もっと自覚しろよ日本共産党とそのシンパ諸君!
私は17歳(高3)から22歳(大学に復学)まで5年間左翼だったので、戦後の左翼史と言うか革命運動史には人並み以上の強い関心と知識欲を抱いています。
もっとも、22歳でやめたのはゲバ棒と火焔瓶であって、精神的に左翼思想から離脱できたのは30代、公務員を辞めてからですね。
もっと具体的に言うと、「被告人、裁判長を殴る」という見出しが全国紙の社会面のトップに踊って、その被告人が私と極めて近い人物(ブントではなく革労協のN君)だったから、という事実。
もう一つは、これも同じころ、(確か)三重県のアパートで製造中の手製爆弾が爆発したという記事がやはり大々的に報じられて、犯人の一人が、これまた私がよく知っている人物(中核派のH君)だったから、という事実。
既に結婚して、子供までいた私にとって、これらの二つの事実(事件)は異次元の出来事でした。
が、時には内ゲバをしながらも、互いに信頼するところもあった両君が、とんでもない世界に行ってしまった、という衝撃が、私の心の奥にかすかに残っていた左翼幻想を打ち砕きました。
やっぱり左翼は狂っている。
連合赤軍は例外ではない、そう確信しました。
振り返れば、今は「庶民の味方」「弱者の味方」のような面(ツラ)をしている日本共産党も、粛清とリンチの繰り返しでしたからね。
意見が異なる者は「反党分子」「階級の敵」「裏切者」のレッテルを頭から足の爪先まで貼られてしまう。
まあ、革労協や中核派は正体を正直に見せていただけで、日本共産党も本質的には彼らと五十歩百歩です。
現に、六全協以前の1950年代前半の日本共産党は、農山村に「山村工作隊」という名の非公然工作組織を送り込み、暴力革命を煽っていました。
が、「貧しく困窮している」はずの農民は、共産党の工作員を摘発して公安警察に突き出しました。
なぜか?
農民は、天皇を否定する共産党員を、同じ日本人と思わなかったからです。
東京大空襲と広島と長崎の原爆で40万人以上が瞬間的に命を落とし、南方戦線では玉砕が相次ぎ、満ソ国境ではソ連により数十万人が奴隷を強いられました。
沖縄では軍人だけではなく、民間人の自決も相次ぎました。
が、それでも、日本国民は共産主義に感化されなかった。
昭和天皇が全国を行脚された時は、数千万人が日の丸の小旗を振って感激の涙を流しました。
米占領軍に庇護され、戦犯追放の先頭に立った日本共産党は、結局、日本国民によって実質的に非合法化され、指導者の徳田球一は北京に逃亡(密航)しました。
これが日本国と日本人の本質であり歴史なのです。
東京の国会前に12万人?
大阪の扇町公園に3万人?
全国で100万人?
そんなプロパガンダを信じる国民はほとんどいない。
もっと自覚しろよ日本共産党とそのシンパ諸君!
しょせん物笑いの種に過ぎない!
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コメント
国会前デモの写真は合成。
http://blog.goo.ne.jp/tamakouranai281-2/e/3a2a1492cdf19f75c0025b41f9742a74
投稿: | 2015/09/01 10:46
上手くは言えませんが、イデオロギーでガチガチに固まり信じていた世界から脱け出されるのには相当な葛藤を経験なさったのではないでしょうか。読んでいて感動してしまいました。欠かさず読みに伺います。
投稿: 秋間近 | 2015/09/01 18:39
8月30日の国会前のデモ、またの名を「変態左翼夏祭り」は、各メディアにもてはやされたようです。
そのデモの主催団体や政党、あるいは実態は隠し、あくまでも国民の自主行動であり「国民の怒りが国会前に集結した」と言う取り上げ方です。
そして、参加者数の「12万人」を、全国各地の反安保デモの参加人数の「100万人」を鵜呑みにしています。
「SEALDs」も各メディアではその黒幕には一切触れずに、あくまでも若者の自由意思による自然発生的な団体のように取り上げ、「平和を愛する反戦団体」のように持ち上げています。
かつて統一教会が信者獲得のために、教団名を隠したダミーサークルを作ってキャンパスに潜り込んだことがありましたが、「SEALDs」も似たようなものではないでしょうか。
それにしても、あのデモには共産党だけでなく民主党や社民党、さらにはあのD.Ozwも参加していたようですね。政党としても、政治家としてもまさに「オワットル」政党・連中ばかりです。
さらには坂本龍一氏まで参加しましたが、その場で何と、デモを「9条の精神がここまで根付いている」「憲法の精神を取り戻すこの運動は『マグナ・カルタ』『フランス革命』に匹敵する」と礼賛する寝言を吐いたようです。
これらの革命はまさに血を伴った、生命を賭けての戦いでしたが、今回のデモにはそんなものは一切感じられません。
せいぜい「反対、反対」とオウム(かの教団ではありません)のように繰り返すだけであり、せいぜい「変態左翼阿波踊り」「変態左翼よさこい」のパフォーマンスでしょう。
8月は広島・長崎の原爆の日や終戦記念日、さらには今年は「戦後70年」の節目の年であり、変態左翼にとってはまさに「熱い夏」だったのではないでしょうか。
この「12万人・100万人デモ」という「変態左翼夏祭り」は、彼らにとって「熱い夏」を締めくくる最高のイベントだったことでしょう。
投稿: 成田あいる | 2015/09/05 10:30