中国(社会)

2015/05/10

中国・人民元紙幣の顔は未だに大虐殺者=毛沢東

中国の人民元紙幣は、未だに毛沢東の肖像画で飾られている。
毛が発動した1960年代の文化大革命の死者は、実数は現在もはっきりしないが、下限で400万人、上限で1000万人とされている。
このほかにも50年代に毛の推進した大躍進政策で、下限で2000万人、上限で5000万人もの餓死者を出した。
つまり毛沢東は、少なくとも2400万人以上(最大で6000万人)の自国民を死に至らしめたことになる。
が、中国共産党(中共)は「毛は誤りもあったが功績の方が大きい」とし、未だに国父として崇めている。
その典型的な例が人民元紙幣の肖像画だ。

なぜ中共は、毛沢東の権威に未だに依存するのか?
それは、彼らの歴史が偽造されているからだ。

中共が中国を独裁支配する根拠が二つある。
一つは、中共の指導下で経済が成長し、国民生活が年々豊かになっているということ。
もう一つは、中共が日本帝国主義に勝利し、統一中国を再建したということ。
要するに、中共なくしては今の中国はありえなかった、と言う論法だ。

が、これは虚構である。
国民生活が以前より豊かになっていることに異論はない。
しかし、共産主義の基本的理念である「平等」ははるか遠くにかすんでしまった。
眼の前にあるのは底なしの腐敗だ。
また、日本帝国主義に勝利したのは中共ではない。
勝利したのはアメリカ帝国主義だ。
百歩譲っても、勝者は中国国民党であり中共ではない。
中共(八路軍)は日本軍と国民党軍に挟撃され、逃げ回っていただけではないか。

にもかかわらず、中共は最終的に勝利した。
それは日本の無条件降伏後、満州を占領したソ連軍の強力な支援を得たからだ。
にもかかわらず中共は、自らの独裁支配を正統化するために「中共が日本帝国主義に勝利し、統一中国を再建した」というプロパガンダを譲ろうとはしない。

中共独裁体制は、常に崩壊の危機と背中合わせである。
外にはアメリカ帝国主義と言う超大国がそびえている。
内では格差が絶望的なまでに拡大し、巨額の賄賂をため込んで海外に逃亡する裸官(腐敗官僚)が後を絶たない。
上部構造が共産党独裁で、下部構造が市場経済と言う歪な中共体制は今、軋んでいる。
だから愛国心を煽り、外へと膨張して周辺国との軋轢を引き起こす。
こんな中共にとって、もう信仰に近い毛沢東崇拝は、何ものにも変えがたい強い味方なのである。

確かに毛の下で何千万人も死んだ。
が、農奴状態で、常に戦火に怯え、学問などまったく無縁だった中国の民衆にとって、農奴から解放し、戦火を終息させた毛沢東は未だに英雄であり、建国の父なのだ。

だから中共は永遠に毛沢東に依拠せざるを得ない。
これが数千万人の自国民を殺した毛を、人民元紙幣に飾る理由である。

こんな中共が支配する中国に毅然と対応する安倍総理は、それだけで十分評価に値する。

Mao


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2012/11/14

倒壊した超近代的な橋に見る水ぶくれ中国の実体

このブログでは、これまで中国における底なしの腐敗について何度も言及してきた。
その一例が、昨年6月11日に紹介した完成間際の超高級マンションの倒壊だった。

Chaina_mansion_houkai_2

それにしても見事な倒壊ぶりである。
基礎部分から丸ごとひっくり返っている。
このマンションの売り出し時の価格は、12000元~13000元/㎡≒167000円~181000円/㎡、倒壊時(2009年6月27日)は17000元~18000元/㎡≒237000円~250000円/㎡にまで上昇していた。
これを我が国の3LDK80㎡に当てはめると、1900万円~2000万円になる。
中国の中間層の所得を勘案すれば、感覚としては“億ション”と言ってもよいだろう。
その“億ション”でも、施工レベルはこの程度なのだ。

こういう驚愕すべき手抜き工事が横行するのは、業者と行政当局が癒着しているからだ。
業者は多額の賄賂を当局に提供し、その分を手抜きで補う。
当局は賄賂の見返りとして、その手抜きを黙認する。
今の中国では、このようなことが日常的にまかり通っている。

私は、この時、やがて公共事業でも同じことが起きるはずだと指摘したが、この私の予測は見事に的中した。

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下は、開通から1年も経過していないのに倒壊した超近代的な橋の画像である。

China_bridge2

China_bridge

以下は、倒壊を報じる共同通信のニュース。

中国メディアによると、中国黒竜江省ハルビン市の「陽明灘大橋」が24日朝に崩壊し、大型トラック4台が落下、3人が死亡、5人が負傷した。

橋は約19億元(約235億円)を投入して建設され、2011年11月に開通したばかり。当局は事故の原因を調べている。

インターネット上には「安全性の審査はどうなっているんだ」「官僚の腐敗が招いた事故」などと批判が殺到している。(共同)

中国で橋が崩壊 8人死傷 開通1年足らず ネットで批判殺到 2012/08/24

約19億元(約235億円)を投入して建設された橋が1年足らずで崩壊。
インターネット上には「安全性の審査はどうなっているんだ」「官僚の腐敗が招いた事故」などと批判が殺到している、と言うが当然だろう。
しかし、批判が殺到しても、また同じようなことが起きる、間違いなく。
なぜなら、この事故は過失によって引き起こされたものではなく、意図的な手抜きによるものであることは疑いないからだ。
つまり、現代中国が抱える構造的な問題が、開通1年足らずの橋の崩壊という形で表出したのである。

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昨年も倒壊とまではいかないが、開通後半年で使い物にならなくなった高速道路のニュースが報じられている。

China_highway2

甘粛省の天定高速道路では、約30キロメートルにわたって穴、割れ目、陥没が多数発生し、高速道路としての機能を果たせなくなった。
全長235キロの建設に87億元(約1040億円)が注ぎ込まれたという。

87億元(約1040億円)の成果がこれである。
誰が見ても、どう考えても「手抜き工事」としか思えないが、担当者は大まじめに反論を試みている。

天定高速道路プロジェクト弁公室の張志勇常務副主任は、
「建設資材はチェックしたが、すべて合格品だった」
ただし、
「大部分は基準すれすれの合格品だった。累積効果により一連の問題が出たのだろう」
と弁明。

