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2016/03/19

もっと精神的に健全な「生きる支え」を見出してほしい

人間は支えがなければ生きていくのがむつかしい。
金儲け、名誉欲、異性、使命感、家族...
支えは人それぞれだが、何にもなければ、おそらく人は生きていけない。
ごく少数の野獣と同質の連中は別としてね。

私の場合は「生きることの意味」に悩んだ挙句、行きついたのが使命感だった。
世の中はもっと平等であるべきだ、平和であるべきだ、弱肉強食は人間にふさわしくない...
私は、そのとき覚醒した、つもりだった...

私は、もともと日本共産党が嫌いだった。
上意下達、同心円的な組織、これが左右の独裁政治を生み出してきたからだ。
日本共産党は、その典型だった。
が、人間存在の根源的自由や平等を掲げる共産主義思想には強い興味があった。

私が共産主義思想に傾いたきっかけは、先輩から勧められてマルクスの「経済学・哲学手稿」を読んだことにある。
マルクスは、弱冠26歳で書いた「経済学・哲学手稿」の中で、概ね次のように書いている。

人間は本来、社会的生き物である。
個体としての存在ではなく、自分と同じ存在である他人との関わりの中での自分である。
つまり人間は“類的存在”なのである。
その“類”としての生活から、資本の下で賃労働に従事する人間は疎外されている。
賃労働によって、人間に特有の活動的機能である労働が、「個人の生存を維持する手段」に貶められている。
本来の人間は、自分の生命活動(生きること)を意欲や意識の対象にしており、社会的生き物=“類的存在”であろうとする。
そこに自由や生きがいを感じるのであり、動物の生命活動が「生きることそのものである」のとは明らかに違う...

以上の解釈は、あくまでも私見であってスタンダードであるとは言えない。
が、私は、若きマルクスに感銘し、共産主義者になろうと決意した。

でも、活動家になった私が見た現実は、若きマルクスが夢想したものとは真逆だった。
少しでも意見が違うと総括を要求され、最後は粛清される。
過激派では粛清=物理的抹殺だが、日本共産党ではキチガイじみた個人攻撃、精神的抹殺となる。

まあ、韓国や東南アジアの慰安婦に訴訟を勧めて回った高木健一や福島瑞穂(ともに弁護士)などは、左翼の表面だけをなぞって、その本質を実体験していないから未だにバカを晒しても平気なのだろう(爆)
連中には自らが連合赤軍やオウムと同じという自覚がない。

日本共産党、社民党、反日知識人、連中には、もっと精神的に健全な「生きる支え」を見出してほしいね。
自国と、その歴史を貶めるのが生きる支えでは人間として侮蔑の対象になるし、国籍を疑われる...
間違いなく!

Bunkaku2


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左翼&共産主義」カテゴリの記事

コメント

ブログ主様

「マルクスは正しい、ただそれだけだ・・」
とは、かの小林秀雄の至言ですが
マルクスも『マルクス主義』というイデオロギーが地上に悲劇をもたらすとは
夢想だにしなかったでしょう
ブログ主様の若き日のような『正義感』や『情熱』を逆手に取り、盲信させ先鋭化させ地獄に導く
かつて、多神教や寛容な政策を採用した『ローマによる平和』が、
一神教のキリスト教の出現により、戦乱や苛烈な弾圧をもたらしたように
そして、フランス革命後のヴァンデ虐殺、スターリン、
2.26、文革、ポルポト、あさま山荘、オウム、イスラム過激派・・
これらは、ブログ主様が仰った若き日のマルクスが夢想だにしない世界、
善意によって敷き詰められたディストピアそのものです。

ブログ主様
これまで不寛容な正義(イデオロギー)がもたらした悲劇を教育はもっと取り上げるべきですよね。
『市民』を騙る方々は火病りそうですがね()

投稿: 河内山宗俊 | 2016/03/20 11:57

自由とはなんだ!?根源的自由と言い出せば・・・殺し合いの社会になるな。動物ですら、仲間は殺さないのに・・・平等もそうだよね、根源的平等はたった一つ、みな平等に死に至る事だけ。
高々100歳しか生きられない人間に、宇宙は語れないでしょ?キリスト教等の宗教を見ても、一人の知識ではない、二千年かけてもこの程度ですが・・・
思いの継続や、時代時代の善知識を受け継ぎ検証し改善することが心理を生むのでは・・・日本はそういう歴史の中にあるただ一つの国です、皆さま日本を深堀しましょう。

投稿: 悲しい爺 | 2016/03/20 12:00

西欧型イズムを日本風に直そう!

