中国(社会)

2008/03/02

本当にどうしようもない国―中国

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

朝日のニュースで久しぶりに笑った。
と言うと、ちょっと不謹慎か?
まかり間違えば、大事故につながる恐れがあったんだもんね。
でも、やっぱ失笑せざるをえない以下の記事(笑)

中国湖北省の高速道路で2月24日早朝、有機リン系農薬成分メタミドホス約5トンを載せたトラックが横転した。積んでいた300個余りの箱の約半数が破れて路上に流出、有毒ガスが発生した。地元紙の武漢晩報が2月26日付で伝えた。

ガスは強い風で広がり、数キロ先でも鼻を突くにおいが感じられたという。周辺住民や環境などへの被害は出なかったが、高速道路は約7時間にわたって閉鎖された。

冷凍ギョーザ中毒事件で問題となったメタミドホスは中国で生産、販売、運搬が禁じられているが、同紙はトラックがメタミドホスを運んでいた理由には触れていない。

中国でメタミドホス積んだトラックが横転 地元紙報道 (朝日新聞)

中国って、2007年1月からメタミドホスなど5種類の高毒性農薬が使用全面禁止になり、2008年―つまり今年の1月からは生産全面禁止じゃなかったっけ???
確か売買、運搬も禁止だったはず、だから「買えるかどうかを試す」ためにメタミドホスを購入した共同通信の記者が中国の公安(警察)に拘束された、だよね。
なのに、湖北省の高速道路でメタミドホス約5トンを載せたトラックが横転しただって!!!
メタミドホスの小瓶を持っていた共同の記者が、なぜか検問で摘発された。で、約5トンを載せたトラックは堂々と高速道路を疾走、そして横転。

こんなブラックジョーク、中国以外では滅多にありません。
「中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は極めて低い」と公安の幹部は国営放送を使って全国民に訴えたけどあ~た、こんなに大量に、しかも堂々と流通していることが暴露されたらどう弁明すんの???

でも、26日には中国のメディアが報じていたのに、なぜ今ごろ?という気もする。
「中国内で混入した可能性は極めて低い」という記者会見があったのが28日。「共同の記者が拘束された」ことが発覚したのも28日。
その前日に、このニュースが報じられていたら、公安幹部の記者会見も、共同の記者が拘束されたことも、また違った角度から論じられたんだろうけど、惜しいね。

で、朝日、もう1本「中国の毒」がらみの記事を報じている。

米国で中国産材料を使った薬を注射された人の死亡が相次ぎ、米製薬会社バクスターは製品の自主回収を始めた。米食品医薬品局(FDA)が中国の工場に調査官を派遣して原因特定を急いでいるが、米紙ニューヨーク・タイムズは原材料の豚の小腸が不衛生に扱われた可能性を指摘した。

問題の薬は、人工透析時や手術後などに血液が固まるのを防ぐのに使う抗凝固薬ヘパリン。バクスターが製造・販売する注射薬の一部で、1月ごろから重い低血圧などの副作用報告が急増した。

米メディアによると、1月以降の副作用報告は全米で400件以上、死者は21人に達した。バクスターは2月28日、副作用報告のないものも含めて、ほぼすべてのヘパリン製品の回収を決めた。

問題のヘパリンは、中国の家畜加工業者が豚の小腸から粗製品を作っている。米企業が保有する上海近郊の工場で加工後、バクスターが輸入して最終製品にしている。

FDAは、工場に不衛生な点があったことや手続きミスでFDAが工場の検査をしていなかったことを認めたが、「原因はまだわからない」としている。

一方、ニューヨーク・タイムズは、中国で昨年、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)と呼ばれるウイルス病が流行して豚の値段が急騰した際に、工場が不衛生な零細農家などから安く粗製品を購入したとする専門家の見方を報じた。

中国産材料の薬で死者相次ぐ 米国で製品回収 (朝日新聞)

中国産はマジでやばい!

いや、怖いよ、こんな国で五輪をやるなんて。

バクスターという会社、つぶれるかも損害賠償で。
JTフーズも売上激減、JTと入っているだけで敬遠されるという。

中国を観光旅行しようと思っている皆さん、かの国は年々拝金主義がひどくなり、遵法精神というものが限りなく薄くなっております。
倫理というものが失せている。
これから益々危険になるよ。

そこんとこ、よ~く考えてね。

この国と「仲良くしたい」と思う人の気が知れない。

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2008/02/28

危険な中共との妥協は許されない

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

やはり中国が居直ってきた。
中国内では、既に「ギョーザ中毒事件と中国は無関係」という世論が形成されており、逆に「中国や天洋食品は被害者」という方向に世論が向かっている。
この世論を醸成する元になったのが、国営・新華社通信のニュースである。
つまり、中国政府は「責任は日本にある」という方向に事件を持っていこうとしているのだ。

以下は、朝日新聞からの抜粋である。

中国製の冷凍ギョーザ中毒事件で、捜査にあたっている中国の公安省と国家品質監督検査検疫総局は28日午前、北京市内で記者会見した。同省幹部は有機リン系農薬成分メタミドホスは包装の外側から染み込むという実験結果を公表。中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は「極めて低い」と述べ、明言は避けたが、日本国内で混入したとの見方を強く示唆した。

日本側はメタミドホスが外部から浸透することはないとみており、両国当局の見解対立が表面化した形だ。1時間半に及ぶ記者会見は中国中央テレビが生中継。日中間で協力をうたっているものの、真相解明への取り組みは難航しそうだ。

~後略~

中国公安省、日本で農薬混入示唆 「袋の外からも浸透」 (朝日新聞)

このニュースで注目すべきは、これまでのように輸出入食品安全局や国家品質監督総局ではなく、公安省(警察)が前面に出てきたということ、そして、同省の幹部が――中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は「極めて低い」――と述べたということ、――明言は避けたが、日本国内で混入したとの見方を強く示唆した――ということ、――1時間半に及ぶ記者会見は中国中央テレビが生中継――したということの4点である。
つまり、中国警察当局が中国内での毒物混入を否定する、日本国内で混入したとの見方を強く示唆するが明言は避ける、それを国営のテレビ局が全国に生中継する――このことによって、事件そのものはウヤムヤに終わり、「ギョーザ中毒事件と中国は無関係」「中国や天洋食品は被害者」という世論だけが残る。が、明言を避けることによって、日本の当局者との決定的対立は回避できる。

やはり、狡猾な中国共産党(中共)が考えそうなことだが、事実をゆがめ、自らの正義を強弁する中共のやり口は、己の首を絞めることにもなるのだ。

------------------------------------------------------------------

21日、福田康夫首相と会談した唐家璇国務委員(前外相)は「本件を日中関係に影響させてはならない。中国政府は食品の安全について(輸出相手の)諸外国にも責任ある態度で臨まなければならない」と述べた。
が、中国の警察当局の姿勢がこれじゃあ、「中国政府は食品の安全について(輸出相手の)諸外国にも責任ある態度で臨まなければならない」と言っても誰も信用しない。
やっぱり「中国は危険だ」「中国は信用できない」となる。そして「本件は日中関係に大きく影響する」。

以下は、共同通信からの抜粋である。

中国製ギョーザ中毒事件を受け、共同通信社が9、10の両日に行った全国電話世論調査で「今後、中国製食品は利用しない」という人が75.9%を占めることが分かった。同事件で日本の行政が「責任を果たしていない」と感じている人は51.1%に達した。

中国製食品の利用については「これまで利用してきたし、今後も利用する」が21.6%、「これまで利用してきたが、今後はしない」は36.3%。一方「これまでも利用していないし、今後も利用しない」が39.6%だった。

