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2014/01/18

中韓の干渉を排して歴史教科書を正常化せよ!

文部科学省が教科書の検定基準を改めたことに、毎度のごとく中韓が反発している。

以下は、韓国の反発を報じる朝日新聞の記事。

文部科学省が教科書に政府見解を書かせるなどの検定基準改定をしたことについて、韓国政府は17日、コメントを発表。「間違った歴史を教え、韓日間の葛藤を後世にのこす手段になってはならない」としたうえで、「過去の日本の過ちで苦痛と傷を受けた近隣国家との関係だけでなく、日本自身の未来のためにも、教育現場で正しい歴史を自国民に教えていくことを求める」とした。(ソウル=貝瀬秋彦)

教科書検定基準改定「正しい歴史を」 韓国政府コメント (朝日新聞)

次は、中国の反発を報じる共同通信の記事。

文部科学省が教科書の検定基準を改定し、近現代史を扱う際に政府見解を尊重するよう求める内容になったことについて、中国外務省の洪磊副報道局長は17日の記者会見で「日本国内の動向に重大な懸念」を持っていると述べた。

洪氏は「(問題は)日本がどのような歴史観で若い世代を教育するかということだ」と指摘。その上で、日本に「歴史を反省し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信用を得ることを求める」と訴え、「侵略の歴史」を認めるよう求めた。(共同)

文科省の教科書検定基準改定に「懸念」と中国外務省 (共同)

Korean

今回の政府による検定基準改定は、
南京事件や従軍慰安婦に関する記述が偏っている―
尖閣諸島と竹島を「我が国固有の領土」と明記する必要がある―
という指摘に応えたものだ。

「南京では30万人の一般市民が日本軍により虐殺された」
「20万人の朝鮮人女性が日本軍の指示により強制連行された」

歴史とは、言うまでもなく史実を検証した結果であるべきだ。
教科書に掲載する資格がある「事実」はそれしかない。
特定の政治的意図やイデオロギーに感化された主張を教科書に載せることは許されない。
それは、国家と国民に対する文字による“テロ”である。

その視点からすると、朝鮮人慰安婦は20万人もいなかった。
日本軍が「強制連行した」と言う主張も、裏付けとなるものがまったくない。
韓国人の学者(李栄薫ソウル大教授)も
「慰安婦は売春業」
「朝鮮総督府が強制的に慰安婦を動員したと、どの学者が主張しているのか」
と述べている。

南京では30万人も殺されていない。
第一、当時の南京は人口20万人だった。
事実に近いと言われるのは2~3万人説で、しかも処刑された者の大半は国際法で保護されない便衣兵だったとされる。
ただ、人口20万人の城塞都市を巡る攻防だから一般市民に犠牲者が出たのは間違いないだろう。
私は1000~2000人は犠牲になったと思っている。(参照:南京大虐殺
が、30万人はプロパガンダ以外の何ものでもない、そんなことは今では常識になっている。

にもかかわらず、文部科学省は教科書の検定基準を改めなければならなかった。
これは、史実に反した記述が相変わらず検定を通過した教科書に載っているということを意味している。
尖閣諸島と竹島を「我が国固有の領土」と明記していない教科書が存在するということも。

日韓も日中も、何度も歴史の共同研究を行ってきた。
が、その都度、物別れに終わった。
それは、中韓の歴史認識があまりにも史実とかけ離れているからだ。
韓国との共同研究に参加した木村幹神戸大教授は、
韓国では歴史的事実よりも、歴史に関わる「物語」に重きが置かれている。そこでは、「民族」の価値が強調され、近代史でも、如何に韓国人が日本に抵抗したかが、重視される
と指摘している。
中国では、共産党による統治の正統性に重きが置かれる。
中国の教科書では、日本は中国共産党によって敗北させられたことになっている。
日中戦争では3500万人が日本軍の犠牲になったされている。
これがウソであることは説明するまでもないだろう。

中韓が、以上のような捏造・反日教育を行っているのに、我が国の教科書が正しい歴史ではなく中韓の認識に迎合するような内容になっているなどあってはならないことだ。
歴史学会や教科書業界には、未だに反日変態左翼が跋扈している。
教科書を採択する教育現場にもだ。

安倍内閣は、教科書の検定基準を改めるにとどまらず、世界にその例を見ない「近隣諸国条項」という中・韓・鮮3国の主観に基づく歴史観に迎合するような制度を正式に廃止するべきである。

中韓の干渉を排して歴史教科書を正常化せよ!

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従軍慰安婦&強制徴用」カテゴリの記事

コメント

昨日のマクドナルドの韓国人高齢者の居座り問題でついにアメリカの韓国人団体が、不買運動をはじめましたね・・・。もう、完全にキチガイです。

投稿: | 2014/01/18 17:58

日中戦争ですが、まず何よりも疑問に思うことが、

満州と上海租界だけ守備していればいい日本陸軍が、なぜ、南京くんだりまで行ったのか? 

ということですね。おかげで、満州に駐屯していた70万人の陸軍が、ほとんどカラッポになってしまった。

やはり、支那大陸の奥深くまで誘い込まれた、と見るのが妥当なように思います。少なくとも、その可能性は疑わなければならない。

スターリンの意を受けた毛沢東の中国共産党が日本人居留民を殺すなどのゲリラ(例えば、通州事件)をやって、日本軍を蒋介石の国民党軍と戦わせたのではないでしょうか。おかげで、退却する国民党軍、追撃する日本軍、その後方で兵站基地を襲うなどの小戦闘をやって、「戦勝」を誇大にプロパガンダする八路軍という構図ができてしまった。

あのとき、欧州から進むドイツの戦車軍団と満州方面からの日本軍の両方に挟み撃ちにされたら、ソ連は滅亡ですよ。満州の日本軍が南下して手薄になったので、スターリンはシベリア軍団を西に向かわせ、スターリングラードを包囲しているドイツ軍との戦闘に投入することができ、それでドイツ軍を撃滅(主力の第6軍団はほぼ壊滅。10万人の機械化軍団で帰還兵は20人ぐらいだったと記憶する)したのちに、とって返す刀で満州方面に進撃した。

詳しい検証をしたわけではないですが、おそらく、時系列表を作ってみれば、概ね、そうなるはずです。

従来、我々は日本側の史料をもとにして、日本軍や政府内要人の行動だけから、なんで現地陸軍は東京の意向を無視して暴走したのか?という評価しかしてこなかった。でも、スターリンや毛沢東も戦争のプレイヤーとして存在しているのですよね。東京にはゾルゲみたいなスパイもいたし、ソ連崩壊後に明らかになった「ヴェノナ文書」によれば、F・ルーズベルトの周囲は、ソ連のスパイだらけだったことも判明しつつあります。

「マオ 誰も知らなかった毛沢東」(ユンチアン 講談社)によれば、毛沢東は延安でも大粛清をやっていて、拷問や虐殺の様子を撮影させて鑑賞する嗜虐趣味があった、ということです。

そういう、毛沢東が喜んで見ていた写真やフィルムを持ち出して、「日本軍がやった南京大虐殺だよー」と宣伝することなんか簡単ですよね。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/18 18:11

それから、南京大虐殺ですが、下記3点をもって存在しなかったと思います。

1.上述の「マオ 誰も知らなかった毛沢東」によれば、毛沢東は延安時代もその後も、一度も「南京大虐殺」についてコメントしたことがない、という。実際にあったとすれば中国人民に重大な被害が生じた「南京大虐殺」について、毛沢東がその生涯において一度も触れていない、というのはいかにも不自然である。

2.重慶の国民党政府が、英米等の西側の記者団に対し合計20回以上の「記者会見」を行っているが、重慶政府は一度も「南京大虐殺」について声明を行ったことがない、という。これは、胡錦濤が来日した際、日本のある団体(団体名は未確認)から出された質問状にあったことで、胡錦濤は否定しなかったという。つまり、戦後に作られた話しだからこそ、重慶政府は触れなかった。

3.「ひと目でわかる日中戦争時代の武士道精神」(水間政憲 PHP研究所)という写真集には、南京入城後の日本軍兵士らが子供らにアメをあげ、子供らが嬉しそうに受け取っている写真が掲載されている。住民を組織的に大量に殺戮した軍隊であったなら、このような光景が撮影されているはずがない。

もちろん、数万人の軍隊が平和な町を占領すれば、「事件」はあったろうと思われる。「便衣隊」の掃討作戦の巻き添えになって死亡した市民もいたろう。が、軍令または自然発生による組織的な大量殺人があったなら、子供が兵士に近づきアメを貰うという光景はありえない。ほかにも、日本軍の先導で住民が安全な場所に誘導されている写真があり、そこに写っている市民は一様に嬉々としている。当時は山賊・盗賊が跋扈した時代であり、精強な日本軍の護衛を信じるからこそ、市民は嬉々として先導されていると解釈される。

また、大規模な強姦もなかったはずである。もしあれば、翌年に「ライタイハン」の南京版のような、日中混血の子が大量に生まれているはずであるが、そのような報告はない。

もう一つの疑問点として、日本軍が南京に入城したとき、国民党軍はどこにいたのか、という疑問を解決できない。数万人の自国民が虐殺されている間、国民党軍は引き返して日本軍と戦うこともせず、スタコラ逃げていたのだろうか。「南京大虐殺」がおとぎ話しだからこそ、国民党軍は安心して逃げていた、と解せられるべきではないのか。

以上の論点を整理して、いずれHPにまとめる所存です。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/18 21:34

