだからあまり売っては困る」
と言われ
お台場のフジテレビの道路反対側の(三菱地所系の)アクアシティでは
「もっと売れるなら入れてやる」
と言われましたよ。
それぞれへのカスタマイズは無理ですね。彼らの言い分はルネサスへのソニーやパナソニックの場合と同じではないでしょうか・・・
 

アメリカではリーマンショック後の2010年にボルカールール(ドット・フランク法)が出来て投機的な金融は制限されるようになっています(投機と普通銀行の分離)。EUでも大体同じです。
http://agora-web.jp/archives/1491379.html

もともと
村上ファンドがインサイダー取引に手をつけるようになったのも、優良な投資対象を見つけるのが難しくなっていたからです。
投資の天才:村上世彰が10の優良投資先を見つけて評判になってもそれを聞いて100の注文が殺到したら如何に天才でもそれに全部対処するのはとても無理だからです。
ゆえに
いくら「マネーの虎」でも投資ファンドが壊滅状態では何もできません。

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/02 19:40

>ムフフさん
追記です。
 
製造業の問題ではないのです。日本の不況問題は・・・
 

アメリカの製造業は
50年代で就業人口の40%を占めていましたが
80年代のレーガン政権時では20%にまで低下しています。
 
ですから
いくら日本の製造業が復活したとしても
残りの80%の大半を占めるサーヴィス業へ労働人口を吸収できなければ真の復活はないのです。

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/02 21:13

>これをどう説明するのさ!

何の意味もない記事だね。キミ、データ分析の仕方も知らないだろ?

>思ったほどIT革命が早く終息してしまったので

日本語がおかしいのはとりあえずおいておくとして、終息してしまったのならソフトに未来はないじゃん(笑)

自分で自分の主張を否定するなよ(笑)

投稿: | 2013/01/03 15:46

 もう、論点がしっちゃかめっちゃかで、何を争っているのかわけわかめでしょう。

 皆さん、むなしいと思いませんか?

 せめて、IT革命がもたらした影響とか今後はどうなるぐらい記述したらどうですか。

 そういう、的をしぼった話し合いができないなら、ブログから退場しなさいよ。

投稿: ピラニア軍団 | 2013/01/04 10:24

>坂さん
もうこの野良猫のような意味の無い2chネラーは禁止にしてください。
アホ・バカの類いは誰でも言えますから・・・
 

600万人の社内失業者が居るということは
それだけホワイトカラーの仕事が無くなったということだよ。
日本語も分からんか?
 

お前こそ分析してみろや!
野良猫には出来まいが・・・
 

ワシが言ってるのは別のソフトのことだ。
TVが安くなったのだから、そのTVで金儲けを考えろということだ。
江戸時代の駕籠かきが明治維新で鉄道が出来て新しい需要が出来たようにナ・・・
 

>ピラニア軍団さん
クリントン政権から住宅バブルが始まったのは、IT革命がむしろ(徐々にですが・・・)雇用を減らしたからです。
2000万円程度の中古住宅でも住宅が売れればカーテンも絨毯もソファも売れますからね。すそ野が広いのですよ。住宅関連は・・・
PCで3Dの画像が出来るようになりましたから・・・
これからの時代はオーダーメイドの自家用車などが作れるようになるでしょうね。
富山の光岡自動車とか米国のステラモータースなどをもっと専門化したメーカーが登場するでしょう。
要は
コーポレート(社団)の時代が終わって・・・
個人の時代になる・・・ということですよ。時代の方向性は・・・

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/04 18:28

>大佐殿

日本の製造業が突然復活する可能性ですか...。

名だたる経営者や著名な経営コンサルが色々と論を尽くしても一般的な方策しか打ち出せていない現状で、落ちこぼれサラリーマンの私が画期的な意見を述べられる訳ではありませんが、それなりの状況把握(一通りの解釈ではありませんが)に努めております。

日本の製造業が競争力を失ってしまった分野は繊維業界、鉄鋼業界、造船業界と続いておりますが、それを招いた主原因はどの業界もほぼ同じで、円高と技術移転と言われます。

ここで、もう少しその姿を深く考察しますと、もっと違った側面が見えて来ます。

それは、一国の「業界」が強い競争力を持つということは異常な姿ではないか?という事なんです。

→ 八幡製鉄から神戸製鉄他の多くの製鉄会社を擁した鉄鋼業界、同様に造船業界でも自動車業界や電機業界でも5,6社以上の大手(国内で)が利益を分け合っていた姿は個々の企業の競争力が高い結果なのでしょうか。

何故、その国の複数の企業が世界市場で強い競争力を持つのか? 突き詰めて行きますと、その国自体が持つ競争力要件に上手に乗っかっていた為ではないかと考えます。

その競争要件を 失った or 自ら突き崩してしまった 後に、個々の企業で競争力を付けて行く過程に 有る or 過ぎて整理された のが現在の姿と考えます。

→ 業界全体が強い競争力を持たなかった 化学業界や医薬品業界と較べればその姿が良く解る事と思います。...ドイツ化学業界の強さはチョッと別の見方が必要と思いますが。

さて、技術移転については元の状態に戻る事はありませんが、円高は円安に戻ることがあります。しかしながら、個々の企業で違った競争要件の獲得に動いている現在、業界として競争力が復活することは無いと見ます。

しかし、個々の企業で競争要件を獲得したところは、その分野で成長し、世界市場で復活して来るものと推測します。

次に、製品のカスタム化と営業対応のカスタマイズは別物とお考えになった方がよろしいかと考えます。

そして、マネーの虎ですが、大手投資銀行は整理されてしまいましたが、リターンが20%/年 以上の投資ファンドは世界市場では多数存在しております。壊滅状態ではありません。 で、カネが金を際限なく生んで行く枠組みを拡大するよう、ボルカールールの更なる骨抜きを虎視眈々と狙っているように見受けます。

