存在意義をなくした政治党派は消えていくしかない
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左翼過激派の最大党派だった中核派が、ほぼ壊滅した。
原因は内部崩壊である。
彼らは2006年に、従来からの軍事主義と「血債の思想」を完全に放棄し、運動至上主義に転換した。
この時点で党中央と関西派、九州派に分裂し、党中央は動労千葉(JR東日本)と表裏一体となった。
今の中核派には、爆弾はおろか火炎瓶さえ投げる意志も能力もない。
数々のテロや爆弾事件、放火事件などを実行してきた革命軍のメンバーたちは、どういう心境なのだろう。
平均年齢は、とっくに50を超えており、恐らく私と同年代のはずだが、場合によっては生活保護を受けざるを得なくなるのかも、冗談抜きに。
中核派は、今後は、動労千葉として、地域限定、産別限定で生き残りを図るのだろうが、前途はきついね、間違いなく。
党中央と決別した関西派や九州派も同じでね。
今さら「侵略戦争を内乱へ」と叫んでも時代錯誤、アナクロニズム、生ける化石でしかない。
いずれにしても、彼ら中核派には、もう未来はない。
ここで考えたいのは、1980年代まで、その支持者は3万人とも5万人とも言われた中核派が、なぜ絶滅の淵に追い込まれたのか、ということだ。
それは簡潔に言えば、存在意義をなくした政治党派は消えていくしかない、そういうことだ。
典型的な例が日本社会党(現・社民党)である。
かつて国会議席の3分の1を占め、1千万票以上を獲得していたこの党の支持率は、いまや1%に満たない。
親北朝鮮、親中共の政治党派が、今の時代に国会にいる方がおかしい。
中核派も同様で、暴力革命を公言する党派が居座る席など今の日本にはない。
民主党も同じことが言える。
この党の価値は「政権交代」にしかなかったのであり、それが完遂された時点で民主党は終わっていた。
共産党が、往時より勢力を大幅に減らしながらも踏ん張っているのは、抵抗野党に徹しているからだ。
石原慎太郎氏は、かつて同党を「スパイス」と呼んだが、小粒とはいえ料理にスパイスは欠かせない、そんなところだろう。
一方、公明党がなくなることはない。
それは彼らが宗教であり、カルトであるからだ。
革マル派もそうだが、カルトは強い、けっして滅びない。
最後に自民党だ。
この党は、これからも続く。
欠点はたくさんあるが、唯一の国民政党であるからだ。
高度成長と既得権益が全盛の時代は、それを体現していた。
それが危機に陥ると、今度は「自民党をぶっ壊す!」と叫んで自民党を生き返らせた。
そして、それが傾くと、次は国家や国民意識に目覚め始めた有権者の心を捉えて復権した。
私は、安倍内閣が高い支持率を維持しているのは、もちろん民主党政権がひどすぎたというのもあるし、安倍氏個人、あるいは政治家としての魅力もあると思う。
が、中国(中共)や韓国による理不尽な攻撃に対する国民の反発も大きく影響している。
今や中国に「親しみを感じない」国民は80%を超え、韓国に対しても60%近くが「親しみを感じない」と答えている。
「地球市民」とか「東アジア共同体」とか言う妄想の本質を国民は見抜いたのだ。
そんな彼らにとって、「首脳会談をお願いしない」安倍氏は、頼もしく映っているはずだ。
恐らく自民党がなくなることはない。
国家や国民のことを考え、天皇を敬う唯一の政党であるからだ。
「腐っても鯛」という言葉があるが、最近の鯛は腐っている部分も少なくなった。
ところで私は、一時は維新の会に、自民党の対抗馬となることを期待したが、どうも無理だったようだ。
何度も言うが、国益を第一に考え、日本と日本人を愛する野党の誕生を期待したい。
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【追記】
このエントリは2013/10/12の再掲です。
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コメント
仰せの内容には共感を覚えますが、自民党の中には、保守の仮面をかぶった輩がわんさといますので、心配です。そうでないにせよ、石破のような軍事オタクBUT自虐史観の持ち主もいますし、尖閣には中国軍は来ないと仰せになった、慎太郎のバカ息子。最近では、野中務の自民党復帰。何かある?と思うのは、私一人の妄想でしょうか?
また、昔と違い、最高裁判事にもオカシナ人がいますし、人権擁護法の成立をたくらむ法務省の左翼検事からも、目が離せないでしょう。そして、反日・売国外交官が退官後も論壇で跳梁跋扈。某食品メーカーのCMに「腕白でも良い、たくましく育ってくれれば」というのがありましたが、最高裁・検察庁・行政府のトップの、「左でも良い、東大なら」というスタンスを改めてもらわねば困りますね(若いころ、左になるのは、麻疹と同じとの発想を改めて欲しいものです)
投稿: 七生報国 | 2016/07/06 19:09