韓国と中国の日本毀損プロパガンダと対策の遅れる日本

確かに「歴史教科書を正常化」。
これも非常に重要なことです。
そして、また韓国と中国が行っている対日プロパガンダへの対応も重要なことです。

今年、2014年ますます韓国と中国のプロパガンダは活発化しています。
ざっとネットのニュースのタイトルを挙げても以下のようにあります。

慰安婦記念像、米グレンデール市で設置 日系市民の反対の声届かず
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130731/amr13073110110001-n1.htm

南部に慰安婦の少女像設置 韓国で3カ所目
インドでも慰安婦問題提起 韓国大統領
「慰安婦 記憶遺産に」 韓国、2017年登録を計画
全米初「東海」併記法案を可決 米バージニア州議会委員会、本会議へ

「戦後秩序に挑戦」 中国駐米大使また対日非難
【首相靖国参拝】中国、外交官40人余を投入し宣伝戦 現地メディアに参拝批判の寄稿
中国、外国記者を戦争史跡に案内 「国際社会の同情得るのに効果」の声も

韓国は相変わらず米国を中心としての主に「いわゆる従軍慰安婦」という嘘の拡散活動である「慰安婦像」の設置などを行っています。

中国のプロパガンダに於いてはよく持ち出して来ているのが「第二次世界大戦後の体制」に反するということで、戦勝国と敗戦国という区分けをすることにより日米の分断を目論むものです。
しかし実際は中国に於いての現共産党政権は別に戦勝国の政権ではなく便乗そのものです。
この中国の動きは自国の不透明な年々増加させている軍事費にも表れているような自身の軍国主義から目をそらせようとするかのように「日本の右傾化」とか「日本の軍国主義復活」というでっち上げのプロパガンダを行っています。

中国、6年後に空母完成 大連で建造中 将来は4隻計画
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140118/chn14011820410006-n1.htm

そしてこの韓国と中国、共に共通して日本批判の標的としているのが『首相の靖国神社参拝』です。
これにはご存知の様に日本のマスコミが韓国や中国のお先棒を担ぐという伝統があります。

そのような状況の中、過去相手国のプロパガンダを甘くみて、「何れは世界は日本の真実を理解してくれる」などというものが結局甘い考えであり、事態を悪化させて来たという反省が日本にはある筈なのですが、いまだに対応に真剣さとパワーをあまり感じません。

このプロパガンダは所謂ボディーブローの様に何れ日本を弱らせるダメージとして効いてくるものですから疎かにしてはいけません。

日本国政府には重大な危機という意識でカウンターの対応を望みたいものです。

投稿: Pin | 2014/01/18 21:59

平野國臣さん  | 2014/01/18 18:11

この疑問は自分も持っていて、それは第二次上海事変以後、南京まで進軍するという戦争の転換点がそこにあるからです。

ゾルゲ事件が端的なソ連の戦略に重要な位置を占めているように一スパイの活動が大きく戦争の行方を決した要因であることは恐ろしさと共に日本に不足している情報収集活動の重要性の再認識をします。
そしてこのソ連の諜報活動が当時の中国各地に広がっていたのだと思います。

また最初に戻って何故に日本軍は南京まで行ったのかには、一つはそれ以前からの日本軍守備地域への繰り返される中国軍による挑発活動というもの(今の尖閣諸島への中国の挑発で同様のことがイメージ出来ます)。
そして日本軍人の伝統的な意識である敵の城を落とせば勝ちというような思い込みがあったのではないかと推測しています。

今はそれ以上の解釈を持っていませんが、この疑問に対するいい解釈を知りたいと思っています。


投稿: Pin | 2014/01/18 23:31

なぜか、植草のブログを境にして、ランキングの伸び悩みがあるように思います。
これまでの例を見ると、この伸び悩みを解除するにはブログの名前の変更が良いようです。
昔は、「駆け出し鬼女」もブログ名を若干変更して急激にTOP10入りし(今は再び伸び悩み状態になっていますが・・・。)、最近では、「反日勢力を斬る」や「MGRネトウヨ」もブログ名を若干変更することで、ランキングを伸ばしています。
「依存症の独り言」も"!"を付けるなど、ブログ名を若干変えるのが良いように思います。

投稿: ランク抑えの解除について | 2014/01/19 14:18

Pin様、皆々様:

付言すると、「強敵を大陸の奥深く誘い込む」という戦法は、ロシアの伝統なのですよね。ナポレオンのロシア遠征なんて典型です。スターリンが、それぐらい考えなかったはずがない。

ヒトラーのドイツ軍もナポレオンと同じテツを踏んでしまった。相手をやっつけていると思って追撃また追撃と繰り返している間に、いつの間にか「冬将軍の到来」という「泥沼」にはまり込んでいるという次第。

支那大陸の日本軍も、おそらく、同じふうに南京や重慶に向けて受動的に誘い込まれたのでしょう。但し、真の強敵は「冬将軍」ではなく、蒋介石の背後に存在する英米両国だった。

その間の事情は追々明らかにするとして、とにかく、結果として日本は、ほぼ全部の西側世界を相手に映画「雄呂血」に出てくる坂東妻三郎みたくなってしまった。憎っくき相手に一太刀浴びせてやったが、十重二十重に囲む捕り手のなかで乱闘々々大乱闘、ついに槍先を付けられ瀕死の重症、絶命の危機に晒されたのですよ。

では、この映画の主人公に言い分はないのか。彼の不幸な境遇は周囲の悪人たちのはかりごとに嵌められたからに決まってるじゃないですか。

従来は、主人公が凶暴な人物で、身分不相応な姫様に横恋慕したことが原因で戦争になったというものでした。本当の戦争の姿は、この「悪人たちのはかりごと」にメスを入れないと出てこない。

私は残りの人生を、この「悪人たちのはかりごと」にメスを入れる作業に費やしてもいいと考えています。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/19 15:24

今 対馬では韓国資本が民宿、民家を買い続けてる記事を見ました。自衛隊基地の隣は以前ですからが、対馬は侵略を受けている。日本政府も過疎地の援助(特に対馬は!)をして、特亜の侵略から守られるべき。

投稿: ななしさん | 2014/01/19 17:39

なんと、「安重根義士記念館」がオープンしてしまいました 歴史を自分たちの都合のいいように一つの流れとしか見ない中韓両国のいう歴史の象徴がこの記念館だと思います テロリストを中韓が英雄視!世界に広めよう チベットやウイグルの義士に教えてやろう

投稿: ころ | 2014/01/19 19:20

> 平野國臣殿、Pin殿

横入りで、失礼致します。

小生も、国益と国家戦略が曖昧なままの中国戦線拡大の経緯と原因を明らかにするのは、今後の日本にとって死活的に重要と考えます。

特に、何らかの策略や謀略に左右されたものであるのなら、今後は同じ轍を踏まない為にも、知識人のみならず一般の方々もそれを共有すべきと考えます。 そうしませんと、何とかオジサンの

 「日本にとって、あの戦争は追い詰められた結果で最終的な唯一の選択肢だったとしか言いようがない。」 

との様に、諦めか?正当化?かよく解りませんが、同じ轍を踏む事 を肯定する方々が減らないと思いますので。

国際社会の現実では、策略であろうが謀略であろうが、それに引っ掛かったり乗せられた方が不利益を蒙り、それを「不当」と言ったり、「仕方がない」と慰めても何も始まりません。

先日、御逝去なされた小野田氏も、

> 私は、事実をよく見ないで反省する人の反省は、本物でありうるんだろうかといつも思います。
 事実をしっかり見つめて、因果関係も分かって、反省するのは恐らく本物だと思うのですが、事実関係の認識や認定があいまいなままで反省しても、本当の反省とはいえないのではないか。

> 情緒的な反省は、情緒的な自己主張につながり、却って理性を忘れて戦争に走る危険性があるのではないか。
 外交でできることをすべてして、徹底的に戦争回避の術を探る努力は、もっと冷徹な目から生まれるのではないかと思うのです。

と述べていらっしゃいますし、また、

> 戦争とは悲惨なものである。 じゃあ、戦争しないためにはどこまで我慢できるか。 その我慢が切れたら結局、戦争になってしまうのです。 そんなことも考えずに平和、平和っていいますが、そういう人たちは平和を守ることのつらさを真剣に考えてくれているのかな、と思ってしまいます。

との様に、我慢できなかったことを 追い詰められた結果 と安易に結論付けるのを戒めていらっしゃる様にお見受けします。

浅学非才の小生にては及びもつきませんが、平野國臣殿、Pin殿の解明のご考察にに多くを期待するものです。

投稿: ムフフ | 2014/01/20 11:08

> Pin殿

中韓のプロパガンダへの対抗、小生も全く同様に思う次第です。 

それは、相手国のプロパガンダを甘くみている為か、国際社会(特に安全保障に関係する主要国)での孤立を深刻に捉えない方が少なくない様に思うからです。

なんとかオジサンにては、日本人の自立自尊がが優先との論調ですが、それはそれ、これはこれ の切り分けができずに国内事情を理由とする形になってしまっていると。

「長期の国益の為には、屈するべき時は 屈する」 の様な教訓を持っていらっしゃらない為かと思ってしまいます。

まぁ、「臥薪嘗胆」の故事を思い出していただければ良いと思うのですが、靖国で屈するのは厭だと。但し、子供みたいな方だなぁ と笑っているだけですみませんので、奥山真司氏が提示致します「戦略思考」の普及の妨げにならない様になっていただく為にはどうすれば良いかと。

