橋下は自らの低レベルを反省して出直せ!
参院選における改憲勢力3分の2に期待する
日本維新の会、依然として党勢回復がむつかしいようです。
ちょっと残念ですね。
二重の意味で。
一つは、突破力があり、しかも既成政治とのしがらみの少ない橋下徹という男が失速したこと。
もう一つは、参院における改憲勢力3分の2が危うくなったこと。
橋下は、国政を担う政治家としては未熟すぎますね。
大阪の地方行政をやっている時は、その問題意識とインパクトが有効だったけど、国政ではそれが裏目に出てしまいました。
国政にかかわる政治家は、地方や国だけではなく国際をも意識しなければなりません。
にもかかわらず、彼は一地方の市長感覚で、自らの個人的歴史認識を公にしてしまいました。
彼は、野党第二党の代表なのです。
おそらく彼には、そういう自覚はなかった、間違いなく。
彼のような立場の政治家が、「当時は慰安婦制度が必要だった」などと言う必要はまったくないし、必然性もありません。
言っても何のプラスもないし、逆にマイナスになるだけ。
それが解らなかったとすれば、彼は今のままでは国政は無理です。
-----------------------------------------------------------------
安倍首相が、歴史認識では妥協を拒みつつ、靖国や慰安婦の問題ではうまくかわしていることと比較すると、まるで大人と子供ですね。
安倍は、韓国、あるいは中国と「関係を改善しなければならない」と口を開けば言っていますが、実際はこちらから行動を起こそうとしません。
おそらく彼は、頭を下げてまで中韓との関係改善に踏み切る必要はない、と考えているのでしょう。
正解ですね。
そんなことしても、我が国には何のプラスもありません。
韓国の朴槿恵や中国の習近平を見ていると、むしろ彼らの方が焦っているのがよく解ります。
朴は中国を、習は米国を対日カードとして使おうとしているようですが、どちらもうまくいっていません。
水と油が対日で協調するなど無理がありますし、米国に至っては中国を脅威と捉えています。
米国が日本をパッシングして中国に接近するなど夢想にすぎません。
第一、中国も韓国も、経済的には我が国を無視できません。
特に韓国は、我が日本の存在がなければ、死活問題になります。
そんな国が我が国に嫌がらせをしても、ほっとけばよいのです。
頭を下げてご機嫌を取るなど、絶対にやってはならないのです。
-----------------------------------------------------------------
橋下も安倍を見習って、主張するべきところと、かわすべきところを使い分けるべきです。
何でも個人的価値観に依拠してしゃべっていては、国政のリーダーなんてとても勤まりません。
橋下は今回の件で自らのレベルの低さを反省し、再度出直してもらいたい、そう強く思います。
来月に予定される参院選、改憲勢力3分の2を期待しています。
まだ、あきらめてはいません。
~文中敬称略~
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コメント
橋下徹は百年に一人の政治家です!
こんなことで負けやしない・・・
飯島勲みたいに優秀な秘書が一人でもいれば総理を狙える器ですよ。
どうせ
アベノミクスは失敗するんですから・・・
誰もこれもダメ・・・となったら
日本政界には彼しか居ません!
できることなら・・・
小泉進次郎と組んで新党結成してもらいたいし、そうなれば2/3も可能です。
土建業界 農協 郵政(局長会) 科挙官僚などの
利権勢力をぶっ潰してほしいのものです!
