「反日」主義者の脳内を解剖する
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ところで、このブログに共鳴する人は、日本国民でありながら日本国に敵愾心を燃やす人たちの心理状態がよく解らないのではないかと思います。
自分が生まれ、自分を育ててくれた国を悪しざまに言う。
あるいは、今日の繁栄の礎である過去の歴史を否定し、幾多の困難を乗り越えてきた先人たちを愚弄する。
彼らは、一般的には左翼、あるいはリベラルと呼ばれます。
が、これが世界的に見ると特殊なんですね。
もう珍種と言ってもよい。
欧米では左翼もリベラルも国家に対する忠誠を誓います。
国家を否定するのは革命勢力、つまり極左だけです。
ところが我が国は違う。
それで自分は「正しい」と思っているのだからどうしようもありません。
要は、日本人としてのアイデンティティーを喪失したコスモポリタン、根無し草が彼ら日本の左翼でありリベラルなのです。
今日は、日本国民でありながら日本国に敵愾心を燃やす人たちを、いくつかに類型化して批判した過去の人気エントリを再掲します。
第4弾、「反日」主義者の脳内を解剖する(2008/01/30)。
これを読めば、理解不能と思われる日本の「左翼」、つまり反日主義者をいくらかでもご理解いただけるのではないかと思います。
「反日」主義者の脳内を解剖する
皆さんは、日本人でありながら日本の近代史を否定し、日本という国を特定の外国勢力と歩調を合わせながら攻撃する「反日」主義者を理解できないでしょう。
そこで、元「反日」主義者の私が、彼らの脳内を皆さんに解説して差し上げたいと思います。
「反日」主義者は大きく分けて三つのタイプがあります。一つは共産主義イデオロギーが源にあるタイプ。
次が被差別部落出身者や在日系の人たち。
そして、創価学会に代表されるカルト系の組織に属している人たち。
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共産主義はインターナショナルですから、この思想を信じる人は、そもそも国家を超越しているんですね。
共産主義は、究極的には国家が死滅するとしています。
そこでは階級だけではなく、人種や民族や歴史の違いに関係なく絶対的な平等社会が実現するんです。
「各人はその能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」、こんな夢みたいな(ありえない)社会が共産主義社会です。
だから、共産主義者にとって資本主義体制は打倒すべき対象でしかありません。
資本主義の国家は“悪”です。
愛国心も、民族としての誇りも、能力が正当に評価される社会もすべて否定されます。
で、共産主義者は、この資本主義体制、資本主義国家を打倒するためにはあらゆるものを利用します。
もともと国家を超越しているわけですから、外国勢力と組むのも当たり前。
レーニンの「帝国主義戦争を内乱へ!自国帝国主義の敗北を!」」というのが典型でしょう。
祖国が戦争している、祖国が窮状にある、それを利用して革命を起こそう、これがレーニン主義です。
だから共産主義者が、反国家=反天皇=反日となるのは当たり前。
彼らが「国を愛している」と言うとすれば、それは自己矛盾、欺瞞です。
共産主義者は、日本共産党や、彼らが「トロツキスト」として攻撃する中核派や革マル派だけではありません。
社民党や新社会党も同じです。
そもそも、社民党や新社会党の前身だった日本社会党は、非日本共産党の共産主義者(戦前の労農派)が中核でした。
新社会党は、今でも社会主義革命を目指しているし、北朝鮮を賛美しています。
社民党も社会民主主義を標榜していますが、西欧の社民党とはまったく違います。
西欧の社会民主主義とは、一国を基礎とし、資本主義の枠内でその「ひずみ」を修正する主義です。
つまり、自由な競争を前提としながら、その中で富の再分配や基本的人権を重視する。
もちろん、国家の安全保障については保守と同じ立場に立ちます。
それからすれば、大企業を敵視し、愛国心を否定し、自衛隊を「悪」とみなし、国家の安全保障を放棄する日本の社民党は、「共産主義者まがい」と言えます。
新社会党はもちろん、社民党も本音は「反天皇」です。
現体制を否定するのが彼らの思想の根源ですから、外国勢力と組むのも、しごく当たり前のことなのです。
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被差別部落出身者や在日系の人たち、この人たちにとっては差別に対する「怒り」が日本という国に対する「恨み」になっています。
部落解放同盟(解同)は、昭和天皇を「裕仁」と呼び捨てにし、昭和天皇を「戦犯」として糾弾しています。
彼らは、部落差別を国家の体制によるもの、つまり天皇(制)が「差別の根源」とみなしているわけです。
これは在日系の「朝鮮人差別」に対する認識も同じ。
だから、彼らにとっては、反差別の闘争が反国家=反天皇=反日となるのです。
ただ、実態は単なる利権の獲得闘争ですが。
しかも、この解同、朝鮮総連や北朝鮮と近いから危険ですね。
また、教育現場に介入し、同和教育なるものを強制している。
いわゆる「人権擁護」教育ですよ。
で、この解同に同調する教師がけっこういるんですね。
広島県では県教組も県高教組も解同と一体、なんと新社会党を支持しているのですから驚きです。
同和教育、同和対策が、かえって差別を助長している、それに気付かないふりをしているんですね解同は!