投稿: ムフフ | 2014/01/20 11:27

坂様が以前のエントリー「南京大虐殺」では1-3万人の犠牲者と言っておられたのが今回一桁下がったのは喜ばしいことです。

この平和な日本の東京でさえ、理不尽に殺される人は居ます。当時、戦争中であり、便衣兵などの存在を考えると、便衣兵と疑われて殺された一般人も居たであろうことは想像に難くはありません。

それなら、世界中の戦場で例外なく起きていたことであり、軍隊が組織的に一般市民を虐殺したとは言いません。

たとえ1000人でも、軍が理由無く見せしめなどのために虐殺したなら非難されてしかるべきですが、当時の南京ではそれを示す証拠など、中国のねつ造と確実に分かっている証拠以外に証明された物などありません。

むしろ、米ソ、中国、朝鮮など無数に軍隊が組織的に行った市民虐殺をしていると言えるでしょう。

投稿: たかおじさん | 2014/01/20 19:36

>投稿: ムフフ殿

私のコメント欄で反証をあげられないことを指摘された意趣返しがここで

「なんとかオジサンにては、日本人の自立自尊がが優先との論調ですが、それはそれ、これはこれ の切り分けができずに国内事情を理由とする形になってしまっていると。」


ですか。みっともないなあ。相変わらず、では国際社会の共感を得て、暴発の可能性のある中国の脅威に直面している当事者であるところの日本をどの国が守ってくれるのかが全くありませんね。

中国が国際社会の圧力、説得に暴発を思いとどまるならおっしゃるとおり。でも理性を欠いた暴発には、心の慰めになっても実際の役には立ちません。

中国が絶対に暴発しないとの確証があるなら、その根拠をどうぞ、と再三言っているのですがね。

>まぁ、「臥薪嘗胆」の故事を思い出していただければ良いと思うのですが、靖国で屈するのは厭だと。


だから、あなたの理解力はこんな程度だと当方のコメント欄で話題になっていますよ。単に意地を張るだけなら、そんな必要はありませんけれどね、でも最悪の場合日本を守るのは日本人の意識だとの理解はどうしても持てないようですね。

べつに、靖国参拝で国際社会に喧嘩を売っている訳じゃないでしょ。


>但し、子供みたいな方だなぁ と笑っているだけですみませんので、

靖国を意地を張った結果としか理解できない方に笑われても何だかなぁと思うだけですが。

>奥山真司氏が提示致します「戦略思考」の普及の妨げにならない様になっていただく為にはどうすれば良いかと。

なにをするにしても、国を守るのは国民であり、国民の意識が最優先する、その上で国際社会での理解を求めるのは常識なんですがね。

今も若い年代で、この国は守る価値がないと言っている連中も居ますよ。まあ、どれだけ本心か分かりませんが、あなたのように国際世論を味方につければ国の安全は完璧であるとの思いこみも危険ですね。


少なくともかの戦争を日本がしなかった場合、今の日本が存在し得たという明確な根拠、世界世論を味方につければ、中国は暴発しないとの明確な根拠が示されなければ、子供じみた思いこみと笑うしか・・・いや、それでは済みませんね、ほかの日本人の意識次第によっては。

投稿: たかおじさん | 2014/01/20 21:08

投稿: Pin | 2014/01/18 21:59様

>そのような状況の中、過去相手国のプロパガンダを甘くみて、「何れは世界は日本の真実を理解してくれる」などというものが結局甘い考えであり、事態を悪化させて来たという反省が日本にはある筈なのですが、いまだに対応に真剣さとパワーをあまり感じません。


全くおっしゃるとおりです。同じレベルでのプロパガンダ合戦をする必要はありませんが、事実を淡々と示してゆくべきです。

しかし、現実には、戦後秩序を日本が受け入れたという事実があります。つまり欧米は正義であり、日本は侵略国家であったという認識で、これは事実とは無関係に日本が受け入れざるを得なかった戦後秩序です。

いかに事実を淡々と述べても、また世界が内心日本の主張を受け入れても、それで戦後秩序が変わることは当面ありません。

それをふまえて、日本が自らの立場を国際社会に訴えることはやはり必要です。

しかし、同時に日本国民がこの戦後秩序の故に自虐弛緩を植え付けられているのでは、特亜の洗脳教育は人ごとではありません。

戦後秩序はそれを受け入れることで日本の安全が保証されるという前提です。しかし、特亜にはそれが通用しません。

なにより、日本を守るのは日本人の意識です。先の靖国参拝は、その意義が大きいと思います。それをなにやら国際社会が日本を受け入れれば日本は絶対安全なはずだとおっしゃる勘違いおじさんが居るようですが、それと国際社会へのPRとは全くの別物であることを理解すべきです。

>日本国政府には重大な危機という意識でカウンターの対応を望みたいものです。


政府が行動するためには、日本人が重大な危機と認識することが何より最優先であり、そのためにはなにが本当の危機かを理解する必要があります。つまり、日本人の意識がこの国を守らなければならないと堅くまとまることです。

靖国参拝がマイナスになるとの思考は、きわめて危険と考える次第です。

投稿: たかおじさん | 2014/01/20 23:02

> たかおじさん様、

わざわざ、私の横入りコメントに対してレスポンスいただくとは...お疲れ様です。

先ず、此処への書き込みは 「意趣返し」 ではありませんとお断り申し上げます。

貴殿のブログにつきましては、板主からの人格攻撃を受けてまで、やり取りを続ける意義は見出せませんので、「退散」のコメントを書き込んだ後は、訪問しておりませんのでその旨、御承知ください。

また、此処で なんとかオジサン と記しましたのは、貴殿のみならず他所(阿修羅板他)でも 「あの戦争は追い詰められた結果でやむを得ないものだった」とかのたまう おじさん方(お爺さん方)がいらっしゃいますので、それらを併せて代表させたものです。

...まぁ、そのような主張をする方々(貴殿も含めて)に対する当てこすりではあるんですけどね。

それで、いただきましたレスポンスですから、小生もいくらか述べる事と致します。 さて、私も、たかおじさん様の

> なにをするにしても、国を守るのは国民であり、国民の意識が最優先する、その上で国際社会での理解を求めるのは常識なんですがね。

全面的に同意するものです。 しかしながら、たかおじさん様の

> だから、あなたの理解力はこんな程度だと当方のコメント欄で話題になっていますよ。

からは、国際社会の現実をどの様に理解していらっしゃるのか、見たいものだけを見ている様な態度の表れを示唆していると思ってしまいます。 それは、先ず

> ...では国際社会の共感を得て、...

という幼い物言いで、こんなところに国際社会の現実を甘く見ている様子が見て取れます。 心情的な共感では役に立ちませんし、そんな理解が

> べつに、靖国参拝で国際社会に喧嘩を売っている訳じゃないでしょ。

とのコメントにつながっている様に見受けます。 現実は、「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」「ウォールストリート・ジャーナル」「ファイナンシャル・タイムズ」「ガーディアン」「BBC」 が参拝を批判しております。 国別の声明としては、米国、英国、EU、豪国、台湾、露国、新嘉坡などの政府筋か要人が批判をしております。

もちろん、中韓のプロパガンダに影響されてでしょう。 しかし、極東情勢の不安定さを招くものとして批判される段階に止まれば良いのですが、歴史修正主義の表れとして批判されるようになりますと重大な影響が出て来ると思われます。

ですから、たかおじさん様の

> ...あなたのように国際世論を味方につければ国の安全は完璧であるとの思いこみも危険ですね。

との幼い情緒的な理解からは脱っして、 「日本の外交政策への主要国の同調が必要」 というような外交政策としての認識を持ち、そのレベルで中韓のプロパガンダを打ち破るべきと考えます。

中国との防衛戦には日本国民の総力が欠かせない要件との論に異論が無いのは当然として、その為のエネルギー輸入とかその為のシーレーン防衛とか、日本の防衛戦に主要国の同調が必要との認識を示さないのは如何なものでしょうか?

そして、このような外交政策を重要視しない独善的態度が行き着く先が、先の対米戦や対中戦線の拡大ではなかったでしょうか。これが、たかおじさん様に対する私の指摘のひとつです。  

投稿: ムフフ | 2014/01/21 10:36

>投稿: ムフフ | 2014/01/21 10:36様

まあ、いろいろ突っ込みどころはあるとしても、坂様のブログでは遠慮すべきでしょう。

しかし、

>そして、このような外交政策を重要視しない独善的態度が行き着く先が、先の対米戦や対中戦線の拡大ではなかったでしょうか。これが、たかおじさん様に対する私の指摘のひとつです。  


はい、で、未だ反証がありませんね。無いのだ漏斗は思っていますが。

対米戦、対中戦が仮に回避されたとして、今の日本は主権国家として存続し得たとの確たる根拠がありませんね。私は歴史を事実として根拠にしていますが、それをうち消す反証とは?

また、はぐらかしで逃げますか?