投稿: 柳生大佐 | 2013/06/18 23:25
ブログ主さんとも、ここの書き込み常連の方々とも違って、私はもともと橋下という男に何にも期待していませんでしたから、維新が無くなろうがどうでもいいのですけれども、この男の軽口が国益にとって大きな災いになる寸でのところで騒ぎが止まって、本当に良かったと胸をなでおろしています。
一番不安だったのは、元慰安婦2人が大阪に来て、橋下と会うらしいと報道されたときでした。橋下は慰安婦問題について徹底的に不勉強ですから、ひょっとして謝罪するのではないか?との不安が消えませんでした。実際、「悪かった」というような発言もしていたし。
もしこのとき、橋下が元慰安婦2人に謝罪していたら、河野談話と同じような「人質」を韓国の運動団体に与えてしまうところだった。これは、元慰安婦側が会談を拒否したことで救われた。
その次が訪米の予定が伝えられたときです。このとき、のこのこ出かけていたら、彼は全米のマスコミから集中砲火を浴びて火だるまになるところだった。彼だけが火だるまになるのはしょうがないとしても、日本がもらい火をして焼ける可能性があったから、「あほー。やめろー!」と思わず叫んだほどだった。これは訪米が取り止めとなったことで救われた。
原発問題で「負けた」とか意味不明の発言をしたとき、私は橋下に「しょせんは目立ちたがり屋の電波芸人。大成する器ではない」と判を押していましたから、今度のことで徹底的にダメ出しをしたいと思います。「ばかやろ。失せろ。」としか思いません。
今回、奴のせいで尻に火がついたようにせかされる思いで英文を作りまくりました。是非ご一読のうえ拡散にご協力ください。
False Accusations of Comfort Women
http://www.howitzer.jp/korea/page03.html
慰安婦問題は、河野談話見直しの際に必ず再燃するはずですから、この中のイ・ヨンスのデタラメ証言の指摘は、それまでに、できるだけ英語世界に広げておきたいのです。
投稿: ピラニア軍団 | 2013/06/18 23:45
大阪府政市政で橋下氏が問題提起し世間がギョッとする様な大阪事情が知れた事は功績だと思います。そして彼の政策手法の結果がどうなっているのか、遠くの地域の私には分りませんので判断は出来ないで居ります。
突破力や発信力は有ると思いますし喧嘩上手でもありましょうがその成果になると喧嘩の仕方の粗雑さだけが目に残り、総合的にはあまり好評価する気にはなれません。
彼は頭は悪くないでしょうが自意識が強すぎて誠実にじっくり学ぶ能力は余り無さそうですので、国政には不向きだと思います。
発信し続ける勢いで生きて居るような、自転車操業の生命体の様でもあり、こういう人が一国の政治に関わると国民が迷惑する部分が大きいので、私的には御免蒙りたいです。
投稿: よれこ | 2013/06/19 02:14
慰安婦発言の汚名返上を計りたいのか、いろんなアドバルーンを上げているのが焦っている感ありありでなんか見苦しいですね 唐突に農協解体なんか言い出すより支持基盤の保守層を固めたほうがいいと思います
投稿: ころ | 2013/06/19 06:26
何時も、的確なご意見をありがとうございます。
全てが賛成ではありませんが(すべて賛成では気持ちが悪いものですが)大概、私が感じたことをズバリ発言していただき、感謝し学ばせてもらっております。
都議選の真っ最中、参議院選挙を直近に控え、朝日新聞(わが故郷では、北海道新聞)を始めとする反日マスメディアが、反安倍内閣に血眼になって励んでおります。
安倍首相の交流サイト「フェイスブック」への投稿で、田中均元外務審議官による対北朝鮮外を交批判し「彼に外交を語る資格ありません」と記したことでまたもや発言の内容を歪曲報道し、いわれもない攻撃を行っております。
この件の昨日の北海道新聞の報道に接して、何か違和感を覚えておりましたが、今朝の産経新聞の「阿比留瑠比の極言御免」を読んでスッキリしました。
海江田民主党代表の「安愚楽牧場」牧場問題こそ、真相を追求、明らかにするようシッカリと報道してもらいたいものです。
投稿: 道産子爺 | 2013/06/19 07:09
橋下氏について完全に同意です。
政治家は正論を吐くだけが仕事ではありません。相手につけいる隙を与えずにゲインを取るアメフトのようなものだと思います。
そのためには少しでも自分たちに有利になるような落としどころを作るという計算高さとねばり強さが求められます。橋下にはその計算があるのか、極めて疑問です。その点ケビンメア氏は政治家です。慰安婦問題でもキレイゴトで飾り立てつけいる隙を与えません。(楽天バナーありがとうございます!厚かましくてすみませんでした…)
投稿: ばびる | 2013/06/19 07:30
「お騒がせ男」
そうですね。
どの社会にもいます。
期待したのはこっちの勝手と言われてしまえばそうでしょうが、当初、政界に突破力、発信力のある保守かと思える者が出て来たのかと期待するのも無理はないのではないでしょうか。
結局、若くして出る釘となりましたが、その釘、ちょっと尖ってはいるがへなちょこだったというオチにしては世間をかき回し過ぎだし、まして最後の仕事をしようとした石原氏、平沼氏を潰してしまったと言えるでしょう。
それをまた「判定は選挙で」などというスタンスはないでしょう。
今回の「戦時朝鮮人慰安婦発言」などについて橋下市長は左翼は勿論、保守、一般庶民全てから否定されてしまいました。
それはこの個人の政治生命が終わるという単純な問題でないだけにこのお騒がせ男の罪は大きいと思えます。
さて、橋下市長から離れて韓国、中国の件では「近寄らず、社交辞令的付き合い」でいいのでしょう。
それに不満なのが元外務省の面々でしょうが、彼らはどれだけ現役を離れているとはいえ日本に悪影響を与え、中国などに積極的に利用されていることも分かっているかもしれませんが、それが日本の為などと倒錯した精神状況であるのか分からないようです。
そして、それを利用する日本のマスコミが有ります。
早く消え去って貰いたいものです。
投稿: | 2013/06/19 12:25
(ヽ´安`)<竹島の日?あれは公約じゃないから見送るよ
(ヽ´安`)<尖閣に公務員?あれも見送るよ
(ヽ´安`)<靖国は真榊奉納で勘弁して
(ヽ´安`)<安倍談話を出すまでは村山談話破棄はできないんだ
(ヽ´安`)<河野談話も踏襲するよ
(ヽ´安`)<国防軍カッコイイ!あの戦車と飛行機のボクのパフォーマンス見たでしょ?