自由ってあるのか?根源的自由って言い出したら、殺し合いの世界になります・・・動物も仲間は殺さない。
平等ってあるのか?あるとすれば死ぬことぐらいです。

日本を見直しましょうよ・・・途切れぬ経糸の、2万年以上の継続に、それぞれの時代の善知識が緯糸を紡いで、我が国が続いてきました。こんな国日本以外にありません。
人間もその他の生き物の一部だという思想が日本を作ってきました、感謝と恐れの生き方です、是が世界標準に成る事を望みます・・・

投稿: 悲しい爺 | 2016/03/20 14:08

 『新スタートレック』の世界ではなんと、「貨幣経済が廃止されている。」というのだ!
24世紀の世界は共産主義社会になっているとでも言うのだろうか!?こんなものが未来の理想社会だと考えている奴がいまだにいるとは(しかもアメリカに)あきれる。
 映画版パートⅧでは21世紀の人間に、
「お金もなし?給料も無いの?」
ときかれたピカード艦長は、
「富の追求は我々の時代には無い。」
「我々は人類の向上のために働いている。」
とご高説を賜る。このピカード艦長の言葉は、
>賃労働によって、人間に特有の活動的機能である労働が、「個人の生存を維持する手段」に貶められている。
>本来の人間は、自分の生命活動(生きること)を意欲や意識の対象にしており、社会的生き物=“類的存在”であろうとする。
>そこに自由や生きがいを感じるのであり、動物の生命活動が「生きることそのものである」のとは明らかに違う...

という言葉と妙に符合する気がします。

投稿: V-ger | 2016/03/20 15:01

>【私の場合は「生きることの意味」に悩んだ挙句、行きついたのが使命感だった。 世の中はもっと平等であるべきだ、平和であるべきだ、弱肉強食は人間にふさわしくない... 私は、そのとき覚醒した、つもりだった...】

若い時代… 茶化すつもりはないですが、「ファウスト」ですね(w
http://www.youtube.com/watch?v=4sDFPY6IPH0&ebc=ANyPxKqneikS4T6XFaO6DVSGYGquk9Xi4yTu0njEhia2F6kVouBN0hsLw62u3KV_Wnk-A2mKH3271ueTL4fsA3crVvRY4hFcDw
(Faust - Nacht)

投稿: neon | 2016/03/21 23:19

添付されてるおぞましい写真が、共産党(主義)の全てを語っております。

広く、拡散されることを提案します。

投稿: 道産子爺 | 2016/03/22 17:57

このエントリと昨年の「もっと自覚しろよ日本共産党とそのシンパ諸君!」、そして「左翼だったことで+になったことはほとんどありません」の記事を合わせて読みました。
このエントリや、このブログの一連の記事には、管理人さんの心からの懺悔と忠告が現われていると思います。
「SEALDs」や「反安保法案」の運動に関わっている若者らは、自分たちの活動が「聖戦」だと思い込んでいると思います。
しかし、これも若いからだからこそであり、いつかは必ず足を洗わなければならない時期が絶対に来ると思います。
さらに言えば、この運動が「誰かに何かに利用されている」という自覚など全く無いのでは無いでしょうか。
こういう運動など、利用されるだけ利用され、要無くなればすぐにポイ捨てされるのでは無いかと思います。

これから大学に、そして高校に入る人の中から、「SEALDs」や「T-nsSOWL」などの「魔の手」に取り込まれる人が出てくるのではないでしょうか。
健全な「生きる支え」が無い人こそ変態左翼思想に被れ、「SEALDs」や「T-nsSOWL」などの「魔の手」に絡め取られやすいと思います。
「参政権引き下げ」もあって、「変態左翼の低年齢化」「変態左翼のヒヨコ増大」がより一層懸念されると思います。

投稿: 成田あいる | 2016/03/27 14:08

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