※私自身はボルカールールの厳格運用に賛成ですが。

そして、サービス業についてですが、其処に多くの労働人口を吸収するのでは、厚い中間層の形成には遠回りになってしまうのではないかと考えます。

投稿: ムフフ | 2013/01/04 19:57

坂さん、柳生さん、その他の皆様もあけましておめでとうございます(遅)

今年は安倍内閣のもとで経済はどう変わっていくのでしょうか?リフレとか反リフレとかありますが、正直に言えば池田信夫も高橋洋一もどちらの言うこともその場では納得してしまうんですよね。まあそれは自分が経済にうといからなんですが・・・。しかしちょっと視点を変えてみて、池田と高橋のどちらの立場で政策を打っても、いずれにせよ日本経済は復活するという予想はどうでしょうか?あるいはこれは最悪なのですが、どちらがやっても日本経済は復活はしない、ということもあるはずです(池田氏の立場はこれに近いようですが)。
まあ戦争に突入してから「この戦争は負けるから即刻停戦せよ!」と市井から叫んでも無駄なので、もう麻生さんの戦線に神風が吹くことを願うしかないでしょうね。どうなっても自分の家族や商売を守れるように心積もりをしておくことです。

投稿: 大阪乙 | 2013/01/04 21:12

>ムフフさん 大阪乙さん
ムフフさんの”技術への信頼”は揺ぎ無いですね。
 

たしかに・・・
中国も「少子化で崩壊する」という観測もありますし
儒教国家:韓国はあまりにも時代遅れです。
経済は変数が多くて正確な予測は不可能ですしね・・・明日の世界情勢は私にも分かりません・・・
 

ただ トヨタが最近
「電気自動車(EV)は部品点数がガソリンエンジンの1/5~1/10と少なくできるから、ハイブリッドで時間稼ぎをする(利益が減るEVには消極的)」
・・・と言っていたのにはガッカリですね。
(世界の技術の進歩を甘く見ている)
日本の一流医療ロボットメーカーが日本の医療規制の厳しさを嫌って韓国で研究開発をしているのも技術立国日本らしからぬ怠慢です。
 

私はなんだかんだ言っても文系人間ですから、歴史や思想・証明法などから見ると日本の将来に非常に危惧を覚えるのです。
 

たとえば・・・
「日本人が勤勉である」というのも
江戸時代に村落共同体の中に閉じ込められて、生産性を上げるには”長時間労働に耐える”ことしかなかったからその習性が身に付いたからに過ぎません。
 

空母機動部隊を創設したのは日本海軍でしたが、それを効果的に運用して勝利したのは米国海軍の方でした。

大戦末期 大型潜水艦伊400でパナマ運河を空爆するという作戦は壮大でしたが、地道に日本の輸送船を沈めた米軍潜水艦の方が勝利しました。
 
最後に 
巌流島の決闘・・・
佐々木小次郎の「燕返し」とは”反動を利用した剣法”です。
つまり例えば
まず剣を2m横に払ってから・すぐさま剣先を2m逆に反転させるのです。
2m+2m=4m ですから普通の剣法の2倍の威力を発揮することが出来るのです!
ボクシングのクロスカウンターのようなものですね。
宮本武蔵の二刀流もこれには太刀打ちできません!
しかしそこで
宮本武蔵は小次郎の太刀が及ぶ範囲の外に出て内に入らぬように間合いを取り 小次郎の太刀より長い舟の櫂を削って武器として勝利したのです。
オリジナリティでも技術でも勝っていた巖流:佐々木小次郎の方が敗北したということですね。
これは「武蔵の作戦勝ち」です。

どうです?
ムフフさん 現代の技術の日本もこれと同じですよ。
↑全部 技術に勝っていた方が負けているでしょう!
技術はあっても(勝つための)戦略が無いんですよ・・・日本には・・・

「勝って兜の緒を締めよ」と言いますが・・・真珠湾攻撃で勝利してしまった日本海軍のように・・・
それがなかなか出来ないのが人間ですよ。
だって・・・
ソニーも パナソニック(松下電器)も シャープも・・・
全部かつての勝ち組企業じゃないですか?
過去に劇的に勝ったからこそ驕りが発生するのです。
ガレージ起業した零細企業も
大企業になると「10勝0敗を求める」ようになるんですよ。
これでは公務員と同じですね。

「1勝9敗(で良い!)」(七転び八起き)「成功は一夜で捨て去れ!」
これは山口県の小郡商事という洋品店を世界のユニクロにまで育て上げた柳井正社長のモットーです。
日本の技術者よ もって銘すべし・・・

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/05 18:54

>ムフフさん
もう一つ忘れていました。
 
「はだかの起源」島泰三・・・という本には
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%81%AE%E8%B5%B7%E5%8E%9F%E2%80%95%E4%B8%8D%E9%81%A9%E8%80%85%E3%81%AF%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%82%8B-%E5%B3%B6-%E6%B3%B0%E4%B8%89/dp/4907818475/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1357380313&sr=1-1

 人類は生存に不可欠な毛皮を失った。
(たぶん 遺伝子変異の連続によって・・・)
しかし
それがゆえに 人類は努力して・・・
火を発明し 衣服を作り 家屋を作って
ついには万物の霊長となることが出来た。
 

・・・ということが書いてあります。
つまり人類は環境に不適応であることを逆手にとって努力し進歩したからこそ今日の成功を収めたのです。
天は自ら助くる者を助く
Heaven helps those who help themselves.