(ヽ´安`)<『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します(信じて投票してね)
(ヽ´安`)<オバマ大統領との会談により、TPPでは聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になりました(前提ではないけど結果どうなるかは言いませんよ)
(ヽ´安`)<交渉力を駆使し、我が国として守るべきものは守り、攻めるものは攻めます(日米並行事前協議は全面的譲歩だったけどね…)
(ヽ´安`) TPP交渉参加は公約破り。今から交渉参加しても何もできず関税撤廃で聖域なんてない!>(`∧´#)
(ヽ´安`).。oO(最近は批判が多くてうるさいなぁ…)
(ヽ´安`)<TPP反対派はサヨク
投稿: ボクは最高権力者 | 2013/06/19 13:17
さすがに事の発端から全て計算してたとは思いませんが、騒がれたのならこれを有効に使わない手はないと考えたのではないでしょうか。
日本人で慰安婦が日本国・軍が直接関与してたと信じてる人はごくわずかと思いますが、アメリカをはじめとした諸外国では朝鮮のロビー活動などの影響で信じてる人が割といると思います。
毎日変態新聞みたいな例もありますし。
諸外国の誤解を少しでも解くきっかけとしてわざとヒートアップして海外のテレビ・新聞で取り上げられて慰安婦問題に興味を持ってもらおうと考えたのでは。
成果のほどは現段階では何とも言えませんが。
他にこういうインパクトのある形で問題提起できる人物が他にいたかというと適当な人物が思いつきません。
仕方なく損な役割を引き受けた、というのは買いかぶりかもしれませんが。
もちろん坂さんがおっしゃるように未熟であり政党代表としての自覚が足りないというのもごもっともです、がここは踏ん張って欲しいですね。
投稿: そらみん | 2013/06/19 13:34
自分が橋下氏のあの慰安婦発言を聞いた時、
若いなぁ・・・などと思ったものです。
それを果敢に言うと如何にも右向けにはよく聞こえますが、
結局のところ底なし沼にハマります。
当人はたかじんnoマネーで、
発言に問題なしという意見多数でご満悦だったようですが、
本当に問題がなかったら、
日本維新の会はどうしてこう支持率を下げているのでしょうか?
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130619-OHT1T00050.htm
石原慎太郎氏も呆れています。
合流したのを後悔している模様。
まぁ人間の半分は理性ですが、
もう半分は感情の動物なのです。
慰安婦問題は、その感情に訴えかけるため、
理で彼女らの話は嘘っぱちであると論破した所で、
彼女らの話に涙する人間が未だいることも又事実なんです。
理で片付くものならば、
とっくの昔に韓流など廃れてます。
だからこそ、“底なし沼”なのです。
そんな彼等に対向する手段は、
そんなことをしても“利”などないことを、
国家として示すこと。
安倍政権はそういう立場で外交を展開しています。
投稿: Anonymous | 2013/06/19 14:17
橋下氏はイカサマ政党の公明を駆逐するための劇薬と
認識していたが、ここまでオバカとは思わなんだ。
石原氏の言うように参院選で思うような議席を獲れなかったら、
共同代表を潔く退くべきであろう。
あとは地方市長としての責務を全うしてほしい。
こんなオバカを「百年に一度の政治家」とか
過大評価している向きもあるが
なんかお縄信者と同じ匂いがするのは気のせいか。
投稿: やす | 2013/06/19 16:22
そのアウトサイダー的な出自、辺境から中央の政界に躍り出たという点では、橋下氏はフランスのサルコジと共通点が伺えます。
サルコジもガラの悪さでは有名でした。内相時代、暴動を起こした移民の若者らを「このならず者ども」呼ばわりし物議を醸しましたが、かえって支持率は上昇しました。
フランスはその一般的なイメージとは違い、貴族主義的な共和制とでも言うべき政体です。保守系のジスカールデスタン、シラク、ドヴィルバン、左翼のロワイヤル、オランド全てがこれENA(高等行政学院)の出身者で占められています。ジスカールデスタンやドヴィルバンに至ってはほんまもんの貴族でした。ロワイヤルとオランドは実質夫婦でしたので、家庭内での権力継承と揶揄されております。
とまあ、日本の政治家と違い、みな頭脳が優秀で品もよく、ハンサム或いは美貌、教養もあり余るほど。しかし、かかる特定少数のエリート官僚政治家集団を擁しながら、フランス社会を覆う閉塞感は拭い難し。こうなったら、寸足らずの変チクリンな移民野郎でも、サルコジの突破力に期待しよう。サルコジを選出したフランス国民の気持ちを判りやすく解説するとそんな所かと思います。
結果は、成功とはお世辞にも言い難かったですね。何と言っても第五共和制における大統領はフランスの「国父」的なイメージがあります。シラクが大変な親日家であり、更に後継のドヴィルバンが日本文化への敬愛の念を示すことへの個人的反発からか、日本の相撲に対して、ポニーテールを結った裸の男が取っ組み合うのを見て、何が面白いと言ったとか。(笑)
彼の出現によって、日仏関係にもいささか冷たい風が吹いたのでした。やはり文明国フランスの大統領としてはガラが悪すぎ、恥ずかし過ぎます。結果として、フランスは振り出しに戻りました。オランドは左翼ですが、ENAで6番だか、シングルの秀才です。
毒をもって毒を制す。橋下氏が不逞労組や解同に対して一歩も引かずに戦ってくれるなら、それはそれで良し。或いは、愛国心のある左翼(?)として、坂様のご期待にも応える形で、改憲の補完勢力としての役割を果たしてくれるなら、それも可。
しかしながら、彼が保守の水脈に属さない人物であることは間違いありません。自分の足元での文楽への数千万円の補助金問題をパフォーマンス化した扱いを見れば一目瞭然です。彼の態度からは、近松や西鶴への一片の敬意も、そのポーズさえ感じられませんでした。文化・文明への理解と擁護の気持ちがなくて、一体何の保守でありましょうか。
残念ながら、橋下氏は大井川だか、箱根の山は越えられならない人物であります。江戸の水とは全く合わないと思いますね。
投稿: レッドバロン | 2013/06/19 16:50
人間の言動の8割は感情だよ!
「理性と感情の葛藤」池田信夫blog
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51789658.html
投稿: 柳生大佐 | 2013/06/19 16:53
橋下徹は百年に一人の政治家である!
残念なのは側近に飯島勲のような優秀な秘書官がいないだけだ。
橋下は劇薬!?
では
加藤紘一や河野太郎のような優男のほうがお気に入りか?
総理が劇薬で無けりゃ日本は無法国家中国や北朝鮮には勝てねぇよ!
投稿: 柳生大佐 | 2013/06/19 18:56
>親愛なるレッドバロンさま
田中角栄は工業高校の土木科出身です。
小泉内閣の首相秘書官:飯島勲は電機短期大学出です。
英国で最大の宰相と言われるディズレーリは
15歳で学校を退学になりました。
「ユダヤ人!」と罵った監督生をぶん殴りボコボコにしたからです!
どうですか?
