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2016/05/22

人民元の表はヒトラーのような人物


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ユン・チアンさん。ご存知の方も多いであろう。そう、あの世界的ベストセラーになった『ワイルド・スワン』の著者だ。
そのチアンさんが今月初旬に来日した。新著『マオ ― 誰も知らなかった毛沢東』の日本語版発売に合わせたものだ。
12月7日の讀賣新聞夕刊に、来日したチアンさんのインタビュー記事が載っている。 とても興味深い内容が語られているので、エッセンスの部分を以下に抜粋する。

>冷酷非情、自己中心、暴力嗜好、信念の欠如、実利主義、世界支配欲・・・。
チアンさんが取材に10年以上かけ、計1100ページ(日本版)に及ぶ大著で描き出した毛沢東像・・・

>紅衛兵として若き日を中国で過ごし、文化大革命の過酷な時代を生きた著者にしても、「毛のあまりの冷酷さを知り、ショックを受けました」・・・

>チアンさんによれば、毛沢東は大躍進のころ食料輸出を優先させて3800万人を餓死、過労死させたのを始め、生涯で実に7000万人を非業の死に追いやった。
「実際、彼は中国人民の半分は死んでも構わないと発言していたのです」

>毛沢東を巡っては、・・・キッシンジャーは<哲学者>と持ち上げたと記す。こうした欧米人にも、チアンさんは厳しい。
「・・・キッシンジャーは、まさか自分の業績がヒトラーのような人物との国交回復交渉だったとは言えないでしょう?」

>「鄧(小平)は毛沢東そのものを否定すべきでした。政治の不透明性や表現の自由の制限など、負の遺産を受け継いでしまっています」
( )は筆者

>いま、中国は「超大国」へ突き進んでいるといわれる。しかし、チアンさんは言い切る。
「いまだに人民を抑圧し、民主化されていない国が、どうして世界をリードできるでしょうか?」

取材10年 毛沢東の実像 (2005年12月7日 讀賣新聞夕刊)

上記のインタビューで語られている内容は、これまでにもメディア等で報道されており、特に目新しいものではない。が、それを10年以上の歳月を費やして、既に70~90歳代になっている当時の関係者に取材することによって裏付けた、という点に、チアンさんと彼女の新著の素晴らしさがある。

ワシントンポストによると、中国で毛沢東が実権を掌握していた1950年から76年の間に、大躍進政策や文化大革命で8千万人が犠牲になったという。
それからすれば、チアンさんの7千万人という死者(犠牲者)数は真実に近いのではないか。
毛沢東の性格、人格についても、そのとおりであろう。以下に毛沢東という指導者を如実に物語るエピソードを記す。

日本共産党(日共)と中国共産党(中共)が訣別することになった1966年の宮本顕治書記長(当時)と毛沢東の会談で、毛沢東は次のような主旨の発言をしている。

・対米戦争も辞さない覚悟でいること。
・戦力では圧倒的に劣るが、「人民の海」に米軍を誘い込めば十分に勝機があると考えていること。
・原爆を何発か落とされて100万~200万人の中国人が死んでも、中国の人口からすれば痛くも痒くもないと思っていること。

宮本書記長は、この毛沢東の発言を聞いて、中共との決裂も「やむなし」の決断を下したという。

石原慎太郎東京都知事も、上記の毛発言を裏付けるような話を「知事定例記者会見」で披瀝している。


彼らは人命というものを全然尊重しませんからね。それは日本人は忘れているけれども、文化大革命で3,000万(人)、毛沢東は自分の国民を殺した。あのころ、ポンピドー(ジョルジュ・ポンピドー:仏第5共和制2代大統領)がですね、前のフランス大統領が行って、「あなた、本気で水爆使って戦争するんですか、アメリカと」と言ったら、「いや、場合によったらするかもしらん」と言うから、ポンピドーが驚いて、「そんなことをしたら数千万の人が死にますよ」と言ったら、毛沢東が、「うちは人口が多いから、それぐらい死んでも丁度いい」と言った。ポンピドーはびっくりしてね、日記に書いているよ。私も読んだけども。