担当者が臆面もなくこういう弁明をするところが凄い、と言うか常軌を逸している。

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胡錦濤は、今月に開催された第18回中国共産党大会で、
「一部では腐敗現象が次々と起きている。我々はこうした問題を重視して真剣に解決しなければならない」
と決意表明した。
が、最高指導部の政治局常務委員クラスでも巨額の不正蓄財を行い、資金を海外に不正送金し、しかも家族を海外に住まわせている。
つまりトップが、現体制はいつ崩壊するか分からないと認識しているのだ。

こういう国、こういう社会では、小役人や小金持ちが上に倣って不正を働くのは当たり前であり、胡錦濤が本気で解決する気があるのなら、まず最高指導部自らが襟を正さなければならない。
が、現実は、胡錦濤が科学的発展観を打ち出してから9年以上が経過するのに、事態は一向に改善される気配がない。

要するに、今の中国社会では不正を働くことが正常であり、それに異を唱える方が異常なのだ。
だから「建設資材はチェックしたが、すべて合格品だった」「(ただし、)大部分は基準すれすれの合格品だった。累積効果により一連の問題が出たのだろう」というような信じがたい厚顔無恥の弁明が飛び出すのだ。

中共指導部は、今回の共産党大会で、
「2020年までにGDPと国民の平均所得を2010年に比べて2倍にする」
という新たな目標を掲げた。
が、手抜きと不正が当たり前のように横行するGDPなど、いつ崩壊してもおかしくない。

我々は、水ぶくれ中国の実体を直視しなければならない。

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2012/10/11

「かたつむりの家」に見る中国中間層の悲哀
日常をも蝕む底なしの腐敗と堕落

私は基本的に本を読まない。
理由は時間がないのと、読みたいと思う本が少ないからだ。
だから知り合いから頼まれた本くらいしか読まない。
もちろん昔はよく読んだ。
小学校低学年から30代くらいまでは何でも読んだ。
小説、ノンフィクション、哲学書、社会科学、童話、伝記等々。

今は別に本を読まなくても影響はない。
新聞は毎日隅々まで読むし、TVニュースは欠かさず見る、ネットサーフィンもしょっちゅうやる―今のところこれで十分である。
ところが、そんな私が気合を入れて読んだ本がある。
編集者の紹介だったせいもあるが、その「BOOK」データベースを読んで興味をそそられた。

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                  上海、かたつむりの家
                  六六 (著), 青樹 明子 (翻訳)
                  価格:¥ 1,995
                  プレジデント社 (2012/8/30)

本は北京の放送局でテレビ化され大ヒットしたそうだ。
が、その後の上海での放送は突然中断された。
なぜか?
前代未聞の出来事に、中国人たちはこう囁き合っていた。
「内容があまりに事実だからね(太事実了)」

私たちは報道で見る中国人しか知らない。
そこではそのほとんどが「反日」の愛国者である。
が、実際はそうではない。
私は、香港の活動家が尖閣諸島に上陸した日、香港ではその行為を支持する集会より「ドラえもん祭り」に圧倒的多数の市民が押し寄せていた事実を知って、ちょっと意外で少しだけほっとした。
日本でも政治的、社会的出来事に関心の高い層は声がでかいが、そうではない層は声が小さく(あるいは無言で)、そして彼らの方が多数派なのだ。
私たちは、この現実を忘れてはならない。
日本でも原発反対派は声がでかく、報道だけだと国民の多くが反対派に思えるが、実際はそうではないのと同じ現実が中国にもあるのだ。

Amazonの内容紹介に

本書『上海、かたつむりの家』は、大都市・上海で生きる男女4人の可笑しくも切ない夢と現実、希望と挫折の物語です。
貧富の拡大、拝金主義、土地の高騰、住宅問題、官僚の汚職、不倫・愛人問題、ローン地獄……など、
普段のニュース報道ではなかなか見えてこない現代中国の都市──上海──で暮らす中国人の苦悩が赤裸々に描かれています。

とあるが、そのとおりである。
翻訳もよくできていて、読んでいて飽きない。
価格が高いのが難点だが皆さんに一読をお勧めする。

日本の中間層も、高度成長時代はマイホームが夢で、次が3C(カー・クーラー・カラーテレビ)だったが、今の中国も全く同じである。
違うのは報道の自由がなく、政治が限りなく腐敗堕落し、社会的格差が絶望的なまでに大きいことだ。
この本を読むと、中共のプロパガンダの向こうにある中国社会の実際の一端が見えてくる。
小遣いに余裕のある方は是非読んでほしい。

なお、「蝸居」は直訳で「カタツムリの家」(カタツムリの殻)だが、現地では猫の額ほどの狭い家を意味する。

平成24年10月11日 坂 眞

【追記】
やはり中国の崩壊は近い。
痛感する。

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2012/03/21

極限にまで達し始めた中国社会のモラル喪失

昨日、父親の思い出話の一つとして、中国軍(国民党軍)がいかに残虐だったかに言及した。
その残虐ぶりは半端じゃなくてね。
捕虜の両手足を切り落とすなんて当たり前。
相手が民間人(非戦闘員)でもお構いなし。
それは、戦前の1937年7月に起きた通州事件や戦後の1947年2月におきた228事件を見れば容易に分る。
参照1:通州大虐殺:中国の戦争犯罪 2005/06/13
参照2:台湾独立運動の源流 228革命 2005/06/30

そもそも、「生きて虜囚の辱を受けず」という戦陣訓の有名な一節は、日清戦争の時、日本兵が捕虜になると、あらゆる残虐な方法で苦しめられたうえに殺されたことに由来する。
清軍(中国軍)は、日本人捕虜の手や足を切り、首を切り、睾丸を抜き、男根を切り取り、胸部を割って石を詰めるなどした。
このため日本軍の第一軍司令官であった山縣有朋は、「敵の生捕りする所となるべからず、むしろ潔く一死を遂げ、以って日本男子の名誉を全うすべし」と言わざるを得なかったのだ。
「生きて虜囚の辱めを受けず」とは、単に死ぬまで戦えという意味だけではないのである。
もちろん清軍が国民党軍になっても中国軍の本質はまったく変わらない。
それを証明しているのが通州事件や228事件における国民党軍の残虐非道な行いである。

