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2016/05/19

ほんとうに格差社会???


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世の中、「格差、格差」と言いますが、私にはイマイチ、ピンときません。
それは貧しさを知っているからだと思います。
おそらく、わが国の貧しさを知っているのは昭和20年代生まれの人たちまででしょうね。
いや、ほんと、私が若いころは十分に貧しかった。

なぜ、全共闘運動があそこまで盛り上がったかというと、既成の権威に対する反発もありましたけど、その裏にある貧しさが実感としてあったからです。

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私が、どまぐれていたころ、ある工業地帯の入り口にある酒屋で働いていました。
で、店の前を下請けの労働者を乗せたマイクロバスが通る。
一台に20人くらいが乗っていたでしょうか。
そのバスが、夕方5時30分から6時くらいの間に店の前を通る。
で、バスが必ず私が働いていた酒屋の前で止まる。
10人近くがバスを降り、5分か10分か忘れましたけど、わずかの時間でコップ酒を煽る。
いわゆる“角打ち”をするわけです。

おそらく臨時工ですから、ちょっとした居酒屋で一杯というわけにはいかないんですね。
そんな“ぜいたく”さえできないわけです。
これが1970年代前半の日本の現実でした。

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そのころは3C=カー・クーラー・カラーテレビという、いわゆる“新3種の神器”の普及がめざましいかったころで、1億総中流時代が始まったころでした。
でも、大手の工場の下請けで働く者たちの現実はそんなもんだったんです。
一日のの終わりが“角打ち”(コップ酒)。
やはり、中高年が多かったですね。

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私が「格差、格差」という人たちに反発するのは、そういう人たちに限って、けっこう豊かな生活をしているんですね。
少なくとも明日のメシには困っていない。
そういう人たちに言いたい。
あなたは“どん底”を知っていますかと???
“どん底”にいたら「格差、格差」なんて言ってられませんよ。

必死に努力するか、開き直るか、あきらめるか。
それしかない!!!

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ほんとうに貧しい人たちのことを考えるんだったら、1回、貧しい人になってみればいい。
そういう点では、山谷や愛燐地区(釜が崎)に身を投じ、ヤクザと闘っている元同志たちには頭が下がります。
で、今でも彼らは頑張っている。
思想はともかく、男だな(いや男女に関係ないか)と思う。

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洒落たお店で酒を喰らい、いっちょ前に政治談議をし、「格差、格差」と言って政権批判をしている“ばか”ども。
安倍晋三も貧者を知らないが、てめえらも知らないんだよ!
貧しさを!!!

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私が幼いころは貧乏でした、社会全体が。
そして豊かになりました、社会全体が。
で、今、格差が広がっているんだと言う。

今の私は、けっして大手で働いているわけではありませんが、そんなに格差が広がっていますかね。
努力した方、まじめに働いている方が報われない社会ですかね。
私には、そうは思えないんですよ。
昔に比べれば、はるかにいい社会ですよ、今は。

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26日の讀賣新聞の社説に、今春、高校を卒業した現役の大学・短大進学率が初めて5割を超え、51.2%になったことが載っていました。
大学の志願者数も、3年前に文科省が立てた予測より10万人も多い77万人に上ったそうです。
我々のころは確か24~25%だったと思います、大学・短大進学率は。
今は、その倍の人たちが大学・短大に進学する。
2人に1人ですよ。
こんな国、他にありますかね。
寡聞にして、私は知りません。

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そりゃあ、上下の所得格差は広がっているかもしれません。
中流意識を持てなくなった方たちも増えているかも知れません。
でも、高齢者に配分する社会保障の効果を加えたジニ係数は、1990年の0.3643から2005年の0.3873と、ほんのわずかしか上がっていません。
しかも、2003~05の3年間はほぼ横ばいです。

1990年代前半までの、「今日よりも良い明日」が約束されていた時代との心理的落差が、実際以上の格差意識を生んでいる―
―そう、思いませんか???

Kakusa2

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社会」カテゴリの記事

コメント

「ほんとうに格差社会???」

このタイトル、実に簡にして要を得た問題提起だと感じました。

「格差が広がっている」、「格差は広がっていない」等々、喧しいものがあります。
この論議を目にし耳にしながら、各人が勝手なイメージで話していることを感じます。それぞれの感覚でこの言葉をとらえ、話す。当然、議論は空中戦になるばかりです。

「格差は何をもって格差というのか」
「過去と比較してどのような変化を見せているか」

この素朴にして簡単な疑問に明快に答えるものには未だ出会っておりません。
ジニ係数と言っても、一つの指標でしかありません。

このような曖昧さのまま政策を練ろうというのは乱暴に過ぎるでしょう。

勿論、巨利を得る人間の一方で貧困に苦しむ多数の人間の存在は承知しているつもりです。それを承知で申し上げたものです。
というのは「格差」という言葉を使って、人間の持つ嫉妬心を煽って、世論を誘導しようとする薄汚い気配を感じるからであります。そして、誘導しようとしている人間の多くに「格差」とは無縁の恵まれた連中がいることです。