ケンカも出来ない日本の総理大臣なんて政策でも何も期待できないですよ。
ENAの秀才オランド大統領・・・
現在の支持率は 25% です(たったの)。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/652104/
投稿: 柳生大佐 | 2013/06/19 19:26
「新潮45」7月号は、特集”橋下徹の落日”です。
適菜収氏が次の文を寄稿されている。
下品な人間
政治家の条件はまず、上品であること、政策や学歴は二の次です。下品な人間だけは絶対に政治家にしてはいけない。国が下品になるからです。
***
まさに我が意を得たり、です。
「そのまんま東」、「橋下徹」などなど・・・、
品性のない男ども。
政治家として成熟していないのではありません。
政治家になってはならない根っからの下劣な男なのです。
投稿: 浜田 | 2013/06/19 22:40
もともと歴代自民党政権の無為無策が、アメリカの議会やマスゴミ、地方議会での特アの工作活動を暴走させ、慰安婦のことをセックススレイブと米大手新聞が普通に書くほど、情報戦では日本の惨敗状態でした。よって、これまでの自民党が上手に大人の対応をしてきたみたいな、事実に反するデタラメな肯定的評価などまったくできません。この惨敗の責任者である自民党や、ドサクサまぎれにしゃしゃり出てきたBBA議員の西川京子などに、風俗発言以外の一連の橋下発言を、第三者のような顔をして非難する資格などないと思います。
そもそもの橋下発言は朝日の罠によるものでしたが、その後の一連の橋下発言は、慰安婦問題というものの存在と歴代自民党政権が隠し続けていた情報戦での大惨敗という現実を、国民にまざまざと見せつけたという点だけでも大きな意義や功績があったのではないでしょうか。
現総大将の安倍総理に関しては、外からだけでなく自民党内部にも敵が多いですから、安倍総理の憲法改正や外交政策を後押しするような、維新といった保守的外圧政党の存在意義は大きいと思いますので、今の時点で支持率の底を脱したという点ではちょっとだけホッとしています。
参院選のフタを開ければ、新たな支持層(橋下全面支持ではなく慰安婦発言や会見などへの賛同者で、橋下発言の意味やレトリックが理解できる層など)がいくらか増えるように思えますし、最低限、みんなの党に勝てれば、とりあえず責任問題などには発展しないのではないでしょうか。
投稿: 麻生支持者 | 2013/06/19 22:57
私も橋下には一応まだ期待してます。
今は地方自治改革等をやって実績と経験を積んで欲しい。
今回のことがいい薬になればいいのですがね。
イエローカードなのはまちがいないでしょう。次は退場。
投稿: ばびる | 2013/06/20 06:37
今朝の産経新聞の一面トップが、全てを物語っているのではないのでしょうか。
どうも「日本維新の会」も都議選が終わったら、空中分解しそうな雲行きですね。
端から、石原慎太郎氏と橋下徹氏は水と油、互いに利用しあってきただけのことだと思います。
橋下徹氏は己の器を知るべし、石原慎太郎氏は老いを認めるべし、どちらも宰相たるに足らず。
両氏とも出来るだけ早く、表舞台から去るの事が国家・国民にとって望ましいと思います。
投稿: 道産子爺 | 2013/06/20 06:48
おっと、大事なエントリなのにちょっと見過ごしていました。
窮地に陥ったものを叩くのはカンタンです。
私個人は、橋下氏が従軍慰安婦の問題を持ち出してきたこと自体は、
マイナスではなく、プラスであると考えています。
また、こちらに何度か書かせていだきましたが、
「自民党さえあればいい、維新など要らない」という考え方は、
単なる思考の簡略化である場合が殆どで、賛同できません。
しかし、坂さんも書かれているとおり、橋下氏にはどうも、
