オリンピック9年殺しの法則-で2017年に中国崩壊(爆)
昨日のエントリ、「富裕層が我先に国を脱出する中国 もう限界だと思うな」に次のようなコメントがありました。
「独裁国家がオリンピックを開催すると、9年後に体勢が崩壊する」という「オリンピック9年殺しの法則」というのがあって、これにあてはまったのがナチスドイツ(1936年ベルリン→1945年ナチス崩壊)とソ連(1980年モスクワ→1989年冷戦終結)。
そう考えると2008年北京なので、中共のタイムリミットは2017年?あと2年あれば十分何かあるでしょう(笑)
投稿: K | 2015/04/08 18:41
これって、おもしろい着眼点ですね。
韓国も該当するかもしれません。
ソウルオリンピックが1988年、文民政権の誕生は1992年ですが、軍と無縁の金大中政権が誕生したのは1997年です。
文字どおり9年後です。
これらに共通しているのは、独裁国家が経済的に成長し、国威発揚のためにオリンピックを開催した、という点です。
これは、それだけの国力がついたことの証であり、裏返せば民度も過去より向上したということです。
別の角度からすれば、そんな国民の不満をそらすためのオリンピック開催だった、という捉え方もできるでしょう。
要するに「ガス抜き」、もしくは「国民を錯覚させる」、その手段としてオリンピックが利用された、そう考えれば解りやすい。
北京五輪は、まさにこの典型でしょう。
であれば、中国にも「オリンピック9年殺しの法則」が適用されるのかもしれません。
まあ、崩壊すれば、それはそれで大変なことですけどね。
内戦が起きる可能性もあるし、難民も間違いなく発生する。
何より世界経済に大きな打撃を与えるでしょう。
が、かと言って、「悪の帝国」には滅亡以外の選択肢はありません。
合掌!
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コメント
取り上げて頂き、恐縮です。
ソウル五輪開催時は直接選挙で選ばれた盧泰愚でしたが、招致活動は民主化宣言前の全斗煥とすれば、独裁国家といえなくもなく。
で、ソウルの9年後の1997年に韓国にあったことはといえば、アジア通貨危機&IMF管理。
や っ ぱ り あ て は ま っ た (笑)
投稿: K | 2015/04/09 18:56
南鮮の平昌は予定・三年後ですが、その前年にプレ五輪となると、実質二年。
宗主国と共に、風の前の塵に同じ運命を辿れ~
日本は難民上陸絶対拒否で(これが大問題)。
中国大陸を制覇すると、人間がアアなるのか?
歴代、民族違いも幾つかありますが、皆同じ性格に思えるのが不思議。
投稿: よれこ | 2015/04/10 07:06
人の国を笑う前に
日銀黒田総裁が
「BIS規制で日本国債はもうダメ」と言いました
買いまくった国債はなんと272兆円!
金融の番人が、各国で発行される国債を
その格付けに応じてリスク分類し、
銀行の自己資本比率を見直すよう
新たに、基準を定めるのです。
決まれば日銀の異次元金融緩和政策は崩壊
272兆円が紙屑になってしまう危機が今年末に迫ってます。
投稿: 通り道 | 2015/04/10 11:12
1936年ベルリン
今でもレニ・リーフェンシュタール監督の映画「民族の祭典」などでベルリン大会の概要は掴めます。当時のニュース映画などでも、日本の前畑選手にドイツの選手が敗れて、がっくりと椅子に腰を落とすヒットラー総統の姿など、映像的にも見所があります。
オリンピック九年殺しの法則は、ナチス・ドイツが先鞭をつけたのですが、この中でドイツだけは、途中でヒットラーが病死、或いは暗殺でもされていれば、ドイツはヨーロッパの大国として生き延びた可能性があるように思います。シャハトをはじめ、第三帝国の実務家は極めて有能でしたから。
他の国の衰退はこれはリーダーの資質に帰するべき問題ではなく、消える直前にボッと炎が燃え上がるような現象ではなかったでしょうか。
もう一つ、朝日新聞が担ぐ国家や体制や政党は必ず消滅するという絶対法則がありますので、生温かい目で大陸中国の行く末を見守りたいと存じます。
今日は面白いお話をありがとうございました。
投稿: レッドバロン | 2015/04/10 14:26
>通り道さん
そのニュースの出元は日刊ヒュンダイでしょう。以上、終わります。(笑)
あえて附言すれば、BIS規制の強化と中央銀行の国債買い入れの間にどのような相関関係があるのか判りませんし、またBIS規制における銀行のリスク資産に国債が加えられたがらといって国債が紙屑になるというのも、余りに乱暴な話です。
もしその通りなら、国債市場も株式市場も、このニュース?が伝えられた3月15日に瞬時に暴落していますよ。少なくともマーケット参加者はBIS規制が何物かを知っていますから。
自分の知らないことで余り騒ぎ立てるのはよくありませんね。何事が起こったのかと驚くではありませんか。
投稿: レッドバロン | 2015/04/10 23:07
独裁国家がオリンピックを開催すると9年で崩壊するという説は、外交評論家の加瀬英明氏が言い始めたことですね。数年前にアメリカの政府機関やシンクタンクでも披露して、大受けだったとか。
ワクワクしながら、2017年を待つことにしていますw
>通り道さん
あのね、日銀が自国が発行する自国通貨立ての国債を買い取るのは、通貨を発行する通常の手続ですよ。日銀は政府の子会社ですから、政府が発行した国債を日銀が買い取って連結決算すれば、チャラになります。その分の通貨が発行されますが、実はそれだけでなく、同時に発行されていた国債も減ることになります。
マスゴミはまともに報道しませんが、安倍政権になって以来、百数十兆円の国債が減少したはずです。国債の増大で「日本は破産する〜」と言っていた人は息をしてますかw
投稿: 寄り道 | 2015/04/12 05:07
>寄り道さん
日銀が国債を買い取れば連結決算でチャラになるというのは正確ではありません。
日銀が市中から国債を買い取とり(市中に資金を供給すると)反対勘定では日銀が国債を保有することになります。チャラにはなりません。
ただし日銀が保有できる国債の償還期限は一年以内とか、国債の残存期間に対する縛りがあります。償還期日が到来すると政府は日銀に資金を返済することになっているのですな。それで初めてチャラとなります。
ですから、いわゆる日銀の国債引き受け=日銀が国債の新発債を引き受けて、政府に無限に資金を供給する状態ではなく、日銀の国債買い取りには一定の歯止めが賭けられているとご理解下さい。
投稿: レッドバロン | 2015/04/12 12:09