この数字でみると、事件前に中国製食品を利用していた人は計57.9%だったが、事件後は利用者が21.6%に急激に落ち込むことになる。

~後略~

75%が「もう中国食品は使いません」 (共同)

中国製食品を利用する人が10人中6人から2人に激減。
当然だろう。
日本の消費者はバカではない。
自分の命を守るための当然の選択である。

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で、今回の事件に対する中国側の一連の対応だが、その信用を益々失墜させる結果に終わることは間違いない。

以下は産経新聞からの抜粋である。

大手旅行各社の取り扱う中国旅行(人員ベース)が、前年比2~5割減に落ち込んでいることが22日、分かった。中国製冷凍ギョーザによる中毒事件が収束に向かわないなかで、消費者の中国製品への不安が募り、旅行商品にも波及しているようだ。来月から本格化する北京五輪ツアーの販売商戦を控え、各社は中国のイメージ悪化に神経をとがらせている。

4~6月出発分の中国旅行販売状況をみると、日本旅行が前年同期比でほぼ半減。JALパックは同3割減で、ANAセールスが同2割減と各社軒並みマイナスとなっている。販売力の強い最大手のJTBはプラス基調を維持しているものの、中国製品への不安が長引けば影響は避けられそうにない。

日本旅行業協会(JATA)によると業界全体の昨年の中国観光ツアー実績(人員ベース)は、前年比5.6%増と堅調だった。

しかし、今年1、2月出発分はそれぞれ同13.2%減、同23.5%減と低迷。旅行会社は「昨年から中国の食の安全問題がマスコミなどで取り上げられていたことに加えて、今回のギョーザ事件で(中国が)さらにイメージダウンした」(日本旅行広報)ことが要因とみている。

~後略~

中国旅行“大幅減” ギョーザ事件で二の足 「五輪特需」も幻に? (産経新聞)

「イメージダウン」と言うより「中国の正体が見えてきた」と言った方がより正確だろう。スローガンだけで実体のない「日中友好」の愚かさが、今回の事件で暴露された。
日本国民の中国に対する不信感を解消するのは容易ではない。おそらく、中共体制が続く限り無理だろう。

昨年末には、ユニクロで知られるファーストリテイリングが、ユニクロブランドの中国での生産比率を段階的に引き下げ、現在の約9割から6割程度とする方針を明らかにした。当初は100%だった中国依存度を60%にまで下げるということだ。
理由は、低価格の中国製衣料品に対しては、輸出先の国が自国産業の保護のため、たびたび緊急輸入制限(セーフガード)を発動しており、ユニクロ製品を世界各国で販売するには生産を分散する必要があると判断したというが、それだけではなかろう。
ユニクロは今、ヨーロッパ進出に力を入れている。そのヨーロッパでは、人権をめぐって、知識人層を中心に中国の印象は極めて悪い。米国では、消費者レベルで「チャイナフリー」が拡大している。

自由貿易というのは、お互いがルールを守ることによって成立する。知的財産権の保護や製品の安全保証、労働条件の改善などにおいて、世界の常識からかけ離れた存在の中国からは、これからも外資の撤退が続くだろう。そして世界市場では「チャイナフリー」が益々拡大する。

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なぜ中国は、輸出相手国の消費者の安全確保や信頼の獲得より共産党の威信や正当性の維持を優先させるのだろう。「党の舌」であり「党ののど」でもあるメディアを動員してまでゆがんだ世論を醸成しようとするのだろう。
その理由は、中共体制が危機に瀕しているからだ。

今の中国においては、司法・立法・行政の3権と、第4の権力と言われるメディアまでも中共が独占している。ここにおいては、共産党中央及び中央政府は常に正しくなければならない。常に正しくなければ権力の独占=独裁は許されないからだ。
が、チェック機能のまったく働かない体制が「常に正しい」わけがない。逆に不正や腐敗が蔓延し、体制は堕落する一方である。そして、一般人民の不平や不満が社会に充満する。

中国製食品の人命にかかわるほどの危険性も、周辺諸国にまで影響を及ぼしている甚大な環境破壊も、想像を絶する「格差」の存在も、原因はすべてここにある。
が、中国共産党はこれを改めることはできない。それは自己否定につながるからだ。過ちを認めることは、権力の独占=独裁を放棄することと同義である。
だから自由な言論を抑圧し、民主活動家を拘束する。で、チェックされる、あるいは批判されることのない権力は益々堕落し、社会には不正や腐敗が蔓延する。

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あの、民主党の小沢一郎代表が鋭い指摘をしている。

「経済的な改革開放と共産主義独裁は両立しない。権力が強くなるほど、腐敗が進むものだ。長期政権は必ず腐敗するという言葉は中国も例外ではない」

民主党の小沢一郎代表(写真)は21日、ソウル市内で開かれた「アジアン・リーダーシップ・カンファレンス」(朝鮮日報社主催)に出席し、第1セッションで中国共産党に直撃弾を撃ち込んだ。胡錦濤国家主席と会談を行うなど親中派とされる小沢代表は、中国共産党の腐敗について、「(腐敗で失脚した)国民党のようにならないか憂慮せざるを得ない」と指摘した上で、「全ての紛争は貧困と貧富の差から始まる。中国は貧富の差に対する不満が一気に爆発することがあり得ることを知るべきだ」と述べた。

また、中国の軍拡について、「周辺国は中国の成長に伴う軍事力膨張を懸念している。中国が人類史的に大きな貢献をしていくことを『現実の行動』で見せなければならない」と強調した。小沢代表は、中国共産党の指導部らと会談した際にもこうした意見を伝えたとされ、「中国の混乱は世界的な混乱につながる。中国政治がソフトランディング(軟着陸)できるように隣国(韓国・日本)が支援することは歴史的使命だ」と主張した。

~後略~

小沢民主党代表の中国批判発言が話題に (朝鮮日報)

このニュースは日本のメディアも取り上げていたが、朝鮮日報がもっとも詳しかったので同紙から引用した。
上記の小沢氏の見方は概ね正しい。「中国の混乱は世界的な混乱につながる」――これが最大のチャイナリスクであり、中共体制の崩壊は東アジアから東南アジアにかけて大混乱をもたらすだろう。
が、小沢氏の言う、それを避けるためには「中国政治がソフトランディング(軟着陸)できるように」と言う点には疑問が残る。独裁権力が自ら民主化を行い、公平と公正を旨とする体制に転換したことは歴史上極めて稀である。
一例としてあげれば「台湾の民主化」がある。これは、独裁政権(国民党)が自ら民主化に乗り出した稀有な事例である。が、このときの国民党の最高指導者は「22歳(1945年)まで自分は日本人であった」と語る李登輝氏であった。また、当時の台湾は、今の大陸中国よりずっと民度が高く、格差もそれほどではなかった。
だから、一滴の血も流さずに民主化できたのだ。

では、今の中共にそれが可能か?
輸出相手国の消費者の安全確保や信頼の獲得より共産党の威信や正当性の維持を優先させる、「党の舌」であり「党ののど」でもあるメディアを動員してまでゆがんだ世論を醸成しようとする――
そんな党が自ら「ソフトランディング(軟着陸)できる」だろうか?
小沢氏の言う「隣国(韓国・日本)が支援することは歴史的使命だ」については、中国の理不尽に屈することなく、我が国の国益を堂々と主張することを前提とするのなら解らぬでもない。
が、今回の「毒ギョーザ事件」に対する我が国政府や民主党の対応を見ていると、とてもそうは受け取れない。
なぜ、日本の消費者に謝罪もせず、「被害者は我々の方だ」と居直る天洋食品に「遺憾の意」も表明できないのか?
「真相究明がまだできていない」からと言うのであれば、「メタミドホスは包装の外側から染み込むという実験結果を公表。中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は極めて低い」というふざけた主張を国営テレビを使って宣伝する中国政府に、なぜ反論しないのか?
「ギョーザ以外からも毒性の強い農薬が検出されている」と・・・

「隣国(韓国・日本)が支援する」前に、まず中国が真の協調姿勢、真の友好姿勢を示さなければならない。沖縄近海までを自国領と主張し、東シナ海の排他的経済水域(EEZ)の境界線で勝手に天然ガスの開発を行う中国、こんな行為を改めさせるのが先決である。
でなければ、支援よりも「中国の危険性」を国民に知らしめることを優先せざるをえない。

今の中共と安易に妥協することは許されない!

