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2016/05/12

中国は何処に

11年以上前、私がこのブログを書き始めた記念すべき第一作が以下のエントリだ。
時は2005年3月12日
その時生まれた子が小学校5年生?

我ながらよく続いたと思う。
応援くださった皆様に感謝!感謝!

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2005/03/12

中国は何処に

共産主義とは、労働者が主人公の社会を目指す思想である。
搾取も抑圧もない、真に自由で平等な社会。
人間が、もっとも人間らしく生きることのできる社会。
「一人は万人のために、万人は一人のために」生きる社会。
若かりし日、私もあこがれた理想社会。
が、旧ソ連の崩壊以来、そんな幻想を抱く者はほとんどいない。

ロシア革命の成就は、1000万人以上の労働者、農民の血によってあがなわれた。
強制移住、餓死、密告、集団処刑、シベリア流刑...
クメール・ルージュが支配したカンボジアの原型がここにある。
これこそが革命の実態である。
本来の姿をゆがめたスターリンが悪い、レーニンは間違っていなかった、新左翼の常套句だ。
しかし、旧ソ連の崩壊後、その源がレーニンにあったことが白日の下に晒された。

中国はどうか。
人民公社(中国版コミューン)を軸とした大躍進政策は、58年から61年までに3000万人以上の餓死者を出した。
66年から76年まで続いた文化大革命では、武闘や迫害で600万人以上が死んだ。
そして現在である。
開発業者と結託した腐敗官僚に農地を没収された「失地農民」は4000万人を数える。
大都市に流入し、無権利、低賃金の奴隷労働に従事する「民工」も4000万~6000万人にのぼる。
これらの「盲流」あるいは「黒人」と呼ばれる無戸籍の民は、まさに現代の棄民といっても過言ではない。
地方では農民の反乱が、都市部では「民工」の暴動が頻発している(なぜか日本の大マスコミは、遠慮がちにしか報道しないが)。
労働者と農民の党・中国共産党が支配する国で、労働者と農民が搾取され抑圧されている。
なんという皮肉。

この矛盾を解決する途は、共産党支配の終焉=現体制の崩壊しかない。
かつての希望の星・趙紫陽も、自らの死を前にして「この国の漸進的改革は絶望的」と悲嘆したと言われる。
人口13億人の独裁国家の崩壊、それは、そんなに遠い話ではない、と思われる。
そのときに起こるであろう混乱は、旧ソ連・東欧崩壊の比ではないであろう。
胡錦濤・温家宝体制が、いかに「弱者救済」「腐敗根絶」を叫んでも、年間に贈収賄、職権乱用で起訴される役人が4万人を下らない国である。
もはや言葉もない。

こんな国との「東アジア共同体」を唱える大新聞が日本にある。
これもまた絶句である。
ところで、「中国崩壊のシナリオ」を日本政府は描いているのであろうか。
北朝鮮の事態は想定しているようだが...

Mao

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【追記】2016/05/13
中国はいまだ崩壊していない。
が、必ず変わる。
それこそマルクスが宣ったように、下部構造が資本主義で上部構造が一党独裁なんて続くわけがない...
確信する。


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このエントリは→2005/03/12の再掲です。

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中国崩壊シリーズ」カテゴリの記事

コメント

中国という疫を考える時、中原に出現した漢民族が易姓革命を繰り返し中華の名の下に膨張した歴史が有る。

その中華民族という架空の民族が三国志を経て、チベットや東トルキスタン南モンゴル、さらに満州を奪いました。
そして今、いよいよ海洋に、また経済活動では世界中に膨張しています。
膨張宇宙論ではありませんが、膨張中国論でしょうか。
黙っていればどこまでも力により謀略により支配地を広げようとする中華民族。

本来中国人というものは人類への善的貢献という意味で、存在の意味は無いと思いますが、それでも存在するというならば内陸部の三国志時代の内向きの終わりの無い戦いの中で完結していて外に出ないでもらいたい存在です。

不思議なことにこの中華人民共和国と建前の共産主義は相性が良いようでなかなか一党独裁が終わりません。
甘い欧米、日本はそんな独裁中国を世界第二位の経済大国にしてしまいました。
自業自得という面はあります。
そしてそうなった今でもまだ応援している者たちもいるというものです。

そこで神が中国をソドムとゴモラにしない限り、一党独裁の共産党政権が崩壊することが全人類の利益です。
中国の共産党政権が倒れても、その人民のいる土地は大陸に十分あります。

中国が崩壊した時、チベット、東トルキスタン、南モンゴルは解放される。

投稿: Pin | 2016/05/13 07:45

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