China_photos     捕虜の首を木の枠で固定して吊るし、餓死するまでそのまま放置する中国軍(1937年 上海)

ところで、なぜ中国兵は残虐なのか?
しかも、敵に対してだけではなく自国民に対しても同様に残虐非道である。
これは清軍は皇帝の軍であり、国民党軍は国民党の軍だったからである。
つまり、清軍も国民党軍も「国家の軍」ではなく皇帝の私兵、国民党の私兵だったのだ。
だから自国民を掠奪し、強姦し、殺害しても何とも思わない。
ましてや相手が敵兵であり、敵国民であればなおさらだった。

もちろん当時の中国の文化レベルや民度も大いに影響している。
法律がなきに等しい社会、あってもまったく通用しない社会、「法治」ではなく「人治」だから権力者はやりたい放題。
警察も兵士も権力者に右に倣え。
自国民を掠奪し、強姦し、殺害するのも当たり前。

これは今の中国も基本的には変わらない。
軍も警察(公安)も行政も裁判所も、すべては中国共産党(中共)に帰属するのであって国家ではない。
だから、共産党幹部やその子弟、及び警察や行政当局者による信じがたい人権侵害が横行する。
そして、それは中国社会において何ら不思議ではないことになる。

以下のニュースは、まさに信じがたい出来事だが、これがあの国の現実なのだ。

中国東部の安徽省亳州で、暴漢に襲われて倒れていた女子高生を、警察が死んだ浮浪者と判断。生きたまま田んぼに捨てられる事件が起きた。中国では昨秋、ひき逃げされた女児が見捨てられたまま死亡する事件が起きており、再び大きな衝撃が走っている。

女子高生が襲われたのは今月11日夜。地元メディアによると、学校で大学受験の模擬試験を受けた後、帰宅途中だった。12日夕、衣服が乱れ、血を流して溝に倒れている女子高生を村民が発見し、110番通報。女子高生は生きていたが、現場に来た警官は凍死した浮浪者と判断し、救急車も呼ばず、地元政府に「遺体運搬車で運ぶように」と連絡した。現場では「まだ息があるんじゃないか」という村民もいたという。

その後、地元政府が手配した運搬車の運転手は女子高生を、10キロ弱離れた別の村の田んぼに捨てた。13日午前10時ごろ、村民が女子高生を見つけて救急車を呼んだ。村の警察の調べで後頭部を鈍器で殴られたことや、身元が判明。女子高生は倒れてから、気温が0度近くまで下がる屋外に計2日間も放置され、危険な状態が続いていたが、峠は越えたという。

中国警察、息のある女子高生を「凍死」 業者が田に遺棄 (朝日新聞)

暴漢に襲われて倒れていた女子高生を、警察が死んだ浮浪者と勘違いするか?
現場では「まだ息があるんじゃないか」という声があがっているのに「遺体運搬車で運ぶように」と指示するか?
地元政府から指示された運搬車の運転手が女子高生を、10キロ弱離れた別の村の田んぼに捨てるか?
「再び大きな衝撃が走っている」どころじゃないだろう?
が、これが人民の党=中国共産党が支配する国の実態なのだ。

私利私欲の塊、人間らしさのカケラもない。
それを党幹部や行政当局者、警察、軍人が率先垂範するのだからこの国とその国民は救われない。
私は、中共体制は経済的矛盾が原因で崩壊すると考えているが、案外、社会的モラルの喪失が極限にまで進むことで自壊し始めるかもしれないと思うようにもなった。

こんな国と「東アジア共同体」?
バカ=民主党に付ける薬はないな。
こんな国や国民に「旧日本軍は残虐だった」なんて言われたくない。

参照:第二次上海事変における中国人による日本人捕虜の残虐処刑

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2011/12/08

中国援助の橋 崩壊! 原発は大丈夫か?

最初、以下の記事を読んだ時、インドネシアも中国と同じかぁ…と思った。
先月27日のことだ。

ロイター通信などによると、インドネシアの東カリマンタン州で26日、長さ約700メートルの橋が崩落、少なくとも4人が死亡、数十人が負傷した。当局は27日も救助活動を継続、崩落の原因を調査している。

ロイターなどによると、死者の中には6カ月の乳児も含まれているという。これまでに約40人が救助された。

目撃者は「みんな叫んでいた。パニックになりながらも、岸まで泳いで助かった人がいる」と証言。バスやバイクも川に転落したという。(共同)

橋が崩落4人死亡 インドネシアで数十人負傷

Houraku

橋が古かったのか?
メンテナンスを怠っていたのか?
等々考えたが、しょせん途上国、こんなもんだろう、くらいに受け止めた。

ところが、数日前、思わぬところで真実を知った。
「インドネシア 橋 崩落」で検索したところ次の記事に出会ったのだ。

【11月28日 AFP】(一部更新)インドネシア・東カリマンタン(East Kalimantan)州サマリンダ(Samarinda)で26日、同国内最長のクタイ・カルタネガラ(Kutai Kartanegara)橋が崩落する事故があり、当局者がAFPに語ったところによると、これまでに少なくとも10人の死亡が確認された。33人以上が行方不明という。

マハカム(Mahakam)川にかかる全長720メートルのクタイ・カルタネガラ橋は、インドネシア国内最長の橋で、2002年に中国の支援を受けて建設された。米サンフランシスコ(San Francisco)のゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)を模したデザインとなっている。

目撃者の話によると、橋は大きな衝撃音とともに崩れ始め、上を走行していた車両や路線バス、オートバイなどが川に投げ出された。必死で川岸まで泳ぎ着いた生存者もいるが、水中で崩壊したがれきの下敷きになったままの人々もいるとみられる。

スシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono)大統領は、事故原因の調査を命じた。崩壊原因は現時点では不明だが、事故当時は鋼鉄ケーブルの修理中で、災害管理当局によるとこのケーブルが切れたことが事故に関連している可能性があるという。

マハカム川は同州で最長の河川で、州内のテンガロン(Tenggarong)とテンガロン・セベラン(Tenggarong Seberang)を結ぶ交通路でもある。(c)AFP

720メートルの橋崩落、死者・行方不明者40人超 インドネシア

Houraku2

なんと崩落した橋は中国が建設していたのだ。
あぁやっぱり。
すごく納得するとともに怒りがこみ上げてきた。
築9年の橋でケーブルが切れるか?
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを模しているというから、見栄えだけは立派なのだが中身はスカスカという、まさに中国が造った橋にふさわしい出来栄えだ。

