変節漢、二枚舌―無節操の典型=稲嶺進を糾弾する!
移設推進派の候補が一本化されたことに焦ったのか、名護市の稲嶺進市長が常軌を逸した発言をしている。
以下が、昨日から今日にかけて報道された稲嶺市長の発言である。
【名護】名護市の稲嶺進市長は9日の定例記者会見で、同市辺野古への米軍普天間飛行場の代替基地建設計画について「市域を管理し、市民の生命財産を守る責務から市長としての管理権が及ぶ。阻止できると思う」と述べ、市長の権限を行使して建設工事を阻止できるとの認識を示した。
稲嶺市長は具体的な権限内容は示さなかったが、辺野古沿岸部の埋め立て工事や、基地建設工事における道路や港湾の使用許可などを念頭に、漁港漁場整備法に基づく砂浜への工作物設置申請や、補助金適正化法に基づく辺野古漁港の防波堤・護岸の財産処分などで市長の権限が及ぶことを示唆したものとみられる。
行政上の不備がない事業を市長の政治的判断で覆すことはできない。
そんなことは当たり前のことであって、にもかかわらず行政側の責任者がそれを無視する言動をとるなんて理解不能である。
もし、市長がそういう逸脱行為に走れば、県や国は市長の権限を取り上げ、知事や関係閣僚が代わりに許可することができる。
つまり、行政による適法な事業を行政の末端に位置する一市長が妨害することなど許されないのだ。
そんな事態を許せば国家が崩壊する。
こういう言動を平気でする人間は、私の知る限り、左翼過激派とそのシンパだけだ。
なぜなら左翼過激派は遵法精神が欠如している、と言うより、もともと違法行為を“革命的だ!”と言って称賛する連中だからである。
今回の稲嶺氏の言動は、まさにそのレベルにある。
こういう人物に行政を任せるわけにはいかない、それが良識というものだ。
稲嶺氏は、既に左翼過激派と密着している。
それを証明するのが以下のチラシである。
つまり、辺野古ビーチにテント村を作り、不法占拠を続けている反社会的勢力にエールを送っているのだ。
真っ当な市長なら、不法占拠状態の解消に努めるのが普通だろう。
ここまで来ると、もはや稲嶺氏は“過激派の同志”と言うしかない。
あの元宜野湾市長の伊波洋一氏や参院議員の糸数慶子氏と同じように。
では稲嶺氏は、ほんとうに極左思想の持ち主なのか。
反米・親中共、親北朝鮮なのか?
沖縄在住のブロガー、狼魔人日記さんのエントリに以下の記述がある(抜粋)。
辺野古移設の一番の当事者である辺野古区の大城康雅区長によると、稲嶺氏は名護市教育長時代から旧知の仲で、一緒に辺野古埋め立ての事業計画を練り、辺野古の発展を計画した「基地容認派」だったという。
それが豹変したのは、市長選挙の直前である。
当初容認派の島袋氏と共産党候補そして稲嶺氏を含む三つ巴の立候補者が予定された。
革新側としては強力な現職の島袋氏に勝利するため票を1人に絞る必要性を感じ、予定されていた共産党候補の出馬辞退とバーター取引で「辺野古受け入れ反対」を主張するようになったという。
そしてバーター取引は成功した。
稲嶺は当選後の会見で、「私は辺野古の海に基地を造らせないとの公約を信念をもって貫いていきたい」と発言し、さらには初当選の初年度の挨拶で、「基地収入に頼らずとも名護市独自の工夫でやっていく」などと大見得を切って沖縄2紙の絶賛を受けた。
ところが、現実はそんな甘いものではない。
沖縄2紙は報道しないが、稲嶺市長は、名護市の米軍基地の一部返還を申し出た防衛省に対し、継続使用を申し出たのだ。
「基地収入が欲しいので返還しないで欲しい」と泣きついて返還を猶予してもらったのである。
年間1億3千万円を上回る軍用地使用料収入が失われる上、返還後の土地使用の見通しも立たないと言うのがその理由というから、呆れて言葉を失ってしまう。
そもそも名護市に行ったことのある人なら自明のことだが、市庁舎は名護市街地にあり、辺野古移設で揺れる辺野古区は市街地から遠く離れ山一つ越した東海岸に面する。名護市街地と辺野古ちくではまるで別世界である。名護市民でも辺野古に行ったことのない人は多い。
名護市街では米軍航空機の爆音が聞こえることはないし、遠く離れた山間部で行われる実弾演習の音も全く聞こえることは無い。
稲嶺市長は何かというと「名護市民の民意」を叫ぶが、これまで米軍基地と共生してきた大城区長によると、辺野古区民の7割以上が容認派の島袋氏に投票したという。
大城辺野古区長によると、稲嶺市長誕生以来、米軍再編交付金の凍結により、久志3区の道路整備、下水道整備などが頓挫し、「区の運動公園の整備などでも、交付金は基地とは関係のない西海岸に優先的に使われている」と稲嶺市長の辺野古区民に対する明確な嫌がらせを感じると言う。