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【追記】
新しいニュースを2本アップしておく。

①↓
警察庁の吉村博人長官は28日の記者会見で、中国公安省がギョーザ事件で有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が中国で混入された可能性は低いとの見解を示したことについて、「看過できない部分がある」と批判した。

同庁はメタミドホスは中国で混入された可能性が高いとしており、両当局の見解の相違が改めて浮き彫りになった。

吉村長官は、中国側が「証拠要求に日本側が応ぜず説明もしないのは遺憾」とした点について、「メタミドホスの分析結果や流通経路に関する資料など捜査に役立つものはすべて渡しており、遺憾とは理解できない」と反論。証拠の提供は「中国側が容疑者立件のために必要となれば、提供もやぶさかではない」として、法的なルールに基づき、適切に捜査共助していく考えを示した。

一方、製造元の天洋食品(河北省)の工場の様子を映したビデオなどの提供依頼には、中国側が一切応じないと批判。袋の外側からメタミドホスが浸透するとの主張に関しても、「日本側は浸透しないとする実験結果を提供した。(中国側にも)科学的なデータをいただきたい」とした。

中国側見解「看過できない」=科学的データ提供を-ギョーザ事件で警察庁長官
(時事通信)

②↓
ギョーザ中毒事件で、中国公安省が中国国内で冷凍ギョーザに殺虫剤が混入された可能性は極めて低いと発表した28日、輸入や販売にかかわった業者からは「原因究明されないと輸入再開はできない」などと戸惑いの声が相次いだ。

子会社がギョーザを輸入した日本たばこ産業(JT)は「さらなる原因究明を望むという以外、何とも言えない」(IR広報部)と困惑。1月末の被害判明後、天洋食品からの輸入を中止したが、「JT」の名前が記載されているだけで店頭から撤去されるケースもあるという。

売り上げも激減しており、同社は「原因が究明されない限り、天洋食品の製品を輸入することはあり得ない」と改めて強調した。

「輸入再開できない」=業者ら中国側見解に戸惑い (時事通信)

あなたは、中国公安省と日本の警察庁のどちらが正しいと思いますか?
天洋食品とJTのどちらが被害者だと思いますか?
まあ、JTも自業自得ですが・・・

「日本側は浸透しないとする実験結果を提供した」のに、中国側は「メタミドホスは包装の外側から染み込むという実験結果を公表」したが、その科学的なデータは明らかにしていない。

ほんとうに中共には頭にくる!!!

やはり「中国製品不買運動」を呼びかけるしかない!!!

最低だ!!!

チャイナフリーを推進しよう!!!

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【追記2】
さらに、もう1本ニュースを追加!

③↓
福田康夫首相は28日夜、中国製冷凍ギョーザ中毒問題で中国公安省が同国内での毒物混入の可能性は低いと発表したことについて「(中国側は)これからも日本と共同して、しっかり調査したいということを言っていたのではないか。非常に前向きだ」と述べ、今後も中国と協力して原因究明に当たる考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

また、首相は「中国側も原因をしっかり調査し、責任をはっきりさせたいという気持ちは十分持っていると思う。日本側も協力してやってもらいたい」と語った。

原因究明、中国も前向き=ギョーザ中毒問題で福田首相 (時事通信)

「(中国側は)非常に前向きだ」だと???
福田康夫!!!
ふざけるな!!!

君の言う「徹底的に国民の立場に立つ政治を貫徹する」とは何だ!!!
「生活重視」とは何だ!!!

即刻の辞任を求める!!!

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2008/02/23

どこまでも厚顔無恥な中共

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

警察庁の吉村博人長官は21日の定例記者会見で、中国製冷凍ギョーザの中毒事件について「日本国内で混入した可能性は低いと考えている」と述べ、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は中国国内で混入されたとする見方を示した。

吉村長官は理由として、(1)密封された袋の内側からメタミドホスを検出(2)メタミドホスに不純物が含まれ、純度が高い、日本国内で使用されているものと違う(3)千葉、兵庫両県で中毒を引き起こしたギョーザは中国を出荷後、別ルートで流通し、日本国内では接点がない――の3点を挙げた。

(この吉村長官の発言に対し)中国外務省の劉建超・報道局長は21日の定例記者会見で、「現段階で、一方的で不完全な『証拠』に基づいて判断するのは、正しく責任ある態度ではない」と述べ、不快感を表明した。

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上記は、いずれも22日の讀賣新聞(朝刊)からの引用だが、「正しく責任ある態度ではない」のは中国の方だ。吉村長官の挙げた三つの理由は説得力がある。

天洋食品のギョーザからは、当初問題になったメタミドホスだけではなく、ジクロルボス(福島、宮城)や「特定毒物」に指定されている(=「猛毒」の)パラチオン(宮城県)も検出されている。
天洋食品以外にも、山東仁木食品の「肉まん」や「ニラ海老焼きまん」からメタミドホス(広島)が、清清仁木食品の「とんかつ」から、これまた毒性の強いホレート(神奈川)が検出された。(参照:讀賣新聞)

これらの殺虫剤のうち、日本国内で流通しているのはジクロルボスのみで、残りの三つは研究用に使用されているだけだ。が、農林水産省によると、中国では、昨年1月までメタミドホスやパラチオンの使用が禁止されていなかった。また、ホレートは今でも小麦などの農薬として使われているという。

日本製ではなく、しかも日本で使用されていない毒物が、流通経路も中身も異なる製品の袋内で、しかも遠く離れたところで次々と検出される。
「日本国内で混入した可能性は低いと考えている」のは当然過ぎる発言だろう。

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食中毒を引き起こしたメタミドホスは、「故意に混入された」可能性が高いが、毒性の強いパラチオンやホレートは原材料の農産物に含まれていた可能性が高い。やはり、「中国の工場で作られた食品は危険」と言う以外に言葉がないのだ。
それを「現段階で、一方的で不完全な『証拠』に基づいて判断するのは、正しく責任ある態度ではない」と非難する。「工場の製造過程で手を加えるのは困難だ。構造上の問題ではなく、個別の案件だ」と開き直る。「密閉した袋の中から殺虫剤が検出されただけで、製造段階で混入したと判断するのは物事を単純化しすぎだ。一旦開けてから、また封をすることも可能だ」と(日本に)責任転嫁をする。

これらの厚顔無恥とも言える三つの発言は、順に、中国外務省、輸出入食品安全局、国家品質監督総局の幹部の発言である。
もう、中共と、それが支配する中国の本質が丸出しにされている。

とにかく責任を認めない。平気でウソをつく。開き直る。責任を転嫁する。で、21日、福田首相と会談した唐家璇国務委員(前外相)は「本件を日中関係に影響させてはならない。中国政府は食品の安全について(輸出相手の)諸外国にも責任ある態度で臨まなければならない」と述べたというから、もう「開いた口がふさがらない」。

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「本件を日中関係に影響させてはならない」だって!
今の状況で、悪い影響を与えているのはどっちだ?
日本のマスコミか?
違うだろう?
日本国内で「中国製の食品は危険だ」「中国政府や中国企業は信用できない」という認識を拡大させているのは中国自身じゃないか!
厚顔無恥にも「ほど」というものがあるんだよ、唐家璇国務委員!
「責任をもって中国の食品は安全と言える。引き続き日本と協力して原因究明に努めたい」なんて誰が信用する。

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国営通信「新華社」が配信した≪徳島県知事は県内で発生した「ジクロルボスギョーザ」が一連の「中国ギョーザ事件」と関係ないと確定し、店内で不正使用された殺虫剤が原因と宣言した≫というニュースを受けて、テレビメディアまでが≪ギョーザ中毒事件と中国は無関係≫と大々的に報道しているという。
で、「事件はすべて日本のせい」との風評が生じ、「日本に謝罪と賠償を求めるべき!」との声まで登場する始末。(参照:産経新聞)

もう「ふざけるな!」と言うしかない!!!