靖国問題が、日本の国際社会へのPRとは別にとらえなければならない問題だとする件にも言及もありませんね。


不本意ながら日本は戦後秩序を受け入れており、それを覆すことは不可能だとは私も存じておりますが、靖国参拝がそれとどう関わるのですか。中国韓国が言いがかりをつける前までは、各国の国賓が靖国に参拝しています。

それが中国からの言いがかり以後、中国との摩擦を避けるために、国際社会が日本にそれを控えるように言っている、また中韓のプロパガンダに影響され、さらに悪いのは日本が中国とその飼い犬朝鮮半島の言いがかりに応じて首脳の靖国参拝をやめたことが、結局中国の言いがかりに裏付けを与え、彼らのプロパガンダの信憑性を他国に与えたのは明らかです。

もし、他国が本当に靖国参拝が戦後秩序に反すると思っていたなら、中国のイチャモン以前に日本に対し、厳しく当たっていたのではありませんか。なにしろ、戦後しばらくの間、日本は今ほどの信頼も得ていませんでしたからね。

国民の意識改革が大切なことは同意するとのこと。それでも、靖国問題は日本の安全上、国際的な批判より危険なことなんでしょうかね。私は、国際的な批判があるとして、それは別に日本が説明してゆくしかないし、そうすべきだと、前々から言っていますよね。そして、中国の言いがかりを世界に知らしめることも必要だと言っていますよね。

それが成功するまで靖国参拝はやめるべきですか?

はぐらかすなら、幼いというより、幼稚ですよ。

投稿: たかおじさん | 2014/01/21 16:53

> 坂様、

小生は此の場所を、たかおじさん様との議論の場にするのは適切ではないと理解しております。
しかしながら、他にもいらっしゃる、 「自家撞着によって歴史に学ばない姿勢に陥っている方々」 への警鐘になれば...と思い、もう少しコメントさせて下さい。

> たかおじさん様、

レスポンス、ありがとうございます。

同じ指摘を繰り返すことになりますが、御自身の論の浅さや矛盾にお気づきいただければと、以下を述べる事と致します。

先ず、

> 対米戦、対中戦が仮に回避されたとして、今の日本は主権国家として存続し得たとの確たる根拠がありませんね。私は歴史を事実として根拠にしていますが、それをうち消す反証とは? また、はぐらかしで逃げますか? 

この歴史に学ばない姿勢を支える妄信のロジックは、

#a :現在の姿が好ましいもの → それを形成するに至った過去(過程)は肯定される

#b :歴史上の IF (仮定を置いた場合) 其れに導かれる過程と結果の予測を検証する方法は無い

#a + #b = 現在の姿に至る、他の検証された過程はあり得ず。 → 過去の選択は適正。

というものです。 これを異論を唱える方に押し付け、 反証 を求めて論破しようとしているのです。つまり、歴史に学ぶ姿勢を放棄していると。

歴史(=起こった事柄)は<全てその当時の必然と偶然によって生まれたものですし、歴史における IF は何かの証明になる訳でもなく、その時点での選択肢の存在を示すのみです。

ですから、何故? その様な必然や偶然が過去に生じたのか? 後世の結果からそれを研究して未来のより妥当な選択に生かすことが歴史に学ぶ適正な姿勢でしょう。

此処において、歴史の研究 (他の政策選択肢の妥当性を考察) を 現在の姿に至る手段・過程の考察 へと誤ったスリ替えをしている事が分ります。

次に、

> 私は、国際的な批判があるとして、それは別に日本が説明してゆくしかないし、そうすべきだと、前々から言っていますよね。そして、中国の言いがかりを世界に知らしめることも必要だと言っていますよね。 それが成功するまで靖国参拝はやめるべきですか? はぐらかすなら、幼いというより、幼稚ですよ。

この、国際社会の現実を直視できていない幼稚な理解は、

#c :批判する国では、日本における靖国参拝の意味が理解されていない。

#d :中国の言いがかりは世界が知らない。

#a + #b = 米国のアーリントン墓地と同様で、参拝は正当な行為かどうかの理解を得るのがこの問題の核心

との浅い理解から、日本の外交政策として正当性を主張せよとしているのです。 つまり、他国の外交当局者や識者がどの様に受け止めているか理解する姿勢を放棄していると。

この様な主張は、他国の外交当局者や識者を見下した為に生じるものでしょう。其々の国の外交政策や声明等は表面的な建前論で決められる事はありません。 必ず具体的な国益を基に決められます。

靖国参拝自体は、中韓を除く各国の国益を直接損なうものでない事を各国の外交当局者や識者は理解しているでしょう。 それなのに、色々と批判が出るのは たかおじさん様が考えない? 各国各様の具体的な国益への計算が有るのではないでしょうか?

例えば、

中韓が過剰反応すると判っている行為を敢えて行った安倍首相と日本国政府は何を狙っているのか? 少なくとも東アジアの安定に責任を持って対処してもらわなければ、自国の外交政策に影響が出て来る

との様に考えるでしょう。 更に踏み込めば、

今まで抑えて来た参拝に踏み切ったのは外交政策の転換点か? とか、安倍首相の公約・公言の実行による支持率確保か? もしかして首相個人の信条を日米同盟の将来や日本の国益に優先させた結果なのか? その様な指導者に尖閣諸島の緊迫した情勢下で理性的な対応を期待できるのか?

とか色々と考えて行くでしょう。 その様な観測記事や声明に対する背景の説明がなされている事には目を向けないのでしょうか? そして、最悪の行き着き先は、

中韓のプロパガンダに乗せられた、日本は歴史修正主義(現在の国連安保体制に挑戦)に陥りつつある

というものでしょう。この様な各国の思惑に対して、日本の自尊の為には我が道を進むとして良いのでしょうか?
少なくとも、靖国参拝と安全保障が天秤に掛けられてしまう事態は、各国の日本に対する信頼性を失わせてしまうでしょう。

その様な姿勢から来る外交政策が、米・英・仏・露国が其々に 「日本と対立する事に拠る共通の国益」 を生み出し、彼の戦争に至ったものと考える次第です。

気持ちの良い清々しい愛国の発揮が国益を損なっては、「靖国」の意義にもとるものと考えます。 

投稿: ムフフ | 2014/01/22 11:14

>ムフフ | 2014/01/22 11:14様

また、いろいろ並べておられるようですが、そこで言いたいのは要するに私や、靖国参拝に賛意を示している人々は、浅薄であると言うことですね。

しかし、靖国参拝が世界において日本の歴史修正主義を確定する物であるとの絶対の根拠が示されていませんね。

安倍総理もそれくらいの考察はしたろうし、事前に秘密裏に米国からの牽制もあったと言うことです。

そして、事実アメリカからの失望の言葉もありましたが、それについて世界各国の政府から日本の歴史修正主義に対する非難の合唱がわき起こりましたかね。アジアで軋轢を起こすな、日中、どっちもどっちというのが大半のように思うのですがね。むろん、歴史を見つめろと言う言葉も少数あったとは思いますよ。

一方、データの採り方で様々ですが、だいたい国民は支持していると考えて良いようです。なぜなら、これだけ反政府マスゴミと言われている日本のマスコミが大騒ぎをしていないのは、国民の意識の変化を感じ取っているからではないのですか。

そして、実際にアメリカが度重なる日本からの説明にたいし正面からの対立をしていますかね。

あなたが信念で、国民の意識より海外のレッテルの方を重視すべきだというのも、それに反する立場の人々に浅薄、歴史を学ぶ姿勢がないと思うのも勝手ですが、そこはあなたの頭に手を突っ込んで考えを変えることは出来ません。

私たちが見るべきは、結果ですよ。で、靖国参拝が、国の安全と天秤にかけたことなのか、日本の自尊のために靖国参拝をしたと決めつけた理由も単なるあなたの思いこみですね。

私たちが見ている結果では、あの靖国参拝が国内外で日本の姿勢を変えざるを得ないほどの批判を生んでいるとの状況は見えないのですがね。もしそうなら、日本マスゴミは諸手をあげて大騒ぎをするんじゃないでしょうか。

私の言う世界の反応は靖国参拝に賛意を示す人々の錯覚ですか。本当は日本は世界で四面楚歌に陥っているのですか。

あなたが靖国参拝賛同者にどのような感想を持とうと、靖国参拝が日本を滅ぼすと信じ込もうと、そこまで私がとやかく言える物ではありません。信仰は自由ですから。

ところで結果と言えば、先の戦争で日本がなんとしても戦争回避をする努力をすべきだったとはお聞きしましたが戦争が回避された後、今の日本が存在し得たという確たる根拠が未だ示されていませんね。靖国問題もこれが大きく関わっています。主張には根拠が要る、まさかそれを守らないほど思いこみだけで乗り切れるとは思わないでしょうね。

坂様を煩わすのは心苦しいのですが、ご自身も靖国参拝に賛意を示されている以上、あなたの結論にもご興味があるかと存じますよ。

投稿: たかおじさん | 2014/01/23 00:39

>胡錦濤が来日した際、日本のある団体(団体名は未確認)から出された質問状

この団体ですが、チャンネル桜の「討論!南京の虚構を暴く」をyoutubeで見ていたところ、

「南京事件の真実を検証する会」(会長 加瀬英明)

であることが分かりました。2008年5月5日付となっています。

「南京事件」は全くの嘘であり、戦後、国民党が作り出したプロパガンダですね。

今年は、私も「南京事件」に取り組み、既にある成果に追いつきたいと思っています。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/23 11:33

>時系列表

とりあえず、時系列の流れを、ごくおおまかに検証してみました。

ドイツのソ連侵入(バルバロッサ作戦)が始まる前年に、独ソ不可侵条約と日本軍による南京入城(1937年12月)があります。

やはり、スターリンから見れば、日本軍(「関東州特別演習」の動員兵力は70万人)への備えを、差し迫ったドイツとの戦いに使う必要に迫られたはずです。

「関東州特別演習」の前年にノモンハン事件が起きていますが、ソ連崩壊後に明らかになっている資料では、従来の「日本の敗北」ではなくて双方とも「1万8千人の死傷」だから、ほぼ互角の戦いだった。スターリンから見れば日本軍の存在は脅威だったはず。なにしろ、シベリア出兵ではイルクーツクまで攻め込まれていますからね。