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/05 19:19

大佐さん:

>コーポレート(社団)の時代が終わって・・・個人の時代になる

この30年余りの間に「IT革命」「グローバル化」「バブルと失われた20年」という大激動の波があって日本の産業構造はものすごく変化してしまったので、なんとなく、この局面では貴殿の意見に近いものを感じます。

私が大学を出てゼネコンの鹿島に就職した1980年(昭55)は、戦後の高度経済成長が一定の高みに達して「高原状態」に入った頃ですから、何をやろうとしても既存の仕組みのなかに身を寄せないとできない。上場企業として名を連ねる大企業は、さながら江戸時代の大藩のように各業界で確固たる地位を築いていて、ヒトもカネもそこに目がけて集中していくといった状態でした。言ってみれば戦国時代→江戸時代のように社会が固定化していく時代に居合わせたという印象を強く持っていました。ち、つまらない時代に生まれたものだ。東急グループの総帥・五島慶太や再建王・坪内寿夫のような骨のある経営者がひしめき戦いあう時代に生まれたかった、と本気で思っていました。

しかるに、今、世の中を見回してみると、むしろ室町時代のように天下が乱れて群雄割拠しているように見える。

つまりは、誰もが情報端末を持ち歩きブロードバンドで納豆みたいに繋がっている社会は、それ以前の、特殊な情報や教育・経験、意思決定のルートが少数の人の独占物であった時代とは根本的に違う、ということです。

最近、NHKの中国特集を見ていて衝撃をうけたのは、狭い部屋に二段ベッドを並べただけの劣悪な居住環境のなかでも、誰もがノートパソコンだけは立派なものを持っていた光景でした。この30年で国境の壁は、ほとんど無意味なぐらいに低くなってしまっていて、中国の農村から出てきて工場で働いている若者でも、ノートパソコンさえあれば世界のどこからでも豊富な知識が得られ、自らも独自の情報を発信できるという時代になっている。

1980年は、まだ手書きの時代でしたよ。Win95もアップルコンピュータもないし、むろん、CADのような建築設計ソフトも登場していない。トンネルを掘る際の地山の挙動解析はオフコンという、フロア全部を占領している巨大なコンピュータでやっていた。外国の支所との通信手段はテレックスという紙のテープに穴がボツボツと開いているやつが主流で、上場企業の事務所でさえFAX機すらろくに備えていなかった。本店・支店の経理にはNECの98シリーズ・コンピュータと経理ソフトが登場し始めていたけれども、全国に約200箇所ある出張所の経理は、まだソロバンをパチパチやっているのが主流という状態。

中国はまだ「得たいの知れない暗黒大陸」で、どうやら鄧小平さんが政争に打ち勝ち日本を訪問して多額の円借款を手にして帰ったけれども、まだ「改革開放政策」がどう転んでいくか分からない。なにしろ物資の移動にロバや馬を使っているし、機械メーカーが代金を請求すると「カネはない。エビで払う」という答えが返ってくる国でしたから。今日の中国の姿は想像できない。

「ベルリンの壁の崩壊」まで、まだ10年近くあった。為替は一ドルが100円になって、財界人もエコノミストも「日本の産業は潰れる」と大騒ぎしていたけれど、120円ぐらいに戻して起きた現象は日本の自動車や家電製品の「集中豪雨的」輸出攻勢でした。日本企業の製品は、どの分野でも圧倒的な輸出競争力を持っていて、逆にアメリカから日本に輸出できるものといえば航空機か兵器ぐらいしかなかった。ぼくが子供の頃は「舶来品」という言葉が妙にハイカラな響きを持っていたから、メイド・イン・ジャパンがブランド化したのは、この時期だったのではないかと思います。

 最近受けた第二の衝撃は「ノマド」という、机を持たない社員の存在。Win95とオフィス・ソフトの普及でSOHO形態をとる企業は本格的に増えたけれども、ノマドは更に企業活動が分解していて、通勤すら関係ない、自分がいる場所(例えば喫茶店でも)が自分の仕事場だという勤務形態ですよね。

 建築設計でいうと、設計チーフが多数のインハウス正社員であるドラフトマンを従えて大量の図面を作るという形態はとっくの昔に崩れていて、小さな設計事務所のオーナーでも力のある個人が建物全体の概念図や基本設計の作業をし、そこに設備や内装といった大小さまざまな企業が加わっていくというアメーバ・スタイルみたいな仕事の形態が一般的になってきているから、少なくとも建築の分野では、SOHO&ノマドは大企業に対抗しうる可能性を持っていると思います。そこからスケールメリットを追うのではない、独創的なデザインや素材を活かした建築物が生まれてくる可能性もある。

 第三の衝撃は、先の震災の後に明らかになった、日本の自動車産業が実は「ピラミッド型」ではなく「ひし型」であったという事実です。完成車の生産に必要な中小企業の裾野をたどって行くと、独創的な製品を世に送り出している「オンリーワン企業」の存在に辿り着く。その企業はトヨタにもホンダにもフォードにもGMにも自社製品を売っているので、栃木にある工場が被害を受けたことで世界の自動車部品のサプライチェーンが滞ってしまった。

「失われた20年」の間に、日本の機械メーカーの幾つかは、いくら円高でも買わざるを得ないようなオンリーワン製品を作る技術開発をやってきたので、なかなか滅多なことでは倒産をしないような体力を身に付けているのですよ。いすず自動車がエンジンだけは国内で生産し、シャーシや車体の生産・組み立ては海外でやっているように、パソコンでも自動車でも家電でも、もはや完成品でどの国の何の企業が強いという一般的議論は無意味です。

大佐のいう「IT革命の本質は在庫の圧縮」という点も正しくて、在庫が圧縮できれば浮いたカネで開発に投資できる。GMのように2兆円も部品在庫を抱えていたら、その維持だけで途方もない出費があり開発予算の確保は難しくなる。ぼくは東芝の半導体部門がオラクルの製販システムを導入したときに英語でお手伝いしたのだけれども、OA化からスタートしたIT革命が、ここまできたか、と実感しました。まさに、世界規模で運営する製販システムの導入と在庫の圧縮がプロジェクトの目的でしたから。

 ぼくは皆さんのように日本の製造業の将来に必ずしも悲観的な見方は持っていなくて、サムスンによる半導体・家電製品での攻勢は、日本企業による情勢判断の見誤りによる一時的かつ局所的現象だと思っています。ここだけ見て日本の製造業はもうダメみたいに思うと全体像を見失う危険がある。DRAMはたしかにサムスンに食われましたが、フラッシュメモリーは互角以上に善戦しているし、サムスンが使っている半導体製造装置とシリコン・インゴットの大部分は日本企業製ですから、そこも見る必要がある。ウォン安は韓国政府が意図的に誘導しているというよりも、少数の財閥系企業のみ業績がよくて、韓国経済が全体としてはダメダメなので外国企業がウォン売りに出ているからという見方もある。