設計に欠陥があったとも思えるが、おそらく手抜きか建設資材の不良が原因だろう。
しかし、欠陥品を海外にまで持ち込んでほしくないよな。
完成間近の橋が突然崩落する、同じく高級高層マンションが土台ごとひっくり返る、1000億円かけた高速道路が半年で走行不能、中国で何があろうと驚かないし、それで中国国民に被害が出ても同情する気も失せてきた。
新幹線をぱくった高速鉄道の事故も同じだ。
が、今回は海外にまでそれを持ち込んだ、という点で改めて怒りを感じる。

フィナンシャル・タイムズによると、中国の2009~10年の途上国向け融資額は少なくとも1100億ドルで、なんと世界銀行の1003億ドルを上回ったという。
つい最近まで中国は自らを途上国と称し、世界銀行やアジア開発銀行から巨額の低利融資を受けていた。
1日1ドル以下で生活している自国民が1億人以上いる、というのがその理由だった。

世界銀行もアジア開発銀行も、つまり欧米も日本も甘いよな、ほんとうに。
中国は援助を受けながら、逆に自らはアフリカや南アジアを中心に巨額の援助を実行し、資源をかき集めてきた。
有人宇宙船を飛ばしながら、どこが「途上国」というのだ。
にもかかわらず世界銀行は、今後5年間の中国向け融資規模を年間15億ドルに維持するという。
2011年6月30日現在、世界銀行の中国向けの融資約束は491.5億ドルにのぼり、融資先のプロジェクトは337件、実行中は73件。(朝日新聞
日本は世界銀行の第2位の出資国である。
もう少し中国向け融資を考え直してほしいものだ。

ところで、中国では13基(総設備容量は1080万kW)の原子炉が稼働中で、建設中、あるいは計画中のものは計70基にのぼる。
そして2050年までに230基(3億2400万kW)まで増やし、世界最大の原発大国となる計画だという。
この事実、読者の皆さんは怖くないだろうか?
私は恐怖を覚える。
架橋後間もない橋や完成間近の高層マンションが崩壊する、高速道路や高速鉄道が欠陥工事で使用不能になる、これはまだ被害が少ない。
が、原発事故はそうはいかない。

Genpatu

中国内でも「人材不足」と「品質問題」を危惧する声があがっているという。
原子炉はお得意のパクリである。
私は近い将来、中国で深刻な原発事故が起きるに違いない、と憂慮している。

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2011/10/25

中国の道徳崩壊は毛沢東の神格化にあり

しかし酷いニュースだった。
私は中国ウォッチャーで、人民網や博訊新聞網、Searchina、Record Chinaなどをよく読んでいる。
すると、ビックリするような情報によく出くわす。
中には「今の時代にこんなことってあり?」と考え込んでしまうような無残極まりないものもある。
が、今回の事件はさすがに酷すぎる。

今月13日、広東省仏山市で、2歳の少女・悦悦ちゃんがひき逃げ事故の犠牲になった。
事故を起こした車は、悦悦ちゃんにぶつかったことに気がつきながらそのまま走り去った。
で、その際、後輪で再び少女を轢いた。

その後、7分間に18人もの通行人が通り過ぎたが、誰も少女を助けようとはしなかった。
その間に別の車がもう一度、悦悦ちゃんを轢いた。
事故後、悦悦ちゃんは集中治療室(ICU)で治療を受けたが、死亡した。

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この事件は日本のメディアでも大々的に取り上げられた。
超大国への道を驀進する現代中国の負の部分を象徴する事件として。
もちろん事件は中国国内でも大きな注目を集めた。
そして、ネットの調査によると、中国人の80%が「中国社会の道徳は大きく後退した」と感じていることが明らかとなった。

「礼儀の国」中国でなぜ道徳が失われてしまったのか?
ネットでは、「拝金主義の蔓延が原因」との回答が44%を集め、最多となった。
続いて32%の「刑罰が軽すぎる」が2位となっている。

「礼儀の国」中国―というネット調査の前置きは噴飯ものだが、この事件はさすがに衝撃だったようだ。
下の映像を見れば、それも納得がいく。
よちよち歩きの幼子を車で轢き、いったん停止しながら、何食わぬ風で走り去る車。
血を流しながらもがいている子に、一瞥もくれずに、あるいは覗き込みながら通り過ぎる人たち。
そして転がったゴミでも轢くようにして走り去る2台目の車。
もう狂った社会としか言いようがない。

中国では、防犯カメラに映った人々のあまりの「無関心ぶり」に衝撃が走っている。

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正直、私は衝撃を受けた。
人々の冷たさにではない。
2歳の幼子の命が、こういう形でいとも簡単に奪われる光景に対してだ。
これは何なのか?
日本では絶対にありえないことが当たり前のように目の前に広がっている。

それは「拝金主義の蔓延」のせいではない。
「刑罰が軽すぎる」はもっと違う。
おそらく、人の命は羽毛より軽いとされる中国人の価値観が影響している。
そして、他人にかかわるとロクなことがないという中国社会の現実を反映している。

日本では、助けてくれた人を加害者呼ばわりして警察に突き出したり、慰謝料を請求したりすることはまずないが、中国ではそういうことが間々ある。
転んだ老婆を助けた若者が、その老婆に「突き飛ばされた」と訴えられて損害賠償を払わされたという信じられない事件も起きている。
他人の善意を逆手にとって自らが利益を得ようとする輩が、かなりの割合でいるのだ。
それを可能にしているのが、正義とは無縁の警察と公正という言葉が存在しない司法である。

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中国は有史以来、法治の経験がない。
人治の連続である。
日本は、少なくとも100年以上の法治を積み重ねてきた。
だから、たとえ総理大臣の子どもであっても犯罪を犯せば逮捕され裁判で裁かれる。
が、中国はそうではない。

昨年、中国のネットをもっとも騒がせた名前は何か?
それは「李剛」である。
河北省保定市で起こった「李剛事件」。
高級外車を運転する若者が河北大学構内で女性2人を撥ねた。
1人は死亡、もう1人は重傷。
にもかかわらず若者は、平然と走り去ろうとした。
しかし、居合わせた河北大学の学生や警備員に取り囲まれて逃走を断念。
そこで若者が発した言葉が、「できるものなら訴えてみろ!オレの親父は李剛だぞ!」である。