そこで、独ソ不可侵条約や日ソ不可侵条約を結んで時間をかせぎ、とりあえず、日本軍を南方に向かわせる戦略を取ったのでしょう。この時点では、毛沢東は完全にスターリンのロボット状態で、ソ連からの援助資金がなければ全く立ち行かない貧乏所帯ですから、支那共産党は日本軍と国民党を戦わせるために、あらゆる工作をやったはず。例えば、通州事件も盧溝橋事件も1937年の7月で、南京攻略の5ヶ月前のこと。

さて、その後のことは私の想像が多分に入るのですが、とりあえずドイツ軍を冬将軍でやっつけておくとしても、その後をどうするかと考えれば、アメリカを何とか戦争に引きずり込み、敵の後方で新たな戦いを強いるというのは、軍事の素人でも思いつく当たり前のことだと思うのですよね。

そもそも、第一次大戦でドイツが二正面作戦を強いられて苦戦をしていたところ、ロシア帝国が革命で崩壊したので、英仏の西部戦線は大変なことになった。アメリカの参戦がなければ欧州の覇権はドイツに握られていたかもしれない。

そこで、出てくるのがハル・ノートですよ。あれは交渉なんていうものじゃない。満州から撤退しろ、日露戦争の前に戻せ、というのだから「宣戦布告」も同じです。(続く)

投稿: 平野國臣 | 2014/01/23 12:46

(前から続く)

で、日本の指導者としては、どう考えたか。

アメリカは、どうあっても、戦おうとしている。満州で譲るのもムリ中のムリなのだけれども、仮に譲ったとしても、そうすれば大陸からいっさいの兵を引け、更には海軍をなくせと言ってくるに違いない、と考えたとしても、不思議はないですね。第一次大戦後の海軍縮小交渉で英米は無理強いしてきているんだから。

前に私が挙げた菊池寛の「三浦右衛門の最後」を思い出してください。命が惜しくば手を一本差し出せ、足を切らせろ、そうしてなぶり殺しに合うことを、誰が選びますか。相手が自分より強くても、乾坤一擲の戦いにでるのは、むしろ、当たり前でしょう。まして、当時の日本人は尚武の気風がみなぎっているのだから、刀を抜くのは当たり前。

だから、アメリカに対しては真珠湾攻撃、英国に対してはシンガポールを陥落させ、更にはタイからビルマに出て「援蒋ルート」の遮断に出た。そして、蒋介石には「大陸打通作戦」で太平洋側からの米軍援護(揚子江を使えば武漢・長沙まで軍艦が遡行できる)を遮断しようとした。

ただ、惜しいかな。日本の国力は、そこまで、できなかった。米国の戦時体制への移行はすばやく、珊瑚海海戦までは互角に戦えたが、そこまでだった。

陸軍の過半は支那大陸に釘付けになっている間に敗戦になった。その後、延安の共産党軍は満州に入って日本軍の兵器を得て国民党と戦うだけの実力を得た。で、国共内戦で国民党に勝利して台湾に追い出すことに成功した。毛沢東にしてみれば、笑いが止まりませんわな。

蒋介石ですけど、北伐は北京入城で「統一完了」を宣言しているのだから、万里の長城から北が「支那正州」だという意識は、なかったはず。古来、満州族の土地であって、女真人が満州族と名前を改めて「後金」を建国し、これがその後に「清」になっているのであって、もとは漢族の土地じゃないんだから。

ようするに、満州国がそのままであっても、日本との交渉の余地があったのに、西安事件で張学良と楊虎城に一杯食わされて、ぶち壊された。日本軍と戦うはめになって頭にきたのでしょう。その後、張学良には一個連隊を付けて監視し、台湾にまで連れて行って監禁を続け、楊虎城は重慶が共産党軍に落とされる前に一家もろとも皆殺しにした。

これで、史実との話のつじつまが合う。細かい経緯は分かりませんけど、大筋で、こんな状況ではなかったでしょうか。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/23 13:20

(捕捉)

15年ばかり前に、私はアメリカを旅行しました。当時、私は「足長おじさん」のようなことをやっていて、その慈善団体がバージニア州リッチモンドにあったので、旅行がてら、挨拶に立ち寄ったのです。そこで、蒋介石の弟(だったと思う)から送られたという巨大な馬の絵を見せられました。そこのスタッフには日本に行ったことがあるという元空軍将校さんの娘さん(といっても、もう80代でしたが)が居て話がはずみ、その画にある文字を読んでくれというのです。画が送られてから約50年、漢字が読めないので意味が分からないと言う。米国からの物資支援に対する感謝状でした。

意味を説明しつつも、「あ、やられた」と直感しました。アメリカの慈善団体は、キリスト教会と多く結びついていて、キリスト教会は昔から謀略の巣窟なのです。南北戦争に先立つ10年間ぐらい、北部の教会は南部黒人奴隷がカナダに逃亡するためのネットワークを作っていて、そのネットワークの運営をする人たちから、奴隷制をなくせと主張する政治勢力も誕生してくるのです。

日本では、秀吉がバテレン追放令を出したのも、宣教師たちが本国の手先となっていたからですね。ポルトガルはマカオを占領、スペインは呂宋を占領していたし、九州にはキリシタン大名もいる。軍船がいつ、長崎や大阪にやってくるかわからないから、危なっかしいたらありません。その後の欧州列強の東洋進出の状況をみれば、秀吉も家康も慧眼でした。あのふたりの英雄のおかげで、神州日本の250年の安寧は確保された。

大東亜戦争に話を戻すと、あの画を見たときから、詳しい経緯は分からないけれども、なんだか日本が嵌められた気がしていました。あのもやもやが、今やっと晴れた。上記に書いたことは、15年目に到達した一つの見解です。

で、教科書に何が書かれるかも大事は大事だけれども、すでに年寄りとなった私としては、これからを生きる若い人々に、歴史の真相を見つめる目を養ってほしい、と考える次第です。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/23 14:03

> 坂様、

色々とコメントや意見表明させていただいております御厚意、感謝しております。

> たかおじさん様、

レスポンス、承りました。

しかしながら、冒頭の受け止められ方、小生のコメントの意図とチョッと違うものです。
しかも、 「靖国参拝が世界において日本の歴史修正主義を確定する物である」 と小生が主張している様に言い換えられるに至っては、全く残念です。小生の文章力やレトリックの構成力の拙さに因るものとして受け止めて置きましょう。 

この件につきましては、たかおじさん様の場所にで前に色々とコメントしておりますので、此処では言を重ねない事と致します。

それで、他の方々が誤解しない様に靖国参拝に対する小生の見方と将来への意見を申し述べる事と致しましょう。

で、小生は基本的に靖国参拝は賛成で、今回の安倍首相の靖国参拝を支持致します。

その理由として、参拝が米国の外交政策に一石を投じるものとしての価値を見い出すからです。 但し、このまま米国に対して参拝自体の理解を求めるだけの姿勢を転換する方向を前提としてです。

先ず米国の思惑の分析としては、坂様の 「ネットの力...ホワイトハウスへの請願が10万人を超えた」の記事にコメントしました通りで、要約しますと米国側は、
 
米国政府は同盟国の日本に近隣諸国を刺激しない様、促していた。しかし、今回日本の指導者がその激化させる行動に出たことは、米国の期待を裏切るもの(失望)。
また、米国は、安倍首相が過去に対する自責の念を表明し日本が平和(地域の安定)に対して責任を負うことを改めて確約したことを記録に留めて置く。

と表明したもので、

参拝自体が太平洋戦争の戦後処理を見直す歴史修正主義の表われとは受け止めていないが、責任表明の通りに極東の緊張を高める政策や行動は見直せ。

とのいう事でしょう。 それに対して日本は以下の様なレトリックで、参拝の妥当性の主張をベースに米国の対中姿勢の見直しが必要と示唆すべきかと考えます。

日本が行った戦争で戦闘他の公務にて命を落とした国民は、それ迄の功績や失策に拘わらず命を賭したとして顕彰されているのが靖国神社です。 この精神はバチカンで行われた、靖国神社で顕彰された方々を含めた慰霊のミサにも見て取ることができます。

これに対して、他国が戦争賛美他の意味付けをするのは、事実に基づかない何らかの意図によるものと受け止めます。

一方、東アジアの安定を損なう実際的な行為、つまり日本が領有して施政下にある尖閣諸島の領有をと表明したり、航空機や船舶を送り込み、領空と同様の防空識別圏を宣言している国が存在する事実とそれに対する米国の姿勢からは、日本はより一層の防衛努力をしなければならないと認識せざるを得ないところです。

この為、国の為に命を落とした先人達を顕彰しております施設に参拝し、国の防衛と平和への再確認を行うに至っていると理解されるのが当然と考えるものです。

振り返って1970年頃との状況と比較しますと、先の何らかの意図という事自体が、東アジアの安定を損なう行為の背景につながっていると判断すべきでしょう。

ちょっと粗いロジックですが、極めて遠まわしに米国の中国に対する融和的姿勢が緊張を生む元とも解釈されるレトリックです。

注 : 1970頃までは米国は尖閣諸島の日本の領有を支持していたし、参拝も問題となっていなかったものです。

投稿: ムフフ | 2014/01/23 15:49

>投稿: ムフフ | 2014/01/23 15:49様

早速のご回答感謝します。

今回の内容は、すべて今まで私も当然として書いたことと重なる物ばかりであるとしか思えないのですが、では今までのあなたの御解説の目的は何であったのかと理解に苦しみます。