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2008/02/16

115人が死亡、200人余りが重体

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

私は、2007年6月18日の-中国製品は「死と背中合わせ」 -というエントリの冒頭で次のように書いた。

去る10日の日曜日、私はある新聞記事を見てビックリした。
あきれた、怖くなった、そして最後は腹が立った。
が、その記事をブログで取り上げるかどうかは迷った。
中国のアラ探しをしているようには思われたくないからだ。
しかし、米国とカナダへ輸出されたペットフードやパナマ向けに輸出された薬用甘味料のグリセリンの例を思い出し、考えを変えた。

5月6日付米ニューヨーク・タイムズは、パナマで中国製薬用甘味料を使用した100人の死亡が確認されたと報道。
5月9日付朝日新聞によると、米国とカナダでは今年3月、中国製ペットフード原料を使用した製品を食べた数百匹の犬と猫が原因不明で死亡。

事実を伝えなければ、いつ日本人が被害に遭うかわからない。それほど中国製品は危険である。まさに中国製品を使用することは「死と背中合わせ」。
そう思ったから、あえてエントリーとしてアップすることにした。

で、私は、この冒頭部分に続いて、讀賣新聞が掲載した「紙ナプキンはゴミを流用、楊枝は回収して再包装」という、中国の地元紙の報道を引用した。

そして、次のように結論づけた。

なにしろ、この国では「人の命は紙よりも軽い」。
中国農業大学の食品科学・栄養技術単科大のルオ・ユンボ氏は「中国の農産物は零細農家が作っており、加工会社も小さく多数ある。そのすべてを検査するのは容易なことではない。安全基準を徹底することは難しい」と述べている。

要は、中国製品には手を出さないことだ。

今回の毒ギョーザ事件、私が上記のエントリで指摘したことを裏付けるものであった。
中国製品を使用することは「死と背中合わせ」。

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ところで、中国政府調査チーム団長の李春風・輸出入食品安全局副局長は6日、内閣府で記者会見し、毒物混入について「工場の製造過程で手を加えるのは困難だ。構造上の問題ではなく、個別の案件だ」と述べた。
また、李副局長は「責任をもって中国の食品は安全と言える。引き続き日本と協力して原因究明に努めたい」とも付け加えた。(参照:2006/02/06 産経新聞

つまり、今回の毒ギョーザ事件は、中国社会の体質や製造業の構造的問題ではなく、「作為的な犯罪である」と言いたいわけだ。で、「工場の製造過程で手を加えるのは困難だ」として、「日本国内での犯罪」である可能性まで示唆している。

13日には、国家品質監督総局の魏伝忠・副局長が「密閉した袋の中から殺虫剤が検出されただけで、製造段階で混入したと判断するのは物事を単純化しすぎだ。一旦開けてから、また封をすることも可能だ」として、日本で混入された可能性も否定できないと指摘している。(参照: TBS News i

もう、あきれるしかない。「 一旦開けてから、また封」をしたら、そんなことはすぐに分かる。正気とは思えない発言だが、これが中国という国なのだ。

産経新聞によると、天洋食品は15日、記者会見し、底夢路・工場長が「われわれこそ事件の最大の被害者だ」と主張したそうだ。そして「工場内に毒物を持ち込むことは不可能」と完全否定した。
底工場長は、同社の製品すべてが日本向け輸出である点を指摘し、「天洋食品は経済的に甚大な損失を受けた。名誉も巨大な損害を被った」と強調した。
が、日本の警察庁は16日、千葉、兵庫両県で中毒被害の出たギョーザから検出された「メタミドホス」について詳細な鑑定の結果、日本で製造されたものではないと断定した。

検出されたメタミドホスは日本で製造されたものではなかった。しかも、日本国内では、メタミドホスは研究機関などでしか使われていない。
一方、中国では、最近までメタミドホスが使われた殺虫剤が100種類以上販売され、広く流通している。さらに、工場から出荷された後の、流通の過程でメタミドホスが混入された可能性は限りなくゼロに近い(密封状態の袋の中にどうやって混入させる?)。
にもかかわらず、工場の最高責任者が「工場内に毒物を持ち込むことは不可能」と完全否定。「われわれこそ事件の最大の被害者だ」と居直る。
そこには、自社製品が引き起こした事件の被害者に対する謝罪の気持ちなど微塵もない。「製造物責任」の意味どころか、そういう言葉の存在さえ知らないのではないか。「製造物責任」は、製造者の過失を要件とせず、製造物に欠陥があったことを要件とする。

まさに、この底工場長の発言にこそ、「中国社会の体質や製造業の構造的問題」が凝縮されている。企業のコンプライアンスに対する意識の低さ、企業の社会的責任に対する自覚のなさ。
これで「国営企業」だというのだから、もうあきれる。
これが、「構造的問題」ではないとしたら、何なのだ!

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中国では、当局者にも企業にも「責任」や「規範」という意識がまったくない。で、一方では「日中関係に影響しないよう、早急に真相を究明する必要がある」などとのたまう。
「真相究明」???
そんなことは誰も信じない。

最後に、「責任をもって中国の食品は安全と言える」と強弁する中国当局者に以下の記事を捧げよう。

パナマ政府は14日、2006年に中国の無許可工場で製造された輸入かぜ薬を服用した115人がこれまでに死亡したとの報告書を発表した。報告書の作成担当者は米ニューヨーク・タイムズに対し、「地方住民の被害状況は正確に報告されておらず、実際の被害規模はさらに大きい」との見方を示した。

報道によると、問題のかぜ薬には不凍液などに使われる工業用原料のジエチレングリコールが含まれていたという。中国政府は当初、法的な根拠がないとして、問題のかぜ薬を製造した工場を処分しなかったが、国際社会の圧力を受け、昨年閉鎖させていた。

一方、15日付米ウォールストリート・ジャーナルは、中国製の医薬品原料を含んだ米国製の血液凝固阻止剤「ヘパリンナトリウム」を使用した患者4人が死亡、300人以上がアレルギー症状を訴えていたことが分かったと報じた。問題の医薬品は米バクスター・インターナショナルが生産したもので、中国製原料が原因だという証拠はないが、米食品医薬品局(FDA)は中国の原料工場に対する訪問調査を実施する方針を固めたもようだ。

同紙によると、中国は310億ドル規模に達する世界の医薬品原料市場でシェア14%を占めている。中国は同市場で2005年にインド、イタリアを抜き首位に立ち、世界の大手製薬会社向けに出荷しているという。

米製薬大手ファイザーは、2006年から中国製薬大手の上海医薬集団と原材料を調達に向けた協議を進めたが、品質が基準に満たなかったため、調達契約は一件も結ばれなかったという。中国では最近、上海医薬集団の子会社華聯製薬廠が生産過程のミスで汚染物質が混入した白血病治療薬を流通させ、5歳児を含む200人余りが全身まひなどの重体に陥っている。