 そして国内に目を転じると、SOHO&ノマドを支えるものは豊かな経験と技能をもった個人なので、本格的なデジタル社会の到来と正社員のかなりの部分が非正規化している現在の状況の行きつく先に、従来とは別の企業活動の形態があると感じています。

投稿: ピラニア軍団 | 2013/01/06 07:14

大佐さん:

>思ったほどIT革命が早く終息してしまったのでアメリカの産業界はクリントン政権から住宅バブルを始めるしかなかったのである。

ここは少しどうかな、と思っています。ITバブルが弾けた時期と9.11事件は、ほとんど同時ではなかったかと思うんですよね。

で、ぼくの印象としては、90年代にもてはやされたアメリカのソフトウェア・プログラマーたちがITバブル崩壊→9.11事件後に増大した軍事産業に参入→住宅バブルで不動産屋に転業していった、というイメージなんです。むろん、こういう単純路線ばかりではないでしょうけれど、第一次ブッシュ政権のときにアフガニスタン・イラク戦争があって軍事産業が肥大化した、第二次ブッシュ政権のときにサブプライムローンによる住宅バブルがあって政権末期にリーマン・ブラザースが倒産した、という流れは無視できないでしょう。

なぜ軍事産業かというと、GPS誘導とかレーザー誘導による「精密爆撃」に代表されるように、現代の戦争は「電子戦争」ですから、米軍のミサイルの先端に日本/台湾企業が生産した半導体がくっついていたりするんです。で、あらかじめプログラミングして可視化してある敵国の山岳地帯を縫うようにして飛んで行くトマホーク・ミサイル・システムが開発される、地上で行われる夜間戦闘の様子が同時進行で上空を飛ぶアパッチ・ヘリに届き、敵位置に対する空爆支援が行われるということがあった。「電子戦争」を支える連中は軍人ばかりではなくて、任天堂のゲーム時代に育ってきたプログラマーたち、とも言えるわけです。

また、なぜ住宅産業かというと、アメリカの場合はヒスパニックや中国人の大量流入による人口の社会増があるから(たぶん、この30年で50%ぐらい米国の人口は増えているけれども、その大部分は自然増ではなくて移民の流入による社会増だと思う)、そういう人たちが返済の見通しも定かではないのに車や住宅をやたら買う消費行動があって、そこに「金融工学」なるまやかしの産物であるサブプライムローンが加わって住宅バブルが発生した。

「金融工学」の功罪については、もう少し精密な分析が必要だけれども、アメリカには少しでも大きな利益を求めて世界を動く巨大な金融ファンドがあって、軍需産業の肥大化に向かっていったり、中国バブルに向かっていったり、サブプライムローンによる住宅バブルを起こしてみたり、石油価格の吊り上げや穀物価格の吊り上げに向かっていったり、およそ製造業の地道な発展とは関係のないところで暴れまわる資金があるように思います。

日本や台湾の企業、近くは中国企業がアメリカの製造業を根こそぎにしてしまったから、締め出された労働力が軍需産業や住宅バブルに向かっていったとも言えるかもしれません。

でも、アメリカ社会には強いレジリアンシー(変化への適応性)もありますから、この10年間ぐらいに起きたことが、今後の10年間も継続すると考えることは早計に過ぎると思います。ある産業から別の産業に労働力が移動するスピードも半端じゃありません。

9.11事件の直前にフィラデルフィアに行ったことがあるのですが、そこはシリコンバレーとならぶIT革命のメッカみたいなところで、10階建てぐらいのビルの全フロアがサーバーで埋まっているNOC(Network Operation Center)が幾つもあり、周囲にはオラクルやサン・マイクロシステムズの看板を挙げている企業が幾つもあった。すぐさま、こりゃ、日本の耐震技術が売れるな、と直感しました。コンピュータは振動やチリ・ホコリ、温度変化に弱いですからね。今、どうなっているか知りませんが、現在は日本にだって同じような施設は掃いて捨てるほどある。

ひとつ言えることは、IT革命は終息期を迎えていて、世界はその消化と応用に向かっていると思えることです。

投稿: ピラニア軍団 | 2013/01/06 15:53

>ピラニア軍団さん
ありがとう ありがとう
やっとあなたが私の一番の理解者になってくれましたね。
ここで憎まれながらもコメントし続けた甲斐がありましたよ。本当にありがとう・・・
 

終身雇用という日本独特の制度も
高度経済成長時代に登場した比較的新しいものです。
江戸時代の左甚五郎でもわかるように
昔の日本の職人は複数の親方を渡り歩いていたものでした。
日本の諸問題を歴史的に調べるなら
「”日本史”の終わり」池田信夫・与那覇潤(PHP研究所)
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A-%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%80%81%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E4%BF%A1%E5%A4%AB/dp/4569806902/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1357455023&sr=1-3
が参考になるでしょう。
 

つまり
「ノマド的な生き方」こそが日本本来の働き方だったのです。
ノマド(遊牧民的な生き方)の本来の定義を人類学からお知りになりたいなら
「人類史のなかの定住革命」西田正規(講談社学術文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%8F%B2%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AE%E5%AE%9A%E4%BD%8F%E9%9D%A9%E5%91%BD-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%A5%BF%E7%94%B0-%E6%AD%A3%E8%A6%8F/dp/4061598082/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1357451995&sr=1-1
を読まれるとよいでしょう。
「今から約1万2000年前に起った定住生活が・・・
宗教を誕生させ 家族を誕生させ 男女の分業を促し 文化と芸術を生み出した」
ということが書かれています。
 