まあ、ご謙遜される文章のつたなさとは、言い換えれば私の読解力の浅薄、幼さをゆえとおっしゃっているのだとは思いたくありませんが。

中国による国際的な毀日宣伝が日本の立場を弱めている、アメリカは日本を認めているのだから、中国と波風立てるなと言っている・・・誰もが感じていることだと思うし、それを私は前提としていましたしね。

最後に、かつての戦争について戦争を回避した場合の反証がついにあなたから無かったのは残念ですが、無い物ねだりだったとして、いずれにせよ、坂様を煩わせるのはこれまでにしましょう。

むろん、私のブログへのご来訪は今まで通り歓迎ですよ。

投稿: たかおじさん | 2014/01/23 18:50

> たかおじさん様、

当面の結論がほぼ同じなのにかかわらず、たかおじさん様へ小生が色々とコメントや意見表明致しております。ですから、その内容を再考していただければ と思う次第です。 また、

> まあ、ご謙遜される文章のつたなさとは、言い換えれば私の読解力の浅薄、幼さをゆえとおっしゃっているのだとは思いたくありませんが。

につきましては謙遜ではなく、そこに 「残念」 と記した私の気持ち、これに因る受け止めでございます。 揶揄を重ねたものではございませんので、言葉の通りの御理解ください。

投稿: ムフフ | 2014/01/24 09:16

> 平野國臣殿、

時系列検証、興味深く読ませていただきました。
力作、ありがとうございます。それで、

> ...詳しい経緯は分からないけれども、なんだか日本が嵌められた気がしていました。

との事、私も同様に考えております。 ですから、これからは 「嵌められない様に」 日本は国際社会の現実を直視して冷静に状況を把握し戦略を持って外交交渉に臨まなければならないと考えます。

そして、上に記した レアルポリティークス を支える為には、多くの国民が同様に、現実を直視する冷静さとそれを打破する合理的な戦略への理解を持たなければならないと考えるものです。

ですから、ハルノートついて「三浦右衛門の最後」になぞらえるのは、危ういものと思ってしまうのです。

ハルノートは外交交渉の小道具であって「宣戦布告」ではありませんし、米国の外交目的が日本をなぶり殺してのジェノサイドではないでしょう。

また、米国は外交交渉で絶対的優位な立場との自身の理解からの強気の交渉であった事は当然の理解として、その優位の要因と求める対価とのバランスを日本の国益としてどの様に考たのか? 更に、その要因による優位の程度が永続的に変わらないと考えるのは愚かですし。

現実の交渉事としては、色々と問題や考えるべき点が有る様に考えます。

まぁ、その当時の軍部・政府・国民は乾坤一擲の戦いを選んだのが歴史ですが、現代の我々が同じ選択をしてよいとは考えないものです。 

投稿: ムフフ | 2014/01/24 09:55

ムフフ様:

歴史学者の宮脇淳子さんが、こんなことを述べています。

1. 日本は、もっとずるく立ち回るべきだった。
2. 満州建国までは日本の政界には大物がいたが、盧溝橋事件から後は官僚あがりの役人みないなのが増えて小物ばかりになってしまい、大きなものが見えなくなった。
3. アメリカは日本を叩きすぎたので、支那大陸の東半分をスターリンと毛沢東の手に渡してしまい、自ら朝鮮とベトナムで戦わざるを得ない愚かなことをやった。日本ともっと上手につきあっていれば、日本はさして占領地から搾取もせず、むしろ投資をして近代化させようという心を持っている民族なのだから、戦争をしなくても共産化は防げた。

それから、ある本の書評ですが、私にとって特に印象深い言葉として、

「あの戦争が何だったかは百年後でないと分からない」と、支那事変に従軍していた祖父が言っていた。

というのがあります。

敗戦から70年たって、ようやく見えてきた戦争のグランド・デザインを、当時の指導者が理解していれば、「日本は、もっとずるく立ち回る」こともできたでしょうし、「支那大陸の東半分をスターリンと毛沢東の手に渡してしま」うこともなかったと思います。本土空襲で67万人、広島・長崎で40万人(戦後の被爆による死者を含む)の都合100万人の日本人の生命を失うこともなかった。

米国旅行から帰ってきて、自分が住んでいる場所そのものが戦場だったことに気がつき、「川崎・横浜大空襲の記録」というHPを作成しました。

川崎・横浜大空襲の記録
http://www.howitzer.jp/ww2/

爆弾を落としている方も、落とされている方も、戦争がなければ、憎み合い殺しあう理由は何にもない普通の市民なのですよね。しかし、今から見れば既に歴史の範疇に入っている事象の積み重ねの果てに、想像もできない地獄図絵を現出してしまう。

あの戦争の持つ意味は、あまりにも重い。簡単には忘却できない。否、日本人ならば、してはならない。

米国旅行中、「戦艦アラバマ号」の中で、血染めの日章旗や特攻機の残骸を見ました。私は泣きましたよ。誰が他人事みたいに冷静に、こういうものを眺めていられますか。

とりあえず、今、そんなことを思っています。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/24 16:53

投稿: ムフフ | 2014/01/24 09:16様、

>当面の結論がほぼ同じなのにかかわらず、たかおじさん様へ小生が色々とコメントや意見表明致しております。ですから、その内容を再考していただければ と思う次第です。


とうぜん、発言には何か意味があるのだろうとは考えますよ。その上で、

> につきましては謙遜ではなく、そこに 「残念」 と記した私の気持ち、これに因る受け止めでございます。 揶揄を重ねたものではございませんので、言葉の通りの御理解ください。

そうですか。つまりは、自分の主張を理解されないのは残念だ、ということですね。あなたが、私の主張を完全に理解した上でのお話だとは思いますが、私にはそこまで言いきれる自信がありませんので。

で、先の戦争については、平野様へのコメントと同時に、私へのコメントをいただきたかったと思う次第です。むろんご高説を完全に理解巣出来るかどうかは別として、戦争をしなかった場合の結果についての言及がないのがいかにも不思議です。

当時の世界のなかで危機感に追いつめられていた日本人への理解がどうしても感じられません。今の世界に生きている我々なら何とでも言えるのですが。


投稿: たかおじさん | 2014/01/24 16:55

このブログにおける私の書き込みを、こんなふうにまとめました。

日中戦争の実像
http://www.howitzer.jp/topics/page03.html

このウェブページにある冒頭の写真を見てください。
「南京大虐殺」がウソと一発で分かりますよね。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/26 16:47

>投稿: 平野國臣 | 2014/01/26 16:47様

サイトを拝見いたしました。労作ですね。

ぜひコメント欄を設けていただきたいものです

投稿: たかおじさん | 2014/01/27 10:08

> 平野國臣様、

レスポンス、ありがとうございます。 それで、御紹介いただきました言葉、

> 「あの戦争が何だったかは百年後でないと分からない」 と支那事変に従軍していた祖父が言っていた。

につきましては私にも印象深く、色々と考えさせられるものです。

人類の歴史としての総括はその通りと思います一方で、現代に生きる私達にとっては「あの戦争」からできるだけ多くを学び、国策の選択等に生かして行かなければならないと考えます。

→ 第二次世界大戦後も国際社会での覇権国の画策に乗せられて始まった多くの戦争、中東戦争やイラン・イラク戦争、グルジア紛争、ボスニア紛争、イラク戦争等々が発生している国際情勢下にいるのですから。

それで、「あの戦争」の当時に危機感ばかり募って、冷静に国際情勢とか外交交渉とか考えられず、マスゴミに誘導されて中国侵攻や対米戦他を支持した日本人、そんな状態に陥ってはいけないと主張するものです。

日清戦争から日露戦争までは、新興国?でグローバルなパワーゲームの裏を理解していなくてもやって来られたが、国際社会での覇権国と同じテーブルについてパワーゲームを展開しようとし始めると嵌められたりババを掴まされたりと。

これは、彼らのグランドデザインを見通して国策の選択や外交交渉に生かす力が無かった為で、その当時の日本が何故、そうだったのかを反省して今に生かさなければなりません。

「ハルノートは到底、日本が呑めない内容で、宣戦布告と同義」とか、その当時の心情を理解する事は必要ですが、無用に肯定するのが適正な姿勢とは思えません。

「他人事みたいに冷静に...」とか「当時の日本人の追い詰められた気持ち」とかの先に在る議論をしなければならないと思うものです。

例えば、ハルノートを突き付けられた事は宣戦布告と同義と思い込むロジックは何なのでしょうか?

裏返せば、日本はそれを呑まなければならない思う程、対米交渉で弱い立場との自覚でしょう。それで、外交交渉に拠らない国策を探し選択したと。 それも、国際情勢を客観的に冷静に見ようとしない姿勢からの国内のイケイケ論に乗せられて。

で、日本は自らそう思うほど弱い立場だったのでしょうか? 今はもう少し客観的に眺められる今の見方ではどうなのでしょうか?

