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2013/09/27

中核派の英雄が公安のスパイだった、という笑い話

中核派が揺れているそうだ。
理由はスパイ事件。
党中央の大幹部である荒川碩哉氏が公安(正確には内調と公調)のスパイだった、というのだから驚きと言えば驚き…
が、中核派は、以前にも関西の最高幹部による党資金の私的流用が発覚して中央派と関西派、九州派に分裂した過去があるから、そんなには驚かない。
要は、過激派の雄=中核派はもう腐っている、と言うより末期的なのだ。

今回も本当にスパイなのか、スパイと決めつけて反対派を排除したのか、どちらか分からない。
実際、中央派の機関紙=前進は、荒川氏と関西派を同列に置いて非難している。
まあ、目くそ鼻くその類だが、あの中核派が、いよいよ終末を迎えたかと思うと感慨深いものがある。
ちなみに、「公安のスパイ」とされた荒川氏は、1971年の渋谷暴動で機動隊員を殺害したとして25年近く刑務所(又は拘置所)に入っていた人物である。
中核派によると、荒川氏は2000年に満期出所したが、その時からスパイだったと言う。
つまり中核派は、スパイを“不屈の英雄”として組織の大幹部に据えていたことになる(爆)

Hoshino_fumiaki

元過激派として思うのだが、60歳を超えて過激派、もしくは極左というのは、私の想像の域を超えている。
荒川氏が事件を起こした1971年当時は、私もバリバリの過激派だったが、この日本で暴力革命なんてありえないとすぐに悟った。
1991年のソ連崩壊によって、共産主義そのものが人類には向いていないと心底から実感した。
1987年、米国に出発するとき、はじめて成田空港を利用し、どこか後ろめたい気がしたものだが、そんな安っぽい感傷は、ソ連の崩壊を見てきれいに払拭されたね。

私には、掲げた目標を50年以上経っても達成できない政治組織が存続していること自体が理解できない。
しかも勢力は衰退の一途なのに、そんな組織に加入して意気揚々と活動している感覚が異常としか思えない。
きっと私の思いは、大半の方が感じていることだと思う。
中核派や革マル派だけではない。
社民党や共産党も同じだ。
彼らが掲げる目標は何十年経っても達成できないどころか、年々勢力は後退し、今や極少派である。
支持率も、社民、共産、過激派を合計して2%程度にすぎない。
それでも「私たちは正しい」「国民大衆の理解が足りないだけ」ってか(爆)

だけど、まだまだ、こいつらを舐めてはいかんぜよ。
衆院選の時にデマが出回ったよね。
「徴兵制が導入される」とかね。
原発もそう。
もう原発のおかげで日本のお先は真っ暗。
こんなのは、すべて発信地は過激派です。
で、それを真に受けてネットで拡散するバカがけっこういる。
「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」ごときは、「中核派と無縁である」と宣言したが、ヘゲモニーを握っているのは四トロ(第4インター系)なのだから笑える。

まさに「気を付けよう!その市民団体は左翼過激派」です(爆×2)

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コメント

更新お疲れ様です。
公安のスパイが入り込んだ組織なのに公安が壊滅にまで追い込まないのは何らかの理由があってのことなのでしょうか。
過激派や公安が普段の生活から遠い存在なのでピンとこないのが正直なところです。

左翼のデマが侮れない、で思い出したのが29日の堺市長選挙。
現職候補や共産党などが「堺をなくすな!」と叫んでいます。
こんなフレーズでも不安を促すには割と効果があるようで維新は苦戦しています。
大阪都構想が実現するか否かで日本維新の会の存在感も大きく変わってくると思うので踏ん張って欲しいです。

投稿: そらみん | 2013/09/27 18:36

社民や共産党はじめ、変態左翼たちは、自民党の憲法改正論を「戦争が出来るための改悪」「アメリカの戦争に巻き込まれる」と国民に悪質な風評を垂れ流しています。

この変態左翼政党は、どうみても中国共産党もしくは韓国のパシリ政党としかみえません。

マスコミが変態左翼の正体を報道しないので、多くの日本人は彼らの危険性を理解できてません。
カルト集団を放置したツケが、いつかまわってくるかもしれません。

投稿: ちゃお | 2013/09/27 20:29

ブログ主様
アップを待ってました。
しかし、記事を読むにつけ、このような方々の「革命」が成就しなくて本当に良かったなと胸を撫で下ろしてます。
「地上に天国を求めれば地獄に落ちる。」かの山本七平氏の名言ですが。
かつて地上に「天国」を求めたジャコバン党、紅衛兵、ポルボト、金日成、オウム、人民寺院等々、ユートピア思想の行く末を見てきた限り、純化した理想主義の恐ろしさは歴史が証明しています。
逆に
ブログ主様のおっしゃるとおり、様々な社会の「地獄」を前提に、悩み、苦しみ、それでも、少しでもいい社会を目指して働こうと、家族や組織、自分のため踏ん張っているのが、大半の人たちです。
おそらく、中核派を代表とする左翼の人たちは、「天国」を目指すいい人達なのでしょう。
だからこそ、理想に違う(ハタから見ればどうでもいいような差異で)仲間を粛清し、現状を否定するだけの空しい人生という「地獄」の人生を歩んでいるのでしょう。老齢を迎えている彼らの人生を考えると少し同情します。
ブログ主様
本当の「地獄」の人生を歩まずに済んでいることに感謝してます。

投稿: 河内山宗俊 | 2013/09/27 21:19

もう、それしか自分を「再生産」する術がないのでしょうね。
かつての若き「革命家」は、今は単なる老醜を晒す孤老になってしまったということでしょう。
そんな自分を見つめることを避けるために、他人や、社会を憎み、責め立てる。
そこにしか自分の「再生産」の道がないのでしょう。

