中国と日本は対等ではない、とうそぶく野中広務
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昨日は、野中広務の中国や北朝鮮、韓国に対する異様とも思える心遣いについて言及した。
その根本には彼の出自があり、若き日のイデオロギーがある、私はそう確信している。
被差別部落の生まれにして元武装共産党員、このことを抜きにして野中を語ることはできない。
野中の歴史認識がよく解る発言がある。
それは、日本政府による尖閣諸島国有化について、中国の国営テレビ局「中国中央電子台(CCTV)」から取材を受けた時の言葉だ。
時期は2012年9月21日。
「長い間戦争で多くの犠牲を残し、今なお傷跡が癒えていないその中国に対して、歴史を知らない若い人たちはそういうことを抜きにしてひとつの対等の国としてやっているんです。それは間違っています」
まさに野中の面目躍如。
いかにも彼らしい発言だ。
日本と中国を対等の国として見るのは間違っている―
言い換えれば、日本は加害者で中国は被害者だ、と言っているのだ。
そして、その関係は永遠に続く…
あの朴槿恵が、日本に対して「加害者と被害者という立場は、千年過ぎても変わらない」と言い放ったのとまったく同じ感覚、価値観。
部落解放同盟(解同)は長らく、一般国民=差別者、部落民=被差別者という対立構図を運動の基本にしてきた。
一般国民であれば貧乏人でも差別者、部落民であれば富豪でも被差別者、こんな一方的で身勝手な論理が国民の共感を得るはずがない。
国民の間に、逆差別意識が蔓延したのも、解同のこのような認識に原因がある。
被差別者というだけで特別扱いを受け、同和成金が続出する、解同がその存在感を喪失したのも当たり前だ。
野中の基本も解同と同じである。
俺は被差別者だ、体制の犠牲者だ、これが彼の根本だ。
野中は解同とは縁遠いようだが、認識は変わらない。
被差別者=被害者、差別者=加害者と置き換えれば、野中は韓国・朝鮮人や中国人と立場が重なってしまう。
だから、この男は、「日本と中国を対等の国として見るのは間違っている」と言い放つのだ。
要するに被差別者=被害者の方が立場が上で、差別者=加害者の方が立場が下、つまり跪いて謝罪する立場なのだ日本と日本人は永遠に…
こんな歪んだ世界観、歴史認識を抱く男が実力幹事長、影の総理として君臨した自民党。
安倍首相が、戦後レジームからの脱却を訴えるのも当然である。
そして、自民党もその対象なのだ。
なお、中国の動画サイト「騰訊視頻」に野中のインタビューが投稿されたそうだ。
で、付いたコメントが、「もし中国にもこういうことをする人がいたら、即売国奴扱いかな」というもの。
もう爆笑するしかない。
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【追記】
このエントリは→2013/06/23の再掲です。
【追記2】
安倍総理の問いに「少し手伝ってもらったが、自分で折った」と応じたオバマ大統領の折り鶴。
こういうところにも被爆者への心遣いを感じるのは、私だけだろうか?
4羽のうち2羽を地元の中、高校生に、残りの2羽を原爆資料館に置いてきたという。
原爆資料館は「わずか10分だけ」としか報道しないメディアに真意を問いたい。
それにしても安倍総理と野中広務、米国と中国、その思い、その姿勢が違い過ぎる!
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