「俺の親父・李剛」は保定市の公安局副局長。
公安局は警察に相当する。
つまり若者の父親「李剛」は、保定市警察のNo.2だったのだ。

李啓銘(22歳)。
下された判決は懲役6年。
前途有為な女子大生1人を死なせ、1人に重傷を負わせた。
しかも李啓銘は飲酒運転だった。
それでもたった懲役6年。
数年前までドロボーでも死刑が適用される国だったのに。

李啓銘はこれまでも、おそらく「オレの親父は李剛だぞ!」で数多くの無法行為を見逃されてきたに違いない。
それだけ警察は、正義とは無縁なのだ。
そして懲役6年に、公正さに欠ける司法の実態が透けて見える。
なお、親父の李剛は保定市内に5軒もの家を所有しているという。

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Maosihei

皆さんは、日本人には想像もできない中国人の自己中心ぶりと、その人命軽視について、それが中国の歴史であり伝統である、と思うかもしれない。
が、文化大革命(文革)を経験した人の話を読んでいると、その歴史と伝統が毛沢東の時代にさらに酷くなったと感じる。

文革では「反革命分子」を摘発するために密告が奨励された。
あるときは誤解で、あるいは妬みと嫉みで告発される。
告発されたら市中引き回しの上、よくて矯正所送り、処刑されることも珍しくなかった。

いつ、誰から密告されるか分からない社会、それは隣人かも知れない、同僚かも知れない、そう思ったら他人など一切信用できなくなる。
そういう時代が10年以上続いた。
いや、もっと前の大躍進の時代からそうだった。

だから中国人は本当のことを言わなくなった。
ウソと分かっていても、自己防衛のためにそれに追随した。
そして他人を信用しない、他人と深く付き合わない。
この毛沢東の支配下で確立された風土が清算されないまま今に至っているのだ。

文革で死んだ中国人は400万人とも1000万人と言われ、いまだにはっきりしない。
中共当局が文革と毛沢東をタブーにしているからだ。
つまり中国社会は市場経済に転換したものの、政治的には毛沢東時代の体制が基本的に継続されているということだ。
本当のことを言ってはならない社会、他人を信用してはならない社会。

毛沢東は1950年代の大躍進で2000万人を死に追いやった。
文革と合わせれば2400万~3000万人になる。
通常であれば、弟子であったカンボジアのポルポトのように大虐殺の首謀者として断罪されるのが当たり前である。
ところが天安門広場には未だに毛沢東の巨大な肖像画が掲げられている。
人民元も毛沢東だ。

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今の中国は虚構の上に成り立っている。
中国共産党が中国を解放したという神話、毛沢東は革命と解放の父であるという神話、中国は常に東アジアの超大国であったという神話。
巨大なウソの上に成り立っている国家と、それに依拠する支配層。
不正と腐敗が社会の隅々にまで蔓延るのも無理はない。

私は、中国社会の道徳崩壊は毛沢東の神格化と中共による支配が根本にある、と思っている。

参照:80%が「中国社会の道徳は後退した」と回答=少女ひき逃げ放置事件

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2011/10/17

誘拐後、硫酸で障害者にして物乞いさせる 中国の衝撃

昨日に続き、世界第2位の経済大国・中国の実態を報じるニュースを紹介しよう。
大昔の話ではない。
今年2月の記事、つまり現在進行中の出来事である。

中国で、誘拐されたり貧困のため親に売られた児童への関心が高まった。中国社会科学院農村発展研究所の于建嶸教授が自らが児童解放のための運動を始め、誘拐された4人を発見したことを明らかにしたことなどがきっかけだ。中国ではこれまでも誘拐や児童売買が問題視されていが、于教授の動きに刺激された政府・公安部も改めて問題解決のため本格的に動きはじめた。中国新聞社などが報じた。

誘拐された児童の多くは、「物乞い」をさせられている。安徽省阜陽市の農村部には、古くから児童を使う「物乞い集団」の根拠地があるという。かなりの数の児童が「憐れみを誘う」ために、刃物や硫酸などの薬品で、障害者にさせられている。

物乞いの児童には毎日の“ノルマ”が課せられる。稼ぎが悪いと殴る蹴るなどで痛めつけられるので、体を傷つけることを受け入れる児童もいる。「集団」には、自分も元は誘拐された児童だった大人も多い。

これまで、「物乞い集団」の大人が一緒にいる児童を「自分の子だ」と主張した場合、警察は介入しにくかった。于教授は、街頭で撮影した物乞いをしている児童の写真を大量にインターネットで発表し、「心あたりがある人は、連絡してほしい」などと呼びかけた。他のユーザーも于教授に協力。警察も「児童解放のための写真撮影運動」を支持し、捜査の結果、これまでに誘拐された児童4人を発見したという。(編集担当:如月隼人)

誘拐後、硫酸などで障害者にして物乞いさせる…中国・児童虐待

Monogoi1

今日は時間がないので簡単に書こう。
最近の中国は、先進国型の民主主義的資本主義よりも中国式の独裁的資本主義の方が優れている、と主張している。
表面的に見れば、そう思えるところもある。
EUはギリシャの財政危機に端を発した金融危機で大揺れだし、米国は3年連続で財政赤字が1兆ドルを突破し、失業率は9%台に高止まりしている。
日本もデフレを克服できず、景気回復の実感は薄い。
が、中国はリーマンショックを乗り越え、2010年の経済成長率は10%を超えた。
これが中国が強気になる理由である。

China_gdp

しかし、私が書き続けているように、中国の経済成長は典型的なバブルであり、その中身はまさにブラックボックスと言ってもよい。
中国は、建前上は今でも「社会主義国」である。
が、「社会主義国」であるのは統治体制だけで、経済は資本主義である。
つまり中国式の資本主義とは、共産党の独裁下に市場経済があるという、歴史上稀な体制なのだ。
だから、不良債権が発生しない(どこかに消える)し、インフラも急速に整備されていく。
ただ、中国経済を支えているのは相変わらず外資であり、旺盛な国内需要も一皮剥けば蜃気楼のようなものなのだ。
※ベトナムのドイモイが似ているが、民富・民主を目標に掲げている点で根本的に違う

