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2015/12/19

関東大震災における朝鮮人大虐殺のウソを暴く

歴史を学ぶのは難しい。
それは、不明な部分が多く、時代とともに史実が変遷する古代史や中世史だけではない。
近代史や現代史でも、ある種のバイアス(bias)がかけられている場合がままある。
だから、その昔に刷り込まれた歴史的事実が覆されることもしばしばである。
それは、特に日韓関係史において顕著である。

このブログでも何度か言及したが、朝鮮人の強制連行、創氏改名の強制、“従軍”慰安婦、これらは歴史的事実に反する。
しかも悪質なのは、これらの歴史歪曲が日本側の働きかけで行われたということだ。
そして、メディアや歴史学者のみならず、政治家までもが絡んで国民にバイアスがかけられてきた。

で、最近になって、もう一つの歴史の捏造を知った。
それは、関東大震災時における在日朝鮮人虐殺である。
私は、これは事実である、と長い間信じていた。
ただ、一連の日韓関係史の歪曲に気付いてからは、その数には疑問を抱いていた。
が、今は、“流言飛語に基づく虐殺”そのものが虚偽だと思っている。

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私が、“流言飛語に基づく在日朝鮮人の虐殺”を事実と信じていたのには理由がある。
実際に、朝鮮人と誤認されて殺されそうになった日本人の話を聞いたことがあるからだ。
その人は、恐怖と緊張のあまり、自警団から促された「十円五十銭」という言葉が出てこなかった。
その結果、危うく殺されそうになったのである。
が、自警団以外の民衆の中に、たまたま知り合いがいて難を逃れた。
その話を聞いて、私は、“流言飛語に基づく虐殺”は事実であると確信していたのだ。
また、後に大阪市長となった中馬馨(当時早稲田大在学中)は、群集に取り囲まれた挙句、下富坂警察署に連行され「死を覚悟」する程の暴行を受けたと語っている。

なぜ日本人の自警団は、「十円五十銭」という言葉をその人に要求したのか?
朝鮮語は単語の語頭が濁らないから、朝鮮人であれば発音は「ちゅうえんこじゅっせん」となる。
つまり、朝鮮人か否かを判別するために「十円五十銭」という言葉を用いたのである。
この話は、極めてリアルで説得力があった。
なぜなら、生家の近くに住んでいた在日一世は、十円を「ちゅうえん」と言い、五円を「こえん」と言っていたからだ。
自警団は、こうして朝鮮人を選別し虐殺した、と私は思っていた。

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当時出回った“流言飛語”とは「朝鮮人が暴徒化した」「井戸に毒を入れ、また放火して回っている」という類いのものだ。
この噂を耳にした日本人市民が危機意識に駆られて「社会を防衛するため」に自警団を結成し、前述したように朝鮮人を摘発し殺害した。
これは事実である。

当時の内務省警保局の調査でも「朝鮮人231人、中国人3人、日本人59人」が大震災の混乱の中で殺されている。
ほかにも、東京帝大教授の吉野作蔵作造による調査では「朝鮮人の(虐殺)犠牲者は2711人」とされている。
左翼が、よく引用する朝鮮人(上海の大韓民国臨時政府)の調査では6415人とされているが、これはまったく信用できない。
彼ら一流のプロパガンダの臭いが芬芬である。

吉野作蔵作造は当時有名なリベラリストであり、朝鮮の独立運動家を擁護していた。
だから彼は、朝鮮人の証言をそのまま受け容れた可能性が高い。
一方、内務省警保局の数字は、裏づけの取れたもののみを集計している。
従って、「虐殺された証拠のある朝鮮人は231人」が、より正しいと思う。

ところで、「231人」とはいえ、虐殺された朝鮮人がいるのに、なぜ私は“流言飛語に基づく虐殺”そのものを虚偽と思うようになったのか?
それは、“流言飛語”が、あながちウソとは言えない事実を知ったからだ。

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下の画像を見てほしい。

                        画像をクリックすると拡大します。Boudou2   政府による記事差止めが解除されたことを受けて事件の正体を報じる10月22日付東京時事新報

ここで注意してほしいのは、「10月22日付」という新聞の発行日である。
関東大震災が起きたのは1923年9月1日午前11時58分。
つまり、この記事は、震災発生後50日以上が経過した後のものなのだ。
実は、震災直後、“流言飛語”を新聞が記事にし、それが国民の不安を煽ったため、政府は報道管制を敷いていた。
が、この時点では、既に“流言飛語”も自警団による朝鮮人摘発も沈静化していた。

政府や警察は、当初は朝鮮人を取り締まる姿勢を見せていたが、自警団による朝鮮人摘発が先鋭化したため、そのことによる社会不安の発生を逆に恐れるようになった。
そこで朝鮮人に関わる各種噂(“流言飛語”)がデマであると積極的に広報し始めた。
そして、警察署や海軍施設などに避難してきた朝鮮人を収容し、自警団や先鋭化した民衆から保護したのだ。
さらに10月に入ると、警察は逆に日本人自警団を取り締まるようになった。
このように非常事態が収束に向かう中で、10月21日に記事差止めが解除され、翌22日から震災時に起きた朝鮮人による数々の事件が報道されるようになったのである。