このノマド的な生き方の変化とこれからのイノベーションにつながる原理をり理解するために以下の本をお勧めいたします。
「構造主義科学論の冒険」池田清彦(講談社学術文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E6%A7%8B%E9%80%A0%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%AB%96%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E6%B8%85%E5%BD%A6/dp/4061593323/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1357452062&sr=1-1
これは例えば
技術者が車を設計するとします。
それにはまず技術者が頭の中で車のエンジンが回ってギアで駆動装置に伝えタイヤを回転させ・・・と「車のシステム」が構想されるのです。
それに従って・・・それぞれの部品が設計され発注されて集められ組み立てられ完成品となるのです。
つまり池田教授は
「生物の進化もこれと同じだ!」
という新しい進化論を提唱しているのです。
 

従来の進化論・・・ダーウィンの進化論では
遺伝子(DNA)の突然変異がまず起きて進化が起きるということになっていますが・・・
池田教授はこれをひっくり返した(リバース)理論を提唱しているのです。
システムの転換がまず起きて、遺伝子の変異は進化の結果として起きるに過ぎない
・・・という理論です。
 

早稲田大学の生物学教授:池田清彦氏とは
例のフジテレビ水曜日夜9時からの「ホンマでっかTV」(明石家さんま司会)
http://www.youtube.com/watch?v=EUFpPA9nz6o
(このyou tubeの真ん中あたり 5分あたりから登場)
・・・のコメンテーターの向かって一番左が池田教授です。(右端が脳科学の澤口俊之)
 

現代の先進国不況の主因は
マルクスの「ブリュメール18日」に書かれているように
資本主義の限界(資本主義は等価交換だから値下げ競争になって利益率が低下する)
・・・ということに尽きるのです。
この”マルクスの壁”を突き破るには
「システムの転換」
以外にないのです。
この著書でマルクスが言うように
”自分を越えること”こそが現代に求められている本当のイノベーションということになるでしょう。

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/06 16:04

>ピラニア軍団さん
仰る通りで・・・
9.11テロは2001年ですから、軍事産業にプログラマーたちが多数向かったと思います。
 

80年代からのIT革命は目に見える形ではネットなど情報革命が主流でしたから
「IT革命は終息期を迎えていて、世界はその消化と応用に向かっている」のが正しいでしょう。
情報革命がインフラとなってPCによる画期的なイノベーションがそれに乗ってさらに高度化してレイヤーとなって積み重なって行くと思います。
 

トヨタ自動車が世界に先駆けて自動運転システムを開発したそうですから
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130106/biz13010614470006-n1.htm
製造業のイノベーションもここいらからが日本の稼ぎ頭への突破口となるでしょう。
 

まぁ・・・私は
ムフフさんやピラニア軍団さんのように大企業の最前線で活躍された優秀な理系人間ではないので・・・
趣味の登山や寺社巡りの楽しさ若い人たちに紹介するアナログ的な仕事しかできませんから、時間をかけて歩いて歩いて汗をかくしかありませんよ(苦笑)。

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/06 21:03

大佐さん:

 私は文系出身ですよ。大学では英語が専攻、経済学が副専攻でした。ただ、製造業にいたことと翻訳や通訳で駆り出されてエンジニアと一緒に仕事をすることが多かったので、よく理系出身と間違われます。

 ひとつだけ補足したいのですが、サムスンの攻勢は日本企業の戦略ミスだということです。DRAMはもう時代遅れだ、この市場はもうじき先細りになる、これからはフラッシュメモリーとLSIだと日本の半導体企業が生産体制を切り替えているときに、DRAM市場が思いのほか急回復してきて、そこをサムスンにやられた。

 サムスンも独自技術の蓄積があるのかということになると、ちょっと怪しい。日本の技術者を引き抜いてきて、日本からの部品輸入を大量に行って、更に円高・ウォン安という環境があって世界市場で成功をしているわけで、これからも常勝企業でいられるかというと、その保証はないのですよ。日本企業も今は情報セキュリティを厳しくしているだろうし、汎用品は台湾企業を使って打倒サムスンの攻勢をかけているから、これから先も日本企業が一方的にやられるという図式を、ぼくは描いていない。

 だいたい、貿易立国とはいいながら、日本のGNPに占める輸出の割合なんて、今や、せいぜい13~15%かそこらでしょう。輸出で稼いでいるというより、利子や配当で稼いでいる国になってきた。これが韓国のように輸出の対GNP比が40%もある国になると、欧州がおかしくなると連鎖反応的に影響をこうむってくる。昔は、アメリカがくしゃみをすると日本がカゼをひくと言われたものだが、今は一緒にくしゃみをする程度しか影響を受けない。

 カーボン・ナノチューブの発明者が日本人であるという事実が示すように、日本の素材産業は依然として強いし、省エネ技術はダントツだし、高齢化社会は一方で医療技術の発展も促すものですからね、必ずしも活力を失って行く社会と運命づけられているわけでもないでしょう。とにかく日本人はペシミスティックになるのが大好きだし、外国人による賛美も批判も大好きで、「敵を知り己を知れば百戦ナントカ」みたいに冷静に情勢分析をすることが苦手です。工業化の次にくる知識集約型文化社会のビジョンを持っていれば、21世紀の前半は、まだ日本の飛躍が期待できる時代だと思いますよ。

 ま、それはともかく、安倍政権の経済政策のうさんくささに気がついているのは、このブログでは大佐と私ぐらいでしょうな。

投稿: ピラニア軍団 | 2013/01/09 04:19

>大佐殿

チョッと時間が経ってしまってからのレスポンスですが、

「私の“技術への信頼”」 というものがどの様な事を指していらっしゃるのか見当もつきませんので、何と申してよいのか解りませんが、大佐殿が続いて述べていらっしゃる 技術の日本 に対する見解につきましては、外面的にサラッと見るなら、そう見えるのかと。

たぶん、大佐殿や少なからぬ方々が、最先端技術、商品化技術、量産技術、加工技術、等々をゴチャゴチャにして、日本が技術立国で他国に優位に立っていたと考えるからでしょうね。

最先端技術を持っている日本企業は数多く有ると思いますが、それのみを頼りに業容を拡大してきた企業は殆ど無いのではないでしょうか。

また、家電や自動車で先端技術がなければ製品とならないようなケースは、極めて稀なケースでしょう。 技術で勝っているけど市場で負けたというのは単なる詭弁で、大佐殿が拘るようなものではありませんよ。

日本は、「発明はするが効果的な運用・利用が下手」というのや「技術は有っても戦略がない」というのはステレオタイプ的な見方でしょう。 反対事例は幾らでも挙げられます。 其処に、日本としての傾向性を求めるのは時代の流れを見間違う元と思います。

→ TV(家電)を開発したのは米国、普及させたのは日本? 引き継いだのは韓国、次は中国?

