官民一体で世界侵略を進める中国を許してはならない!
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カナダの司法当局は12月5日、ファーウェイ(華為技術)の創業者の娘で副会長のCFO(最高財務責任者)を務める孟晩舟容疑者を、同月1日にバンクーバーで逮捕したと発表した。
米国メディアによると、孟容疑者の逮捕は米国当局の要請に基づくもので、ファーウェイ(華為技術)が米国の対イラン制裁に違反した疑いがあるとして、米国への身柄引き渡しを求めているとのことである。
以下は、外交評論家でキャノングローバル戦略研究所研究主幹でもある宮家邦彦氏による当該事件の背景と本質である。
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月7日放送)に外交評論家・キャノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。ファーウェイのCFO・孟晩舟がカナダで逮捕されたことについて解説した。
~中略~
飯田)ファーウェイの幹部が逮捕された衝撃は「ファーウェイショック」となって、アジアを中心に世界の株式市場に影響が出ています。このファーウェイはスマホや携帯電話の基地局などの通信製品で、強いブランド力を持つという中国の代表企業です。スマホの世界シェアはアメリカのアップルを抜いて、韓国のサムスン電子に次ぐ2位につけています。創業およそ30年の民営企業で、170カ国地域以上で業務を展開しているということです。昨日は株が大幅に下がりました。
宮家)一般論しかいまは言えませんが、この会社は札付きの会社だと思っています。中国のこの種の会社というものは、中国政府と協力するか、もしくはその支援を受けていないとここまで大きくはなりません。たしかに国営ではなく民営であることは事実ですが、創業者は軍人です。アメリカが中国政府に対して怒っているのは、「お前ら、諜報機関を使ってアメリカ民間企業の情報を全部抜き取って、それを諜報機関だけで使うのならばともかく、中国の民間企業に横流しして強化しているではないか。それはルール違反だ」ということなのですよ。その典型例の可能性がこのファーウェイにあるのです。
よく言われるのは、企業の通信機器に1つ小さなチップが入っていて、そのチップから流れている情報が全部、中国側に抜かれている可能性があるということです。それは単に個人情報の漏洩ではなく、国家安全保障の問題でもある。たまたま米中の貿易戦争があって、先日は米中の首脳会談があり、そのタイミングで逮捕されているから、貿易問題ではないかと思われる人もいるかもしれませんが、もっと根が深い問題です。~後略~
ファーウェイのCFOが逮捕された本当の理由
12/10(月) 7:11配信 ニッポン放送~赤字は筆者~
簡潔に言えば、中国は官民一体となって米国政府及び米国企業の極秘情報や技術を秘密裏に盗んでいるということだ。
忘れてはならないのは、中国は独裁国家であり、中国共産党がすべてを支配しているという現実だ。
「ファーウェイ(華為技術)は民間企業」と言うが、中国では為替も株価も国家の管理下に置かれている。
企業も同様だ。
民間企業が中国共産党の意向に反すれば、たちまち潰される。
したがって、ファーウェイ(華為技術)を初めとする中国の基幹産業は、中国共産党と表裏一体とみなすべきなのだ。
米国は今回、イランとの違法取引でファーウェイ(華為技術)のNo.2(創業者の娘)を逮捕したが、これは別件であって、本丸はファーウェイ(華為技術)の米国からの排除なのだ。
この米国の方針に日本政府をはじめ豪州、ニュージーランド、カナダ、英国なども歩調を合わせようとしている。
さらに読売新聞によると、NTTドコモやソフトバンクも今回の件を受け、5Gに関するファーウェイ(華為技術)との実証実験を取りやめ、KDDI((au)はそもそも実証実験と縁がないという。
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