「自分の言動が国政政党である維新の全メンバーに影響するのだ」
という自覚が非常に薄い感じは否めません。
私に出来ることといえば、ツイッターで何度も、
「言葉づかいに注意してください」と警告してあげることだけでした。
それ以上に出来ることはなく、また、する義理もありません。
維新にはまだ期待をしています・・・・というか、
民主党やら特定マスコミやらが、たった半年前のことを棚にあげて
また調子に乗り出そうという今という時期に、
民主党を封じる方策の幅を狭めたくありません。
投稿: 鳩槃荼 | 2013/06/20 10:43
>親愛なる柳生大佐殿
大佐殿はまた極端な異能・異才の人物を挙げられましたが、
その人間が紳士であればそれだけで知識は十分であり、紳士でなければ、その知識は良い方には働かない(オスカー・ワイルド)という英国風のポリシーを私は信奉しております。少なくとも、政治文化の面においては。
紳士は喧嘩は致しませんが、最終的には剣を執って己の名誉を守るものであります。現にディズレーリなど議場での発言をめぐって何度も決闘を申し込んだり、申し込まれたりして、危ういところを助かっています。ディズレーリの同時代の対抗馬ビスマルクなど、若き日に決闘でつけた頬の古傷を生涯誇りにしていたそうですね。
「ドイツの統一はパリを迂回する」
やる時はやる。但し、戦いは一度のみ。このような大きな戦略眼はお笑い芸人をヒャッハー口撃していて得られるものでありましょうか。大佐殿ご推奨の飯島参与的な存在を橋下氏が使いこなす力量を含め、大なる疑問です。
投稿: レッドバロン | 2013/06/20 15:44
>敬愛するレッドバロンさま
「板垣征四郎と石原莞爾」福井雄三(PHP研究所)203pより
1941年6月22日 ドイツは突如として独ソ不可侵条約を破り、ソ連に攻め込んできた。
・・・ここにおいて松岡洋右(当時の外務大臣)のとった行為は意表をつくものだった。
独ソ戦開始の報を聞くやいなや、彼はただちに宮中に参内し
『日本はただちに北進してソ連を攻撃し、ドイツとともに東西からソ連を挟み撃ちにすべし!』
と天皇に奏上したのである。
昭和天皇「アメリカが介入してきたら何とする!?」
松岡洋右「資本主義国が社会主義国を攻める限りアメリカは介入する口実を持ちません」
昭和天皇「いや、いかん!光輝ある我が国から条約を破るなどと・・・皇祖皇霊に申し訳が立たない」
この松岡案は天皇から叱責されたために撤回せざるを得なかった。
204p~205p
事実スターリンも、第二次世界大戦は西欧帝国主義列強同士の内紛だとみなしていて、共倒れになったところで、ドイツを攻撃して共産化しようとしていた。ヒトラーもそれを熟知していたからこそ、先手を取ってソ連を攻めたのだともいえる。
・・・独ソ戦勃発直後から、ヒトラーから日本に対してソ連を攻撃するよう、再三にわたって催促が繰り返されていた。
もしも日本がドイツに呼応してソ連を攻めていたら、どうなっていたか・・・
ノーベル文学賞を受賞したチャーチルの「大戦回顧録」
「日本は第二次世界大戦で勝者となれる、唯一最大のチャンスがあった。
それは独ソ戦勃発時に北進してソ連を攻撃し、ドイツと組んでソ連を東西から挟み撃ちにすることだった。
・・・この絶好の機会を、日本がみすみす逃したことは・・・われわれにとって最大の幸運だった」
・・・以下は歴史の示す通り
賢明なるレッドバロンさま 如何でしょうか?
たしかに
昭和天皇は慈悲深い君主であり・優秀な生物学者でもあり・分別も教養も国際条約を守る律儀な方でもありました。
しかしそれゆえ
大日本帝国を滅亡させてしまったのです。
むしろ
国家を救うのはフリードリヒ大王などの「悪党」なのです。
http://www2.ttcn.ne.jp/tot23/page027.html
百鬼夜行の世界の中では、善人に一国の指導者は務まりません。