私の知る範囲で、日本 or 日本人に技術的優位性を見出す分野としては、精密機器商品の大量生産でしょうか?

→ ポケットから一眼レフまでのカメラ、自動巻きからクォーツまでの時計のムーブメント、βやVHSから始まって8mmまでのビデオやビデオカメラ等々、今はCDからBDまでのピックUP部品ですか。他国の競合企業は殆ど無い状態でした。 ハードディスクは米国企業が強いのですが、その主要部品や2.5インチになると日本企業が強いです。

まぁ、大佐殿が申される「驕り」も日本企業の特徴ではなく、「覇者の奢り」にあらわされる様、何処の国の企業でも数多くその例が見られます。

→ ミラノの博物館を見学した時、世界で初めて無線機を世の中に送り出したマルコーニ社の遺品?の数々を見て、時代に取り残された企業というものを実感した覚えがあります。

過去の成功体験に捉われて失敗する例は極めて一般的で、それを乗り越え続けた企業、或いは程々の成功の要件を大切に守る or 更新してきた企業が生きながらえて来たと瞑すべきですね...おっしゃる通りです。

...「復讐する神話」でコンピューター事業に乗り遅れた先見の不明を指摘されましたが、今となってはその時代をしのぎ切った松下をどう評価するか? でしょう。

今、苦境に立っている電機業界は、昔の繁栄は日本が全ての技術で優位だったからという訳ではなく、

為替レートと国内市場を前提とした商品化技術、量産化技術他の優位性に依存していたと理解するのが適切でしょう。

この優位性が取払われて初めて其々の企業の事業戦略の優劣が表に出てきて、業界ではなく其々の企業の発展と没落として現れるでしょう。

それは、大佐殿が指摘する 「天は自ら助くる者を助く」 の通りです。

PS : ピラニア軍団殿と私はほぼ同じ年ですが、私はそんな大企業で働いた経験はございません。(売上や人員規模でも大手さんの 1/5 以下でした。) 単に、大企業の或る部門と仕事でお付き合いした経験が有るだけです。

投稿: ムフフ | 2013/01/09 14:44

>ピラニア軍団殿

チョッと横入りでコメントさせて下さい。それで、先ず最初に貴殿の

>サムスンの攻勢は日本企業の戦略ミスだということです。

につきまして、「ミス」という事につきましては異議は無いのですが、その内容と必然性については、別の見方をしております。

御指摘の 半導体DRAM につきましては、湯之上氏の分析が正しいと考えます。「為替レート」と「高コスト体質」が三星に負けた原因でしょう。

→ 高コスト体質の要因について湯之上氏は、「ニーズを越えた高品質の製品設計」と「それを造る冗長な工程と生産システム」とレポートしております。

更に、各社の半導体部門の没落は、このDRAMでの敗戦が、日本メーカーの収益構造を崩してしまったからと分析しております。

→ DRAMの製造プロセスの技術革新が、他のLSI等の革新に転用されてトータルで収益を上げていたものが、DRAMの敗戦によってプロセス開発投資が回収し難くなり、巨額の設備投資競争に付いて行けなくなったと。

で、この「ミス」は、業界を形成して横並びで競争していた日本メーカーが陥らざるを得なかった必然と見ます。

そして、三星やLGについて言えば、日本の技術を利用してLCDパネルで事業規模を拡大し、ケータイで世界戦略を適切に実行してシェアを伸ばして上位に喰い込んだ経営力を評価すべきです。...もちろん、為替レートの優位は有ったのですが。

→ LCDパネルでは、日本メーカーは、多くの会社が横並びで競争していた為、三星とLGの追い上げに対抗して、台湾メーカーに技術供与を行い、自らの首を絞めて行きました。...それを支えた? のは、日本の設備メーカーですが。

→ ケータイはノキア、エリクソン、モトローラの巨人が世界市場を席捲していたにもかかわらず、三星やLGはコツコツと市場シェア拡大に努めていました。一方、日本メーカーは、多くの会社が横並びで国内市場で激しい競争をしていた為、世界市場への本格進出は後回しと。...海外で高機能の国内モデルを高価格で売るなんて、マーケッティングはまともにやられていたのでしょうか?

次に、貴殿の

>貿易立国とはいいながら、日本のGNPに占める輸出の割合なんて、今や、せいぜい13~15%かそこらでしょう。輸出で稼いでいるというより、利子や配当で稼いでいる国になってきた。

につきましては、当然の流れと言って済まされない程、大きな問題と考えます。日本の社会の良さや強さを損なって行く変化と考えます。

確かに、貿易収支がマイナスでも金融収支がプラスであれば、日本にお金は落ちます。しかしながら、そのお金はどこに行くのでしょうか? 国内消費の活性化や国内サービス産業の拡大に向かうのでしょうか?

金融収支をプラスにする金融業界と大企業群はこの収益を再投資して、「金が金を生むプロセス」に突っ込んで行くことでしょう。...ケイマン諸島にでも貯め込む様に仕掛ければ、税金さえ殆ど払わなくなると。

この状態が進むと、社会は僅かの高額所得者と数多くの低層階級から構成されるようになり、中間所得層が厚かった時代の日本の良さや強さが消え、今の米国型の社会に変質してしまうでしょう。...若しくは、其々の階級で平和に暮らせれば良いとなる英国型か。

極めて極端な想定をすれば...知識集約型と言いながら、労働人口の10%が金融業になる訳でもなく、殆どがサービス業の現業で働くようになると思われます。 これが、日本の飛躍が期待できる姿でしょうか?