もう「差別」がないと生きて行けない組織に堕しています解同は!
要は、差別を食い物にしている。
つまり、彼らの反国家=反天皇=反日は、差別を食い物にする運動と表裏の関係にあるということです。
で、この解同を「関係団体」として公式ページに掲示している民主党。
この政党の中に「隠れ社民」がいることの象徴でしょう。
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ところで、被差別部落出身の「反日」主義者といえば、野中広務自民党元幹事長を思い浮かべる方がおられるかもしれません。
が、この方、単純な「反日」ではありません。
戦後、すぐに共産党員になり、その後に転向して、今度は反日本共産党の急先鋒になりました。
が、1999年、北朝鮮を訪問した時、錦繍山記念宮殿において
「ご生前中に3度にわたりご会見の栄を得ましたことに感謝し、金日成主席閣下の不滅の遺徳が、朝鮮民主主義人民共和国の永遠の発展と日本国との友好発展の上に、大いなるお導きを願い、永久不変万年長寿をお祈りいたします」
と記帳しています。
つまり、この人物も「非日本共産党の共産主義者」だったわけです。
ところが、この野中氏、「日の丸」「君が代」の法制化に尽力しています。
また、解同に対しては距離を置いている、というより批判的です。
つまり、この方は、「非日本共産党の共産主義者」という内面と、自民党の権力者という表の顔、本来なら相容れないはずのものを併せ持っているのですね。
これこそ、戦後の日本の思想的混乱と政治的ねじれ、そして部落民という彼の出自が錯綜した結果だと思います。
私は「政治家」としての野中氏は許せませんが、人間としては好きなところもあります。
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最後に、反日カルトの代表である創価学会について書いてみたいと思います。
そもそも、原理原則に立てば、宗教と天皇が両立するのがおかしいんですね。
神道や民俗信仰、あるいは自然信仰は別ですが、キリスト教やイスラム教などの一神教徒が、天皇が「象徴」とはいえ、社会の頂点におられ、尊崇の対象になっていることを容認できるわけがありません。
が、両宗教とも成熟していますから、原理主義者でない限り天皇との共存を志向すると思います(仏教は言うまでもありません)。
現に、台湾の李登輝前総統は敬虔なクリスチャンでありながら靖国神社に参拝しますし、大平正芳元首相も同様でした。
私は親鸞に傾倒していますが、本質的には無神論者です。
それでも天皇は尊崇しています。
つまり、我が国の天皇は宗教を超越した存在なわけです。
で、創価学会はというと、これが国籍不明。
日蓮正宗を破門になってからは、何が信仰の核になっているのか解りません。
解るのは、池田大作先生が学会員にとって「天皇」に近い存在であること。
創価学会は「反日」ではない、「反天皇ではない」と反論するかもしれません。
では、学会員に訊いてみてください。
「天皇と池田先生のどちらが日本にとって重要なのか?」と。
彼らは返答に窮するはずです。
創価学会は、生まれながらにして「反天皇」であり「反国家」です。
戦前に不敬罪で学会幹部が大量に逮捕・拘留されたことがトラウマになっています。
特に、国籍不明の池田先生が会長に就任してからその傾向が強い。
池田先生が、学会のホームページに何と書いたか!