投稿: 柳生大佐 | 2013/06/20 23:52
>さらに敬愛する柳生大佐殿
昭和天皇が「啓蒙専制君主」であらせらるなら、三国同盟はおろか、満州事変も裁可されなかったでしょう。昭和天皇はその実は熱烈なる英国シンバでありました。兵隊王フリードリヒの息子も、唯一英国からの支援とファイナンスを受けて四境を転戦したのでしたね、余談ながら。
さて、1941年6月22日の独ソ開戦を受けて、近衛内閣、参謀本部はただちに関東軍特別演習、いわゆる「関特演」を発動し、満州に70万の兵力を集中させます。「隙あらば」ソ連領内に踏み込む体制を取ったのですね。
ところが資材の調達や輸送に手間取り、兵力の集中が遅れて、8月、9月になると酷寒のシベリアでの作戦期間は僅か2、3ケ月に限られる。国境防備のソ連軍の欧露への移送も思った程には進まない。
そうこうしている内に、8月には南部仏印進駐が起こり、アメリカから在外資産の凍結、石油の禁輸という事実上の最後通牒を突きつけられる。後はご承知の通りです。やがて「無敵」関東軍も南方への兵力抽出でズタボロになって行きます。
とにかく陸軍は北進、海軍は南進、シナ事変は依然として続けるというパラノイア的な国策を上げられて、立憲君主制度の天皇としては、いかに国家の為に必要な「悪」をなすべしと大佐殿に言われても、どうしょうもなかったでありましょう。完璧な未来人の視点を持つ以外には。
チャーチルの言は面白いですが、シベリアの広大さと酷寒の気候、道なき道の補給路等を考えると、現実的ではないと思いますね。重慶さえ攻略出来なかった日本軍がどこまで行けたでしょうか。シベリアで越冬する厳しさは、とにもかくにも(?)人間が住んでいるヨーロッパ・ロシアの比ではないと思います。地球規模の領土を持つ国家に対して、挟み撃ちという概念が当てはまるのかどうかについても、かなり疑問が残ります。スターリンに対して心理的なショックは与えられたでしょうが。
お説のフリードリヒ大王は当代一流の知識人ヴォルテールらと交流・文通し、フルートの名手でもありました。自分のテーマを基にしてバッハに管弦楽組曲を書かせていますね。有名な「音楽の捧げもの」。
当時の著名人間の書簡は後に公表・出版されるのが慣例になっておりましたので、今のブログやツィツターのようなものか。
橋下氏のツィツターと違うところは その時代と後代の一流の人士に読まれることをフリードリヒは覚悟して書いていることです。
それ故に、フリードリヒの言は、小賢しさや小汚なさ、小ずるさとは無縁であります。その善意や悪意でさえもが、大王と呼ばれただけの人物の事はあります。
それにしても日本語では「小」がつくと、何ゆえに一層醜く、みすぼらしく感ずるのでありましょうか。小遣い銭稼ぎというのもありましたですね。
投稿: レッドバロン | 2013/06/21 18:33
柳生大佐さん
橋下さんが日本を良くするなどムリムリ。
さきの大戦を侵略戦争と言っているようでは戦後レジームにどっぷりつかった凡庸な政治家とかわりません。
欧米による植民地であった国々が日本をどう思っているか、だけでわかることじゃないですか。
投稿: woodhome | 2013/06/21 22:38
>woodhomeさん
ミッドウェー海戦のとき・・・
日本機動部隊 空母6 戦艦11 巡洋艦16
アメリカ機動部隊 空母3 戦艦0 巡洋艦8
・・・と圧倒的に日本艦隊の方が有利でした。
ところが
日本機動部隊を発見した旗艦エンタープライズのスプルーアンス少将は「日本艦隊との距離170マイル!」との報告に「100マイルになったら攻撃しよう・・・」と考えたのですが、
ブローニング参謀長が「今すぐ、攻撃機を全機発進させなければ勝機を逸します!」
との進言に「わかった!そうしよう」とエンタープライズ・ホーネット・ヨークタウン3空母の艦載機全機を以って日本機動部隊への攻撃命令を発したのです!