投稿: ムフフ | 2013/01/10 18:20

ムフフさん:

1.貴殿のコメントについて:

  ふ~ん。そうですか。それもひとつの見方やね。

2.「思われます。 これが、日本の飛躍が期待できる姿でしょうか?」について:

  さあね。誰がどう思うかなんて、私にはどうでもいいことですわな。むろん、あなたが悲観するのも自由だし、アッシには係わりのないことでござんすよ。

  私が指摘したのは、日本はもう工業製品の輸出だけで食ってる国ではないということ。だから輸出だけ考えていればいい新興国とはわけが違うということ。そこから先の将来の夢については、人生がまだ長く残っている人々におまかせする。

投稿: ピラニア軍団 | 2013/01/11 00:25

>ピラニア軍団さん ムフフさん
ピラニア軍団さんのサイトはリンクされているものは全部読ませていただいておりますよ。ご経歴も・・・
 

2007年に故人となられましたが2002年まで文化庁長官であった心理学者の河合隼雄(かわい・はやお)氏がこう言っております。
「日本人には自分というものが無い・・・」と。
つまり
「人間の心は氷山のように・・・
海面に浮いている”自我”(自分は自分だという心)と海面下に隠れている”自己”(本当の自分)との両方があるのです」
「しかし西洋人が自我と自己がハッキリと分かれているのに対して、日本人はこれが明確ではないのです。
”自己が外に向かって開かれている”とも申せますが・・・
もともと自分の意見が無く(自己主張が弱くて)周りの意見に左右されやすい性格ということでもあります」
 

真珠湾攻撃での不徹底さ
ミッドウェー海戦での不運・・・
共通するのは”偵察機の不足”が原因でしたが、
作戦では成功しながら司令官の優柔不断で敗北した「レイテ沖海戦」も含めて・・・(戦艦大和がレイテ湾突入寸前まで行きながら反転してしまった・・・)
http://www.youtube.com/watch?v=2grqZAonWxE
日本人気質の「戦略が無く・決断力も無い」ことが今にも至る悪しき伝統です。
 

・・・分かりますか? ピラニア軍団さん・ムフフさん
これからも世界経済が日本人が得意とする集団型のやり方で通用するならよいのですが・・・
意に反して
世界の動向は当然ながら、この反対の個性化・個人化する確率の方が高いと誰でも思うでしょうから、私は従来通りの経済戦略に固執することにはとても賛成出来ないのです。
 

たとえば
中国人は英語などの個人的能力やネットワーク形成力などに優れていて日本人の及ぶところではありません。
日本人の勤勉性などというものも江戸時代の閉鎖的な農村共同体に閉じ込められたのでそこで生産性を上げるためには長時間労働に耐えるしか無くてそのような習性が付いただけですから・・・西欧的な目的合理性とは似て非なるものなのです。


中国人のネットワーク形成力とはたとえば・・・周の武王が殷の紂王を滅ぼした「牧野の(ぼくや)戦い」・・・
周は連合軍でお互い言葉が通じなかったのですが象形文字に近い漢字のようなものを使って連絡を取りあって勝利しています。
漢字が表意文字だったからこそできたことでした。
この反対に
西洋の文字は表音文字だったので各国の意思疎通ができなくて中世・近世を通じて戦争が多発する原因になりました。
 

中国などの新興国を甘く見てはいけません!
歴史上、技術に劣った陣営は「敵の手法の真似をする」ことによって勝利した事例はけっこうあります。
最近の例でも
iPadの特許を全部持っていたソニーが遅れを取り
特許を持っていなかったアップルの方が開発していますからね。(技術をちょっと変えてやって特許を擦り抜けた)
F1のスリップストリームみたいなものでしょうか・・・


ピラニア軍団さんが「ノマド的な仕事をする者が増えている」と言われていますが・・・nomadeはフランス語ですが
外から見れば ad-hoc (アドホック)です。
プロジェクトに必要な者が集められ終わったら解散する
・・・というような意味のラテン語ですよ。
これもまた中国人が得意なんです。
 

現在の日本には経済の自由などありません。
たとえばNHKは600万本のソフトを持っていますが、公開されているのはそのうちのたった3000本に過ぎません。
フリマもコミケも出展料は5000円もかかりますが、これはイオンやイトーヨーカドーよりも高い料金なのです。もっともこちらは敷居がめっぽう高いですが・・・
なにしろ
最近は道交法でできませんが、ヤクザに露店を頼んでも1日1500円程度ですからフリマの5000円は暴利ですよ。
 

NHKの問題は
著作権の複雑さが原因ですが、ファッション業界をみてみなさい。
特許も著作権も無いのに繁盛しているじゃありませんか。
(無いから繁盛している)
だから私は言うのです。
規制が全部取っ払らわれれば日本はすぐに景気回復できる・・・と(まぁ最低限は必要でしょうけれど・・・)

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/11 17:27

>ピラニア軍団殿、

将来の夢にについては、人生がまだ長く残っている人々におまかせ...で宜しいかと思いますが、日本の社会を構成する一員としてその将来に対する責任は残っているのではないでしょうか?

もう少しで還暦とお見受けしますが、様々な経験を積まれた大人としましての、日本の将来に対するご意見、期待申し上げます。


>大佐殿、

大佐殿の主張の、「個人の時代」や「戦略をおろそかにする日本人の傾向」や「規制緩和と景気回復」につましては、私もその通りと思います。

しかしながら、その理由付けをしている部分につきましては、再考をお勧めする次第です。

先ず、

> ...世界経済が日本人が得意とする集団型のやり方で通用する...
> ...世界の動向は当然ながら、この反対の個性化・個人化する確率の方が高いと誰でも思うでしょうから、私は従来通りの経済戦略に固執...