中国製かぜ薬で115人死亡、パナマ政府が報告書 (08/02/16 朝鮮日報)

これでも「責任をもって中国の食品は安全と言える」のか李副局長は???
115人が死亡・・・200人余りが全身まひなどの重体・・・
我が国における食品偽装や薬害事故とはレベルも質も違う。極めて悪質かつ大規模。

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中国共産党の関係者が「この国では人の命が軽い」と嘆くほどである。
私は、やはり「中国産食品や薬品などに依存するのはやめたほうが良い」と痛切に感じる。

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【追記】
産経新聞の福島香織さんによると、徳島県で発生した「ジクロルボス餃子」事件が、中国毒ギョーザ事件と無関係であり、原因は店内で不正に使用された殺虫剤であったというニュースが、中国のネット上では「なんと中国産ギョーザ農薬混入事件は徳島県知事の宣言で完全に解決済み、しかも責任は100%日本!賠償請求しろ~」となっているという。

福島さんは次のように書いている。(抜粋)

これは、実は非常にやっかいな状況だ。当局の政策方針をも左右するほど影響力を持つようになった中国ネット世論の脳内で毒ギョーザ事件は解決済み!で、ともすると賠償請求を言いかねない状況で、中国政府としては、今更、じつは中国側に原因がありました、てへっ!などとは口が裂けても言えないだろう。これによって、中国政府にとって、この事件のエンディングは(1)日本に責任があったとして解決、でも中国人は寛容だから賠償も謝罪も要求しない。(2)迷宮入りで手打ち。日中双方で、食の安全を仲良く築いてゆこう!の2者択一しかなくなってしまった。

日本の捜査当局が日本側に責任がないと立証できたとしても、中国側に責任があるとも立証できないわけだから(2)の結論。しかも、中国人の脳内では、この事件は全面的に日本側が悪かったものとしてとうに解決ずみ、という最悪のパターンになるわけだ。

福島さんは、このようなネット世論の盛り上がりを「計算ずくで、世論誘導された」ものと書いている。まあ、中共当局による「世論誘導」かどうかは下記の記事を読んでから判断してほしい。

食の安全学再び:徳島生協のワキの甘さがやっかいな状況に

やはり、この国は怖い。

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2008/02/10

やはりテロだった?中国の毒ギョーザ

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

中国の毒ギョーザ事件、かなり解明が進んでいるようだ。

①ギョーザを袋詰めする前の工程で農薬が混入されたことが確実視されている。

②毒ギョーザの製造日は昨年6月3日(日曜日)、10月1日(中国の建国記念日に当たる国慶節)、10月20日(土曜日)の3日間である。

③土日、祝日は従業員の数が平日よりも大幅に少なく、生産ラインにおける監視の目も緩くなる。

④それでも、作業班長や品質監視員がおり、工場を出入りする際の検査もあることなどから、単独で農薬を持ち込んで混入するのは非常に困難である。

⑤以上から、複数の人間が共謀して、監視の目が緩くなる土日、祝日を狙って農薬を混入させた可能性が高くなっている。

⑥中国の公安当局も「何者かによる意図的な混入」との見方を強めており、既に工場の出勤簿や監視カメラのデータなどを押収した。

⑦既に複数の元従業員が事実上拘束されており、厳しい取り調べを受けている。

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やはり、私が1月31日のエントリで書いた「従業員が製造工程で意図的に農薬を混入させた」という見方が現実味を帯びてきたということだ。
ただ、私は天洋食品における深刻な労働争議が原因ではないかと指摘したが、争議は年明けからであり、毒ギョーザが製造された月日は、それよりはるかに前である。

では、元従業員が農薬を混入したとすれば、一体、なぜなのか?
ここで注目すべきなのは、「同一犯による複数回混入説」が浮かび上がっていることである。
日本の捜査関係者によると、昨年6月にジクロルホスを混入したが、被害が表面化しなかったことで、さらに10月になってより毒性が強いメタミドホスを混入させた―という見方が取りざたされている。

これを受けて、記事を参照させてもらった産経新聞は―メタミドホスはジクロルホスの5倍もの毒性があるという。だとすれば、犯人は「日本の消費者に危害を加えよう」という、極めて強い悪意を持っていたことになる―と指摘している。

従業員の家族も、日本のメディアに「工場の製品の大半は日本向けと聞いている」と答えているくらいだから、従業員であれば、農薬を混入させれば確実に日本国民に被害者が出ることを認識していたと思われる。
ということは、これは日本国民を狙った「毒薬テロ」ということになる。

国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠・副局長は6日「中日友好の発展を望まない少数の過激分子が極端な手段に出たのかもしれない」と述べた。
確かにその可能性はあるだろう。天洋食品は国営企業である。そこで製造した食品によって日本国民に被害者が出れば、日本における対中感情は確実に悪化する。
が、天洋食品の労働条件は厳しく、従業員が不満を持っていることも既に明らかになっている。しかも、従業員の大半は出稼ぎ農民(民工)である。民工が「中日友好」まで考えるだろうか?単純に、会社に対する不満がつのって恨みに転化した結果なのかもしれない。

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いずれにしても、今回の毒ギョーザ事件は、他の中国企業でも十分に起こりえるということだ。そして、農薬が意図的に混入されたとすれば、これの再発を防ぐことはかなりむつかしい。
「中日友好の発展を望まない」、つまり「反中共」、あるいは「反日」の意識を持つ人間がやったにしろ、単純に会社を恨んだ人間がやったにしろ、そういう中国人は至るところにいる。
なにしろ、中共関係者が「今ほど共産党が恨まれている時はない」と指摘するほどである。また、民工は賃金が安く、長時間労働で、保険もまったくない。そして、待遇や雇用関係をめぐって企業と衝突する例が増えている。

さすがに、「反日」意識から今回のような行動に出る者はいないかもしれない(いる可能性はある)が、中共を恨む者、企業を恨む者が同じような行動に出る可能性は大いにある。
農薬中毒は中国ではありふれているから、農薬を混入させることに対する「罪の意識」は、我が国とは比較にならないほど薄いだろう。

中国人向けの食品に農薬を混入して被害者が出ても、中国内でニュースになる可能性は低い。農薬中毒やニセ薬、ニセ保健食品による健康被害は珍しくないからニュース性が低い上、メディアは中共が統制しているからだ。
が、外国は違う。農薬による食中毒が出れば、今回の日本のように大騒ぎになる。米国のように「チャイナフリー」が進行することもある。
であれば、中共に、あるいは企業に打撃を与えるために外国向けの食品に農薬を混入させる、おそろしいことだが、これが杞憂で終わりそうにないところに今の中国の怖さがある。

やはり、他の製造業と同じように、食品業界も製造拠点を中国から(国産も含めて)他のところにシフトするべきである。
中国人自身が、野菜を洗剤で洗う、あるいは市場で物を買わないなど、自己防衛に走っているのが実情である。
そういう国に食糧を依存することの怖さをもっと自覚しなければならない。

参照:3休日に複数犯で混入? 中国毒ギョーザ (産経新聞)

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2008/02/07

過激分子は「日本側かもしれない」だと

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

読者の方から教えていただいたのだが、毒ギョーザを製造した「天洋食品」で驚くべき事故が起きていた。
以下は、FNN HEADLINESからの引用である。

中国製ギョーザの中毒問題で、ギョーザが製造された「天洋食品」で2007年、蒸し器のある施設に閉じ込められた女性が蒸気をかけられ、死亡する事故があったことがわかった。