以前に此処の板で述べた事が有りますが、職業軍人であった私の叔父は敗戦後まもなくして責任を取るとして自刃してしいました。
兄弟達が「早まるな」とか「後の日本は若い世代に託されているから」とか心配して話したのにもかかわらずだったとの事でした。

日本が大事なロジック(靖国参拝)を世界の主要国が理解を示さない状況で、単に押し通そうとしますと必ず「何の為に」との疑問が生まれ、中韓のプロパガンダが成功する素地ができてしまいます。

日本からのプロパガンダ?の浸透状況を見極めながら、駆け引きして行くしかない国際社会の現実を受け入れる事が、プライドを自己満足させるよりも日本の安全保障にとって重要な姿勢と考えます。

最後に、歴史学者の宮脇淳子の

 「日本はさして占領地から搾取もせず、むしろ投資をして近代化させようという心を持っている民族なのだから、戦争をしなくても共産化は防げた。」 

につきまして、一つの予測としては可能性が高いものとは見ますが、言い切るのは如何なものかと考えます。

歴史のIFに拠り、「日本はこうなったであろう」との検証は不可能なものの結末や着地点を議論しても空中戦になるのみです。...何度、申し述べても理解されない方々もいらっしゃいますが。

まぁ、荒巻氏や高木氏他の架空戦記小説で、かなり綿密な考証を行ったものもありますので、そちらにお任せする事ではないでしょうか。

投稿: ムフフ | 2014/01/27 11:42

>歴史のIFに拠り、「日本はこうなったであろう」との検証は不可能なものの結末や着地点を議論しても空中戦になるのみです。...何度、申し述べても理解されない方々もいらっしゃいますが。

とごまかす方もいるが、結果は現在我々が見ている事実のみだ。

今後の日本も、どの時点においても一つの結果しか出ない、つまり結果が出てしまえばやり直しは出来ない。

したがって、過去においての戦争がなかった場合は当然ながらIFなのだが、ある行為の結果が悪ければ、その行為をしなかった場合はどうなのかは当然次の同じような状況に陥ったときは選択肢に入れなければならない。ifだから、考えるのも言うのも無駄だというなら、失敗はいつも繰り返されるだけだ。

そのあたりが、この勘違い、はぐらかしおじさんの限界なのだろう。

投稿: たかおじさん | 2014/01/27 14:44

> たかおじさん様、

私を揶揄するのも個人攻撃も、たかおじさん様の自由なのでしょうが、中韓やチョウニチ新聞等がやっている様なマネはお止め下さい。 

前のものは好意的に捉えて受け止めましたが、今回もとなりますと、そんなマネは止めていただく様にキチンと指摘しなければなりません。

そうしなれば、坂様の板の質が低下すると思うからです。 私への揶揄とか個人攻撃は坂様の許容する範囲でどうぞ。 私も揶揄ぐらいは行っておりますし。

先ず前の 「靖国参拝が世界において日本の歴史修正主義を確定する物であるとの絶対の根拠が示されていませんね。」

と記すのは、その様に小生が主張しているとの誤解ではなく、言い換えによる歪曲としか受け止められなくなりました。

次に今回の 「ifだから、考えるのも言うのも無駄だというなら、...」 を次の 「そのあたりが、」 に掛けて、あたかも私の主張の様に述べるのは、チョウニチ新聞と同じ印象操作の手口です。

詳細は...私が 「...検証は不可能なものの 結末 や 着地点 を議論しても空中戦になるのみ」と無駄になる様な場合を 特定 しているのに、ワザと全部ひっくるめて 「考えるのも言うのも」 と言い換えております。

その言い換えを小生が提示した様に見せて、「失敗はいつも繰り返されるだけだ。」との結論を記して、「そのあたりが」 と続ける。そんな中韓やチョウニチの様な卑怯な真似はお止め下さい。

そして、此処に来られる他の方々に、誤解されない為に再度、つまり同じ事を述べるのは坂様の板の主旨に沿わない様な事であり、それは避けるべきと理解しております。

投稿: ムフフ | 2014/01/28 12:02

>そして、此処に来られる他の方々に、誤解されない為に再度、つまり同じ事を述べるのは坂様の板の主旨に沿わない様な事であり、それは避けるべきと理解しております。

まさにその通りなので、坂様を煩わせるのはこれまでにしましょうと申し上げたし、私のブログへとお誘いしていたのですが、それからも平野様へのコメントにかこつけて、なにやらおっしゃったことは、あれは無かったことにでも?

さて、、

>詳細は...私が 「...検証は不可能なものの 結末 や 着地点 を議論しても空中戦になるのみ」と無駄になる様な場合を 特定 しているのに、ワザと全部ひっくるめて 「考えるのも言うのも」 と言い換えております。

いえ、言い換えておりません。もしあなたの言が正しいなら、すべてシミュレーションとは無意味な物になります。

私は、かつての戦争で日本がなにをおいても開戦を避けていたらどうなっていたか、そのシミュレーションをする必要があるだろうと言っているだけなのですが、検証不可能だからとSFになぞらえた、その真意は?

現在と当時とでは、世界情勢も、国家間の力関係も、人間の価値観もなにもかも違います。しかし、今の私たちはそれを理解しています。だからこそ、シミュレーションが出来るし、必要だと私は考えます。

同じ過ちを繰り返さないために、と言いましたが、その過ちとは、戦争をしたことなのか、あるいは戦争をしなければ過ちになったのかは考える必要があるでしょう。

反論されて言い換えている、と言う前に、では、言い換えないで、どうなのですか?

本当にこちらを煩わせるのは気が引けます。その気があるなら、私のブログへどうぞ。まあ、あなたがブログをお持ちでコメントを受け入れるならお伺いしますがね。

投稿: たかおじさん | 2014/01/28 15:49

「 屹立 する勇気」という言葉がある。あらゆる抵抗、逆風にも負けず一人で立ってゆくと言う意味である。いまの日本に似ている。
国内問題に過ぎない靖国参拝に諸外国から、非難されている。
中国の影響力を改めて驚いた所である。米国も日本に対し失望したと発言したが、米国も自国の立場が全然解っていない発言である。TPP欠席に続き、中国の防空圏設定、南沙諸島の海上防海圏にも強い態度を取れないでいる。中東世界、英国や欧州各国から失望されている。逆に中国は二次大戦の世界秩序を持ち出し、宣伝戦に使っている。
そんな理論に正当性があるのかと、考えて見ると、サンフランシスコ条約の大きな意義は日本が当時の文明国に歯向かわないよう、牙を抜くことを第一義とし、国連も設立されている。
それは軍事恫喝で、不利な日米通商条約を結んだ黒船と同意義であった。
銀と金の交換率で莫大な日本の富を失った。しかも条約の破棄には、日清、日露戦争まで掛かった。
戦後68年、敗戦国の憲法改正が必要な所であり、9条の改正だけでなく、「 この国のかたち」である、天皇の立憲君主制も明確に明示する必要がある。
オリンピックまでが、最後に残された時間であると思う。

投稿: newton | 2014/01/28 16:38

ムフフ様:

ハルノートは「宣戦布告と同じ」という評価は、パール判事が言っていることです。

また、当時の日本の指導者が「外交交渉の小道具」とは思わず、「宣戦布告と同じ」と受け取ったからこそ、対英米開戦に至ったのでしょう。その理解が、当時の事情に照らして適切なものだったかどうか、いまだ歴史の検証が充分ではないので、私には今のところ分かりません。

但し、これだけは言っておきたい。戦争は一方の責任だけで起きるものではありません。満州の状況を日露戦争前に戻せ、と過酷な要求をつきつけたアメリカ側にも責任はある。

日本の暴発を狙ったから、こんな過酷な要求をつきつけたのでしょう。単なる「外交交渉の小道具」のはずがない。

ドイツ軍の侵入を間近に控えたスターリンは焦っていたはず。満州方面を安全に保ち、全軍を持って迎え撃たねばドイツ軍に滅ぼされる。フランスを攻略され、英国本土がドイツ空軍の爆撃に晒されていたチャーチルも焦っていた。二人は一刻も早いアメリカの参戦を熱望していた。

そのような情勢のなかで出てきた、満州からの撤退要求を突きつけているハルノートが、どうして「外交交渉の小道具」にすぎないのか、逆に、そちらのほうが私には理解できない。

そのアメリカは、今もって太平洋戦争の責任はすべて真珠湾でだまし討ちをした日本の側にあって、自分たちには全くないという鉄面皮を貫いている。こういう無反省な連中だからベトナム戦争やイラク戦争に凝りもせず足を突っ込んで行く。

私は歴史の徒にして英語を操る人間なので、アメリカ人にも言うべきことは言うつもりです。人の首に刃物を突きつけておいて「交渉」などと、白々しいにもほどがある。

それから、日本は日米戦争には敗れたが大東亜戦争には勝利した、という主張する人もいます。アメリカには敗れたが、対英仏蘭戦争には勝利した。東アジアから白人を追い出すことに成功したベトナム戦争の終結をもって日本の戦争目的が達せられたという主張です。

その主張が正当なのか、私にはまだ分からない。但し、歴史の事象は時間を置いてみると異なって見えることがあります。若者の生命を犠牲にした血生臭い自爆作戦すら、今は「永遠の0」のような物語になる。これをウソ八百の美化だという人は、新撰組や忠臣蔵がどうして何十年も凝りもせずに人々に受け入れられるのか理解できないでしょう。そういう人は、あらゆる文学作品を語る資格がないと思います。

だから、国境が意味を持たなくなるような遠い未来においては、大東亜戦争は、ひょっとすると、日本という国が決死の覚悟で西洋列強の植民地主義と戦った美しい物語になっているかもしれない。

あの戦争を、完全に愚劣な負け戦としか考えないなら、それこそ本当に歴史に対する洞察力に欠けているということになるやもしれません。

投稿: 平野國臣 | 2014/01/29 06:52

> 平野國臣殿、

レスポンス、ありがとうございます。

さて、では、ハルノートに対する見解の違いを論ずる事から、私が平野殿にお伝えしたい事をより明確にして行きましょう。

先ず、パール判事がその様に評価しようと、日本の外交政策上、どの様に受け止めるのが妥当だったのか? 振り返って考えますと、「宣戦布告と同じ」 は勇み足でしょう。 あくまでも外交文書として捉える基本を踏み外してはいけないでしょう。

...元々、パル氏は外交の専門家ではなく、外交上の妥当なやり取りを念頭に置いて評価してはいないでしょう。パル氏の弁論中の心情的な表現と解するのが妥当ではないでしょうか?