ところが
同時刻アメリカ機動部隊を発見した日本艦隊の南雲司令官は
ミッドウェー島のアメリカ軍を攻撃する予定だった陸上爆弾をアメリカ機動部隊攻撃用の魚雷に付け替えるように命令したのです。
飛龍、蒼龍を率いていた山口多聞少将がこれを聞いて「そんな暇は無い!陸上爆弾のままでよいからとにかく早く発進させよ!」と進言したのですが却下され・・・
アメリカ機動部隊3空母艦載機150機の猛攻撃を受けた日本艦隊は赤城・加賀・蒼龍をたちまち失い・・・山口少将の機転によってヨークタウンを撃沈しながらもアメリカ攻撃機の集中攻撃を受けて自爆した飛龍を含め、日本艦隊はミッドウェー海戦で主力の空母4隻を失ったのです。
・・・ということで
能力・兵力(の差)ではないんですよ。戦争に勝つには・・・
「司令官の決断力」(突破力)
です。
今現在 日本政界でそれが出来るのは
橋下徹・・・しか見当たらないじゃありませんか。
投稿: 柳生大佐 | 2013/06/22 17:19
>聡明なるレッドバロンさま
閣下の博識には恐れ入りました。
私もかように有為の方の不興をこうむるのは本意ではありませんので、ここいらで退散つかまつろうと思います。
しかし最後に一言・・・
「バルバロッサ作戦」(ヒトラーの対独戦戦略)に歴史のイフというものがありまして・・・
一 (ユーゴ)チトーのパルチザン掃討に手間取り、4月の開始が6月にずれ込んだこと
二 ドイツ軍が北方軍・中央軍・南方軍と3方向に攻撃部隊を分割せずに”首都モスクワ”に集中すべきだったこと
三 「冬将軍の到来」が例年より早かったこと
四 ジューコフ将軍の機械化旅団のシベリアからの救援が戦闘の帰結を決めたこと
五 関東軍の北進を撤回し南進を御前会議で決定したことをスターリンに通報した「ゾルゲ事件」が無かったなら・・・
・・・以上のIFの一つでもドイツ軍に有利に展開したならば・・・(実際はすべてドイツ軍に不利に展開した)
ドイツ軍はソ連の首都モスクワを陥落させたでしょう。
ノモンハン事変の最近の研究では「ソ連軍の損害の方が多かった」という結果が出ています。
しかも”壊滅的打撃”を受けたとされる関東軍・小松原師団は訓練中の部隊であり、関東軍では最弱の部隊だったのです。
また
ジューコフの機械化旅団は近代的な機甲師団でありソ連陸軍中では最強でありました。
それが、ロクな兵器も持たず地雷を抱えてキャタピラに突っ込んでくる日本兵に対して負けに等しい損害を受けてしまったのですから・・・
「関東軍恐るべし!」
との恐怖がソ連軍全体に行き渡ったのは当然のことだったのです。
これが首都モスクワがドイツ軍によって陥落寸前であっても、ソ連最強の軍隊であるジューコフの機械化旅団をシベリアに張り付けざるを得なかったり理由でもあったのです。
ところが
「ゾルゲ事件」というものが起きてしまい
”日本軍は北進しない!”(ソ連を攻撃しない)ことを決定した御前会議の日本政府の方針をスパイ・ゾルゲがスターリンに通報してしまったので
シベリア鉄道を夜に昼を突いてモスクワ防衛のために機甲師団が輸送されることになったのです。
ですから
「ドイツと呼応して日本がソ連を挟み撃ち」と言っても
極東でソ連軍と関東軍が睨み合うだけでよかったのです。
関東軍がモスクワまで長躯攻め上る必要はありません。
要は
ジューコフの機械化旅団をモスクワに向かわせなければよかったのです。それだけで孤立無援のモスクワは陥落したでしょう。
蛇足ですが
エルアラメインでロンメル将軍が勇戦奮闘しているとき
中東の石油を英国は”護衛の駆逐艦無し”で英国本国まで輸送していました。
ですから