「貧乏人」を利用しようとする「正義」の人間の胡散臭さ、これが許せないのです。

以上、斜め45度からの視点でした。

投稿: Ethos | 2016/05/19 19:07

小生の父親の青春時代には、まだ風呂は三日に一回位で、しかも水は使いまわしの沸かしなおしというのが当たり前だったとか、あと山登りは道具をそろえるのに金が掛かって行けなかったとか聞きました。それを聞くと今の時代は明らかに日本全体が豊かになっていますよね。借家住まいの人でも必ず毎日風呂には入るでしょうし、山登りする人が金持ちとイメージする人は居ないでしょう。

我が国は世界の国々と比べたらまだまだ所得格差は小さい方だとも聞きますしね。例えばメリケンなどはビル・ゲイツみたいなのが数パーセントで、後はその他貧乏人みたいな国になってしまっています。

投稿: 素浪人 | 2016/05/19 22:41

収入格差より資産格差の方が大きいのではないかしら。
私の住んでいる杉並区だと、一般的なサラリーマンでも小1億の資産は持っていますね。何しろ、住宅地の価格が坪200万はしますから、35坪の敷地だけで7千万、預貯金その他を合わせて1億はあるでしょう。

サラリーマンの場合には、いつ、どこに住宅を建てたかが決定的で、それで資産形成が出来たかどうかが決まります。そういう意味で大都市と地方との格差はありますよ。但し自分の住んでいる家が何億しようとも、叩き売るにはいかないので、生活それ自体にさほどの差はないと見るべきでしょう。

今日のNHK「クローズアップ現代」で高層マンションの部屋を売買して資産を形成する「空中族」なる者が紹介されていました。ゲスト出演していた左翼ガク者の金子勝がここぞとばかり格差の問題に結びつけて批判しようとしていましたが、専門家の分析を聞くとまるで実態は違ってました。3500万の新築物件を全額ローンで購入して、それが4500万に値上がりしたとかいう程度の話で。投資家は20代後半から30代前半ぐらいの年齢で、年収400万強ほど。同世代の中でちょっとだけ上?程度の、多少目端がきく連中ですよ。金子が目の仇にするような人々ではありません。

資本主義社会、市場経済の世の中なのですから、若い人たちに投資意欲があるのは、けっして悪いことだと私は思いません。

ところで、この界隈の奥様方はママチャリを駆使して、少しでも安いスーパーへと縦横無尽に走り回っておりますが、この光景は東京特有のものではないでしょうか。

私が四半世紀前に居たロンドンでは、街区でくっきりと階層が分かれいました。例えば○○町のスーパーに行けば15%〜20%くらいは安くなるのが判っていても、中流層の奥様方はけっしてその町には足を踏み入れませんでしたね。治安が悪いからです。

(ロンドンはそれでも一般的に治安は良い町なのですが)
「安全」というコストは、日常生活のあらゆる局面にじわとのし掛かってきます。

日本社会では想像もつかない話ですが、本当に「格差」があったら、それはあらゆるプライスに反映されるはずなのですよ。なにしろ、市場経済なのですからね。(笑)


投稿: レッドバロン | 2016/05/20 01:39

昨日、「格差」がムードで語られていることを述べましたが、
それだけでは誠実な研究実績に対して失礼にあたるので、書き加えさせてください。
教育社会学から格差問題にアプローチした苅谷剛彦氏の研究は優れたものです。「階層化日本と教育危機」などは力作です。
ただ、教育社会学というフィールドでの論究です。

投稿: Ethos | 2016/05/20 05:48

貧しいは平均値と見て居ります
貧しくても等しく貧乏な時代、自らの生活と比べ妬むべき相手が身近に存在しなかった。

戦後の焼け野原を少し過ぎた時代では恩恵に預れる連中とそうでない連中が極端に分かれて居た、学生は恩恵に預れる世代と云えるでしょう。
義憤に駆られて格差の是正を訴えて居た奴等はどれ程居たのか逆に強い疑問を感じるて胡散臭い。
共産党や総連の工作員が煽ったから当時の世相を反映して流行に乗っただけにしか過ぎず。と見て居ります。
共産主義が理想とされる時代でもあった訳ですが、スターリンの独裁粛清やシベリアの収容所の実態も公けに成って如何わしい思想だと見抜かれてた時代でもあった訳で共産主義者現実を見ず理想に酔うの構図と見て居ります。
若さゆえ未熟さ故の暴走と云えるのでわ

学生運動世代左翼被れ後に社会の中核に登り詰めて、搾取する側のトップとして君臨する。

矛盾ですね
当時も今も奴等の考えに大差無し。

投稿: I Rising燦々 | 2016/05/20 09:09

「格差社会」はニッパチ組のぱよちんブサヨが好んで用いる常套句だ。
9条信者のぱよちんは奴隷の平和が好き。
だから「格差社会」を強調して人間の持つルサンチマンを刺激する。
そして富裕層への攻撃は当然の権利だとする。
ニッパチ組のぱよちんブサヨは常に自分たちが虐げられていると思い込む。
自らの無能はさておき、身勝手な思い込みを正当化しようとする願望こそ、奴隷精神の最大の特徴であろう。

投稿: やす | 2016/05/20 09:51

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