それで、平野殿はハルノートがどの様な状況下でどのような位置付けで日本側に提示されたか、御存じでしょう。更に英語に御堪能でしょうから、ハルノートの冒頭、

Strictly confidential, tentative and without commitment

の意味はお判りでしょう。 最後通牒として必要な交渉期限は記述されておらず、提示後も米国側から交渉打ち切りを示唆する表明もないと。

日本の外交当局も当然、それらは分かっているでしょう。 但し、米国側が何処を妥協点に考えているのか想定がつかず、交渉での弱い立場と受け入れ難い内容とを合わせて、交渉妥結への目算が立たなかったのは事実であろうと考えます。

そして、その当時の日本において、これを 「 事 実 上 の最後通牒 」 と解釈する人々が存在したであろう事も確かでしょう。 → 駐米武官の報告なんかがそうです

その上で、私が危惧し指摘するのは、「今日の日本人も、その様なメンタリティーを持つ方々が多いのでは」 という事です。

受け入れ難い要求と交渉上の弱い立場から、後先考えずに (=合理的な国益目標とその為の戦略を持たずに)極端な政策を採用してしまう...こんな暴発を押しとどめるレアルポリティークスを理解し支持すべきと主張するものです。

→ TPP交渉の行き詰まりから 「鎖国論(農産物だけ)」 を述べる人々などは、現代におけるその典型でしょう。

私は、「ハルノートには、そんな日本の暴発を意図していない」 との考えは同意しませんが、日本を暴発させる為だけに出されたとの見方にも同意しません。

あくまでも、外交交渉上の試案なのですから、どの様な要求が記されていても「小道具」 の域を出ないものと理解するのが妥当でしょう。 この ハルノート が 外交交渉の結果 と理解するのは早とちりで、日本人の悪い癖?独りよがりの傾向を示すものではないでしょうか?

次に戦争責任についてですが、私も当然、当事国の両国にあるものと考えます。 要求が過酷であろうとなかろうと、当事国責任は免れないと考えます。 しかしながら、勝った国が負けた国にその責任を一方的に押し付けるのは、国際社会の通例です。

その上で、私が主張するのは、負けた側がその責任全部を押し付けられるのはやむを得ないとしても、それを押し付けるロジックを受入れたり、正当なものと考えを改める必要はないとと言う事です。

ですから、極東軍事裁判の論理とそれを元とするウォーギルト政策を否定して行かなければならないと主張するものです。 特に、戦争に至った理由を 善悪 で評してはいけない、それはまた外交政策の選択を誤る元になる と述べる次第です。 

なぜなら、以前に述べました通り、国益の為に相手国を嵌めるなんて言うのは現実に有りますし、うまく立ち回って国際社会の中で非難されないのは珍しくないでしょう。 今日、湾岸戦争突入前のやらせ、存在しない大量破壊兵器、公式にはイラク戦争としか称しないイラク侵略戦争、これらの事例から明らかです。

さて、チョッと気になるのですが、ハルノートを誇張して解釈し、

> 私は歴史の徒にして英語を操る人間なので、アメリカ人にも言うべきことは言うつもりです。人の首に刃物を突きつけておいて「交渉」などと、白々しいにもほどがある。

との事ですが、「真珠湾でだまし討ち」 の内容を御理解しておりますか? 英語を解されるのですから米国側のロジックも理解していると思いましたが。

そのロジックこそ、外交交渉上で通じるものです。そして、それが、宣戦布告の最後通告の遅れが決定的な失策と解されない理由 の一つとなって、関係者の処分には至らなかったとの説を聞いたことが有ります。

そのロジックとは、

日本は11月初めから甲案にて日米交渉を持ちかけて来たが、その一方でにおいて、11月26日より艦隊が行動を開始している。「交渉」 で油断させながら裏で 「戦争」 の行動を開始し。 将に、これを 「騙し打ち(スニーキーアタック)」 と言う。

というもので、11月初めの御前会議で、対米英蘭戦争に踏み切る(条件付き)の国策が選択されてしまっている実際からは、このロジックが誤りとは言えないものでしょう。

もちろん、もし日本側が戦勝国になっていたら、その様な指摘は一蹴するでしょうが。

次に、「大東亜戦争は日本の勝利」 の論は、国策として「アジアの解放」を戦争目的との仮定においては、誤った論とは言えないと考えます。

しかし、その仮定が国策として選択された事実を示すものはなく、スローガンとか一部軍人の心意気とか識者の話に止まる状態では、適正な歴史観とまでは行かないものと考えます。 もちろん、因果関係論としては適正な論と思います。

それにしても、対米交渉で日本が弱い立場に立った一番の要因、エネルギー源の確保を国策の最優先事項に置けば、南方作戦の最中に2正面となる対米戦はは避けて時間稼ぎするのが妥当と考えるのですが。 それに、国力の観点からは、既に中国戦線でかなりを消費しているのですから。 此処が、日本の弱点で次の通り主張する基です。

ここまで色々と述べたのですが、最後に述べる小生の本論を何卒、御理解いただきたく、強く願うものです。

それは、

> 大東亜戦争は、...美しい物語になっているかもしれない。 あの戦争を、完全に愚劣な負け戦としか考えないなら...

との物言いは完全に排除すべきと主張するものです。 戦争を 善・悪 や 美しさ・愚劣さ で論じたりして歴史と位置付けるのは適正な姿勢・考え方では有りません。(ホローコース等、その例外とされるものは有るのでしょうが)

国際社会の現実を直視した、レアルポリティークスの中で、適切な選択であったか? が教訓として語られるのが適正な第一歩と考えます。

投稿: ムフフ | 2014/01/29 15:36

>投稿: 平野國臣 | 2014/01/29 06:52様

ご主旨は、おおむね同意です。

異論ではありませんが、少々私なりの思いを述べさせていただければと存じます。

>それから、日本は日米戦争には敗れたが大東亜戦争には勝利した、という主張する人もいます。アメリカには敗れたが、対英仏蘭戦争には勝利した。東アジアから白人を追い出すことに成功したベトナム戦争の終結をもって日本の戦争目的が達せられたという主張です。

これに就きましては、当時の日本人がアジアを白人支配から開放するために開戦を決意した、とは私は思いません。ただ、日本の開戦の決意に至る背景には、当時の欧米による人種差別主義があり、日本がそれに対し並々ならぬ脅威を覚えていたこと、これは話し合いなどで解決する問題ではないと考えていたであろう事は想像に難くありません。

現実に海外からの資源を封鎖されれば、その資源を押さえている西欧勢力をアジアから排除しなければならないと考えるのは当然でしょう。しかし、当時のアジアは、まともに西欧に立ち向かう気概を失い、それは福沢諭吉の脱亜論を持ち出すまでもなく、日本以外のアジア諸国が自力で西欧排除が出来る状態ではなかった、つまり日本の開戦は孤立したまま単独で戦わなければならないとの覚悟を伴っていたのではないかと思う次第です。

結果論ですが、それがアジアを奮起させ次々に独立を自力で勝ち取るきっかけになったことは否定しようがありません。

日本がアジアを開放するために西欧に立ち向かったというのは、後付であろうと思いますが、事実としてそうなったのは私たちが見ているとおりです。

>だから、国境が意味を持たなくなるような遠い未来においては、大東亜戦争は、ひょっとすると、日本という国が決死の覚悟で西洋列強の植民地主義と戦った美しい物語になっているかもしれない。

それは厳に戒めるべきでしょうね。ただ、結果論であったとしても、日本が開戦を決意したことでアジアアフリカが解放されたと言う事実は事実として伝えてゆかなくてはならないと思います。そして、当然ながら、日本が戦争をしなかった場合、今の世界がどうなっていたか、今の日本がどうなっていたかを考察することは極めて必要です。さもなければ、日本は欧米の人種差別と孤軍奮闘して戦い、アジアアフリカを解放したとの美しい物語だけが事実になってしまいます。

当時の世界と今の世界は大きく変わっています。欧米の人種差別主義はかなり薄まってはいるでしょうが、本質は変わっていません。また、当時は無かった、世界が築き上げてきた共通の価値観から大きく逸脱している中国という巨大な軍事国家が存在しており中国の価値観は、かつての西欧の価値観によく似ています。

過去の戦争をしなかった場合はどうなっていたかのシミュレーションが、検証不可能だから無意味だと言っていては、アメリカのように愚かな戦争を何度でも繰り返すことになります。

>あの戦争を、完全に愚劣な負け戦としか考えないなら、それこそ本当に歴史に対する洞察力に欠けているということになるやもしれません。

というより、自らが過去の歴史を知る立場にありながら、極めて驕慢であろうと考えます。

投稿: たかおじさん | 2014/01/29 18:16

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