個人と集団(組織)を同列に並べて単純に比較することは適切ではないでしょう。 私の理解では、

ビックビジネスは企業の専有物ではなく、個人でもそれを創出するチャンスが持てる時代になったという事。 また、ビジネスチャンスを巡って個人も企業と競える場面が出て来た事。

というもので、大企業によるビックビジネスが凋落して行く訳ではないと見ております。石油や化学、製薬のみならず、アパレルやブランドビジネスの分野まで、巨大企業はしっかりと根を降ろしている様に見受けます。 もちろん、その選手交代は世の常で激しいものがありますが。

...長い企業寿命を誇る企業は、規模拡大を求めなかった日本企業に多く、人種や国境を越えたして運営する巨大組織を構築した企業に日本企業は殆どない様に思います。 良くも悪くも日本人の集団主義が通用する範囲の大きさまでが日本企業の強くて効率の高いサイズ範囲かと。

→ パナもソニーもあまりにも大きくなり過ぎて、家電屋やAV屋で収まっていたらこんなに墜ちる事はなかったとか。但し、墜ちた今の状態でも家電屋やAV屋で到達が出来ない企業規模ですが。

次に、

> 中国人は英語などの個人的能力やネットワーク形成力などに優れていて日本人の及ぶところではありません。

って、語学能力はそのように思いますが、ネットワーク形成力はどうでしょうか? 反日プロパガンダのネットワーク形成だけでしょう、中国人が優れているのは。

彼らが信頼できる情報やお金をやり取りするのは、身内の範囲だけです。中国人に騙されたという日本人の話を数多く聞きますが、中国人に騙された中国人なんて、その何十倍も居ることでしょう。

...代表例として 「一番多くの中国人を騙した輩は中国○○党」 と挙げれば充分でしょう。

そして、アドホックも中国人が得意と仰られますが、集まった後に直ぐにバラバラになる というだけの意味でしたらそうですが、集まって何か成果を上げるということであれば、得意とは言えないでしょう。

逆に、個人が仕切るビジネスでは、華僑に代表される通り中国人は得意でしょう。現代では、中国の党・政府の要人がファミリービジネス(汚職や乗っ取り)をして海外にその成果を貯め込むのが有名ですね。

如何でしょうか?

投稿: ムフフ | 2013/01/14 14:06

>ムフフさん
日本には100年以上続いている企業が5万社あるそうですが・・・
最古の飛鳥時代から続いている(宮大工の)金剛組は一旦倒産して、大手によって再建中です。
ですから私は「時代遅れの企業が残っているだけ・・・」と見ています。
 

たしかに
中国人のネットワークは科挙が由来です。
科挙は3万人に1人の合格率ですから、親戚縁者を集めても足りません。
それで父系の血縁集団である宗族や朋友(ぽんゆー)にまでネットワークを広げるのです。
しかしそれで合格者が出ると官僚の特権で賄賂を取り・宗族がタカリに群がるのです。(清官三代)
ですから中国の社会は永遠に腐敗が絶えることがありません。
 

ただ・・・話が変わりますが・・・
中世のキリスト教会とかローマ法王庁は庶民に聖書を読ませませんでした。
それは
聖書にはローマ法王なんてものは全然書いてないからです。
つまり
「テキストの解釈権」
を握りさえすれば何でも出来るんです。
ルールを作り変更する権利・・・とも言えるでしょう。
これを現代になって真似したのが共産党です。
だから
日本共産党の中央委員は全員・東大出身です。戦前から同様ですよ。
労働者の党と言っても旋盤やフライス盤で油だらけになった現場上がりでは幹部党員になりようがないのです。
テキストの解釈が出来ないからです。

今 中国が狙っているのもそれですよ。
つい2・3日前 会計基準でアメリカから不合格を指導された中国政府は「中国の基準に適合してるからいいはずだ」と言っていますが・・・
つまり中国は
中国のルールを世界のルールにしたいんです。アメリカのルールに替わってね・・・
 

大事なことは
中国もアメリカも「戦争の仕方」を知っているということですよ。
日本は分かっていません。
昔 日本の保守派の大学教授がアメリカに行ったらタクシードライバーから
「戦後 アメリカは日本に技術をたくさん教えたが、一番肝心なものは教えなかった」
「戦争をするには、優秀な技術者や兵士だけではできないんだよ」
と言われたそうです。
 

たとえば・・・
日本の連合艦隊の司令官では山本五十六の「(先任将官の)3人抜き」が最高だったそうですが・・・年功序列
アメリカのハルゼー提督は”30人抜き”だったそうです・・・実力主義
また
真珠湾攻撃の時は
水雷戦の得意な南雲忠一の方が司令官に選ばれ、空母機動戦が得意だった小沢治三郎が選ばれなかった・・・とはチグハグであり、これでは戦争には勝てませんよ。

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/17 00:31

>ムフフさん
「官僚制度の弊害」とは
本音と建前の相克の中にあります。
 

本音・・・コモンロー(慣習法など)
建前・・・実定法(実際に定められている法律)
ですね。
 

ところが
官僚というものは
建前である実定法に本音の方を近づけようとするのです!(内閣法制局みたいに・・・)
彼ら官僚が法律を作るからです。
しかしこれでは
中国などの新興国に対抗するには日本などこれからの先進国は自由な発想で対抗しなければならないのに過剰なコンプライアンスで息苦しくなってしまいます。イノベーションが起きにくくなります。
 

ですから
ソニーはもとより 大王製紙のバカ殿様・・・
オリンパスの損失隠しなどを見ましても、日本の大企業は官僚化して社員共同体になってしまい(利益を上げるための)目的合理性を追求する機能集団から乖離しているのです。
まぁ・・・
ユニクロの柳井社長とか ホリエモン 信長型の経営者ばかりなら良いのですが・・・

投稿: 柳生大佐 | 2013/01/17 01:33

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