稲嶺市長とは旧知の中だった大城区長は「今では人が代わったようにまったく話しが出来なくなった」とその豹変振りに驚きを隠そうとしない。
稲嶺市長という人物の正体は、一枚の舌では「米軍基地撤去」を訴えながらもう一枚の舌では「米軍基地の継続使用」を求める「二枚舌の怪物」である。
乞食根性丸出しではないか。
もともとは移設推進派の島袋吉和氏の下で名護市の幹部だった稲嶺氏。
明らかに移設容認派だった。
にもかかわらず、市長になりたいばかりに反対派に転じた。
で、「基地収入に頼らずとも名護市独自の工夫でやっていく」などと大見得を切った。
が、結局は裏でこっそりと、米軍基地の一部返還を申し出た防衛省に対して継続使用を要請した。
理由は、稲嶺氏によると「跡地利用が難しい」からだが、本音は「基地収入が欲しい」と言うか、それがないとやって行けないからだ。
この男、政治家としてはもちろん、人間としてもサイテーである。
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コメント
>「基地収入が欲しいので返還しないで欲しい」と泣きついて返還を猶予してもらったのである。
>乞食根性丸出しではないか。
これこそが左翼の退廃です、また左翼勢力維持のための金目当てで人寄せをするむしろ純正な左翼があったとすればそれを追い出したのです。
保守以上に金銭欲で人集めをする、保守も革新もない自分自身では絶対にリスクを負わない構造になっています。
古い時代にはある程度の自己犠牲は甘受する爽やかな左翼人がありました。
戦争反対軍備反対と言いながら反日反米に勤しむ、反日で騒ぐ、また基地反対で騒ぐこれは集金目的としか映りません。
下位の仲間から集金する行政にたかるとしか思われません。
(部外者ゆえの大きな勘違いかもしれませんが)
軍備反対なら中国韓国の政治状況に反対すべきところですが、間違っても一銭たりとも集金につながらないゆえに頬かむりです。
幼い日なら弱者のために戦う左翼があるのかと錯覚したものですがそのようなものはない。
弱者を思うものは去り組織内での権力と栄達を求めるものがのさばる、いずれは衰退する大企業と同じ臭いとしか云いようがありません。
極左ならばこそ中国などの虐げられてる側の人間に連帯のアピールをすべきところです。
投稿: tatu99 | 2014/01/11 17:26
辺野古に3000日も座り込みをするなんて、左翼は暇人ですね。
いつもこのようなデモをしていて、どうやって収入を得ているのでしょうか?
国公労などの機関紙などを読むと、組合員は政治活動ばかりしていて、まともに仕事をしていません。
公務員の労働組合は左翼の巣窟のように感じます。
http://kokkororen.com/
http://kokkororen.com/operations_schedule/view.php?id=303
自治労
http://www.youtube.com/watch?v=qeSpOLWKIX0
投稿: ちゃお | 2014/01/11 20:23
沖縄在住の反日・反米視力の腐れた根性ワルは(沖縄に限らず)朝鮮人根性と同質ですね。ご都合主義、乞食根性丸出し。
弱者ヅラして人権を振りかざし、言い放題、ヤリ放題。
恥知らずの極みです。
投稿: 転びバテレン | 2014/01/11 20:33
>原発訴訟団の弁護士島田宏は、「国民の常識が司法に生かされ国民の安全と基本的人権が守られる時代の到来を期待しています」と述べた。 とありますが、そんな発言を本当にしたのですか?
弁護士島田宏は、「虚偽事由で提訴したり侮辱したりすることは正当な弁護士業務」 と福井弁護士会長のときに胸を張って主張していた人物です。
せっかくの活動にも興ざめします。仲間を選んでください。
疑うのであれば以下の件、本人に確認下さい。
弁護士は虚偽事由で提訴する!
実態は以下のとおり酷い。
虚偽事由で提訴(訴訟詐欺)することは正当な弁護士業務だと主張する黛千恵子(坪田)・坪田康男・八木宏らは、詐欺罪で告発受理(2014~2015)されていたようですが福井弁護士会は、反省も謝罪もせずに知らぬ振りして何らかの処置もしていないようです。
それどころか、福井弁護士会は、「虚偽事由で提訴することは正当な弁護士業務だ」と議決して擁護(教唆・幇助)し続けているらしいです。
被害者は、更なる侮辱や訴訟詐欺にあう事を恐れ恐怖の日々を過ごしているみたいです。
権力を有した組織的な犯罪が放置される中で正義など通用するはずもなく、おそらくは一人ひとりと食い物にされることになるのでしょう。
人権擁護や正義などは眼中に無いようです。
投稿: | 2016/05/10 17:31