―韓国の「情(じょう)」は厚く、深い。5千年の間、苦難の歴史を耐えて乗りこえ、しかも情(なさ)け深(ぶか)さをなくさなかった人達(ひとたち)である。
憎(にく)しみを人に向けるよりも、悲しみを雪のように胸の奥に積もらせながら、明日(あす)を信じて微笑(ほほえ)んできた人々である。
愛の国、美の国、文の国。
その平和の人々が、「何十世代の後(あと)までも忘(わす)れぬ」と、怒(いか)りを骨に刻(きざ)んだ相手が、日本の残虐(ざんぎゃく)な国家主義者であった。
行く先々での略奪(りゃくだつ)。暴行(ぼうこう)。殺戮(さつりく)。「禽獣(きんじゅう)にも劣(おと)る」、文化なき「悪鬼(あっき)」と呼ばれた。―
―「池田大作名誉会長 地球は美しい」―より抜粋
池田先生によれば、韓国は「愛の国、美の国、文の国」。
で、日本(の国家主義者)は「禽獣(きんじゅう)にも劣(おと)る」、文化なき「悪鬼(あっき)」
先生の出自が知れます。
創価学会(公明党)が自民党と連立を組み、「教育基本法改正」や「国民投票法」に賛成したのは、国の将来を考えてのことではありません。
ただただ、脛(すね)に大きな傷を持つ池田先生を守りたいため、それだけです。
彼らは「地球市民」という言葉が大好きですよね。
よく言えばインターナショナルですが、現実を見れば「無国籍」そのものですよ。
まあ、一般的に宗教には国籍はありませんが、彼らの場合は世界制覇の夢を未だ捨てていないから不気味なのです。
創価学会の、というか池田先生の教えが世界中に広まり、その下(もと)で世界中の人々が一つの市民になる、これが彼らの言う「地球市民」です。
今、創価学会は創価学会インタナショナル(SGI)が上部組織になっています。
現在、156団体が加盟。
191の国・地域に信者がいます。
その会長が池田先生。
日本の創価学会はその一支部に過ぎないんですね。
コミンテルンがあって、日本共産党がそのコミンテルンの日本支部だったことにそっくりですよね。
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以上、「反日」の三つのタイプについて書きましたが、これらの人たちは、政界、官界、法曹界、教育界、界、宗教界、メディアなど、あらゆるところに浸透しています。
まさに、あらゆるところから日本を攻撃し、その体制の崩壊を目指しているわけです。
我々は、彼らの存在を注視し、その策謀に対抗していかなければなりません。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
坂眞先生の今回の分析も、非常に参考になります。ありがとうございます。
投稿: A敦子 | 2016/07/04 20:40
ここでは「反日」主義者を3つに大別しています。
共産主義イデオロギーが源にあるタイプ
被差別部落出身者や在日系タイプ
創価学会に代表されるカルト系の組織のタイプ
の3つです。
この共産主義イデオロギー、カルト系は全国区であり分かり易いのですが、被差別部落・在日に関してざっくり関西以南、関東以北での認識の違いがあるのではないかと思います。
関東でももちろん戦後にも続いた朝鮮部落もありました。
川崎などその代表的地域ですし、川沿いなど又屑鉄屋など、そして自宅で豚を飼っているような家は多数有りました。
戦後の闇市、それこそ安藤組の物語なのも在日が登場します。
しかしどうも関東と関西では何か在日の規模と関係性が違うように思えます。
まして被差別部落ですが、東京は地方出身者の坩堝、部落もあったでしょうがもう死語に近いように感じます。
それだけに関西での被差別部落問題関係にどうも危険視する意識が有りません。
投稿: Pn | 2016/07/06 18:16