つまり、上記の記事は、“流言飛語”でも反朝鮮人感情を煽るものでもない。
それまで政府によって伏せられていた事実を報道しただけのものだ。

①9月2日、朝鮮人が、榎本○○を棍棒で襲撃し負傷させた。
②9月2日、崔○○と金○○が、在郷軍人団に対し拳銃を発射した。
③9月2日、林○○が、6連発銃を持って群集に向け数発を発射した。
④9月2日、朝鮮人30余名が、バイクに乗った高橋克巳砲兵中尉を棍棒で襲撃した。
⑤9月2日、日本刀を持った朝鮮人が、自警団を装い被災民を襲撃しようとしたが取り押さえられた。
⑥9月2日、朝鮮人が、「津波が来る」と連呼して民心を撹乱しようとした。
⑦9月2日、朝鮮人が日本婦人を強姦した。
⑧9月2日、朝鮮人が、鉄棒を使って橋脚を破壊しようとしていたが、騎兵に発見され射殺された。
⑨9月3日、李○○は、被災民の唯一の給水所付近を毒(亜○酸)を所持して徘徊していたが、民衆に捕らえられ、毒を食塩と強弁していたが、それを飲まされて悶死。
⑩9月2日、呉○○は、荒川放水路の本田橋堤防上でダイナマイトを所持していて取り押さえられた。
⑪9月3日、朝鮮人が小学校脇で日本人を殺害した。

以上が、東京時事新報が報じた、大震災直後に朝鮮人が起こした犯罪である。
「火のないところに煙は立たぬ」という諺があるが、「朝鮮人が暴徒化した」「井戸に毒を入れ、また放火して回っている」という噂は、単なる“流言飛語”ではなかったのだ。

Chinjyufu2       戒厳司令部の命を受けて朝鮮人の避難場所となった旧・海軍横須賀鎮守府。
        大勢の朝鮮人が保護された。

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在郷軍人団に対し拳銃を発射、群集に向け拳銃を発射、軍人を集団で襲撃した、津波が来るとデマを流した、女性を強姦した、橋脚を破壊しようとしていた、給水所付近を毒を所持して徘徊していた、堤防上でダイナマイトを所持していた、日本人を殺害した、
これだけのことが大震災直後に起これば、その話はまたたく間に被災地全体に広がる。
そして、通信手段が壊滅状態のため伝聞に頼るしかない状況下においては、話は大きく膨らむ。
大地震と猛火で打ちひしがれた被災民たちが、朝鮮人に恐怖と敵意を抱いても不思議ではない。

つまり、“流言飛語”の源は朝鮮人自身にあったのだ。
新聞の記事中にはないが、その所業を見れば、混乱に乗じて「放火」を企てた朝鮮人がいても不思議ではない。
事実、記事が報道されたころには、警察は「朝鮮人による放火」の捜査に乗り出している。
これに対して日本人社会が自警団を結成し、自己防衛に走ったのは至極当然のことである。
もちろん、内務省警保局の調査にもあるように、朝鮮人と誤認されて殺害された日本人も相当数いることを見れば、自警団の行為が過剰防衛だったと非難することはできる。
が、当時の状況を考えれば、それを「過剰防衛」と断言できるだろうか?

いずれにしても、“流言飛語”に惑わされた日本人が無辜の朝鮮人を大量虐殺した、という史実は事実ではない。
“流言飛語”の元は朝鮮人自身の暴挙によって作り出された。
それに対して、大震災で壊滅的打撃を受けた日本人社会が過剰に反応した、これが事実である。
そして、警察も軍も自警団の過剰防衛ぶりを見て、逆に朝鮮人保護に乗り出した。
その結果、犠牲者は「朝鮮人231人、中国人3人、日本人59人」で収束したのである。

長い間、“流言飛語”に惑わされた日本人によって6500人もの無辜の朝鮮人が虐殺された、とされてきたが、これも捏造された“左翼神話”だったのだ。

プロパガンダに騙されてはならない!

歴史は実証的に理解しよう!

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以上は、2011年6月17日のエントリですが、今でも参考になると確信したので再掲載させていただきます。


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従軍慰安婦&強制徴用」カテゴリの記事

コメント

関東大震災、虐殺を行った朝鮮人が虐殺されたって、、、加害者が被害者ぶってはいけない。:在日朝鮮人から見た韓国の新聞
http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/41558787.html

この方のblogはいつも見ないのですが、たまたまタイトルを見たので読み、余りにも始終、韓国や在日が持ち出すので何か出れば引用させてもらおうと保存してました。

関東大震災の朝鮮人というサイトには当時の新聞記事が何紙も掲載されています。朝鮮人は被災地に石油缶と手榴弾を持って乗り込んで来て火をつけ回ったようで地震で亡くなった人より火事で亡くなった人の方が多かったのですってね。いついつまでも言われ放題にしておくわけには行きません。

投稿: 奈々子 | 2015/12/19 18:38

いまさらかもしれませんが、創氏改名はここが詳しいです。
サヨクの京大教授が出した創氏改名本の矛盾をついています。
http://fb90tw.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-181f.html

「族譜」がまったくデタラメの話だったとは。。。
どうして朝鮮人は嘘つきばかりなのでしょうか。

投稿: | 2015/12/29 00:43

この記事へのコメントは終了しました。

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歴史的事実の検証の難しさ 事実ではあるが、その時代の権力者にとって都合の悪いことは隠されるのが常 [続きを読む]

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