独裁だから権力者の意向で利権が左右される。
だから賄賂が権力者に集中する。
権力者がすべてを掌握しているのだからそうしないと仕事が回らないのだ。
で、賄賂に費やした分を事業者は手抜きする。
だから、信じられないような事故が起きるのだ。
賄賂だけではない。
権力者は、自らの利権のために庶民の土地を強奪し、業者とグルになって“開発”をごり押しする。
その見返りが、年間10万件を超える暴動である。
また、権力者は立地や採算を度外視して荒野に近代的ニュータウンを建設する。
その結果、何百ものゴーストタウンが生まれ、そこに投じられた何十兆円という資金は砂漠にまかれた水と同じになる。
が、それでも中国は高度成長を続ける。

上部構造が共産党独裁で下部構造が市場経済という、水と油が共存するような歪な体制では、倫理や道徳が育つはずもない。
すべてが上意下達であり、権力者の行動を規制するのが権力者のみという状況では規範などあってなきに等しいのだ。
例えは悪いが、「ドロボーにドロボーを取り締まらせるようなもの」なのである。
そして、少しでもドロボーを批判すると、その先に待っているのは「拘禁」か、良くて「自宅軟禁」である。
このような体制下で金儲けが奨励されたらどうなるのか?
「金儲けのためには手段を選ばず」、これしかない。
そういう価値観の下で「物乞い」がビジネスになり、誘拐された子どもは障害者にされて路頭で乞食にされる。
そして公安(警察)は「物乞い」業者から「みかじめ」を徴収し、見て見ぬふりをする。
それが今の中国である。

中共体制に明日はない!

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2011/10/16

1000億円をドブに捨てた?中国高速道路の手抜き工事

私のブログは中国や韓国を批判するエントリが多い。
これに対し、あるとき、「レイシスト(人種差別主義者)」と罵られたこともある。
また、おそらく中国人だと思うが、「中国の未来は明るい。あなたは中国の発展を嫉妬している」という趣旨の、つたない日本語による批判を受けたこともある。
言うまでもないが、私は差別主義者ではない。
中国に嫉妬などするはずもない。

私は、真の「日中友好」や「日韓友好」が実現すれば素晴らしい、と心底思っている。
が、中国や韓国の現実がそれを阻害している。
その核になっているのが「反日教育」であり、中国の場合はそれに中共体制という悪魔的体質が加わる。
何度も書いたが、韓国は「反日国」であり、我が日本に劣等意識とその裏返しとしての歪な競争意識を持つ国である。
が、この国は脅威ではない。
しかし中共体制下の中国は脅威であり、しかも既成メディアではその内実がほとんど報道されない。
だから私は、より多く中国の現実をみなさんにお届けするのだ。

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高速鉄道と地下鉄、現代の先進社会を支える基幹的交通インフラである。
この交通インフラを中国は超短期間で普及させた。
高速鉄道の総延長は日本を大きく上回っているし、最大の都市上海の地下鉄網も東京のそれより発展している。
が、今年、その高速鉄道と地下鉄で、相次いで深刻な人身事故が発生した。
その理由は未だに明確にされていないが、人為的ミスとシステム障害が重なった結果のようだ。
ただ、それは単なる人為的ミスやシステム障害ではなく、現代中国が抱える本質的な問題である。
国家プロジェクトが権力による利権拡大の手段と化し、「民生」の核心である「人命」が軽視されてきた実態がそこに凝縮されている。

さて、高速鉄道や地下鉄と並ぶ先進社会を支える基幹的交通インフラと言えば高速道路である。
では、中国における高速道路は安心なのか?
以下は、最近明らかになった驚くべき高速道路の実情である。

甘粛省で天定高速道路の約30キロメートル分で、全面的な補修が進められている。問題部分は約半年前に開通したが穴、割れ目、陥没が多数発生し、高速道路としての機能を果たせなくなったからという。中国新聞社が報じた。

天定高速道路は、連雲港(江蘇省)とカザフスタンの国境の街、ホルゴス(新疆ウイグル自治区)を結ぶ連霍高速道路の一部で、沿海部と内陸を結ぶ「中国の高速道路の「骨格部分」のひとつとされる。

問題の約30キロメートル部分で、トラックなど大型車両は通行禁止になった。乗用車の通行は認められているが、実際に走ってみると路面に大小の穴が無数にあり、「前方には常に危険が待ち構えている」状態。「ボロボロになった田舎道と同様の状態」という。「前方で路面沈降。制限時速20km」などの標識も見られる。

道路補修はすでに始まっている。現場責任者によると「7月上旬に着手したから、もう2カ月以上は補修を続けている」という。多くの部分では、舗装のアスファルトをはがし、路盤がむきだしになっている。

甘粛省交通庁の天定高速道路プロジェクト担当者は「こんな道路ができてしまい、われわれも苦しんでいる」と述べた。プロジェクトの張志勇副主任は「6月末に、穴や陥没が発生していることを知った。7月上旬には専門家に調査してもらい、補修を始めた」と説明した。

甘粛省交通庁工程局の談応鵬局長は、「施工会社が、いい加減な仕事をした」と説明。中国では一定規模以上の建設工事を行う際、施工会社とは別の会社が監督をすることになっているが「監督会社も是正を求めなかった。6月下旬から7月まで雨が続き、問題が一気に深刻化した」と主張した。

中国では、建設プロジェクトの際に施工会社などが必要な建材・資材を減らしたり基準に満たない粗悪品を使って、不正に利益を出す事件がしばしば発生している。行政も黙認して、会社側と利益を“山分け”するケースもある。

天定高速道路の問題でも疑惑を感じる人が多いが、同プロジェクトの張副主任は「建設資材はチェックしたが、すべて合格品だった」と主張。ただし、「大部分は基準すれすれの合格品だった。累積効果により一連の問題が出たのだろう」という。(編集担当:如月隼人)

高速道路「開通後半年」で使い物にならなくなり大補修=甘粛

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Ousoku

Kousoku1

Kousoku2

記事から予想するよりはるかに酷い惨状である。
やはり画像というのは極めて訴える力が強い。
それにしても、日本的感覚では「信じられない」の一言だ。

新華網によると、全長235キロの建設に87億元(約1040億円)が注ぎ込まれたという。
約1040億円の成果がこれ?
やっぱり中国!
ため息しか出ない。
誰が見ても、どう考えても「手抜き工事」としか思えないが、担当者は大まじめに反論を試みている。

天定高速道路プロジェクト弁公室の張志勇常務副主任は、「建設資材はチェックしたが、すべて合格品だった」。ただし、「大部分は基準すれすれの合格品だった。累積効果により一連の問題が出たのだろう」と(爆)

中国の国民は、金が貯まると海外に移住(逃亡)したいと考えているらしい。
現に、金持ちほど海外に永住権を持っているという。

これがGDP世界第2位の実態なのだ。

「中国の未来は明るい。あなたは中国の発展を嫉妬している」わけがないだろう?