天洋食品をめぐり、FNNの取材で、衝撃的な証言があったことが発覚した。

2007年、天洋食品で働いていた19歳の女性が、事故で亡くなったという。
女性の母親は「(死亡事故はいつ起きた?)過ぎたことだから、もう言いたくない」、「(工場の対応は?)騒ぐのはもうやめて。もう終わったこと。過ぎたことだから」などと話した。

かたくなに口を閉ざす母親に代わり、友人の女性が証言した。
事故死した女性の友人は「彼女は工場の設備の中に入った。現場に入っていったのよ。蒸すところに。生の肉よ。肉を入れて蒸すの」と話した。

女性は、蒸し器のある施設に忘れた携帯電話を取りに入ったのだという。
そして、中に女性がいたことに気づかず、蒸し器が稼動された。
事故死した女性の友人は「彼女が中に閉じ込められて、出られなくなりました。そこに蒸気がかけられ、翌日ドアを開けてみたら、彼女はもう死んでいたんです」と話した。
天洋食品側は遺族に賠償金を支払い、表ざたにはならなかったのだという。

この件について、元従業員は「(死亡事故のことを知っている?)聞いたことある」と話した。
天洋食品の社員は「すみません、その件については、わたしの責任では答えられませんので」と語った。

天洋食品で2007年、19歳の女性従業員が死亡する事故 FNN HEADLINES

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「天洋食品」については、同社の責任者も中国当局も「ギョーザの製造過程に不備はなかった」「有機リン系農薬成分メタミドホスを使用していなかった」と主張している。
さらに当局は「工場の生産と加工、管理にかかわる従業員30人からも事情を聴取したが、不審点はなかった」と強調している。
つまり、過失も故意もありえない、原因は工場にも従業員にもない―と言っているわけだ。

が、日本国内における調査によれば、工場を出荷後にメタミドホスが混入された可能性は極めて低いと見られている。警察の捜査では、ギョーザを製造後、それを包装する過程で混入したとする見方が強い。
要するに現段階では、故意か過失かまでは判明していないが、「ギョーザの製造過程に問題があった」「従業員を含む個人に原因がある」可能性は非常に高いということだ。

それを、事件発覚のわずか数日後に「ギョーザの製造過程に不備はなかった」「生産と加工、管理にかかわる従業員にも不審点はなかった」と記者会見まで開いて公表する。
本当に調べたのか?本気で事情聴取したのか?と疑いたくなるのは私だけではあるまい。

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上記の記事によれば、事故の被害者は「携帯電話を取りに入った」のだという。これは、携帯電話を肉を蒸す設備内に持ち込むことができる、つまり製造過程の中核に私物を容易に持ち込めるということだ。また、中を確認せずに蒸し器を稼動させる、これは安全確認が「極めておざなり」ということの証明ではないか。

さらに問題なのは、従業員一人が工場の設備内で死亡しているのに、事件が闇に葬り去られていることだ。これは、中国当局や企業が「秘密主義のかたまり」であるということを意味している。
生の肉を蒸す設備に従業員が閉じ込められて死亡した。我が国であれば大変な事件である。管理に抜かりはなかったのか、蒸し器のオペレータに過失はなかったのか、従業員に安全教育を施しているのか等々、あらゆる角度から工場(企業)と個人の責任が追及されるだろう。
それが中国では表ざたにならない。
過去のエントリで何度も言及したが、中国政府及び共産党の「徹底した責任回避」と「人命軽視」、「共産党と政府は常に正しい」という不変の原則、これを象徴するような出来事である。ちなみに「天洋食品」は国営企業。

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中国政府の今回の対応は異例だと言われる。我が国に調査団を送り込み、我が国からの調査団も受け入れた。我が国に対しては協調姿勢も示している。
これは五輪を控えて、この問題をこれ以上大きくしたくない、これ以上中国の食品に対する世界の不信感を高めたくない―という意志の表れだという。
が、6日付の朝日新聞(asahi.com)によれば、国家品質監督検査検疫総局の李春風・輸出入食品安全局副局長は、ギョーザの生産過程でメタミドホスなどが混入する可能性は低いと強調、「今回の事案は構造的な問題ではなく、個別の事案」との認識を示した。

「個別の事案」???
「ふざけるな」と言いたい!!!
これこそ「中国の食品に対する世界の不信感を高める」根本的な原因だろう!!!

5日、昨年の6月3日に製造された「天洋食品」の別の製品から新たに、劇物に指定されているジクロルボスが検出された。これが「構造的な問題」ではなくて何だと言うのだ!!!
事故を隠す、情報を隠蔽する、人命を軽視する、「製造過程に不備はなかった」と責任を回避する―言うなれば、これは“中国の構造的問題”なのだ。

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讀賣新聞(YOMIURI ONLINE)によると、国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠・副局長は「中日友好の発展を望まない少数の過激分子が極端な手段に出たのかもしれない」と述べた。で、王大寧・輸出入食品安全局長は「(少数の過激分子の行動は)中国側かもしれないし、日本側かもしれない」と補足説明した。

が、日中両国の報道を読めば、従業員のほぼすべてが「民工(出稼ぎ農民)」である。
1日13時間労働で週休もなく、で、月給が1万3千円程度。労働者を理由もなくクビにする。これに反発したら「過激分子」???

笑わせるな!!!

客観的に見て、「ギョーザの製造過程に不備はなかった」と居直れなくなったから、「中日友好の発展を望まない少数の過激分子」のせいにする。で、「中国側かもしれないし、日本側かもしれない」と責任の所在をあいまいにする。
やはり、今回の中国の「誠意ある対応」は「単なるポーズ」ということだ。

改めて言う!
今回の事件は、中国政府及び共産党の「徹底した責任回避」と「人命軽視」、「共産党と政府は常に正しい」という不変の原則、これを象徴する出来事である!!!

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こんな国とは絶対に友好関係を築けない!

こんな体制は、必ず崩壊する!!!

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いつもながら、中国にはほんとうに怒りを感じます。
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でもなあ・・・
人間を蒸し殺した設備で作られたギョーザを食っていたと思うと、ぞ~っとする、よな(怒)

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2008/02/03

「独裁国家」と「毒栽国家」はメダルの裏表

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

連日にわたる中国・毒ギョーザに関するエントリで恐縮だが、やはりこの問題を引き続き取り上げざるをえない。我々日本国民の命にかかわる問題だからだ。

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昨日の讀賣新聞朝刊に興味深い記事が載っていた。
―[中国疾走]五輪の陰で(3)信用失墜、悪夢再び―というタイトルの連載である。
以下は、同記事からの引用(抜粋)。

改革・開放政策を発動して30年。中国は積極的に外資を導入し、安価な労働力による「低コスト」と、外国資本が提供する「品質・安全」を組み合わせて製品を作り、輸出してきた。この結果、中国は驚異的な経済成長を遂げ、「世界の工場」となった。しかし、経済成長とともに「世界の工場」を支える人々に「安全意識」が定着したかというと、決してそうとは言えないようだ。

北京の共産党関係者は、こう話す。
「農薬まみれの野菜を作って、自分では食べないとうそぶく農民がいる。肉や加工食品に平然と有害物質を使う業者もいる。中国では人の命が軽い。それは経済成長しても変わっていない」
日中関係筋は「品質・安全は、今も外国企業側が重要な責任を負わざるを得ない。その意味で、今回の事件は、中国の工場側だけの問題ではない」と言う。

「世界の工場」は曲がり角にある。2006年の都市部労働者の年間平均給与は約2万1000元(約32万円)で、01年からほぼ倍増した。
「低コスト」神話がすでに揺らぎつつある中、安全面での信用失墜が重なれば、外資・輸出に依存してきた中国経済にとって、重大な打撃となる。
「安全な食品」のコストが高くつくのは、中国でも常識になりつつある。余裕がある市民は、市場ではなく、高くても安全な食品を売るスーパーマーケットを選ぶ。食の安全のためなら「いくら出してもいい」という富裕層も増えている。ギョーザ事件は、そんな中で起きた。