連合艦隊はインド洋作戦まで行っているのですから
もう少し足を延ばしてこれを撃沈したなら
英国は簡単にドイツに降伏したでしょう。
これもまた”歴史のイフ”ですね。
投稿: 柳生大佐 | 2013/06/22 22:21
>再拝 柳生大佐殿
歴史にイフを言い出すときりがありませんが、仰せの通り、ゾルゲ事件はイフではなく、帝国政府にとって重大な失態です。それもひょっとしたら致命的な。
日本は戦争する前に、情報戦で破れていたと言っても過言ではありません。
とにかく相手の情報は取れず、こちらの情報はスカスカに流出していたのですから。
昔の戦艦の主装甲は、自らが発射する主砲の攻撃に耐え得るだけの防御力を持つように設計されておりました。日本の場合は諜報能力に欠ける分だけ、防諜能力もまるで無いことに気付かなかったというべきでありましょう。ぷっぷ、恐ろしい話であります。
お笑い民主党の政権時代、配った総理官邸のIDカードは二千枚だそうですね。その内、公安監視の人間が80人おり、逮捕歴者も多数いたとか。開かれた総理官邸を目指したつもりであったようです。(笑)
元々が日本政府はアメリカの州政府程度の権能しかないので、それで良しとするべきか。或いはまともなな官僚はハナから官邸に情報を上げなかったので、弊害は無かったと見るべきか…etc
そんなわけで、日本の国家中枢は死んでおりました。官邸に乗り込んだ飯島参与が怒髪天をついて、全てのIDカードを回収したそうですが、諜報と防諜の関係は常にセットの関係にあります。民主党の連中はついぞ飯島参与が何で怒ったのか、判らないままであったと思います。
師匠格はMI5かモサドかは判りませんが、そこの致命的な弱点を何とかしないと、次の(経済)戦争も、結果は危ういものと思われます。はなはだ蛇足ながら。
投稿: レッドバロン | 2013/06/23 03:15
> 大佐殿、赤男爵殿、
色々な御考察のご披露、大変勉強になり、ありがとうございました。
で、此処に来られる賢人の1人であります、EOS殿はどの様に御考察していらっしゃるのか?
ひとつ、お話を伺いたく、宜しくお願い致します。
テーマ:橋下氏、及び指導者の善悪について
投稿: ムフフ | 2013/06/24 14:12
橋下さんを断固支持!
左翼思想と自虐史観に巻かれるこの日本において、彼の発言は快哉を叫びたい!
左翼新聞とテレビ屋の戯言に気を使って萎縮して活動するなんぞ、政治家の恥よ。
処世術だか何だか知りませんが、勇気ある正当な抗議を外野から糾弾するのはやめてほしい。
誰もがあの左翼メディアに抗戦されたら、多少のギミックに走るのはやむを得ない。
それより、慰安婦が日本だけの問題ではないことをメディアの前でハッキリいった橋下氏はえらい。
スッキリしたことこの上ない。
匿名性に隠れ、勇者をけなす資格のないものは論じるべきでない。
投稿: 黒井和男 | 2014/01/12 06:52
橋下さんを断固支持!
左翼思想と自虐史観に巻かれるこの日本において、彼の発言は快哉を叫びたい!
左翼新聞とテレビ屋の戯言に気を使って萎縮して活動するなんぞ、政治家の恥よ。
処世術だか何だか知りませんが、勇気ある正当な抗議を外野から糾弾するのはやめてほしい。
誰もがあの左翼メディアに抗戦されたら、多少のギミックに走るのはやむを得ない。
それより、慰安婦が日本だけの問題ではないことをメディアの前でハッキリいった橋下氏はえらい。
スッキリしたことこの上ない。
匿名性に隠れ、勇者をけなす資格のないものは論じるべきでない。
投稿: 黒井和男 | 2014/01/12 06:52