安倍首相をけなしても日米の“新蜜月”であわてる韓国
2015年5月1日付の韓国紙・ハンギョレの記事が笑える。
ハンギョレと言えば、韓国の代表的リベラル紙で、韓国軍のベトナムにおける戦争犯罪を告発したことで名を馳せた。
その結果、しばしば韓国内の保守団体から襲撃を受けている。
このリベラルで、正義感と勇気にあふれるハンギョレだが、こと日本に関しては、嫉妬と虚偽、劣等感の域を脱しえない。
その点は、朝鮮日報の方が多少マシかもしれない。
ハンギョレは、5月1日付のワシントン特派員の記事で次のように書いた。
(以下、抜粋)
安倍晋三日本首相が29日(現地時間)、日本の首相としては初めて立った米国議事堂上下両院合同演説場は何かに抑えられたかのように空気が重く沈んでいた。大慨の合同演説は米国を訪問する同盟・友好国の指導者を歓迎する席の性格上、歓呼ムードになるのが普通だが、この日の行事は雰囲気が違っていた。
他の外国指導者の演説とは異なり起立拍手も多くなかった。 演説台から4列目の中央に座っていたマイク・ホンダ議員は起立拍手をする時も立ち上がらないなど露骨に不満を示した。
ハンギョレの特派員の眼は明らかに歪んでいる。
安倍晋三首相の、4月29日(現地時間)の米上下両院合同演説は大成功だった。
それは、映像を見れば誰にでも解る。
演説は英語で約45分間行われたが、その間に計10回以上のスタンディングオベーション(総立ちでの拍手)があった。
特に、激戦地だった硫黄島に上陸したローレンス・スノーデン米海兵隊中将と、日本側指揮官・栗林忠道中将の孫にあたる新藤義孝・前総務相が握手を交わす場面では、議場中の視線が一斉に2人に集まり、スタンディングオベーションは最高潮に達した。
それが、ハンギョレの眼には、
上下両院合同演説場は何かに抑えられたかのように空気が重く沈んでいた―
歓呼ムードになるのが普通だが、この日の行事は雰囲気が違っていた―
と映る。
そして、計10回以上のスタンディングオベーションも
他の外国指導者の演説とは異なり起立拍手も多くなかった―
となる。
偏見で歪んだ眼の怖さ、痛感する。
ただ、まあ韓国のメディアならこんなもんだろう、と皆さんも思うだろうし、私も同感だ。
ところが、同じ5月1日付でも社説になるとがらりと論調が変わる。
社説は、タイトルからして「米日の“新蜜月”を警戒する」なのだ。
「何かに抑えられたかのように空気が重く沈んでいた」「他の外国指導者の演説とは異なり起立拍手も多くなかった」にもかかわらず、いきなり「米日の“新蜜月”」と書かれても面喰ってしまう。
社説は、次のような文章で始まる。
米国と日本の関係が新たな蜜月時代を迎えている。29日(米国時間)まで3日間続いた外交・国防長官会談、首脳会談、安倍晋三日本首相の米上下両院合同演説は、米日同盟の強化を確認する舞台となった。東アジアはもちろん世界の情勢に相当な影響を及ぼす変化だ。分断国として超大国の間に位置した我が国(韓国)では、肯定的な側面より否定的な問題が先に起きる。私たちの外交と国家進路に対する総合的な点検が必要な状況にある。
つまり、リベラル左派のハンギョレも
「安倍晋三日本首相の米上下両院合同演説は、米日同盟の強化を確認する舞台となった」
ことを本音では認識しているのだ。
「(米日同盟の強化で)我が国(韓国)では、肯定的な側面より否定的な問題が先に起きる」
と指摘しているが、それは韓国次第だろう。
ハンギョレは社説の最後で、
「最善の選択は、日本に歴史認識問題の解決を誘導し、北朝鮮の核など朝鮮半島関連事案を進展させ、東アジアの平和・協力構図を作っていくことだ」
と結論付けているが、それは最悪の選択であることをここで指摘しておく。
上の画像はハンギョレからの引用だが、この画像の下に
「上下両院合同演説場は何かに抑えられたかのように空気が重く沈んでいた」
と書く記者のセンスが理解不能!
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
安倍首相のアメリカでの演説よかったです。英語は得意ではない私でも安倍首相の英語は「大丈夫かな?」と思えたのですが、集中して聞けば理解できるものです。
それに予め配られたプリントもありますし。
見事に中韓の期待を裏切ってくれました。
安倍首相の行く先々で韓国の総力を挙げての妨害が繰り広げられましたが、それらの妨害を蹴散らしてくれました。
韓国のしつこい対日批判と妨害はアメリカでも異常に映ったことでしょう。
クネさんも来月アメリカに行きますが、どうするのでしょう。
韓国の中国寄りの立ち位置をそのままにして相も変わらず告げ口外交をするつもりなのでしょうか。
彼女の脳内からはそれ以外の発想は出てこないみたいです。
投稿: 琴姫七変化 | 2015/05/05 16:00
乾杯のシーンの写真ですが、
2007年9月の無念さ、2009~2012年の悪夢、
よくぞここまで・・・との思いが募ります。
聞くところによれば、アメリカは、わざわざ山口県の銘酒を取り寄せて準備したとか。
愚生も、同じ酒を手に入れ、この写真を前に杯を上げたいものです。
投稿: Ethos | 2015/05/06 06:40