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「農薬まみれの野菜を作って、自分では食べないとうそぶく農民がいる」
これが共産党関係者の言葉だというのだから二重の驚きである。
しかも、「品質・安全は、今も外国企業側が重要な責任を負わざるを得ない。その意味で、今回の事件は、中国の工場側だけの問題ではない」と言う。
これは開き直りというより、「もう中国側の努力だけではどうにもならない」という“悲鳴”だろう。

―余裕がある市民は、市場ではなく、高くても安全な食品を売るスーパーマーケットを選ぶ。食の安全のためなら「いくら出してもいい」という富裕層も増えている―
これは「中国人自身が自分の国や国民を信用していない」ということを意味している、もうどうしようもない。

「低コスト」神話がすでに揺らぎつつある中、安全面での信用失墜が重なれば、外資・輸出に依存してきた中国経済にとって、重大な打撃となる―まさに讀賣新聞の言うとおりだ。
私は、今まで散々「中国崩壊」に言及してきたが、「(食の)安全面での信用失墜」もその大きな原因になる可能性がある。
自国民が敬遠する食品を誰が食べる???

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讀賣新聞は「生産高を増やすために農民たちが安全性を顧みず、無制限に農薬を使っている実態がある」(中国筋)と書いているが、問題は農薬だけではない。

06年9月、経済都市・上海の病院に、嘔吐やめまい、けいれんなどの症状を訴える336人もの患者が次々に運び込まれた。原因は、豚肉に含まれる「痩肉精(そうにくせい)」と呼ばれる薬による中毒と判明した。

経済発展が著しい浙江省の養豚業者から上海の市場に出回った豚肉であることがわかり、業者は処罰された。痩肉精の正式名は塩酸クレンブテロール。ぜんそく用の薬として開発されたが、心臓への副作用が大きく、高血圧患者の場合、死に至る危険性もあり、世界的に使用が禁止されている。

ところが、この薬を豚の飼料に投与すると、それを食べた豚の肉の赤みが増し、新鮮に見える。政府は1999年から飼料への投入を禁じているが、こうした危険な商売は、今でも横行しているという。

「人体に有害なのは知っている。でも、この薬を使うと、そうでない肉より高く売れる」。ある精肉業者が平然と言った。

同記事からの引用(抜粋)

「人体に有害なのは知っている。でも、この薬を使うと、そうでない肉より高く売れる」と平然と言う。これは、もう個々のモラルの問題ではない。「農薬まみれの野菜を作って、自分では食べないとうそぶく農民」といい、この精肉業者といい、まさに中国社会全体がモラルを喪失していると言っても過言ではない。

ただ、ここで強調しておきたいのは 、中国の農民も家族を愛し、子供の将来を案じる我々と変わらない普通の人間であるということだ。
そんな彼らを農薬まみれの野菜作りに向かわせる動機とは何か???

この根底には「拝金主義」と「想像を絶する格差の存在」がある。そして、これを助長しているのが、何度も指摘した、中国政府及び共産党の「徹底した責任回避」と「人命軽視」、さらには「共産党と政府は常に正しい」という共産党特有の独善性と傲岸さなのである。

政府が、共産党が、無責任で人命軽視であれば、国民がそうなるのは当たり前だ。
政府が、共産党が、「常に正しい」として反省しないのであれば、国民がそうなるのは当たり前だ。

まさに「恐怖の国」「恐怖の社会」
絶対にまともには付き合えない。

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私は、今回の毒ギョーザ事件に関する様々な報道、情報に接するにつれて、もう中国自体が“毒”なのではないかと思うようになってきた。

「独裁国家」と「毒栽国家」はメダルの裏表なのだ!

この国からの食品は、我が国企業が自主管理している農場か、我が国企業自身が生産している工場以外は認めてはならない―
そう確信する。

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中国は「毒栽国家」だと思う皆さん、今後ともよろしくお願いします。

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2008/01/31

故意によるものだった?中国の毒ギョーザ

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

中国製冷凍ギョーザによる食中毒事件が大問題になっている。メーカーは製品の回収を急ぎ、小売店は一斉に店頭から商品を撤去している。
政府は31日午前、関係5閣僚による緊急会議を開いた。福田康夫首相も31日配信のメールマガジンで「まずは被害の拡大を防止するため、商品の回収など緊急にとるべき措置に万全を尽くす。輸入食品に対するチェックが現状で十分かどうか点検する」と強調した。
中国ギョーザを食べた国民が集団食中毒を起こし、うち1人が一時は重体に陥った。そして、その中毒の原因が有機リン系殺虫剤のメタミドホスというのだから、関係業界や政府が緊急措置を取るのは当然だろう。

以前、中国野菜の残留農薬の高さが問題になり、政府はポジティブリスト制度を導入して規制を強化した。が、加工食品は輸入時の検査で、細菌や添加物などをチェックするにとどまり、農薬の有無を調べていない。
まさに検査の「抜け穴」から健康被害が出た形であるから、厚生労働省が「強い衝撃を受けている」のも当たり前だ。政府は中国製加工食品に対する検査も早急に厳格化するべきである。

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今回の問題を引き起こしたジェイティフーズに限らず、日本の食品メーカーは中国を製造拠点として積極的に活用している。製造技術も高まっているうえ、人件費などのコストダウンを図れる利点も大きいからだ。
では、食品メーカーはコストダウンを優先して安全を軽視しているのかというと、一概にそうとは言えない。そもそも冷凍食品は、農薬残留のリスクが生鮮品よりもはるかに低い。
だから「中国の食品はあぶない」と従来から指摘されていたにもかかわらず、中国を製造拠点として積極的に活用しているのである。
日本政府の規制強化を受けて、日本の商社などは中国の農園を自主管理し、使用する農薬の種類や量を制限している。日本の企業もそれなりの努力をしているのだ。

にもかかわらず、今回の事件が起きた。つまり中国で生産した食品は、多少の努力くらいでは安全性を保てないということだ。
おそらく日本国民の「中国製食品離れ」は加速する。小売店も陳列することを敬遠するだろう。そして、中国を製造拠点として積極的に活用している食品メーカーは大打撃を受ける。が、「大打撃」は、チャイナリスクを甘く見た結果だから自業自得である。

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ところで、今回の事件で疑問なのは、冷凍食品は農薬残留のリスクが生鮮品よりもはるかに低いにもかかわらず、農薬による食中毒が発生したことだ。しかも、発生した場所が千葉県と兵庫県(の10人)に限られているのも不思議である。この疑問を解くのに、以下の毎日新聞の記事が参考になる。

中国産ギョーザによる中毒事件で、有機リン系殺虫剤のメタミドホスは、どこで混入したのか。10人の被害者が出た千葉、兵庫両県警の調べでは、問題のギョーザの包装紙には穴などはなかった。商品の外側から注射針などを使って混入した可能性は低く、中国での生産段階で入ったと考えるのが自然だ。

推定できるのは、▽原料である野菜などにもともと残留農薬として付着していた▽工場での製造過程で入った--の2ケースだ。農林水産省によると、メタミドホスは、加熱調理することで分解され毒性も弱くなる。ギョーザは冷凍前に加熱処理されており、残留農薬の可能性は低いとみられる。

工場での製造過程での混入の可能性が高いが、厚生労働省の担当者は「限られた商品で被害が出ていることを考えると、個々の商品になる直前に混入したのではないか」とみる。両県警の捜査では、メタミドホスは商品のパッケージから検出されている。この担当者は「包装段階が最もあり得る」と話している。

