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中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄 国境なき記者団
久しぶりのエントリです。
このところ、更新が滞っておりましたが、別に体の具合が悪かったわけではありません。ビジネスの方でちょっとした取り込みごとがあり、ブログに時間を割くことができませんでした。
この状態は、今しばらく続くと思われますので、ご了承願います。
それから、非公開のものも含めて、私のことをご心配くださった読者の方々、ありがとうございました。
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今日のエントリは、11日に行われた内藤大助と亀田大毅のWBC世界フライ級タイトルマッチについてです。
正直に言って、今の私、ボクシングにあまり関心がありません。テレビでよく見てたのは辰吉丈`一郎のころまでかな。
なぜ見なくなったのか?
それは、日本人ボクサーが弱いからです。それに、K-1なんかと比べると迫力ないしね。それでも世界戦だけは、できるだけ見るようにしていました。
が、それも、亀田一家の登場で完全に興ざめ。ほとんど無関心になりました。
だから、今、わが国に何人の世界チャンピオンがいるのかも知りません。もちろん、名前も。
なのに、たまたまテレビをつけたら、それがWBC世界フライ級タイトルマッチだったわけです。
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番組は、試合前から、TBSによる亀田ヨイショで満杯。これは試合が終わるまで変わりませんでした。いや、試合が終わった後も、と言うのが正確か。
私はこれまで、亀田一家の常軌を逸した言動を苦々しく思っていました。が、このTBSを先頭にしたメディアの亀田一家に対する姿勢には、もっとムカついていました。
だから、たちまち「内藤勝ってくれ!」という気持で一杯になりました。
ところが初めて目にした内藤選手、どこか頼りないんですよね。年齢も33歳で、ボクサーとしては峠を越した感じだし。
が、試合が始まると、私の評価は一変。
第3ラウンドまでに内藤の勝利を確信しました。
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大毅、拙(つたな)かったですね。双つのグラブを顔の前面に掲げて、ただ前進するだけ。
で、たまにカウンター狙いでストレートやフックを放つ。
が、内藤は距離の取り方が絶妙でフットワークも良いもんだから、大毅の数少ないパンチはほとんど空振り。
ただ、稀にヒットしたパンチには「オッ!」と言わせるだけのものはありましたが。
でも、チャンピオンの方が圧倒的に手数が多く一方的に攻めているのに、挑戦者に「攻めの姿勢」がほとんど見られないのでは、もう勝負になりません。
大毅は、18歳のボクサーとして見れば、思っていた以上の実力がありましたが、世界タイトルマッチを戦うには明らかに実力不足、キャリア不足。
最大10ポイント差の「大差の判定負け」になったのも当然でしょう。
ここで問題にされなければならないのは、「商売の都合」だけでこの程度のボクサーを世界タイトルマッチの挑戦者に仕立て上げたTBSと、それを容認した日本ボクシングコミッション(JBC)及び日本ボクシング協会(JPBA)の責任です。
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亀田3兄弟の「人を人とも思わない」傍若無人の言動。苦々しく思っていましたが、これも世間の耳目を集めるための一種の“やらせ”と捉えていました。
実際、長男の興毅については「素顔は真面目で礼儀正しい好青年」という報道も流れていましたし。
が、この日の一戦で見方を完全に変えましたね。
あの、暴力団そのまんまの父親の影響をモロに受けているんですね、この3兄弟。
大毅は9回から闘い方が明らかに変わりました。タックルする、投げる、まるでレスリングですよ。
これは、試合がオープンスコアリング制で行われたため、8回の時点で大差をつけられていることがわかったからです。大毅に残されたのは、もう「KO勝ち」しかない。だから、なりふりかまわず反則技を連発したわけです。
にもかかわらず、TBSのアナウンサーは非難しない。