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2011/10/14

暴虐の帝国 中共体制下の中国の現実を見よ!

これまで何度も現代中国の異常さについて言及してきた。
①病院ぐるみで行われる組織的乳児売買
②同情を買うために障害を負わされた挙句、物乞いをさせられる誘拐された子どもたち
③公的機関による計画的な死刑囚の臓器売買
④完成間近に波打つように崩壊した鉄筋のない近代的な橋
⑤見事なまでに基礎部分から仰向けにひっくり返った完成間近の高層高級マンション
⑥障害者を監禁し、奴隷のように酷使する家具製造工場
⑦党や警察や裁判所に庇護される事故続発の違法炭鉱……
もう数え上げたらキリがない。

以上の事実を知った後で、次の記事を読んでもさして驚かないのかもしれない(爆)

黒龍江省ハルビン(哈爾浜)市で21日早朝、集合住宅の約4分の1が倒壊した件で、中国地震局工程力学研究所が派遣した被害調査チームは、「残った部分には安心して住んでよい」との考えを示した。中国新聞社が報じた。

建物が崩れたのは同市南崗区革新街にある6階建ての集合住宅。建物の端の約4分の1の部分が倒壊した。住人2人が午前3時半ごろ、壁に亀裂が発生し、大きくなっているのを発見。他の住民に呼びかけて避難したため、死傷者は出なかった。住人らが建物を出てから約1分で、本格的な倒壊が始まったという。

倒壊した部分の屋根が、倒壊しなかった部分から突き出る形で残った。危険なので撤去作業が始まったが、21日午後0時すぎ、作業員1人が落下して重傷を負った。命綱を付けていたが、切れた。命に別状はないという。

被害調査チームは残った建物を調べ、「亀裂は生じていない。建物の構造も安定している。住人は恐がらなくてよい。これまで通り、安心して住んでよい」との考えを示した。ハルビン市は地図の「A」の位置。(編集担当:如月隼人)

Condominium

6階建て集合住宅倒壊で専門家「残った部分にはまだ住める」=中国

しかし、すごいよなあ。
マンションが部分的に崩落するのもそうだが、被害調査チームが「亀裂は生じていない。建物の構造も安定している。住人は恐がらなくてよい。これまで通り、安心して住んでよい」との考えを示したのはさらにすごい。
もう絶句、とはこのことだ。

ただ、絶句ならまだマシだ。
次のニュースは、もう人間のやることではない。

【北京時事】中国政府は暴力的な土地・建物の収用や立ち退きを防止するため、新条例を施行した今年1月から6月までに違法、不当な措置で死傷者が出た事件が全国で11件あり、地方政府の幹部ら計57人を規律違反で処分し、刑事責任を追及するため31人を立件したことを明らかにした。新華社電が25日、伝えた。

吉林省長春市で3月に起きた事件では、不動産開発会社が住民182世帯の同意を得ずに、住宅の解体を始め、立ち退きを拒否した48歳の女性ががれきに埋まって窒息死した。法規に基づいた手続きを取らなかったとして、副市長がけん責、区長が免職になるなど12人が処分を受け、市長が市民に公開謝罪。開発会社社長ら11人が立件された。

57人処分、31人立件=立ち退きで死傷、半年で11件
(2011/09/26 時事通信)

これは完全に殺人である。
年間10万件を超える暴動の大半は土地がらみというから、ここで報じられている事件は氷山の一角に違いない。
なお、別の報道では、窒息死した48歳の女性は警察に何度も電話をし、助けを求めていたという。

(以下、抜粋)

共同声明によると、調査対象の11件のうち6件が違法な取り壊し。残る5件は規定には沿っているものの、“暴力的な手法”を用いたことが問題視されている。

その一つが、今年3月、長春市で起きたケースだ。地方政府と住民が、立ち退き及び補償に関し、合意に達していなかったにもかかわらず、地方政府の下請けの不動産開発会社に雇われた数百人の作業員が、建物を無理矢理、取り壊したという。

その際、48歳の女性ががれきの中に生き埋めになった。女性は携帯電話で警察に4度、救出を求めたが、警察が現場に到着したのは通報から50分が経過した頃だった。女性の親戚は、崔市長が設置していた“公共ホットライン”にも電話をかけたが、応答はなかったという。ようやく現場に駆け付けた警察官は当初、不動産開発業者側の「中には誰もいない」という言葉をうのみにして、捜索さえ拒否したというから、あきれるほかはない。結局、女性は窒息死し、2日後に遺体が収容されたという。

火種生む…中国の強制的な土地収容

          土地収用、汚職官僚、警察の粗暴 Tochisyuyou2            土地収用をめぐり警官隊と対峙する村民(広東省韶関市)

もう警察もグルと言うしかないが、処分の対象にならないところが中国らしい。
戦前の日本でも、「公の利益」のために「私の権利」が無視されるという事態はしばしばあった。
そういう意味では、人権が十分に保障されていたとは言いがたい。
が、そこには法治が貫かれており、今の中国のように権力と悪徳業者が結託し、法を無視して民の財産はおろか人命までも蹂躙するという暴虐行為が横行することはなかった。

民主主義の基本は人権であり、人権の核は人の命である。
ところが今の中国は、人命より国家の利益、と言うより共産党と共産党官僚の利益のためにすべてが動いている。
日本の戦前、あるいは戦後の一時期にも公的利益のために人権が侵害される、ということはあった。
が、権力者が私利私欲のために多数の国民の人権を蹂躙することなどありえなかった。
それに比べれば、中国の現状は、まさに私利私欲が公権力の基本になっている。
今年7月、死傷者200人以上という大事故を起こした中国の高速鉄道。
この高速鉄道の建設をめぐっては、最高責任者だった劉志軍・鉄道部長(大臣に相当・失脚)と鉄道部技術部門トップの張曙光・総工程師(逮捕)の2人が、合わせて2300億円以上もの不正資金(賄賂)を得ていた。