中国産ギョーザ:どこで殺虫剤混入? 中国での包装段階か (毎日新聞)

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「限られた商品で被害が出ている」「包装段階が最もあり得る」
つまり、誰かが、何らかの意図に基づいて農薬を混入させた、それも商品のパッケージに付着させて、そういう可能性が高いということだ。
日本の食品メーカーの下請けをやっている中国企業は製造技術も高く、安全基準も日本のものに準じているという。であれば、製造現場に農薬が置いてあり、それが不注意によって混入したとは考えられない。

東京都は31日、回収した冷凍ギョーザについて都健康安全研究センターで検査した結果、有機リン系農薬や、今回と似た症状を引き起こす農薬は検出されなかったことを明らかにした。
これは、農薬が混入した製品がごく一部であることを示している。

北京在住のジャーナリストで「中国の危ない食品」(草思社)の著者、周勍氏は「製造工程がずさんだという可能性もある。農民は栽培野菜が虫に食われて売れなくなるのを恐れ、残留農薬の濃度が高い場合がある」と指摘している。
が、私は、今回はそうではないと思う。

問題は冷凍ギョーザを製造した石家荘市の「天洋食品」で深刻な労働争議が起きているということだ。

女性従業員の家族によると、工場では労働契約更新をめぐり、年明けから経営者と従業員との間でトラブルが起きているという。1日の平均労働時間は13時間で、月給は1000元(約1万5000円)程度。給与引き上げを求める従業員と経営者側との間で再三交渉が続けられたが、経営者側は賃上げを拒否し、暗礁に乗り上げているという。 (毎日新聞)

妻が工場で働いているという40歳代の男性は正門前で、「工場の製品の大半は日本向けと聞いている。最近、雇用契約を巡って労働争議があったばかりで、この工場で何が起きても不思議ではない」と話した。 (同)

「この工場で何が起きても不思議ではない」
つまり、従業員が製造工程で農薬を混入させた、この可能性が高いということだ。理由は労働条件の改善に誠意ある対応を示さない会社側を追いつめるためだ。
しかも、製品は日本向け。たとえ死者が出ても、胸は痛まない。

そうなのだ。
今回の食中毒事件は、傷害、もしくは「未必の故意による殺人」を狙った犯罪だった可能性が高いのである。
これは、もう「中国の食品はあぶない」というレベルを超えている。

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輸入元の日本たばこ産業(JT)の子会社・ジェイティフーズの勝浦秀夫社長など、日本側関係者は記者会見で謝罪した。
が、共同通信によると、天洋食品は30日の電話取材に「なぜわれわれの製品だと証明できるのか」などと述べ、説明を拒んだそうだ。毎日新聞によると、工場は30日夜、正門を閉ざしたままで、押しかけた報道陣の取材に一切応じなかったという。

日本企業が指導して製造技術が高くなったとしても、中国企業の体質は変わらない。従業員はもちろん、消費者も無視。責任感のかけらもない。

日本企業は中国での加工食品の生産をやめよ!
我々は、中国食品の不買を貫こう!

参照1:中国製ギョーザ:「天洋食品」の工場責任者は出勤せず (毎日新聞)
参照2;中国製ギョーザ中毒:福田首相、緊急措置に全力 (毎日新聞)
参照3:中国製ギョーザ中毒:輸入検査に穴 加工食品、農薬は対象外 (毎日新聞)

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おかげさまで昨日、アクセス数が1万7000を、訪問者数が1万を超えました。ココログの今日の「記事ごとアクセスランキング(デイリー)」でも、「反日」主義者の脳内を解剖する―が14位、大阪府知事選で恥をさらした小沢一郎―が17位。
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2008/01/24

高騰する賃金:中国は成長モデルを転換できるのか?

このバナーは、2008年8月7日まで常にトップに表示されます。ボイコットに賛成の方はこちらまで。Bandeau_gb
       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

昨日、グローバリゼーション(globalization)について言及した。そして「WTOこそがグローバリゼーションの核心なのだ」と書いた。
で、このWTO体制下でもっとも恩恵を受けたのはどこか?というと、それは中国なのである。
グローバリゼーションの勝者は米国でもEUでもない。中国こそが真の勝者である。

中国は、今では「世界の工場」と呼ばれ、世界最大の貿易黒字と世界一の外貨準備高を誇る。国内総生産(GDP)は、今や世界第4位(既にドイツを抜き第3位とも言われる)。
米国系のファンドや海外のメディアの中には、中国を「近い将来の超大国」と見る向きもあるほどだ。

が、その中国で今、急速な変化が進行している。「世界の工場」と呼ばれる最大の原動力になった「安い労働力」に異変が起きているのだ。

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中国で労働者の権利を大幅に強化した「労働契約法」が1日に施行され、勤続年数など一定の条件を満たした従業員は、自動的に終身雇用されるようになった。企業側は短期の契約社員も含めて退職金を支払うことも義務づけられ、日系企業などは人件費などのコスト上昇に備え、中国戦略の見直しを迫られている。

■格差を是正
労働契約法は、勤続10年以上の従業員や、数年単位の雇用契約を勤務先と2回連続で更新した従業員を対象に、事実上の終身雇用となる「無期限の契約」を勤務先と結べる権利を与えている。企業は従業員が期限付き契約の方を希望しない限り、無期限契約にしなければならない。

また、企業が従業員を解雇する場合は、1年間などの短期契約の満了時も含めて、労働補償金(退職金)の支払いが必要になる。

中国では、2006年の都市部の平均賃金は月約1738元(約2万5600円)と、10年間で約3倍に増えた。だが、農村部からの出稼ぎ労働者の賃金は、北京や上海など比較的高い地域でも700元(約1万300円)程度にすぎず、休日や福利厚生も不十分だ。中国政府は、新法で格差を是正したい考えだ。

~後略~

中国の人件費さらに上昇 労働契約法施行 日系企業戦略見直しへ
(2008/01/20 讀賣新聞)

中国の労働者の労働条件が、賃金も含めて改善されるのは悪いことではない。が、10年間で3倍というのはあまりにも急だ。5~6年前は1万円前後と言われていたから、10年間で3倍、5年間で2.5倍ということになる。
これは、驚異的な高成長が長年にわたって続いたために、ここ数年、都市部で労働力不足という事態が生じていること。加えて、中共体制に対する国民の怨嗟の声が高まる中で、党中央が遅まきながら、経済成長至上主義からの脱却と、「調和のとれた持続可能な発展(科学的発展観)」を打ち出したことも影響していると思う。

讀賣新聞の記事は次のように続く。

中国では、企業所得税法も1日に施行され、外資系メーカーなどへの法人税の優遇税制が撤廃された。
従来、中国の法人税率は33%だったが、国や各省などが外資誘致のために設けた工業団地(開発区)に進出すれば、12%の優遇税率などが適用されてきた。
しかし、法人税率は外資も含めて全国一律25%となり、開発区に進出した企業の税負担は増える。

各地の法定最低賃金も毎年のように上昇し、コストアップの材料は目白押しだ。上海で従業員約500人を抱える日系アパレル大手からは、「5年から10年単位で考えれば、今の体制ではやっていけなくなる」との懸念も聞かれる。

三井住友銀行企業調査部の薗田直孝・上海グループ長は、「労働集約型の繊維などの製造拠点は、人件費が安い内陸部や国外に移るか、付加価値を高める戦略が求められる」と指摘する。新法を機に中国撤退を検討する香港や台湾の中小企業も多いとされ、安い労働力に着目した中国での経営モデルは、いずれ転換を迫られそうだ。(同上)

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賃金の大幅な上昇、労働契約法施行と併せて法人税も2倍以上。