60~70年代、熱狂の中に身を置いた若者の多くは、その熱病から醒め、人生を見つめ直して、今を生きています。
既に鬼籍に入った人も多くなりました。

かつて、『共産党宣言』のなかに、「・・・一匹の妖怪がヨーロッパを彷徨っている。共産主義という妖怪が。」という有名な記述がありました。
今では、「ただの妖怪が、当てもなく、恨みに満ちながら彷徨っている。ただただ、人と世の中を恨みながら。」というところでしょう。

哀れにさえ思います。
しかし、「妖怪」の存在は認める訳にはいきません。
人や社会を恨み続ける「妖怪」には、消えてもらわなくてはなりません。

まだまだ、「妖怪」との闘いは続きます。

投稿: Ethos | 2013/09/27 22:14

結局、左翼はプロパガンダであるとか煽動が上手いとは言えるのでしょう。

そして、その集団が一般日本人をたぶらかす。

多少の心配なのは今後、自民党の経済政策が失敗すると低所得者などを中心として左翼系に支持が渋々にしても回るのではないかということです。

何しろ現状「河野談話」さえ破棄出来ないという異常な状況が日本の今でもあるのですから。

あんまり安心は出来ない筈です。

投稿: Pin | 2013/09/28 23:36

もう、とうの昔に存在価値はなくなっているのに、自分たちの手で自分たちの組織を解散できない、それが中核派老人クラブの人間的弱さですね。

もはや恐竜の化石のような存在だけれども、泥に閉じ込められて永遠にその姿をとどめるつもりらしい。進化しろよ、少しはよう!ヨボヨボに萎びたジジイの中核派なんて、しゃれにもならんぜ。ハゲ爺、歯抜け婆あの過激派とか、もはや妖怪の領域でしょ。

日本の左翼運動を振り返れば、あさま山荘事件を頂点として一種の興亡史のような戦後昭和の一コマを描くことができ、それなりに味わう価値もあるはずだけれども、連中の末期は情けなさ過ぎる。

若くて血気盛んなときに正義感に燃える、常軌を外す生き方をする、これは誰にでもあることです。でも、大半の人は超えてはならない一線を超えない。自分のやっていることに気がつくのですよ。それが自覚というやつです。

少年の頃、川崎の近くに住んでいたので内ゲバ事件はけっこう日常のことでした。中学に通う道の電信柱に「誰々を殺せ!」なんてポスターがフツーに貼ってあった。でも、「ふ~ん、勝手にやればぁ」とか思って、時代劇に出てくるやくざの出入り程度にしか思わなかったですね。多摩川の河原にでも集まって思い切り殺し合いをすれば面白いのに、なんてね。大学生になって、あの騒ぎは何だったのだろうと立花隆の「中核vs革マル」を読んだのですが、その陰惨さとキチガイぶりにびっくり。自分は、こいつらのようにはなるもんか、と強く決心しましたな。

乗っている電車から降りる、それも多少の勇気が必要なことなのですよ。それをずるずると終点まで行ってしまい、わけのわからぬ山の中の無人駅で降りる、おのれの寿命もそこで尽き果てる。理解できませんなあ、どう考えても。まあ、自由の国なんだから、自分の生き方は自分で決めるべし。

投稿: ピラニア軍団 | 2013/09/29 16:06

彼ら左翼の主張で、政治家の施策・政策に反対はするけども、それに対する対案・代替策ってものが全くないですね。「いつまでに期限を区切って必ずやる」でもありません。
彼らの口から「政治は被災者を置き去り、弱い者いじめの政策、弱者のために役立つことをしろ」をよく聞きますが、「困っている人たちのために何かしよう」「誰もやらないのなら自分がやろう」といった言葉を一度も聞いたことありません。
「震災被害や原発被害に直接関係ない分野や地方に多くの復興予算を回す政治」というなら、まずご自分で被災者のために多額の金額を出してもらいたいものです。そして実際に被災地に行って被災者のために活動してほしいものです。

投稿: 成田あいる | 2013/09/29 20:37

( ゚-゚)
【私がヒロシマで見たサヨク】
平和記念公園に在特会としばき隊が来た理由は…最もアタマがおかしい解放派ゆー団体が活動する、からや。
( ゚-゚)
解放派は現地に約10人、新品のレプリカ迷彩服な若者と白髪混じりの男性1人。配るビラは阿倍総理を非難する内容…
【反革命戦争を行う阿倍政権を打倒せよ
【在特会と戦おう】
( ;゚-゚)
主張がかなり幅広いけど要するに核兵器反対、原発反対、理由は革命戦争を妨害する軍事行為だから…
(-_-;)
つまり解放派は革命戦争には大賛成の団体…いくら阿倍さんが温厚な総理でも革命戦争したがる人達の意見を取り入れるのは絶対ムリ〜
( ;゚-゚)
迷彩レプリカはパッパラパーやから難しい文章を書いたりできない。すると白髪混じりの1人が騒ぐためだけに在特会としばき隊が遠征してきて、広島県警機動隊が150人…
( ;゚-゚)
あの時の機動隊服のおまわりさん、暑いのにご苦労様でした…

投稿: 八神はやて | 2013/09/30 13:31

いつもブログ見てます。
中核派と日本赤軍はどう違うのか分からないですが、
日本赤軍がおこしたテルアビブ空港乱射事件をネットで知って
大変驚きました。私の生まれていない時代です。
中東のテロリストが無関係な人たちまで大量殺害するテロを続けています。
日本人が銃を乱射して26人も殺害したとか信じられないです。

投稿: バース | 2013/09/30 15:14

公安は自作自演が過ぎます。

ヤクザ、過激派、右翼、

公安と関係が深いものばかりです。

投稿: あああ | 2013/10/29 22:04

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