中国都市部の者の平均月収は約3万円である。
2300億円という賄賂の額が、いかに巨額なものであるかがよく解る。
いや、もう想像を絶する。
しかも、張・総工程師はその不正資金を海外に預けていたというから、遠からず外国に移住(逃亡)するつもりだったのだろう。

国民の財産と命を奪い、海外に逃亡する共産党の幹部たち。
この国の未来は真っ暗闇であることは間違いない。

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2011/09/12

計画人口100万人が実は2万8600人 中国バブルの象徴

私は、6月14日に「衛星写真に見る中国各地の驚くべきゴーストタウン」というエントリを書いた。
これは、中国各地で進行中のバブル開発の凄まじさを衛星写真を通じて明らかにするものだった。
その一部が下の画像である。

Chineseghosttown                  車はおろか、人っ子一人見当たらないニュータウン

ところで、最近、そのバブルによって作り出されたゴーストタウンの中でも最大と言われる街に関する記事と地上写真に出会った。
先の衛星写真も驚くべきものだったが、今回のものもそれ以上に衝撃的だ。

What Modern Ghost Town Looks Like

Thursday, October 7, 2010

In general, ghost towns are normally old towns and cities that were emptied because of natural or human-caused disasters or failed economic activity. But how come that a new-brand city became a ghost town? You’ll see it after the jump. We’ll talk about Ordos, a wealthy coal-mining town in Inner Mongolia. One of its districts, Kangbashi is known as a modern ghost town. Kangbashi was designed to have more than 1 million people but remains absolutely empty after the project was launched in 2004. In six years, the authority has spent about $2,6 billion to transform the area into a postmodern metropolis with government towers, skyscrapers, museums, libraries, theaters, sculpture squares and luxury dwellings. Despite the fact that almost all of the infrastructure is finished, the lack of schools, hospitals, taxis, high-speed internet, cable TV and entertainment facilities discouraged people to join Kangbashi. If you go there now, you’ll have more chances to meet street cleaners than pedestrians there.

現代のゴーストタウンはどのような風景か?

2010年10月7日(木曜日)

一般的にゴーストタウンとは、普通は自然災害や人為的災害、あるいは経済の破綻によって廃墟になった古い町や都市のことである。
しかし、なぜ真新しいブランド都市がゴーストタウンになったのか?
以下の画像にそれを見ることができる。
内モンゴル自治区南部の石炭に恵まれた町、オルドスについて話そう。
この町にある康巴什(カンバシ)新区という地域は現代のゴーストタウンとして知られている。
康巴什新区は人口100万人以上の街として設計されたが、2004年にプロジェクトが開始されて以降、まったく空のままである。
そのエリアを政府庁舎や超高層ビル、博物館、図書館、劇場、彫刻の広場や高級マンションが立ち並ぶポストモダンの大都会に転換するために当局は6年間で約26億ドルを費やした。
にもかかわらず、基幹施設のほとんどすべてが完成したのに、学校、病院、タクシー、高速インターネット、ケーブルテレビ、娯楽施設の欠如は、康巴什新区に住もうとする人々を落胆させた。
今そこに行けば、歩行者より街路清掃者により多く出会うだろう。

(翻訳:坂 眞)

Ordos_3                       オルドス市の位置

Ordos2                          オルドス市郊外の風景

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What_modern_ghost_640_14                      砂漠の奥に霞むポストモダンの大都会

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2010年4月13日付のサーチナも次のように報じている。

内モンゴル自治区オルドス市が建設した、総面積32平方キロメートルの高級住宅地「康巴什新区」に、入居者がほとんどいないと批判されていることについて、同区管理委員会の楊満喜副主任が反論した。チャイナネットが報じた。

「康巴什新区」は人口100万人の居住地として計画されたが、最近の統計でも入居者は2万8600人。「鬼城(亡霊都市)」、「空城の計」、「清掃作業員の方が多い」、「人通りはまったくなく、まるで人類滅亡のSF映画」、「住宅バブルのシンボル」などと批判されている。

楊副主任は、怒りを秘めた表情で「鬼城」との言い方に反論。「旧市街の東勝区では、70万人が部屋探しに困っていた。オルドス市民は裕福になり、部屋を持てるようになった」と説明。「現在の入居率は低いが、過渡期における正常な現象。1、2年後を見てほしい。状況は必ず変化している」と述べた。

強気の根拠は、カシミヤや石炭産業でうるおい、市民1人当たりのGDPが2007年末に、北京や上海を上回ったことだ。「康巴什新区」の住宅新築物件も、販売で成約が相次いでおり、1平方メートル当たり価格は6000元(13日為替レートで約8万2000円)と、中国沿海部の大都市とほぼ同じ水準に達したという。

ただし、不動産業者によると、6000元前後の価格で売れていることは事実だが、入居する人は少ない。バス路線の不備や、「新区」にはタクシーが極端に少ないことなどで、「まだ、住むには不便すぎる」と考える人が多い可能性がある。オルドス市は乾燥地帯にあり、「新区」の出現で、水道として利用している地下水が欠乏するとの指摘もある。「不人気」の根本的な理由は、建物だけを作り、総合的なインフラ整備の配慮が希薄だったからとの主張がある。

政府機関は「新区」に越したため、現在の住民は多くが公務員という。同市には、中央政府の意向を無視してゴルフ場を建設したことでも、批判の声が高まっている。

“亡霊都市”建設で当局が釈明・反論―内モンゴル・オルドス サーチナ

で、「1、2年後を見てほしい。状況は必ず変化している」と地方政府の責任者は言ったが、現実はどうなのか?
今年の8月19日付日経ビジネスは、「中国のドバイ」はゴーストタウン」と報じている。

現地リポ:「中国のドバイ」はゴーストタウン
100万人都市目指すオルドスは人影もまばら
 日経ビジネス

約26億ドルの巨費を投じたのに人口2万8600人。

さすがは中国。

我が国のバブルとはスケールが違う。

これをバブルと言わずして何と言う?

【追記】
午前中は、ココログのメンテナンスによりご迷惑をおかけしました。
ココログに代わりお詫び申し上げます。

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