何回だったか忘れましたが、ロープ際で両者がもつれ、内藤が大毅に投げられるような形で転倒したのに、TBSのアナウンサーが発した言葉は「これはダウンではないようです」という信じがたい言葉でした。
9回にも、大毅はクリンチ中に内藤を投げ倒しました。怒った内藤が大毅の後頭部を小突き減点1を取られると、TBSのアナウンサーは今度は「内藤が反則」と強調、大喜び。
もう、中継も試合と同等に下劣なものでしたね。
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そして、亀田親子が暴力団と変わらないことを象徴する出来事が起こります。
それは、テレビから流れ出た大毅側セコンドの「信じがたい発言」です。
11回開始前、赤コーナーに座る大毅の耳元でセコンドが「ひじでいいから目に入れろ」と声をかけたのです。このセコンド、間違いなく興毅でした。私には聞こえませんでしたが、東日本ボクシング協会の北沢鈴春事務局長は、興毅だけではなく「父親が急所を狙えと指示したことをビデオで確認した」と明言しています。
兄、そして父親、テレビで放映されているのに堂々と反則を犯すように指示する、そして本人も実行する。文字どおりの“狂った一家”です。
内藤によると、大毅はもみ合いになると、グラブの親指部分を右まぶたの流血した傷口にえぐるように押しつけてきたそうです。それだけではありません。内藤の足を止めるために太腿にパンチを浴びせる。
「びっくりしたよ。18歳であんなに反則上手かよ。いい選手だったよ。あんなガードすぐ破れると思ったけど・・・あんな反則なんかしなくていいんだから。もっと強くなるよ」
これが内藤の、翌日の記者会見での言葉。
「18歳であんなに反則上手かよ」―まさに家族ぐるみで反則の練習をしている―そう取られても仕方がないのではないか。
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最終ラウンドの12回、この回の大毅は、完全にボクサーであることを放棄していましたね。
内藤を投げ捨てて減点1を喰らうと、逆上して今度は内藤を肩口まで抱え挙げて投げ落とすという荒技。
WBC審判委員を務める森田レフェリーは「わたしなら失格負けにする。あの行為はひどい」と憤っていますが、TBSは番組中で何の非難もしませんでした。
まさに、亀田親子という“狂人一家”を祭り上げ、日本のボクシングを冒涜した主犯がTBSであることを証明するかのようなシーンでした。
JBCは12日、倫理委員会を15日に開催して処分を検討することを決めたそうです。
JBCの安河内剛・事務局長は大毅と父親の史郎、協栄ジム会長の金平桂一郎がライセンス停止などの重い処分となる可能性も示唆したと言います。
当然でしょう。
ただ私は、JBC自身やJPBAの責任も問うべきだと思います。
理由は、ボクシング人気を高めるために亀田一家を利用したことだけではありません。
ボクシングマニアで、当日も「試合後、ボクシング関係者、元世界チャンピオン達と打ち上げをした」ほどの立場にいる「なべやかん」が自身のブログで次のように書いているのです。
会場入りすると、サンデージャポンの記者がインタビューに来た。
使われるかどうかわからないが、本当のことを言った。
「あれ?リングが狭いですね。リングに上がった人から聞いたんですが、いつもより狭くてマットが柔らかいみたいですね」
リングが狭いのは、前に出る選手にとっては、相手を追い詰めやすい。
マットが柔らかいと足を使う選手は、ステップを踏みにくい。
これは、リングに上がった人間からの情報だった。
なべやかんだ!!
これが事実なら、とんでもない話です。TBSとJBCやJPBAがグルになって「大毅が勝つ」ように細工した―そう取られてもおかしくありません。
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ともあれ、内藤が勝ってほっとしました。
内藤、ありがとう、そしておめでとう。
前回、タイトルを奪取したポンサクレック(タイ)戦のファイトマネーは100万円だったけど、今回は1000万円だという。
それだけの価値はありました。
これからも、もっともっと頑張ってほしいですね、内藤には。
(文中・敬称略)
このエントリは、私自身のTV観戦と産経、讀賣の両紙、及び共同通信の記事を参考にしています。
【追記】
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