平成17(2005)年10月28日 石原知事定例記者会見録

日共の宮本書記長の時には100万人単位だったのが、ポンピドー仏大統領(当時)に対しては千万人単位になっている(爆笑)。
もう人間を人間と思っていない。だから単位なんてどうでもいい。百万人であろうが千万人であろうが(爆笑)。
しかし、笑って済まされないのが、チアンさんの「(毛沢東の)負の遺産を受け継いでしまっています」という指摘である。毛沢東以降の中共指導部も本質的な部分では変わっていない、ということだ。
だから、党官僚の絶望的なまでの腐敗、頻発して止むことのない住民暴動・騒乱、常軌を逸した環境破壊などなどが、中国大陸で進行・拡大するのである。

「いまだに人民を抑圧し、民主化されていない国が、どうして世界をリードできるでしょうか?」
チアンさんの言うとおりである。こんな国がリーダーであり得るわけがない。我が国を批判する資格なんて、これっぽっちもない。

中国の李肇星外相は、先月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)で「ドイツの指導者がヒトラーやナチス(の追悼施設)を参拝したら欧州の人々はどう思うだろうか」と言って、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を非難した。
が、「ヒトラーのような人物」(チアンさん)の肖像を自国紙幣(人民元)の表面に載せているのはあなたの国ではないか(爆笑)。
中共の暗黒の歴史を総括してから、あれこれ言うんだな、中国くん!そうしないと、何を言っても「天に唾する」ことになる。

Mao

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中国崩壊シリーズ」カテゴリの記事

コメント

ヒットラーと毛沢東に並べたら、ヒットラーに失礼ですよ。(笑)

第一にヒットラーを生んだドイツ・オーストリアはまず第一級の文明国でした。マックスウェーバーを生んだ同じドイツがヒットラーを生んだ悲劇を何と呼べばいいのか。

第一次大戦の敗戦国ドイツにあの過酷なヴェルサイユ条約さえなかったら、ヒットラー自身が存在していなかったでしょう。

ヒットラーの「我が闘争」には、第一次大戦の冒頭、兵士を満載したドイツの軍用列車がライン河の鉄橋を渡る描写が出てきます。列車内からは期せずして、古りし「ラインの守り」の大合唱が湧き起こり、鉄橋の畔に立つ普仏戦争の戦勝記念碑が朝日に輝いて…なんとロマンチックな情景でしょうか。

多民族国家オーストリアの兵営を嫌って「純正なる」ドイツ軍に志願したヒットラーは、ドイツ民族の金環の一となり、祖国に殉ずるつもりでいたのです。

実際、ヒットラーは勇敢な兵士でした。まず滅多なことでは貰えない功一級鉄十字章を受けています。ヒットラーは生涯、自力で貰ったこの勲章だけを胸に佩用してました。そういうところは妙にセンスがあるのですよ、あの人は。

ただしドイツ陸軍は彼に最上級の勲章を与えたものの、彼に部下を委ねようとはしませんでした。ドイツ軍はいかに人を見る目があったことか!?

小愛国者の彼をドイツ国首相(ライヒス・カンツェラー)兼総統(フューラー)の座に押しやったのは、まさに民主主義の力であります。

と、まあ、ヒットラーと民主主義(国家)の関係は、今でも私たちに様々な問題を提起してくれていますが、さて、毛沢東は?

何もないですよ。野蛮すぎて。

少なくともラインラントやズデーテン地方にドイツ軍が進出した時には、地元の住民たちが花を撒き、子供たちは涙して兵士らを迎えていましたが、乞食集団に等しいシナ軍が通った後の台湾やチベットでは、ペンペン草も生えませんわ。

あの国は一人毛沢東の存在ばかりではない、体制とそれを成り立たせる歴史自体がイカれているのです。あの恐るべき政治的民度の低さに、マッチしていると言えなくもありませんが。

投稿: レッドバロン | 2016/05/23 15:35

最近、「暗黒大陸中国の真実」という本を読んだのですが、打ちのめされたような感じがして、しばらくの間、立ち直れませんでした。さすがに、ここまでのグロ耐性は、持ち合わせていませんでした。

支那人の祖先は北京原人ではない、何か別の生き物だ。と感じるのは私だけでしょうか。

投稿: 喪黒福造 | 2016/05/25 08:59

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